JP4655261B2 - 開閉装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、開閉装置及び画像形成装置に関するものである。
例えば用紙に画像を形成する画像形成装置は、記録媒体を搬送する搬送路に詰った記録媒体を取り除くために、搬送路を開放するように回動する開閉部を有するものが知られている。この種の画像形成装置において、開閉部の回動が抑制されていない場合、開閉部が急激に回動して破損するという問題があった。そこで、開閉部が急激に回転して破損することを防止し、開閉部を任意の角度で静止させるために、開閉部の回転軸に設けられたシャフトを挟み込むことによって、開閉部の開閉時に負荷を付与することは公知である(特許文献1参照)。
特開平9−324814号公報
しかしながら、上記従来例においては、開閉部の開閉方向の回動を抑制することができても、開閉部の開閉によって、開閉部の位置が軸方向にずれてしまうことを防止することができないという問題があった。
本発明の目的は、開閉部の回動を抑制しつつ、開閉部の軸方向の位置を位置決めすることができる開閉装置及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、装置本体と、この装置本体に支持された支軸を軸として回動する開閉部と、この開閉部の回動を抑制する動吸振手段と、を有し、前記動吸振手段は、前記開閉部の軸方向両端側にそれぞれ設けられた被挟持部と、前記装置本体に固定されて前記被挟持部それぞれを挟持する挟持部材と、
からなり、前記挟持部が前記被挟持部を前記開閉部の軸方向と垂直な方向に挟持する力が、前記開閉部の軸方向両端側で互いに異なる開閉装置にある。これにより、開閉部の回動が軸方向両端側で異なって抑制されるので、開閉部は、回動に対する抑制力が強い側から抑制力が弱い側に向けて軸方向に押付けられる。したがって、開閉部の回動を抑制しつつ、開閉部を開閉する時に開閉部の軸方向の位置を位置決めすることができる。
また、好適には、前記挟持部材は、前記開閉部の軸方向両端側それぞれで前記被挟持部を挟持する幅が互いに異なる。したがって、動吸振手段が開閉部の回動を抑制する抑制力を容易に軸方向両端側で異なるようにすることができる。
また、好適には、前記開閉部の軸方向両端側それぞれに設けられた被挟持部として、前記開閉部の軸方向に渡って配置された1本の軸の両端部がそれぞれに用いられるしたがって、動吸振手段の構成を簡易にすることができる。
また、好適には、
前記挟持部材は、前記被挟持部を挟持する面に耐摩耗性部材が設けられた弾性部材によって前記被挟持部を挟持する。すなわち、挟持部材の耐久性を高くすることができるので、挟持部材がシャフトを挟持する力を維持することができる。
また、好適には、前記挟持部材は、前記開閉部が開く方向に向けて、前記被挟持部を挟持する挟持面間隔が狭くなるようにされている。すなわち、開閉部が開くに従って挟持部材が被挟持部を挟持する力が強くなるので、開閉部が開く時に生じる慣性を効率的に抑制することができる。
また、好適には、前記1本の軸は、前記開閉部が回動する半径方向に移動可能である。したがって、挟持部材が曲面を有していなくても、開閉部の回動を抑制することができる。
また、本発明の第2の特徴とするところは、画像形成部と、この画像形成部を収容する画像形成装置本体と、この画像形成装置本体に支持された支軸を軸として回動する開閉部と、この開閉部の回動を抑制する動吸振手段と、を有し、前記動吸振手段は、前記開閉部の軸方向両端側にそれぞれ設けられた被挟持部と、前記装置本体に固定されて前記被挟持部それぞれを挟持する挟持部材と、からなり、前記挟持部が前記被挟持部を前記開閉部の軸方向と垂直な方向に挟持する力が、前記開閉部の軸方向両端側で互いに異なる画像形成装置にある。これにより、開閉部の回動が軸方向両端側で異なって抑制されるので、開閉部は、回動に対する抑制力が強い側から抑制力が弱い側に向けて軸方向に押付けられる。したがって、開閉部の回動を抑制しつつ、開閉部を開閉する時に開閉部の軸方向の位置を位置決めすることができる。
好適には、前記開閉部は、記録媒体を反転させる反転路の一部を形成する。したがって、搬送路を通る記録媒体に対して画像が形成される位置を位置決めすることができる。

本発明によれば、開閉部の回動を抑制しつつ、開閉部の軸方向の位置を位置決めすることができる。
次に本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の上部に回動支点14を軸として回動自在の開閉カバー16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば1段の記録媒体供給ユニット18が配置されている。
