JP4658568B2 - 身体貼付用シート材 - Google Patents

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Description

本発明は、皮膚に二酸化炭素を作用させ、その血行促進効果により皮膚疾患の予防治療効果及び化粧効果を得ることのできる身体貼付用シート材に関する。
従来、二酸化炭素の血行促進作用を利用した化粧料としては、二酸化炭素を耐圧容器に含有してなる血流を促進する化粧料(特許文献1)、皮膚への二酸化炭素浸透を促進するように多価アルコールを10〜99.9%含む二酸化炭素含有化粧料(特許文献2)、噴出後の二酸化炭素の揮散を抑制する為に化粧料を高粘度にしたもの(特許文献3)などが知られている。しかし、これらの形態は、高圧ガス容器(エアゾール缶)を利用したものか、又は液体(高粘度のジェルを含む)を密閉容器に入れ、皮膚上に噴出して使用するものであることから、皮膚上に噴射された二酸化炭素の作用時間は極めて短時間であり、十分満足できる血行促進効果が得られないと云う問題があった。二酸化炭素の作用時間を延ばそうとすると、噴射ジェルなどを皮膚上に厚く塗布したまま保持しなければならず、使用後、拭き取ったり洗い流したりする必要があった。
一方、二酸化炭素を高圧容器などを利用せずに身体に供給する方法としては炭酸塩と酸を反応させて炭酸ガスを発生させる方法による技術があるが、身体に利用する際には反応させるために水分などが必要で、使用場所(浴槽)や使用形態として複雑な機構(特許文献4)が必要とされているのが現状である。一方、シップ剤として使用時、水に濡らした布を重ねて使用する方法(特許文献5)があるが、皮膚に対して、高濃度の塩溶液が付着することで皮膚に炎症が起きるなどの問題がある。また、皮膚の創傷治癒を促進するなどの目的で経皮的に二酸化炭素を供給する方法として特許文献6が知られているが、これも二酸化炭素の供給源として、ドライアイスや炭酸塩と酸、ボンベからの供給など装置的に複雑であり、かつ気体透過性素材の水分透過量が非常に少なく、実際に皮膚の血行促進を行うのに必要な水分量を供給できない。また、遊離炭酸を高濃度に含有する水溶性高分子組成物であって、ゾル−ゲル転移する組成物からなる炭酸経皮吸収用組成物(特許文献7)が知られている。この組成物はゲル化することにより炭酸ガスの揮散を抑制できる旨記載されており、高濃度の二酸化炭素が溶存したゾルをシート材への塗布後にゲル化させて使用することが示されている。しかし、シートへの塗布時、及び冷却して固化させる際に、二酸化炭素の揮散を防ぐ具体的な手段が示されておらず、実際に二酸化炭素を十分に皮膚に供給することは困難と考えられる。また、シート上に加工した場合、作用が遅れる(5分以上の赤化が遅れ)といった問題もある。
特開昭59−141512号公報 特開平11−171755号公報 特開平11−228334号公報 特開2000−297007号公報 特開昭62−286922号公報 特開2002−326938号公報 特開2003−34612号公報
本発明の目的は、皮膚に対する刺激性がなく、皮膚に持続的に二酸化炭素を供給でき、かつ使用性の良好な皮膚への二酸化炭素供給手段を提供することにある。
そこで本発明者は、二酸化炭素を含有する液又はゲルを含むシートを作製し、身体貼付用の形態とすることを考案した。しかし、この形態では、ゲル状シートであっても、二酸化炭素が揮散してしまうが、これを二酸化炭素とともに二酸化炭素難透過性の包装ピロー内に密封し、さらに、当該液又はゲル中の二酸化炭素濃度を一定の範囲にし、当該液又はゲルのpHを調整し、かつ包装ピローに対する当該液又はゲルが塗工もしくは含浸されたシートの重量との充填比を0.1〜40%に調整すれば、保存時に二酸化炭素が揮散せず、使用時は身体貼付用のシートを取り出して皮膚に貼付するだけでよく、かつ得られる血行促進効果と血管拡張による皮下組織内の一時的な血液の量の増大が起きることを見出した。
