JP2006018535A - 携帯通信端末装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 アプリケーションの切り換えを適切、且つ容易に行わせることができる携帯通信端末装置を提供する。
【解決手段】 ユーザーはスイッチ部111への操作により、自動起動させるアプリケーションプログラム、その起動時刻、及び実行時間を指定して自動起動の設定を行い、CPU102は、その設定内容を示すデータをRAM104に格納する。CPU102は搭載されたタイマーから現在時刻を取得し、RAM104に格納した起動時刻のなかで現在時刻と等しいものが存在する場合、その起動時刻が設定されたアプリケーションプログラムを自動起動させ、設定された実行時間、実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話機等の通信ネットワークを介した通信が可能な携帯通信端末装置に関する。
携帯電話機やPHSに代表される携帯通信端末装置(以降「通信端末」と略記)は現在、社会に広く普及している。近年、その通信端末には、半導体技術の進歩もあって、様々な機能が搭載され、アプリケーション・プログラム(以降「アプリケーション」と略記)の実行も可能となっている。それにより、現在では幅広い用途に用いられるようになっている。
そのような通信端末が実行可能なアプリケーションとしては、通信の待ち受け状態の際に実行させるものがある。そのアプリケーション(以降「待ち受けアプリ」と呼ぶ)を実行させることにより、例えば複雑な動画の表示やニュースなどの情報を自動取得しての表示などを行わせることができる。
通信端末では、搭載させる資源の制約が大きいことから、アプリケーションを複数、同時に実行できないようにしているのが普通である。それにより、ユーザーは随時、起動や終了を行うことによるアプリケーションの切り換えを必要に応じて行わなければならなかった。
上記待ち受けアプリを実行させた場合、ユーザーはそのアプリが自動取得した情報を見ることができる。しかし、待ち受けアプリでは、取得する対象(カテゴリ)が定められている。このため、待ち受け状態を有効利用して様々な情報を自動取得させることを望むユーザーは、待ち受けアプリの切り換えを頻繁に行わなければならなかった。このことから、通信端末では、待ち受けアプリ(待ち受け状態)をより有効利用できるようにする意味からも、アプリケーションの切り換えを適切、且つ容易に行えるようにすることが重要であると考えられる。
特開平6−230946号公報
本発明の課題は、アプリケーションの切り換えを適切、且つ容易に行わせることができる携帯通信端末装置を提供することにある。
本発明の携帯通信端末装置は、通信ネットワークを介した通信が可能なことを前提とし、アプリケーションプログラムを実行する実行手段と、実行手段にアプリケーションプログラムを実行させる時間帯を該アプリケーションプログラム単位で設定するための時間帯設定手段と、時間帯設定手段により時間帯が設定されたアプリケーションプログラムを、該時間帯に自動起動させて実行手段に実行させる制御手段と、を具備する。
なお、上記制御手段は、時間帯設定手段により時間帯が設定されたアプリケーションプログラムの自動起動を、通信ネットワークを介した通信を待ち受けている状態であることを条件に行う、ことが望ましい。
本発明のプログラムは、上記本発明の携帯通信端末装置が具備する手段を実現させるための機能を搭載している。
本発明は、アプリケーションプログラムのなかで実行させる時間帯が設定されたアプリケーションプログラムを、その時間帯に自動起動させて実行させる。このため、アプリケーションプログラムを実行させる時間帯を適切に設定することにより、アプリケーションプログラムの切り換えを適切、且つ容易に行わせることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態による携帯通信端末装置の構成図である。
その通信端末装置(以降「通信端末」と略記)10は、例えば携帯電話機、或いはPHSなどの移動通信端末装置である。図1に示すように、アンテナAT1を介して送受信する信号の周波数変換、及び変復調等を行うRF(Radio Frequency)ブロック部101と、端末10全体の制御を行うCPU102と、そのCPU102が実行するプログラムや各種制御用データを格納したROM103と、CPU102がワークに用いるRAM104と、例えば共に液晶表示装置である2つの表示部105、及び106と、各表示部105、106に画像を表示させる表示ドライバ部107と、音声入力用のマイク108と、音声放音用のスピーカ109と、イヤホン用のジャック110と、及び各種スイッチを有するスイッチ部111と、を備えて構成されている。
なお、特には図示していないが、マイク108から出力されるアナログの音声信号はA/D変換器によりデジタルの音声信号に変換された後、CPU102、或いはRFブロック部101に出力される。また、スピーカ109、及びジャック110には、D/A変換器により変換されたアナログの音声信号が出力される。
