JP4655521B2 - データ入力装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、1つ以上の数字で表現される、有効な対象が限定されている数値を入力するためのデータ入力装置に関する。
例えばテレビジョン受信機(以下「テレビ受信機」と略記)を対象としたリモートコントロール装置(以下「リモコン」と略記)では、所望の数値を入力することによりチャンネルを設定するようになっている。それにより、設定可能なチャンネルは任意に設定できるようになっている。
設定可能なチャンネル数は増える傾向にある。その数が多くなると、設定可能なチャンネル別に数値入力用のキーを設けるようなことは実質的に不可能となる。それにより、複数のキーを操作して、チャンネル設定用の数値を入力する形式を採用するリモコンが増えてきている。
テレビ受信機で受信できる放送波のチャンネルは限られている。それにより、チャンネル設定で有効な数値は限定されている。有効な数値を入力しなかった場合、新たに有効な数値を入力しなければならない。このことから、リモコンでは、結果として数値入力がより容易となるように、有効でない数値の入力を回避できるデータ入力装置を搭載させることが望ましいと考えられる。
一方、チャンネル数が多くなると、キー操作が必要な回数が増えるだけでなく、チャンネルによってその回数が異なるようになる。例えば1桁の数字で表現できる数値は1回の操作で入力できるが、3桁の数字で表現できる数値は普通、複数回の操作で入力しなければならない。
そのように、キー操作が必要な回数は設定しようとするチャンネルによって異なることがあるため、リモコンでは、その回数の上限や、キー操作を連続したものと見なす時間間隔(以降「連続性判定時間」と呼ぶ)を定めているのが普通である。それにより、ユーザは、チャンネル設定用のキー操作を上限回数分、行うか、或いは必要な回数のみ行って連続性判定時間が経過するのを待つようになっていた。
チャンネル設定のために上限回数分のキー操作を要求することなどはその操作を全体的により面倒なものとするために望ましくはない。また、操作ミス、つまり押し間違いなども発生しやすくなる。操作ミスが発生すると、操作を最初からやり直さなくてはならない。このようなことからも、チャンネル設定用の数値入力が結果としてより容易となるようにすることが望ましいと考えられる。
上述したようなことは、チャンネル設定とは別の理由で有効な数値が限定されている数値を入力する場合も同様であると考えられる。
特開平9−233549号公報
本発明の課題は、1つ以上の数字で表現される、有効な対象が限定されている数値の入力をより容易に行うことができるデータ入力装置を提供することにある。
本発明の第1の態様に係るデータ入力装置は、1つ以上の数字で表現される、有効な対象が限定されている数値を入力するためのデータ入力装置において、操作手段を介して順次、入力される数字を取得する数字取得手段と、前記数字取得手段が数字を取得する度に、該数字、及び過去に取得した数字で表現される第1の数字列を、前記有効な数値を表現する第2の数字列と比較する数字列比較手段と、前記数字取得手段が1つの数字を取得した前後で前記数字列比較手段がそれぞれ行った比較により、前記第1の数字列を構成する数字が全て一致する第2の数字列の数が1から0になることが確認された場合に、該数字が全て一致していた第2の数字列で表現される数値を入力する数値入力手段と、を具備することを特徴とする。
更に、前記数字取得手段が1つの数字を取得した前後で前記数字列比較手段がそれぞれ行った比較により、前記第1の数字列を構成する数字が全て一致する第2の数字列の数が1以上から0になることが確認された場合に、最後に取得した数字を無効とする数字無効手段、を具備し、この場合、
前記数値入力手段は、前記数字取得手段が1つの数字を取得した前後で前記数字列比較手段がそれぞれ行った比較により、前記数字無効手段が数字の無効を必要に応じて行って得られる第1の数字列を構成する数字が全て一致する第2の数字列の数が1から0になることが確認された場合に、該数字が全て一致していた第2の数字列で表現される数値を入力することが望ましい。
本発明の第2の態様に係るプログラムは、1つ以上の数字で表現される、有効な対象が限定されている数値を入力するためのデータ入力装置に実行させるプログラムであって、操作手段を介して順次、入力される数字を取得する機能と、前記取得する機能により数字を取得する度に、該数字、及び過去に取得した数字で表現される第1の数字列を、前記有効な数値を表現する第2の数字列と比較する機能と、前記取得する機能により1つの数字を取得した前後で前記比較する機能によってそれぞれ行った比較により、前記第1の数字列を構成する数字が全て一致する第2の数字列の数が1から0になることが確認された場合に、該数字が全て一致していた第2の数字列で表現される数値を入力する機能と、を実現させる。
