JP4654365B2 - リニア差動変圧器 - Google Patents

リニア差動変圧器 Download PDF

Info

Publication number
JP4654365B2
JP4654365B2 JP2006236951A JP2006236951A JP4654365B2 JP 4654365 B2 JP4654365 B2 JP 4654365B2 JP 2006236951 A JP2006236951 A JP 2006236951A JP 2006236951 A JP2006236951 A JP 2006236951A JP 4654365 B2 JP4654365 B2 JP 4654365B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear differential
differential transformer
primary winding
mover
winding portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006236951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008060425A (ja
Inventor
良巳 菊池
完治 北沢
匡史 岡田
篤 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2006236951A priority Critical patent/JP4654365B2/ja
Publication of JP2008060425A publication Critical patent/JP2008060425A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4654365B2 publication Critical patent/JP4654365B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

本発明は、リニア差動変圧器に関する。
図10は、従来のリニア差動変圧器900を説明するために示す図である。図10(a)は従来のリニア差動変圧器900の分解斜視図であり、図10(b)は従来のリニア差動変圧器900の縦断面図であり、図10(c)は従来のリニア差動変圧器900からの出力電圧を示す図である。図11は、従来のリニア差動変圧器900aの縦断面図である。
従来のリニア差動変圧器900は、図10に示すように、円筒状に巻回された1次巻線Pと、1次巻線Pを覆うように巻回された2つの2次巻線S,Sを有するステータ(固定子)910と、ステータ910内の円筒空間中をz軸方向に沿って移動可能なムーバ(可動子)940とを備える。このため、従来のリニア差動変圧器900によれば、ムーバ940をz軸方向に沿って(±z方向に)移動することにより1次巻線Pと2次巻線S,Sとの間の磁気的結合状態を変化させて機械的直線変位量を高い直線性でもって電気信号に変換することが可能となる(例えば、非特許文献1及び2参照。)。
従来のリニア差動変圧器900aは、図11に示すように、円筒状に巻回された1次巻線Pと、1次巻線Pのz軸方向両側で円筒状に巻回された2つの2次巻線S,Sを有するステータ910aと、ステータ910a内の円筒空間中をz軸方向に沿って移動可能なムーバ940aとを備える。このため、従来のリニア差動変圧器900aによれば、従来のリニア差動変圧器900の場合と同様に、ムーバ940aをz軸方向に沿って(±z方向に)移動することにより1次巻線Pと2次巻線S,Sとの間の磁気的結合状態を変化させて機械的直線変位量を高い直線性でもって電気信号に変換することが可能となる(例えば、非特許文献1及び2参照。)。
「LVDT差動変圧器」、図1〜図4、[online]、平成11年10月20日、多摩川精機株式会社、[平成18年7月25日検索]、インターネット<URL:http://tamagawa-seiki.com/pdfj/1491n3j.pdf> 菊池良巳、菅沼毅、北沢完治、脇若弘之:有限要素法を用いたリニア差動変圧器の出力シミュレーション、電気学会マグネティックス研究会資料、MAG−02−42、pp.19−23、2002.3.15
しかしながら、従来のリニア差動変圧器900,900aにおいては、ステータ910,910aが円筒形状を有するため、各種装置への取り付けが容易でなく、各種装置を小型化することも容易ではないという問題がある。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、各種装置への取り付けが容易で、かつ、各種装置を小型化することが容易なリニア差動変圧器を提供することを目的とする。
(1)本発明のリニア差動変圧器は、ムーバを1軸方向に沿って移動することによりステータにおける1次巻線部と2次巻線部との間の磁気的結合状態を変化させて機械的直線変位量を電気信号に変換するリニア差動変圧器であって、前記1次巻線部及び前記2次巻線部は、ともに扁平な形状を有するとともに互いに空隙を介して対向配置されており、前記ムーバは、前記1次巻線部と前記2次巻線部との間の前記空隙内で1軸方向に沿って移動可能であることを特徴とする。
このため、本発明のリニア差動変圧器によれば、1次巻線部及び2次巻線部はともに扁平な形状を有するため、扁平かつ薄型のリニア差動変圧器を構成することが可能となる。その結果、各種装置への取り付けが容易で、かつ、各種装置を小型化することが可能なリニア差動変圧器となる。
