JP2013243781A - 撮像素子およびその制御方法並びにカメラ - Google Patents

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孝政 和田
Takayuki Toyama
隆之 遠山
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Abstract

【課題】フォーカルプレーン現象を緩和し、画素の読み出しの高速化を図ることができる撮像素子およびその制御方法並びにカメラを提供する。
【解決手段】複数の垂直信号線VSLと、複数の画素回路11が行列状に配列された画素部10と、画素部10の複数の画素回路11が列単位でグループ毎に異なる垂直信号線VSLに接続され、グループ分けされた複数の画素回路11が接続された垂直信号線VSLに出力した電圧信号を処理するカラム回路13a、13bとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の撮像素子およびその制御方法並びにカメラに関するものである。
近年では、CMOSイメージセンサの多画素化や受光面積の大型化が進んでいる。一般的なX−Yアドレス型のイメージセンサでは、画素部に複数の画素回路がマトリクス状に配列されている。各々の画素回路には、列毎に垂直信号線が接続されている。
この垂直信号線には寄生抵抗および寄生容量が存在するため、これらの値が大きい場合には、画素の読み出し時間が増大する。その結果、行毎の画素の読み出し時間のズレや電荷蓄積時間のズレが生じ、フォーカルプレーン現象が発生しやすくなる。フォーカルプレーン現象は、撮像画像に歪みが生じる現象であり、アフィン変換等では、撮像画像の歪みを補正することが困難である。
このような現象を低減させるため、垂直信号線の幅を太くして寄生抵抗を低減させる対策や、垂直信号線の配線ピッチを大きくとって寄生容量を低減させる対策が行われてきた。画素回路間のピッチを変更して、垂直信号線の寄生抵抗および寄生容量を低減させる対策を講じることも可能であるが、画素の特性が犠牲になるという欠点がある。
そこで、画素領域を2つの領域に分割し、画素領域内で垂直信号線を電気的に分断することで、垂直信号線の寄生抵抗および寄生容量の低減を図ったCMOSイメージセンサが提案されている(特許文献1)。
特許文献1が開示するCMOSイメージセンサは、センスアンプリファイア(単に「センスアンプ」と表記する)型と称される。画素回路が蓄積した電荷は、電圧信号として増幅されることなく垂直信号線に出力され、センスアンプが垂直信号線に伝搬された電圧信号のレベルの変化を読み取る。
特表2004−530286号公報
特許文献1が開示するCMOSイメージセンサは、垂直信号線の寄生抵抗等を低減させることによってKTCノイズを低減させることができるにすぎない。したがって、行毎の画素の読み出し時間のズレや電荷蓄積時間のズレに起因するフォーカルプレーン現象を緩和することが困難である。
更に、特許文献1が開示するCMOSイメージセンサは、画素の読み出しの高速化を図ることまで考慮されていない。
本発明は、フォーカルプレーン現象を緩和し、画素の読み出しの高速化を図ることができる撮像装置およびその制御方法並びにカメラを提供することにある。
本発明の撮像素子は、複数の読み出し信号線と、複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、上記画素部の上記複数の画素回路が列単位でグループ毎に異なる上記読み出し信号線に接続され、グループ分けされた複数の画素回路が接続された読み出し信号線に出力した読み出し信号を処理する処理部とを有する。
好適には、上記画素部は、第1の画素領域と第2の画素領域とに分割され、上記複数の画素回路は、上記第1の画素領域の複数の画素回路と上記第2の画素領域の複数の画素回路とによって列単位でグループ分けされている。
好適には、本発明の撮像素子は、上記各々の画素回路を選択し、駆動する選択駆動部を有し、上記選択駆動部は、上記第1の画素領域内の複数の画素回路を上記第1の画素領域の最終行から上記第1の画素領域の初行へ行単位で順次駆動し、上記第2の画素領域内の複数の画素回路を上記第2の画素領域の最終行から上記第2の画素領域の初行へ行単位で順次駆動する。
好適には、本発明の撮像素子は、上記各々の画素回路を選択し、駆動する選択駆動部を有し、上記選択駆動部は、上記第1の画素領域内の複数の画素回路を上記第1の画素領域の初行から上記第1の画素領域の最終行へ行単位で順次駆動し、上記第2の画素領域内の複数の画素回路を上記第2の画素領域の最終行から上記第2の画素領域の初行へ行単位で順次駆動する。
好適には、本発明の撮像素子は、上記各々の画素回路を選択し、駆動する選択駆動部を有し、上記選択駆動部は、上記第1の画素領域内の複数の画素回路を上記第1の画素領域の最終行から上記第1の画素領域の初行へ行単位で順次駆動し、上記第2の画素領域内の複数の画素回路を上記第2の画素領域の初行から上記第2の画素領域の最終行へ行単位で順次駆動する。
好適には、上記複数の画素回路は、上記読み出し信号線に接続された画素回路によって列単位でグループ分けされている。
本発明の撮像素子の制御方法は、行列状に配列された画素部の複数の画素回路が列単位でグループ毎に異なる読み出し信号線に接続され、グループ分けされた複数の画素回路が接続された読み出し信号線に読み出し信号を出力するステップと、上記読み出し信号線に出力された画素回路の読み出し信号を処理するステップとを有する。
本発明のカメラは、撮像素子と、上記撮像素子の画素領域に対して入射光を導く光学系と、上記撮像素子が出力した読み出し信号に信号処理を施す信号処理部とを有し、上記撮像素子は、複数の読み出し信号線と、複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、上記画素部の上記複数の画素回路が列単位でグループ毎に異なる上記読み出し信号線に接続され、グループ分けされた複数の画素回路が接続された読み出し信号線に出力した読み出し信号を処理する処理部とを有する。
本発明によれば、複数の画素回路が行列状に配列され、列単位でグループ分けされた複数の画素回路は、グループ毎に異なる読み出し信号線に読み出し信号を出力する。
