JP2005107598A - データ処理装置、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 高速なデータ処理が要求されるデータを確実に高速に処理できるデータ処理装置を提供する。
【解決手段】 通信ネットワークを介してダウンロードしたデータは、ユーザーの指定に応じて、不揮発性化されたRAM210、或いは外部メモリ220に保存する。ユーザーがキー入力部207を操作して、外部メモリ220にデータが保存された壁紙、或いは着信音を設定すると、制御部208は、外部メモリI/F211を介してそのデータを読み出し、読み出したデータをRAM210に確保した領域にコピーする。それにより、壁紙の表示、或いは着信音の放音は、RAM210にコピーしたデータを用いて行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、アクセス速度の異なる複数の記憶装置に保存されたデータを対象にデータ処理を行うための技術に関する。
パーソナルコンピュータ等のデータ処理装置には通常、記憶装置が複数、搭載されている。それらのなかでデータ保存に用いられるものは不揮発性となっており、データ処理装置の多くは、不揮発性の記憶装置に保存されたデータ(例えばアプリケーション・プログラム(以降「アプリケーション」と略記)、或いはその実行に用いられるデータ)を揮発性の記憶装置(例えば主記憶装置)に読み出してデータ処理を行うようになっている。
記憶装置は、記憶装置によってアクセス速度が異なるのが普通である。データの読み出し、或いは保存のためにアクセスする記憶装置のアクセス速度が低速となるほど、データ処理速度も低速となる。このことから、従来のデータ処理装置のなかには、データの保存に用いる記憶装置をアクセス頻度に応じて動的に割り当てるものが存在する(特許文献1、2)。
アクセス頻度の高いデータをアクセス速度の速い記憶装置に記憶させることにより、アクセスに要する時間は全体として短縮される。このため、全体的なデータ処理速度はより向上させることができる。しかし、アクセス頻度の高いデータに要求されるデータ処理速度が必ずしも高速であるとは限らない。このことから、記憶装置の割り当てでは、要求されるデータ処理速度も考慮する必要があると考えられる。
特開2001−256084号公報 特開平10−63551号公報
本発明の課題は、高速なデータ処理が要求されるデータを確実に高速に処理できるデータ処理装置を提供することにある。
本発明のデータ処理装置は、保存されたデータを対象にデータ処理を行えるものであり、データを新たに保存できる複数の記憶手段と、複数の記憶手段のうちの何れかに保存されたデータを対象にデータ処理を行うデータ処理手段と、データ処理手段によりデータ処理されるデータを指定するための指定手段と、指定手段によりデータが指定されたとき、複数の記憶手段のなかで該データが保存された記憶手段よりアクセス速度が速い他の記憶手段に該データをコピーして保存させ、該コピーしたデータを対象にデータ処理手段にデータ処理させる制御手段と、を具備する。
なお、上記指定手段により指定されるデータは、所定の条件が満たされた場合にデータ処理されるデータであり、制御手段は、指定手段によるデータの指定に連動させる形で該データをコピーさせる、ことが望ましい。
本発明のプログラムは、保存されたデータを対象にデータ処理を行えるデータ処理装置に実行させることを前提とし、データを新たに保存できる複数の記憶手段のうちの何れかに保存されたデータを対象にデータ処理を行う機能と、データ処理を行う機能によりデータ処理されるデータを指定するための機能と、指定するための機能によりデータが指定されたとき、複数の記憶手段のなかで該データが保存された記憶手段よりアクセス速度が速い他の記憶手段に該データをコピーして保存させ、該コピーしたデータを対象にデータ処理を行う機能によりデータ処理させる機能と、を実現させる。
本発明は、データを新たに保存できる複数の記憶手段のうちの何れかに保存されたデータが指定されると、その指定に連動させる形で、複数の記憶手段のなかでそのデータが保存された記憶手段よりアクセス速度が速い他の記憶手段にそのデータをコピーして予め保存させ、コピーしたデータを対象にデータ処理させる。それにより、指定されたデータは常に高速にアクセスが行えるため、そのデータ処理も確実に高速に行うことができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施の形態によるデータ処理装置が接続可能なネットワークシステムの構成を示す図である。
そのデータ処理装置10は、携帯電話機に本発明を適用したものである(このことから以降「携帯電話機」と呼ぶ)。ネットワークシステムは、図1に示すように、その携帯電話機10が接続可能な通信ネットワーク11にコンテンツサーバー12が接続されて構築されている。
上記通信ネットワーク102は、携帯電話機10が接続可能であることから、それとの通信を行う基地局11aを備えたものである。具体的には、例えば携帯電話網、及びインターネットをまとめて表したものである。それにより、携帯電話機10とコンテンツサーバー12との通信(リンク)の確立は、例えば携帯電話機10のユーザーが、インターネットとの接続を指示してそれと接続させた後、コンテンツサーバー12のURLを指定してそれとの接続を指示することで行われる。
