JP4659458B2 - 会陰部筋力増強装置 - Google Patents
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Description
尚、上記の骨盤底筋収縮運動は動作が非常に単純であるばかりでなく、 骨盤底筋がどの程度に収縮され弛緩されるか全く目で確認されないので、自身の意志だけで単調な運動を反複的に行う以外に方法が無いので、健康に非常に 有益である事は既に知っておりながらも、これを持続的に実践する事が出来ない問題点があった。
上記 第1感知手段(53)と第1表示部(57)の間にはコントローラー(50)が連結されて構成された事を特徴とする。
上記コントローラー(50)には第1感知手段(53)より伝達される力や圧力データを初期化させる初期化ボタン(56)が連結されて構成された事を特徴とする。
上記指圧具組立品(2)は着席者の会陰部を上部に加圧する指圧ヘッド (20)と、この指圧ヘッド(20)に連結されてこの指圧ヘッド(20)を昇降させる昇降手段(30)で構成された事を特徴とする。
上記指圧ヘッド(20)は昇降手段(30)の上端部に上下に回動可能にヒンジ 結合され、上記指圧ヘッド(20)と昇降手段(30)の間には指圧ヘッド(20)の先端部又は後端部を昇降させて上記昇降手段(30)に対する指圧ヘッド(20)の相対的な角度を調節するように構成された角度調節手段(20a)が具備された事を特徴とする。
本発明の第2特徴に依れば、着席者の会陰部を上部に加圧して骨盤底筋 (P)の中央部が上方に押し上げられる様にする指圧具組立品(2)と、この指圧具 組立品(2)に設置されて着席者が骨盤底筋(P)を収縮させる時、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り下方に押さえられる流体チェンバー(60)と、この流体チェンバー(60)に連結されて流体チェンバー(60)より伝達される作動流体の圧力を表示する第2表示部(71)を含めて構成された事を特徴とする会陰部筋力増強装置が提供される。
上記第2表示部(71)は作動流体の圧力を指針(72a)に依り外部に表示させる流体圧力計(72)である事を特徴とする。
その他にも、上記第2表示部(71)と流体チェンバー(60)の間には 作動流体の圧力を感知する圧力センサー(71a)と、この圧力センサー(71a)の信号を入力させるコントローラー(50)を更に具備した事を特徴とする。
上記コントローラー(50)には圧力センサー(71a)より伝達される圧力データを初期化させる初期化ボタン(56)が連結されて構成された事を特徴とする。
その他にも、上記第2表示部(71)は流体チェンバー(60)に連結されて この流体チェンバー(60)より伝達される作動流体の圧力に依り内部のピストン(73)が押し出される様になっているシリンダー(70)と、この シリンダー(70)内部に設置されて上記ピストン(73)を作動流体に対向するように弾止する弾性手段(75)と、上記ピストン(73)に連結されて前後進しながら上記指圧具組立品(2)に作用する力や圧力を外部に表示させる指示針(77)を含めて構成された事を特徴とする。
本発明の第3特徴に依れば、着席者の会陰部を上部に加圧して骨盤底筋 (P)の中央部が上方に押し上げられるようにする指圧ヘッド(20)と、この指圧 ヘッド(20)を上部に弾止する弾性手段(28)と、上記指圧ヘッド(20)の下側に 設置されて着席者が骨盤底筋(P)を収縮させる時、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り 指圧ヘッド(20)が下降される長さを感知するか、指圧ヘッド(20)が接触されるかの可否を感知する第2感知手段(53a)と、この第2感知手段(53a)に連結されて感知されたデータを外部に表示させる第3表示部(80)を含めて構成された事を特徴とする会陰部筋力増強装置が提供される。
ここで、上記第3表示部(80)と第2感知手段(53a)の間にはコントローラー(50)が連結されて構成された事を特徴とする。
本発明の第4特徴に依れば、着席者の会陰部を上部に加圧する指圧ヘッド(20)と、この指圧ヘッド(20)に連結されて指圧ヘッド(20)を昇降させる昇降手段(30)と、この昇降手段(30)を上部に弾止する弾性手段(28)と、上記昇降手段(30)の下側に設置されて着席者が骨盤底筋(P)を収縮させる時、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り昇降手段(30)が下降される長さを感知するか、昇降手段(30)が接触されるかの可否を感知する第2感知手段(53a)と、この第2感知手段(53a)に連結されて感知されたデータを外部に表示させる 第3表示部(80)を含めて構成された事を特徴とする会陰部筋力増強装置が提供される。