すなわち、本発明は、二酸化炭素難透過性の包装ピロー内に、二酸化炭素とともにシート状貼付剤を密封してなる身体貼付用シート材であって、当該シート状貼付剤が25℃において100〜3,000ppmの二酸化炭素を溶存するpH3.5〜6.5の液又はゲルを有するシート状貼付剤であり、包装ピローの内表面積から計算される容積に対する前記液体はゲルの充填比が0.1〜40%であることを特徴とする身体貼付用シート材、並びにその製造法を提供するものである。
また、本発明は、二酸化炭素難透過性の包装ピロー内に、25℃において100〜3,000ppmの二酸化炭素を溶存するpH3.5〜6.5の液又はゲルを有するシート状貼付剤を、包装ピローの内表面積から計算される容積に対する前記液又はゲルの充填比が0.1〜40%となるように、二酸化炭素とともに充填し密封してなる包装ピローを提供するものである。
本発明によれば、皮膚刺激性がなく、簡便な操作で、適用部位に二酸化炭素をすばやくかつ持続的に供給できる結果、貼付時間内に効率良く持続的な血行促進効果が得られる。このため本発明の身体貼付用シート材は、皮膚の血流改善に伴う効果の期待できる化粧料、褥瘡などの予防や治療、むくみや浮腫に対する予防や治療分野、消炎鎮痛などの分野にも応用できる。
本発明の身体貼付用シート材は、例えば図1に示すように(C)二酸化炭素難透過性の包装ピロー内に、(B)二酸化炭素とともに(A)前記シート状貼付剤を密封してなるものである。
(A)シート状貼付剤は、25℃において100〜3,000ppmの二酸化炭素を溶存するpH3.5〜6.5の液又はゲルを有するシート状貼付剤である。二酸化炭素を溶存する液又はゲルを有するシート状貼付剤の形態としては、二酸化炭素溶存液を含浸したシート、二酸化炭素溶存シート状ゲル、二酸化炭素溶存ゲルを塗工したシート等が挙げられる。
本発明においては、皮膚に適用されたとき血行促進効果を得る観点から、(A)シート状貼付剤の液又はゲル中に二酸化炭素(CO2)が溶存している必要がある。また、二酸化炭素は、アルカリ条件下では炭酸塩(CO3 2-)となってしまうことから、(A)シート状貼付剤の液又はゲルのpHは3.5〜6.5であり、好ましくは5.0〜6.5である。また、当該液又はゲルの水分量は、2質量%以上が好ましい。より好ましい水分量は2〜99.5質量%、さらに好ましい水分量は10〜99.5質量%、特に好ましい水分量は60〜99.5質量%である。
(A)シート状貼付剤の液又はゲル中の溶存二酸化炭素濃度は、血行促進効果の面と包装ピローの耐圧性とのバランスから100〜3,000ppm(25℃において)であることが必要であり、100〜2,000ppm、さらに500〜2,000ppm、特に800〜1,800ppmが好ましい。
また、本発明の身体貼付用シート材においては、包装ピローの内表面積から計算される容積に対する、前記液又はゲルの塗工もしくは含浸されたシートを含む重量の比率(充填比と記す)は0.1〜40%である。ここで、包装ピローの内表面積から計算される容積とは、内表面積から取り得る立方体の体積を、その容積として定義する。つまり立方体の表面積Sは、一辺Xcmとした場合に、Xの二乗の6倍であり、体積はXの三乗となることから、(S/6)の3/2乗で求められる。この体積(Xの三乗)に対して、封入するシート状貼付剤の液又はゲルを含むシートの充填比が、上限は、シート状貼付剤が保管・輸送中にも高濃度の二酸化炭素を溶存するために40%以下が好ましく、また下限は、保管・輸送、製造において、包装ピローの効率的な空間利用、コスト低減という面から0.1%以上であることが好ましい。つまり、液又はゲルの充填比40%より多くなるように充填した場合において、炭酸ガスを後充填すると、内容物の二酸化炭素の平衡溶存量は、二酸化炭素飽和濃度より低く、使用時に高濃度の二酸化炭素を供給することができない。