また、本発明のリニア差動変圧器によれば、以下の(イ)〜(ハ)に記載の理由により、従来のリニア差動変圧器よりも高い直線性(例えば、±0.5%以下の直線性。)を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(イ)従来のリニア差動変圧器900,900aにおいては、円筒状に1次巻線P及び2次巻線S,Sが巻回された構造を有するため、1次巻線P及び2次巻線S,Sを均一に精度よく配設することは容易ではなく、高い直線性(例えば、±0.5%以下の直線性。)を得ることは容易ではない(例えば、非特許文献2、1.まえがき欄参照。)。これに対して、本発明のリニア差動変圧器によれば、1次巻線部及び2次巻線部はともに扁平な形状を有するため、1次巻線及び2次巻線を従来のリニア差動変圧器900,900aの場合よりも均一に精度よく配設することが可能となる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(ロ)従来のリニア差動変圧器900,900aにおいては、ステータ910,910aの円筒空間内でムーバ940,940aが軸振れするため、やはり高い直線性を得ることは容易ではない。これに対して、本発明のリニア差動変圧器によれば、ムーバは、ともに扁平な形状を有する第1巻線部と第2巻線部との間の空隙内で1軸方向に沿って移動するようになるため、ムーバの軸振れを、従来のリニア差動変圧器900,900aの場合よりも抑制することが可能となる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(ハ)本発明のリニア差動変圧器によれば、ムーバは幅方向に大きな剛性を有するようになるため、振動がある環境で本発明のリニア差動変圧器を用いる場合であっても、振動方向とムーバの幅方向とが平行になるようにリニア差動変圧器を配置するようにすれば振動に起因するムーバの軸振れを抑制することが可能となる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、振動のある環境で用いる場合であっても、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(2)本発明のリニア差動変圧器においては、前記1次巻線部は、基板部と、前記基板部から前記空隙側に突出する鉄心部と、前記鉄心部に巻回された1次巻線とを備え、前記2次巻線部は、基板部と、前記1軸方向に沿って並置され、前記基板部から前記空隙側に突出する2つの鉄心部と、前記2つの鉄心部のそれぞれに巻回された2つの2次巻線とを備えることが好ましい。
このように構成することにより、1次巻線及び2つの2次巻線をそれぞれ別の鉄心部に巻回することで、これらの巻線を均一に精度よく巻回することが可能となる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、従来のリニア差動変圧器よりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
また、このように構成することにより、1次巻線及び2次巻線の材料として真四角線を用いることが可能となるため、これらの巻線を均一に精度よく巻回することが可能となる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、従来よりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(3)本発明のリニア差動変圧器においては、前記1次巻線部は、基板部と、前記基板部における前記空隙側に配置され、1次巻線が形成されたシートコイルとを備え、前記2次巻線部は、基板部と、前記基板部における前記空隙側に配置され、前記1軸方向に沿って並置された2つの2次巻線が形成されたシートコイルとを備えることが好ましい。
このように構成することによっても、1次巻線及び2次巻線をそれぞれシートコイル内に形成することで、これらの巻線を均一に精度よく形成することが可能となる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、従来のリニア差動変圧器よりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
また、このように構成することにより、1次巻線及び2次巻線を薄く、かつ、軽量に構成することが可能となる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、各種装置をさらに小型化及び軽量化することが可能なリニア差動変圧器となる。
(4)本発明のリニア差動変圧器においては、前記1次巻線部における前記シートコイル及び前記2次巻線部における前記シートコイルはともに、基材の表面に金属層が形成されたシートに、所定パターンでレーザ光を照射することにより形成されたシートコイルであることが好ましい。
このように構成することにより、シートコイルを製造する過程でエッチング液を使用する必要がなくなるため、リニア差動変圧器の使用中に、エッチング液の存在に起因して巻線が腐食したり断線したりすることがなくなる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、高信頼性のリニア差動変圧器となる。
(5)本発明のリニア差動変圧器においては、前記1次巻線部における前記シートコイルは、前記1次巻線部における前記基板部に対して、前記金属層が前記基板部側に位置するように取り付けられており、前記2次巻線部における前記シートコイルは、前記2次巻線部における前記基板部に対して、前記金属層が前記基板部側に位置するように取り付けられていることが好ましい。
