JP4655712B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式などを適用したプリンタ、複写機、及びファクシミリ、或いはこれらの機能を兼ね備えた複合機等の画像形成装置に関し、特に、回収したトナーの搬送手段の改良に関するものである。
実公平08−005495号公報 特許第3267421号公報 特開2000−019922号公報 特開2000−214741号公報
従来、転写後に感光体の表面をクリーニング装置で清掃してこの感光体上に残留したトナーを回収し、この回収された回収トナーをトナー回収部、現像装置のトナー補給部及びこのトナー補給部にトナー供給するトナー供給部のいずれか1又は2以上へ搬送する回収トナー搬送装置を有し、この回収トナー搬送装置の搬送経路にはその一部に回収トナーが自重で落下する自重落下経路部が存在する画像形成装置が知られている。
図23は、従来の回収トナー搬送装置20における搬送経路21の縦断面図である。本回収トナー搬送装置20は、クリーニング装置からトナー回収部等へ回収トナーTを搬送する搬送経路21がコ字状に形成され搬送経路21の一部に自重落下経路22が形成されている。回収トナー搬送装置20の搬送経路21には、クリーニング装置から自重落下経路部22の上部まで回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部21a、及び自重落下経路部22の下部からトナー回収部等へ回収トナーTを搬送する水平搬送経路部21bが形成されている。水平搬送路部21aの内部には、回収トナーTをクリーニング装置から水平方向に搬送する搬送駆動軸25及び搬送駆動軸25に連結されているコイル状の搬送部材24(例えば、オーガ)が設けられている。また、水平搬送路21bの内部には、自重落下経路部22の下部から水平方向に搬送する搬送駆動軸27及び搬送駆動軸27に連結されているコイル状の搬送部材26(例えば、オーガ)が設けられている。
上記構成における回収トナー搬送装置20では、最初に、クリーニング装置で回収された回収トナーTが、搬送駆動軸25を回転させることで搬送部材24によって水平搬送路部21a内をクリーニング装置から自重落下経路部22内の上部まで搬送される。次いで、自重落下経路部22内で回収トナーTが自重落下経路部22の下部まで落下する。次いで、自重落下経路部22の下部まで落下した回収トナーTが、搬送駆動軸27を回転させることで搬送部材26によって水平搬送路部21b内を自重落下経路部22内の下部からトナー回収部等まで搬送される。
尚、本回収トナー搬送装置20における自重落下経路22では、図23に示すように、内壁面23に回収トナーTが付着する。図24は、図23の自重落下経路部22の横断面図である。自重落下経路部22は、横断面矩形状に形成され、特に内壁面23の隅角部で回収トナーTが多く付着する。
特に、高温・高湿環境下においては、トナーのような粉体では付着力が強く流動性が悪くなる。
そこで、従来においてもこのような問題、即ち、自重落下経路部の内壁面に回収トナーが付着するのを防止するためのいくつかの方法が提案されており、例えば、トナー付着防止手段が設けられている画像形成装置等としては、下記のものが開示されている。
第1に、転写後の感光体上に残留したトナーを清掃するクリーニング手段を備えたクリーニング部と、清掃されたトナーを回収する回収部と、トナーをクリーニング部から回収部へ搬送する搬送部とを有し、該搬送部の経路中には内部をトナーが自重で落下するパイプ状の落下経路が設けられているクリーニング装置において、前記落下経路の外部から当該落下経路に震動を与える震動発生手段を設けたことを特徴とするクリーニング装置である(特許文献1参照)。これによれば、落下経路に震動発生手段によって震動を与えられるので、その内壁にトナーが付着せず、落下経路が塞がることがないのでトナー漏れやトナー飛散、更にはクリーニング装置を破損してしまうこと等を防止することができる。
第2に、感光体と、該感光体の周囲に配置された像形成プロセス手段としての現像装置及びクリーニング装置とを備え、前記クリーニング装置により前記感光体から回収されたトナーを前記現像装置のトナー補給部へと搬送するトナー搬送機構を有する画像形成装置において、前記現像装置は画像形成装置に対して着脱可能に設けられ、前記トナー搬送機構の搬送部材終端部から前記トナー補給部との連結口に至る接続部が下方に向かって広くなるように形成され、該接続部が前記搬送部材により搬送されたトナーが前記トナー補給部内に落下する自由落下部となるとともに、前記トナー補給部は、前記トナー搬送機構と連結される開口からトナー補給部本体部に至る開口直下部が下方に向かって広くなるように形成されていることを特徴とする画像形成装置である(特許文献2参照)。これによれば、トナー搬送機構の搬送部材終端部からトナー補給部の本体に至る壁面にリサイクルトナーが付着堆積してブロッキングすることがない。従って、現像装置のトナー補給部のアジテータが回転していないときにリサイクルトナーが堆積したり、現像装置を脱着する際にトナー漏れが発生したりすることを防止することができる。
第3に、帯電、露光、現像、転写、クリーニング、除電などの電子写真プロセス装置を感光体の周囲に配置した電子写真方式の画像形成装置において、クリーニング装置を現像装置の上方に配置し、クリーニング装置のトナー排出口と現像装置のトナー回収口を結ぶ経路を設け、かつ、クリーニング装置により除去された廃トナーをトナー排出口へ搬送する搬送コイルに連動して搬送経路をたたくたたき部材を設けたことを特徴とする画像形成装置である(特許文献3参照)。これによれば、クリーニング装置で除去された廃トナーが搬送コイルによりトナー排出口に搬送され、搬送コイルに連動するたたき部材が搬送経路をたたくことで、廃トナーはその部分に滞留することなく経路を自由落下し、現像装置のトナー回収口より回収されるので、全てのトナーを無駄なく再利用することができる。
第4に、粉体トナーを用いた画像形成装置のトナー搬送方法であって、トナー搬送部の搬送部材に揺動部材と揺動部材揺動発生部材とを設け、該揺動部材揺動発生部材により前記揺動部材に段差揺動を与え、前記段差揺動中に衝撃吸収材に対して前記揺動部材を衝突させることを特徴とするトナー搬送方法である(特許文献4参照)。これによれば、トナーに振動を与えるべく揺動板と揺動板に段差揺動を与える段差揺動発生部材とを用い、さらに段差揺動発生部材における段差終了時には、衝撃吸収材を介して揺動板を停止させることにより垂直方向へのトナーの搬送に際し、比較的容易な構成で、トナー凝集を発生させる応力を加えることがなく、かつ機械の騒音を低下させることができる。
しかしながら、上記従来技術の場合には、第1の文献では、落下経路の外部から落下経路に震動を与える震動発生手段を設けているが、外部から落下経路に振動を与える際に騒音が発生するという問題、外部から落下経路に振動を与えるための動力源が必要であるのでコストが嵩むという問題、及び、粉状体であるトナーは高温・高湿環境下では付着力が強く流動性が悪くなるという問題がある。
第2の文献では、トナー搬送機構の搬送部材終端部からトナー補給部との連結口に至る接続部が下方に向かって広くなるように形成され、接続部が搬送部材により搬送されたトナーがトナー補給部内に落下する自由落下部となるとともに、トナー補給部は、トナー搬送機構と連結される開口からトナー補給部本体部に至る開口直下部が下方に向かって広くなるように形成されているが、自由落下部が傾斜している場合、及び自由落下部が比較的長い場合には、自由落下部でのトナーの流動性を良好に保つことが困難であるという問題、及び、粉状体であるトナーは高温・高湿環境下で流動性が悪化するため搬送が不安定であるという問題がある。