そして、処理部は、グループ分けされた複数の画素回路が接続された読み出し信号線に出力した読み出し信号を処理する。
本発明によれば、フォーカルプレーン現象を緩和し、画素の読み出しの高速化を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画素部の構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画素回路の一例を示す等価回路図である 図2に図示する画素部の詳細な等価回路図である。 本発明の第1実施形態に係る画素回路11の駆動例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る行駆動回路による駆動方法の例を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係るCMOSイメージセンサの動作例を示すタイミングチャートである。 一般的なCMOSイメージセンサの例を示す主要部の概略ブロック図である。 図8に図示するCMOSイメージセンサによって得られた撮像画像の例を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係るCMOSイメージセンサによって得られた撮像画像の例を示す模式図である。 図8に図示する一般的なCMOSイメージセンサの動作例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る補正部の配置形態の例を示す概略ブロック図である。 本発明の第2実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の第3実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサが適用されるカメラの構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に関連付けて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略ブロック図である。
図1に図示するCMOSイメージセンサ1は、画素部10および複数の画素回路11を有する。CMOSイメージセンサ1は、行駆動回路12、カラム回路13a、13b、列駆動回路14a、14b、制御部15、および補正部16を有する。
なお、CMOSイメージセンサ1は、本発明の撮像装置に対応し、行駆動回路12は、本発明の選択駆動部に対応する。カラム回路13aおよびカラム回路13bは、本発明の処理部に対応する。
図1に図示するように、画素部10の第1行目の画素回路11が配列された側には(単に「上段」のように表現する)、カラム回路13aおよび列駆動回路14aが配置されている。
画素部10の最終行目の画素回路11が配列された側には(単に「下段」のように表現する)、カラム回路13bおよび列駆動回路14bが配置されている。
CMOSイメージセンサ1は、2系統のカラム回路13a、13bおよび2系統の列駆動回路14a、14bを有することで、画素の読み出しを高速に実行することができる。
図2は、本発明の第1実施形態に係る画素部の構成例を示す概略ブロック図である。ただし、図2には、画素部10およびその周辺部のみが図示され、各画素回路11を駆動するための信号線等が適宜省略されている。
画素部10は、入射光を受光する画素領域である。図2に図示するように、画素部10は、m(行)×n(列)個の画素回路11がマトリクス状に配列されている。mおよびnは、正の整数であって、mの最大値はma(たとえば2048)、nの最大値はna(たとえば2048)である。このようなCMOSイメージセンサ1は、X−Yアドレス型のCMOSイメージセンサと称される。
各画素回路11には、Gr(緑)、R(赤)、B(青)、およびGb(緑)の何れかのカラーフィルタが被され、各色のカラーフィルタに対応した色を検知する。画素部10は、図2に図示するように、ベイヤ型の画素配列である。
たとえば、1行1列目には、Rの画素回路11が配置され、1行2列目には、Grの画素回路11が配置されている。2行1列目には、Gbの画素回路11が配置され、2行2列目には、Bの画素回路11が配置されている。ベイヤ型の画素配列では、このような2×2の画素回路を繰り返し単位とする複数の画素回路11が配列されている。
図2に図示する画素部10は、ma/2行目で第1の画素領域ARE1および第2の画素領域ARE2に分割されている。以下、任意のm行n列目の画素回路11を画素回路(m、n)11のように適宜表記するものとする。
第1の画素領域ARE1の画素回路(m、n)11は、ノードND1にて垂直信号線VSL1(n)に接続され、第2の画素領域ARE2の画素回路(m、n)11は、ノードND1にて垂直信号線VSL2(n)に接続されている。
なお、垂直信号線VSL1(n)およびVSL2(n)は、本発明の読み出し信号線に対応する。
垂直信号線VSL1(n)の一端は、カラム回路13aに接続され、垂直信号線VSL2(n)の一端は、カラム回路13bに接続されている。そして、画素部10内部においては、同列の垂直信号線同士、すなわち、垂直信号線VSL1(n)の他端と垂直信号線VSL2(n)の他端とが電気的に切断されている。
このように、第1の画素領域ARE1の画素回路11と第2の画素領域ARE2の画素回路11とは、接続先の垂直信号線が異なる。
これに伴い、第1の画素領域ARE1の画素回路11が出力した電圧信号は、上段のカラム回路13aで処理され、第2の画素領域ARE2の画素回路11が出力した電圧信号は、下段のカラム回路13bで処理される。なお、この電圧信号は、本発明の読み出し信号に対応する。
図1に図示するように、同一行の画素回路11は、リセット信号線RSTL、転送信号線TRNL、選択信号線SELLに共通に接続されている(図3参照)。
行駆動回路12は、制御部15の行選択信号SVDRに基づいて駆動する画素回路11の行を選択する。行駆動回路12は、リセット信号線RSTLにリセット信号SRSTを印加し、転送信号線TRNLに転送信号STRNを印加し、選択信号線SELLに選択信号SSELを印加することによって、同一行に配列された各々の画素回路11を駆動する(図3参照)。