このように構成することにより、1次巻線部とムーバとの摺動面及び2次巻線部とムーバとの摺動面にシートコイルの巻線が露出することがなくなり、1次巻線部と2次巻線部との間の空隙内でムーバが滑らかに移動するようになる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、さらに高信頼性のリニア差動変圧器となる。
(6)本発明のリニア差動変圧器においては、前記1次巻線部における前記シートコイル及び前記2次巻線部における前記シートコイルはともに、複数層の巻線パターンを有する積層シートコイルであることが好ましい。
このように構成することにより、機械的直線変位量を信号強度の大きい電気信号に変換することが可能となる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、高感度のリニア差動変圧器となる。
本発明のリニア差動変圧器においては、前記複数層の巻線パターンは、それぞれスルーホールを用いて互いに電気的に接続されていることが好ましい。
このように構成することにより、積層シートコイルを構成する各巻線を良好に接続することが可能となる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、高信頼性のリニア差動変圧器となる。
(7)本発明のリニア差動変圧器においては、前記ムーバは、磁性材からなる本体部と、前記本体部に被覆された樹脂層とを備えることが好ましい。
このように構成することにより、1次巻線部とムーバとの間及び2次巻線部とムーバとの間にはムーバにおける樹脂層が介在するようになるため、ムーバにおける本体部が摺動面に露出することがなくなり、1次巻線部と2次巻線部との間の空隙内でムーバが滑らかに移動するようになる。その結果、本発明のリニア差動変圧器は、高信頼性のリニア差動変圧器となる。
以下、本発明のリニア差動変圧器について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1に係るリニア差動変圧器100を説明するために示す図である。図1(a)はリニア差動変圧器100の斜視図であり、図1(b)はリニア差動変圧器100の正面図である。なお、図1においては、ムーバ140をz軸受方向に沿って案内するガイド、1次巻線部120における1次巻線P及び2次巻線部130における2次巻線S,Sは省略されている。
図2は、実施形態1に係るリニア差動変圧器100における1次巻線部120の構造を説明するために示す図である。図2(a)は1次巻線部120の斜視図であり、図2(b)は1次巻線部120の平面図であり、図2(c)は1次巻線部120の側面図であり、図2(d)は1次巻線部120の正面図であり、図2(e)は図2(b)のA−A断面図である。なお、図2(a)〜図2(d)においては、1次巻線Pを省略して1次巻線部120を示している。
図3は、実施形態1に係るリニア差動変圧器100における2次巻線部130の構造を説明するために示す図である。図3(a)は2次巻線部130の斜視図であり、図3(b)は2次巻線部130の平面図であり、図3(c)は2次巻線部130の側面図であり、図3(d)は2次巻線部130の正面図であり、図3(e)は図3(b)のA−A断面図である。なお、図3(a)〜図3(d)においては、2次巻線S,Sを省略して2次巻線部130を示している。
図4は、実施形態1に係るリニア差動変圧器100におけるムーバ140の構造を説明するために示す図である。図4(a)はムーバ140の斜視図であり、図4(b)はムーバ140の平面図であり、図4(c)はムーバ140の正面図であり、図4(d)は図4(b)のA−A拡大断面図である。
図5は、実施形態1に係るリニア差動変圧器100における磁束を模式的に示す図である。図5(a)はムーバ140がナル位置に位置する場合(z=0mm)における磁束を示す図であり、図5(b)はムーバ140が−z方向に位置する場合(z=−4mm)における磁束を示す図であり、図5(c)はムーバ140が+z方向に位置する場合(z=+4mm)における磁束を示す図である。
図6は、実施形態1に係るリニア差動変圧器100の効果を説明するために示す図である。図6(a)は2次巻線Sに誘起される電圧V(V)、2次巻線Sに誘起される電圧V(V)及び電圧V−電圧Vにより得られる出力電圧V−V(V)と、ムーバ140の変位量(mm)との関係を示す図であり、図6(b)はリニア差動変圧器100の直線性と、ムーバ140の変位量(mm)との関係を示す図である。なお、図6(a)における縦軸は任意単位であり、図6(b)における直線性は、ムーバ140の各変位量について出力電圧V−Vからそのときの理想出力電圧VIDEALを引いて得られる値((V−V)−(VIDEAL))を、ムーバ140の移動量が±4mmの場合における理想出力電圧VIDEALで除して得られる値を示す。
実施形態1に係るリニア差動変圧器100は、図1〜図6に示すように、ムーバ(可動子)140を1軸方向に沿って移動することによりステータ(固定子)110における1次巻線部120と2次巻線部130との間の磁気的結合状態を変化させて機械的直線変位量を電気信号に変換するリニア差動変圧器である。1次巻線部120及び2次巻線部130は、図1に示すように、ともに扁平な形状を有するとともに互いに空隙S(例えば、0.5mm。)を介して対向配置されており、ムーバ140は、1次巻線部120と2次巻線部130との間の空隙S内でz軸方向に沿って(±z方向に)移動可能である。
1次巻線部120は、図2に示すように、基板部122と、基板部122から空隙S側に突出する鉄心部124と、鉄心部124に巻回された1次巻線P(例えば、巻回数=100。)とを備える。基板部122は、例えば、10mm×30mmの長方形の平面形状及び1mmの厚さを有する。鉄心部124は、例えば、8mm×28mmの略長方形の平面形状及び2mmの厚さを有する。鉄心部124の角部は丸み加工が施されている。基板部122及び鉄心部124は、ともに磁性材(例えば、電磁鋼板。)からなり、一体化されている。