ここで、上記第3表示部(80)と第2感知手段(53a)の間にはコントローラー(50)が連結されて構成された事を特徴とする。
本発明の第5特徴に依れば、着席者の会陰部を上部に加圧して会陰 筋(P)の中央部が上方に押し上げられる様にする指圧具組立品(2)と、この指圧具組立品(2)を上部に弾止する弾性手段(28)と、上記指圧具組立品(2)に連結されて着席者が骨盤底筋(P)を収縮させる時、この指圧具組立品(2)と共に連動されて指圧具組立品(2)の下降長さを表示する指示計(85)を具備した第4 表示部(88)を含めて構成された事を特徴とする会陰部筋力増強装置が提供される。
本発明の第6特徴に依れば、指圧具組立品(2)に依り着席者の会陰部を加圧する段階と、圧迫された骨盤底筋(P)を収縮させて上記指圧具組立品(2)を 押し出す段階でなり、着席者が指圧具組立品(2)に依り圧迫された部分を収縮させてこの指圧具組立品(2)を押し出す事で、簡便に骨盤底筋(P)収縮運動が成されるようにした事を特徴とする会陰部筋力増強方法が提供される。
ここで、骨盤底筋(P)の収縮に依り上記指圧具組立品(2)を押し出す力か 、圧力又は指圧具組立品(2)が押し出されるのを感知する段階と、感知されたデータを外部に表示する段階を更に含めて成された事を特徴とする。
(発明を実施するための最良の形態)
図 1と 図 2はそれぞれ本発明に依る第1実施例の分解斜視図と断面図である。これを参照すると、本発明に依る第1実施例はシート部(10)中央に具備されて着席者の会陰部を上部に圧迫する指圧具組立品(2)と、この 指圧具組立品(2)に設置されて図10の骨盤底筋(P)収縮時、指圧具組立品(2)に作用される力や圧力を感知する第1感知手段(53)と、この第1感知手段(53)に連結されて感知された力や圧力を外部に表示させる第1表示部(57)で構成される。この時、上記指圧具組立品(2)は着席者の会陰部を上部に圧迫する指圧ヘッド(20)と、この指圧ヘッド(20)を昇降させる昇降手段(30)で構成される。
上記シート部(10)は図2の様に、シートフレーム(17)の上面にクッシヨン部材(18)が配置され、このクッシヨン部材(18)は主カバー(45)に依り覆われて構成される。この時、上記シートフレーム(17)の中央部には上下に貫通された開口部(11)が形成され、この開口部(11)上側のクッシヨン部材(18)と主カバー(45)は開口部(11)と対応される形状に切開されて上記開口部(11)が上下に貫通されるように形成され、この開口部(11)を通じて上記指圧ヘッド(20)が昇降される事が出来るように構成される。尚、上記開口部(11)の上側には指圧ヘッド(20)を覆う補助カバー(40)が設置されるが、この補助カバー(40)は上記指圧ヘッド(20)がシート部(10)上側に上昇される時、指圧ヘッド(20)を覆った状態でも指圧ヘッド(20)の昇降を阻害しないように主カバー(45)に比べて弛緩されて設置されるか弾性力が優秀な材質で構成される。
上記指圧具組立品(2)は着席者の会陰部を上部に圧迫する指圧ヘッド (20)のみで構成される事が出来、図示された様に、指圧ヘッド(20)を昇降手段 (30)の上部に装着して上下に昇降される様に構成する事も出来る。この時、 上記指圧ヘッド(20)はその内部に振動モーター(29)が装着されて着席者の会陰部を振動マッサージする事が出来る様に構成され、この指圧ヘッド(20)の上面には着席者の会陰部に指圧効果を高める為に、多数個の指圧突起(21)が突出 形成される。尚、上記指圧ヘッド(20)には図面に図示されない磁石が具備されて会陰部の血液循環を促進させる事も出来る。
この時、上記指圧ヘッド(20)は昇降手段(30)の上端部に固定設置される事も出来るが、図 3の様に、昇降手段(30)の上端部に回動可能にヒンジ結合されると共に、上記指圧ヘッド(20)と昇降手段(30)の間には角度調節手段(20a)が具備されて昇降手段(30)に対する指圧ヘッド(20)の角度を使用者の便宜に従い、調節して使用する事が出来るように構成する事も出来る。この様な角度調節手段(20a)の一例としては、上記指圧ヘッド(20)に連結設置されたジャッキナット(20b)と、昇降手段(30)に垂直設置された補助モーター(20d)と、この補助モーター(20d)の回転軸に具備されて上記ジャッキナット(20b)に結合されるジャッキスクリュ-(20c)で構成される。その他にも、図面には図示しなかったが、上記指圧ヘッド(20)と昇降手段(30)の間にくさびブロックをスクリュー軸に依り押し入れる方式、又はカムに依り指圧ヘッド(20)の先端部か後端部を持ち上げる方式、指圧ヘッド(20)のヒンジ結合部をワームギアに依り回転させる方式等、指圧ヘッド(20)と昇降手段(30)の間に設置されて指圧ヘッド(20)の角度を調節する事ができれば、多様な変形例が全て適用可能である。