上記2つの表示部105、及び106は、画面の大きさが異なるものである。その画面は、表示部105のほうが大きくなっている。このことから、表示部105はメイン表示部、表示部106はサブ表示部、とそれぞれ表記する。
上記RFブロック部101は、携帯電話網、或いはPHS網から送信された信号を受信し処理するものである。受信した信号は復調して、CPU102、或いはスピーカ109、及びジャック110(以降、前者のみを表記する)に出力する。電話による通話時には、その信号をスピーカ109に出力することにより接続先(電話がつながった電話機)からの音声を放音させる。インターネット接続時には、その信号(デジタルデータ)をCPU102に出力する。電話による通話時には、マイク108からの音声信号を入力し、それを変調しアンテナAT1を介して送信する。以降、RFブロック部101が信号を受信する通信ネットワークは携帯電話網であると想定することとする。
上記スイッチ部111が有するスイッチとしては、数字や文字等のシンボルの入力に用いられる各種数字(ダイヤル)キー、発呼等を指示するためのオフフックスイッチ、通信の終了等を指示するためのオンフックスイッチ、上下左右のスイッチからなるカーソルスイッチ、インターネットとの接続を指示するためのブラウザスイッチ、実行させるアプリケーションを選択するためのアプリケーションスイッチ、自動起動させるアプリケーションを登録するための登録スイッチ、メイン表示部105に表示された内容の処理を指示するための決定スイッチ、及び1画面前の状態に戻るのを指示するためのクリアスイッチ、などがある。それらに割り当てられた機能は固定ではなく、状況に応じて他の機能が随時、割り当てられる。スイッチ部111は、例えばユーザーが何らかのスイッチを操作する度に、操作されたスイッチをCPU102に通知する。
アプリケーションは、販売時に用意されたものは例えばROM103に格納され、ユーザーが購入後にダウンロート等により取得したものは例えばRAM104に格納される。電源がオフされてもその保存を行えるように、RAM104は不揮発性化されている。
本実施の形態では、アプリケーション毎に、それを少なくとも実行可能状態に移行させる時間帯をユーザーが設定できるようにさせている。その時間帯は、起動時刻、及び実行時間の指定により設定させるようにしている。これは、待ち受けアプリでユーザーが情報を取得させようとする時間は、その情報の種類によって異なる傾向があることが多いためである。一般的には、ニュース情報は朝、昼、或いは夕方の特定時間に取得させようとする傾向があり、趣味に係わる情報はその間に取得させようとする傾向がある。
このようなことから、時間帯が設定されたアプリケーションをその時間帯に少なくとも実行可能状態に移行させるようにすると、ユーザーにとっては、実行させるべきアプリケーションを自動的に所望のタイミングで実行させることを通して、操作を特に行うことなく、所望のタイミングで所望の情報を取得させるといったことが行えるようになる。このため、待ち受け状態を適切に有効利用できることとなる。アプリケーションによる情報の取得は、上述したように、RFブロック部101を介して行われる。
ところで、通話などによって通信中であれば、自動起動させるべきタイミングとなってもアプリケーションを実行させることはできない。このことから、自動起動すべきアプリケーションを実際に起動するか否かはそのときの状況によって変化する。
以降は、図2〜図8に示す各処理のフローチャートを参照して、上記自動起動を実現させる通信端末10の動作について詳細に説明する。なお、図2〜図8に示す各処理は、CPU102が、ROM103に格納されたプログラムを実行しながら、ROM103、或いはRAM104に格納されたアプリケーションを必要に応じて実行することで実現される。
図2〜図7は、全体処理のフローチャートである。ユーザーが利用するために行う操作方法等を限定して着目する形で、電源がオンされた後に実行する処理の全体的な流れの例を抜粋して示したものである。始めに図2〜図7を参照して、その全体処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ201では、電源がオンされたことに伴い、イニシャライズを実行し、通信端末10を電源がオフされた際の設定状態にさせる。続くステップ202では、待受画面を表示させる待受画面表示処理を実行する。その後はステップ203に移行して、オフフックスイッチが操作されたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、その旨がスイッチ部111よりCPU102に通知されることから、判定はYESとなってステップ204に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図3のステップ212に移行する。
