JP4654069B2 - 氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システム - Google Patents

氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システム Download PDF

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    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2301/00Special arrangements or features for producing ice
    • F25C2301/002Producing ice slurries

Description

本発明は、雪投入融解槽内の雪を融かした冷水又は雪スラリーを水蒸気圧縮冷凍機の凝縮器側の冷却水として利用すると共に蒸発器側で氷スラリーを製造することにより、この氷スラリーを融雪作用及び負荷の冷房作用に使用する氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムに関する。
この種の雪水を利用した負荷の冷房装置は従来の技術の一つの例としては図5に示す特開2003−56866に開示した技術がある。
これについて説明すれば、パッケージ1内に断熱材2によって、高度に断熱された空間である雪室3を設ける。雪室3内にはパレット4上で、シャワー5により雪氷に水を噴きかけ雪氷を融解させることにより、冷熱エネルギーを水に熱交換する。その冷水を冷水槽6に蓄える。冷水槽6内の冷水から冷房用循環水へ冷熱を伝えるための熱交換を熱交換機7で行う。
図中8は冷水ポンプ、9は建物に設備した冷房用負荷である。
また、従来の技術であって、本発明の関連技術の他の例としては、図6に示す特開2001−241785に開示した融雪装置に利用したヒートポンプによる冷房装置がある。
これについて説明すれば、ヒートポンプ10は、圧縮機11が電動モータ12で駆動されて気体状態のCO冷媒を圧縮する。圧縮機11は、冷媒ガスを出口における圧力で、圧縮している。圧縮機11により圧縮された冷媒ガスは、凝縮器13で凝縮されて膨張弁14に送られる。凝縮器13は、第1冷却部13aおよび第2冷却部13bを直列に配置して2段に形成されており、圧縮機11により加圧された冷媒ガスを冷却して所定温度のCO冷媒圧縮液にしている。この凝縮器13の第1冷却部13aは、融雪装置15からの融雪用ブライン15aが供給され、所定温度の融雪用ブライン15aより冷媒ガスを冷却している。次に、第2冷却部13bは、吸収冷凍機16により廃熱を利用して通常冷却水よりも低い温度に冷却された冷却水が供給され、冷媒ガスを所定温度に冷却して液体状態のCOにしている。凝縮器13により液化された冷媒圧縮液は、膨張弁14に送られ膨張して減圧され、一部が気化してタンクである気液分離器17に貯溜される。気液分離器17では、CO分離冷媒ガス17aとCO分離冷媒液17bとに分離される。分離された分離冷媒ガス17aは、デミスタを経由して戻し配管18を介して圧縮機11に吸引され、圧力が前記出口に於ける圧力値に再度昇圧される。他方では、分離された分離冷媒液17bは、昇圧ポンプ19により昇圧されたのち、蒸発器20において熱交換して気化し、第1冷媒ガスとなり、第1戻し配管21を経て圧縮機11に供給される。蒸発器20には、ブラインが通流する管路22、22を介して冷房装置などの負荷23を接続してある。そして、管路22には、ブライン循環ポンプ24が設けてあり、蒸発器20において分離冷媒液17bと熱交換して冷却されたブラインを上記負荷23に供給する。
特開2003−56866の特許公開公報 特開2001−241785の特許公開公報
従来の技術によれば、前者の技術、すなわち特開2003−56866に開示した技術は、積雪場所から離隔した所定位置や冷房負荷を備えた建物の隣接位置に存在するパッケージ1までトラック等の運搬車両により積雪を搬送し、このパッケージ1内に備えた雪室3の内部に当該雪を貯蔵する構成である。そして、該雪室3の上方から冷水槽6に貯留した冷水をポンプで引き上げシャワー5により散水し、雪室3内の雪氷を融解させ、これにより生成された冷水を熱交換機7を介して、冷房用負荷9に供給する。かかる前者の技術は、所定の冷房用負荷9に於ける所期の冷房機能を果すためには、パッケージ1が大規模化すると共に雪室3の周囲に構造が複雑かつ高価な断熱材2を備えたり、また、土や砂等が混入した積雪から冷房負荷に利用する冷水を取り出すためには例えば、高価なチタン製の上記熱交換機7が必要である等実用的でなく、実施・実現することが困難であるという弊害があった。当該前者の技術は、一般的に雪を集めてパッケージ1の雪室3に貯蔵し、食品の冷蔵や建物の冷房に利用するいわゆる利雪方式による冷房手段であり、上述したように積雪を貯蔵するためのパッケージ1の雪室3を形成しなければならないことや降雪時に混入した土、砂が介在する積雪を利用する点が隘路になっている。