この様な角度調節手段(20a)が指圧具組立品(2)に設置されると、使用者が上体を後ろによこたえる場合、会陰部の後方側が会陰部の前方側に比べて相対的に低く成るので指圧ヘッド(20)の後方を下げて会陰部の角度と指圧ヘッド(20)の角度を一致させて使用する等、着席姿勢に依り指圧ヘッド(20)の角度を便利に調節して使用する事が出来で望ましい。その他にも、着席者が鍛錬しようとする会陰部の前方又は後方を選択的に指圧ヘッド(20)に依り、更に圧迫される様にして収縮運動させると、願う部位の運動効果を高める事が出来で望ましい。
上記昇降手段(30)は図 2の様に指圧ヘッド(20)を昇降させて着席者の 会陰部を指圧又はマッサージするか、日常業務時、指圧ヘッド(20)を下降させて長期間着席しても会陰部を圧迫しない様にするものである。この様な昇降 手段(30)はモーターとねじ軸に依る昇降方式又は、ソレノイドやシリンダーに依る昇降方式又はリンクに依る昇降方式等、指圧ヘッド(20)を昇降させる事が出来れば全てが含まれる。
この様な昇降方式の中で、その代表的な例としてモーターとねじ軸に依る昇降方式をよく見調べると、上記 シート部(10)底面に固定設置されるブラケット(32)と、上記指圧ヘッド(20)の底面に固定装着されて上記ブラケット(32)に垂直に設置されるねじ軸(31)と、上記ねじ軸(31)に連結されて指圧ヘッド(20)を昇降させる昇降モーター(33)で構成される。
尚、上記昇降モーター(33)は回転軸にワーム(34)ガ装着され、上記ねじ軸(31)にはワームギア(35)が設置され、このワーム(34)とワームギア(35)が 互いに噛み合って作動される。又、上記ワームギア(35)はブラケット(32)に 依り上部に支持されて回転されながら上記ねじ軸(31)を昇降させる様になる。 又、上記ワームギア(35)とブラケット(32)の間には摩擦力を減らず為のベアリング(36)と後述する 第1感知手段(53)がそれぞれ装着される。
尚、 場合に依っては上記ねじ軸(31)がブラケット(32)に支持された状態で昇降モーター(33)に連結されて回転し、上記指圧ヘッド(20)はこのねじ軸(31)にねじ結合されてねじ軸(31)を回転させると指圧ヘッド(20)が昇降される様に構成する事も出来る。
その他にも、上記昇降モーター(33)は後述するコントローラー(50)に連結されてその回転角度が制御される様にし、このコントローラー(50)は入力部(55)と連結されて信号入力されると同時にモード別作動プログラムが内装されて上記入力部(55)を通じて作動モードを選択すると、前もってプログラムされた所に従い昇降モーター(33)及び振動モーター(29)、第1表示部(57)等が作動される様に構成するのが望ましい。
従って、この様な昇降手段(30)に依り指圧ヘッド(20)が上昇されると、 図 10の様に、骨盤底筋(P)の中央部が指圧ヘッド(20)に依り上部に押し上げられるが、この様な状態で上記骨盤底筋(P)を収縮させると、上部に押し上げられた 骨盤底筋(P)が下方に引き付けられながら指圧ヘッド(20)を下降させる事になる。この時、図 2の昇降手段(30)には第1感知手段(53)が垂直方向に接触設置されて指圧ヘッド(20)を下降させる骨盤底筋(P)の収縮力を感知して外部に表示する事が出来るように構成される。
この為の一つの例として、上記第1感知手段(53)はブラケット(32)と ワームギア(35)の間に装着されて骨盤底筋(P)の収縮時の圧力や力を感知し、 感知されたデータは第1表示部(57)に伝達されてLEDを駆動させるか,ディジタル表示器を駆動させて外部に表示させる。この時、上記第1感知手段(53)は 昇降手段(30)以外にも指圧ヘッド(20)を上下に分割形成してその間に設置するか、指圧ヘッド(20)と昇降手段(30)の間に設置する等骨盤底筋(P)収縮時指圧ヘッド(20)に作用される力や圧力が伝達される所には何処でも設置する事が出来るのは勿論である。
その他にも、上記第1感知手段(53)は指圧具組立品(2)に依り会陰部を 指圧、マッサージする時にも会陰部に作用される圧力や力を感知して 第1表示部(57)を通じて外部に表示される様にする事で、使用者が自身に合う圧力や力で調節して使用する事が出来る様にする効果もある。