第3の文献では、クリーニング装置により除去された廃トナーをトナー排出口へ搬送する搬送コイルに連動して搬送経路をたたくたたき部材を設けているため、搬送経路をたたく際に騒音が発生するという問題、及び、粉状体であるトナーは高温・高湿環境下で流動性が悪化するため搬送が不安定であるという問題がある。
第4の文献では、トナー搬送部の搬送部材に揺動部材と揺動部材揺動発生部材とを設け、揺動部材揺動発生部材により揺動部材に段差揺動を与え、段差揺動中に衝撃吸収材に対して揺動部材を衝突させているが、粉状体であるトナーは高温・高湿環境下で流動性が悪化するため搬送が不安定であるという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、高温・高湿環境下においても自重落下経路部でトナーの搬送を確実に行うことが可能なトナー付着防止手段を設けると共に、トナー付着防止手段を低コストで、レイアウトの自由度が高く、簡単な機構で実現することができる画像形成装置を提供することにある。
即ち、本発明は、転写後に感光体の表面をクリーニング装置で清掃してこの感光体上に残留したトナーを回収し、この回収された回収トナーをトナー回収部、現像装置のトナー補給部及びこのトナー補給部にトナー供給するトナー供給部のいずれか1又は2以上へ搬送する回収トナー搬送装置を有し、この回収トナー搬送装置の搬送経路にはその一部に回収トナーが自重で落下する自重落下経路部が存在し、また、この自重落下経路部内にはこの自重落下経路部の内壁面に回収トナーが付着するのを防止するトナー付着防止手段が設けられている画像形成装置において、上記トナー付着防止手段が、自重落下経路部内でその長さ方向に延びる連結基部と、この連結基部から互いに所定の間隔を置いて自重落下経路部内の所定の方向に突出する多数の突起からなる複数の突起列とを有し、各突起列を形成する各突起が連結基部の長さ方向に互いに異なる位置から突出している撹拌部材と、この撹拌部材の連結基部に接続されて撹拌部材を駆動する駆動部材とで構成されていることを特徴とする画像形成装置である。これによれば、高温・高湿環境下においても自重落下経路部でトナーの搬送を撹拌部材で確実に行うことができる。
本発明において、自重落下経路部は、その経路内部形状が横断面矩形状であるのがよく、これによれば、自重落下経路部を装置の筐体と一体に成形できるため、自重落下経路部を低コストで設けることができる。
また、本発明において、撹拌部材の各突起列を形成する各突起は、その先端が横断面矩形状の自重落下経路部の隅角部に向けて突出しているため、粉状体のトナーは隅角部で付着しやすいので、自重落下経路部の隅角部に付着したトナーを確実に搬送することができる。
また、本発明において、撹拌手段の駆動部材は、クリーニング装置の駆動力を撹拌手段の撹拌部材に伝達する動力伝達部材であるのがよく、これによれば、撹拌手段の駆動部材を別個に設ける必要がなくコストが嵩むことを防止することができる。
また、本発明において、撹拌部材が複数の連結基部とこれら各連結基部に設けられた突起列とからなる複数の撹拌部材構成材で構成されており、各撹拌部材構成材が互いに異なる撹拌動作を行うため、高温・高湿環境下においても自重落下経路部でトナーの搬送を更に確実に行うことができる。
また、本発明は、転写後に感光体の表面をクリーニング装置で清掃してこの感光体上に残留したトナーを回収し、この回収された回収トナーをトナー回収部、現像装置のトナー補給部及びこのトナー補給部にトナー供給するトナー供給部のいずれか1又は2以上へ搬送する回収トナー搬送装置を有し、この回収トナー搬送装置の搬送経路にはその一部に回収トナーが自重で落下する自重落下経路部が存在し、また、この自重落下経路部内にはこの自重落下経路部の内壁面に回収トナーが付着するのを防止するトナー付着防止手段が設けられている画像形成装置において、上記トナー付着防止手段が、自重落下経路部内においてこの自重落下経路部の内壁面に付着した回収トナーを掻き落す掻き落し部材と、上記自重落下経路部の外部から上記掻き落し部材を駆動する駆動部材とで構成されていることを特徴とする画像形成装置である。これによれば、高温・高湿環境下においても自重落下経路部でトナーの搬送を掻き落し部材で確実に行うことができる。
本発明において、掻き落し部材は、自重落下経路部の内壁面に沿ってこの自重落下経路部の長さ方向に所定の距離だけ往復動する往復運動体であるのがよく、これによれば、高温・高湿環境下においても自重落下経路部でトナーの搬送を往復運動体によって確実に行うことができる。
また、本発明において、掻き落し部材は、自重落下経路部の内部に内壁面に交わるように配置された回転軸と、この回転軸に取り付けられて先端が自重落下経路部の内壁面に沿って回転又は揺動をする回動体とからなる回動運動体であるのがよく、これによれば、高温・高湿環境下においても自重落下経路部でトナーの搬送を回動運動体によって確実に行うことができる。
また、本発明において、駆動部材は、掻き落し部材によるトナー掻き落し動作の要否を判断する判定装置と、この判定装置による判定結果をユーザーに報知する報知装置とを備えているのがよく、これによれば、掻き落し部材によるトナー掻き落し動作の要否をユーザーが認識することができる。
また、本発明は、転写後に感光体の表面をクリーニング装置で清掃してこの感光体上に残留したトナーを回収し、この回収された回収トナーをトナー回収部、現像装置のトナー補給部及びこのトナー補給部にトナー供給するトナー供給部のいずれか1又は2以上へ搬送する回収トナー搬送装置を有し、この回収トナー搬送装置の搬送経路にはその一部に回収トナーが自重で落下する自重落下経路部が存在し、また、この自重落下経路部内にはこの自重落下経路部の内壁面に回収トナーが付着するのを防止するトナー付着防止手段が設けられている画像形成装置において、上記トナー付着防止手段が、自重落下経路部の内壁面にエアフローを形成せしめる送風装置であることを特徴とする画像形成装置である。これによれば、高温・高湿環境下においても自重落下経路部でトナーの搬送をエアフローで確実に行うことができる。
本発明において、送風装置は、自重落下経路部の上流部近傍内壁面に沿って開口する空気噴出口と、自重落下経路部の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口と、これら空気噴出口と空気吸込口との間を連通する空気流路部と、この空気流路部内に配設されて空気流路内に空気吸込口から空気噴出口に向うエアフローを形成する送風機とを備えているのがよく、これによれば、エアーを循環することで粉状体であるトナーの装置内への飛散を防止することができる。
また、本発明において、送風装置は、自重落下経路部の内壁面に穿設された小さな多数の空気穴からなる空気穴群と、自重落下経路部の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口と、これら空気穴群と空気吸込口との間を連通する空気流路部と、この空気流路部内に配設されて空気流路部内に空気吸込口から空気穴群に向うエアフローを形成する送風機とを備えているのがよく、これによれば、高温・高湿環境下においても自重落下経路部でトナーの搬送をエアフローで更に確実に行うことができると共に、エアーを循環することで粉状体であるトナーの装置内への飛散を防止することができる。
また、本発明において、送風装置は、この送風装置の駆動を制御する制御装置を備えており、自重落下経路部の内壁面にエアフローを形成する送風タイミングの制御を行うのがよく、これによれば、所定時期に送風装置を駆動することができるため送風装置での電力を抑制することができる。