本発明によれば、第1の数字数列と全ての数字が一致する第2の数字列の数が1となることは、有効な数値を特定するうえで必要な数字入力が全て行われたことを意味する。このため、その数が0となる数字入力をその入力の終了通知として扱うことにより、ユーザーが意図している有効な数値を入力することができる。また、桁数が比較的に少ない有効な数値をより少ない操作回数でより迅速、且つ確実に入力できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態によるデータ入力装置を搭載した通信端末装置の構成図である。
その通信端末装置(以降「通信端末」と略記)10は、例えば携帯電話機、或いはPHSなどの移動通信端末装置である。図1に示すように、アンテナAT1を介して送受信する信号の周波数変換、及び変復調等を行うRF(Radio Frequency)ブロック部101と、端末10全体の制御を行うCPU102と、そのCPU102が実行するプログラムや各種制御用データを格納したROM103と、CPU102がワークに用いるRAM104と、例えば共に液晶表示装置である2つの表示部105、及び106と、各表示部105、106に画像を表示させる表示ドライバ部107と、音声入力用のマイク108と、音声放音用のスピーカ109と、イヤホン用のジャック110と、各種スイッチを有するスイッチ部111と、及び赤外線を用いて通信を行う赤外線通信部112と、を備えて構成されている。
なお、特には図示していないが、マイク108から出力されるアナログの音声信号はA/D変換器によりデジタルの音声信号に変換された後、CPU102、或いはRFブロック部101に出力される。また、スピーカ109、及びジャック110には、D/A変換器により変換されたアナログの音声信号が出力される。
上記2つの表示部105、及び106は、画面の大きさが異なるものである。その画面は、表示部105のほうが大きくなっている。このことから、表示部105はメイン表示部、表示部106はサブ表示部、とそれぞれ表記する。
上記RFブロック部101は、携帯電話網、或いはPHS網から送信された信号を受信し処理するものである。受信した信号は復調して、CPU102、或いはスピーカ109、及びジャック110(以降、前者のみを表記する)に出力する。電話による通話時には、その信号をスピーカ109に出力することにより接続先(電話がつながった電話機)からの音声を放音させる。インターネット接続時には、その信号(デジタルデータ)をCPU102に出力する。電話による通話時には、マイク108からの音声信号を入力し、それを変調しアンテナAT1を介して送信する。以降、RFブロック部101が信号を受信する通信ネットワークは携帯電話網であると想定することとする。
上記赤外線通信部112は、テレビ受信機等をリモートコントロールするための信号送信に用いられる。その送信を行えるようにするために、上記スイッチ部111が有するスイッチとして、リモコンとして動作するリモコンモードを設定するためのリモコンスイッチが備えられている。その他のスイッチとしては、数字や文字等のシンボルの入力に用いられる各種数字(ダイヤル)キー、発呼等を指示するためのオフフックスイッチ、通信の終了等を指示するためのオンフックスイッチ、上下左右のスイッチからなるカーソルスイッチ、インターネットとの接続を指示するためのブラウザスイッチ、電子メールの作成を指示するためのメール作成スイッチ、メイン表示部105に表示された内容の処理を指示するための決定スイッチ、及び1画面前の状態に戻るのを指示するためのクリアスイッチ、などがある。それらに割り当てられた機能は固定ではなく、状況に応じて他の機能が随時、割り当てられる。スイッチ部111は、例えばユーザーが何らかのスイッチを操作する度に、操作されたスイッチをCPU102に通知する。
周知のように、テレビ受信機が受信できる放送波のチャンネルは限られている。本実施の形態によるデータ入力装置は、リモコンモードが設定されている状態のとき、数字キーの操作によるチャンネル設定用の数値を入力するものとして実現されている。ここでは、数値の入力は、その数値を表現する数字列の位の大きい桁の数字から1桁毎に行うことを想定する。つまり、その数値が例えば「123」であれば、「1」「2」「3」の順序で数字を一つずつ入力していくことを想定する。その順序は逆であっても良い。「数値」についてはチャンネル設定用のものを指す意味で用い、「数字」はその数値を入力するための1回の操作で入力されるものを指す意味で用いている。特に断らない限り、そのような意味で用いる。
