JPH0715496A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

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JPH0715496A
JPH0715496A JP13624693A JP13624693A JPH0715496A JP H0715496 A JPH0715496 A JP H0715496A JP 13624693 A JP13624693 A JP 13624693A JP 13624693 A JP13624693 A JP 13624693A JP H0715496 A JPH0715496 A JP H0715496A
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JP
Japan
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communication device
customized
instruction
data
input
Prior art date
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JP13624693A
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English (en)
Inventor
Kenji Kurono
健治 黒野
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LES-MU PUROPATEIZU BV
REEM PROPERTIES BV
ROEHM PROPERTIES BV
Original Assignee
LES-MU PUROPATEIZU BV
REEM PROPERTIES BV
ROEHM PROPERTIES BV
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Publication date
Application filed by LES-MU PUROPATEIZU BV, REEM PROPERTIES BV, ROEHM PROPERTIES BV filed Critical LES-MU PUROPATEIZU BV
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Publication of JPH0715496A publication Critical patent/JPH0715496A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作者が短縮番号といったカスタマイズされ
たデータあるいはカスタマイズされた操作・指示しか記
憶していなくても、他人の通信装置を容易に操作可能と
する。 【構成】 カスタマイズデータの要求処理では、まず操
作している通信装置のカスタマイズデータが破壊されな
いように退避する処理が行われる(ステップ151)。
この後、カスタマイズデータの要求信号を、発呼された
通信装置へ送信する(ステップ152)。そして、発呼
された通信装置からカスタマイズデータが送信されて来
ると、それを受信して(ステップ153)、バックアッ
プRAM3dに書き込む(ステップ155)。このこと
により操作している通信装置が発呼された通信装置と同
じカスタマイズ状態となり、発呼された通信装置が自分
の通信装置で有れば、他人の通信装置を自分の通信装置
のごとくに容易に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カスタマイズ可能な通
信装置の使い勝手の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】通信装置の代表的なものとして、電話機
が挙げられる。最近の電話機は使用頻度の高いダイヤル
番号を短縮ダイヤル番号で登録しておいて、少ない操作
で長い電話番号に対応する発呼信号を発信させて使い勝
手を改良している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自分の電話機を使用し
ている場合は、まことに短縮ダイヤル機能は便利なもの
である。しかし、他人の電話機を使用しなければならな
くなった途端、たちまち、その使い勝手の良さが裏目に
出てしまう。即ち、電話をかけようにも短縮ダイヤル番
号しか記憶していないので、他人の電話機では電話でき