記録媒体供給ユニット18は、記録媒体供給ユニット本体20と、記録媒体が収納される記録媒体供給カセット22とを有する。記録媒体供給カセット22の奥端近傍上部には、記録媒体供給カセット22から記録媒体を供給するフィードロール24、及び、供給される記録媒体を1枚ずつ捌くリタードロール26が配置されている。
搬送路28は、フィードロール24から排出口30までの記録媒体通路であり、この搬送路28は、画像形成装置本体12の裏側(図1の右側面)近傍にあって、記録媒体供給ユニット18から後述する定着装置90まで略垂直に形成されている。この搬送路28の定着装置90の上流側に後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72とが配置され、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72の上流側にレジストロール32が配置されている。また、搬送路28の排出口30の近傍には排出ロール34が配置されている。
したがって、記録媒体供給ユニット18の記録媒体供給カセット22からフィードロール24により送り出された記録媒体は、リタードロール26により捌かれて最上部の記録媒体のみ搬送路28に導かれ、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとって後述する二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間を通ってトナー像が転写され、この転写されたトナー像が定着装置90により定着され、排出ロール34により排出口30から開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。この排出部36は、排出口部分が低く、正面方向(図1の左方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜している。
画像形成装置本体12には、例えば略中央部にロータリ現像器38が配置されている。ロータリ現像器38は、現像器本体40内にイエロー(Yellow)、マゼンタ(Magenta)、シアン(Cyan)及び黒(Black)の4色のトナー像をそれぞれ形成する現像器42a〜42dを有し、ロータリ現像器中心44を中心として左回り(図1において反時計回り)に回転する。現像器42a〜42dそれぞれは、現像ロール46a〜46dを有し、例えばコイルスプリングなどの弾性体48a〜48dにより、現像器本体40の法線方向に押圧されている。
ロータリ現像器38には、例えば感光体からなる像担持体50が当接するように配置されており、像担持体50上の潜像が現像器42a〜42dによってそれぞれの色のトナーで現像されるようになっている。
像担持体50の下方には、該像担持体50を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置52が設けられている。また、像担持体50には、該像担持体50の回転方向の帯電装置52よりも上流側に像担持体クリーナ54が当接している。像担持体クリーナ54は、例えば一次転写後に像担持体50に残留するトナーを掻き取るクリーニングブレード56と、クリーニングブレード56が掻き取ったトナーを回収するトナー回収ボトル58とから構成される。
なお、トナー回収ボトル58の背面側(図1において右側)は、例えばリブなどが形成され、記録媒体が滑らかに搬送されるように曲面にされて搬送路28を構成している。
ロータリ現像器38の下方には、帯電装置52により帯電された像担持体50に、レーザ光などの光線により潜像を書き込む露光装置60が配置されている。また、ロータリ現像器38の上方には、ロータリ現像器38によって可視化されたトナー像を一次転写位置で一次転写され、後述する二次転写位置まで搬送する中間転写装置62が設けられている。
中間転写装置62は、例えば中間転写ベルトなどの中間転写体64、一次転写ロール66、ラップインロール68、ラップアウトロール70、二次転写バックアップロール72、スクレーパバックアップロール74及びブラシバックアップロール76から構成される。中間転写体64は、一次転写ロール66によって像担持体50上のトナー像を例えばイエロー、マゼンタ、シアン、黒の順に重ねて一次転写され、この一次転写されたトナー像を後述する二次転写ロール80に向けて搬送する。
さらに、中間転写体64の裏側(図1の右側面)には、ラップアウトロール70及び二次転写バックアップロール72により、平面部(短辺)が形成されており、この平面部が二次転写部となって搬送路28に臨むようにされている。
スクレーパバックアップロール74は、二次転写後に中間転写体64に残留するトナーを後述するスクレーパ84が掻き取ることを補助し、ブラシバックアップロール76は、二次転写後に中間転写体64に残留するトナーを後述するブラシロール86が掻き取ることを補助する。