また、液又はゲルに二酸化炭素を高濃度溶解させてから封入する場合、包装ピロー内に二酸化炭素以外のガスと共に密閉(シール)されると、同様に二酸化炭素が包装ピロー内に揮散し、液又はゲル中の二酸化炭素濃度はより低下する。この為、包装ピロー内に空間ができないようにガスを追い出してシールするか、炭酸ガスを再度充填して密閉シールするなどの方法が必要となる。しかし、充填比40%より多い場合、液又はゲルに加えて、炭酸ガスを再度後充填してシールを、例えば15〜25℃で行った場合、包装ピローが40〜60℃といった輸送・保管中に遭遇する温度変化において、炭酸ガス揮散により内圧が高まり、包装ピローなど常圧付近で使用できる包装材料では、異常に膨張する、破裂するなどの危険性がでるために適さない。
従来、二酸化炭素を包装内に封入することは、その静菌効果から食品業界では広く行われて来たが、内容物に水分が含まれる場合に、室温から低温では二酸化炭素が内容物中の水に溶解し包装容器が収縮し内容物に悪影響を与える(潰れる)ことから、窒素ガスなどの混合ガスを用いてきた。本発明のように内容物に二酸化炭素を溶存させることを前提に、体積比を考慮し、体積をある程度の範囲に維持させるようにコントロールされた例はない(機能性・食品包装技術ハンドブック、監修 近藤浩司・横山理雄、サイエンスフォーラム発行)。
一方、0.1%より少ない体積比にて液又はゲルを封入した場合、包装ピローに対する液又はゲルの量が非常に少なくなり、輸送や保管における空間の占める割合が大きすぎて商品として流通しにくいことになる。このようなことから、封入する液又はゲルの充填比が、0.1〜40%、好ましくは0.5〜35%、より好ましくは0.5〜25%、さらに好ましくは1〜10%であるように封入することが望ましい。さらに包装形態による液又はゲルの体積比の好ましい範囲は、四方シールを使用し、なるべく薄い包装ピローで流通させたい場合は、液又はゲルの体積比は1〜20%が好ましく、図3に示すような、トレイを内包するようなガゼット包装や背張り三方シールなど、厚みを有する場合は0.1〜10%の範囲が好ましい。
(A)シート状貼付剤の液又はゲルには、二酸化炭素を高濃度に溶存させる点から、25℃で液状である油剤を含有させるのが好ましい。これは水に比べて液体の疎水性物質が二酸化炭素を3〜6倍程度溶解することから好ましく、またこの溶解特性を維持するのに水と相溶性のない液状油剤を水中に乳化物として分散させ、液又はゲル中に分散存在させることが好ましい。当該油剤としては、長鎖炭化水素、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、高級アルコール、シリコーン類、フルオロカーボン類等が挙げられる。長鎖炭化水素としては流動パラフィンが好ましく、高級脂肪酸、高級脂肪酸エステル、高級アルコールでは、特に分岐脂肪酸、不飽和脂肪酸、分岐脂肪酸エステル、不飽和脂肪酸エステル、分岐脂肪族アルコール、不飽和脂肪族アルコールが液状を呈することから好ましく、ホホバ油、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、ミリスチン酸イソプロピル、ジイソステアリン酸ジグリセリルなど不飽和脂肪酸や分岐脂肪酸の誘導体などが好ましい。シリコーン類としては、ジメチルステアリルポリシロキサン等のアルキル変性シリコーン、高重合メチルポリシロキサン、架橋型メチルポリシロキサン、フッ素化されたフルオロシリコーン等が好ましい。さらにフルオロカーボン類としては、2−(パーフルオロヘキシル)エチル1,3−ジメチルブチルエーテル等のパーフルオロポリエーテル、ハイドロフルオロエーテル等が使用できる。これらの油剤は、(A)シート状貼付剤の液又はゲル中に1〜35質量%、さらに1〜20質量%、特に1〜15質量%含有させるのが好ましい。