コンテンツサーバー12は、それと接続された端末装置から要求されたコンテンツをその端末装置に提供(配信)するサービスを行うものである。そのコンテンツはコンテンツデータベース(DB)13で管理されており、サーバー12は、そのDB13で管理されているコンテンツを端末装置からの要求に応じて提供する。その端末装置が携帯電話機10であれば、提供の対象となるコンテンツは画像データ(壁紙、など)やシーケンスデータ(着信音再生用のデータ)、及びゲーム用のアプリケーションなどである。
コンテンツを提供するサイトのシステムは通常、2台以上のサーバーで構築される。しかし、ここでは混乱を避けるために、サーバーはコンテンツサーバー12の1台のみとする。それにより、コンテンツDB13はそのサーバー12に搭載、或いは接続された記憶装置上に構築されていることとする。
上記携帯電話機10は、図2に示すように、アンテナANT1を介して送受信する信号の周波数変換、及び変復調を行う送受信部201と、所定の通信方式(例えばTDMA(時分割多元接続)、或いはCDMA(符号分割多重接続))に基づいて送受信部201による信号の送受信に係る通信制御を行う通信制御部202と、通信制御部202から入力したデジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換してスピーカ204から放音させ、マイク205から入力したアナログの音声信号をデジタル音声信号に変換して通信制御部202に出力する音声処理部203と、音声、或いは振動によりユーザーに着信等を通知する通知部106と、各種スイッチを有するキー入力部207と、タイマ208aを有し、電話機10全体の制御を行う制御部208と、その制御部208が実行するプログラムや各種データを格納したROM209と、不図示のバッテリ等により不揮発性化されたRAM210と、着脱自在な外部メモリ(例えばフラッシュメモリ)220にアクセスするための外部メモリI/F211と、例えば液晶表示器である表示部212と、アンテナANT2により受信した、測地衛星から発信された信号を処理して現在位置を示す位置データを取得するGPS信号処理部213と、を備えて構成されている。
上記キー入力部207が有するスイッチとしては、数値や文字等のシンボルの入力に用いられる各種数値キー、発呼等を指示するためのオフフックスイッチ、通信の終了等を指示するためのオンフックスイッチ、上下左右のスイッチからなるカーソルスイッチ、機能メニューの表示を指示するための機能メニュースイッチ、表示部212に表示された内容の処理を指示するための決定スイッチ、及び1画面前の状態に戻るのを指示するためのクリアスイッチ、などがある。それらに割り当てられた機能は固定ではなく、状況に応じて他の機能が随時、割り当てられる。キー入力部207は、例えばユーザーが何らかのスイッチを操作する度に、操作されたスイッチを制御部208に通知する。
上記構成の携帯電話機10では、機能メニューに配置されたメニュー項目を選択して各種機能設定を行うことができるようになっている。例えば壁紙や着信音は、その機能設定により任意に変更することができるようになっている。
ROM209には選択可能な壁紙や着信音の各データが予め格納されており、通常、それらの選択はデータがROM209に格納されているものを対象に行われる。しかし、それらをサービスとして提供するサイトが多数、存在することから、サイトからダウンロードしたものも選択できるようになっている。ここでは便宜的に、そのサイトとしてはコンテンツサーバー12により開設されたもののみを考慮することとする。
コンテンツサーバー12(サイト)からダウンロードした壁紙、或いは着信音などのデータは、不揮発性化されたRAM210の他に、外部メモリ220に保存することができる。しかし、外部メモリ220のアクセス速度は、RAM210と比較して低速である。これは、外部メモリ220にデータが保存された壁紙や着信音を選択すると、RAM210にデータが保存されたものを選択した場合と比較して、その処理に要する時間が長くなることを意味する。それにより、壁紙が表示されるまでの時間や、着信時に着信音が実際に放音されるまでの時間はより長くなる。このことから、本実施例では、ユーザーが壁紙、或いは着信音を新たに設定(選択)すると、そのデータの保存先が外部メモリ220か否か確認し、その保存先が外部メモリ220であればRAM210にそのデータをコピーして予め保存させ、そのようにして保存させたデータを対象に処理を行うようにさせている。
このデータのコピーやそれに伴う処理対象の仮想的な変更は制御部208の制御によって実現される。その制御部208は、ユーザーが新たに設定(選択)したデータの保存先が外部メモリ220であれば、RAM210にそのデータをコピーする余裕があるか否か確認し、その余裕があると確認できた場合にデータのコピーを行う。このとき、外部メモリ220からコピーしたデータのなかで不要となったものは削除する。それにより、RAM210に不要なデータを保存しておくことによる利用効率の低下を回避させている。不要なデータとしては、例えば外部メモリ220にデータが保存された着信音からそれにデータが保存された別の着信音にユーザーが新たに設定を変更したのであれば前者が対応する。