当然のことながら、チャンネルを設定するために入力すべき数値はチャンネルによって異なる。チャンネル設定用に数値を入力するのであれば、0以外の数字を入力する前の0の入力は無意味である。このようなことから、本実施の形態では、0以外の数字を先頭に数字入力が行われることを前提として、数字が入力される度に、その数字、及びそれよりも前に入力された数字からなる入力数字列を有効な数値を表す有効数字列と比較することにより、入力数字列の数字(桁)数分、先頭から数字が全て一致している有効数字列を特定し、その有効数字列の数を計数するようにしている。その計数により、数字が新たに入力されることによってその数が1から0に変化したことを確認すると、その直前までの数字入力によって得られる入力数字列と全ての数字が一致していた有効数字列が表す数値を入力されたものとさせている。
入力数字列と全ての数字が一致する有効数字列の数が1となることは、有効な数値を特定するうえで必要な数字入力が全て行われたことを意味する。そのことに着目し、本実施の形態では、必要な数字入力を全て行ってからの数字入力を、その数字入力が完了したことのユーザーからの通知として扱っている。それにより、その通知に相当する数字入力の直前までの数字入力で得られる入力数字列と全ての数字が一致している有効数字列が表す数値をユーザーが入力を意図したものとして、その数値を入力している。
例えば有効な数字列(数値)として(4,42,423,427,498,495,31,623,618)が存在している場合、上述のような数値入力により、ユーザーは以下のような数字入力を行えば良いようになる。
具体的に挙げた数字列のなかで最上位の桁が他と一致していない数字列は「31」のみである。このため、最初に「3」が入力された時点で、有効な数字列のなかで正確に数字列を入力できるのは「31」のみとなり、次に「1」以外の数字を入力することでユーザーが入力した数値は「31」に確定される。そのように確定させることにより、ユーザーにとっては、桁数が比較的に少ない有効な数値をより少ない操作回数でより迅速、且つ確実に入力できるようになる。
最初に「4」をユーザーが入力した場合、それを最上位とする数字列は複数、存在することから、その入力を行った時点では必要な数字入力が全て行われたことにはならない。次に「2」を入力しても、先頭2桁の数字列が「42」の数字列は複数、存在するため、必要な数字入力が全て行われたことにはならない。このようなことから、ユーザーは更に数字入力を行わなければならないこととなる。
その次に「3」或いは「7」を数字入力すると、必要な数字入力が全て行われたことになる。しかし、それら以外を数字入力すると、数字が全て一致する数字列は0となる。その場合、それら以外の数字入力はその直前の数字入力で必要な数字入力が全て行われたこととなる数字列が表す数値を確定させるようにしても良い。ここでは、「42」がその数字列に相当する。
CPU102は、ROM103に格納されたプログラムを実行することにより、リモコンモードを設定させた状態では、スイッチ部111の数字キーに対してユーザーが行った操作を監視し、上述したような数値入力を実現させる。入力されたと確定させた数値に従って赤外線通信部112を駆動させることにより、その数値で指定されるチャンネルの設定を要求する信号を赤外線で送信させる。有効数字列を示すデータは、特に詳細な説明は省略するが、例えばリモコンモード時に行う設定により、RAM104に保存される。そのような情報の保存が行えるように、RAM104は不揮発性化されている。
以降は、図2〜図4に示す各処理のフローチャートを参照して、通信端末10の動作について詳細に説明する。なお、図2〜図5に示す各処理は、CPU102が、ROM103に格納されたプログラムを実行することで実現される。
図2は、リモコンスイッチ処理のフローチャートである。リモコンスイッチへの操作により設定するリモコンモードの動作を実現させるために実行される。始めに図2を参照して、そのスイッチ処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ201では、チャンネル設定用に入力された数字を配置する番号入力画面をメイン表示部105に表示させる。続くステップ202では、スイッチ部111へのユーザーの操作に応じて数字入力を行うための番号入力処理を実行する。その後はステップ203に移行する。
番号入力処理では、設定すべきチャンネル番号を指定する数値は一次元の配列変数Nに代入するようになっている。その代入は各要素に1つの数字を代入することで行っている。このことから、ステップ203では、チャンネル設定のために、配列変数Nに代入された数値を用いて赤外線通信部112に信号を送信させる。その後は、ステップ204に移行して、リモコンスイッチが操作されたか否か判定する。リモコンモードの解除のためにそのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ201に戻る。それにより、次の数値入力に備える。
図3、及び図4は、上記ステップ202として実行される番号入力処理のフローチャートである。次に図3、及び図4を参照して、その入力処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ301では、変数n、及び配列変数Fの各要素にそれぞれ0を代入する。その変数nは、他の配列変数の要素を指定するためのものであり、配列変数Fは、有効な数字列のなかで考慮する必要のないものを管理するために用意している。その要素に代入される1はその必要がないことを表し、0はその必要があることを表している。
ステップ301に続くステップ302では、数値(ここでは数字列を構成する数字が対応する)が入力されるのを待つ。スイッチ部111が周する数字キーの何れかをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ303に移行する。
ステップ303では、変数nの値をインクリメントする。続くステップ304では、配列変数Nの変数nの値で指定される要素N[n]に、ユーザーが入力した数字を代入する。その後は、ステップ305で変数m、aにそれぞれ1、0を代入してからステップ306に移行する。
有効な数字列は、2次元の配列変数Mに代入している。変数mはその数字列を指定するために用いられる。変数aは、入力数字列と全ての数字が一致している有効数字列の数の計数に用いられる。
ステップ306では、配列変数Fの変数mの値で指定される要素F[m]の値が0か否か判定する。有効数字列のなかで変数mの値により指定される数字列が入力数字列と比較する必要がないことが判明すると、要素F[m]には0が代入される。このことから、変数mの値で指定される有効数字列が入力数字列と比較する必要がないことが判明していた場合、判定はYESとなり、ステップ310に移行する。そうでない場合には、判定はYESとなってステップ307に移行する。
ステップ307では、配列変数Mの変数m、nの各値で指定される要素[m][n]の値が、配列変数Nの変数nの値で指定される要素N[n]の値と等しいか否か判定する。ユーザーが新たに入力したn番目の数字が、変数mの値で指定される有効数字列中の先頭からn番目の数字と等しい場合、判定はYESとなってステップ308に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ311で要素F[m]に1を代入してからステップ310に移行する。
ステップ308では、変数aの値をインクリメントする。次のステップ309では、配列変数Aに、要素M[m][]の値を代入する。その後は、ステップ310で変数mの値をインクリメントしてからステップ312に移行する。なお、「[]」のように数字等のシンボルが中にない括弧はその括弧内の値で指定可能な全ての要素を対象にしていることを表している。これは他でも同様である。
ステップ312では、変数mの値が有効数字列の登録数より大きいか否か判定する。その大小関係が満たされていた場合、判定はYESとなってステップ313に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ306に戻る。それにより、別の有効数字列を対象にして数字が一致するか否かの確認を行う。
ステップ313では、変数aの値が0か否か判定する。その値が0であった場合、図4のステップ321に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ314に移行して、変数MFの値が1か否か判定する。その値が1でなかった場合、判定はNOとなってステップ318に移行し、そうでない場合には、判定はYESとなってステップ315に移行する。
上記変数MFは、入力数字列と全ての数字が一致する有効数字列が1つとなることで代入される値が0から1に更新されるものである。このため、ステップ314のYESの判定は、その有効数字列が1つとなってから更に一つ、数字が入力されたことを意味している。
ステップ315では、変数aの値が1か否か判定する。その値が1であった場合、判定はYESとなり、ステップ316で変数MFに0を代入し、更にステップ317で配列変数Nの各要素に配列変数Aの対応する要素の値を代入してから一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ320でユーザーがこれまでに入力した数字をメイン表示部105に表示させてから上記ステップ302に戻る。変数aの値が1であることは、入力数字列と数字が全て一致する有効数字列が配列変数Aに数字単位で代入されていることを意味する。
一方、ステップ318では、変数aの値が1か否か判定する。その値が1であった場合、判定はYESとなり、ステップ319で変数MFに1を代入してからステップ320に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、他のステップの処理を実行することなく、そのステップ320に移行する。
上記ステップ313の判定がYESとなって移行する図4のステップ321では、変数nの値が1か否か判定する。その値が1であった場合、つまりユーザーが最初に入力した数字を先頭に持つ有効数字列が存在しなかった場合、判定はYESとなり、ステップ322で変数nに0を代入してからステップ320に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ323に移行する。
ステップ323では、変数MFの値が1か否か判定する。その値が1であった場合、判定はYESとなり、ステップ324で配列変数Nの各要素に0を代入し、次のステップ325で変数nの値をデクリメントし、その次のステップ326で変数MFに0を代入し、更にステップ327で配列変数Nの各要素に、配列変数Aの対応する要素の値を代入してから一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ328で変数nの値をデクリメントしてからステップ320に移行する。
ステップ323のYESの判定は、新たな数字の入力により、入力数字列と数字が全て一致する有効数字列の数が1から0になったことを意味する。そのNOの判定は、その有効数字列の数が1となる前にその数が0となる数字をユーザーが入力したことを意味する。有効数字列の数が1とならなければユーザーの意図する数値を正確に特定できないことから、新たな数字入力を無効として、再度の入力を促すようにしている。その無効により、ユーザーは最初から数字入力を行わなくとも済むことから、意図する数値入力をより迅速に行うことができるようになる。
<第2の実施の形態>
上記第1の実施の形態では、入力数字列と数字が全て一致する有効数字数の数が1から0に変化するか、或いは数字の新たな入力によってもその数が1のまま変化しなかった場合に、ユーザーが意図しているとする数値を確定させている。これに対し、第2の実施の形態は、その確定を、入力数字列と数字が全て一致する有効数字数の数が1となった時点で行うようにしたものである。そのように確定することにより、第1の実施の形態と比較して、ユーザーは有効な数値をより少ない操作回数でより迅速に入力することができる。
第2の実施の形態が適用されたデータ入力装置を搭載した通信端末装置の構成は第1の実施の形態におけるそれと基本的に同じである。動作も大部分は同じである。このことから、第1の実施の形態の説明で付した符号をそのまま用いて、第1の実施の形態から異なる部分のみ説明する。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態で図3、図4を参照して説明の番号入力処理に異なっている部分がある。このことから、番号入力処理について、図5に示すそのフローチャートを参照して詳細に説明する。その図5において、第1の実施の形態と内容が同じ、或いはほぼ同じステップの処理には同一の符号を付している。それにより、内容が異なっている部分に着目して説明する。
第2の実施の形態における番号入力処理では、ステップ312の判定がYESとなった以降に実行する処理が第1の実施の形態から異なっている。このため、それ以降に実行する処理に着目して説明する。
第2の実施の形態では、ステップ312の判定がYESとなるとステップ501に移行する。その501では、変数aの値が1か否か判定する。その値が1だった場合、判定はYESとなり、ステップ502でで配列変数Nの各要素に0を代入し、次のステップ503で配列変数Nの各要素に、配列変数Aの対応する要素の値を代入してから一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ504に移行する。
ステップ504では、変数aの値が0か否か判定する。その値が0だった場合、判定はYESとなってステップ505に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなってステップ320に移行する。