また、後者、すなわち特開2001−241785に開示した技術は、特に融雪技術であり、二酸化炭素(CO)を冷媒としたヒートポンプ10により熱交換器としての蒸発器20から管路を介してブラインを冷房等負荷23に流送してなる融雪装置に利用したヒートポンプによる冷房装置であって、そもそも、アンモニアガスを使用して道路、屋根等の融雪を行なうとき、アンモニアガスが漏れれば周囲に悪影響を与え、安全性に問題があることに立脚して、気体状態の二酸化炭素(CO)を圧縮する圧縮機11と、この圧縮機11が圧縮した二酸化炭素(CO)を冷却して液化する凝縮機13と、この凝縮機13が液化した二酸化炭素(CO)に熱を付与して気化させる蒸発器20とを有し、前記凝縮器13は、順次温度の低い冷却水が供給される複数の冷却部13a、13bが直列配置したことを構成し、上記アンモニアガスを排除すると共に二酸化炭素(CO)を冷媒としたヒートポンプ10を使用し、地球環境に優しい融雪装置を実現したものであり、仮に該二酸化炭素(CO)の冷媒が漏れたときにも危険性のない安全性の高い融雪装置を提供する技術である。
而して、当該後者の技術は前者の技術の場合と同様に積雪場所から離隔した融雪装置15の位置までトラック等の運搬車両で積雪を搬送し、この雪を融雪装置15内に貯蔵する構成である。そして、該融雪装置15自体は負荷23への冷房機能には直接関与せず、分離された分離冷媒液17bは、昇圧ポンプ19により昇圧されたのち、蒸発器20において熱交換して気化し、第1冷媒ガスとなり、第1戻し配管21を経て圧縮機11に供給される。蒸発器20には、ブラインが通流する管路22、22を介して冷房装置などの負荷23を接続してある。そして、管路22には、ブライン循環ポンプ24が設けてあり、蒸発器20において分離冷媒液17bと熱交換して冷却されたブラインを上記負荷23に供給する技術であって、雪投入融解槽内の雪を融かした冷水又は雪スラリーを水蒸気圧縮冷凍機の凝縮器側の冷却水として利用すると共に蒸発器側で氷スラリーを製造することにより、この氷スラリーを融雪作用及び負荷の冷房作用に使用する氷雪を利用した氷スラリー製造システムではない。
尚、前述した前者及び後者に於ける従来の技術は、いずれも水蒸気圧縮冷凍機を使用しておらず、氷雪や積雪に関し、その融雪機能やシステムが高効率でないという問題点が残存するものであった。本発明が解決しようとする課題は、上記背景技術で述べた問題点を解決することにある。
本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムは、熱交換器がなく、汚れた水も使える水蒸気圧縮冷凍機の特徴を生かして、雪を融かした冷水または雪スラリーを水蒸気圧縮冷凍機の凝縮器側冷却水として利用すると共に水蒸気圧縮冷凍機の蒸発器側では冷水から氷重量比の高い氷スラリーを製造し、コンパクトな氷蓄熱槽に貯蔵し、直接冷蔵・冷房用に利用することを図り、以前から融雪のための労力が掛かっていた積雪を排出し易い水に転換させ、加えて融雪用の水としても利用し、その冷熱エネルギーを水蒸気圧縮冷凍機の熱源として活用し、氷蓄熱槽に利用価値の高い氷スラリーとして貯蔵し、食品冷蔵又は建物の冷房等の負荷に利用することができることを目的としたものであって、次の構成、手段から成立する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、冷水又は氷スラリーを負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽とでなることを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、冷水又は氷スラリーを氷蓄熱槽を介して負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽とでなることを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、冷水又は氷スラリーを負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽と、前記凝縮器から昇温された冷水で融雪された融雪水を前記雪投入融解槽に流入する散水消雪装置とでなることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、冷水又は氷スラリーを氷蓄熱槽を介して負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽と、前記凝縮器から昇温された冷水で融雪された融雪水を前記雪投入融解槽に流入する散水消雪装置とでなることを特徴とする。
請求項5記載の発明によれば、請求項1、2、3又は4記載の発明に於いて、前記水蒸気圧縮冷凍機の熱源水として海水又は河川水を前記蒸発器に流送したことを特徴とする。
本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムは、叙上の構成を有するので次の効果がある。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、冷水又は氷スラリーを負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽とでなることを特徴とする氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムを提供する。
このような構成としたので、雪を融かした冷水または雪スラリーを水蒸気圧縮冷凍機の凝縮器側冷却水として利用し、蒸発器側で氷スラリーを製造することにより、投入エネルギーの約10倍の熱を融雪に、約9倍の熱を冷蔵・冷房に利用できるシステムの運転効率(COP)19程度の高効率な融雪・氷スラリー製造システムである。これによって、以前から捨てるために労力が掛かっていた雪を排出・利用しやすい8℃程度の水に変えると同時に、その冷熱を水蒸気圧縮冷凍機の熱源として活用し、利用価値の高い氷スラリーとして貯蔵し、利用することができるようになること及び熱交換器がなく、汚れた水も使える水蒸気圧縮冷凍機の特徴を生かして、雪を融かした冷水または雪スラリーを水蒸気圧縮冷凍機の凝縮器側冷却水として利用するものである。水蒸気圧縮冷凍機の蒸発器側では冷水から氷重量比(IPF)の高い氷スラリーを製造し、コンパクトな氷蓄熱槽に貯留し、直接冷蔵・冷房用に利用することもできる効果がある。
請求項2記載の発明によれば、冷水又は氷スラリーを氷蓄熱槽を介して負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽とでなることを特徴とする氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムを提供する。
このような構成としたので、請求項1記載の発明の効果に加えて、蒸発器で生成した冷水や氷スラリーはコンパクトな形状・構成をした氷蓄熱槽に貯蔵することができ、利用価値の高い氷スラリーができる効果がある。
請求項3記載の発明によれば、冷水又は氷スラリーを負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽と、前記凝縮器から昇温された冷水で融雪された融雪水を前記雪投入融解槽に流入する散水消雪装置とでなることを特徴とする氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムを提供する。
このような構成としたので、請求項1記載の発明の効果に加えて、雪投入融解槽を備えたので積雪を排除するために労力が掛かっていた雪を排出しやすい水に変え、また、融雪用の水としても利用すると同時に、その冷熱を冷凍機の熱源として活用し、利用価値の高い氷スラリーとして貯蔵し、食品冷蔵や建物の冷房に利用することができるようになる効果がある。
請求4記載の発明によれば、冷水又は氷スラリーを氷蓄熱槽を介して負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽と、前記凝縮器から昇温された冷水で融雪された融雪水を前記雪投入融解槽に流入する散水消雪装置とでなることを特徴とする氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムを提供する。