このようにしてユーザーが設定(選択)したデータを優先度の高いデータとしてアクセス速度のより高速な記憶装置(ここではRAM210)に予めコピーして処理対象を仮想的に変更することにより、そのデータは常に高速に処理できるようになる。このため、ユーザーにとっては、高速な処理を望むデータは常に高速に処理させられるようになり、より快適に利用できる環境が得られることとなる。そのデータはアプリケーション等のプログラムであっても良い。
アクセス速度が低速な記憶装置に保存されたデータはより高速な記憶装置にコピーするために、処理速度に低速な記憶装置が影響する度合いは低減することとなる。このことから、処理速度の低下を実質的に回避しつつ、低速な記憶装置に係るコストをより抑えたり、本体の構造をより簡単化できるようになる。それにより、更なるコストダウンや小型化も行えるようになる。
コンテンツサーバー12からダウンロードされたデータは、例えば送受信部201、及び通信制御部202を介してRAM210にバッファとして確保された領域に一旦、格納された後、ユーザーが指定した保存先に保存されるか、或いは制御部208が通信制御部202からデータを直接的に受け取り、ユーザーが指定した保存先に保存される。ここでは前者で行われるものとして説明することとする。
壁紙の表示は、例えば制御部208が、そのデータ(以降「壁紙データ」と呼ぶ)を用いて1画面分の画像データを生成し、それを表示部212に送出することで実現される。これは、他の画面の表示でも同様である。一方、着信音の放音は、例えば制御部208が、そのデータ(以降「着信音データ」と呼ぶ)を構成する音声放音用のデータ(イベントデータ)を順次、通知部206に送出することで実現される。それら何れの場合も、RAM210はワークに用いられる。生成した1画面分の画像データはRAM210に確保された領域である待受画面エリアに格納される。
以降は、上述したようにして高速な処理速度を実現させる携帯電話機10の動作について、図3〜図9に示す各種フローチャートを参照して詳細に説明する。
図3〜図5は、全体処理のフローチャートである。ユーザーのキー入力部207への操作に応じて実行される処理の流れの例を示したものである。始めに図3〜図5を参照して、その全体処理について詳細に説明する。なお、その全体処理は、制御部208が、ROM209に格納されたプログラムを実行して携帯電話機10のリソースを使用することにより実現される。
先ず、ステップ301では、電源がオンされたことに伴い、イニシャライズを実行する。続くステップ302では、設定されている壁紙データから1画面分の画像データを生成して待受画面エリアにストアし、その画像データを表示部212に送出して壁紙を表示させる。その後はステップ303に移行する。
ステップ303では、オフフックスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、その旨がキー入力部207より通知されることから、判定はYESとなってステップ304に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図4のステップ311に移行する。
ステップ304では、壁紙を消去させて、番号入力画面を表示部212に表示させる。次のステップ305では、キー入力部207への電話番号の入力操作に応じて番号を入力して表示部212に表示させる番号入力処理を実行する。その次のステップ306では、例えばユーザーが所定時間、入力操作を行わなかったか否か判定する。その所定時間が経過する前にユーザーが入力操作を行った場合、判定はNOとなってステップ305に戻る。そうでない場合には、判定はYESとなり、入力すべき番号を全て入力したとしてステップ307に移行し、入力された番号で発呼を行う。その発呼による呼び出しは、それに続くステップ308により、ユーザーがオンフックスイッチを操作するか、或いは呼び出し先の電話機のユーザーがオフフック操作を行うことで接続するまで行う。特には図示していないが、ユーザーがオフフックスイッチを操作すると、上記ステップ302に戻り、呼び出し先の電話機のユーザーがオフフック操作を行うことで接続すると、判定はYESとなってステップ309に移行する。
ステップ309、310で形成される処理ループでは、ユーザーがオフフックスイッチを操作するまでの間、互いに音声信号の送受信により通話を実現させる処理を行う。そのスイッチをユーザーが操作すると、ステップ310の判定がYESとなって上記ステップ302に戻る。
上記ステップ303の判定がNOとなって移行する図4のステップ311では、自機宛の呼び出し信号を受信したか否か、つまり着信を検知したか否か判定する。その呼び出し信号を受信した場合、判定はYESとなってステップ312に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなって図5のステップ316に移行する。