ステップ204では、電話番号入力用の番号入力画面をメイン表示部105に表示させる。次のステップ205では、スイッチ部111への入力操作(ダイヤルキーへの操作)に応じて電話番号を入力する処理を実行する。電話番号の入力によって移行するステップ206では、その電話番号を持つ電話機(以降、「接続先」の他に「相手機」、などと呼ぶ)との接続を要求する発信を行う。その発信により、携帯電話網側は、指定された相手機の呼び出しを行うための処理を行い、発信した側には、そのことを知らせる呼出音を放音させる処理を行う。このことから、続くステップ207では、携帯電話網側からの指示に従い呼出音の放音を行う。その放音は、相手機と接続することで次のステップ208の判定がYESとなるまで行う。ステップ209には、そのYESの判定により移行する。
なお、上記発信は、例えばCPU102がそれに必要な情報をRFブロック部101に送り、それを指示することで行われる。上記呼出音は、放音用の信号をRFブロック部101が受信して復調し、復調後の信号である音声信号をスピーカ109に出力することで放音される。
相手機が話し中、或いは電源がオフ等の理由により電話がかけられない状態であれば、その旨を通知する信号が携帯電話網側から送信される。相手機の呼び出しは、発信の中止をユーザーが指示することで終了する。このようなことから、発信(発呼)を行わせることで相手機と必ず接続するとは限らない。しかし、そのようなことは特に重要ではないことから、ここでは省略している。これは他の部分でも同様である。
ステップ209では、相手機との間で音声信号のやりとりを行うことで通話を実現させる通話処理を実行する。次のステップ210では、オンフックスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ステップ211で相手機との接続の切断、つまり終話を携帯電話網側に要求する終話処理を実行した後、上記ステップ202に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ209に戻る。それにより、終話を要求するまでの間、通話を行える状態を維持する。
上記ステップ203の判定がNOとなって移行する図3のステップ212では、アプリケーションスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ213に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなって図4のステップ221に移行する。
ステップ213では、実行可能なアプリケーションのリストを配置したアプリケーションリスト画面を生成しメイン表示部105に表示させる。続くステップ214では、そのリスト上の一つのアプリケーションをフォーカスさせる。その後はステップ215に移行して、カーソルスイッチがオンされたか否か判定する。カーソルスイッチを構成する何れかのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ステップ216で現在のフォーカス位置、及びユーザーが操作したスイッチの種類に応じてフォーカス位置を移動させてから、ステップ217に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ217に移行する。
ステップ217では、決定スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ219に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ218に移行し、クリアスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作したような場合、判定はYESとなって図2のステップ202に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ214に戻る。それにより、カーソルスイッチ、及び決定スイッチへの操作が有効な状態を維持させる。
ステップ219では、フォーカス位置のアプリケーションをユーザーが選択したとして、それを指定する番号(アプリケーション番号)を変数Mに代入する。次に移行するステップ220では、変数Mの値で指定されるアプリケーションを起動して実行する。そのアプリケーションの終了をユーザーが指示すると、上記ステップ213に戻り、再度、アプリケーションリスト画面を表示させる。
上記ステップ212の判定がNOとなって移行する図4のステップ221では、登録スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ222に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなって図7のステップ248に移行する。