なくなってしまう場合が生ずるのである。このようなこ
とは、ワードプロセッサ、パソコンあるいはワークステ
ーションの機能を利用する場合においても同じことであ
り、カスタマイズの設定が異なるために他人の装置は非
常に使い難いのである。
【0004】本発明は、このように操作者が短縮番号と
いったカスタマイズされたデータあるいはカスタマイズ
された操作・指示しか記憶していなくても、他人の通信
装置を容易に操作可能とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、第1発明の通
信装置は、図1に例示するごとく、カスタマイズデータ
記憶手段と、操作者による指示が入力される入力手段
と、この入力手段から入力された指示内容が発呼を指示
している場合に発呼対象の通信装置を発呼する発呼手段
と、を備えることにより他の通信装置と通信ラインを介
して接続して通信可能な通信装置において、更に、上記
入力手段から入力された指示内容にカスタマイズデータ
切替の指示が含まれている場合には、上記発呼された通
信装置に対して、その通信装置のカスタマイズデータを
発信させる指示を行うとともに、送信されてきたカスタ
マイズデータを上記カスタマイズデータ記憶手段に記憶
するカスタマイズデータ切替手段を備えたことを特徴と
する。
【0006】第2発明の通信装置は、図2に例示するご
とく、第1発明の通信装置に、更に、上記入力手段から
入力された指示内容にカスタマイズされた指示が含まれ
ていると判断される場合には、上記発呼された通信装置
から送信されてきた上記カスタマイズデータ記憶手段上
のカスタマイズデータに基づいて、直ちにカスタマイズ
された指示に対応する処理を行う指示処理手段を備えた
ことを特徴とする。
【0007】第3発明の通信装置は、図3に例示するご
とく、操作者による指示が入力される入力手段と、この
入力手段から入力された指示内容が発呼を指示している
場合に発呼対象の通信装置を発呼する発呼手段と、を備
えることにより他の通信装置と通信ラインを介して接続
して通信可能な通信装置において、更に、上記入力手段
から入力された指示内容にカスタマイズされている指示
が含まれていると判定される場合には、上記発呼された
通信装置に対して、その通信装置へ上記カスタマイズさ
れている指示を送信するカスタマイズ指示送信手段と、
上記カスタマイズされている指示に応答して上記発呼さ
れた通信装置から送信されてきた正規のデータに基づい
て処理を行う正規データ処理手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0008】第4発明の通信装置は、図4に例示するご
とく、カスタマイズデータ記憶手段と、通信ラインを介
して受信した他の通信装置からの指示内容にカスタマイ
ズデータの送信指示が含まれている場合には、上記カス
タマイズデータ記憶手段のカスタマイズデータを上記他
の通信装置へ送信するカスタマイズデータ送信手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0009】第5発明の通信装置は、図5に例示するご
とく、カスタマイズデータ記憶手段と、通信ラインを介
して受信した他の通信装置からの指示内容にカスタマイ
ズされた指示が含まれている場合には、上記カスタマイ
ズデータ記憶手段のカスタマイズデータに基づいて正規
のデータに変換して上記他の通信装置へ送信する正規デ
ータ送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】例えば、本通信装置を占有している者以外の者
が、本通信装置を利用しようとした場合、入力手段から
入力を行って、まず自分の通信装置を呼び出し、カスタ
マイズデータを送信するように指示する。送信されてき
たカスタマイズデータは、カスタマイズデータ切替手段
により、本通信装置のカスタマイズデータ記憶手段に記
憶される。このことにより、以後、本通信装置は自分の
通信装置と同じカスタマイズ状態となるので、利用が容
易となる。尚、他人の通信装置(本通信装置)に自分の
通信装置のカスタマイズデータを設定することにより、
元のカスタマイズデータが破壊されてしまう場合があ
る。これを防止するには予め元のカスタマイズデータを
他のメモリアドレスに退避しておいてから自分の通信装
置のカスタマイズデータを読み込めばよい。
【0011】第2発明では更に指示処理手段が、入力手
段への入力内容にカスタマイズされた指示が含まれてい
た場合には、他の通信装置のカスタマイズデータがカス
タマイズデータ記憶手段に記憶された後に、そのカスタ
マイズデータに基づいて、カスタマイズされた指示から