上記第1表示部(57)は第1感知手段(53)より伝達された力や圧力データを外部に表示させるもので、第1感知手段(53)と第1表示部(57)の間に図 2のコントローラー(50)が連結されると感知されたデータをディジタル化された数値等の多様な方式で表示可能であるので望ましい。尚、場合に依っては上記第1感知手段(53)と第1表示部(57)の間に別途のコントローラーが連結されなくても第1感知手段(53)に依り伝達されるデータを増幅器等を通じて第1表示部(57)に伝達してアナログ形態で表示することも出来るのは勿論である。
上記コントローラー(50)には第1感知手段(53)より伝達される力や圧力データを“0”に初期化させる初期化ボタン(56)が連結される。従って、 使用者が初期化ボタン(56)を押した後骨盤底筋(P)を収縮させると、指圧具組立品(2)に作用される使用者の体重が排除された状態で骨盤底筋(P)収縮時の力や圧力だけが外部に表示されて望ましい。
尚、本実施例では指圧具組立品(2)が椅子のシート部(10)に装着された 場合だけを例示的に説明したが、場合に依っては上記指圧具組立品(2)がシート部(10)に装着されなくて特立的なユニットで製作して、この指圧具組立品(2)を床に下ろし、その上に着席して 第1表示部(57)を通じて骨盤底筋(P)の収縮及び弛緩程度を確認しながら骨盤底筋(P)収縮運動をすることも出来る。
以上の構成に依る本発明の第1実施例は上記指圧ヘッド(20)が上昇された状態でこの指圧ヘッド(20)に依り上部に押し上げられた図 10の骨盤底筋(P)を収縮させると、上記指圧ヘッド(20)が骨盤底筋(P)の収縮力に依り下降されながらこの時の圧力や力が図 2の第1感知手段(53)を通じて感知されて第1表示部(57)を通じて外部に表示される。
その他にも、上記指圧ヘッド(20)が昇降手段(30)に依り上昇されながら 着席者の会陰部を上側に圧迫して指圧又はマッサージを並行する事も出来る。 この時、上記指圧具組立品(2)には第1感知手段(53)が設置されて指圧、 マッサージ時の圧力や力を第1表示部(57)に依り外部に表示する事で、自身に合う力や圧力で調節して使用する事が出来るようにする。
この様な第1実施例のモード別に作動関係を図 2と図 10を参考にして説明すると次の様である。先ず、入力部(55)を通じてマッサージモードを 入力させると、上記指圧ヘッド(20)が昇降手段(30)に依り上昇されて着席者の 会陰部を上部に圧迫すると共に、振動モーター(29)が作動されて会陰部を 振動マッサージする事で、会陰部周辺の筋肉及び経穴にたまった疲労を回復させるようになる。
継続して、指圧モードを入力させると上記指圧ヘッド(20)が昇降手段 (30)に依り着席者の会陰部周辺を数秒乃至数分の間、上部に強く圧迫してから下降して圧迫を解除し、更に上昇して決められた時間の間圧迫してから圧迫を解除する等の課程を持続的に反複して会陰部周辺の経穴を専門指圧師が指圧をするのと同一な方式で指圧する事で、循環機能を正常に回復させるか機能を向上させる指圧効果を持つようになる。
次に、運動モードを入力させると上記指圧ヘッド(20)が昇降手段(30)に依り上昇されて図 10の様に、着席者の骨盤底筋(P)中央部を上方に押し上げた 状態で維持されるが、この様な状態で着席者が骨盤底筋(P)を収縮させると、 指圧ヘッド(20)に依り上方に押し上げられた骨盤底筋(P)が下方に引き下げられる様になる。この時、図 2の上記昇降手段(30)には第1感知手段(53)が垂直方向に接触設置されて、この第1感知手段(53)に依り下降圧力や力が感知されてコントローラー(50)に信号が伝達され、このコントローラー(50)は入力されるデータを第1表示部(57)を通じて外部に表示させる事になる。従って、着席者は骨盤底筋(P)が収縮されて弛緩される程度を直接目で確認しながら興味を持って骨盤底筋(P)収縮運動を持続する事が出来る。尚、上記 コントローラー(50)には図示していないタイマーが内装されて骨盤底筋(P)収縮時間を第1表示部(57)を通じて外部に表示させると、骨盤底筋(P)の収縮及び弛緩時間を使用者が正確に調節しながら運動をする事が出来て望ましい。
一方、本発明の第2実施例は図 4の様に、シート部(10)の中央に上部に突出される指圧具組立品(2)と、この指圧具組立品(2)に設置される流体チェンバー(60)と、この流体チェンバー(60)に連結されて流体チェンバー(60)より伝達される作動流体の圧力を表示する第2表示部(71)で構成される。
この時、上記指圧具組立品(2)は着席者の会陰部を上部に加圧する指圧 ヘッド(20)と、この指圧ヘッド(20)を昇降させる昇降手段(30)で構成される。 尚、上記シート部(10)と指圧ヘッド(20)、昇降手段(30)は前述した第1実施例 と同一なので、以下詳細な説明を省略する。