中間転写体64の長辺上方には、例えば反射型フォトセンサなどのセンサ78が開閉カバー16の裏面(内側)に固定されることによって設けられている。センサ78は、中間転写体64上に形成されたトナーのパッチを読取り、中間転写体64の回転方向における位置を検出するとともに、トナーの濃度検知を行う。
中間転写装置62の二次転写バックアップロール72には、搬送路28を挟んで二次転写ロール80が対峙している。つまり、二次転写ロール80と二次転写バックアップロール72との間が二次転写部における二次転写位置となっており、二次転写ロール80は、二次転写バックアップロール72の補助により、中間転写体64に一次転写されたトナー像を二次転写位置で記録媒体に二次転写する。
中間転写装置62の反二次転写位置側には、中間転写体クリーナ82が当接している。中間転写体クリーナ82は、例えば二次転写後に中間転写体64に残留するトナーを掻き取ってクリーニングするスクレーパ84、スクレーパ84によるクリーニング後に残ったトナーをさらに掻き取るブラシロール86、スクレーパ84及びブラシロール86によって掻き取られたトナーを回収するトナー回収ボトル88から構成される。
二次転写位置の上方には、定着装置90が配置されている。定着装置90は、加熱ロール92と加圧ロール94とを有し、二次転写ロール80及び二次転写バックアップロール72により記録媒体に二次転写されたトナー像をニップ部97において記録媒体に定着させ、排出ロール34に向けて搬送する。
像形成ユニット96は、中間転写装置62、像担持体50、帯電装置52、像担持体クリーナ54及び中間転写体クリーナ82を一体化したものである。この像形成ユニット96は、開閉カバー16の排出部36に直近下方に配置されており、例えば中間転写装置62がロータリ現像器38と定着装置90との間に配置され、開閉カバー16を開くことにより着脱される。
また、画像形成装置本体12の裏側には、両面ユニット98が設けられている。この両面ユニット98は、画像形成装置本体12に支持された支軸100を軸として回動し、画像形成装置本体12の背面側(図1において右側)で開閉するようにされている。つまり、両面ユニット98は、画像形成装置本体12に対する開閉部になっている。また、両面ユニット98は、後述する動吸振手段120によって回動が抑制されるようになっている。
両面ユニット98には、例えば上部正面側に反転ロール106が設けられている。反転ロール106は、反転用モータ108により、図示しないギアなどを介して正転及び逆転するようにされている。反転路110は、反転ロール106からレジストロール32までの記録媒体通路である。この反転路110は、定着装置90の上方に形成された部分と、画像形成装置本体12の背面側外部に略垂直に形成された部分とを有する。また、反転路110には、排出ロール34の近傍に搬送路切換板112が設けられている。この搬送路切換板112は、切り換えられることにより、定着装置90によってトナー像を定着された記録媒体を、排出ロール34又は反転ロール106のいずれかに向けて案内する。反転路110の搬送路切換板112の下方下流側には、搬送ロール114,116が配置されている。搬送モータ118は、搬送ロール114,116を反転ロール106とは別に駆動する。
したがって、両面印刷をする場合、搬送路切換板112によって反転ロール106側に案内された記録媒体は、画像形成装置10の正面側に向けて送り出された後に、反転ロール106が反転し、搬送ロール114に向けて導かれる。搬送ロール114に導かれた記録媒体は、再びレジストロール32に戻される。記録媒体は、レジストロール32により一時停止され、タイミングをとってトナー像が転写され、この転写されたトナー像が定着装置90により定着され、搬送路切換板112に案内されて、反転ロール106により開閉カバー16の上部に設けられた排出部36へ排出される。
次に、両面ユニット98の回動を抑制する動吸振手段120の構成について説明する。
図2乃至図4において、両面ユニット98の回動を抑制する動吸振手段120の構成が示されている。動吸振手段120は、両面ユニット98に対して支軸100の軸方向両端側それぞれに設けられた金属製のシャフト122a,122bと、画像形成装置本体12に固定されてシャフト122a,122bそれぞれを挟持する挟持部材124a,124bとからなるダンパーである。
シャフト122a,122bは、支軸100に対して略平行に設けられている。また、両面ユニット98には、回転半径方向に延びた長穴126が両側面それぞれに設けられており、シャフト122a,122bが両面ユニット98の回転半径方向に移動することができるようにされている。