ステップ312、313では、ユーザーがオフフックスイッチをオンするまで着信を通知するための処理を行う。このとき、着信音の放音が設定されていれば、ROM209、或いはRAM210に保存された指定の着信音データにより着信音を放音させる。そのスイッチをユーザーが操作すると、ステップ313の判定はYESとなってステップ314に移行する。なお、特には図示していないが、そのスイッチを操作する前に呼び出し信号の受信が終了した場合には図3のステップ302に戻るようになっている。
ステップ314、315で形成される処理ループでは、上記ステップ309、310で形成されるそれと同様に、ユーザーがオフフックスイッチを操作するまでの間、互いに音声信号の送受信により通話を実現させる処理を行う。そのスイッチをユーザーが操作すると、ステップ315の判定がYESとなって図3のステップ302に戻る。
上記ステップ311の判定がNOとなって移行する図5のステップ316では、機能メニュースイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作しなかった場合、判定はNOとなって図3のステップ303に戻る。それにより、着信を検知するか、或いはユーザーが何らかの操作を行うまでの間、待受画面として壁紙を表示させる。一方、そうでない場合には、判定はYESとなってステップ317に移行する。
ステップ317では、機能メニュー画面を表示部212に表示させる。そのメニュー画面は、例えば、背景に各種アイコン、或いは各種メニュー項目を配置したものであり、その表示用の画像データはROM209に格納されている。ここでは、後者であるとの前提で以降の説明を行う。
その画面の表示後に移行するステップ318では、リストとして配置されたメニュー項目のうちの一つに選択状態であることを示すアイコン(選択アイコン)を表示させる。続くステップ319では、カーソルスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチを構成する上下左右のうちの何れかのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、操作されたスイッチに応じて選択アイコンの位置をステップ320で移動させた後、ステップ321に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、次にそのステップ321に移行する。
ステップ321では、決定スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作しなかった場合、判定はNOとなってステップ322に移行し、そうでない場合には、判定はYESとなってステップ323に移行する。
ステップ322では、クリアスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなって図3のステップ302に戻り、待受画面として壁紙を表示させる。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ319に戻る。それにより、クリアスイッチ、或いは決定スイッチをユーザーが操作するまでの間、カーソルスイッチへの操作によるアイコン(機能)の選択を有効とさせる。
ステップ323では、選択アイコンの位置がコンテンツのダウンロードを行える機能のメニュー項目のものか否か判定する。その機能のメニュー項目を選択状態にして決定スイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ324に移行し、そのダウンロードを実現させるダウンロード処理を実行した後、上記ステップ317に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ325に移行する。
ステップ325では、選択アイコンの位置が機能設定用のメニュー項目のものか否か判定する。その機能設定用のメニュー項目を選択状態にして決定スイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなってステップ326に移行し、その機能設定を実現させる機能設定処理を実行した後、上記ステップ317に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ327に移行し、その他のメニュー項目を選択状態にして決定スイッチをユーザーが操作した場合に対応するためのその他の処理を実行した後、上記ステップ317に戻る。
次に、上記全体処理内で実行されるサブルーチン処理について詳細に説明する。
図6は、上記ステップ324として実行されるダウンロード処理のフローチャートである。それは、データをダウンロードするサーバーに接続させてから実際にデータをダウンロードするまでに実行する処理の流れを示したものである。そのサブルーチン処理としては、始めに図6を参照してダウンロード処理について詳細に説明する。上述したように、ここでは接続先は図1に示すコンテンツサーバー12を前提とする。