このような構成としたので、請求項1記載の発明の効果に加えて、水蒸気圧縮冷凍機の蒸発器側では冷水から氷重量比(IPF)の高い氷スラリーを製造し、コンパクトな氷蓄熱槽に貯めたり、直接冷蔵・冷房用に利用することもできる効果がある。
請求項5記載の発明によれば、前記水蒸気圧縮冷凍機の熱源水として海水又は河川水を前記蒸発器に流送したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムを提供する。
このような構成としたので、請求項1記載の発明の効果に加えて、熱源水としては海水や河川水を用い、不要になった氷スラリーはスラリーポンプで海や河川に放流するという使い方ができる効果がある。
以下、本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムの実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムの基本システム構成を示す一例である。
当該基本システムに備えた水蒸気圧縮冷凍機Aは、蒸発器25と、該蒸発器25の近傍位置に配置してあって、直接に連結配管(ダクト)26により相互連結された凝縮器27と、該連結配管26に配設した圧縮機28とで構成されている。そこで、前記蒸発器25の内部を真空状態にし、前記圧縮機28を運転することで該蒸発器25内の水蒸気が蒸発し、該蒸発器25内の温度を低下させる。そして、該圧縮機28によって、その水蒸気を圧縮した後、水蒸気が高温となって前記凝縮器27へ導入される。
29は雪投入融解槽であり、例えば、降雪により積雪された部位Bから比較的近傍位置に設置されてあって、図1に示すように、ブルドーザ等の積雪投入機械30により積雪29aが投入・貯蔵している。該雪投入融解槽29は、形状は特に限定しないが、例えば、略4角形状の容器であることが望ましい。そして、該雪投入融解槽29はその下位側壁29bから引出された冷水配管31により、前記水蒸気圧縮冷凍機Aの凝縮器27に接続されており、該冷水配管31に備えた冷水バルブ31aの形を制御することにより、比較的温度の低い、例えば、4(℃)程度の適宜量の冷水が該凝縮器27に流送される。このように該冷水の冷熱エネルギーを水蒸気圧縮冷凍機Aの熱源として活用できる。
前記水蒸気圧縮冷凍機Aの凝縮器27は前記圧縮機28の運転により、内部に貯留している冷水27aを例えば、4(℃)から8(℃)に温度上昇させ、冷水配管32から導出し、例えば、冷水ポンプ32aで上記積雪された部位B等に設置した散水消雪装置33に流送する。また、不要な前記冷水はドレインとして放流する。
前記散水消雪装置33は、前記冷水配管32から分岐して接続された分岐管33aと、該分岐管33aの上端部に接続された例えば噴射ノズル33bと、該噴射ノズル33bの働きにより、前記積雪された部位Bの積雪が融解されて生成された氷スラリー又は融解水を前記投入融解槽29にポンプ等を備えて流送する搬送配管33cとを具備している。
また、前述した凝縮器27に接続された冷水配管32にそれぞれ分岐管32b及び32cを分岐させて接続し、前記凝縮器27及び前記雪投入融解槽29内に貯留した冷水27a及び積雪29aの上方から散布する噴射ノズル27b、29cをそれぞれ前記凝縮器27及び前記雪投入融解槽29内に配置している。
一方、前記水蒸気圧縮冷凍機Aに於ける蒸発器25内の水は蒸発時に冷却され、氷スラリー状態又は例えば冷水温度が0(℃)の冷水25aとなり、該蒸発器25に接続された冷水配管34から冷水ポンプ34aにより直接に建物等に設置した冷房負荷35に流送する。
また、図1に示すように、前記氷スラリー又は冷水25aは冷水配管34を介して、後段の氷蓄熱槽36に流送する。
ところで、前記蒸発器25の底部に滞留している例えば温度が0(℃)程度の如き温度の低い冷水25aは、冷水配管37により冷水バルブ37aを制御することにより、その適宜量を前記氷蓄熱槽36に流送する。このように、前記蒸発器25で生成した冷水や氷スラリー25aは一旦例えばコンパクトな形状・構成をした氷蓄熱槽36に貯蔵することができ、利用価値の高い氷スラリーとする。そして、必要に応じて冷房負荷35又は食品の冷蔵装置の使用量に適合させることができる。
なお、該氷蓄熱槽36は冷水供給管35aから供給ポンプ35bで冷房負荷35へ冷水36aを供給する。使用済みの冷水は帰還管35cにより返送され、該帰還管35cの端部に接続されかつ該氷蓄熱槽36に貯蔵された冷水36aの上方に配置された噴射ノズル35dにより散水し、冷水36aを生成する。
図中38は真空ポンプであり、前記凝縮器27に接続され、該凝縮器27から空気を排出し、その内部を所定の圧力値に保持するために真空状態にする。
次に、本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムの実施の形態に於ける動作等を図1に基づき説明する。
水蒸気圧縮冷凍機Aが運転開始すると、前記蒸発器25の内部が真空状態になり、前記圧縮機28が運転する。そこで、前記蒸発器25内の水蒸気が蒸発すると共に器内の温度を低下させる。該圧縮機28により水蒸気を圧縮した後に、水蒸気が高温になり前記凝縮器27へ導入される。ここで、積雪投入機械30により積雪29aが前記雪投入融解槽29内に投入されかつ貯蔵される。そして、前記水蒸気圧縮冷凍機Aの凝縮器27は、圧縮機28の運転により例えば貯留した冷水27aが4(℃)から8(℃)に温度上昇し、この冷水27aを冷水配管32から導出して、冷水配管32及び分岐管33aを経由して前記散水消雪装置33の噴射ノズル33bの働きにより積雪された部位Bに於ける積雪を融解作用する。そこで、積雪された部位B上の積雪を氷スラリー、氷雪スラリー又は融解水に変換し、搬送配管33cを経由して前記雪投入融解槽29内に流送しかつ該雪投入融解槽29内の滞留した積雪の中へ流し込むと共に噴射ノズル29cによる散水作用で該積雪を雪スラリー又は冷水として生成する。
尚、上述した分岐管33aによる冷水27aの揚水作用や搬送配管33cによる氷スラリー又は融解水の流送作用は図示していないが各種のポンプを使用して行う。
かくして、前記雪投入融解槽29内には雪スラリー又は冷水が貯留され、この雪スラリー又は冷水を冷水配管31を経由して冷水バルブ31aを開放制御することにより前記凝縮器27へ流送される。
このように前記凝縮器27へ流送される冷水又は雪スラリーは該凝縮器27側の冷却水に使用すると共にその冷熱エネルギーを当該水蒸気圧縮冷凍機Aの熱源として利用でき、以前から融雪のための労力が掛かっていた積雪を排出し易い水に転換させることができる。
当氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムによれば、従来技術に於けるボイラーなどの熱を利用する融雪方式の場合例えば運転効率(COP)が1.0以下であることに比較し、投入エネルギーすなわち圧縮機28の動力の約10倍の熱を融雪に利用し、さらに、ポンプ動力を除く本機単体の運転効率(COP)は21であって、本システム全体での運転効率(COP)が19程度とエネルギー利用効率を高めることができることが判明した。
次に、前記水蒸気圧縮冷凍機Aに於ける蒸発器25内の水は蒸発時に冷却され、氷スラリー状態又は例えば冷水温度が0(℃)の冷水25aとなり、該蒸発器25に接続された冷水配管34から冷水ポンプ34aにより直接に建物等に設置した冷房負荷35に流送する。
また、図1に示すように、前記氷スラリー又は冷水25aは冷水配管34を介して、後段の氷蓄熱槽36に流送する。ところで、前記蒸発器25の底部に滞留している例えば温度が0(℃)の如き温度の低い冷水25aは、冷水配管37により冷水バルブ37aを制御することにより、その適宜量を前記氷蓄熱槽36に流送する。そこで、前記水蒸気圧縮冷凍機Aの蒸発器25側では、氷スラリー又は冷水25aから氷重量比(IPF)の高い氷スラリーを製造できる。この氷スラリー又は冷水を直接に冷房負荷35に供給し利用する。また、コンパクトな構成をした氷蓄熱槽36に利用価値の高い氷スラリーとして一旦貯蔵することができる。
次に、本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムに於ける実施例1について図2に基づき説明する。
図2に示すシステム構成は図1に示すシステムの実施変形例であって、特に、散水消雪装置33を複数の手段により構成したことを特徴とする。
これについて説明すれば、第1散水消雪装置33Aは、前記冷水配管32から分岐して接続された分岐管33A1と、該分岐管33A1の上端部に接続された例えば噴射ノズル33A2と、該噴射ノズル33A2の働きにより、降雪の際に、積雪された部位Bの積雪が融解され生成された氷スラリー又は融解水を前記雪投入融解槽29にポンプ等を備えて流送する搬送配管33A3とで構成されかつ具備している。