ステップ222では、実行可能なアプリケーションの種類を配置した図10に示すような登録アプリケーションリスト画面を生成してメイン表示部105に表示させる。続くステップ223では、そのリスト上の一つの種類をフォーカスさせる。その後はステップ224に移行して、カーソルスイッチがオンされたか否か判定する。カーソルスイッチを構成する何れかのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ステップ225で現在のフォーカス位置、及びユーザーが操作したスイッチの種類に応じてフォーカス位置を移動させてから、ステップ226に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、そのステップ226に移行する。
図10に示す例では、リスト表示された、ニュース配信、お天気、株価情報、スポーツ配信、及びスクリーンセーバー、がアプリケーションの種類に対応する。スクリーンセーバー以外のものは、対応する待ち受けアプリが自動取得可能な情報のカテゴリによりアプリケーションの種類を表している。
ステップ226では、画面上に示した「OK」スイッチ(ボタン)がオンされたか否か判定する。そのスイッチ(ボタン)操作用の機能が割り当てられたスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ228に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ227に移行し、クリアスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチ、或いは図10に示す「クリア」ボタン(アイコン)操作用の機能が割り当てられたスイッチをユーザーが操作したような場合、判定はYESとなって図2のステップ202に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ224に戻る。それにより、アプリケーションの種類を選択できる状態を維持させる。
ステップ228では、フォーカス位置のアプリケーションの種類に対応する図11に示すような時間設定画面を生成してメイン表示部105に表示させる。その設定画面では、アプリケーションを実行させる時間帯を指定するために、起動時刻、実行時間の入力エリアが配置されている。起動時刻は時間単位、分単位でそれぞれ指定できるようになっている。それにより、計3つの入力エリアが配置されている。
上記設定画面を表示させた後はステップ229に移行する。そのステップ229では、入力エリアのうちの一つにカーソル(文字入力カーソル)を表示させる。その次に実行するステップ230では、カーソルスイッチがオンされたか否か判定する。カーソルスイッチを構成する何れかのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ステップ231で現在のカーソル位置、及びユーザーが操作したスイッチの種類に応じてカーソル位置を移動させてから、図5のステップ232に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、次にそのステップ232に移行する。
図5のステップ232では、数値入力が行われたか否か判定する。ユーザーがダイヤルキーのうちの何れかを操作した場合、その数値入力が行われたとして判定はYESとなり、ステップ233でカーソル位置に入力が指示された数値を表示させ、更にステップ234でカーソル位置の移動を行ってから、ステップ234に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、次にそのステップ234を実行する。
ステップ234では、登録スイッチがオンされたか否か判定する。図11に示す「登録」スイッチ(ボタン)の操作用の機能が割り当てられたスイッチをユーザーが操作したような場合、判定はYESとなり、例えばRAM104に確保した登録エリアに、時間設定画面上で入力された起動時刻、及び実行時間、並びに対応するアプリケーションの番号(以降、それらをまとめて「起動制御データ」と呼ぶ)等をステップ236で登録した後、図6のステップ240に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ237に移行する。
上記登録エリアには、例えば1アプリケーションに一つの起動制御データが格納される。このため、起動制御データが格納されていないアプリケーションに対して自動起動を設定した場合、登録エリアに起動制御データ格納用のレコードを確保してその格納を行う。起動制御データが格納されているアプリケーションに対して自動起動を設定した場合には、その制御データを上書きする形で更新する。それにより、図9に示すように起動制御データはアプリケーション毎に登録エリアに登録される。その図9では、起動制御データとして起動時刻、実行時間、及びアプリケーションの種類名のみを示している。
ステップ237では、図11に示す「消去」スイッチ(ボタン)操作用の機能が割り当てられたスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ238に移行し、表示中の時間設定画面に対応する起動制御データを登録エリアから消去させる。その後、図6のステップ240に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ239に移行し、クリアスイッチ、或いは図11に示す「クリア」スイッチ(ボタン)操作用の機能が割り当てられたスイッチがオンされたか否か判定する。それらの何れかをユーザーが操作した場合、判定はYESとなって図4のステップ222に戻り、それらの何れもユーザーが操作していない場合には、判定はNOとなって図4のステップ230に戻る。
上記ステップ236、或いは238の処理を実行してから移行する図6のステップ240では、変数である総登録時間に0を代入する。次に移行するステップ241では、登録エリアに起動制御データが存在するか否か判定する。そのデータが存在する場合、判定はYESとなってステップ242に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなって図4のステップ222に戻る。
ステップ242では、登録エリアにストアされている起動制御データ(登録データ)の一つを指定する。続くステップ243では、総登録時間に、それまでの値に対しステップ242で指定の起動制御データ中の実行時間(図中「登録時間」と表記)を加算して得られる値を代入する。その代入後に移行するステップ244では、指定すべき起動制御データを全て指定したか否か判定する。その全てを指定して総登録時間に代入する値の更新を行った場合、判定はYESとなってステップ245に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ242に戻る。それにより、変数である総登録時間には、登録エリアに登録された実行時間の合計時間が最終的に代入される。
ユーザーが自動起動を設定したアプリケーションを実行すると、その実行中は消費電力が通常よりも増大する。このことから、そのアプリケーションを実行していない間は、節電用のアプリケーションを実行させることにより、消費電力の平均をより抑えるようにさせている。そのための設定はステップ245〜247を実行することで行われる。その設定を行うために、ステップ242で指定する対象はユーザーの設定により登録エリアに登録したもののみとしている。
ステップ245では、総登録時間の値から節電用アプリケーションによって節電を行える節電時間を算出する。続くステップ246では、登録エリアに登録された起動制御データを参照して、ユーザーが自動起動させるアプリケーションが実行されない時間帯を検出する。次のステップ247では、検出した時間帯に節電用アプリケーションを実行させるための起動制御データをその時間帯毎に生成して登録エリアに登録する。その登録後は図4のステップ222に戻る。
このようにして、ユーザーが行った自動起動の設定を優先させる形で節電用の自動起動の設定を自動的に行っている。その自動設定を行うことにより、平均の消費電力はより抑えられることとなる。
図4のステップ221の判定がNOとなって移行する図8のステップ248以降では、登録エリアに登録された起動制御データに従ってアプリケーションを自動起動させて実行するための処理が行われる。
先ず、ステップ248では、例えばCPU102に搭載のタイマーから現在時刻を取得する。次に実行するステップ249では、登録エリアの検索を行う。その次に移行するステップ250では、登録エリアの検索により、現在時刻と等しい起動時刻があることが判明したか否か判定する。現在時刻と等しい起動時刻を持つ起動制御データが登録エリアに登録されていた場合、判定はYESとなってステップ251に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなって図2のステップ203に戻る。
ステップ251では、現在、起動中のアプリケーションが存在すれば、それを退避させて実行を中断させる。続くステップ252では、起動制御データ中のアプリケーション番号で指定されるアプリケーションを起動させる。次のステップ253では、一定時間毎の減算により時間を計時するタイマーに起動制御データ中の実行時間に対応する値をセットし、減算を開始させる。その後は、タイマーの値が0となるまで、起動させたアプリケーションを実行させる(ステップ254、255で形成される処理ループ)。
そのタイマーの値が0になると、ステップ256に移行して、実行中のアプリケーションを終了させる。そのアプリケーションを終了させた後は、ステップ257に移行し、ステップ251で退避させたアプリケーションが存在していればそれを再起動させる。その後に図2のステップ203に戻る。
このようにして、自動起動が設定されたアプリケーションは優先的に実行させる。しかし、特には図示していないが、優先的に実行させるのはユーザーが自動起動を設定したアプリケーションのみが対象である。また、ユーザーが自動起動を設定したアプリケーションが自動起動させるべき時刻となったとき、通信中であればその通信が終了するのを待って自動起動させる。そのアプリケーションを実行させる時間帯が経過するまでの間、通信中であれば自動起動は行わない。
図8は、上記ステップ202として実行される待受画面表示処理のフローチャートである。最後に図8を参照して、その表示処理について詳細に説明する。その表示処理の実行により表示させる待受画面は、自動起動が設定されているアプリケーションを表すアイコンが配置されるアイコン表示エリア、及び自動起動によって実行中のアプリケーションによる情報の表示に用いられるアプリケーション実行表示エリアを有するものである。
先ず、ステップ801では、オリジナルの待受画面をメイン表示部105に表示させてから、登録エリアにユーザーによる起動制御データが存在するか否か判定する。そのデータが存在する場合、判定はYESとなってステップ802に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなってステップ805に移行する。
ステップ802では、登録エリアに登録されたユーザーによる起動制御データ(登録データ)の一つを指定してアプリケーション番号を抽出する。続くステップ803では、その番号に対応するアイコンをアイコン表示エリアに表示のために配置する。その次のステップ804では、登録エリアにユーザーによる他の起動制御データ(アプリケーション番号)がないか否か判定する。そのデータが存在する場合、判定はNOとなって上記ステップ802に戻る。そうでない場合には、判定はYESとなり、ステップ805でアプリケーション実行表示エリアに待ち受け用の画像を表示のために配置させてから、一連の処理を終了する。
設定により自動起動されたアプリケーションは、表示させるべき情報をアプリケーション実行表示エリア内に配置して表示させる。その配置は、上記ステップ254の処理を実行中に行われる。
なお、本実施の形態では、通信中であれば、起動時刻となったアプリケーションの自動起動を行わないようにすることにより、アプリケーションを自動起動させない状態として通信中を挙げているが、その状態としてそれ以外のものを考慮するようにしても良い。例えば通信端末10のような折り畳みタイプでは、折り畳まれた状態ではアプリケーションの自動起動を行わないようにしても良い。
上述したような通信端末10を実現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは着脱自在なフラッシュメモリ等の記録媒体に記録させて配布しても良い。携帯電話網等の通信ネットワークを介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザーはプログラムを取得して通信端末にロードすることにより、その通信端末に本発明を適用させることができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
本実施の形態による携帯通信端末装置の構成図である。 全体処理のフローチャートである。 全体処理のフローチャートである(続き1)。 全体処理のフローチャートである(続き2)。 全体処理のフローチャートである(続き3)。 全体処理のフローチャートである(続き4)。 全体処理のフローチャートである(続き5)。 待受画面表示処理のフローチャートである。 RAMに確保された登録エリアにアプリケーションプログラムの自動起動用に格納されるデータの構成を説明する図である。 登録アプリケーションリスト画面を説明する図である。 時間設定画面を説明する図である。
符号の説明
10 通信端末装置(携帯電話機)
101 RFブロック部
102 CPU
103 ROM
104 RAM
105、106 表示部
107 スイッチ部

Claims (3)

  1. 通信ネットワークを介した通信が可能な携帯通信端末装置において、
    アプリケーションプログラムを実行する実行手段と、
    前記実行手段にアプリケーションプログラムを実行させる時間帯を該アプリケーションプログラム単位で設定するための時間帯設定手段と、
    前記時間帯設定手段により時間帯が設定されたアプリケーションプログラムを、該時間帯に自動起動させて前記実行手段に実行させる制御手段と、
    を具備することを特徴とする携帯通信端末装置。
  2. 前記制御手段は、前記時間帯設定手段により時間帯が設定されたアプリケーションプログラムの自動起動を、前記通信ネットワークを介した通信を待ち受けている状態であることを条件に行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯通信端末装置。
  3. 通信ネットワークを介した通信が可能な携帯通信端末装置において、
    アプリケーションプログラムを実行させる機能と、
    前記実行させる機能によりアプリケーションプログラムを実行させる時間帯を該アプリケーションプログラム単位で設定するための機能と、
    前記設定するための機能により時間帯が設定されたアプリケーションプログラムを、該時間帯に自動起動させて前記実行させる機能により実行させる制御を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。

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