2次巻線部130は、図3に示すように、基板部130と、z軸方向に沿って並置され、基板部132から空隙S側に突出する2つの鉄心部134,136と、2つの鉄心部134,136のそれぞれに巻回された2つの2次巻線S,S(例えば、ともに巻回数=100。)とを備える。基板部132は、例えば、10mm×30mmの長方形の平面形状及び1mmの厚さを有する。鉄心部134,136はそれぞれ、例えば、8mm×13mmの略長方形の平面形状及び2mmの厚さを有する。鉄心部134,136の角部は丸み加工が施されている。基板部132及び鉄心部134,136は、ともに磁性材(例えば、電磁鋼板。)からなり、一体化されている。
ムーバ140は、図4に示すように、磁性材(例えば、電磁鋼板。)からなる本体部142と、本体部142に被覆された樹脂層144とを備える。ムーバ140には、非磁性材(例えば、ステンレス。)からなる連結部146が接続されている。連結部146にも樹脂層144が被覆されている。ムーバ140は、例えば、10mm×15mmの長方形の平面形状及び0.5mmの厚さ(本体部142の厚さは例えば0.4mmであり、樹脂層144の厚さは例えば0.01mmである。)を有する。
以上のように構成された実施形態1に係るリニア差動変圧器100においては、ムーバ140をz軸方向に沿って(±z方向に)移動すれば、1次巻線Pと2次巻線S,Sとの間の磁気的結合状態は図5に示すように変化するようになる。その結果、実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、機械的直線変位量を電気信号に変換することが可能となる。
また、実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、1次巻線部120及び2次巻線部130はともに扁平な形状を有するため、扁平かつ薄型のリニア差動変圧器を構成することが可能となる。その結果、実施形態1に係るリニア差動変圧器100は、各種装置への取り付けが容易で、かつ、各種装置を小型化することが可能なリニア差動変圧器となる。
また、実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、以下の(イ)〜(ハ)に記載の理由により、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、図6に示すように、ムーバ140の変位量が±4mmの範囲で±0.1%以下という極めて高い直線性が得られる。
(イ)実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、1次巻線部120及び2次巻線部130はともに扁平な形状を有するため、1次巻線P及び2次巻線S,Sを従来のリニア差動変圧器900,900aの場合よりも均一に精度よく配設することが可能となる。その結果、実施形態1に係るリニア差動変圧器100は、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(ロ)実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、ムーバ140は、ともに扁平な形状を有する第1巻線部120と第2巻線部130との間の空隙S内でz軸方向に沿って(±z方向に)移動するようになるため、ムーバ140の軸振れを、従来のリニア差動変圧器900,900aの場合よりも抑制することが可能となる。その結果、実施形態1に係るリニア差動変圧器100は、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(ハ)実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、ムーバ140は幅方向(x軸方向)に大きな剛性を有するようになるため、振動がある環境で実施形態1に係るリニア差動変圧器100を用いる場合であっても、振動方向とムーバ140の幅方向(x軸方向)とが平行になるようにリニア差動変圧器100を配置するようにすれば、振動に起因するムーバ140の軸振れを抑制することが可能となる。その結果、実施形態1に係るリニア差動変圧器100は、振動のある環境で用いる場合であっても、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
また、実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、1次巻線P及び2つの2次巻線S,Sをそれぞれ別の鉄心部124,134,136に巻回することで、これらの巻線(1次巻線P及び2つの2次巻線S,S)を均一に精度よく巻回することが可能となる。その結果、実施形態1に係るリニア差動変圧器100は、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
また、実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、1次巻線P及び2次巻線S,Sの材料として真四角線を用いることが可能となるため、これらの巻線(1次巻線P及び2次巻線S,S)を均一に精度よく巻回することが可能となる。その結果、実施形態1に係るリニア差動変圧器100は、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