また、第2散水消雪装置33Bは、前述した凝縮器27に接続され前記冷水配管32から分岐して接続された分岐管33B1と、該分岐管33B1の上端部に接続され、かつ上述した積雪された部位Bであって、前記噴射ノズル33A2とは別異の箇所の上方から散布する手段、例えば噴射ノズル33B2とで構成されている。このように本実施例1のシステムによれば、散水消雪装置33が第1及び第2散水消雪装置33A、33Bのように複数の散水消雪装置33で構成することもできる。そして、該第1及び第2散水消雪装置33A、33Bはその両者の働きにより積雪された部位Bに於ける積雪が融解され生成された氷スラリー又は融解水が単一の搬送配管33A3を共用して、ポンプ等により図1に示すシステムに比べ迅速かつ多量に前記雪投入融解槽29内に流送することができる。
そして、図1に示すシステムの場合に降雪の際、積雪された部位B等の積雪を前記雪投入融解槽29内へ投入するためにブルドーザ等の積雪投入機械30が必要であったが、図2に示す実施例1のシステムでは前記第1及び第2散水消雪装置33A、33Bによる広範囲に渉る消雪・解氷作用から該積雪投入機械30を不要とすることができ、前記積雪投入機械30自体及びその作業員を省力化し併せて、前記雪投入融解槽29の小型かつコンパクト化ができるという特徴を備えている。
図2の実施例1に示すシステムに於けるほかの構成及び動作等は、前述した図1の実施の形態に示すシステムと略同一であり、同一番号、符号を付し、その説明を省略する。
次に、本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムに於ける実施例2について図3に基づき説明する。
図3に示すシステム構成は図1に示すシステムの実施変形例であって、氷蓄熱槽36を排除し、水蒸気圧縮冷凍機Aの蒸発器25により生成した冷水を直接に冷房負荷35又は食品の冷蔵装置に供給することを特徴としている。
前記水蒸気圧縮冷凍機Aに於ける蒸発器25内の水は蒸発時に冷却され、氷スラリー状態又は例えば冷水温度が0(℃)の冷水25aとなり、該蒸発器25に接続された冷水配管34から冷水ポンプ34aにより直接に建物等に設置した冷房負荷35に流送する。そして、前記蒸発器25の底部に滞留している例えば温度が0(℃)程度の如き温度の低い冷水25aは、冷水配管37により冷水バルブ37aを制御することにより、その適宜量を冷房負荷35に流送する。然らば、前記蒸発器25により生成した冷水を冷房負荷35に直接利用するので一旦貯蔵することはできないが設備費を削減した小規模システムや小容量冷房負荷でかつ即時利用性の高いシステムには好適である。
図3の実施例2に示すシステムに於けるほかの構成及び動作等は前述した図1の実施の形態に示すシステムと略同一であり、同一番号、符号を付し、その説明を省略する。
次に、本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムに於ける実施例3について図4に基づき説明する。
図4に示すシステム構成は、図1に示すシステムの実施変形例であって、特に、水蒸気圧縮冷凍機Aへの熱源水として海水又は河川水39を利用した構成例を示すものである。
これについて説明すれば、海水又は河川水39は前記水蒸気圧縮冷凍機Aに於ける蒸発器25に送られ、冷却されて氷スラリー状態又は例えば冷水温度が0(℃)の冷水25aとなり、該蒸発器25に接続された冷水配管34から冷水ポンプ34aにより蒸発器25から排出し、海や河川に放流する。
そして、雪投入融解槽29の雪投入量が少なくなり、前記凝縮器27の底部に滞留している冷水27aの温度が例えば4(℃)より高くなるとき、冷水配管37により冷水バルブ37aを制御することにより、雪投入融解槽29に投入された雪の量を融解するのに必要な河川水又は海水39の適宜量を前記蒸発器25に流送する。このように、河川水又は海水39は上記水蒸気圧縮冷凍機Aの融雪機能を図る。また、河川水又は海水39が蒸発器25で温度降下して製造された氷スラリー等はスラリーポンプ又は冷水ポンプ34a等で海や河川に放流する。
尚、前記水蒸気圧縮冷凍機Aの凝縮器27は前記圧縮機28の運転により、内部に貯留している冷水27aを例えば、4(℃)から8(℃)に温度上昇させ、冷水配管32から導出し、例えば、冷水ポンプ32aで上記積雪された部位B等に設置した散水消雪装置33に流送する。また、不要な前記冷水はドレインとして放流する。
図4の実施例3に示すシステムに於けるほかの構成及び動作等は前述した図1の実施の形態に示すシステムと略同一であり、同一番号、符号を付し、その説明を省略する。