(A)シート状貼付剤の液又はゲルには、各種油剤や、植物エキスなどの分散、また肌への付着性を改良する為に、各種乳化剤を配合できる。例えば、グリセリンモノ脂肪酸エステル、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステル、ソルビタンモノ脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などの非イオン性界面活性剤;炭素数12〜18の直鎖又は分岐脂肪酸塩、炭素数12〜18のアルキルリン酸エステル塩、N−アシルアミノ酸塩などのアニオン性界面活性剤;塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムなどのカチオン性界面活性剤を挙げることができる。
(A)シート状貼付剤の液又はゲルには植物エキスを配合することができる。植物エキスとしては、例えば甘草エキス、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、脂溶性グリチルレチン酸類、アズレン、グアイアズレン、オウゴンエキス、カミツレエキス、クマザサエキス、シラカバエキス、ゼニアオイエキス、桃葉エキス、セイヨウノコギリソウエキス、キキョウエキス、ビワ葉エキス、ボダイジュエキスユーカリエキスなどの抗炎症作用をもつものや、ショウキョウエキス、オランダカラシ、カンタリスチンキ、サンショウエキス、ハッカ油、ワサビ大根エキスなどの局所刺激作用をもつもの、ルチン誘導体や、ヒバマタエキス、セージ抽出物など、はりやむくみに効果のあるものなどが挙げられる。また、植物エキス以外の抗生物質、抗真菌剤、抗炎症剤、血行促進剤、ビタミン類、保湿剤なども配合することができる。さらに、鉱物性粉体、例えばカオリン、スクメタイト、酸化亜鉛、酸化チタンなども配合できる。
(A)シート状貼付剤をゲルにするにあたっては、水溶性高分子、多価アルコール等を用いることができる。ここで水溶性高分子として、例えば、ポリアクリル酸類と架橋剤とからなる架橋型含水ゲル;ポリメタアクリル酸類、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースなどのセルロース、セルロース誘導体又はその塩類、アルギン酸塩、ペクチンと多価陽イオンからなるゲル;カラゲナン、キサンタンガム、ゼラチン、プルラン、寒天、アラビアゴム、キトサン及びその誘導体など水溶性高分子及び水を使用した含水ゲルなどが挙げられる。これらの水溶性高分子は1種又は2種以上用いることができ、ゲル中に0.5〜20質量%、さらに0.5〜10質量%、特に0.5〜5質量%含有するのが好ましい。
多価アルコールとしては、グリセリン、ポリグリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−ブタンジオール、ソルビトール、キシリトールなどが挙げられる。これらの多価アルコールは1種又は2種以上用いることができ、ゲル中に3〜50質量%、さらに3〜20質量%、特に5〜10質量%含有するのが好ましい。また、付着性を調節する目的で、これらポリオール以外に、ヒマシ油やワセリン、デキストリン、なども使用できる。
(A)シート状貼付剤においては、前記の液又はゲルをシート基材に担持させるのが好ましい。当該シート基材としては、織布、不織布、偏布、合成樹脂のフィルム、耐水紙などが使用でき、それらの積層体も使用できる。具体的にはナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリオレフィン等の合成繊維、絹、綿、麻、レーヨン、コラーゲン等からなる天然繊維などの織布、又は不織布;ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリウレタン等のシート;またプルランやデンプンなどの薄膜シートなども使用できる。これらのシート基材の厚さは、0.05〜2.0mm程度で、シート基材の表面に親水処理、疎水処理をしたりしても良い。