上記流体チェンバー(60)は指圧具組立品(2)に設置されるもので、その 内部には作動流体が入れられて、着席者が 図 10の骨盤底筋(P)を収縮させる時 この骨盤底筋(P)の収縮力に依り下方に押されて内部の作動流体を第2表示部 (71)に伝達するようになる。この様な流体チェンバー(60)は骨盤底筋(P)収縮力が伝達される所には何所でも設置される事が出来、指圧ヘッド(20)の上面に 安着溝(25)を形成して、この安着溝(25)に設置すればクッシヨンとしての役割も兼ねる事が出来で望ましい。
上記第2表示部(71)は流体チェンバー(60)より伝達される作動流体の 圧力を指針(72a)に依り外部に表示させる通常の流体圧力計(72)が利用される。
以上でのシート部(10)は椅子の座板だけでなく、座布団やその他の使用者が着席する事が出来るようになった多様な座板が全て利用する事が出来、 指圧具組立品(2)は指圧ヘッド(20)が昇降手段(30)に依り昇降される場合だけでなく、別途の昇降手段が具備されなくて、上記指圧ヘッド(20)が座板上部に 常に突出するように設置される場合も全てが含まれる。その他にも、上記 指圧具組立品(2)はシート部(10)に装着された場合だけでなく、別途の シート部が具備されていなくても特立的なユニットで製作されて、床に下ろしておいで、その上に着席して 第2表示部(71)を通じて骨盤底筋(P)の収縮及び 弛緩程度を確認しながら骨盤底筋(P)収縮運動をする事が出来るのは勿論である。
一方、図 5は上記第2実施例の第1変形例で、シート部(10)と、指圧具組立品(2)、流体チェンバー(60)等は全て前述した第2実施例と同一又は 類似であるが、単に、上記流体チェンバー(60)と第2表示部(71)の間に作動流体の圧力を感知する圧力センサー(71a)と、この圧力センサー(71a)の信号を入力させて第2表示部(71)にデータ伝達するコントローラー(50)が更に連結されて構成される。
この時、上記コントローラー(50)には前述した第1実施例でのように、圧力センサー(71a)より伝達される圧力データを“0”に初期化させる初期化ボタン(56)が連結されて構成される。その他にも、上記コントローラー(50)には前述した第1実施例での様に、指圧及びマッサージ、運動モードに対するプログラムが内装されて、望むモードを選択して使用する事が出来るように構成される。
以上の構成に依る第2実施例と第1変形例の運動モードに対して良く調べて見れば次の様である。上記指圧ヘッド(20)に依り着席者の会陰部が上部に押し上げられた状態で図 10の骨盤底筋(P)を収縮させると、上記流体チェンバー(60)が骨盤底筋(P)の収縮力に依り下方に押されて内部に充填された作動流体を第2表示部(71)に伝達する様になり、第2表示部(71)は流体チェンバー(60)に作用される圧力を外部に表示させる様になる。 従って、着席者は骨盤底筋が収縮されて弛緩される程度を直接目で確認しながら興味を持って骨盤底筋収縮運動を持続する事が出来る。
一方、図 6は上記 第2実施例の第2変形例で、シート部(10)の中央に上部に突出された指圧具組立品(2)と、この指圧具組立品(2)に設置された 流体チェンバー(60)と、この流体チェンバー(60)に連結されて流体チェン バー(60)より伝達される作動流体の圧力を外部に表示させる第2表示部(71)で構成される。この時、上記第2表示部(71)は流体チェンバー(60)より伝達される作動流体の圧力に依り伸縮されるシリンダー(70)と、このシリンダー(70) 内部のピストン(73)を作動流体の流入方向に対向されるように弾止する 弾性手段(75)と、上記ピストン(73)に連結されて前後進されながら骨盤底筋(P)収縮時、指圧具組立品(2)に作用される圧力を外部に表示させる指示針(77)が具備された表示器(78)で構成される。
尚、上記指圧具組立品(2)はシート部(10)中央に上部に突出されて着席 者の会陰部を上部に圧迫する指圧ヘッド(20)で構成されるが、この指圧ヘッド(20)は弾性が優秀な材質で形成され、その内部には作動流体が入れられた流体チェンバー(60)が具備される。尚、指圧ヘッド(20)の内部には振動モーター(29)が装着されて着席者の会陰部を振動マッサージする事が出来るように構成される。従って、上記流体チェンバー(60)は着席者が骨盤底筋(P)を収縮させる時、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り押さえられてその内部に充填された作動流体を上記シリンダー(70)に伝達する様になる。