また、実施形態1に係るリニア差動変圧器100によれば、1次巻線部120とムーバ140との間及び2次巻線部130とムーバ140との間にはムーバ140における樹脂層144が介在することでムーバ140における本体部142が摺動面に露出することがなくなり、1次巻線部120と2次巻線部130との間の空隙S内でムーバ140が滑らかに移動するようになる。その結果、実施形態1に係るリニア差動変圧器は、高信頼性のリニア差動変圧器となる。
〔実施形態2〕
図7は、実施形態2に係るリニア差動変圧器200を説明するために示す図である。図7(a)はリニア差動変圧器200の斜視図であり、図7(b)はリニア差動変圧器200の正面図である。なお、図7においては、ムーバ140をz軸受方向に沿って案内するガイドを省略して示している。
図8は、実施形態2に係るリニア差動変圧器200における1次巻線部220の構造を説明するために示す図である。図8(a)は1次巻線部220の斜視図であり、図8(b)は1次巻線部220の平面図であり、図8(c)は図8(b)のA−A要部拡大断面図である。
図9は、実施形態2に係るリニア差動変圧器200における2次巻線部230の構造を説明するために示す図である。図9(a)は2次巻線部230の斜視図であり、図9(b)は2次巻線部230の平面図であり、図9(c)は図9(b)のA−A要部拡大断面図である。
なお、図8(b)及び図9(b)においては、図を見やすくするために巻線の巻回数を実際のものよりも少なくして示している。
実施形態2に係るリニア差動変圧器200は、図7〜図9に示すように、ムーバ140を1軸方向に沿って移動することによりステータ210における1次巻線部220と2次巻線部230との間の磁気的結合状態を変化させて機械的直線変位量を電気信号に変換するリニア差動変圧器である。1次巻線部220及び2次巻線部230は、図7に示すように、ともに扁平な形状を有するとともに互いに空隙S(例えば、0.5mm。)を介して対向配置されており、ムーバ140は、1次巻線部220と2次巻線部230との間の空隙S内でz軸方向に沿って(±z方向に)移動可能である。
1次巻線部220は、図8に示すように、基板部222と、基板部222における空隙S側に配置され、1次巻線Pが形成されたシートコイル224とを備える。基板部222は、磁性材(例えば、電磁鋼板。)からなり、例えば、10mm×30mmの長方形の平面形状及び1mmの厚さを有する。シートコイル224は、例えば、10mm×30mmの略長方形の平面形状及び0.1mmの基材厚さを有する。シートコイル224は、図8(c)に示すように、基材(例えば、厚さ100μmのポリイミド樹脂。)226の表面に金属層(例えば、銅からなり、層厚20μmの金属層。)が形成されたシートに、所定パターンでレーザ光を照射することにより形成されたシートコイルである(例えば、巻回ピッチ=50μm、コイル幅=30μm、巻回数=20。)。シートコイル224は、基板部222に対して、金属層が基板部222側に位置するように取り付けられている。
2次巻線部230は、図9に示すように、基板部232と、基板部232における空隙S側に配置され、z軸方向に沿って並置された2つの2次巻線S,Sが形成されたシートコイル234とを備える。基板部232は、磁性材(例えば、電磁鋼板。)からなり、例えば、10mm×30mmの長方形の平面形状及び1mmの厚さを有する。シートコイル234は、例えば、10mm×30mmの長方形の平面形状及び0.1mmの基材厚さを有する。シートコイル234は、図9(c)に示すように、基材236の表面に金属層(例えば、銅からなり、層厚20μmの金属層。)が形成されたシートに、所定パターンでレーザ光を照射することにより形成されたシートコイルである(例えば、巻回ピッチ=50μm、コイル幅=30μm、巻回数=20。)。シートコイル234は、基板部232に対して、金属層が基板部232側に位置するように取り付けられている。
ムーバ140(図7参照。)は、実施形態1に係るムーバ140と同様の構造を有する。このため、ムーバ140についての詳細な説明は省略する。
以上のように構成された実施形態2に係るリニア差動変圧器200においては、ムーバ140をz軸方向に沿って(±z方向に)移動すれば、1次巻線Pと2次巻線S,Sとの間の磁気的結合状態は実施形態1に係るリニア差動変圧器100の場合と同様に変化するようになる。その結果、実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、機械的直線変位量を電気信号に変換することが可能となる。
また、実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、1次巻線部220及び2次巻線部230はともに扁平な形状を有するため、扁平かつ薄型のリニア差動変圧器を構成することが可能となる。その結果、実施形態2に係るリニア差動変圧器200は、各種装置への取り付けが容易で、かつ、各種装置を小型化することが可能なリニア差動変圧器となる。
また、実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、以下の(イ)〜(ハ)に記載の理由により、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(イ)実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、1次巻線部220及び2次巻線部230はともに扁平な形状を有するため、1次巻線P及び2次巻線S,Sを従来のリニア差動変圧器900,900aの場合よりも均一に精度よく配設することが可能となる。その結果、実施形態2に係るリニア差動変圧器200は、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(ロ)実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、ムーバ140は、ともに扁平な形状を有する第1巻線部220と第2巻線部230との間の空隙S内でz軸方向に沿って(±z方向に)移動するようになるため、ムーバ140の軸振れを、従来のリニア差動変圧器900,900aの場合よりも抑制することが可能となる。その結果、実施形態2に係るリニア差動変圧器200は、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