本発明によれば、高温・高湿環境下においても自重落下経路部でトナーの搬送を確実に行うことが可能なトナー付着防止手段を設けると共に、トナー付着防止手段を低コストで、レイアウトの自由度が高く、簡単な機構で実現することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1〜図6は、本発明に係る画像形成装置おける第1の実施形態を示す図である。
図1は、本実施形態における画像形成装置10を示す概略図である。画像形成装置10には、像担持体である感光体ドラム1が設けられている。感光体ドラム1は、円筒状に形成され静電潜像がその表面に形成される。感光体ドラム1は、前後方向の軸に対して反時計回り方向に回転する。感光体ドラム1の周辺には、感光体ドラム1の表面を帯電させる帯電装置2が設けられている。また、感光体ドラム1の周辺であって感光体ドラム1の回転方向に向けて帯電装置2の下流には、帯電装置2で帯電された感光体ドラム1の表面に静電潜像を形成する露光装置3が設けられている。また、感光体ドラム1の周辺であって感光体ドラム1の回転方向に向けて露光装置3の下流には、現像装置4が設けられている。現像装置4は、感光体ドラム1表面に形成されている静電潜像をトナーで可視化するものである。
また、感光体ドラム1の周辺であって感光体ドラム1の回転方向に向けて現像装置4の下流には、転写装置5が設けられている。転写装置5は、現像装置4のトナーで可視化されたトナー像を転写材上に転写するものである。また、転写装置5と帯電装置2との間には、転写装置5で感光体ドラム1表面からトナーで可視化されたトナー像が転写材に転写された後、感光体ドラム1表面に残存するトナーを取り除くためのクリーニン装置6が配置されている。
また、画像形成装置10の所定個所には、トナー供給装置7及びトナー回収部8が設けられている。トナー供給装置7は、現像装置4のトナー補給部にトナーを供給するものである。トナー回収部8は、クリーニン装置6で感光体ドラム1表面に残存するトナーを取り除いた回収トナーを貯蔵するものである。
また、画像形成装置10の所定箇所には、トナー回収部8、現像装置4のトナー補給部及びトナー補給部にトナー供給するトナー供給装置7のいずれか1又は2以上(以下、トナー回収部8等と称す)へ搬送する後述の回収トナー搬送装置が設けられている。回収トナー搬送装置の搬送経路にはその一部に回収トナーがその自重で落下する後述の自重落下経路部が存在する。また、自重落下経路部内には自重落下経路部の内壁面に回収トナーが付着するのを防止する後述のトナー付着防止手段が設けられている。
尚、トナーとしては、磁性キャリア及び非磁性トナーからなる2成分系トナー、又は非磁性トナーのみからなる1成分系トナーが用いられる。
上記構成における画像形成装置10では、最初に感光体ドラム1が帯電装置2で帯電され、次いで、静電潜像が露光装置3で書き込まれ、次いで、現像装置4で静電潜像がトナーで可視化され、次いで、可視化されたトナー像が転写装置5で転写材上に転写される。その後、感光体ドラム1表面に残存するトナーがクリーニング装置6で取り除かれ回収され、回収トナーが回収トナー搬送装置でトナー回収部8等へ搬送される。
図2は、本発明の要部である回収トナー搬送装置40における搬送経路40Aの縦断面図である。本回収トナー搬送装置40には、自重落下経路部48内に自重落下経路部48の内壁面43に回収トナーTが付着するのを防止するトナー付着防止手段49が設けられている。
回収トナー搬送装置40は、クリーニング装置6からトナー回収部8等へ回収トナーTを搬送する搬送経路40Aがコ字状に形成され搬送経路40Aの一部に自重落下経路48が形成されている。回収トナー搬送装置40の搬送経路40Aには、クリーニング装置6から自重落下経路部48の上部まで回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部40a、及び自重落下経路部48の下部からトナー回収部8等へ回収トナーTを搬送する水平搬送経路部40bが形成されている。水平搬送路部40aの内部には、回収トナーTをクリーニング装置6から水平方向に搬送する搬送駆動軸45及び搬送駆動軸45に連結されているコイル状の搬送部材44(例えば、オーガ)が設けられている。また、水平搬送路40bの内部には、自重落下経路部48の下部から水平方向に搬送する搬送駆動軸47及び搬送駆動軸47に連結されているコイル状の搬送部材46(例えば、オーガ)が設けられている。自重落下経路部48の内部には、トナー付着防止手段49が設けられている。トナー付着防止手段49は、自重落下経路部48内でその長さ方向に延びる連結基部41c、及び連結基部41cから互いに所定の間隔を置いて自重落下経路部48内の所定の方向に突出する多数の突起41a,41bからなる複数の突起列41A,41Bを有し、各突起列41A,41Bを形成する各突起41bが連結基部41cの長さ方向に互いに異なる位置から突出している撹拌部材41、並びに撹拌部材41の連結基部41cに接続されて撹拌部材41を駆動する図示しない駆動部材から構成されている。
図3は、回収トナー搬送装置40の撹拌部材41の一例を示す斜視図である。撹拌部材41は、矩形板状に形成されている連結基部41c、連結基部41cの左右方向一端に所定の間隔を置いて前方に突出する縦断面矩形状に形成されている多数の突起41a1〜41a6からなる突起列41A、及び連結基部41cの左右方向他端に所定の間隔を置いて前方に突出する多数の突起41b1〜b6からなる突起列41Bから構成されている。
図4は、図3の撹拌部材41の側面図である。突起列41Aを形成する多数の突起41a1〜41a6及び突起列41Bを形成する多数の突起41b1〜41b6は、連結基部41cの上下方向に互いに異なる位置から突出している。
図5は、撹拌部材41における突起列41A,41Bの突起41a1〜41a6,41b1〜41b6の上下方向の間隔rと撹拌部材が駆動部材で揺動される距離sとの関係を示す図である。撹拌部材41における突起列41A,41Bの突起41a1〜41a6,41b1〜41b6の上下方向の間隔rと撹拌部材41が駆動部材で揺動される距離sとは、r<sとなるように、撹拌部材41が駆動部材で揺動される。
図6は、回収トナー搬送装置40の自重落下経路部48と撹拌部材41の変形例を示す図である。
図6(a)は、自重落下経路部48が所定の厚さの横断面矩形状であって、撹拌部材41が自重落下経路部48の内壁面43から所定の間隔を空けて内壁面43に沿って横断面コ字状に形成されているものである。撹拌部材41の連結基部41cは、自重落下経路部48の内壁面43から所定の間隔を空けて内壁面43に沿って横断面コ字状に形成されている。撹拌部材41の突起列41A,41Bは、連結基部41cの横断面コ字開口先端部にそれぞれ形成されている。
図6(b)は、自重落下経路部48が所定の厚さの横断面円状であって、撹拌部材41が自重落下経路部48の内壁面43に沿って開口を有する所定の厚さの横断面多角形状に形成されているものである。撹拌部材41の突起列41A,41Bは、連結基部41cの横断面開口先端部にそれぞれ形成されている。
図6(c)は、自重落下経路部48が所定の厚さの横断面矩形状であって、撹拌部材41が自重落下経路部48の内壁面43に沿って所定の厚さの横断面一字状に平行となるようにニ分割されて形成されているものである。撹拌部材41の連結基部41cは、自重落下経路部48の内壁面43に沿って横断面矩形状のものが平行となるようにニ分割されて形成されている。撹拌部材41の突起列41A,41Bは、ニ分割されている連結基部41cの横断面左右端部にそれぞれ形成されている。