挟持部材124a,124bそれぞれは、平板状の上側パット128及び下側パット130から構成される。上側パット128及び下側パット130は、両面ユニット98が開く方向(図3及び図4において右側)に向けて、シャフト122a,122bを挟持する挟持面間隔が狭くなるようにされている。また、上側パット128及び下側パット130は、シャフト122a,122bを挟持する面側に例えばフェルト材からなる弾性部材132が設けられており、さらに弾性部材132のシャフト122a,122bに摺接する面に例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムからなる耐摩耗性部材134が設けられている。
なお、支軸100の軸方向に対する挟持部材124aの幅Aは、支軸100の軸方向に対する挟持部材124bの幅Bよりも広くされており、挟持部材124aによってシャフト122aが挟持される力が、挟持部材124bによってシャフト122bが挟持される力よりも強くなっている。
次に、動吸振手段120の作用について説明する。
図5は、両面ユニット98を開く場合の動吸振手段120の作用を示す図であって、(A)は両面ユニット98が閉じられている状態を示し、(B)は両面ユニット98が開かれる途中の状態を示し、(C)は両面ユニット98が開き終えられた状態を示す模式図である。
図5(A)に示すように、両面ユニット98が閉じられている状態では、シャフト122aは、上側パット128と下側パット130とによる挟持面間隔が広い部分(図5において挟持部材124aの左側)に位置すると共に、長穴126の下端側に位置する。
また、図5(B)に示すように、両面ユニット98が開かれる途中の状態では、シャフト122aは、上側パット128及び下側パット130の中間で弾性部材132を弾性変形させた状態で挟持されると共に、長穴126の中間に位置する。
また、図5(C)に示すように、両面ユニット98が開き終えられた状態では、シャフト122aは、上側パット128と下側パット130とによる挟持面間隔が狭い部分(図5において挟持部材124aの右側)に位置すると共に、長穴126の上端側に位置する。
このように、両面ユニット98が開かれる場合、挟持部材124aの弾性部材132がシャフト122aによって弾性変形し、両面ユニット98の回動を抑制する。また、挟持部材124aは、両面ユニット98が開く方向に向けてシャフト122aを挟持する挟持面間隔が狭くなるようにされているので、シャフト122aを挟持する力が徐々に強くされ、両面ユニット98が開く時に生じる慣性を効率的に抑制することができる。なお、挟持部材124aのシャフト122aに摺接する面には上述したように耐摩耗性部材134が設けられているので、挟持部材124aの耐久性が高くなっており、挟持部材124aがシャフト122aを挟持する力を維持することができる。
なお、挟持部材124bは、支軸100の軸方向の幅Bが挟持部材124aの幅Aよりも狭いことを除いて、挟持部材124aがシャフト122aを挟持することと同様に、シャフト122bを挟持する。
このように、両面ユニット98が開かれる場合、シャフト122a,122bが挟持部材124a,124bに挟持されつつ略直線的に移動することにより、両面ユニット98の回動が抑制されるので、両面ユニット98が開かれることによって両面ユニット98に生じる衝撃を抑えることができる。
また、両面ユニット98が閉じられる場合にも、シャフト122a,122bが挟持部材124a,124bに挟持されつつ略直線的に移動する。ただし、両面ユニット98が閉じられる場合には、挟持部材124aがシャフト122aを挟持する力が徐々に弱くなる。
図6において、両面ユニット98が閉じられる場合における両面ユニット98の移動方向が示されている。両面ユニット98は、開かれた状態から閉じられる場合、上述したように動吸振手段120による回動の抑制を受けつつ、支軸100を軸として回動する。ここで、挟持部材124aによってシャフト122aが挟持される力(圧力)が、挟持部材124bによってシャフト122bが挟持される力よりも強くなっているので、両面ユニット98は、シャフト122aによって回動を抑制される力がシャフト122bによって回動を抑制される力よりも強くなり、自重によってシャフト122a側からシャフト122b側(矢印Cの方向)へ押付けられる。つまり、両面ユニット98は、回動の抑制を受けつつ回動することにより、バネなどの弾性部材を用いることなくシャフト122b側に押付けられ、画像形成装置本体12に対して両面ユニット98のシャフト122b側が所定の位置に移動するように位置決めされる。
次に、動吸振手段120の変形例について説明する。
図7において、動吸振手段120の変形例が示されている。動吸振手段120の変形例において、シャフト122a,122bは、両端が例えば曲面加工(R加工)された1本の軸136からなり、挟持部材124a,124bに挟持される。挟持部材124aは軸136のシャフト122a側の軸端を包み込むように挟持し、挟持部材124bは軸136のシャフト122b側の軸端近傍を挟持する。