先ず、ステップ601では、コンテンツサーバー12との接続を行う。続くステップ602では、ダウンロードデータ選択画面を表示させる。その画面は、例えば接続した端末装置にサーバー12が送信するものであり、ダウンロード可能なデータを選択(指定)するための各種アイコン、或いはボタンなどが配置されている。
ステップ602に続くステップ603では、選択画面上でダウンロードするデータをユーザーに選択させるダウンロードデータ選択処理を実行する。次に移行するステップ604では、ダウンロードするデータの保存先をユーザーに選択させるためのダウンロード先選択画面を表示させる。その選択画面は、ROM209に保存されているものである。
その選択画面の表示後に移行するステップ605では、その選択画面上でデータの保存先をユーザーに選択させるダウンロード先選択処理を実行する。保存先をユーザーが選択すると、ステップ606に移行して、コンテンツサーバー12にデータのダウンロードを要求する。それにより、サーバー12はデータのダウンロードを開始する。
ステップ606に続くステップ607では、ユーザーが選択した保存先を判定する。その保存先としてRAM210(図中では「内部メモリ」と表記)が選択されていた場合、その旨が判定され、サーバー12からダウンロードしたデータをステップ608でRAM210にストアした後、ステップ610に移行する。その保存先として外部メモリ220が選択されていた場合には、その旨が判定され、ダウンロードしたデータをステップ609で外部メモリ220にストアした後、そのステップ610に移行する。なお、外部メモリ220へのデータのストアは、外部メモリI/F211を介して、ストアを指示しつつRAM210に一旦、ストアしたデータを外部メモリ220に随時、送出することで行われる。
ステップ610では、データのダウンロードが終了したか否か判定する。その最後のデータまでダウンロードした場合、判定はYESとなり、ダウンロードしたデータの保存先へのストアが終了するのを待って一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ607に戻る。それにより、データのダウンロードが終了するまでそのダウンロードに対応する。
図7は、図3〜図5に示す全体処理内でステップ326として実行される機能設定処理のフローチャートである。ここでは、設定内容によって処理対象となるデータが変更される壁紙、着信音の設定に係わる部分に着目する形で処理の流れを示してある。次に図7を参照して、その設定処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ701では、機能設定画面を表示部212に表示させる。その設定画面は、例えば機能メニュー画面と同様に、背景に設定の対象となる機能を割り当てた各種アイコン、或いは各種メニュー項目を配置したものである。ここでも後者であるとの前提で以降の説明を行う。
その画面の表示後に移行するステップ702では、配置されたメニュー項目のうちの一つを選択状態とさせる。その選択状態は、例えば近傍の背景色を他と異ならせることでユーザーに認識させる。続くステップ703では、カーソルスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチを構成する上下左右のうちの何れかのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、操作されたスイッチに応じて選択状態とするメニュー項目(カーソルを表示させるメニュー項目)の位置をステップ704で移動させた後、ステップ705に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、次にそのステップ705に移行する。
ステップ705では、決定スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作しなかった場合、判定はNOとなってステップ706に移行し、そうでない場合には、判定はYESとなってステップ707に移行する。
ステップ706では、クリアスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ702に戻る。それにより、クリアスイッチ、或いは決定スイッチをユーザーが操作するまでの間、カーソルスイッチへの操作によるメニュー項目(機能)の選択を有効とさせる。
ステップ707では、カーソルの位置が壁紙設定用のメニュー項目のものか否か判定する。その設定用のメニュー項目にカーソルを移動させてから決定スイッチをユーザーが操作したような場合、判定はYESとなってステップ708に移行し、その設定を実現させる壁紙設定処理を実行した後、上記ステップ702に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ709に移行する。
ステップ709では、カーソルの位置が着信音設定用のメニュー項目のものか否か判定する。その設定用のメニュー項目にカーソルを移動させてから決定スイッチをユーザーが操作したような場合、判定はYESとなってステップ710に移行し、その設定を実現させる着信音設定処理を実行した後、上記ステップ702に戻る。そうでない場合には、判定はNOとなってステップ711に移行し、その他のメニュー項目にカーソルを位置させた状態で決定スイッチをユーザーが操作した場合に対応するためのその他の設定処理を実行した後、上記ステップ702に戻る。
以降は、上記機能設定処理内で実行されるサブルーチン処理について詳細に説明する。
図8は、その機能設定処理内でステップ708として実行される壁紙設定処理のフローチャートである。そのサブルーチン処理としては、始めに図8を参照してその壁紙設定処理について詳細に説明する。
先ず、ステップ801では、ROM209、RAM210、或いは外部メモリ210に記憶されている壁紙データをリスト表示する。各壁紙データは決まった拡張子を持つファイルとして保存されている。このことから、そのリスト表示は、例えばその拡張子を持つファイル毎に、そのファイル名を配置することで行われる。
その画面の表示後に移行するステップ802では、配置したファイル名のなかで現在、設定されている壁紙データのファイル名を、選択状態となっていることを示すためのアイコン(選択アイコン)によりフォーカスする。その次に移行するステップ803では、カーソルスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチを構成する上下左右のうちの何れかのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、操作されたスイッチに応じて選択アイコンの位置をステップ804で移動させた後、ステップ805に移行する。そうでない場合には、判定はNOとなり、次にそのステップ805に移行する。
ステップ805では、決定スイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作しなかった場合、判定はNOとなってステップ806に移行し、そうでない場合には、即ち新たに設定すべき壁紙をユーザーが指定した場合には、判定はYESとなってステップ807に移行する。
ステップ806では、クリアスイッチがオンされたか否か判定する。そのスイッチをユーザーが操作した場合、判定はYESとなり、ここで一連の処理を終了する。そうでない場合には、判定はNOとなって上記ステップ802に戻る。それにより、クリアスイッチ、或いは決定スイッチをユーザーが操作するまでの間、カーソルスイッチへの操作による壁紙の選択を有効とさせる。
ステップ807では、決定スイッチへの操作により指定された壁紙のデータが外部メモリ220に保存されているか否か判定する。そのデータが外部メモリ220に保存されていた場合、判定はYESとなってステップ808に移行し、そうでない場合には、判定はNOとなってステップ809に移行する。
ステップ808では、指定された壁紙のデータを外部メモリ220からRAM210に確保したエリアにコピーする。このとき、これまで指定されたデータが外部メモリ220に保存されているものであれば、RAM210にコピーしたデータを消去する。その次に移行するステップ809では、ユーザーが指定した壁紙のデータを処理対象として指定(設定)する。一連の処理はその後に終了する。
図9は、図7に示す機能設定処理内でステップ710として実行される着信音設定処理のフローチャートである。
その着信音設定処理では、ユーザーがカーソルスイッチを操作して選択し、決定スイッチを操作して設定するデータは着信音データとなる。しかし、データが異なる以外、その設定処理内で実行されるステップ901〜909の処理の内容、及びその流れは、上記壁紙設定処理内で実行されるステップ801〜809のそれらと基本的に同じである。このことから、その詳細な説明は省略することとする。
このようにして、外部メモリ220に記憶したデータをユーザーが選択・設定すると、それに連動させる形で、そのデータをRAM210に確保のエリアにコピーし、そのコピーしたデータを壁紙表示用のデータとして設定する。それにより、仮想的に、外部メモリ220に記憶されたデータをRAM210に記憶されているデータとして扱う。そのようにして、ユーザーが選択・設定したデータはアクセス速度がより高速な記憶装置上に予めコピーして処理するため、常に高速に処理できることとなる。その結果、待受画面としての壁紙の表示や着信音の放音は常に迅速に行われることとなる。
なお、本実施例では、予め定めた種類のデータに対する設定が変更されると、自動的にそのデータの保存先が外部メモリ220か否か確認してコピーを行うようにしているが、そのコピーを行うデータの種類、或いはそれを用いて処理を行う機能などをユーザーが選択できるようにしても良い。また、そのコピーを行うか否かユーザーに確認させ、その結果に応じて行うようにしても良い。
本実施例でコピーの対象とする壁紙データは着信の待ち受け状態になるのを条件として、他方の着信音データは着信状態になるのを条件としてそれぞれ処理されるデータであるが、そのデータ(ここではアプリケーションを含む意味である)の処理が行われる条件もそのようなものに限定されるわけではない。データの設定については、キー操作ではなく、外部から受信したデータに従って行うようにしても良い。