なお特に好ましくは、二酸化炭素の揮散を抑制するか、二酸化炭素透過率の低いものを使用したほうが、二酸化炭素の経皮供給量を上げることができる。例えば、前記、織布、又は不織布などの片側に二酸化炭素の揮散を抑制するフィルムを積層したシート基材を使用する方法が好ましい。すなわち、二酸化炭素の揮散を抑制するか、二酸化炭素透過率の低いシート基材に液又はゲルを担持した貼付剤を、そのまま皮膚に貼付すれば貼付面と反対側であるシート基材面からの二酸化炭素の揮散が抑制できるため、より持続的に二酸化炭素を皮膚に供給できる。しかし、包装ピロー内で二酸化炭素を溶存させる製法を用いる場合などでは、ピロー内で、シートが折り畳まれフィルム面のみが外側となった場合に、二酸化炭素の含浸液又はゲルに溶存する速度が著しく遅くなるため、ある程度の透過性が必要となる。このようなことから、ここでシート基材は二酸化炭素透過性が10万cc/m2・day・atm(25℃)(ASTM D-1434)以下、5 cc/m2・day・atm(25℃)以上の透過性のものが好ましい。特に好ましくは1万cc/m2・day・atm(25℃)以下、100 cc/m2・day・atm(25℃)以上の性質を有するものが好ましい。このような二酸化炭素透過性10万cc/m2・day・atm以下のシート基材を構成するフィルムはシート状貼付剤の皮膚に接着する面と反対側にあるのが好ましい。また、二酸化炭素を溶存する液又はゲルを担持した不織布に、二酸化炭素透過性10万cc/m2・day・atm(25℃)以下のフィルムを積層した形態が特に好ましい。なお、ここで、このような二酸化炭素透過性を有するシート基材は、素材自体がこの性質を有していればよく、一部に穴を有していてもよい。また、ここで二酸化炭素透過性100,000cc/m2・day・atm(25℃)は、約10,130mL/m2・(24hr)・Mpaに相当する。
積層するフィルムとしては、二酸化炭素を透過しにくいものが好ましい。また、感触の面からなるべく薄いものが好ましく、フィルムの厚さは、100μm以下、好ましくは50μm以下であり、積層時のシール条件により破れない為に、5μm以上のものが好ましい。フィルムの材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、軟質塩化ビニル、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン、エチレン/ビニルアルコールコポリマー、エチレン/酢酸ビニルコポリマーなどのフィルムが使用できる。また、ナイロンフィルムやエチレンビニルアルコール共重合体(EVOH)をポリエチレンやポリプロピレンフィルムなどで挟み込んだ多層フィルムなど多層構造のフィルムも使用できる。さらに、これらフィルムにアルミニウム蒸着させたものやガラス蒸着させたフィルムや、さらにこれらをラミネートしたフィルムも使用できる。
フィルムと不織布の積層方法は、接着剤や熱融着などの方法を採用することができる。薄いフィルムを積層する場合、例えば接着剤を用いるか、もしくは耐熱性の高いナイロンを熱融着性の高いポリエチレンフィルムで挟み込んだ多層フィルムを使用することで積層時に微細な破れ穴あきなどが起きないようにし、かつ穴のあかないように熱融着することができる。
(A)シート状貼付剤は、(B)二酸化炭素とともに包装ピロー内に密封することが、(A)シート状貼付剤の液又はゲル内に二酸化炭素を溶存させ、かつ二酸化炭素を溶存した状態で維持するために必要である。このとき、二酸化炭素は、包装ピロー内のガス中の50質量%以上、好ましくは70質量%以上、特に好ましくは95質量%以上が、前記液又はゲル中の溶存二酸化炭素濃度を維持する点で好ましい。前述の機能性・食品包装技術ハンドブックでは、内容物に水分が含まれる場合、一般的には二酸化炭素だけでなく窒素ガスを混合して用い、二酸化炭素濃度は20〜30質量%が好ましいとされている。内容物の種類にもよるが高くてもその濃度は70質量%以下である。本発明の場合、二酸化炭素以外のガスは、特に限定されないが、例えば空気、窒素ガス等が好ましい。包装ピロー内のガスの圧力は25℃において、0.8〜2.0気圧、さらに0.9〜1.5気圧、特に0.9〜1.2気圧が好ましい。