上段のカラム回路13aは、たとえば、コンパレータ等で構成されたA/D変換器131a、スイッチSW1a、不図示のメモリ等を有する。A/D変換器131aやスイッチSW1aは、列ごとに配置され、A/D変換器131aは、垂直信号線VSL1(n)に接続されている。
上段のカラム回路13aは、第1の画素領域ARE1の画素回路(m、n)11から入力された電圧信号に対して次のような処理を施す。
垂直信号線VSL1(n)を介して入力された電圧信号はアナログ信号であるため、上段のカラム回路13aは、A/D変換器131を用いて、このアナログの電圧信号をデジタルの電圧信号に変換する。
この他、上段のカラム回路13aは、電圧信号に相関二重サンプリング(CDS:Correlated Double Sampling)処理を施す。このとき、上段のカラム回路13aは、後述する電荷読み出し期間において、電圧信号を2回感知し、2つの電圧信号の差分(電荷量の差分)から固定パターンノイズ等を除去する。
上段のカラム回路13aは、たとえばA/D変換器131aに接続されたスイッチSW1aがオンに切り替わったとき、処理後の電圧信号を水平転送線HSTLaを介して制御部15に出力する。
下段のカラム回路13bは、上段のカラム回路13aと同様に、たとえばA/D変換器131b、スイッチSW1b、不図示のメモリ等で構成されている。A/D変換器131bやスイッチSW1bは、列ごとに配置され、A/D変換器131bは、垂直信号線VSL2(n)に接続されている。
下段のカラム回路13bは、第2の画素領域ARE2の画素回路(m、n)11から入力された電圧信号に対し、上段のカラム回路13aと同様の処理を施し、処理後の電圧信号を水平転送線HSTLbを介して制御部15に出力する。
上段の列駆動回路14aは、たとえばシフトレジスタ等によって構成されている。上段の列駆動回路14aは、画素の読み出しを列ごとに行うため、制御部15の列選択信号SHDRに基づいて、上段のカラム回路13aを構成するスイッチSW1aの開閉を制御する。
下段の列駆動回路14bも、上段の列駆動回路14aと同様に、たとえばシフトレジスタ等によって構成されている。下段の列駆動回路14bは、上段の列駆動回路14aと同様に、制御部15の列選択信号SHDRに基づいて、下段のカラム回路13bを構成するスイッチSW1bの開閉を制御する。
制御部15は、行駆動回路12に行選択信号SVDRに出力し、上下段の列駆動回路14a、14bに列選択信号SHDRを出力する。制御部15は、上下段のカラム回路13a、13bの水平転送線HSTLa、HSTLbを介して入力された電圧信号に増幅等の処理を施し、処理後の電圧信号を補正部16に出力する。
補正部16は、同一列の電圧信号に生じた、ゲインやオフセット電圧のズレ(歪み)を補正する。
次に、画素部10および画素回路11の詳細について説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る画素回路の一例を示す等価回路図である。図3には、第1の画素領域ARE1の画素回路11と共にカラム回路13aが図示されている。
図4は、図2に図示する画素部の詳細な等価回路図である。ただし、図4には、画素部10周辺の主要部のみが図示され、各画素回路11を駆動するための信号線等が適宜省略されている。
図3に図示するように、各々の画素回路11は、たとえばフォトダイオードで形成された光電変換素子111、転送トランジスタ112、リセットトランジスタ113、増幅トランジスタ114、および選択トランジスタ115を有する。
光電変換素子111は、アノード側が接地(GND)され、カソード側が転送トランジスタ112のソースに接続されている。光電変換素子111は、入射光をその光量に応じて電荷(電子)に光電変換し、その電荷を蓄積する。
各々のトランジスタには、nチャネルのMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が一例として採用され、各々のトランジスタは、次のような接続形態を採っている。
転送トランジスタ112は、光電変換素子111が蓄積した電荷をフローティングディフュージョンFDに転送するために、光電変換素子111のカソード側とフローティングディフュージョンFDとの間に接続されている。転送トランジスタ112のゲートには、転送信号線TRNL(m)が接続されている。
フローティングディフュージョンFDには、転送トランジスタ112のドレイン、リセットトランジスタ113のソース、および増幅トランジスタ114のゲートが接続されている。
リセットトランジスタ113は、フローティングディフュージョンFDの電位を電源電圧VDDにリセットするために、フローティングディフュージョンFDと電源電圧VDDとの間に接続されている。リセットトランジスタ113のゲートには、リセット信号線RSTL(m)が接続されている。
増幅トランジスタ114は、ドレインが電源電圧VDDに、ソースが選択トランジスタ115のドレインに接続されている。増幅トランジスタ114は、フローティングディフュージョンFDの電位を増幅する。
選択トランジスタ115は、増幅トランジスタ114と直列接続となるようにドレインが増幅トランジスタ114のソースに接続され、ソースがノードND1を介して垂直信号線VSL1(n)に接続され、ゲートが選択信号線SELL(m)に接続されている。
垂直信号線VSL1(n)には、電流源17が接続されており、増幅トランジスタ114と電流源17とによって、ソースフォロワ回路が形成されている。
図3に図示する寄生抵抗Rは、垂直信号線VSL1(n)の寄生抵抗(配線抵抗)を示し、キャパシタCは、垂直信号線VSL1(n)の寄生容量を示している。垂直信号線VSL1(m)のノードND2には、カラム回路13aのA/D変換器131aの入力側が接続されている。このA/D変換器131aの出力側には、スイッチSW1aとして機能するトランジスタを介して水平転送線HSTLaが接続されている。
画素部10の具体的な等価回路図は、図4に図示される。始めに、行駆動回路12による任意の画素回路(m、n)11の駆動(動作)例について説明する。この画素回路(m、n)11は、第1の画素領域ARE1に配列されているものとする。