正規の指示を取り出して、その指示通りの処理を行う。
【0012】第3発明では、カスタマイズ指示送信手段
が他の通信装置にカスタマイズされた指示を送信し、正
規データ処理手段が通信装置から送信されてきた正規の
指示に基づいて処理を行う。第4発明では、他の通信装
置、例えば第1,2発明の通信装置からの指示をうけた
場合、カスタマイズデータ送信手段が自己のカスタマイ
ズデータ記憶手段のカスタマイズデータを指示してきた
通信装置へ送信する。
【0013】第5発明では、他の通信装置、例えば第3
発明の通信装置からのカスタマイズされた指示をうけた
場合、正規データ送信手段が、カスタマイズデータ記憶
手段のカスタマイズデータに基づいてカスタマイズされ
た指示を正規の指示に変換して、指示してきた通信装置
へ送信する。
【0014】
【実施例】図6に第1実施例としての通信装置1を示
す。本通信装置1はFAX付高機能電話機、ワークステ
ーション、モデム付ワードプロセッサあるいはモデム付
パソコンに該当するものである。
【0015】通信装置1は、マイクロコンピュータ3を
処理の中心として、キー入力部5、音声出力部7、音声
入力部9、通信部11、液晶ディスプレイ13、ライン
スキャナ14、ハードディスクユニット15、フロッピ
ーディスクユニット17およびプリンタ18を主な構成
としている。マイクロコンピュータ3は一般的なもので
あり、CPU3a、ROM3b、RAM3c、バックア
ップRAM3dおよび入出力回路(I/O)3eとを備
え、これらがバスライン3fで連絡されている。キー入
力部5はテンキーその他必要な入力キーの配列からな
り、各種の指示入力を可能とする。音声出力部7はマイ
クロコンピュータ3の処理により音声により出力が必要
な場合や通信ライン19を介して受信した他の通信装置
からの音声データを出力するものである。音声入力部9
は操作者の音声を入力することにより、マイクロコンピ
ュータ3に所定の処理を実行させたり、通信ライン19
を介して外部に音声データを送信するものである。通信
部11は本通信装置1が通信ライン19との間で行われ
る信号の送受信を媒介するものであり、デジタル通信と
してはモデム等のアナログ信号をデジタル信号に変換す
る役割を果たし、アナログ通信としては通常の電話機の
役割を果たしている。液晶ディスプレイ(LCD)13
は、操作者に所定の情報を文字やパターンとして伝達さ
せるためのものであり、ファクシミリ装置のイメージデ
ータ出力用としても用いられる。尚、音声出力部7、音
声入力部9および通信部11は、それぞれ直接、信号ラ
イン21を介して接続されている。
【0016】マイクロコンピュータ3は入出力回路(I
/O)3eを介してキー入力部5、音声出力部7、音声
入力部9、通信部11、液晶ディスプレイ13、ライン
スキャナ14、ハードディスクユニット15、フロッピ
ーディスクユニット17およびプリンタ18と接続し、
キー入力部5、音声入力部9、通信部11、ラインスキ
ャナ14から所定のデータを受け取ると共に、音声出力
部7、通信部11、液晶ディスプレイ13、プリンタ1
8を制御している。尚、ハードディスクユニット15お
よびフロッピーディスクユニット17に対して、マイク
ロコンピュータ3は、所定のプログラムやデータを記憶
させておくとともに、必要に応じてプログラムやデータ
を読み出す。
【0017】本通信装置1が実行する処理を図7のフロ
ーチャートに示す。本通信装置1の図示しない電源スイ
ッチをオンすると、まず次のような処理を繰り返し実行
する。即ち、キー入力がなされたか(ステップ10
1)、ライン入力が有ったか(ステップ105)が判定
される。キー入力部5が操作されて何等かの入力がなさ
れた場合(ステップ101)、キー入力処理ルーチンが
実行され(ステップ107)、音声入力処理ルーチンが
実行され(ステップ109)、通信ライン19から通信
部11に何等かの入力が有った場合(ステップ10
5)、ライン入力処理ルーチンが実行される(ステップ
111)。
【0018】次にキー入力処理ルーチンを図8に基づい
て説明する。まず、キー入力により指示された処理が何
であるかが判定される(ステップ121)。ここで処理
がデータベース処理やスプレッドシート処理が指示され
た場合には、新たなプログラムが起動して各処理(ステ
ップ123,125)が実行される。それらの実行が終
了すれば所定のメッセージを表示して(ステップ12
7)本ルーチンを終了する。
【0019】ここで操作者がカスタマイズ処理を指示し
た場合には、カスタマイズ処理(ステップ129)がな
される。この処理の詳細を図10に示す。まず、カスタ