包装ピローは、二酸化炭素難透過性である必要がある。ここで難透過性とは、二酸化炭素透過度が50cc/m2・day・atm(ASTM D-1434)以下であることをいうが、非透過性であるのが好ましい。好ましい材料としてはヒートシール性を有するものが好ましく、具体的には、アルミニウム箔を積層したラミネートフィルム、アルミニウム蒸着層を有するラミネートフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリ塩化ビニリデン層を含むラミネートフィルムなどが挙げられる。包装ピローの形態は平袋、ガゼットなどが好ましい。必要によってゲルのみのシートなどを保持する目的でPETなどによるトレイを用い、これを先の二酸化炭素難透過性フィルムの包材による袋に保存するなどの方法も取ることができる。
また、25℃において、包装ピローは、その内表面積から計算される容積に対し0.5〜35%、さらに1〜25%の充填比を保持するような体積を保つことが好ましい。これは、窒素ガスなどの従来の水溶液に溶存しないガスの場合、その温度膨張量は少ないが、上述したように、液又はゲルに二酸化炭素が飽和に溶存していた場合、温度上昇に伴い溶存できずに揮散し、空間体積が2倍程度まで膨らむ場合がある。このような事から、包装ピローは、その内表面積から計算される容積に対し、25℃において1〜10%の充填比を保持するような体積を保つことが好ましい。
本発明身体貼付用シート材は、例えば液又はゲルを含有するシート状貼付剤を包装ピロー内に入れ、次いでピロー内のガスを二酸化炭素に交換する方法により製造できる。また、シート状貼付剤形成時又は形成後に液又はゲルに二酸化炭素を溶存させ、得られたシート状貼付剤を包装ピロー内に入れ、ピロー内のガスを除去するか又はさらにピロー内のガスを二酸化炭素に交換する方法で製造することもできる。このように、常圧下でピロー内のガスを二酸化炭素に交換して、シート状貼付剤に二酸化炭素を溶存させる方法を採用すると、高濃度二酸化炭素溶存液又はゲルを調整する調整槽や、二酸化炭素が漏れない状態にてピローに充填する設備が不要となるメリットがある。特に、高濃度二酸化炭素溶存のゲルをローターなどの機器で塗工してシートを調整する場合は、その周辺雰囲気下を二酸化炭素が揮散しないように密閉する設備が必要になるがこのような設備負荷を低減することができる。さらに、シートに高濃度二酸化炭素溶存液又はゲルを含浸及び/又は塗工後に二酸化炭素の揮散を抑制するシート基材を重ねた後、包装ピローに充填する方法で製造することもできる。特に好ましい形態としては、ピロー内に25℃で液又はゲルのシートが充填比10%以下の状態となるように入れ、これに適量の二酸化炭素(好ましくは、置換時間は長くかつ最終の二酸化炭素のガス体積は、ピローの立方体体積の10%以下)を封入し、二酸化炭素を液又はゲルに溶解させる方法が、製造・流通上の体積を低減でき、かつ液又はゲルに二酸化炭素を飽和溶解させる上からも好ましい。勿論、二酸化炭素をピロー内に充填する際に、常圧でなく加圧で行なっても良いし、ガス形態でなく、ドライアイスのフレークやパウダーと共に封入するなどの方法も用いることができる。
本発明身体貼付用シート材は、包装ピローからシート状貼付剤を取り出し、皮膚に貼付することにより簡便に使用できる。
実験例1及び実験例2
上記の組成物を、厚さ2mm、縦40mm、横80mmとなるように、低密度ポリエチレンシート(厚み:20μm;二酸化炭素透過性:約42,000cc/m2・day・atm)上に塗布しゲル化させたサンプルa(図2)と、ゲル化させたものを崩れないようにPET製のトレイに入れたサンプルb(図3)を用意した。
それぞれをアルミニウムのピローに入れて二酸化炭素を充填したもの(実施例1、4)、二酸化炭素と窒素を混合したガスを充填したもの(実施例2、3、5、6)、窒素のみを充填したもの(比較例1、2)を調製し、血流促進効果を測定した。それぞれのサンプルは、ガスを充填してから血流測定まで1週間ピロー内で保存し、二酸化炭素をゲルに溶存させた後に上記測定実験を行った。
また、二酸化炭素と窒素の混合ガスは別容器内で充填圧及び重量からその混合比を調整したものを充填した。なお、皮膚紅潮度及び血流測定の条件は以下の通り。
<皮膚紅潮度>
◎:はっきりと赤くなり貼付した境界が明確にわかる。
○:赤くなり貼付境界が明確にわかる。
△:赤くなるが境界は不明確。
−:皮膚の紅潮は認められない。
<血流量の測定>
25℃の恒温室にて、30分間順化した後、前腕部の血流をドップラー血流計(BIOMEDICAL SCIENCE Co.,LTD LASER FLOWMETER KB−201)によって30秒測定し、その値の平均値を100として、同部位に各シートを貼付し保持時間後、シートを剥しその部位の血流量を測定し、相対値として表した。結果を、シートを塗布する前の前腕部の皮膚血流を100として、それぞれの時間保持した後の、血流量の相対値を示した(表2及び表3)。
なお、測定はそれぞれの実験を3回ずつ繰り返し行った。
<二酸化炭素の測定>
二酸化炭素電極(電極model 9502 BN; Thermo Orion社及びポータブルpH/イオンメーターmodel 290A; ORION社)を用いて測定した。25℃アルミ平板の上に、サンプルシートを置いて、一定の保持時間後(2、5、15、20分後)にアルカリ溶液の入ったの蓋付き瓶に移動し、そのサンプルシートのゲルを溶解させた後、酸性緩衝液(pH4.5)で酸性に戻し発生する二酸化炭素を上記の電極を用いて測定した。なお、0タイムは、開封後、そのままアルカリ溶液の入った蓋付き瓶に移し変えて測定を行った。
窒素のみをピローに充填したシートを前腕に貼付した場合、比較例1及び比較例2の両者で、皮膚の血流は低下した。一方、二酸化炭素の充填量を増やしたピローに充填したシートを貼付した場合では、血流の上昇が見られ、ゲルをポリエチレンフィルムで覆った実験例1の実施例1、2、3の方が、いずれも実施例4、5、6よりも、血流促進の持続性が高かった。
実験例3
PET/レーヨン製の不織布(坪量90g/m2)に低密度ポリエチレンフィルム(厚み:20μm;二酸化炭素透過性:約42,000cc/m2・day・atm)を積層したもの(実施例7)、及び同じ不織布に延伸ナイロンフィルム(厚み:20μm;二酸化炭素透過性:約200cc/m2・day・atm)を積層したもの(実施例8)それぞれを30mm×40mmに調整し、化粧水組成物1(pH4.8)を含浸させ、実施例1と同様に、アルミニウム製ピロー内にそれぞれ、二酸化炭素を充填した。また、実施例8において二酸化炭素の代わりに窒素を充填したもの(比較例3)も調製した。それぞれを1週間保存した後に、その化粧水含浸シートを前腕部に3分間もしくは20分間貼付し、皮膚の状況を観察し血流の促進効果を確認した。その結果、実施例7、8いずれも皮膚の紅潮が認められ、ポリエチレンフィルムよりナイロンフィルムの方が、皮膚の紅潮が著しく二酸化炭素の揮散が抑えられることが示唆された。
実験例4
PET/ポリエチレン/レーヨン製の不織布(坪量90g/m2)に低密度ポリエチレンフィルム(厚み:20μm;二酸化炭素透過性:約42,000cc/m2・day・atm)を熱融着で積層したもの(実施例9)、及び同じ不織布にポリエチレン/ナイロン/ポリエチレン多層フィルム(厚み:12μm;二酸化炭素透過性:約500cc/m2・day・atm)を熱融着で積層したもの(実施例10)それぞれを30mm×40mmに調整し、化粧水組成物1(pH4.8)を含浸させ、実施例1と同様に、アルミニウム製ピロー内にそれぞれ二酸化炭素を充填した。また、実施例10において二酸化炭素の代わりに窒素を充填したもの(比較例4)も調製した。それぞれを1週間保存した後に、その化粧水含浸シートを前腕部に3分間もしくは20分間貼付し、皮膚の状況を観察し血流の促進効果を確認した。その結果、実施例9、10いずれも皮膚の紅潮が認められ、ポリエチレンフィルムよりポリエチレン/ナイロン/ポリエチレン多層フィルムの方が、皮膚の紅潮が著しく二酸化炭素の揮散が抑えられることが示唆された。
実験例5
下記のゲル組成物2のシートを先の実験例1と同じように調製し、ピロー内を二酸化炭素100%で充填したもの(実施例11)及び窒素100%で充填したもの(比較例5)を、毎晩両下眼瞼に10分間貼付し、その効果を評価した。
評価は2日間使用後と10日間使用後に評価を行った。
これにより、二酸化炭素を含有させた本発明シート材を使用した場合に有意に肌症状が改善されることがわかった。
実験例6
実験例2同様に厚みの異なるゲルシートを調整(実施例12、13、14、比較例6)し、PET製の容器に入れた後に、内表面積100cm2のアルミニウムピロー包装に封入し空隙を炭酸ガスに置換した後に密封した。20℃で一週間保存した後、シートの炭酸ガス濃度を測定した。
これにより、炭酸ガスの溶存量としては、充填比35%以下、好ましくは25%以下が好ましい事がわかる。
本発明身体貼付用シート材の断面説明図を示す図である。 ポリエチレンシート基材上に形成したゲル(サンプルa)の形態を示す図である。 ゲルをシート状に形成したサンプルbをトレイ中に保存した状態を示す図である。
符号の説明
(A):シート状貼付剤
(B):二酸化炭素
(C):二酸化炭素難透過性の包装ピロー

Claims (7)

  1. 二酸化炭素難透過性の包装ピロー内に、液又はゲルを含有するシート状貼付剤を入れ、ピロー内のガスを二酸化炭素に交換することにより、二酸化炭素とともにシート状貼付剤を密封してなる身体貼付用シート材であって、25℃において当該シート状貼付剤が100〜3,000ppmの二酸化炭素を溶存するpH3.5〜6.5の液又はゲルを有するシート状貼付剤であり、包装ピローの内表面積から計算される容積に対する前記液又はゲルの充填比が、0.5〜25%であることを特徴とする身体貼付用シート材。
  2. 前記包装ピロー内のガスの圧力が、25℃において0.8〜2.0気圧である請求項1記載の身体貼付用シート材。
  3. 前記シート状貼付剤の皮膚に接着する面と反対側に、二酸化炭素透過性10万cc/m2・day・atm以下のシート基材を有するものである請求項1又は2記載の身体貼付用シート材。
  4. シート状貼付剤が、二酸化炭素を溶存する液又はゲルを担持した不織布に、二酸化炭素透過性10万cc/m2・day・atm(25℃)以下のフィルムを積層したものである請求項1〜のいずれか1項記載の身体貼付用シート材。
  5. 液又はゲルを含有するシート状貼付剤を二酸化炭素難透過性の包装ピロー内に入れ、ピロー内のガスを二酸化炭素に交換する、請求項1〜のいずれか1項記載の身体貼付用シート材の製造法。
  6. 二酸化炭素難透過性の包装ピロー内に、液又はゲルを含有するシート状貼付剤を入れ、ピロー内のガスを二酸化炭素に交換することにより、25℃において100〜3,000ppmの二酸化炭素を溶存するpH3.5〜6.5の液又はゲルを有するシート状貼付剤を、包装ピローの内表面積から計算される容積に対する前記液又はゲルの充填比が0.5〜25%となるように、二酸化炭素とともに充填し密封してなる包装ピロー。
  7. 前記シート状身体用貼付剤の皮膚に接着する面と反対側に、気体透過性10万cc/m2・day・atm以下のシート基材を有するものである請求項記載の包装ピロー。
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