図5は、本発明の第1実施形態に係る画素回路11の駆動例を示すタイミングチャートである。図5(A)はリセット信号SRSTを示し、図5(B)は転送信号STRNを示し、図5(C)は選択信号SSELを示している。
初めに、同一行の画素回路11に対してリセット(電子シャッタ)が実行される。
時刻t1において、行駆動回路12は、パルス状(ハイレベル)のリセット信号SRSTをリセット信号線RSTL(m)に供給すると同時に(図5(A)参照)、パルス状の転送信号STRNを転送信号線TRNL(m)に供給する(図5(B)参照)。
転送トランジスタ112およびリセットトランジスタ113は、パルス幅の期間、同時にオン状態となる。光電変換素子111に蓄積されている電荷が、フローティングディフュージョンFDに転送され、光電変換素子111に蓄積された電荷が、電源電圧VDDに排出されると共に、フローティングディフュージョンFDの電位が、電源電圧VDDにリセットされる。
リセット後、画素回路11の光電変換素子111は、電荷の蓄積を開始し、電荷を蓄積する。画素回路11が電荷を蓄積する期間は、電荷蓄積時間Δtで示される期間である。
時刻t2において、行駆動回路12は、パルス状のリセット信号SRSTをリセット信号線RSTL(m)に供給する(図5(A)参照)。これにより、フローティングディフュージョンFDの電位が一旦、電源電圧VDDにリセットされる。
時刻t2において、行駆動回路12は、ハイレベルの選択信号SSELを電荷の読み出し動作が終了する時刻t6まで選択信号線SELL(m)に供給する(図5(C)参照)。これにより、画素回路11の選択トランジスタ115は、同一行の画素回路11の電荷の読み出し動作が終了するまでオン状態が保持される。
時刻t3において、電圧信号が垂直信号線VSL1(n)を介して、上段のカラム回路13aに出力される。上段のカラム回路13aは、1回目の電圧信号を感知する。
転送トランジスタ112がオフの状態に保持されているため、上段のカラム回路13aは、リセット状態のフローティングディフュージョンFDの電圧信号を感知する。
時刻t4において、行駆動回路12は、パルス状の転送信号STRNを転送信号線TRNL(m)に供給する(図5(B)参照)。
パルス幅の期間、転送トランジスタ112がオン状態となる。このとき、リセットトランジスタ113は、オフ状態に保持されているため、光電変換素子111に蓄積されている電荷がフローティングディフュージョンFDに転送される。
フローティングディフュージョンFDの電位は、増幅トランジスタ114によって増幅される。図3に図示するように、増幅トランジスタ114と電流源17とによって、ソースフォロワ回路が形成されている。電流源17と増幅トランジスタ114との間にバイアス電流が流れ、増幅された電圧信号は、選択トランジスタ115を介して垂直信号線VSL1(n)に出力される(時刻t4〜t6)。
その後、上段のカラム回路13aは、2回目の電圧信号を感知し、1回目と2回目の電圧信号の差分(電荷量の差分)から固定パターンノイズ等を除去する。
上述した電圧信号が垂直信号線VSL1(n)に出力される期間は、電荷読み出し期間Δts(時刻t3〜t6)と定義され、この期間の一連の動作を画素の読み出しという。リセットの開始(時刻t1)から画素回路11の電荷の読み出しが終了(時刻t6)までの期間は、画素回路の選択(フレーム)期間Tと定義される。
ところで、垂直信号線VSL1(m)には、寄生抵抗Rや寄生容量Cの影響を受けて、ノードND2の電位が変動する。したがって、カラム回路13aを構成するA/D変換器のセトリング時間(settling time)も変化する。
セトリング時間は、電荷の読み出し期間Δtsだけではなく、フレームレートにも影響を与えるが、以後の説明においては、ノードND2の電位が早期に安定し、セトリング時間の変化が極めて小さいものと仮定する。
図4に図示するように、画素部10は、第1に画素領域ARE1と第2の画素領域ARE2とに分割されている。第1の画素領域ARE1の画素回路11から読み出された電圧信号は、上段のカラム回路13aによってA/D変換等の処理が施され、第2の画素領域ARE2の画素回路11から読み出された電圧信号は、下段のカラム回路13bによってA/D変換等の処理が施される。
この場合、図1に図示する行駆動回路12は、図6に図示するように、3通りの駆動(スキャン)方法によって各画素領域の画素回路を駆動することができる。
図6は、本発明の第1実施形態に係る行駆動回路による駆動方法の例を示す概略図である。図6(A)は第1の駆動方法を示し、図6(B)は第2の駆動方法を示し、図6(C)は第3の駆動方法を示している。
第1の駆動方法では、図6(A)に図示するように、行駆動回路12は、第1の画素領域ARE1の最終行目(ma/2行)から1行目の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。これと共に、行駆動回路12は、第2の画素領域ARE2の最終行目(ma行)から1行目(ma/2+1行)の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。
第2の駆動方法では、図6(B)に図示するように、行駆動回路12は、第1の画素領域ARE1の1行目から最終行目(ma/2行)の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。これと共に、行駆動回路12は、第2の画素領域ARE2の最終行目(ma行)から1行目(ma/2+1行)の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。
第3の駆動方法では、図6(C)に図示するように、行駆動回路12は、第1の画素領域ARE1の最終行目(ma/2行)から1行目の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。これと共に、行駆動回路12は、第2の画素領域ARE2の1行目(ma/2+1行)から最終行目(ma行)の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。
何れの駆動方法においても、行駆動回路12は、第1の画素領域ARE1内の画素回路11と、第2の画素領域ARE2内の画素回路11とを並列に駆動するが、第1および第2の画素領域ARE1、ARE2の画素回路11を交互に駆動してもよい。
この場合、行駆動回路12は、第1の画素領域ARE1の最終行目(ma/2行)の画素回路11を駆動した後、第2の画素領域ARE2の最終行目(ma行)の画素回路11を駆動する。以後、行駆動回路12は、このような動作を繰り返し、各々の画素領域の画素回路を行単位で順次駆動する。
第1〜第3の駆動方法の内、何れかの駆動方法を好適に採用することができる。以下に、第1の駆動方法が採用された場合のCMOSイメージセンサ1の動作を図7に関連付けて説明する。
図7は、本発明の第1実施形態に係るCMOSイメージセンサの動作例を示すタイミングチャートである。図7(A)は、行選択信号SVDRを示し、図7(B)は、列選択信号SHDRを示す。なお、図7に図示する時刻は、図5に図示する時刻に対応している。
行駆動回路12は、第1の画素領域ARE1の最終行目(ma/2行)から1行目の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。これと共に、行駆動回路12は、第2の画素領域ARE2の最終行目(ma行)から1行目(ma/2+1行)の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。
すなわち、行駆動回路12は、第1の画素領域ARE1内の画素回路11と、第2の画素領域ARE2内の画素回路11とを並列に駆動する。
以下の説明では、第1の画素領域ARE1の画素回路11を例に挙げて説明する。
最終行目(ma/2行)の画素回路11の選択期間Tの開始に(時刻t1)、以下に説明する第1の工程および第2の工程が実行される。
第1の工程においては、制御部15は、ハイレベルの行選択信号SVDRを行駆動回路12に出力する。行駆動回路12は、行選択信号SVDRを受けて、最終行目(ma/2行)の画素回路11を駆動し、画素の読み出しを行う。
その後、画素回路11の駆動終了後の期間Tnにおいて、第2の工程が開始される。
第2の工程においては、制御部15は、連続した短パルス状の列選択信号SHDRを上段の列駆動回路14aに出力する。
これにより、上段のカラム回路13aのスイッチSW1aが列選択信号SHDRに同期して列毎に順次オン、オフされる。
たとえば、n列目において、上段のカラム回路13aには、垂直信号線VSL1(n)のノードND1に接続された画素回路(m、n)11から電圧信号が入力される。
その後、上段のカラム回路13aは、この電圧信号にA/D変換や相関二重サンプリング等の処理を施し、処理後の電圧信号をスイッチSW1aがオンのときに、水平転送線HSTLaを介して制御部15に出力する。
以上で、第2の工程が終了する。続いて、次の行(ma/2−1行)から1行目の画素回路11まで、第1および第2の工程が繰り返し実行される。
第2の画素領域ARE2の画素回路11に対しても、最終行目(ma行)から1行目(ma/2+1行)まで、第1および第2の工程が繰り返し実行される。
ただし、第1の工程においては、制御部15は、連続した短パルス状の列選択信号SHDRを下段の列駆動回路14bに出力する。第2の工程においては、制御部15は、連続した短パルス状の列選択信号SHDRを下段の列駆動回路14bに出力する。
これにより、下段のカラム回路13bのスイッチSW1bが列選択信号SHDRに同期して列毎に順次オン、オフされ、下段のカラム回路13bによりA/D変換や相関二重サンプリング等の処理が施された電圧信号を水平転送線HSTLaを介して制御部15に出力する。
ところで、制御部15には、第1の画素領域ARE1および第2の画素領域ARE2の画素回路11から電圧信号が順次入力される。
画素部10が2つの画素領域に分割されているため、第1の画素領域ARE1と第2の画素領域ARE2とでは、画素の読み出しからカラム回路13a、13b等による信号処理までのタイムラグ(時間差)が生じやすい。
その結果、2つの画素領域から得られた電圧信号(画像データ)に、フォーカルプレーン現象の原因となるゲインやオフセット電圧のズレが生じる場合がある。そこで、補正部16は、ゲインやオフセット電圧のズレを補正する。
ここで、画素部10を2つの領域に分割しない場合のCMOSイメージセンサについて説明する。
図8は、一般的なCMOSイメージセンサの例を示す主要部の概略ブロック図である。
この一般的なCMOSイメージセンサ100は、カラム回路102を有する。画素部101には、画素回路103がマトリクス状に配列され、画素回路103には、列毎に垂直信号線104が接続されている。
一般的なCMOSイメージセンサ100と、本発明のCMOSイメージセンサ1との差異は、画素部101が2つの領域に分割され、垂直信号線104が画素部101内部で電気的に絶縁されていないことである。一般的なCMOSイメージセンサ100において、画素回路103の数や配置形態等は、本発明のCMOSイメージセンサ1と同様の構成である。
一般的なCMOSイメージセンサ100では、行駆動回路105が最終行目から1行目の方向へ、画素回路103を順次駆動する。その結果、得られた撮像画像は、図9に図示される。
図9は、図8に図示するCMOSイメージセンサによって得られた撮像画像の例を示す模式図である。
図9(A)は、理想的な撮像画像を表す模式図である。これに対し、高速で動く被写体等を撮像した場合には、一般的なCMOSイメージセンサ100によって得られた撮像画像の被写体OBJは、図9(B)に図示するように、画像全体が平行四辺形状に歪んでいる。この被写体OBJの歪みは、フォーカルプレーン現象と呼ばれている。
読み出し方式により蓄積時間の差等が発生することにより、撮像画像には、図9(C)の陰影部で示される暗電流ノイズ等に起因するシェーディング等が発生する。このような暗電流ノイズは、画素領域の上方、すなわち図8に図示するカラム回路102から最も離れた画素領域で多く発生している。
一方、第1実施形態におけるCMOSイメージセンサ1によれば、図10に図示するような撮像画像を得ることができる。
図10は、本発明の第1実施形態に係るCMOSイメージセンサによって得られた撮像画像の例を示す模式図である。
第1の駆動方法が採用された場合、CMOSイメージセンサによって得られた撮像画像の被写体には、図10(A)もしくは(A),(B)に図示するような歪みが生じている。
図中の符号「OBJ1」は、第1の画素領域ARE1部分の被写体OBJを表し、符号「OBJ2」は、第2の画素領域ARE2部分の被写体OBJを表している。
この歪みは、蓄積時間等の同時性が保たれないことによるものであるが、被写体全体が歪んでおらず、一般的なCMOSイメージセンサ100による歪みよりも緩和されている(図9(A)参照)。
これは、垂直信号線の長さが、従来のCMOSイメージセンサ100のものよりも短くなり(半分程度)、寄生抵抗Rや寄生容量Cが半減してセトリング時間が軽減され、読み出し時間が速くなったからである。これに加え、フォーカルプレーン現象による歪みは、第1および第2の画素領域ARE1、ARE2内でのみ生じるからである。
このように、CMOSイメージセンサ1によれば、フォーカルプレーン現象が発生したとしても、撮像画像全体に歪みが生じない。
暗電流等のノイズも発生するが、このノイズは、第1および第2の画素領域ARE1、ARE2の下方において若干発生し、一般的なCMOSイメージセンサ100のものよりも緩和されている。
以上、第1の駆動方法によるCMOSイメージセンサ1の動作について説明を行った。第2の駆動方法あるいは第3の駆動方法を採用した場合であっても、行駆動回路12が駆動する画素回路11の行方向の順が異なるのみであり、CMOSイメージセンサ1の動作は共通である。
第2の駆動方法が採用されたCMOSイメージセンサ1の場合には、図10(C)に図示する撮像画像を得ることができる。図10(A)と同様に、被写体全体が歪んでおらず、歪みは、一般的なCMOSイメージセンサ100による歪みよりも緩和されている。
撮像画像には、図10(D)に図示するように、暗電流等のノイズが発生している。このノイズも、画素領域の両端において若干発生し、一般的なCMOSイメージセンサ100のものよりも緩和されている。
第3の駆動方法が採用されたCMOSイメージセンサ1の場合には、図10(E)に図示する撮像画像を得ることができる。図10(A)と同様に、被写体全体が歪んでおらず、歪みは、一般的なCMOSイメージセンサ100による歪みよりも緩和されている。
撮像画像には、図10(F)に図示するように、暗電流等のノイズが発生している。このノイズも、画素領域の中心部において若干発生し、一般的なCMOSイメージセンサ100のものよりも緩和されている。
ところで、一般的なCMOSイメージセンサ100は、図11に図示するタイミングチャートに基づいて画素回路103の駆動、画素の読み出しを行う。
図11は、図8に図示する一般的なCMOSイメージセンサの動作例を示すタイミングチャートである。
行駆動回路105は、画素部101の最終行目から1行目の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。行駆動回路105は、行選択信号SVDRがハイレベルの期間、m行目の画素回路11を駆動し、画素の読み出しを行う。その後、カラム回路102は、連続した短パルス状の列選択信号SHDRを受けて、列毎に画素の読み出しを順次行う。
このように、従来のCMOSイメージセンサ100は、単一のカラム回路102が画素部101全体の画素回路103から画素の読み出しを行単位で行う。
これに対し、第1実施形態におけるCMOSイメージセンサ1は、1選択(フレーム)期間Tが、CMOSイメージセンサ100の1選択期間T1の半分程度になる。すなわち、画素の読み出し時間は、一般的なCMOSイメージセンサ100のものの半分である。
これは、画素部10が2つの領域に分割され、2系統のカラム回路13a、13bによって画素の読み出しを行うからである。
なお、本実施形態では、分割された2つの領域が同数の画素回路11を含むように、画素部10がma/2行目で分割されたが、たとえば、画素部10をma/3行目で分割するなど、画素部10を好適に分割することができる。
以上詳細に説明したように、第1実施形態によれば、CMOSイメージセンサ1は、複数の垂直信号線VSLと、複数の画素回路11が行列状に配列された画素部10とを有する。
画素部10は、第1の画素領域ARE1と第2の画素領域ARE2とに分割され、複数の画素回路11は、第1の画素領域ARE1の複数の画素回路11と第2の画素領域ARE2の複数の画素回路11とによって列単位でグループ分けされている。
このCMOSイメージセンサ1は、画素部10の複数の画素回路11が列単位でグループ毎に異なる垂直信号線VSLに接続され、グループ分けされた複数の画素回路11が接続された垂直信号線VSLに出力した電圧信号を処理する処理部を有する。
したがって、列毎の画素の読み出し時間のズレや電荷蓄積時間のズレに起因するフォーカルプレーン現象を緩和することができるだけでなく、画素の読み出しの高速化を図ることができる。
このため、多画素化が進んでも、フレームレートや(画素部の)受光面積を犠牲にすることのないCMOSイメージセンサを提供することができる。
このようなCMOSイメージセンサの構造を容易に実現化できるという利点もある。
図12は、本発明の第1実施形態に係る補正部の配置形態の例を示す概略ブロック図である。
図12に図示するように、補正部16をCMOSイメージセンサ1外部に配置することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、画素部10を2つの画素領域に分割する代わりに、垂直信号線の本数を2倍にし、フォーカルプレーン現象の緩和、および高速な画素の読み出しを図ったものである。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。
図13は、本発明の第2実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略ブロック図である。
図13に図示するように、CMOSイメージセンサ1aには、列ごとに2本の垂直信号線が配置されている。
詳細には、奇数(2m+1)行、奇数(2n+1)列の画素回路(2m+1,2n+1)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSLo(n)に接続され、奇数行、偶数(2n)列の画素回路(2m+1,2n)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSLe(n)に接続されている。
なお、垂直信号線VSLo(n)およびVSLe(n)は、本発明の読み出し信号線に対応する。
一方、偶数(2m)行、奇数列の画素回路(2m,2n+1)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSLe(n)に接続され、偶数行、偶数列の画素回路(2m,2n)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSLo(n)に接続されている。
このように、同一行の画素回路11は、列毎に交互に何れかの垂直信号線VSLo(n)、VSLe(n)に接続されている。垂直信号線VSLo(n)、VSLe(n)には、上下段のカラム回路13a、13bが共に接続されている。
このため、上段のカラム回路13aは、垂直信号線VSLo(n)に共通に接続された画素回路11の電圧信号に処理を施し、下段のカラム回路13bは、垂直信号線VSLe(n)に共通に接続された画素回路11の電圧信号に処理を施す。
逆に、上段のカラム回路13aが、垂直信号線VSLe(n)に共通に接続された画素回路11の電圧信号に処理を施し、下段のカラム回路13bが、垂直信号線VSLo(n)に共通に接続された画素回路11の電圧信号に処理を施してもよい。
第1実施形態のように、画素部10が2つの画素領域に分割されていないが、1本の垂直信号線に接続されている画素回路11の個数は、第1実施形態の場合と同数のma/2個である。すなわち、1本の垂直信号線に接続されている選択トランジスタ115の数は、図8に図示する一般的なCMOSイメージセンサ100の選択トランジスタの数の半分となる。
したがって、各々の垂直信号線の寄生抵抗Rが、1列の全ての画素回路11が1本の垂直信号線に接続された場合のものと略同一であったとしても、各々の垂直信号線の寄生抵抗は半分となる。その結果、垂直信号線を分断することなく、列毎の画素の読み出し時間のズレや電荷蓄積時間のズレに起因するフォーカルプレーン現象を緩和することができる。
CMOSイメージセンサ1aの動作は、第1実施形態のものと同様である。たとえば、行駆動回路12は、最終行目(ma行)から1行目の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。
上段のカラム回路13aは、垂直信号線VSLo(n)に共通に接続された画素回路11の電圧信号に処理を施し、下段のカラム回路13bは、垂直信号線VSLe(n)に共通に接続された画素回路11の電圧信号に処理を施す。
以上、第2実施形態によれば、列毎の画素の読み出し時間のズレや電荷蓄積時間のズレに起因するフォーカルプレーン現象を緩和することができるだけでなく、画素の読み出しの高速化を図ることができる。
なお、一列に3本以上の垂直信号線を配し、各々の垂直信号線の寄生抵抗および寄生容量を低減させることで、更なるフォーカルプレーン現象の緩和、および高速な画素の読み出しを図ることもできる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第1実施形態と第2実施形態との組み合わせである。すなわち、第3実施形態は、画素部10を2つの画素領域に分割した上で、一列に2本の垂直信号線を配し、フォーカルプレーン現象の緩和、および高速な画素の読み出しを図ったものである。
図14は、本発明の第3実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成例を示す概略ブロック図である。
図14に図示するように、CMOSイメージセンサ1bには、画素部10が第1の画素領域ARE1および第2の画素領域ARE2に分割されている。
第1の画素領域ARE1において、奇数行、奇数列の画素回路(2m+1,2n+1)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSL1(n)に接続され、奇数行、偶数列の画素回路(2m+1,2n)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSL2(n)に接続されている。
一方、第1の画素領域ARE1において、偶数行、偶数列の画素回路(2m,2n)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSL1(n)に接続され、偶数行、奇数列の画素回路(2m,2n+1)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSL2(n)に接続されている。
第2の画素領域ARE2において、奇数行、奇数列の画素回路(2m+1,2n+1)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSL3(n)に接続され、奇数行、偶数列の画素回路(2m+1,2n)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSL4(n)に接続されている。
一方、第2の画素領域ARE2において、偶数行、偶数列の画素回路(2m,2n)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSL3(n)に接続され、偶数行、奇数列の画素回路(2m,2n+1)11は、ノードND1を介して垂直信号線VSL4(n)に接続されている。
なお、垂直信号線VSL1(n)〜VSL4(n)は、本発明の読み出し信号線に対応する。
CMOSイメージセンサ1bの動作は、第1実施形態のものと同様である。第1〜第3の駆動方法の内、第1の駆動方法が採用された場合、CMOSイメージセンサ1bの動作は、次の通りである。
行駆動回路12は、第1の画素領域ARE1の最終行目(ma/2行)から1行目の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。これと共に、行駆動回路12は、第2の画素領域ARE2の最終行目(ma行)から1行目(ma/2+1行)の方向へ画素回路11を行単位で順次駆動する。この際に、第1の工程、および第2の工程が行単位で繰り返し実行される。