(ハ)実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、ムーバ140は幅方向(x軸方向)に大きな剛性を有するようになるため、振動がある環境で実施形態2に係るリニア差動変圧器200を用いる場合であっても、振動方向とムーバ140の幅方向(x軸方向)とが平行になるようにリニア差動変圧器200を配置するようにすれば、振動に起因するムーバ140の軸振れを抑制することが可能となる。その結果、実施形態2に係るリニア差動変圧器200は、振動のある環境で用いる場合であっても、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
また、実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、1次巻線P及び2次巻線S,Sをそれぞれシートコイル224,234内に形成することで、これらの巻線(1次巻線P及び2次巻線S,S)を均一に精度よく形成することが可能となる。その結果、実施形態2に係るリニア差動変圧器200は、従来のリニア差動変圧器900,900aよりも高い直線性を得ることが可能なリニア差動変圧器となる。
また、実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、1次巻線P及び2次巻線S,Sを薄く、かつ、軽量に構成することが可能となる。その結果、実施形態2に係るリニア差動変圧器200は、各種装置をさらに小型化及び軽量化することが可能なリニア差動変圧器となる。
また、実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、シートコイル224,234を製造する過程でエッチング液を使用する必要がなくなるため、リニア差動変圧器200の使用中に、エッチング液の存在に起因して巻線(1次巻線P及び2次巻線S,S)が腐食したり断線したりすることがなくなる。その結果、実施形態2に係るリニア差動変圧器200は、高信頼性のリニア差動変圧器となる。
また、実施形態2に係るリニア差動変圧器200によれば、1次巻線部220とムーバ140との摺動面及び2次巻線部230とムーバ140との摺動面にシートコイル224,234の巻線(1次巻線P及び2次巻線S,S)が露出することがないため、1次巻線部220と2次巻線部230との間の空隙S内でムーバ140が滑らかに移動するようになる。その結果、実施形態2に係るリニア差動変圧器200は、さらに高信頼性のリニア差動変圧器となる。
以上、本発明のリニア差動変圧器を上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施することが可能であり、例えば、次のような変形も可能である。
(1)実施形態2に係るリニア差動変圧器200においては、1次巻線部220におけるシートコイル224及び2次巻線部230におけるシートコイル234として、ともに基材の片面に金属層が形成されたシートコイルを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、基材の両面に金属層が形成されたシートコイルを用いることもできる。この場合、機械的直線変位量を信号強度の大きい電気信号に変換することが可能となり、高感度のリニア差動変圧器となる。
(2)実施形態2に係るリニア差動変圧器200においては、1次巻線部220におけるシートコイル224及び2次巻線部230におけるシートコイル234として、ともに単層の巻線パターンからなる巻線が形成されたシートコイルを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、複数層の巻線パターンを有する積層シートコイルを用いることもできる。この場合、機械的直線変位量を信号強度の大きい電気信号に変換することが可能となり、高感度のリニア差動変圧器となる。
(3)実施形態2に係るリニア差動変圧器200においては、2次巻線部230におけるシートコイル234として、2次巻線S,Sが形成された1枚のシートコイルを用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、2次巻線Sが形成されたシートコイル及び2次巻線Sが形成されたシートコイルを別体として合計2枚のシートコイルを用いることもできる。
(4)上記各実施形態に係るリニア差動変圧器100,200においては、x軸方向の幅がムーバ140よりも小さい連結部146を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、x軸方向の幅がムーバ140と同じ大きさの連結部を用いることもできる。