つまり、動吸振手段120は、軸136が両面ユニット98の軸方向に渡って配置されて挟持部材124a,124bに挟持されることにより、両面ユニット98の回動を抑制する。また、挟持部材124aが軸136のシャフト122a側の軸端を包み込むように挟持しているので、挟持部材124a,124bが共に軸136の軸端近傍を挟持する場合よりも、両面ユニット98がシャフト122a側からシャフト122b側に押付けられる力が強くなっている。また、軸136は、挟持部材124aによって包み込まれるように挟持されたシャフト122a側の軸端のみが曲面加工されたものでもよい。
なお、本発明は、上記実施形態において、両面ユニット98が開閉する画像形成装置10を例に説明をしたが、これに限定されることなく、装置本体に対して開閉する開閉部を具備する開閉装置に適用することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概要を示す側面図である。 支軸近傍を画像形成装置本体内側から見た内面図である。 シャフト、挟持部材及び長穴の関係を示す斜視図である。 動吸振手段の詳細を示す斜視図である。 両面ユニットを開く場合の動吸振手段の作用を示す図であって、(A)は両面ユニットが閉じられている状態を示し、(B)は両面ユニットが開かれる途中の状態を示し、(C)は両面ユニットが開き終えられた状態を示す模式図である。 両面ユニットが閉じられる場合における両面ユニットの移動方向を示す斜視図である。 動吸振手段の変形例を示す模式図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
98 両面ユニット
100 支軸
110 反転路
120 動吸振手段
122a,122b シャフト
124a,124b 挟持部材
126 長穴
128 上側パット
130 下側パット
132 弾性部材
134 耐摩耗性部材
136 軸

Claims (8)

  1. 装置本体と、
    この装置本体に支持された支軸を軸として回動する開閉部と、
    この開閉部の回動を抑制する動吸振手段と、
    を有し、
    前記動吸振手段は、
    前記開閉部の軸方向両端側にそれぞれ設けられた被挟持部と、
    前記装置本体に固定されて前記被挟持部それぞれを挟持する挟持部材と、
    からなり、
    前記挟持部が前記被挟持部を前記開閉部の軸方向と垂直な方向に挟持する力が、前記開閉部の軸方向両端側で互いに異なることを特徴とする開閉装置。
  2. 前記挟持部材は、前記開閉部の軸方向両端側それぞれで前記被挟持部を挟持する幅が互いに異なることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
  3. 前記開閉部の軸方向両端側それぞれに設けられた被挟持部として、前記開閉部の軸方向に渡って配置された1本の軸の両端部がそれぞれに用いられることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
  4. 前記挟持部材は、前記被挟持部を挟持する面に耐摩耗性部材が設けられた弾性部材によって前記被挟持部を挟持することを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の開閉装置。
  5. 前記挟持部材は、前記開閉部が開く方向に向けて、前記被挟持部を挟持する挟持面間隔が狭くなるようにされていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載の開閉装置。
  6. 前記1本の軸は、前記開閉部が回動する半径方向に移動可能であることを特徴とする請求項3乃至5いずれか記載の開閉装置。
  7. 画像形成部と、
    この画像形成部を収容する画像形成装置本体と、
    この画像形成装置本体に支持された支軸を軸として回動する開閉部と、
    この開閉部の回動を抑制する動吸振手段と、
    を有し、
    前記動吸振手段は、
    前記開閉部の軸方向両端側にそれぞれ設けられた被挟持部と、
    前記装置本体に固定されて前記被挟持部それぞれを挟持する挟持部材と、
    からなり、
    前記挟持部が前記被挟持部を前記開閉部の軸方向と垂直な方向に挟持する力が、前記開閉部の軸方向両端側で互いに異なることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記開閉部は、記録媒体を反転させる反転路の一部を形成することを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
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