図6(d)は、自重落下経路部48が所定の厚さの横断面円状であって、撹拌部材41が自重落下経路部48の内壁面43に沿って所定の厚さの横断面多角形状に対照となるようにニ分割されて形成されているものである。撹拌部材41の突起列41A,41Bは、ニ分割されている連結基部41cの横断面左右端部にそれぞれ形成されている。
図6(e)は、自重落下経路部48が所定の厚さの横断面矩形状であって、撹拌部材41が自重落下経路部48の隅角部に向けて突出している所定の厚さの横断面十字状に形成されているものである。撹拌部材41の突起列41A,41Bは、連結基部41cの横断面十字先端部にそれぞれ形成されている。
上記構成における回収トナー搬送装置40では、最初に、クリーニング装置6で回収された回収トナーTが、搬送駆動軸45を回転させることで搬送部材44によって水平搬送路部40a内をクリーニング装置6から自重落下経路部48内の上部まで搬送される。次いで、自重落下経路部48内の上部まで搬送された回収トナーTを、駆動部材によって撹拌部材41を揺動させることで自重落下経路部48内を上部から下部へ搬送させる。次いで、自重落下経路部48の下部まで搬送された回収トナーTが、搬送駆動軸47を回転させることで搬送部材46によって水平搬送路部40bを自重落下経路部48の下部からトナー回収部8等まで搬送される。
以上、本第1の実施形態における画像形成装置10の回収トナー搬送装置40によれば、自重落下経路部48の内壁面43の近傍に撹拌部材41を設けることができるため、高温・高湿環境下においても自重落下経路部48で回収トナーTの搬送を確実に行うことが可能なトナー付着防止手段49を設けると共に、トナー付着防止手段49を低コストで、レイアウトの自由度が高く、簡単な機構で実現することができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第2の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図7は、本発明の要部である回収トナー搬送装置50における搬送経路50Aの縦断面図である。本回収トナー搬送装置50には、自重落下経路部58内に自重落下経路部58の内壁面53に回収トナーTが付着するのを防止するトナー付着防止手段59が設けられている。
回収トナー搬送装置50は、クリーニング装置6からトナー回収部8等へ回収トナーTを搬送する搬送経路50Aがコ字状に形成され搬送経路50Aの一部に自重落下経路部58が形成されている。回収トナー搬送装置50の搬送経路50Aには、クリーニング装置6から自重落下経路部58の上部まで回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部50a、及び自重落下経路部58の下部からトナー回収部8等へ回収トナーTを搬送する水平搬送経路部50bが形成されている。水平搬送路部50aの内部には、回収トナーTをクリーニング装置6から水平方向に搬送する搬送駆動軸55及び搬送駆動軸55に連結されているコイル状の搬送部材54(例えば、オーガ)が設けられている。また、水平搬送路50bの内部には、自重落下経路部58の下部から水平方向に搬送する搬送駆動軸57及び搬送駆動軸57に連結されているコイル状の搬送部材56(例えば、オーガ)が設けられている。自重落下経路部58の内部には、トナー付着防止手段59が設けられている。トナー付着防止手段59は、自重落下経路部58内でその長さ方向に延びる連結基部51c、及び連結基部51cから互いに所定の間隔を置いて自重落下経路部58内の所定の方向に突出する多数の突起51a,51bからなる複数の突起列51A,51Bを有し、各突起列51A,51Bを形成する各突起51bが連結基部51cの長さ方向に互いに異なる位置から突出している撹拌部材51、撹拌部材51の上端部に設けられているクランク軸51d、並びにクランク軸51dに接続されて撹拌部材51を駆動する図示しない駆動部材から構成されている。尚、攪拌手段の駆動部材は、クリーニング装置6の駆動力を攪拌手段の攪拌部材に伝達する動力伝達部材とすることができる。
上記構成における回収トナー搬送装置50では、最初に、クリーニング装置6で回収された回収トナーTが、搬送駆動軸55を回転させることで搬送部材54によって水平搬送路部50a内をクリーニング装置6から自重落下経路部58内の上部まで搬送される。次いで、自重落下経路部58内の上部まで搬送された回収トナーTを、駆動部材によってクランク軸51dを回転させ撹拌部材51を揺動させることで自重落下経路部58内を上部から下部へ搬送させる。次いで、自重落下経路部58の下部まで搬送された回収トナーTが、搬送駆動軸57を回転させることで搬送部材56によって水平搬送路50bを自重落下経路部58の下部からトナー回収部8等まで搬送される。
以上、本第2の実施形態における画像形成装置10の回収トナー搬送装置50によれば、第1の実施形態と同様に、自重落下経路部58の内壁面53の近傍に撹拌部材51を設けることができるため、高温・高湿環境下においても自重落下経路部58で回収トナーTの搬送を確実に行うことが可能なトナー付着防止手段59を設けると共に、トナー付着防止手段59を低コストで、レイアウトの自由度が高く、簡単な機構で実現することができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第3の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図8は、本発明の要部である回収トナー搬送装置60における搬送経路60Aの縦断面図である。本回収トナー搬送装置60には、自重落下経路部68内に自重落下経路部68の内壁面63に回収トナーTが付着するのを防止するトナー付着防止手段69が設けられている。
回収トナー搬送装置60は、クリーニング装置6からトナー回収部8等へ回収トナーTを搬送する搬送経路60Aが形成され搬送経路60Aの一部に自重落下経路部68が形成されている。回収トナー搬送装置60の搬送経路60Aには、クリーニング装置6から自重落下経路部68の上部まで回収トナーTを傾斜下方向に搬送する傾斜搬送経路部60a、及び自重落下経路部68の下部からトナー回収部8等へ回収トナーTを搬送する水平搬送経路部60bが形成されている。傾斜搬送路部60aの内部には、回収トナーTをクリーニング装置6から傾斜下方向に搬送する搬送駆動軸65及び搬送駆動軸65に連結されているコイル状の搬送部材64(例えば、オーガ)が設けられている。また、水平搬送路60bの内部には、自重落下経路部68の下部から水平方向に回収トナーTを搬送する搬送駆動軸67及び搬送駆動軸67に連結されているコイル状の搬送部材66(例えば、オーガ)が設けられている。自重落下経路部68は、水平方向へ延びてR形状を介して鉛直方向に延びている。自重落下経路部68の内部には、トナー付着防止手段69が設けられている。トナー付着防止手段69は、自重落下経路部68内で水平方向へ延びてR形状を介して鉛直方向に延びる連結基部61c、及び連結基部61cから互いに所定の間隔を置いて自重落下経路部68内の所定の方向に突出する多数の突起61a,61bからなる複数の突起列61A,61Bを有し、各突起列61A,61Bを形成する各突起61a,61bが連結基部61cの長さ方向に互いに異なる位置から突出している撹拌部材61、撹拌部材61の上端部に設けられているクランク軸61d、並びにクランク軸61dに接続されて撹拌部材61を駆動する駆動部材から構成されている。本実施形態の駆動部材は、傾斜搬送路部60aの内部に設けられている搬送部材64であって、搬送部材64の先端部がクランク軸61dに連結されている。