実施形態1に係るリニア差動変圧器100を説明するために示す図である。 実施形態1に係るリニア差動変圧器100における1次巻線部120の構造を説明するために示す図である。 実施形態1に係るリニア差動変圧器100における2次巻線部130の構造を説明するために示す図である。 実施形態1に係るリニア差動変圧器100におけるムーバ140の構造を説明するために示す図である。 実施形態1に係るリニア差動変圧器100における磁束を模式的に示す図である。 実施形態1に係るリニア差動変圧器100の効果を説明するために示す図である。 実施形態2に係るリニア差動変圧器200を説明するために示す図である。 実施形態2に係るリニア差動変圧器200における1次巻線部220の構造を説明するために示す図である。 実施形態2に係るリニア差動変圧器200における2次巻線部230の構造を説明するために示す図である。 従来のリニア差動変圧器900を説明するために示す図である。 従来のリニア差動変圧器900aの縦断面図である。
符号の説明
100,200,900,900a…リニア差動変圧器、110,210,910,910a…ステータ、120,220…1次巻線部、122,132,222,232…基板部、124,134,136…鉄心部、130,230…2次巻線部、140,940,940a…ムーバ、142…本体部、144…樹脂層、146…連結部、148…連結部本体部、224,234…シートコイル、226,236…基材、228,238…接着剤、P…1次巻線、S,S…2次巻線、Null…ナル位置

Claims (3)

  1. ムーバを1軸方向に沿って移動することによりステータにおける1次巻線部と2次巻線部との間の磁気的結合状態を変化させて機械的直線変位量を電気信号に変換するリニア差動変圧器であって、
    前記1次巻線部及び前記2次巻線部は、ともに扁平な形状を有するとともに互いに空隙を介して対向配置されており、
    前記ムーバは、前記1次巻線部と前記2次巻線部との間の前記空隙内で1軸方向に沿って移動可能であり、
    前記1次巻線部は、基板部と、前記基板部における前記空隙側に配置され、1次巻線が形成されたシートコイルとを備え、
    前記2次巻線部は、基板部と、前記基板部における前記空隙側に配置され、前記1軸方向に沿って並置された2つの2次巻線が形成されたシートコイルとを備え、
    前記1次巻線部における前記シートコイル及び前記2次巻線部における前記シートコイルはともに、基材の表面に金属層が形成されたシートに、所定パターンでレーザ光を照射することにより形成されたシートコイルであり、
    前記1次巻線部における前記シートコイルは、前記1次巻線部における前記基板部に対して、前記金属層が前記基板部側に位置するように取り付けられており、その結果、前記1次巻線部と前記ムーバとの摺動面に前記1次巻線部における前記シートコイルの巻線が露出することがなく、
    前記2次巻線部における前記シートコイルは、前記2次巻線部における前記基板部に対して、前記金属層が前記基板部側に位置するように取り付けられており、その結果、前記2次巻線部と前記ムーバとの摺動面に前記2次巻線部における前記シートコイルの巻線が露出することがないことを特徴とするリニア差動変圧器。
  2. 請求項1に記載のリニア差動変圧器において、
    前記1次巻線部における前記シートコイル及び前記2次巻線部における前記シートコイルはともに、複数層の巻線パターンを有する積層シートコイルであることを特徴とするリニア差動変圧器。
  3. 請求項1又は2に記載のリニア差動変圧器において、
    前記ムーバは、磁性材からなる本体部と、前記本体部に被覆された樹脂層とを備えることを特徴とするリニア差動変圧器。
JP2006236951A 2006-08-31 2006-08-31 リニア差動変圧器 Expired - Fee Related JP4654365B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236951A JP4654365B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 リニア差動変圧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006236951A JP4654365B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 リニア差動変圧器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008060425A JP2008060425A (ja) 2008-03-13
JP4654365B2 true JP4654365B2 (ja) 2011-03-16

Family

ID=39242797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006236951A Expired - Fee Related JP4654365B2 (ja) 2006-08-31 2006-08-31 リニア差動変圧器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4654365B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4220163Y1 (ja) * 1967-01-11 1967-11-24
JPS60101730U (ja) * 1983-12-15 1985-07-11 株式会社 テイエルブイ 差動トランス
JPH03283415A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Kawasaki Steel Corp 差動トランス
JPH07311211A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Mitsubishi Electric Corp 磁気センサ