上記シリンダー(70)はその内部のピストン(73)が流体チェンバー(60) より伝達される作動流体の圧力に依り押し出されて伸張されるもので、その 内部には上記ピストン(73)をシリンダー(70)収縮方向に弾止する弾性手段(75) が内装される。
上記表示器(78)はその内部にピストン(73)と連結される指示針(77)が 具備されたもので、この指示針(77)はピストンロッドの終端をそのまま利用する事も出来、ピストンロッドの端部に別途の針を具備して構成する事も出来る。尚、上記表示器(78)には内部の指示針(77)を透視する為の透明な透視部(76)が具備され、この透視部(76)又は表示器(78)の外部には圧力を現わす目盛り(79)が表示される。
以上の構成に依る第2変形例の運動モードに対し良く調べて見ると次の様である。上記指圧ヘッド(20)に依り着席者の会陰部が上部に押し上げられた 状態で図 10の骨盤底筋(P)を収縮させると、上記流体チェンバー(60)が骨盤底筋(P)の収縮力に依り下方に押さえられて内部に充填された作動流体をシリンダー(70)に圧送するようになる。従って、上記シリンダー(70)はその内部のピストン(73)が流入される作動流体の圧力に依り後方に押されながら、このピストン(73)に連結された指示針(77)に依り流体チェンバー(60)に作用される圧力を外部に表示することになる。
ここで、骨盤底筋(P)が更に弛緩されると、上記流体チェンバー(60)に作用されていた圧力が解除されながら、シリンダー(70)内部のピストン(73)が 弾性手段(75)の反発力に依り、再び押されながらシリンダー(70)に流入されていた作動流体は更に流体チェンバー(60)に伝達され、上記ピストン(73)に連結されていた指示針(77)は元の状態に復帰される。
一方、本発明の第3実施例は図 7での様に、シート部(10)の中央に具備されて着席者の会陰部を上部に圧迫する指圧ヘッド(20)と、この指圧ヘッド(20)を上部に弾止する弾性手段(28)と、上記指圧ヘッド(20)下側に設置されて骨盤底筋(P)収縮時、指圧ヘッド(20)が下降される長さ、又は指圧ヘッド(20)の 接触可否を感知する第2感知手段(53a)と、この第2感知手段(53a)に連結されて感知されたデータを外部に表示する第3表示部(80)で構成される。
上記指圧ヘッド(20)は前述した第1実施例と同じ昇降手段(30)の上部に弾性手段(28)に依り上部に弾止されて設置されるか、図示しなかったがシート部(10)に弾性手段(28)を通じて上部に弾止されて設置するもので、その内部には振動モーター(29)が装着される。
上記弾性手段(28)は調節ねじ(26)に依り昇降される座金(27)の上面に 垂直設置されて上記指圧ヘッド(20)を上部に弾止するもので、必要に依っては上記調節ねじ(26)を締めるか外して弾性力を調節する事が出来る。
上記第2感知手段(53a)は指圧ヘッド(20)の下側に具備されて着席者が 図 10の骨盤底筋(P)を収縮させると、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り指圧ヘッド(20)が下降される長さを感知するか、指圧ヘッド(20)が接触されるかの可否を感知するもので、近接センサーや、接触センサー、その他にも指圧ヘッド(20)の下降長さ、又は接触可否を感知する事が出来るスイッチを含む広い意味の多様なセンサーが適用される事が出来る。
上記第3表示部(80)は第2感知手段(53a)に依り感知されたデータを外部に表示するもので、第2感知手段(53a)と第3表示部(80)の間にはコントローラー(50)が連結されて構成される。この時、上記コントローラー(50)には前述した第1実施例での様に、指圧及びマッサージ、運動モードに対するプログラムが内装されて、望むモードを選択して使用する事が出来る様に構成される。
尚、場合に依っては上記コントローラー(50)に図示していない タイマーが内装されて第2感知手段(53a)より信号が入力されると、このタイマーが駆動されて第3表示部(80)を通じて骨盤底筋(P)収縮時間を外部に表示することで、骨盤底筋の収縮可否を確認する事が出来るように、構成される事が出来るようにするのは勿論である。その他にも、上記第3表示部(80)に別途のコントローラーが具備されなくて、第2感知手段(53a)のオン信号の伝達を受けて第3表示部(80)のランプ等が点灯される様に構成する事も出来る。