マイズ処理用のメニューをLCD13に表示する(ステ
ップ147)。このメニューからカスタマイズしたい処
理を選択して所望の設定を行う(ステップ148)。次
いで設定内容をバックアップRAM3dにカスタマイズ
データとして書き込む(ステップ149)。カスタマイ
ズ処理とは、例えば短縮番号の設定、キー入力部5の所
定のキー(ファンクションキーやコントロールキー等)
に対する特定機能の設定、LCD13の表示行数桁数等
の表示形式選択設定、警報音出力の有無設定、カーソル
形状選択、データのバックアップファイルの自動生成有
無設定、かな漢字変換の辞書の選択、表示文字選択、か
な入力・ローマ字入力の選択、バッファメモリの大きさ
設定、使用するデバイスの設定、そのデバイスドライバ
の設定、システムソフトの設定、ファイルフォーマット
の設定、通信様式を表すパラメータの設定等が挙げられ
る。これらの選択の全てが、上述のごとくメニュー形式
で実行される。処理が終了すれば所定のメッセージを表
示して(ステップ127)本ルーチンを終了する。
【0020】図8の処理で、操作者が通信処理を選択し
た場合、まず入力された呼び出し番号に基づき対応する
通信装置の発呼処理(ステップ131)が実行される。
この発呼処理により相手の通信装置が応答して来なかっ
たり、通信中で有れば、ステップ127を経て終了す
る。
【0021】相手が応答して来れば、キー入力部5から
入力された呼び出し番号以外の内容が判定される(ステ
ップ135)。その内容がデータ通信処理、例えばIS
DNを利用したデジタル通信で有れば、その処理に移る
(ステップ137)。このデジタル通信処理はプログラ
ム等のコードデータあるいは文書や画像等のデータをデ
ジタル伝送回線にて高速に送受信するものであり、一般
に良く知られているので説明は省略する。ファックス処
理で有れば、一般的なファックス処理、即ちラインスキ
ャナ14から画像信号を読み取って、通信部11から通
信ライン19へ出力する処理がなされる(ステップ13
9)。通常の音声の伝達であれば、音声入力部9からの
信号を信号ライン21と通信部11とを介して通信ライ
ン19に出力し、通信ライン19からの信号を通信部1
1と信号ライン21とを介して音声出力部7へ伝達する
(ステップ141)。それぞれ処理(ステップ137,
139,141)が終了すれば、ステップ127を経て
終了する。勿論、通信部11は内容に応じて通信ライン
19をデジタル伝送回線とアナログ伝送回線との間で切
り替えれば良いし、アナログ伝送回線のみでもモデムに
よるデジタル通信とモデムを介さないアナログ通信との
間で切り替えても良い。
【0022】ステップ135で判定された処理がカスタ
マイズデータの要求であった場合には、カスタマイズデ
ータの要求処理がなされる(ステップ143)。この処
理の詳細を図9に示す。本処理は発呼された別の通信装
置のカスタマイズデータを読み取り、本通信装置1のカ
スタマイズデータとして設定する処理である。通常この
ようなことをするのは、例えば他人の通信装置1を借り
て自分の通信装置と同様に扱うためになされる。従っ
て、自分の通信装置側では暗唱コードを要求して暗唱コ
ードが入力されない限り、カスタマイズデータを送信し
ないようにしてもよい。
【0023】カスタマイズデータの要求処理(図9)で
は、まず操作している通信装置1のカスタマイズデータ
が破壊されないように退避する処理が行われる(ステッ
プ151)。勿論、データを移動させるよりも、カスタ
マイズデータのアドレスポインタを変更して対処すれ
ば、迅速な処理が可能である。この後、カスタマイズデ
ータの要求信号を、発呼された通信装置へ送信する(ス
テップ152)。そして、発呼された通信装置からカス
タマイズデータが送信されて来ると、それを受信して
(ステップ153)、バックアップRAM3dに書き込
む(ステップ155)。次いで図8に示すように、他の
通信装置のカスタマイズデータによる設定が完了したこ
とを表示して(ステップ127)処理を終了する。
【0024】次に、通信装置1が通信ライン19から入
力が有った場合、即ち被発呼側となった場合に、ライン
入力処理ルーチン(図7のステップ111)が実行され
る。この処理の詳細を図11に示す。まず、応答処理に
て通信可能であることを発呼側に知らせる(ステップ1
61)。次いでその入力信号からいずれの内容かを判定
する(ステップ163)。ここで上述したような音声入
出力処理、ファックス処理あるいはデータ通信処理であ
った場合には、各々前述した処理(ステップ137,1
39,141)と同様な処理(ステップ165,16
7,169)を実行するが、ステップ167,169の