JPH10170210A (ja) * 1996-10-13 1998-06-26 Tadatoshi Goto 誘導型位置検出装置
JPH11168018A (ja) * 1997-09-17 1999-06-22 Dale Electronics Inc 厚膜低値高周波数誘導子およびその製造方法
JPH11325808A (ja) * 1998-05-14 1999-11-26 Sanyo Electric Co Ltd 変位センサー
JP2001082915A (ja) * 1999-09-07 2001-03-30 Bei Sensors & Syst Co Inc 誘導減衰カプラを備えた角度位置センサ
JP2003269993A (ja) * 2002-03-20 2003-09-25 Yoshikazu Ichiyama 精密位置検出器
JP2004146655A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Taiyo Yuden Co Ltd コイル部品及びそれを利用した回路装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4220163Y1 (ja) * 1967-01-11 1967-11-24
JPS60101730U (ja) * 1983-12-15 1985-07-11 株式会社 テイエルブイ 差動トランス
JPH03283415A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Kawasaki Steel Corp 差動トランス
JPH07311211A (ja) * 1994-05-17 1995-11-28 Mitsubishi Electric Corp 磁気センサ
JPH10170210A (ja) * 1996-10-13 1998-06-26 Tadatoshi Goto 誘導型位置検出装置
JPH11168018A (ja) * 1997-09-17 1999-06-22 Dale Electronics Inc 厚膜低値高周波数誘導子およびその製造方法
JPH11325808A (ja) * 1998-05-14 1999-11-26 Sanyo Electric Co Ltd 変位センサー
JP2001082915A (ja) * 1999-09-07 2001-03-30 Bei Sensors & Syst Co Inc 誘導減衰カプラを備えた角度位置センサ
JP2003269993A (ja) * 2002-03-20 2003-09-25 Yoshikazu Ichiyama 精密位置検出器
JP2004146655A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Taiyo Yuden Co Ltd コイル部品及びそれを利用した回路装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008060425A (ja) 2008-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4674533B2 (ja) 交流電流検出用コイル
US9414494B2 (en) Current sensor
US11948735B2 (en) Method for producing a planar coil assembly and a sensor head provided with same
WO2013099215A1 (ja) 電流センサ
WO2012032715A1 (ja) 巻線素子
JP2013079942A (ja) 均一磁界発生器
JP2007303860A (ja) 磁気デバイス
JP4295744B2 (ja) 丸線、コイル、ステータコイル、ロータコイル、及び変成器
JP4654365B2 (ja) リニア差動変圧器
JP5219975B2 (ja) コイル及びトランス
JP6490129B2 (ja) 第一鉄心ブロックおよび第二鉄心ブロックからなる鉄心
JP2018029124A (ja) 磁性コア、コイル部品、回路基板、及び電源装置
JP2017098375A (ja) 電磁誘導器
US20200387657A1 (en) Precision Planar Coil Placement for Three-Dimensional Inductive Sensors
WO2014024487A1 (ja) エネルギ変換装置
JP2007135336A (ja) 高圧電源装置
JP2007232507A (ja) レゾルバ
JP4654369B2 (ja) リニアレゾルバ及び変位検出装置
JP2021019014A (ja) コイル部品とトランス
WO2013136669A1 (ja) エネルギ変換装置
JP2015135854A (ja) 可変コモンモードチョークコイルおよびその製造方法
WO2014006788A1 (ja) エネルギ変換装置
JP2014187798A (ja) エネルギ変換装置
JP2018029122A (ja) コイル部品、回路基板、及び電源装置
US20240031751A1 (en) Loudspeakers

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101026

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101118

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees