JP4650719B2 - 中空アクチュエータ - Google Patents

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本発明は、産業ロボットの関節などを駆動するアクチュエータに関する。
従来の中空アクチュエータとして、高速のモータ軸が軸受内輪回転で支持され、その内側に低速中空部が設けられているものがある(例えば、特許文献1参照)。
図2は従来の中空アクチュエータを示す断面図である。図において、111は低速中空軸、112はモータ部、113はモータ軸、114は減速機、115は検出器である。モータ軸113は軸受116で内輪回転支持され、低速中空軸111はモータ軸に内接支持されている。
また、従来の他の中空アクチュエータとして、高速のモータ軸がアクチュエータの中心を貫通し、その軸が中空構造となっているものもある(例えば、特許文献2参照)。図3は従来の他の中空アクチュエータを示す断面図である。図3において、211は高速中空軸であり、負荷側の軸受212と反負荷側213の軸受で支持され、モータ電磁部で駆動され、減速後大きなパワーを出力する。
このように、従来の中空アクチュエータは、高速モータ軸が軸受で内輪回転支持され、高速軸の内側に二重中空低速軸を設けるか、または中空部が高速軸のままで、アクチュエータの中心を貫通させて構成されている。
特開2001−218422号公報(図1) 実公平7−42215号(図3)
ところが、従来の中空アクチュエータは、高速軸が軸受で内輪回転支持され、低速軸が高速軸に内接支持されるため、中空部では高速軸と低速軸が二重構造となり、中空径が小さくなるという問題や、アクチュエータ中心を高速軸が貫通しているので中空部にケーブル等をはわせられないという問題や、高速の支持軸受が負荷側と反負荷側というように2ヶ所に分かれて配置され、それぞれの軸受を支持するために個別のブラケットが必要となるので、アクチュエータの軸方向の長さを短くできないというような問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、中空部を固定の中空シャフトと、低速動作をする出力フランジとで構成し、さらに高速軸の支持を2個の軸受を組み合させて一ヶ所で片持ち支持とすることにより、反負荷側のブラケットが不要となるようにし、中空径が大きく、軸方向の長さの短いコンパクトな中空アクチュエータを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、次のように構成したものである。
反負荷側の端部につば部を有する中空シャフトと、反負荷側の端部に前記つば部が着脱可能に固定された円筒状のフレームと、前記フレームに固定されたステータおよびその内側に設けられ前記反負荷側に開口を有するカップ形状のロータとからなるモータと、前記ロータに結合されたウェーブジュネレータ、フレックススプラインおよびサーキュラスプラインからなる減速機と、前記中空シャフトに設けられた磁気センサおよび前記ロータの前記開口側に当該磁気センサに対向して設けられたマグネットとからなる角度検出用の位置検出器と、前記フレームと前記減速機の出力側との間に設けられた低速軸受と、前記減速機の出力側に設けられ低速動作する出力フランジとを備え
前記ロータは前記モータの負荷側の高速軸受だけで片持ち支持されており、前記ロータに結合されたウェーブジェネレータは前記出力フランジに設けた高速軸受の外輪回転支持で軸受支持されており、前記低速軸受の内輪は前記出力フランジをハウジングとして取り付けられており、アクチュエータの中心を貫通する中空部は、前記中空シャフトと前記出力フランジとで構成し、前記位置検出器を前記モータの反負荷側に設けたものである。
本発明の中空アクチュエータは、中空部を固定の中空シャフトと、低速動作する出力フランジとで構成し、さらに高速軸の支持を2個の軸受を組み合させて一ヶ所で片持ち支持としたので、軸受を設置するためのブラケット等が反負荷側に不要となり、中空径が大きく、軸長が短くコンパクトな中空アクチュエータを得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明のアクチュエータの半断面図である。図において、1はフレーム、2はモータ、3は中空状の中空シャフト、4は電磁ブレーキ、5は位置検出器、6は出力フランジ、7は減速機、8は低速側軸受、9は高速側軸受である。
モータ2は、フレーム1に固定されたステータ21とカップ形状のロータ22からなっている。中空シャフト3はフレーム1に固定されており、その周囲に電磁ブレーキ4を固定している。位置検出器5は、固定シャフト3に取り付けられた角度検出用の磁気センサ51とロータ22の反負荷側に固定された角度検出用マグネット52とからなっている。減速機7は、ロータ22に結合されウェーブジュネレータ71と、フレーム1に固定されたフレックススプライン72と、回転自在に支持されたサーキュラスプライン73とからなる。出力フランジ部10は、高速側軸受9の支持部を兼ねた中空構造になっている。なお、ロータ22は高速側軸受9で支持されている。
ロータ22に結合されたウェーブジェネレータ71は、高速側軸受9で外輪回転支持されている。高速側軸受9は、減速後の低速動作をする出力フランジ部6が内輪ハウジングとなっており、2個を組み合わせ、モータ負荷側だけでの片持ち構造となっている。これにより、モータ2の反負荷側に軸受を設置するためのブラケットが不要となり、モータの長さをブラケット分短くすることができるとともに、ロータの一端を開放された構造にでき、電磁ブレーキ4をロータと中空部の間に納めることができる。
本アクチュエータの中空部は、低速の出力フランジ6と中空シャフト3から構成されており、中空部の穴部の部品肉厚は薄く、高速回転部もないので、中空径が大きく、ケーブル等を中空部にはわせることができる。
本発明が特許文献1と異なる部分は、中空部を高速軸に内接させて内側に低速軸というように中空部が二重構造とならないように、高速軸受の内外輪で外輪側を高速、内輪側を低速と分け、中空部の部品肉厚が厚くならないようにした点と軸受支持を一ヶ所に集約し、片持ち支持とし、軸受用のブラケットの一方を廃止した部分である。
本発明が特許文献2と異なる部分は、前記特許文献1と同様に軸受支持をモータの負荷側に集約した点と、アクチュエータの中空部に直接モータの高速軸が現れないように、高速軸をアクチュエータに内蔵した点である。
このように、モータのロータに結合されたウェーブジェネレータからなる高速のモータ軸が軸受外輪回転支持され、中空部が固定の中空シャフトと、減速後の低速動作をする出力フランジ部からなり、出力フランジ部は高速軸受の内輪ハウジングも兼用する。また、高速軸の支持は、2個の軸受を組み合させて一ヶ所で片持ち支持とし、軸受を設置するためのブラケット等が反負荷側に不要となるようにして、アクチュエータの中空径を大きく、その外形をコンパクトにすることができる。
モータのロータに結合されたウェーブジェネレータからなる高速のモータ軸が軸受外輪回転支持され、中空部が固定の中空シャフトと、減速後の低速動作をする出力フランジ部からなり、出力フランジ部は高速軸受の内輪ハウジングも兼用する。また、高速軸の支持は、2個の軸受を組み合させて一ヶ所で片持ち支持とし、軸受を設置するためのブラケット等が反負荷側に不要となるようにすることによって、コンパクトで中空径の大きな中空アクチュエータを提供することができるので、人型ロボットのような新しい用途のロボットという用途にも適用できる。
本発明の実施例を示す中空アクチュエータの側断面図 従来の中空アクチュエータを示す側断面図 従来の他の中空アクチュエータを示す側断面図
符号の説明
1 フレーム
2 モータ
21 ステータ
22 ロータ
3 中空シャフト
4 電磁ブレーキ
5 位置検出器
51 磁気センサ
52 マグネット
6 出力フランジ
7 減速機
71 ウェーブジュネレータ
72 フレックススプライン
73 サーキュラスプライン
8 低速側軸受
9 高速側軸受
111 低速側中空軸
112 モータ部
113 モータ軸
114 減速機
115 検出器
211 高速側中空軸
212、213 軸受

Claims (1)

  1. 反負荷側の端部につば部を有する中空シャフトと、反負荷側の端部に前記つば部が着脱可能に固定された円筒状のフレームと、前記フレームに固定されたステータおよびその内側に設けられ前記反負荷側に開口を有するカップ形状のロータとからなるモータと、前記ロータに結合されたウェーブジュネレータ、フレックススプラインおよびサーキュラスプラインからなる減速機と、前記中空シャフトに設けられた磁気センサおよび前記ロータの前記開口側に当該磁気センサに対向して設けられたマグネットとからなる角度検出用の位置検出器と、前記フレームと前記減速機の出力側との間に設けられた低速軸受と、前記減速機の出力側に設けられ低速動作する出力フランジとを備え
    前記ロータは前記モータの負荷側の高速軸受だけで片持ち支持されており、前記ロータに結合されたウェーブジェネレータは前記出力フランジに設けた高速軸受の外輪回転支持で軸受支持されており、前記低速軸受の内輪は前記出力フランジをハウジングとして取り付けられており、アクチュエータの中心を貫通する中空部は、前記中空シャフトと前記出力フランジとで構成し、前記位置検出器を前記モータの反負荷側に設けたことを特徴とする中空アクチュエータ。
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