新たなデータの保存に用いることができる記憶装置はRAM210、及び外部メモリ220の2種類のみであるが、その数はそれより多くとも良い。その場合、データのコピーは、アクセス速度の最も高速な記憶装置に対して必ずしも行わせる必要はない。つまり、データを保存している記憶装置よりアクセス速度がより高速な記憶装置に対して柔軟に行うようにしても良い。その場合には、データをコピーする記憶装置をユーザーが選択できるようにしても良い。
データを単にコピーすると、記憶装置全体で保存できるデータ量が減少する。全体の記憶容量が比較的に少ない場合や、コピーするデータが多い場合などに、その減少が無視できなくなることも考えられる。このことから、コピーする元のデータを削除するか否かユーザーに選択させるようにしても良い。そのようにすると、ユーザーが削除を選択したときには、ユーザーが選択したデータは保存先を移動させた形となる。
本実施例は、本発明を携帯電話機10に適用したものであるが、本発明を適用できるデータ処理装置は携帯電話機10に限定されるわけではない。本発明は、コンピュータやPDA、或いはPHSなど、データを新たに保存できる複数の記憶装置にアクセス可能なデータ処理装置に幅広く適用させることができる。
上述したようなデータ処理装置、或いはその変形例を実現させるようなプログラムは、CD−ROM、DVD、或いは着脱自在なフラッシュメモリ等の記録媒体に記録させて配布しても良い。或いは、公衆網等で用いられる伝送媒体を介して、そのプログラムの一部、若しくは全部を配信するようにしても良い。そのようにした場合には、ユーザーはプログラムを取得してコンピュータなどのデータ処理装置にロードすることにより、そのデータ処理装置に本発明を適用させることができる。このことから、記録媒体は、プログラムを配信する装置がアクセスできるものであっても良い。
本実施例によるデータ処理装置が接続可能なネットワークシステムの構成を示す図である。 本実施例によるデータ処理装置の構成図である。 全体処理のフローチャートである。 全体処理のフローチャートである(続き1)。 全体処理のフローチャートである(続き2)。 ダウンロード処理のフローチャートである。 機能設定処理のフローチャートである。 壁紙設定処理のフローチャートである。 着信音設定処理のフローチャートである。
符号の説明
10 携帯電話機(データ処理装置)
206 通知部
207 キー入力部
208 制御部
209 ROM
210 RAM
211 外部メモリI/F
212 表示部
220 外部メモリ

Claims (3)

  1. 保存されたデータを対象にデータ処理を行えるデータ処理装置において、
    前記データを新たに保存できる複数の記憶手段と、
    前記複数の記憶手段のうちの何れかに保存されたデータを対象にデータ処理を行うデータ処理手段と、
    前記データ処理手段によりデータ処理されるデータを指定するための指定手段と、
    前記指定手段によりデータが指定されたとき、前記複数の記憶手段のなかで該データが保存された記憶手段よりアクセス速度が速い他の記憶手段に該データをコピーして保存させ、該コピーしたデータを対象に前記データ処理手段にデータ処理させる制御手段と、
    を具備することを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記指定手段により指定されるデータは、所定の条件が満たされた場合にデータ処理されるデータであり、
    前記制御手段は、前記指定手段によるデータの指定に連動させる形で該データをコピーさせる、
    ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 保存されたデータを対象にデータ処理を行えるデータ処理装置に実行させるプログラムであって、
    前記データを新たに保存できる複数の記憶手段のうちの何れかに保存されたデータを対象にデータ処理を行う機能と、
    前記データ処理を行う機能によりデータ処理されるデータを指定するための機能と、
    前記指定するための機能によりデータが指定されたとき、前記複数の記憶手段のなかで該データが保存された記憶手段よりアクセス速度が速い他の記憶手段に該データをコピーして保存させ、該コピーしたデータを対象に前記データ処理を行う機能によりデータ処理させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。

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EP1729486A1 (en) * 2005-05-30 2006-12-06 TCL & Alcatel Mobile Phones Ltd Method for personalizing a portable communication device, and associated portable communication device

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