場合は、受け側としてプリンタ18へ出力したり、ハー
ドディスクユニット15やフロッピーディスクユニット
17に出力する処理が行われる。これらの処理は一般的
に良く知られている処理であるので説明は省略する。
【0025】カスタマイズデータが要求された場合に
は、既にステップ129で設定したカスタマイズデータ
を送信する(ステップ171)。勿論、カスタマイズデ
ータは個人的なデータが含まれているので守秘的な観点
から、暗唱コードを求めて、正確な暗唱コードが得られ
ない限り、カスタマイズデータの送信を拒否するように
してもよい。
【0026】本実施例は、このように構成されているの
で、例えば、外出先で他人の通信装置1を使用する場合
に、自分の使い慣れた通信装置を発呼して、カスタマイ
ズデータを要求すれば、他人の通信装置1に自分の通信
装置のカスタマイズと同様のカスタマイズがなされる。
このことにより、他人の通信装置でも自分の使い慣れた
通信装置と全く同様に使用できるようになる。
【0027】次に第2実施例について説明する。本実施
例は、通信装置1から送信されるデータにカスタマイズ
された指示入力が存在する場合、例えば短縮番号が存在
する場合に、自動的にそのカスタマイズされた処理を正
規の処理として実行可能とするものである。その詳細を
図12に示す。図12のステップ181,182,18
3,185の処理は図9のステップ151,152,1
53,155の処理と同じなので説明は省略する。また
図7,8,10,11の処理は、同様なので説明は省略
する。カスタマイズされた指示とは、その指示がカスタ
マイズデータにおいて所定の設定内容との結合として表
されている指示であり、例えば、上述のごとく短縮番号
と正規の番号との結合でカスタマイズデータが表されて
いると、短縮番号の入力がカスタマイズされた指示に該
当する。ファンクションキー操作と所定の一連の処理と
の結合でカスタマイズデータが表されていると、ファン
クションキーの操作がカスタマイズされた指示に該当す
る。
【0028】カスタマイズデータ要求処理の最後で、カ
スタマイズされた指示が入力されているか否かが判定さ
れる(ステップ187)。もし含まれていれば、ステッ
プ185の処理で新たに書き換えられたカスタマイズデ
ータに従って上記カスタマイズされた指示を正規の指示
に変換しその指示に従った処理がなされる。例えば、キ
ー入力内容に短縮番号が含まれていれば、マイクロコン
ピュータ3はカスタマイズデータを読み込んだ後、その
カスタマイズデータと短縮番号とを退避させて、正規の
番号を獲得して、その番号で発呼する。
【0029】従って、本実施例では、カスタマイズされ
た指示を、自分の通信装置と同じカスタマイズがなされ
ていない通信装置1に入力しても、自分の通信装置を発
呼してそのカスタマイズデータを読み込んだ後、自動的
にカスタマイズされた指示を実行してくれる。このため
カスタマイズデータが読み込まれたのを確認した後に、
カスタマイズされた指示により入力処理を開始するとい
った二度手間が無くなる。
【0030】次に第3実施例を説明する。第3実施例は
カスタマイズデータは獲得せず、単に正規のデータを得
ることにより対処している。本実施例の処理は図9に詳
細を示すステップ143(図8)、ステップ171(図
11)の処理以外は第1実施例と同じである。このステ
ップ143(図8)の代わりに図13の正規データの要
求処理がなされる。即ち、カスタマイズ指示がそのまま
他の通信装置に送られる(ステップ201)。そして他
の通信装置が正規データを返して来るとそれを受信して
(ステップ203)、その正規データに基づいて処理が
自動的に実行される(ステップ205)。またステップ
171(図11)で正規データの送信(図14のステッ
プ211)を実行する。
【0031】本実施例はこのように構成されていること
により、他人の通信装置1を使用していても、自分の通
信装置を発呼してから、常時自分の通信装置で使用して
いる短縮番号等のカスタマイズされた指示を他人の通信
装置1へ入力すると、直ちに、他人の通信装置1は自分
の通信装置を発呼してカスタマイズされた指示を送信す
る。自分の通信装置側ではそのカスタマイズされた指示
を受けて、自己のメモリ内に設定されているカスタマイ
ズデータを参照して、送信されてきたカスタマイズされ
た指示を正規データ(正規の指示)に変換する。こうし
て変換された正規データを他人の通信装置1に送り返す
ことにより、他人の通信装置はその正規データに基づい
て処理を自動的に開始する。従って、自分の通信装置を
発呼し、自分の通信装置を操作するようにカスタマイズ