以上説明したように、本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムは各実施例が存在するが、本発明の技術的思想はこれら実施例に限定されるものではなく、また、上述した実施例の各々をさらに組合せても成立するものである。
本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムに於ける実施の形態を示すシステム構成図である。 本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムに於ける実施例1を示すシステム構成図である。 本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムに於ける実施例2を示すシステム構成図である。 本発明に係る氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システムに於ける実施例3を示すシステム構成図である。 従来の技術に於ける一つの例であって、雪水を利用した負荷の冷房装置の構成を示す垂直断面図である。 従来の技術に於ける他の例であって、融雪装置に利用したヒートポンプによる冷房装置の構成図である。
符号の説明
25 蒸発器
25a 蒸発器の氷スラリー(冷水)
26 連結配管(ダクト)
27 凝縮器
27a 冷水
27b 噴射ノズル
28 圧縮機
29 雪投入融解槽
29a 雪投入融解槽の積雪
29b 雪投入融解槽の下位側壁
29c 雪投入融解槽の噴射ノズル
30 積雪投入機械
31 冷水配管
31a 冷水バルブ
32 冷水配管
32a 冷水ポンプ
32b 分岐管
32c 分岐管
33 散水消雪装置
33A 第1散水消雪装置
33A1 第1散水消雪装置の分岐管
33A2 第1散水消雪装置の噴射ノズル
33A3 搬送配管
33B 第2散水消雪装置
33B1 第2散水消雪装置の分岐管
33B2 第2散水消雪装置の噴射ノズル
33a 散水消雪装置の分岐管
33b 散水消雪装置の噴射ノズル
33c 散水消雪装置の搬送配管
34 冷水配管
34a 冷水配管の冷水ポンプ
35 冷房負荷
35a 冷水供給管
35b 供給ポンプ
35c 帰還管
35d 噴射ノズル
36 氷蓄熱槽
36a 氷蓄熱槽の冷水
37 冷水配管
37a 冷水バルブ
38 真空ポンプ
39 海水(河川水)
A 水蒸気圧縮冷凍機
B 積雪部位

Claims (5)

  1. 冷水又は氷スラリーを負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽とでなることを特徴とする氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システム。
  2. 冷水又は氷スラリーを氷蓄熱槽を介して負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽とでなることを特徴とする氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システム。
  3. 冷水又は氷スラリーを負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽と、前記凝縮器から昇温された冷水で融雪された融雪水を前記雪投入融解槽に流入する散水消雪装置とでなることを特徴とする氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システム。
  4. 冷水又は氷スラリーを氷蓄熱槽を介して負荷に供給する蒸発器及び該蒸発器から凝縮器に水蒸気を流送する連結配管に備えた圧縮機を有した水蒸気圧縮冷凍機と、前記凝縮器から昇温された冷水を戻して散布すると共に該冷水で貯留した氷雪を融解しかつ生成した冷水を該凝縮器に流送する雪投入融解槽と、前記凝縮器から昇温された冷水で融雪された融雪水を前記雪投入融解槽に流入する散水消雪装置とでなることを特徴とする氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システム。
  5. 前記水蒸気圧縮冷凍機の熱源水として海水又は河川水を前記蒸発器に流送したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の氷雪を利用した水蒸気圧縮冷凍機による氷スラリー製造システム。
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