上記構成における回収トナー搬送装置60では、最初に、クリーニング装置6で回収された回収トナーTが、搬送駆動軸65を回転させることで搬送部材64によって傾斜搬送路部60a内をクリーニング装置6から自重落下経路部68内の上部まで搬送される。次いで、自重落下経路部68内の上部まで搬送された回収トナーTが、搬送部材66によってクランク軸61dを回転させ撹拌部材61を揺動させることで自重落下経路部68内を上部から下部へ搬送させる。次いで、自重落下経路68の下部まで搬送された回収トナーTが、搬送駆動軸67を回転させることで搬送部材66によって水平搬送路部60bを自重落下経路部68の下部からトナー回収部8等まで搬送される。
以上、本第3の実施形態における画像形成装置10の回収トナー搬送装置60によれば、第1の実施形態と同様に、自重落下経路部68の内壁面63の近傍に撹拌部材61を設けることができるため、高温・高湿環境下においても自重落下経路部68で回収トナーTの搬送を確実に行うことが可能なトナー付着防止手段69を設けると共に、トナー付着防止手段69を低コストで、レイアウトの自由度が高く、簡単な機構で実現することができる。
また、傾斜搬送経路部60a内の搬送部材64の先端部が撹拌部材61のクランク軸61dに連結されているため、撹拌部材61を揺動させる駆動部材を別個に設ける必要がなくコストが嵩むことを防止することができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第4の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図9は、本発明の要部である画像形成装置10の回収トナー搬送装置70における縦断面図である。回収トナー搬送装置70には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路71が形成されている。搬送経路71は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部72、及び水平搬送経路部72とトナー回収部8とを連結して回収トナーTを自重で落下させる自重落下経路部73から構成されている。自重落下経路部73は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部73には、トナー付着防止手段74が設けられている。トナー付着防止手段74は、自重落下経路部73の内壁部75に付着した回収トナーTを掻き落す掻き落し部材76、及び自重落下経路73の外部から掻き落し部材76を駆動する駆動部材77から構成されている。掻き落し部材76は、自重落下経路部73の内壁面75に沿って自重落下経路部73の長さ方向に所定の距離だけ往復動する往復運動体である。駆動部材77は、一端が掻き落し部材76に連結され他端が自重落下経路部73の外部に延びている伝達部材77a、伝達部材77aを摺動可能に支持するガイド部材77b、伝達部材77aを自重落下経路部73の外部方向に付勢するスプリング77c、及び伝達部材77aの先端部に設けられている釦部材77dから構成されている。
上記構成における回収トナー搬送装置70では、釦部材77dを押下することでスプリング77cの付勢力に抗して伝達部材77aが下降して掻き落し部材76が自重落下経路部73に沿って下降する。また、釦部材77aの押下を止めるとスプリング77cの付勢力で伝達部材77aが上昇して掻き落し部材76が自重落下経路部73に沿って上昇する。
以上、本第4の実施形態における画像形成装置10の回収トナー搬送装置60によれば、掻き落し部材76は、自重落下経路部73の内壁面75に沿って自重落下経路部73の長さ方向に所定の距離だけ往復動する往復運動体であるため、高温・高湿環境下においても自重落下経路部73に付着する回収トナーTを往復運動体によって掻き落すことができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第5の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図10は、本発明の要部である画像形成装置10の回収トナー搬送装置80における縦断面図である。回収トナー搬送装置80には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路81が形成されている。搬送経路81は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部82、及び水平搬送経路部82とトナー回収8とを連結してトナーTを自重で落下させる自重落下経路部83から構成されている。自重落下経路部83は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部83には、トナー付着防止手段84が設けられている。トナー付着防止手段84は、自重落下経路部83の内壁部85に付着した回収トナーTを掻き落す掻き落し部材86、及び自重落下経路83の外部から掻き落し部材86を駆動する駆動部材87から構成されている。掻き落し部材86は、自重落下経路部83の内壁面85に沿って自重落下経路部83の長さ方向に所定の距離だけ往復動する往復運動体である。掻き出し部材は、コイル状部材である。駆動部材87は、一端が掻き落し部材86に連結され他端が自重落下経路部83の外部に延びている伝達部材87a、伝達部材87aを摺動可能に支持するガイド部材87b、伝達部材87aを自重落下経路部83の外部方向に付勢するスプリング87c、及び伝達部材87aの先端部に設けられている釦部材87dから構成されている。
上記構成における回収トナー搬送装置80では、釦部材87dを押下することでスプリング87cの付勢力に抗して伝達部材87aが下降して掻き落し部材86が自重落下経路部83に沿って下降する。また、釦部材87aの押下を止めるとスプリング87cの付勢力で伝達部材87aが上昇して掻き落し部材86が自重落下経路部83に沿って上昇する。
以上、本第5の実施形態における画像形成装置10の回収トナー搬送装置80によれば、掻き落し部材86は、自重落下経路部83の内壁面85に沿って自重落下経路部83の長さ方向に所定の距離だけ往復動する往復運動体であるため、高温・高湿環境下においても自重落下経路部83に付着する回収トナーTを往復運動体によって掻き落すことができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第6の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図11は、本発明の要部である画像形成装置10の回収トナー搬送装置90における縦断面図である。回収トナー搬送装置90には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路91が形成されている。搬送経路91は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部92、及び水平搬送経路部92とトナー回収8とを連結して回収トナーTを自重で落下させる自重落下経路部93から構成されている。自重落下経路部93は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部93には、トナー付着防止手段94が設けられている。トナー付着防止手段94は、自重落下経路部93の内壁面95に付着した回収トナーTを掻き落す掻き落し部材96、及び自重落下経路93の外部から掻き落し部材96を駆動する駆動部材97から構成されている。掻き落し部材96は、自重落下経路部93の内部にその長さ方向に沿って配置された回転軸96a、及び回転軸86aに取り付けられて先端が自重落下経路部93の内壁面95に沿って回転又は揺動する回転体96bとからなる回転運動体である。駆動部材97は、一端が掻き落し部材96に連結され他端が自重落下経路部93の外部に延びている回転軸96a、伝達部材96aを摺動可能に支持するガイド部材97b、及び伝達部材97aの先端部に設けられている摘み部材97dから構成されている。
図12は、図11の回収トナー搬送装置90の自重落下経路部93における垂直断面図である。掻き出し部材96である回転軸86a及び回転体96bは、自重落下経路部93の内壁面95を時計・反時計回り方向に回転できるように構成されている。
以上、本第6の実施形態における画像形成装置10の回収トナー搬送装置90によれば、掻き落し部材96は、自重落下経路部93の内部にその長さ方向に沿って配置された回転軸96a、及び回転軸96aに取り付けられて先端が自重落下経路部93の内壁面95に沿って回転又は揺動する回転体96bとからなる回転運動体であるため、高温・高湿環境下においても自重落下経路部93に付着する回収トナーTを回転運動体によって掻き落すことができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第7の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図13は、本発明の要部である画像形成装置10の回収トナー搬送装置100における縦断面図である。回収トナー搬送装置100には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路101が形成されている。搬送経路101は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部102、及び水平搬送経路部102とトナー回収8とを連結して回収トナーTを自重で落下させる自重落下経路部103から構成されている。自重落下経路部103は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部103には、トナー付着防止手段104が設けられている。トナー付着防止手段104は、自重落下経路部103の内壁面105に付着した回収トナーTを掻き落す掻き落し部材106、及び自重落下経路103の外部から掻き落し部材106を駆動する駆動部材107から構成されている。掻き落し部材106は、自重落下経路部103の内壁面105に沿って自重落下経路部103の長さ方向に所定の距離だけ往復動する往復運動体である。駆動部材107は、一端が掻き落し部材106に連結され他端が自重落下経路部103の外部に延びている伝達部材107a、伝達部材107aを摺動可能に支持するガイド部材107b、伝達部材107aを自重落下経路部83の外部方向に付勢するスプリング107c、伝達部材107aの先端部に設けられている釦部材107d、掻き落し部材106による回収トナーT掻き落しの要否を判断する判定装置107e、判定装置107eによる判定結果をユーザーに報知する報知装置107f、及び判定装置107eから報知信号を入力して報知装置107fを駆動する駆動回路107gから構成されている。
図14は、図13の判定装置107eの構成を示すブロック図である。判定装置107eは、CPU107e1にメモリ107e2、タイマ107e3及びインターフェース107e4が並列して接続されて構成されている。
以上、本第7の実施形態における画像形成装置10の回収トナー搬送装置100によれば、駆動部材107は、掻き落し部材106によるトナーT掻き落しの要否を判断する判定装置107e、判定装置107eによる判定結果をユーザーに報知する報知装置107fを備えているため、掻き落し部材106によるトナーT掻き落し動作の要否をユーザーが認識することができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第8の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図15は、本発明の要部である回収トナー搬送装置110の縦断面図である。回収トナー搬送装置110には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路111が形成されている。搬送経路111は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部112、及び水平搬送経路部112とトナー回収部8とを連結して回収トナーTを自重で落下させる自重落下経路部113から構成されている。自重落下経路部113は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部113には、トナー付着防止手段114が設けられている。トナー付着防止手段114は、自重落下経路部113の内壁面115にエアフローを形成せしめる送風装置116である。送風装置116は、自重落下経路部113の上流部近傍内壁面に沿って開口する空気噴出口116a、自重落下経路部113の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口116b、空気噴出口116aと空気吸込口116bとの間を連通する空気流路部116c、空気流路部内116cに配設されて空気流路部116c内に空気吸込口116bから空気噴出口116aに向うエアフローを形成する送風機116dを備えている。尚、空気吸入口116bには、空気流路部116c内に回収トナーTが侵入しないようにフィルタ116eが設けられている。また、送風機116dは、回転軸116fを備えていて伝達ベルト116gでシート搬送ロール116hの駆動力が伝達して回転するようになっている。
以上、本第8の実施形態の回収トナー搬送装置110によれば、送風装置116は、自重落下経路部113の上流部近傍内壁面に沿って開口する空気噴出口116a、自重落下経路部113の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口116b、空気噴出口116aと空気吸込口116bとの間を連通する空気流路部116c、空気流路部内116cに配設されて空気流路部116c内に空気吸込口116bから空気噴出口116aに向うエアフローを形成する送風機116dを備えているため、高温・高湿環境下においても自重落下経路部113で回収トナーTの搬送をエアフローで確実に行うことができると共に、エアーを循環することで粉状体であるトナーTの装置内への飛散を防止することができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第9の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図16は、本発明の要部である回収トナー搬送装置120の縦断面図である。回収トナー搬送装置120には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路121が形成されている。搬送経路121は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部122、及び水平搬送経路部122とトナー回収部8とを連結して回収トナーTを自重で落下させる自重落下経路部123から構成されている。自重落下経路部123は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部123には、トナー付着防止手段124が設けられている。トナー付着防止手段124は、自重落下経路部123の内壁面125にエアフローを形成せしめる送風装置126である。送風装置116は、自重落下経路部123の内壁面125に穿設された小さな多数の空気穴126aからなる空気穴群、自重落下経路部123の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口126a、空気穴群と空気吸込口126bとの間を連通する空気流路部126c、空気流路部126c内に配設されて空気流路部126c内に空気吸込口126aから空気穴群に向うエアフローを形成する送風機126dを備えている。尚、空気吸入口126aには、空気流路部126c内に回収トナーTが侵入しないようにフィルタ126eが設けられている。
図17は、図16の自重落下経路部123に設けられている空気穴群の正面図である。空気穴群は、多数の空気穴126aを有している。
以上、本第9の実施形態の回収トナー搬送装置120によれば、送風装置116は、自重落下経路部123の内壁面125に穿設された小さな多数の空気穴126aからなる空気穴群、自重落下経路部123の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口126b、空気穴群と空気吸込口126bとの間を連通する空気流路部126c、空気流路部126c内に配設されて空気流路部126c内に空気吸込口126bから空気穴群に向うエアフローを形成する送風機126dを備えているため、高温・高湿環境下においても自重落下経路部123で回収トナーTの搬送をエアフローで更に確実に行うことができると共に、エアーを循環することで粉状体である回収トナーTの装置内への飛散を防止することができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第10の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図18は、本発明の要部である回収トナー搬送装置130の縦断面図である。回収トナー搬送装置130には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路131が形成されている。搬送経路131は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部132、及び水平搬送経路部132とトナー回収部8とを連結して回収トナーTを自重で落下させる自重落下経路部133から構成されている。自重落下経路部133は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部133には、トナー付着防止手段134が設けられている。トナー付着防止手段134は、自重落下経路部133の内壁面135にエアフローを形成せしめる送風装置136である。送風装置136は、自重落下経路部133の上流部近傍内壁面に沿って開口する空気噴出口136a、自重落下経路部133の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口136b、空気噴出口136aと空気吸込口136bとの間を連通する空気流路部136c、空気流路部内136cに配設されて空気流路部136c内に空気吸込口136bから空気噴出口136aに向うエアフローを形成する送風機136dを備えている。尚、空気吸入口136bには、空気流路部136c内に回収トナーTが侵入しないようにフィルタ136eが設けられている。また、自重落下経路部133にはヒーター137が設けられている。
以上、本第10の実施形態の回収トナー搬送装置130によれば、上記構成における回収トナー搬送装置130では、自重落下経路部133にはヒーター137が設けられているため、高湿環境下においても自重落下経路部133でトナーTの搬送をエアフローで更に確実に行うことができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第11の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図19は、本発明の要部である回収トナー搬送装置140の縦断面図である。回収トナー搬送装置140には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路141が形成されている。搬送経路141は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部142、及び水平搬送経路部142とトナー回収部8とを連結して回収トナーTを自重で落下させる自重落下経路部143から構成されている。自重落下経路部143は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部143には、トナー付着防止手段144が設けられている。トナー付着防止手段144は、自重落下経路部143の内壁面145にエアフローを形成せしめる送風装置146である。送風装置146は、自重落下経路部143の上流部近傍内壁面に沿って開口する空気噴出口146a、自重落下経路部143の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口146b、空気噴出口146aと空気吸込口146bとの間を連通する空気流路部146c、空気流路部内146cに配設されて空気流路部146c内に空気吸込口146bから空気噴出口146aに向うエアフローを形成する送風機146dを備えている。尚、空気吸入口146bには、空気流路部146c内に回収トナーTが侵入しないようにフィルタ146eが設けられている。また、空気流路部146c内にはヒーター147が設けられている。
以上、本第11の実施形態の回収トナー搬送装置140によれば、空気流路部146c内にはヒーター147が設けられているため、高湿環境下においても自重落下経路部143で回収トナーTの搬送をエアフローで更に確実に行うことができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第12の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図20は、本発明の要部である回収トナー搬送装置150の縦断面図である。回収トナー搬送装置150には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路151が形成されている。搬送経路151は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部152、及び水平搬送経路部152とトナー回収部8とを連結して回収トナーTを自重で落下させる自重落下経路部153から構成されている。自重落下経路部153は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部153には、トナー付着防止手段154が設けられている。トナー付着防止手段154は、自重落下経路部153の内壁面155にエアフローを形成せしめる送風装置156である。送風装置156は、自重落下経路部153の上流部近傍内壁面に沿って開口する空気噴出口156a、自重落下経路部153の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口156b、空気噴出口156aと空気吸込口156bとの間を連通する空気流路部156c、空気流路部内156cに配設されて空気流路部156c内に空気吸込口156bから空気噴出口156aに向うエアフローを形成する送風機156dを備えている。尚、空気吸入口156bには、空気流路部156c内に回収トナーTが侵入しないようにフィルタ156eが設けられている。また、送風装置156は、送風装置156の駆動を制御する制御装置157を備えており、自重落下経路部153の内壁面155にエアフローを形成する送風タイミングの制御を行っている。
図21は、図20の制御装置157のブロック図である。CPU157aには、メモリ157b、タイマ157c、及びインターフェース157dが並列に接続されていると共に、送風機156dを駆動する駆動回路157eが接続されている。
以上、本第12の実施形態の回収トナー搬送装置150によれば、送風装置156は、送風装置156の駆動を制御する制御装置157を備えており、自重落下経路部153の内壁面155にエアフローを形成する送風タイミングの制御を行っているため、所定時期に送風装置156を駆動することができるので送風装置156での電力を抑制することができる。
次に、本発明に係る画像形成装置における第13の実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図22は、本発明の要部である回収トナー搬送装置160の縦断面図である。回収トナー搬送装置160には、クリーニング装置6で回収された回収トナーTをトナー回収部8に搬送する搬送経路161が形成されている。搬送経路161は、クリーニング装置6から回収トナーTを水平方向に搬送する水平搬送経路部162、及び水平搬送経路部162とトナー回収部8とを連結して回収トナーTを自重で落下させる自重落下経路部163から構成されている。自重落下経路部163は、下方に傾斜するように形成されている。自重落下経路部163には、トナー付着防止手段164が設けられている。トナー付着防止手段164は、自重落下経路部163の内壁面165にエアフローを形成せしめる送風装置166である。送風装置166は、自重落下経路部163の上流部近傍内壁面に沿って開口する空気噴出口166a、自重落下経路部163の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口166b、空気噴出口166aと空気吸込口166bとの間を連通する空気流路部166c、空気流路部内166cに配設されて空気流路部166c内に空気吸込口166bから空気噴出口166aに向うエアフローを形成する送風機166dを備えている。尚、空気吸入口166bには、空気流路部166c内に回収トナーTが侵入しないようにフィルタ166eが設けられている。また、送風装置166は、送風装置166の駆動を制御する制御装置167を備えており、自重落下経路部163の内壁面165にエアフローを形成する送風タイミングの制御を行っている。送風機166dは、回転軸166fを備えていて伝達ベルト156gでシート搬送ロール156hの駆動力が伝達して回転するようになっている。また、送風装置166には、クラッチ168が設けられていて制御装置167で制御される。
以上、本第13の実施形態の回収トナー搬送装置160によれば、送風装置166は、送風装置166の駆動を制御する制御装置167を備えており、自重落下経路部163の内壁面165にエアフローを形成する送風タイミングの制御を行っているため、所定時期に送風装置166を駆動することができるので送風装置166での電力を抑制することができる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
図1は、第1の実施形態における画像形成装置を示す概略図である。 図2は、本発明の要部である回収トナー搬送装置における搬送経路の縦断面図である。 図3は、回収トナー搬送装置の撹拌部材の一例を示す斜視図である。 図4は、図3の撹拌部材の側面図である。 図5は、撹拌部材における突起列の突起の上下方向における間隔rと撹拌部材が駆動部材で揺動される距離sとの関係を示す図である。 図6は、回収トナー搬送装置の自重落下経路部と撹拌部材の変形例を示す図である。 図7は、本発明の要部である回収トナー搬送装置における搬送経路の縦断面図である(第2の実施形態)。 図8は、本発明の要部である回収トナー搬送装置における搬送経路の縦断面図である(第3の実施形態)。 図9は、本発明の要部である画像形成装置の回収トナー搬送装置における縦断面図である(第4の実施形態)。 図10は、本発明の要部である画像形成装置の回収トナー搬送装置における縦断面図である(第5の実施形態)。 図11は、本発明の要部である画像形成装置の回収トナー搬送装置における縦断面図である(第6の実施形態)。 図12は、図11の回収トナー搬送装置の自重落下経路部における垂直断面図である。 図13は、本発明の要部である画像形成装置の回収トナー搬送装置における縦断面図である(第7の実施形態)。 図14は、図13の判定装置の構成を示すブロック図である。 図15は、本発明の要部である回収トナー搬送装置の縦断面図である(第8の実施形態)。 図16は、本発明の要部である回収トナー搬送装置の縦断面図である(第9の実施形態)。 図17は、図16の自重落下経路部に設けられている空気穴群の正面図である。 図18は、本発明の要部である回収トナー搬送装置の縦断面図である(第10の実施形態)。 図19は、本発明の要部である回収トナー搬送装置の縦断面図である(第11の実施形態)。 図20は、本発明の要部である回収トナー搬送装置の縦断面図である(第12の実施形態)。 図21は、図20の制御装置のブロック図である。 図22は、本発明の要部である回収トナー搬送装置の縦断面図である(第13の実施形態)。 図23は、従来の回収トナー搬送装置における搬送経路の縦断面図である。 図24は、図23の自重落下経路部の横断面図である。
符号の説明
10:画像形成装置、40,50,60,70,80,90,100,110,120,130,140,150,160:回収トナー搬送装置、49,59,69,74,84,94,104,114,124,134,144,154,164:トナー付着防止手段、41,51,61:攪拌部材、76,86,96,106:掻き落し部材、116,126,136,146,156,166:送風装置、T:回収トナー

Claims (4)

  1. 転写後に感光体の表面をクリーニング装置で清掃してこの感光体上に残留したトナーを回収し、この回収された回収トナーをトナー回収部、現像装置のトナー補給部及びこのトナー補給部にトナー供給するトナー供給部のいずれか1又は2以上へ搬送する回収トナー搬送装置を有し、この回収トナー搬送装置の搬送経路にはその一部に回収トナーが自重で落下する自重落下経路部が存在し、また、この自重落下経路部内にはこの自重落下経路部の内壁面に回収トナーが付着するのを防止するトナー付着防止手段が設けられている画像形成装置において、
    上記トナー付着防止手段が、自重落下経路部の内壁面にエアフローを形成せしめる送風装置であり、該送風装置は、自重落下経路部の上流部近傍内壁面に沿って開口する空気噴出口と、自重落下経路部の下流部近傍内壁面に沿って開口する空気吸込口と、これら空気噴出口と空気吸込口との間を連通する空気流路部と、この空気流路部内に配設されて空気流路内に空気吸込口から空気噴出口に向うエアフローを形成する送風機とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記自重落下経路部の下流部近傍内壁面に、ヒーターが設けられている請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記空気流路部内に、ヒーターが設けられている請求項に記載の画像形成装置。
  4. 送風装置は、この送風装置の駆動を制御する制御装置を備えており、自重落下経路部の内壁面にエアフローを形成する送風タイミングの制御を行う請求項1〜のいずれかに記載の画像形成装置。
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