JP4650572B2 - 撮像素子およびその制御方法、並びにカメラ - Google Patents

撮像素子およびその制御方法、並びにカメラ Download PDF

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Description

本発明は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子およびその制御方法、並びにカメラに関するものである。
被写体を高速に撮像するため、様々なアーキテクチャのCMOSイメージセンサが提案されている。たとえば、カラム回路ごとにA/D変換器を設置し、撮像の高速化と低ノイズ化を実現できるCMOSイメージセンサが開示されている(たとえば特許文献1参照)。
画素回路の集積化に伴い、画素回路間のピッチが狭くなると、複数のCDS回路を1カラム(一段)に納めることが困難となる。そこで、複数のCDS回路を画素部の上下段に分けて配置し、2系統のCDS回路で画素回路の出力信号を処理することで、画素回路の集積化を図ったCMOSイメージセンサが開示されている(たとえば特許文献2参照)。特許文献2が開示する方法を踏まえたCMOSイメージセンサの概要を図14に関連付けて説明する。
図14は、一般的なCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。
CMOSイメージセンサ3において、画素部31の上段には、選択制御回路(SCTLC)34、電流源36、CDS回路(CDS)38、列駆動回路(HSCNC)310が配置されている。画素部31の下段には、選択制御回路35、電流源37、CDS回路39、列駆動回路311が配置されている。
なお、上段は、第1列目の画素回路32が配列されている側を指し、下段は、最終列目の画素回路32が配列されている側を指す。
画素部31の複数の画素回路32は、ベイヤー型に配列されている。第m行目には、Gr(緑)を感知する画素回路32およびR(赤)を感知する画素回路32が交互に配列され、第(m+1)行目には、B(青)を感知する画素回路32およびGb(緑)を感知する画素回路32が交互に配列されている。
これらの画素回路32は、行駆動回路(VSCNC)33によって駆動され、電荷の読み出しが行われる。電荷の読み出しを実行する場合、横筋ノイズ等を防止するため、同系色のGrおよびGbの画素回路32が出力した電圧信号を、どちらか一方のCDS回路で処理することが望ましい(特許文献3を参照)。
そこで、行駆動回路33が、駆動信号を駆動信号線DRNL(m)に印加し、第m行目の画素回路32を駆動する場合、上段の選択制御回路34は、上段のCDS回路38と垂直信号線VSL(n)とが接続されるように、スイッチSW31を制御する。
同時に、下段の選択制御回路35は、下段のCDS回路39と垂直信号線VSL(n+1)とが接続されるように、スイッチSW32を制御する。
以下、同系色のGrおよびGbの画素回路32からの電荷の読み出しを図15に関連付けて説明する。
図15は、一般的なCMOSイメージセンサの一状態を示す概略構成図である。図15には、説明に必要な構成要素のみが図示されている。
第m行目のGrの画素回路32は、その一部を構成する増幅トランジスタと、後段の電流源37とによってソースフォロワ回路が形成されている。CMOSイメージセンサ3は、ソースフォロワ回路を形成することによって、Grの画素回路32から電荷の読み出しを実行する。
このとき、図15(A)に図示するように、Grの画素回路32から電流源37の向きに定電流が流れ、Grの画素回路32がノードND31に出力した電圧信号(読み出し電荷)は、スイッチSW31を介して上段のCDS回路38に入力される。
次に、第(m+1)行目の画素回路32から電荷の読み出しを実行する場合、行駆動回路33は、駆動信号を駆動信号線DRNL(m+1)に印加し、上段の選択制御回路34は、上段のCDS回路38と垂直信号線VSL(n+1)とが接続されるように、スイッチSW31を制御する。
同時に、下段の選択制御回路35は、下段のCDS回路39と垂直信号線VSL(n)とが接続されるように、スイッチSW32を制御する。
第(m+1)行目のGbの画素回路32は、その一部を構成する増幅トランジスタと、段の電流源36とによってソースフォロワ回路が形成されている。
このとき、図15(B)に図示するように、Gbの画素回路32から電流源36の向きに定電流が流れ、Gbの画素回路32がノードND32に出力した電圧信号は、スイッチSW31を介して上段のCDS回路38に入力される。
図14に図示するCMOSイメージセンサ3は、スイッチSW31、SW32を切り替えることによって電圧信号の伝搬経路を選択し、同系色のGbおよびGrの画素回路32が出力した電圧信号を同一段のCDS回路38で処理させる。
しかし、CMOSイメージセンサ3には以下の不利益がある。図15(A)に図示するように、Grの画素回路32が出力した電圧信号の伝搬経路上(ノードND31からCDS回路38までの伝搬経路)には、電流源がないため、伝播経路上に(バイアス)電流が流れず、伝搬経路上の電位は同一に保持される。
ところが、図15(B)に図示するように、Gbの画素回路32が出力した電圧信号の伝搬経路上(ノードND32からCDS回路38までの伝搬経路)には、電流源が存在するため、伝播経路上に(バイアス)電流が流れ、垂直信号線VSL(n+1)の配線負荷に応じた電圧降下が発生して伝搬経路上の電位は同一に保持されない。
電流源36から最も離れたGbの画素回路32は、電流源36に最も近接したGbの画素回路32よりも電圧降下が激しく、CDS回路38の本来の入力動作点と実際の入力動作点との間に電圧降下の分だけ入力動作点の差が生じる。入力動作点とは、CDS回路38が作動する電圧である。CDS回路38の入力動作点の差は、縦筋ノイズやシェーディングを発生させる原因となる。
このような問題を回避するため、図16に図示するCMOSイメージセンサ3aは、次のような構成を採っている。
図16は、一般的なCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。
図16に図示するように、CMOSイメージセンサ3aでは、第(m+1)行目のGbおよびBの画素回路32が第m行目のGrおよびRの画素回路32に対して1列ずらして配列されている。これに伴い、GrおよびGbの画素回路32は、共通の垂直信号線VSL(n)に接続され、RおよびBの画素回路32は、共通の垂直信号線VSL(n+1)に接続されている。このような画素回路32の配置構成を採ることで、電圧信号の伝搬経路上の電位は同一に保持され、縦筋ノイズやシェーディングの低減が図られている。
特開2005−278135号公報 特開2005−318544号公報 米国特許第US6,838,651B1号明細書
しかしながら、CMOSイメージセンサ3aでは、行ごとに画素回路がずらして配置されるため、無駄なスペースが生じ、画素回路の集積化を拒む要因となる。
レイアウト上の問題により、共有方式の画素回路を図16に図示するようなCMOSイメージセンサ3aに適用することは困難である。共有方式の画素回路とは、複数(たとえば4つ)の画素回路で一つのフローティングディフュージョンや増幅トランジスタ等を共有し、各々の画素回路の出力信号を共通の出力ノードに出力するものである。
それは、CMOSイメージセンサ3aが、各画素回路32が出力した電圧信号の伝搬経路を選択することができないため、共有画素回路をCMOSイメージセンサ3aに適用させた場合、画素回路の配列によっては、隣り合う列のGr,Gbの画素回路32による電圧信号を同一のCDS回路にて処理することができないからである。
本発明は、縦筋ノイズやシェーディング等を低減させることができるCMOSイメージセンサ等の撮像素子およびその制御方法、並びにカメラを提供することにある。
本発明の第1の観点の撮像素子は、複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、上記画素部から読み出した出力信号を処理する信号処理部とを有し、上記画素部は、第1の出力信号線と、上記第1の出力信号線に接続された少なくとも一の第1の色画素回路と、第2の出力信号線と、上記第1の色画素回路の行方向に隣接し、上記第2の出力信号線に接続された少なくとも一の第2の色画素回路とを有し、上記信号処理部は、上記第1の出力信号線または上記第2の出力信号線に選択的に接続され、上記第1の色画素回路の出力信号を処理する第1の信号処理回路と、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第1の信号処理回路が接続された出力信号線と異なる出力信号線に選択的に接続され、上記第2の色画素回路の出力信号を処理する第2の信号処理回路と、上記第1の信号処理回路に接続すべき出力信号線および上記第2の信号処理回路に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する選択回路と、上記第1の出力信号線または上記第2の出力信号線に選択的に接続される第1の電流源と、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第1の電流源が接続された出力信号線と異なる出力信号線に選択的に接続される第2の電流源と、上記第1の電流源に接続すべき出力信号線および上記第2の電流源に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する電流源選択回路と、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記電流源選択回路によって上記第1の電流源が接続された何れかの出力信号線上に形成される第1の接続ノードと、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記電流源選択回路によって上記第2の電流源が接続された何れかの出力信号線上に形成される第2の接続ノードとを有し、上記第1の接続ノードは、上記第1の色画素回路から上記第1の信号処理回路までの上記第1の色画素回路の出力信号が伝搬される第1の伝搬経路外の上記第1の出力信号線上に形成され、上記第2の接続ノードは、上記第2の色画素回路から上記第2の信号処理回路までの上記第2の色画素回路の出力信号が伝搬される第2の伝搬経路外の上記第2の出力信号線上に形成され、上記選択回路は、上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の信号処理回路を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の信号処理回路を上記第2の出力信号線に接続し、上記電流源選択回路は、上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の電流源を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の電流源を上記第2の出力信号線に接続する。
本発明の第2の観点の撮像素子の制御方法は、複数の画素回路が行列状に配列された画素部から読み出した出力信号を処理するステップを有し、上記ステップにおいて、第1の色画素回路の出力信号を処理する第1の信号処理回路に接続すべき出力信号線および第2の色画素回路の出力信号を処理する第2の信号処理回路に接続すべき出力信号線を、少なくとも一の当該第1の色画素回路が接続された第1の出力信号線および当該第1の色画素回路の行方向に隣接し、少なくとも一の当該第2の色画素回路が接続された第2の出力信号線の内から選択する第1のステップと、第1の電流源に接続すべき出力信号線および第2の電流源に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する第2のステップと、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第2のステップによって上記第1の電流源が接続された何れかの出力信号線上に第1の接続ノードが形成される第3のステップと、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第2のステップによって上記第2の電流源が接続された何れかの出力信号線上に第2の接続ノードが形成される第4のステップと、上記第1の信号処理回路に入力された上記第1の画素回路の出力信号を処理する第5のステップと、上記第2の信号処理回路に入力された上記第2の画素回路の出力信号を処理する第6のステップと、を有し、上記第1のステップにおいては、上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の信号処理回路を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の信号処理回路を上記第2の出力信号線に接続し、上記第2のステップにおいては、上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の電流源を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の電流源を上記第2の出力信号線に接続する。
本発明の第3の観点のカメラは、撮像素子と、上記撮像素子の画素領域に対して入射光を導く光学系と、上記撮像素子が出力した出力信号に画像処理を施す画像処理回路とを有し、上記撮像素子は、複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、上記画素部から読み出した出力信号を処理する信号処理部とを有し、上記画素部は、第1の出力信号線と、上記第1の出力信号線に接続された少なくとも一の第1の色画素回路と、第2の出力信号線と、上記第1の色画素回路の行方向に隣接し、上記第2の出力信号線に接続された少なくとも一の第2の色画素回路とを有し、上記信号処理部は、上記第1の出力信号線または上記第2の出力信号線に選択的に接続され、上記第1の色画素回路の出力信号を処理する第1の信号処理回路と、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第1の信号処理回路が接続された出力信号線と異なる出力信号線に選択的に接続され、上記第2の色画素回路の出力信号を処理する第2の信号処理回路と、上記第1の信号処理回路に接続すべき出力信号線および上記第2の信号処理回路に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する選択回路と、上記第1の出力信号線または上記第2の出力信号線に選択的に接続される第1の電流源と、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第1の電流源が接続された出力信号線と異なる出力信号線に選択的に接続される第2の電流源と、上記第1の電流源に接続すべき出力信号線および上記第2の電流源に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する電流源選択回路と、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記電流源選択回路によって上記第1の電流源が接続された何れかの出力信号線上に形成される第1の接続ノードと、上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記電流源選択回路によって上記第2の電流源が接続された何れかの出力信号線上に形成される第2の接続ノードとを有し、上記第1の接続ノードは、上記第1の色画素回路から上記第1の信号処理回路までの上記第1の色画素回路の出力信号が伝搬される第1の伝搬経路外の上記第1の出力信号線上に形成され、上記第2の接続ノードは、上記第2の色画素回路から上記第2の信号処理回路までの上記第2の色画素回路の出力信号が伝搬される第2の伝搬経路外の上記第2の出力信号線上に形成され、上記選択回路は、上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の信号処理回路を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の信号処理回路を上記第2の出力信号線に接続し、上記電流源選択回路は、上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の電流源を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の電流源を上記第2の出力信号線に接続する。
本発明によれば、信号処理部は、行列状に配列された複数の画素回路から出力信号を読み出して、この出力信号を処理する。
この信号処理部の処理において、第1の出力信号線に接続された第1の色画素回路および、第1の色画素回路と同一行の第2の色画素回路が駆動される場合、信号処理部の選択回路は、第1の信号処理回路を第1の出力信号線に接続し、第2の信号処理回路を第2の出力信号線に接続する。
これと共に、信号処理部の電流源選択回路は、第1の電流源を第1の出力信号線に接続し、第2の電流源を第2の出力信号線に接続する。
電流源選択回路によって、第1の接続ノードが、第1の色画素回路から第1の信号処理回路までの第1の色画素回路の出力信号が伝搬される第1の伝搬経路外の第1の出力信号線上に形成される。
これと共に、第2の接続ノードが、第2の色画素回路から第2の信号処理回路までの第2の色画素回路の出力信号が伝搬される第2の伝搬経路外の第2の出力信号線上に形成される。
第1の色画素回路が第1の出力信号線に出力した出力信号は、第1の伝搬経路を介して第1の信号処理回路に入力される。この第1の信号処理回路は、第1の伝搬経路を介して入力された第1の色画素回路の出力信号を処理する。
そして、第2の色画素回路が第2の出力信号線に出力した出力信号は、第2の伝搬経路を介して第2の信号処理回路に入力される。この第2の信号処理回路は、第2の伝搬経路を介して入力された第2の色画素回路の出力信号を処理する。
本発明によれば、縦筋ノイズやシェーディング等を低減させることができる。
第1実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。 第1実施形態に係る画素回路の一例を示す等価回路図である。 第1実施形態に係る経路選択スイッチを説明するための図である。 第1実施形態に係る画素回路の動作例を示すタイミングチャートである。 第1実施形態に係る選択制御回路の動作例を示すタイミングチャートである。 図1に図示するCMOSイメージセンサの一状態を示す概略構成図である。 図1に図示するCMOSイメージセンサの一状態を示す概略構成図である。 第2実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。 第2実施形態に係る経路選択スイッチおよび電流源選択スイッチを説明するための図である。 第2実施形態に係る選択制御回路の動作例を示すタイミングチャートである。 第3実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。 第3実施形態に係る共有画素回路の一例を示す等価回路図である。 本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサが適用されるカメラの構成例を示す図である。 一般的なCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。 一般的なCMOSイメージセンサの一状態を示す概略構成図である。 一般的なCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。
図1に図示するように、CMOSイメージセンサ(CMOS)1は、画素部10、および画素回路11を有する。
CMOSイメージセンサ1は、行駆動回路(VSCNC)12、選択制御回路(SCTLC)13a、13b、電流源14a、14b、CDS回路(CDS)15a、15b、列駆動回路(HSCNC)16a、16b、およびデータ処理回路(DSP)17を有する。
図1に図示するように、画素部10の第1行目の画素回路11が配列された側には(単に「上段」のように表現する)、選択制御回路13a、電流源14a、CDS回路15a、列駆動回路16a、第1の経路選択スイッチSW1a、第1の電流源選択スイッチSW2aが配置されている。
画素部10の最終行目の画素回路11が配列された側には(単に「下段」のように表現する)、選択制御回路13b、電流源14b、CDS回路15b、列駆動回路16b、第2の経路選択スイッチSW1b、第2の電流源選択スイッチSW2bが配置されている。
このような配置構成を採ることで、CMOSイメージセンサ1は、画素回路11の電荷の読み出し方向を行ごとに変化させ、2系統のCDS回路15a、15bにて信号処理を実行することができる。
なお、選択制御回路13a、13b、電流源14a、14b、およびCDS回路15a、15bによって、本発明の信号処理部が構成されている。本発明の第1の信号処理回路は、CDS回路15aに対応し、本発明の第2の信号処理回路は、CDS回路15bに対応する。選択制御回路13aおよび13bによって、本発明の選択回路および電流源選択回路が構成されている。本発明の第1の電流源は、下段の電流源14bに対応し、本発明の第2の電流源は、上段の電流源14aに対応する。
CMOSイメージセンサ1は、第1の経路選択スイッチSW1a、第2の経路選択スイッチSW1b、第1の電流源選択スイッチSW2a、および第2の電流源選択スイッチSW2bを有する。
以下、CMOSイメージセンサ1の各構成要素について説明する。
画素部10は、入射光を受光する画素領域であって、m(行方向)×n(列方向)個の画素回路11がマトリクス状に配列されている。mおよびnは、正の整数であって、mおよびnの最大値は、たとえば2048である。画素回路11の詳細について、以下に説明する。
各画素回路11には、Gr(緑)、R(赤)、B(青)、およびGb(緑)の何れかのカラーフィルタが被されている。各画素回路11は、ベイヤー型に配列され、各色のカラーフィルタに対応した色を検知する。
第m行第n列目には、Grの画素回路11が配置され、第m行第(n+1)列目には、Rの画素回路11が配置されている。同行において、GrおよびRの画素回路11が交互に配列されている。
なお、本発明の第1の色画素回路は、Grの画素回路11に対応し、本発明の第2の色画素回路は、Rの画素回路11に対応する。
第(m+1)行第n列目には、Bの画素回路11が配置され、第(m+1)行第(n+1)列目には、Gbの画素回路11が配置されている。同行において、BおよびGbの画素回路11が交互に配列されている。
なお、本発明の第3の色画素回路は、Bの画素回路11に対応し、本発明の第4の色画素回路は、Gbの画素回路11に対応する。
第m行目のGr/Rの画素回路11には、駆動信号線DRNL(m)が共通に接続され、第(m+1)行目のB/Gbの画素回路11には、駆動信号線DRNL(m+1)が共通に接続されている。
詳細は後述するが、駆動信号線DRNL(n)は、リセット信号線(n)、転送信号線TRNL(n)、および選択信号線SELL(n)によって構成されている。
第n列目のGrおよびBの画素回路11には、垂直信号線VSL(n)が共通に接続され、第(n+1)列目のRおよびGbの画素回路11には、垂直信号線VSL(n+1)が共通に接続されている。
なお、本発明の第1の出力信号線は、垂直信号線VSL(n)に対応し、本発明の第2の出力信号線は、垂直信号線VSL(n+1)に対応する。
このように配列された各画素回路11は、入射光を光電変換によって電荷(電子)に変換し、その電荷量に応じた電圧信号を接続先の垂直信号線VSLに出力する。各々の画素回路11は、図2に図示する回路構成を採っている。なお、本発明の出力信号は、電圧信号に対応する。
図2は、第1実施形態に係る画素回路の一例を示す等価回路図である。
各画素回路11は、対応するフィルタの色が異なるのみであるため、各画素回路の回路構成は、同一である。図2には、第m行第n列目のGrの画素回路11が例示されている。
図2に図示するように、画素回路11は、たとえばフォトダイオードで形成された光電変換素子111、転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113,増幅トランジスタ114,および選択トランジスタ115を有する。
光電変換素子111は、アノード側が接地(GND)され、カソード側が転送トランジスタ112のソースに接続されている。光電変換素子111は、入射光をその光量に応じて電荷(電子)に光電変換し、その電荷を蓄積する。
各々のトランジスタには、nチャネルのMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が一例として採用され、各々のトランジスタは、次のような接続形態を採っている。
転送トランジスタ112は、光電変換素子111が蓄積した電荷をフローティングディフュージョンFDに転送するために、光電変換素子111のカソード側とフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。転送トランジスタ112のゲートには、転送信号線TRNL(m)が接続されている。
フローティングディフュージョンFDには、転送トランジスタ112のドレイン、リセットトランジスタ113のソース、および増幅トランジスタ114のゲートが接続されている。
リセットトランジスタ113は、フローティングディフュージョンFDの電位を電源電圧VDDにリセットするために、フローティングディフュージョンFDと電源電圧VDDとの間に接続されている。リセットトランジスタ113のゲートには、リセット信号線RSTL(m)が接続されている。
増幅トランジスタ114は、ドレインが電源電圧VDDに、ソースが選択トランジスタ115のドレインに接続されている。増幅トランジスタ114は、フローティングディフュージョンFDの電位を増幅する。
選択トランジスタ115は、増幅トランジスタ114と直列接続となるようにドレインが増幅トランジスタ114のソースに接続され、ソースがノードND1を介して垂直信号線VSL(n)に接続され、ゲートが選択信号線SELL(m)に接続されている。
選択トランジスタ115は、画素回路11の電荷の読み出し時に、選択信号線SELL(m)にハイレベルの選択信号SELが印加される。これにより、選択トランジスタ115は、オン状態となり、増幅トランジスタ114が増幅した電圧は、電圧信号として垂直信号線VSL(n)に出力される。
本発明の第1の電位ノードは、Grの画素回路11のフローティングディフュージョンFDに対応し、本発明の第2の電位ノードは、Rの画素回路11のフローティングディフュージョンFDに対応する。本発明の第1のトランジスタは、Grの画素回路11の増幅トランジスタ114に対応し、本発明の第2のトランジスタは、Bの画素回路11の増幅トランジスタ114に対応する。
図1に図示するように、行駆動回路12は、駆動する行を選択し、駆動信号SDRNを駆動信号線DRNL(m)に印加して同一行の画素回路を駆動する。
選択制御回路13aは、選択信号S1aを選択制御線SCTL1aに印加し、第1の経路選択スイッチSW1aを制御する。第1の経路選択スイッチSW1aは、図3に図示するように形成されている。
図3は、第1実施形態に係る経路選択スイッチを説明するための図である。図3(A)は、第1の経路選択スイッチSW1aの概念図を示し、図3(B)は、第1の経路選択スイッチSW1aの制御方法を示す図である。
図3(A)に図示するように、第1の経路選択スイッチSW1aは、1回路2接点型(単極双投)のスイッチである。端子C0aには、CDS回路15aが接続され、端子C1aには垂直信号線VSL(n)が接続され、端子C2aには垂直信号線VSL(n+1)が接続されている(図1参照)。図3(A)には、端子C0aと端子C1aとの間が短絡された状態が例示されている。
図3(B)に図示するように、選択制御回路13aが、ローレベル(L)の選択信号S1aを選択制御線SCTL1aに印加したとき、端子C0aと端子C1aとの間が短絡される。ローレベルの選択信号S1aが選択制御線SCTL1aに印加されている期間、端子C1aの信号Aが端子C0に出力される。
逆に、選択制御回路13aが、ハイレベル(H)の選択信号S1aを選択制御線SCTL1aに印加したとき、端子C0aと端子C2aとの間が短絡される。ハイレベルの選択信号S1aが選択制御線SCTL1aに印加されている期間、端子C2aの信号Bが端子C0aに出力される。
上述した信号Aは、垂直信号線VSL(n)に印加された電圧信号に対応し、信号Bは、垂直信号線VSL(n+1)に印加された電圧信号に対応している。
選択制御回路13aは、選択信号S2aを選択制御線SCTL2aに印加し、第1の電流源選択スイッチSW2aの選択を制御する。
第1の電流源選択スイッチSW2aは、図3(A)に図示する第1の経路選択スイッチSW1aと同様の1回路2接点型のスイッチである。端子C0cには、上段の電流源14aが接続され、端子C1cには、電流供給ノードNDI1aが接続され、端子C2cには電流供給ノードNDI2aが接続されている。
電流供給ノードNDI1aは、画素部10上段側の垂直信号線VSL(n)に形成され、電流供給ノードNDI2aは、画素部10上段側の垂直信号線VSL(n+1)に形成されている。
第1の電流源選択スイッチSW2aは、図3(B)に図示する第1の経路選択スイッチSW1aと同様に制御される。具体的には、選択制御回路13aが、ローレベルの選択信号S2aを選択制御線SCTL2aに印加したとき、端子C0cと端子C1cとの間が短絡される。選択制御回路13aが、ハイレベルの選択信号S2aを選択制御線SCTL2aに印加したとき、端子C0cと端子C2cとの間が短絡される。
選択制御回路13bは、選択信号S1bを選択制御線SCTL1bに印加し、第2の経路選択スイッチSW1bを制御する。
第2の経路選択スイッチSW1bは、図3(A)に図示する第1の経路選択スイッチSW1aと同様の1回路2接点型のスイッチである。端子C0bには、下段のCDS回路15bが接続され、端子C1bには、垂直信号線VSL(n)が接続され、端子C2bには、垂直信号線VSL(n+1)が接続されている。
経路選択スイッチSW1bは、図3(B)に図示する第1の経路選択スイッチSW1aと同様に制御される。具体的には、選択制御回路13bが、ローレベルの選択信号S1bを選択制御線SCTL1bに印加したとき、端子C0bと端子C1bとの間が短絡される。選択制御回路13bが、ハイレベルの選択信号S1bを選択制御線SCTL1bに印加したとき、端子C0bと端子C2bとの間が短絡される。
選択制御回路13bは、選択信号S2bを選択制御線SCTL2bに印加し、第2の電流源選択スイッチSW2bを制御する。
第2の電流源選択スイッチSW2bは、図3(A)に図示する第1の経路選択スイッチSW1aと同様の1回路2接点型のスイッチである。端子C0dには、下段の電流源14bが接続され、端子C1dには、電流供給ノードNDI1bが接続され、端子C2dには電流供給ノードNDI2bが接続されている。
電流供給ノードNDI1bは、画素部10下段側の垂直信号線VSL(n)に形成され、電流供給ノードNDI2bは、画素部10の下方の垂直信号線VSL(n+1)に形成されている。
第2の電流源選択スイッチSW2bは、図3(B)に図示する第1の経路選択スイッチSW1aと同様に制御される。具体的には、選択制御回路13bが、ローレベルの選択信号S2bを選択制御線SCTL2bに印加したとき、端子C0dと端子C1dとの間が短絡される。選択制御回路13bが、ハイレベルの選択信号S2bを選択制御線SCTL2bに印加したとき、端子C0dと端子C2dとの間が短絡される。
上段の電流源14aは、画素部10上段側に配置され、垂直信号線VSL(n)または垂直信号線VSL(n+1)の何れかに接続される。上段の電流源14aは、RおよびBの画素回路11の増幅トランジスタ114からグラウンド(接地電位GND)へバイアス電流を流す。
下段の電流源14bは、画素部10下段側に配置され、垂直信号線VSL(n)または垂直信号線VSL(n+1)の何れかに接続される。下段の電流源14bは、GrおよびGbの画素回路11の増幅トランジスタ114からグラウンドへバイアス電流を流す。
CDS回路15aは、GrおよびGbの画素回路11が出力した電圧信号に対して、相関二重サンプリング(CDS:Correlated Double Sampling)の処理を施す。このとき、CDS回路15aは、後述する選択期間T(図4参照)において、電圧信号を2回感知し、2つの電圧信号の差分(電荷量の差分)から固定パターンノイズ等を除去する。CDS回路15aは、処理データをバスBUSL1を介してデータ処理回路17に出力する。
CDS回路15bも、CDS回路15aと同様に、RおよびBの画素回路11が出力した電圧信号に対して、相関二重サンプリングの処理を施し、処理データをバスBUSL2を介してデータ処理回路17に出力する。
列駆動回路16aは、たとえばシフトレジスタ等によって構成され、不図示のクロック信号に同期して、上段のCDS回路15aを順次選択する。列駆動回路16bも、列駆動回路16aと同様に構成され、不図示のクロック信号に同期して、下段のCDS回路15bを順次選択する。
データ処理回路17は、CDS回路15a、15bから入力されたデータに対して、アダログ/デジタル(A/D)変換や増幅などのデータ処理を施し、処理後のデータを出力データSOUTとして、CMOSイメージセンサ1外部の画像処理回路22(図13参照)に出力する。
CMOSイメージセンサ1の動作について説明する。初めに、図2に図示する第m行第n列目の画素回路11の動作を図4に関連付けて説明する。
図4は、第1実施形態に係る画素回路の動作例を示すタイミングチャートである。図4(A)はリセット信号SRSTを示し、図4(B)は転送信号STRNを示し、図4(C)は選択信号SSELを示している。
行駆動回路12が、第m行目のGr/Rの画素回路11を駆動するものとする。初めに、第m行目のGr/Rの画素回路11に対してリセット(電子シャッタ)が実行される。
時刻t1において、行駆動回路12は、パルス状(ハイレベル)のリセット信号SRSTをリセット信号線RSTL(m)に供給すると同時に(図4(A)参照)、パルス状の転送信号STRNを転送信号線TRNL(m)に供給する(図4(B)参照)。
転送トランジスタ112およびリセットトランジスタ113は、パルス幅の期間、同時にオン状態となる。光電変換素子111に蓄積されている電荷が、フローティングディフュージョンFDに転送され、光電変換素子111に蓄積された電荷が、電源電圧VDDに排出されると共に、フローティングディフュージョンFDの電位が、電源電圧VDDにリセットされる。
リセット後、画素回路11の光電変換素子111は、電荷の蓄積を開始し、電荷を蓄積する。画素回路11が電荷を蓄積する期間は、電荷蓄積時間Δtで示される期間である。
時刻t2において、行駆動回路12は、パルス状のリセット信号SRSTをリセット信号線RSTL(m)に供給する(図4(A)参照)。これにより、フローティングディフュージョンFDの電位が一旦、電源電圧VDDにリセットされる。
時刻t2において、行駆動回路12は、ハイレベルの選択信号SSELを電荷の読み出し動作が終了する時刻t6まで選択信号線SELL(m)に供給する(図4(C)参照)。これにより、画素回路11の選択トランジスタ115は、同一行の画素回路11の電荷の読み出し動作が終了するまでオン状態が保持される。
時刻t3において、電圧信号が垂直信号線VSL(n)を介して、CDS回路15aに出力される。詳細については後述するが、このとき、第1の経路選択スイッチSW1aの端子C0aと端子C1aは、短絡されている(図1参照)。
転送トランジスタ112がオフの状態に保持されているため、CDS回路15aは、電荷蓄積中の電圧信号を感知する。
時刻t4において、行駆動回路12は、パルス状の転送信号STRNを転送信号線TRNL(m)に供給する(図4(B)参照)。
パルス幅の期間、転送トランジスタ112がオン状態となる。このとき、リセットトランジスタ113は、オフ状態に保持されているため、光電変換素子111に蓄積されている電荷がフローティングディフュージョンFDに転送される。
詳細については後述するが、第2の電流源選択スイッチSW2bの端子C0dと端子C1dとが短絡されているため、増幅トランジスタ114と下段の電流源14bとによって、ソースフォロワ回路が形成されている。
フローティングディフュージョンFDの電位は、増幅トランジスタ114によって増幅される。この増幅された電圧信号は、ソースフォロワ回路によって、選択トランジスタ115を介して垂直信号線VSL(n)に出力される(時刻t4〜t6)。
上述した電圧信号が垂直信号線VSL(n)に出力される期間は、電荷読み出し期間Δts(時刻t3〜t6)と定義され、リセットの開始(時刻t1)から画素回路11の電荷の読み出しが終了(時刻t6)までの期間は、画素回路の選択期間Tと定義される。
次に、図1に図示するCMOSイメージセンサ1の動作を図5に関連付けて説明する。
図5は、第1実施形態に係る選択制御回路の動作例を示すタイミングチャートである。
図5(A)は選択信号S1aを示し、図5(B)は選択信号S2aを示し、図5(C)は選択信号S2bを示し、図5(D)は選択信号S1bを示している。
図5に図示するように、行駆動回路12がGrの画素回路11(第m行、第n列目)、およびRの画素回路11(第m行、第(n+1)列目)を駆動する場合、選択制御回路13a、13bは、選択期間T1に次の動作を行う。
選択制御回路13aは、ローレベルの選択信号S1aを選択制御線SCTL1aに印加し(図5(A)参照)、ハイレベルの選択信号S2aを選択制御線SCTL2aに印加する(図5(B)参照)。
選択制御回路13bは、ローレベルの選択信号S2bを選択制御線SCTL2bに印加し(図5(C)参照)、ハイレベルの選択信号S1bを選択制御線SCTL1bに印加する(図5(D)参照)。
その結果、第1の経路選択スイッチSW1aの端子C0aと端子C1aとの間が短絡され、第2の経路選択スイッチSW1bの端子C0bと端子C2bとの間が短絡される。
第1の電流源選択スイッチSW2aの端子C0cと端子C2cとの間が短絡され、第2の電流源選択スイッチSW2bの端子C0dと端子C1dとの間が短絡される。
図6は、図1に図示するCMOSイメージセンサの一状態を示す概略構成図である。説明の便宜を図るため、図6には、CMOSイメージセンサ1の一部のみが図示されている。
図6に図示するように、上述した選択制御回路13a、13bの制御によって、垂直信号線VSL(n)は、上段のCDS回路15aに接続され、垂直信号線VSL(n+1)は、下段のCDS回路15bに接続されている。
このとき、Grの画素回路11の増幅トランジスタ114と下段の電流源14bとによって、(第1の)ソースフォロワ回路が形成されている。
このため、下段の電流源14bによるバイアス電流Iaは、Grの画素回路11の増幅トランジスタ114からノードND1を介し、電流供給ノードNDI1bを経てグラウンドへ流れる(図6の破線矢印を参照)。なお、本発明の第1の接続ノードは、電流供給ノードNDI1bに対応する。
Grの画素回路11が出力した電圧信号SGrは、ノードND1から垂直信号線VSL(n)上を伝搬し、端子C1a、C0aを介して上段のCDS回路15aに入力される(図6の実線矢印を参照)。この電圧信号SGrの伝搬経路を第1の伝搬経路Grと定義するものとする。
換言すれば、第1の伝搬経路Gr上には電流源(すなわち、本発明の第1の接続ノード)が存在しないため、第1の伝搬経路Grには電流が流れない。したがって、第1の伝搬経路Grでは、電圧降下が発生せず、第1の伝搬経路Grが同電位に保持される。
さらに、Rの画素回路11の増幅トランジスタ114と上段の電流源14aとによって、(第2の)ソースフォロワ回路が形成されている。
このため、上段の電流源14aによるバイアス電流Ibは、Rの画素回路11の増幅トランジスタ114からノードND2を介し、電流供給ノードNDI2aを経てグラウンドへ流れる(図6の破線矢印を参照)。なお、本発明の第2の接続ノードは、電流供給ノードNDI2aに対応する。
Rの画素回路11が出力した電圧信号SRは、ノードND2から垂直信号線VSL(n+1)上を伝搬し、端子C2b、C0bを介して下段のCDS回路15bに入力される(図6の実線矢印を参照)。この電圧信号SRの伝搬経路を第2の伝搬経路Rと定義するものとする。
換言すれば、第1の伝搬経路Grと同様に、第2の伝搬経路R上には電流源(すなわち、本発明の第2の接続ノード)が存在しないため、第2の伝搬経路Rには電流が流れない。したがって、第2の伝搬経路Rでは、電圧降下が発生せず、第2の伝搬経路Rが同電位に保持される。
その後、上段の列駆動回路16aは、不図示のクロック信号に同期して、上段のCDS回路15aを順次選択する。上段のCDS回路15aは、Grの画素回路11が出力した電圧信号SGrに対して、相関二重サンプリングの処理を施し、処理データをバスBUSL1を介してデータ処理回路17に出力する。
下段の列駆動回路16bも、上段の列駆動回路16aと同様に、下段のCDS回路15bを順次選択する。下段のCDS回路15bは、Rの画素回路11が出力した電圧信号SRに対して、相関二重サンプリングの処理を施し、処理データをバスBUSL2を介してデータ処理回路17に出力する。
データ処理回路17は、CDS回路15a、15bから入力されたデータに対して、アダログ/デジタル変換や増幅などのデータ処理を施す。
次に、図5に図示するように、行駆動回路12が第(m+1)行目におけるB/Gbの画素回路11を駆動する場合、選択制御回路13a、13bは、選択期間T2に次の動作を行う。
選択制御回路13aは、ハイレベルの選択信号S1aを選択制御線SCTL1aに印加し(図5(A)参照)、ローレベルの選択信号S2aを選択制御線SCTL2aに印加する(図5(B)参照)。
選択制御回路13bは、ハイレベルの選択信号S2bを選択制御線SCTL2bに印加し(図5(C)参照)、ローレベルの選択信号S1bを選択制御線SCTL1bに印加する(図5(D)参照)。
その結果、第1の経路選択スイッチSW1aの端子C0aと端子C2aとの間が短絡され、第2の経路選択スイッチSW1bの端子C0bと端子C1bとの間が短絡される。
第1の電流源選択スイッチSW2aの端子C0cと端子C1cとの間が短絡され、第2の電流源選択スイッチSW2bの端子C0dと端子C2dとの間が短絡される。
図7は、図1に図示するCMOSイメージセンサの一状態を示す概略構成図である。説明の便宜を図るため、図7には、CMOSイメージセンサ1の一部のみが図示されている。
図7に図示するように、上述した選択制御回路13a、13bの制御によって、垂直信号線VSL(n)は、下段のCDS回路15bに接続され、垂直信号線VSL(n+1)は、上段のCDS回路15aに接続されている。
このとき、Bの画素回路11の増幅トランジスタ114と上段の電流源14aとによって、ソースフォロワ回路が形成されている。
このため、上段の電流源14aによるバイアス電流Iaは、Bの画素回路11の増幅トランジスタ114からノードND3を介し、電流供給ノードNDI1aを経てグラウンドへ流れる(図7の破線矢印を参照)。
Bの画素回路11が出力した電圧信号SBは、ノードND3から垂直信号線VSL(n)上を伝搬し、端子C1b、C0bを介して下段のCDS回路15bに入力される。この電圧信号SBの伝搬経路を第3の伝搬経路Bと定義するものとする。
換言すれば、第3の伝搬経路B上には電流源が存在しないため、第3の伝搬経路Bには電流が流れない。したがって、第3の伝搬経路Bでは、電圧降下が発生せず、第3の伝搬経路Bが同電位に保持される。
さらに、Gbの画素回路11の増幅トランジスタ114と下段の電流源14bとによって、ソースフォロワ回路が形成されている。
このため、下段の電流源14bによるバイアス電流Ibは、Gbの画素回路11の増幅トランジスタ114からノードND4を介し、電流供給ノードNDI2bを経てグラウンドへ流れる(図の破線矢印を参照)。
Gbの画素回路11が出力した電圧信号SGbは、ノードND4から垂直信号線VSL(n+1)上を伝搬し、端子C2a、C0aを介して上段のCDS回路15aに入力される。この電圧信号SGbの伝搬経路を第4の伝搬経路Gbと定義するものとする。
換言すれば、第4の伝搬経路Gb上には電流源が存在しないため、第4の伝搬経路Gbには電流が流れない。したがって、第4の伝搬経路Gbでは、電圧降下が発生せず、第4の伝搬経路Gbが同電位に保持される。
その後、上段のCDS回路15aは、Gbの画素回路11が出力した電圧信号SGbを処理し、下段のCDS回路15bは、Bの画素回路11が出力した電圧信号SBを処理する。
上述したように、何れの伝搬経路も同電位に保持されているため、画素回路の駆動行が第m行から第(m+1)行に移行しても、上段のCDS回路15aに入力される電圧信号SGr、SGbの入力動作点は一定となる。下段のCDS回路15bに入力される電圧信号SB、SRの入力動作点も一定となる。
本実施形態に係るCMOSイメージセンサによれば、上段および下段のCDS回路15a、15bの入力動作点が一定となるため、CDS回路に起因する縦筋ノイズやシェーディング等の発生を抑制することができる。
画素回路を行毎にずらして配列する必要がないため、画素回路の集積化を図ることができ、CDS回路の低電圧化が容易となる。
(第2実施形態)
第2実施形態について説明する。第2実施形態に係るCMOSイメージセンサは、上段の選択制御回路13aのみを使用して、第1および第2の経路選択スイッチSW1a、SW1b、第1および第2の電流源選択スイッチSW2a、SW2bを制御するものである。以下、第1実施形態と異なる点について、説明する。
図8は、第2実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。
図8に図示するように、CMOSイメージセンサ1aにおいて、上段の選択制御回路13aは、選択信号Sを選択制御線SCTL1aに印加し、第1および第2の経路選択スイッチSW1a、SW1b、第1および第2の電流源選択スイッチSW2a、SW2bを制御する。
各々のスイッチは、図9に図示するように構成されている。
図9は、第2実施形態に係る経路選択スイッチおよび電流源選択スイッチを説明するための図である。
図9(A)は、各々のスイッチSW1a、SW1b、SW2a、SW2bの概念図を示す。図9(A)には、第1の経路選択スイッチSW1aが例示されている。
図9(B)は、第1の経路選択スイッチSW1aおよび第2の電流源選択スイッチSW2bの制御方法を示し、図9(C)は、第2の経路選択スイッチSW1bおよび第1の電流源選択スイッチSW2aの制御方法を示す図である。
図9(A)に図示するように、各々のスイッチSW1a、SW1b、SW2a、SW2bは、図3に図示するものと同様の1回路2接点型のスイッチである。
ただし、第1の経路選択スイッチSW1aおよび第2の電流源選択スイッチSW2bと、第2の経路選択スイッチSW1bおよび第1の電流源選択スイッチSW2aとでは、動作が異なる。
始めに、第1の経路選択スイッチSW1aおよび第2の電流源選択スイッチSW2bについて説明する。
図9(B)に図示するように、選択制御回路13aが、ローレベルの選択信号Sを選択制御線SCTL1aに印加したとき、第1の経路選択スイッチSW1aの端子C0aと端子C1aとの間が短絡され、第2の電流源選択スイッチSW2bの端子C0dと端子C1dとの間が短絡される。
逆に、選択制御回路13aが、ハイレベルの選択信号を選択制御線SCTL1aに印加したとき、第1の経路選択スイッチSW1aの端子C0aと端子C2aとの間が短絡され、第2の電流源選択スイッチSW2bの端子C0dと端子C2dとの間が短絡される。
次に、第2の経路選択スイッチSW1bおよび第1の電流源選択スイッチSW2aについて説明する。
図9(C)に図示するように、選択制御回路13aが、ローレベルの選択信号Sを選択制御線SCTL1aに印加したとき、第2の経路選択スイッチSW1bの端子C0bと端子C2bとの間が短絡され、第1の電流源選択スイッチSW2aの端子C0cと端子C2cとの間が短絡される。
逆に、選択制御回路13aが、ハイレベルの選択信号S1aを選択制御線SCTL1aに印加したとき、第2の経路選択スイッチSW1bの端子C0bと端子C1bとの間が短絡され、第1の電流源選択スイッチSW2aの端子C0cと端子C1cとの間が短絡される。
上述した各々のスイッチを採用したCMOSイメージセンサ1aにおいて、選択制御回路13aは、各選択期間T1、T2に次の動作を行う。
図10は、第2実施形態に係る選択制御回路の動作例を示すタイミングチャートである。
図10に図示するように、行駆動回路12がGrの画素回路11(第m行、第n列目)、およびRの画素回路11(第m行、第(n+1)列目)を駆動する場合、選択制御回路13aは、ローレベルの選択信号Sを選択制御線SCTL1aに印加する。
これにより、CMOSイメージセンサ1aは、図6に示す状態となる。
すなわち、選択制御回路13aの制御によって、垂直信号線VSL(n)は、上段のCDS回路15aに接続され、垂直信号線VSL(n+1)は、下段のCDS回路15bに接続されている。
このとき、Grの画素回路11の増幅トランジスタ114と下段の電流源14bとによって、ソースフォロワ回路が形成されている。Rの画素回路11の増幅トランジスタ114と上段の電流源14aとによって、ソースフォロワ回路が形成されている。
したがって、第1の伝搬経路Grおよび第2の伝搬経路Rには電流が流れず、伝搬経路Gr、Rは同電位に保持される。
行駆動回路12がBの画素回路11(第(m+1)行、第n列目)、およびGbの画素回路11(第(m+1)行、第(n+1)列目)を駆動する場合、選択制御回路13aは、ハイレベルの選択信号Sを選択制御線SCTL1aに印加する。
これにより、CMOSイメージセンサ1aは、図7に示す状態となる。
すなわち、選択制御回路13aの制御によって、垂直信号線VSL(n)は、下段のCDS回路15bに接続され、垂直信号線VSL(n+1)は、上段のCDS回路15aに接続されている。
このとき、Bの画素回路11の増幅トランジスタ114と上段の電流源14aとによって、ソースフォロワ回路が形成されている。Gbの画素回路11の増幅トランジスタ114と下段の電流源14bとによって、ソースフォロワ回路が形成されている。
したがって、第3の伝搬経路Bおよび第4の伝搬経路Gbには電流が流れず、伝搬経路B、Gbは同電位に保持される。
その結果、第1実施形態と同様に、画素回路11の駆動行が第m行から第(m+1)行に移行しても、上段のCDS回路15aに入力される電圧信号SGr、SGbの入力動作点が一定となる。下段のCDS回路15bに入力される電圧信号SR、SBの入力動作点も一定となる。
詳細に説明したように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサによれば、上段の選択制御回路13aのみを使用して、各々のスイッチSW1a、SW1b、SW2a、SW2bを制御するため、CMOSイメージセンサのレイアウト面積を小さくすることができる。
上述の効果に加え、CDS回路に起因する縦筋ノイズやシェーディング等の発生を抑制することができるばかりでなく、画素回路を行毎にずらして配列する必要がないため、画素回路の集積化を図ることができ、CDS回路の低電圧化が容易となる。
(第3実施形態)
第3実施形態について説明する。第3実施形態に係るCMOSイメージセンサは、列方向に配列された4つの画素回路が一の出力ノードを共有する場合のものである。
図11は、第3実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略構成図である。
図11に図示するように、CMOSイメージセンサ1bの画素部10aにおいて、第n列目のGrおよびBの画素回路11で構成される4つの画素回路は、一つのノードND1を共有し、第(n+1)列目のRおよびGbの画素回路11で構成される4つの画素回路は、一つのノードND2を共有している。このような構成の画素回路は、共有画素回路と称される。
なお、第n列目のGrおよびBの画素回路11で構成される4つの画素回路は、本発明の第1の画素回路群に対応し、第(n+1)列目のRおよびGbの画素回路11で構成される4つの画素回路は、本発明の第2の画素回路群に対応する。ノードND1は、本発明の第1の共有ノードに対応し、ノードND2は、本発明の第2の共有ノードに対応する。
図12は、第3実施形態に係る共有画素回路の一例を示す等価回路図である。図12は、第n列目の4つの画素回路11のみを図示している。
図12に図示するように、列方向の4つの画素回路11は、フローティングディフュージョンFD,リセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115を共有している。
より具体的には、列方向の各々の光電変換素子111は、アノード側が接地(GND)され、カソード側が各々の転送トランジスタ112のソースに接続されている。
フローティングディフュージョンFDには、列方向の4つの転送トランジスタ112のドレインが共通に接続され、一のリセットトランジスタ113のソース、および一の増幅トランジスタ114のゲートが接続されている。
図12に図示する共有画素回路であっても、第1実施形態等同様に、選択制御回路13a、13bが、第1および第2の経路選択スイッチSW1a、SW1b、第1および第2の電流源選択スイッチSW2a、SW2bの選択を制御すればよい。
その結果、第1実施形態と同様に、画素回路の駆動行が次の駆動行に移行しても、上段のCDS回路15aに入力される電圧信号の入力動作点が一定となる。下段のCDS回路15bに入力される電圧信号の入力動作点も一定となる。
以上、詳細に説明したように、共有方式の画素回路であっても、本発明を適用することができる。
上述の効果に加え、CDS回路に起因する縦筋ノイズやシェーディング等の発生を抑制することができるばかりでなく、画素回路を行毎にずらして配列する必要がないため、画素回路の集積化を図ることができ、CDS回路の低電圧化が容易となる。
第3実施形態では、選択制御回路13a、13bが、第1の実施形態と同様の方法にて、各々のスイッチSW1a、SW1b、SW2a、SW2bを制御したが、第2の実施形態の方法を採用し、選択制御回路13aがこれらのスイッチを制御するようにすることもできる。
なお、本発明の実施形態において、CDS回路の換わりにA/D変換器を用いることができる。
本発明の撮像素子としてのCMOSイメージセンサは、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像デバイスとして適用することができる。以下、CMOSイメージセンサ1を撮像デバイスとして適用させた場合について説明する。
図13は、本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサが適用されるカメラの構成例を示す図である。
カメラ2は、図13に示すように、CMOSイメージセンサ1、このCMOSイメージセンサ1の画素領域(画素部10)に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、およびCMOSイメージセンサ1の出力データSOUTを処理する画像処理回路22を有する。光学系は、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ21で構成されている。
画像処理回路22は、CMOSイメージセンサ1の出力データSOUTに対して、カラー補間、γ補正、RGB変換処理、YUV変換処理等の画像処理を施す。
画像処理回路22で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。画像処理回路22で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニタに動画として映し出される。
上述したように、カメラ等にCMOSイメージセンサを搭載することで、シェーディング等のノイズを低減させるだけではなく、画素の高速な読み出しを実行することができるカメラを実現することができる。
1…CMOSイメージセンサ、2…カメラ、10…画素部、11…画素回路、12…行駆動回路、13a、13b…選択制御回路、14a、14b…電流源、15a、15b…CDS回路、16a、16b…列駆動回路、17…データ処理回路、21…レンズ、22…画像処理回路、111…光電変換素子、112…転送トランジスタ、113…リセットトランジスタ、114…増幅トランジスタ、115…選択トランジスタ、DRNL…駆動信号線、FD…フローティングディフュージョン、ND1〜ND4…ノード、RSTL…リセット信号線、SELL…選択信号線、SW1a…第1の経路選択スイッチ、SW1b…第2の経路選択スイッチ、SW2a…第1の電流源選択スイッチ、SW2b…第2の電流源選択スイッチ、VSL…垂直信号線

Claims (6)

  1. 複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部から読み出した出力信号を処理する信号処理部と
    を有し、
    上記画素部は、
    第1の出力信号線と、
    上記第1の出力信号線に接続された少なくとも一の第1の色画素回路と、
    第2の出力信号線と、
    上記第1の色画素回路の行方向に隣接し、上記第2の出力信号線に接続された少なくとも一の第2の色画素回路と
    を有し、
    上記信号処理部は、
    上記第1の出力信号線または上記第2の出力信号線に選択的に接続され、上記第1の色画素回路の出力信号を処理する第1の信号処理回路と、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第1の信号処理回路が接続された出力信号線と異なる出力信号線に選択的に接続され、上記第2の色画素回路の出力信号を処理する第2の信号処理回路と、
    上記第1の信号処理回路に接続すべき出力信号線および上記第2の信号処理回路に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する選択回路と、
    上記第1の出力信号線または上記第2の出力信号線に選択的に接続される第1の電流源と、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第1の電流源が接続された出力信号線と異なる出力信号線に選択的に接続される第2の電流源と、
    上記第1の電流源に接続すべき出力信号線および上記第2の電流源に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する電流源選択回路と、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記電流源選択回路によって上記第1の電流源が接続された何れかの出力信号線上に形成される第1の接続ノードと、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記電流源選択回路によって上記第2の電流源が接続された何れかの出力信号線上に形成される第2の接続ノードと
    を有し、
    上記第1の接続ノードは、
    上記第1の色画素回路から上記第1の信号処理回路までの上記第1の色画素回路の出力信号が伝搬される第1の伝搬経路外の上記第1の出力信号線上に形成され、
    上記第2の接続ノードは、
    上記第2の色画素回路から上記第2の信号処理回路までの上記第2の色画素回路の出力信号が伝搬される第2の伝搬経路外の上記第2の出力信号線上に形成され、
    上記選択回路は、
    上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の信号処理回路を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の信号処理回路を上記第2の出力信号線に接続し、
    上記電流源選択回路は、
    上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の電流源を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の電流源を上記第2の出力信号線に接続する
    撮像素子。
  2. 上記第1の色画素回路は、
    光電変換した電荷が供給される第1の電位ノードの電位を増幅し、増幅した当該第1の電位ノードの電位を出力信号として上記第1の出力信号線に出力する第1のトランジスタを有し、
    上記第2の色画素回路は、
    光電変換した電荷が供給される第2の電位ノードの電位を増幅し、増幅した当該第2の電位ノードの電位を出力信号として上記第2の出力信号線に出力する第2のトランジスタを有し、
    上記第1の電流源は、
    上記第1の色画素回路の上記第1のトランジスタと共に第1のソースフォロワ回路を形成し、
    上記第2の電流源は、
    上記第2の色画素回路の上記第2のトランジスタと共に第2のソースフォロワ回路を形成する
    請求項1記載の撮像素子。
  3. 上記画素部は、
    上記第1の出力信号線に接続された第3の色画素回路と、
    上記第3の色画素回路の行方向に隣接し、上記第2の出力信号線に接続された第4の色画素回路と
    を有し、
    上記第1の信号処理回路は、
    上記第1の色画素回路の出力信号および上記第4の色画素回路の出力信号を処理し、
    上記第2の信号処理回路は、
    上記第2の色画素回路の出力信号および上記第3の色画素回路の出力信号を処理し、
    上記選択回路は、
    上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の信号処理回路を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の信号処理回路を上記第2の出力信号線に接続し、
    上記第3の色画素回路および上記第4の色画素回路が駆動される場合、上記第1の信号処理回路を上記第2の出力信号線に接続し、上記第2の信号処理回路を上記第1の出力信号線に接続し、
    上記電流源選択回路は、
    上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の電流源を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の電流源を上記第2の出力信号線に接続し、
    上記第3の色画素回路および上記第4の色画素回路が駆動される場合、上記第1の電流源を上記第2の出力信号線に接続し、上記第2の電流源を上記第1の出力信号線に接続する
    請求項2記載の撮像素子。
  4. 上記第1の色画素回路および上記第3の色画素回路の内、少なくともいずれか一方を含む列方向の複数の画素回路によって形成された第1の画素回路群と、
    上記第2の色画素回路および上記第4の色画素回路の内、少なくともいずれか一方を含む列方向の複数の画素回路によって形成された第2の画素回路群と、
    上記第1の出力信号線上に形成された第1の共有ノードと、
    上記第2の出力信号線上に形成された第2の共有ノードと
    を有し、
    上記第1の画素回路群を形成する各々の画素回路は、各々の出力信号を上記第1の共有ノードに出力し、
    上記第2の画素回路群を形成する各々の画素回路は、各々の出力信号を上記第2の共有ノードに出力する
    請求項3記載の撮像素子。
  5. 複数の画素回路が行列状に配列された画素部から読み出した出力信号を処理するステップを有し、
    上記ステップにおいて、
    第1の色画素回路の出力信号を処理する第1の信号処理回路に接続すべき出力信号線および第2の色画素回路の出力信号を処理する第2の信号処理回路に接続すべき出力信号線を、少なくとも一の当該第1の色画素回路が接続された第1の出力信号線および当該第1の色画素回路の行方向に隣接し、少なくとも一の当該第2の色画素回路が接続された第2の出力信号線の内から選択する第1のステップと、
    第1の電流源に接続すべき出力信号線および第2の電流源に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する第2のステップと、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第2のステップによって上記第1の電流源が接続された何れかの出力信号線上に第1の接続ノードが形成される第3のステップと、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第2のステップによって上記第2の電流源が接続された何れかの出力信号線上に第2の接続ノードが形成される第4のステップと、
    上記第1の信号処理回路に入力された上記第1の画素回路の出力信号を処理する第5のステップと、
    上記第2の信号処理回路に入力された上記第2の画素回路の出力信号を処理する第6のステップと、
    を有し、
    上記第1のステップにおいては、
    上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の信号処理回路を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の信号処理回路を上記第2の出力信号線に接続し、
    上記第2のステップにおいては、
    上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の電流源を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の電流源を上記第2の出力信号線に接続する
    撮像素子の制御方法。
  6. 撮像素子と、
    上記撮像素子の画素領域に対して入射光を導く光学系と、
    上記撮像素子が出力した出力信号に画像処理を施す画像処理回路と
    を有し、
    上記撮像素子は、
    複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部から読み出した出力信号を処理する信号処理部と
    を有し、
    上記画素部は、
    第1の出力信号線と、
    上記第1の出力信号線に接続された少なくとも一の第1の色画素回路と、
    第2の出力信号線と、
    上記第1の色画素回路の行方向に隣接し、上記第2の出力信号線に接続された少なくとも一の第2の色画素回路と
    を有し、
    上記信号処理部は、
    上記第1の出力信号線または上記第2の出力信号線に選択的に接続され、上記第1の色画素回路の出力信号を処理する第1の信号処理回路と、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第1の信号処理回路が接続された出力信号線と異なる出力信号線に選択的に接続され、上記第2の色画素回路の出力信号を処理する第2の信号処理回路と、
    上記第1の信号処理回路に接続すべき出力信号線および上記第2の信号処理回路に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する選択回路と、
    上記第1の出力信号線または上記第2の出力信号線に選択的に接続される第1の電流源と、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記第1の電流源が接続された出力信号線と異なる出力信号線に選択的に接続される第2の電流源と、
    上記第1の電流源に接続すべき出力信号線および上記第2の電流源に接続すべき出力信号線を上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内から選択する電流源選択回路と、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記電流源選択回路によって上記第1の電流源が接続された何れかの出力信号線上に形成される第1の接続ノードと、
    上記第1の出力信号線および上記第2の出力信号線の内、上記電流源選択回路によって上記第2の電流源が接続された何れかの出力信号線上に形成される第2の接続ノードと
    を有し、
    上記第1の接続ノードは、
    上記第1の色画素回路から上記第1の信号処理回路までの上記第1の色画素回路の出力信号が伝搬される第1の伝搬経路外の上記第1の出力信号線上に形成され、
    上記第2の接続ノードは、
    上記第2の色画素回路から上記第2の信号処理回路までの上記第2の色画素回路の出力信号が伝搬される第2の伝搬経路外の上記第2の出力信号線上に形成され、
    上記選択回路は、
    上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の信号処理回路を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の信号処理回路を上記第2の出力信号線に接続し、
    上記電流源選択回路は、
    上記第1の色画素回路および上記第2の色画素回路が駆動される場合、上記第1の電流源を上記第1の出力信号線に接続し、上記第2の電流源を上記第2の出力信号線に接続する
    カメラ。
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