以上の構成に依る第3実施例の運動モードに対して良く調べて見ると次の様である。上記指圧ヘッド(20)に依り着席者の会陰部が上部に押し上げられた状態で 図 10の骨盤底筋(P)を収縮させると、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り 指圧ヘッド(20)が弾性手段(28)の弾性力に対抗して下方に下降される。この時、上記指圧ヘッド(20)の下側には第2感知手段(53a)が具備されて指圧ヘッド (20)の下降長さ、又は指圧ヘッド(20)の接触可否が上記 第2感知手段(53a)に 依り感知されて第3表示部(80)を通じて外部に表示される。従って、着席者は骨盤底筋(P)の収縮程度を第3表示部(80)を通じて直接目で確認しながら興味を持って骨盤底筋(P)収縮運動を持続する事が出来る。
一方、図 8は上記 第3実施例の変形例で、指圧ヘッド(20)と昇降手段(30)、第2感知手段(53a)、第3表示部(80)等は前述した 第3実施例と同一又は、類似な構造で構成されるので、詳細な説明は省略することにする。単に、この変形例ではシート部(10)の底面に別途のチャネル形支持ブラケット(38)が 具備され、この支持ブラケット(38)の上面には指圧ヘッド(20)と昇降手段(30)でなる指圧具組立品(2)全体が弾性手段(28)に依り上部に弾止されて設置され、 上記昇降手段(30)の下側、即ち、支持ブラケット(38)の上面には指圧具組立品(2)が下降される長さ、又は指圧具組立品(2)が接触されるかの可否を感知する第2感知手段(53a)が具備される。
以上の構成に依る第3実施例の変形例の運動モードに対して良く調べて見ると次の様である。上記指圧具組立品(2)に依り着席者の会陰部が上部に押し上げられた状態で図 10の骨盤底筋(P)を収縮させると、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り指圧具組立品(2)が弾性手段(28)の弾性力に対抗して下方に下降される。 この時、上記指圧具組立品(2)の下側には第2感知手段(53a)が具備されて指圧具組立品(2)の下降長さ、又は指圧具組立品(2)の接触可否が上記 第2感知手段(53a)に依り感知されて第3表示部(80)を通じて外部に表示される。
一方、本発明の第4実施例は図 9での様に、ハウジング(90)に昇降可能に設置されて着席者の会陰部を上部に加圧する指圧具組立品(2)と、この指圧具組立品(2)を上部に弾止する弾性手段(28)と、上記指圧具組立品(2)に連結されて骨盤底筋(P)収縮時指圧具組立品(2)の下降長さを表示する指示計(85)が 具備された第4表示部(88)を含めて構成される。この時、上記指圧具組立品(2)は指圧ヘッド(20)だけで構成される事も出来、図 8での様に指圧ヘッド(20)と昇降手段(30)を全て含めて構成する事も出来る。 又、この様な指圧具組立品(2)や弾性手段(28)等は前述した第3実施例と同一又は類似なので以下詳細な説明は省略する。
上記指示計(85)はその中央部がハウジング(90)内部のブラケット(93)に上下に回動可能にヒンジ結合されたレバーで、その一側端部は上記指圧ヘッド(20)に回動可能に連結され、他端部には外部に露出された指示部(86)が具備されたものである。この時、上記指示部(86)は透視窓(87)に依り覆われ、この透視窓(87)には目盛りが表示されて着席者が指圧ヘッド(20)の下降程度を直接目で確認する事が出来る様に構成される。その他にも、上記指示計(85)は指圧ヘッド(20)の下降に従い、この指圧ヘッド(20)に連動されて外部に露出された指示部(86)を作動させる構造であれば全てが適用可能である。
以上の構成に依る第4実施例の運動モードに対し良く調べて見ると次の様である。着席者の会陰部が指圧ヘッド(20)に依り上部に加圧された状態で 骨盤底筋(P)を収縮させると、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り上記指圧ヘッド(20)が弾性手段(28)の弾性力に対抗して下方に下降される。この時、上記指圧ヘッド(20)には指示計(85)の一端部がヒンジ結合されてこの指示計(85)の一端部が指圧ヘッド(20)と共に下降されるので、この指示計(85)の他端部に具備された指示部(86)は反対に上昇されながら骨盤底筋(P)の収縮力を外部に表示してくれる様になる。
以上のそれぞれの実施例で同一名称と同一符号を使用した構成要素は 重複記載を防止する為に、それぞれの実施例で簡略に記述したが、全て同一 で類似な範囲の構造及び機能を持つものである事を明らかにして置く。
一方、本発明に依る会陰部筋力増強方法は前述したそれぞれの実施例で詳細に説明したので、これを簡略に整理すると次の様である。先ず、図10の指圧具組立品(2)に依り着席者の会陰部を上部に加圧して骨盤底筋(P)の中央部が上部に押し上げられる様にした状態で、圧迫された骨盤底筋(P)を収縮させて上記指圧具組立品(2)を押し出すだけで、従来の様に別途の器具を肛門や膣に挿入しなくても指圧具組立品(2)に依り圧迫される部分を収縮させて、簡便で効果的に骨盤底筋(P)収縮運動をする事が出来る。