ステップ505では、変数nの値が1か否か判定する。その値が1であった場合、つまりユーザーが最初に入力した数字を先頭に持つ有効数字列が存在しなかった場合、判定はYESとなり、ステップ506で変数nに0を代入してからステップ320に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、ステップ507で要素N[n]に0を代入し、更にステップ508で変数nの値をデクリメントしてからそのステップ320に移行する。それにより、第1の実施の形態と同様に、新たな数字入力を無効とさせる。
なお、本実施の形態(第1、及び第2の実施の形態)では、有効な数値が限定されているものとして、テレビ受信機が放送波を受信可能なチャンネルを想定しているが、それ以外のものを想定しても良い。また、数字入力に用いられる数字キーは何れも1桁の数字を入力するためのものであるが、その数字キーとして、複数桁の数字入力を行えるものを1つ以上、用意するようにしても良い。そのような数字キーへの対応は、数字キーの操作によって入力された数字の個数に応じて実行すべき処理を変更することで行うことができる。
上述したようなデータ入力装置を実現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは着脱自在なフラッシュメモリ等の記録媒体に記録させて配布しても良い。携帯電話網等の通信ネットワークを介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザーはプログラムを取得して通信端末にロードすることにより、その通信端末に本発明を適用させることができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
本実施の形態によるデータ入力装置を搭載した通信端末装置の構成図である。 リモコンスイッチ処理のフローチャートである。 番号入力処理のフローチャートである。 番号処理のフローチャートである(続き)。 番号処理のフローチャートである(第2の実施の形態)
符号の説明
10 通信端末装置(携帯電話機)
102 CPU
103 ROM
104 RAM
105、106 表示部
107 スイッチ部
112 赤外線通信部

Claims (3)

  1. 1つ以上の数字で表現される、有効な対象が限定されている数値を入力するためのデータ入力装置において、
    操作手段を介して順次、入力される数字を取得する数字取得手段と、
    前記数字取得手段が数字を取得する度に、該数字、及び過去に取得した数字で表現される第1の数字列を、前記有効な数値を表現する第2の数字列と比較する数字列比較手段と、
    前記数字取得手段が1つの数字を取得した前後で前記数字列比較手段がそれぞれ行った比較により、前記第1の数字列を構成する数字が全て一致する第2の数字列の数が1から0になることが確認された場合に、該数字が全て一致していた第2の数字列で表現される数値を入力する数値入力手段と、
    を具備することを特徴とするデータ入力装置。
  2. 前記数字取得手段が1つの数字を取得した前後で前記数字列比較手段がそれぞれ行った比較により、前記第1の数字列を構成する数字が全て一致する第2の数字列の数が1以上から0になることが確認された場合に、最後に取得した数字を無効とする数字無効手段、を更に具備し、
    前記数値入力手段は、前記数字取得手段が1つの数字を取得した前後で前記数字列比較手段がそれぞれ行った比較により、前記数字無効手段が数字の無効を必要に応じて行って得られる第1の数字列を構成する数字が全て一致する第2の数字列の数が1から0になることが確認された場合に、該数字が全て一致していた第2の数字列で表現される数値を入力する、
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ入力装置。
  3. 1つ以上の数字で表現される、有効な対象が限定されている数値を入力するためのデータ入力装置に実行させるプログラムであって、
    操作手段を介して順次、入力される数字を取得する機能と、
    前記取得する機能により数字を取得する度に、該数字、及び過去に取得した数字で表現される第1の数字列を、前記有効な数値を表現する第2の数字列と比較する機能と、
    前記取得する機能により1つの数字を取得した前後で前記比較する機能によってそれぞれ行った比較により、前記第1の数字列を構成する数字が全て一致する第2の数字列の数が1から0になることが確認された場合に、該数字が全て一致していた第2の数字列で表現される数値を入力する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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