された操作を実行するだけで、他人の通信装置1が全く
自分の通信装置のごとく働くことになる。
【0032】上記各実施例で、カスタマイズが電話番号
の短縮である場合を考える。この場合には通常、市内の
電話番号の短縮登録には、市外局番は含めていない。従
って、他の通信装置が本通信装置1からみて市外である
場合、得られたカスタマイズデータの内、市外局番が付
加されていないデータについては、他の通信装置が属す
る市外局番を付加する。例えば、他の通信装置を発呼す
る場合、市外で有れば当然に市外局番を付加して発呼し
ているので、この市外局番を、発呼された通信装置から
獲得したカスタマイズデータに付加すると、間違いなく
自分の通信装置と同じ扱いが出来る。
【0033】また通信ライン19は公衆回線に限らず、
ISDNあるいはLANを利用した回線でもよい。また
有線ばかりでなく電波や光その他の媒体を利用している
通信ラインでもよい。上記実施例において、バックアッ
プRAM3dがカスタマイズデータ記憶手段に該当し、
キー入力部5が入力手段に該当し、CPU3aと通信部
11とが発呼手段に該当し、ステップ131の処理が発
呼手段としての処理に該当し、CPU3aがカスタマイ
ズデータ切替手段に該当し、ステップ135,151,
152,153,155,181,182,183,1
85の処理がカスタマイズデータ切替手段としての処理
に該当し、CPU3aが指示処理手段に該当し、ステッ
プ187,189の処理が指示処理手段としての処理に
該当し、CPU3aがカスタマイズ指示送信手段に該当
し、ステップ135,201の処理がカスタマイズ指示
送信手段としての処理に該当し、CPU3aが正規デー
タ処理手段に該当し、ステップ203,205の処理が
正規データ処理手段としての処理に該当し、CPU3a
がカスタマイズデータ送信手段に該当し、ステップ16
3,171の処理がカスタマイズデータ送信手段として
の処理に該当し、CPU3aが正規データ送信手段に該
当し、ステップ163,211の処理が正規データ送信
手段に該当する。
【0034】尚、各実施例で説明しているように、本願
の通信装置は通信処理を中心とした装置に限られるもの
ではなく、付属的に通信機能を持つものでも良い。勿
論、電話機等の通信処理を主たる機能とする装置でも良
い。
【0035】
【発明の効果】このように第1発明の通信装置は、他の
通信装置を呼び出し、カスタマイズデータを発信するよ
うに指示することにより、以後、本通信装置は他の通信
装置と同じカスタマイズ状態となるので、他の通信装置
のカスタマイズ状態に慣れている操作者にとっては利用
が容易となる。
【0036】第2発明の通信装置は、入力内容にカスタ
マイズされた指示が含まれていた場合には、カスタマイ
ズされた指示から、新たに読み込んだカスタマイズデー
タに基づいて正規の指示を自動的に取り出して、その指
示通りの処理を行う。従って、最初からカスタマイズさ
れた入力が出来るので、二度手間にならない。
【0037】第3発明の通信装置は、他の通信装置にカ
スタマイズされた指示を送信し、他の通信装置から送信
されてきた正規の指示に基づいて自動的に処理を行うた
め、メモリにカスタマイズデータを読み込むことなく、
カスタマイズした指示の処理が可能となる。
【0038】第4発明の通信装置は、他の通信装置から
の指示をうけて、自己のカスタマイズデータを送信す
る。従って、他の通信装置がそれを利用してカスタマイ
ズされた指示に対して正規の指示を理解することが出来
る。第5発明の通信装置は、他の通信装置からのカスタ
マイズされた指示をうけて、カスタマイズされた指示を
正規の指示に変換して、指示してきた通信装置へ送信す
る。従って、他の通信装置はその正規の指示を直ちに実
行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1発明の通信装置の構成例示図である。
【図2】 第2発明の通信装置の構成例示図である。
【図3】 第3発明の通信装置の構成例示図である。
【図4】 第4発明の通信装置の構成例示図である。
【図5】 第5発明の通信装置の構成例示図である。
【図6】 第1実施例の通信装置の構成ブロック図であ
る。
【図7】 第1実施例のメイン処理を示すフローチャー
トである。
【図8】 第1実施例のキー入力処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図9】 第1実施例のカスタマイズデータ要求処理ル
ーチンを示すフローチャートである。
【図10】 第1実施例のカスタマイズ処理ルーチンを
示すフローチャートである。
【図11】 第1実施例のライン入力処理ルーチンを示
すフローチャートである。
【図12】 第2実施例のカスタマイズデータ要求処理
ルーチンを示すフローチャートである。
【図13】 第3実施例の正規データ要求処理ルーチン
を示すフローチャートである。
【図14】 第3実施例のライン入力処理ルーチンの一
部を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・通信装置、3・・・マイクロコンピュータ、3
a…CPU、3b…ROM、3c…RAM、3d・・・
バックアップRAM、5・・・キー入力部、11・・・
通信部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カスタマイズデータ記憶手段と、 操作者による指示が入力される入力手段と、 この入力手段から入力された指示内容が発呼を指示して
    いる場合に発呼対象の通信装置を発呼する発呼手段と、 を備えることにより他の通信装置と通信ラインを介して
    接続して通信可能な通信装置において、 更に、 上記入力手段から入力された指示内容にカスタマイズデ
    ータ切替の指示が含まれている場合には、上記発呼され
    た通信装置に対して、その通信装置のカスタマイズデー
    タを発信させる指示を行うとともに、送信されてきたカ
    スタマイズデータを上記カスタマイズデータ記憶手段に
    記憶するカスタマイズデータ切替手段を備えたことを特
    徴とする通信装置。
  2. 【請求項2】 更に、 上記入力手段から入力された指示内容にカスタマイズさ
    れた指示が含まれていると判断される場合には、上記発
    呼された通信装置から送信されてきた上記カスタマイズ
    データ記憶手段上のカスタマイズデータに基づいて、直
    ちにカスタマイズされた指示に対応する処理を行う指示
    処理手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の通信
    装置。
  3. 【請求項3】 操作者による指示が入力される入力手段
    と、 この入力手段から入力された指示内容が発呼を指示して
    いる場合に発呼対象の通信装置を発呼する発呼手段と、 を備えることにより他の通信装置と通信ラインを介して
    接続して通信可能な通信装置において、 更に、 上記入力手段から入力された指示内容にカスタマイズさ
    れている指示が含まれていると判定される場合には、上
    記発呼された通信装置に対して、その通信装置へ上記カ
    スタマイズされている指示を送信するカスタマイズ指示
    送信手段と、 上記カスタマイズされている指示に応答して上記発呼さ
    れた通信装置から送信されてきた正規のデータに基づい
    て処理を行う正規データ処理手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。
  4. 【請求項4】 カスタマイズデータ記憶手段と、 通信ラインを介して受信した他の通信装置からの指示内
    容にカスタマイズデータの送信指示が含まれている場合
    には、上記カスタマイズデータ記憶手段のカスタマイズ
    データを上記他の通信装置へ送信するカスタマイズデー
    タ送信手段と、を備えたことを特徴とする通信装置。
  5. 【請求項5】 カスタマイズデータ記憶手段と、 通信ラインを介して受信した他の通信装置からの指示内
    容にカスタマイズされた指示が含まれている場合には、
    上記カスタマイズデータ記憶手段のカスタマイズデータ
    に基づいて正規のデータに変換して上記他の通信装置へ
    送信する正規データ送信手段と、 を備えたことを特徴とする通信装置。
  6. 【請求項6】 電話機としての機能を有し、カスタマイ
    ズデータが短縮ダイヤル番号と正規のダイヤル番号との
    対応データである請求項1乃至5のいずれか記載の通信
    装置。
  7. 【請求項7】 入力手段としてキーボードを有し、カス
    タマイズデータがそのいずれかのキーとそのキーに割り
    当てられた機能との対応データである請求項1乃至5の
    いずれか記載の通信装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11165975B2 (en) 2007-10-04 2021-11-02 Magna Electronics Inc. Imaging system for vehicle

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