尚、骨盤底筋(P)の収縮に従い、上記指圧具組立品(2)に作用される力や 圧力又は指圧具組立品(2)が押し出される距離等を、前述したそれぞれの感知手段(53、53a)か圧力センサー(71a)、圧力計(72)、弾性手段(28、75)の圧縮程度等を通じて感知して、これに連結されたそれぞれの表示部(57、71、80、88)を通じて外部に表示する。従って、着席者は骨盤底筋(P)の収縮及び弛緩程度を直接目で確認しながら目標と興味を持って骨盤底筋(P)収縮運動を持続する事が出来る様になる。
尚、本発明は骨盤底筋(P)の収縮及び弛緩程度が外部に表示されるので、 これを直接目で確認しながら興味と目標を持って、収縮運動を持続する事が出来る。
その他にも、本発明は従来の様に、器具を直接肛門や膣に挿入しなくても平常時そのままで指圧ヘッド(20)の上に着席して骨盤底筋(P)の収縮運動をする事が出来で、使用が非常に便利で衛生的な長所がある。
20 : 指圧ヘッド30 : 昇降手段
50 : コントローラー 53 : 第1感知手段
53a: 第2感知手段57 : 第1表示部
60 :流体チェンバー 70: シリンダー
71: 第2表示部 73: ピストン
80 : 第3表示部 85: 指示計
Claims (2)
- 着席者の会陰部を上部に加圧して骨盤底筋(P)中央部が上方に押し上げられる様にする指圧具組立品(2)と、この指圧具組立品(2)に設置されて、着席者が骨盤底筋(P)を収縮させる時、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り指圧具組立品(2)を下方に押し出す力や圧力を感知する第1感知手段(53)と、この第1感知手段(53)に連結されて指圧具組立品に作用される力や圧力を表示する第1表示部(57)を含めて構成され、着席者が骨盤底筋(P)収縮運動時、収縮及び弛緩程度が第1表示部(57)を通じて外部に表示されて着席者がこれを直接目で確認しながら興味を持って収縮運動を持続する事が出来る様にし、
上記指圧具組立品(2)は着席者の会陰部を上部に加圧する指圧ヘッド(20)と、上記指圧ヘッド(20)に連結されて上記指圧ヘッド(20)を昇降させる昇降手段(30)で構成され、
上記第1表示部(57)と第1感知手段(53)の間には、会陰部加圧の時、伝達される力や圧力データを基準値に初期化させ、次に収縮運動が行われた時に、力や圧力の増加分を判別可能に表示されるようにするコントローラー(50)が連結されて構成され、
着席者の会陰部を上部に加圧する1回の動作を通じて着席者が加圧力に対抗して骨盤底筋(P)を収縮運動することで筋力の運動効果を高めるように、上記指圧部組立品(2)によって、着席者が会陰部に圧力を作用させることができ、さらに、骨盤底筋(P)収縮運動時、器具を直接肛門や膣に挿入しなくても骨盤底筋(P)の収縮力を感知して表示できるように、下に垂れた骨盤底筋(P)を中央部を上方に押し上げることができることを特徴とする会陰部筋力増強装置。 - 着席者の会陰部を上部に加圧して骨盤底筋(P)の中央部が上方に押し上げられる様にする指圧具組立品(2)と、この指圧具組立品(2)に設置されて着席者が骨盤底筋(P)を収縮させる時、この骨盤底筋(P)の収縮力に依り下方に押さえられる流体チェンバー(60)と、この流体チェンバー(60)に連結されて流体チェンバー(60)より伝達される作動流体の圧力を表示する第2表示部(71)を含めて構成され、
上記指圧具組立品(2)は着席者の会陰部を上部に加圧する指圧ヘッド(20)と、上記指圧ヘッド(20)に連結されて上記指圧ヘッド(20)を昇降させる昇降手段(30)で構成され、
上記第2表示部(71)と流体チャンバー(60)の間には、会陰部加圧の時、伝達される圧力データを基準値に初期化させ、次に収縮運動が行われた時に、圧力の増加分を判別可能に表示されるようにするコントローラー(50)が連結されて構成され、
着席者の会陰部を上部に加圧する1回の動作を通じて着席者が加圧力に対抗して骨盤底筋(P)を収縮運動することで筋力の運動効果を高めるように、上記指圧部組立品(2)によって、着席者が会陰部に圧力を作用させることができ、さらに、骨盤底筋(P)収縮運動時、器具を直接肛門や膣に挿入しなくても骨盤底筋(P)の収縮力を感知して表示できるように、下に垂れた骨盤底筋(P)を中央部を上方に押し上げることができることを特徴とする会陰部筋力増強装置。
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