図14に図示するCMOSイメージセンサ1bのように、画素部10を2つの画素領域に分割した上で、一列に2本の垂直信号線を配すれば、各々の垂直信号線の寄生抵抗および寄生容量が、一般的なCMOSイメージセンサのものと比較して、共に半分となる。
したがって、第3実施形態によれば、列毎の画素の読み出し時間のズレや電荷蓄積時間のズレに起因するフォーカルプレーン現象をさらに緩和させることができるだけでなく、他の実施形態よりも高速な画素の読み出しを図ることができる。
本発明の撮像素子としてのCMOSイメージセンサは、デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像デバイスとして適用することができる。以下、CMOSイメージセンサ1を撮像デバイスとして適用させた場合について説明する。
図15は、本発明の実施形態に係るCMOSイメージセンサが適用されるカメラの構成例を示す図である。
カメラ2は、図13に示すように、CMOSイメージセンサ1、このCMOSイメージセンサ1の画素領域(画素部10)に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系、およびCMOSイメージセンサ1の出力データSOUTを処理する画像処理回路22を有する。光学系は、たとえば入射光(像光)を撮像面上に結像させるレンズ21で構成されている。
画像処理回路22は、CMOSイメージセンサ1の出力データSOUTに対して、カラー補間、γ補正、RGB変換処理、YUV変換処理等の画像処理を施す。
画像処理回路22で処理された画像信号は、たとえばメモリなどの記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像情報は、プリンタなどによってハードコピーされる。画像処理回路22で処理された画像信号を液晶ディスプレイ等からなるモニタに動画として映し出される。
このようなカメラ2においても、列毎の画素の読み出し時間のズレや電荷蓄積時間のズレに起因するフォーカルプレーン現象を緩和することができるだけでなく、画素の読み出しの高速化を図ることができる。
1…CMOSイメージセンサ、10…画素部、11…画素回路、12…行駆動回路、13…列駆動回路、13a、13b…カラム回路、14a、14b…列駆動回路、15…制御部、16…補正部、17…電流源、111…光電変換素子、112…転送トランジスタ、113…リセットトランジスタ、114…増幅トランジスタ、115…選択トランジスタ、131a、131b…A/D変換器、2…カメラ、21…レンズ、22…画像処理回路、FD…フローティングディフュージョン、HSTLa、HSTLb…水平転送線、RSTL…リセット信号線、SELL…選択信号線、TRNL…転送信号線、ARE1…第1の画素領域、ARE2…第2の画素領域、ND1、ND2…ノード、SW1a、SW1b…スイッチ、VSL、VSLe、VSLo、VSL1〜4…垂直信号線
本発明によれば、
光電変換素子と、増幅トランジスタと、選択トランジスタとを有する、二次元状に配設された、複数の画素回路と、複数の水平走査線と、複数の垂直信号線と、制御部とを具備し、
前記複数の垂直信号線の各々は、一方の側において、前記複数の画素回路の列方向に分割した画素回路を独立して駆動可能で、かつ、各分割した画素回路内の同一行の画素回路内の選択トランジスタに列毎に交互に接続されるように、複数の副垂直信号線で構成されており、
前記各副垂直信号線の他方の側にはA/D変換回路が接続されており、
前記画素回路はCMOS回路で構成されており、
前記選択トランジスタを介して前記増幅トランジスタに接続される副垂直信号線と、前記増幅トランジスタとはソースフォロー型の読み出し機構を構成しており、
前記制御部は、前記列方向に分割した各分割領域内の複数の画素回路について、端部から隣接する部分に同じ向きに、または、対向する端部から隣接する部分に接近する向きに、または、隣接する端部から離間する端部に向かう向きに、複数の画素回路を行単位で順次駆動するように、前記画素回路を駆動する、
撮像素子が提供される。
また本発明によれば、
行、列の二次元状に配設された複数の画素回路と、複数の水平走査線と、複数の垂直信号線と、制御部とを具備し、
各画素回路は、光電変換素子と、入力端子が前記光電変換素子に接続された転送トランジスタと、入力端子が所定の電位の線に接続され、出力端子が前記転送トランジスタの出力端子と接続されてフローティングデフュージョン(FD)部を構成しているリセットトランジスタと、制御端子が前記FD部に接続されて前記FD部の電位を増幅する増幅トランジスタと、入力端子が前記増幅トランジスタの出力端子に接続され、制御端子が対応する水平走査線に接続された、選択トランジスタとを有しており、
前記複数の垂直信号線の各々は、一方の側において、前記複数の画素回路の列方向に分割した画素回路を独立して駆動可能で、かつ、各分割した画素回路内の同一行の画素回路内の選択トランジスタに列毎に交互に接続する複数の副垂直信号線で構成されており、
前記各副垂直信号線の他方の側には前記増幅トランジスタの出力をデジタル信号に変換するA/D変換回路が接続されており、
前記画素回路はCMOS回路で構成されており、
前記選択トランジスタを介して前記増幅トランジスタに接続される副垂直信号線と、前記増幅トランジスタとはソースフォロー型の読み出し機構を構成しており、
前記制御部は、
前記列方向に分割した各分割領域内の複数の画素回路について、端部から隣接する部分に同じ向きに、または、対向する端部から隣接する部分に接近する向きに、または、隣接する端部から離間する端部に向かう向きに、複数の画素回路を行単位で順次駆動するように、前記転送トランジスタの制御端子に転送信号を印加し、前記リセットトランジスタの制御端子にリセット信号を印加し、および、前記水平走査線を介して前記選択トランジスタを駆動する、
撮像素子が提供される。
好ましくは、前記複数の画素回路はベイヤー型の画素配列である。
また本発明によれば、上記撮像素子を制御する方法が提供される。
また本発明によれば、上記撮像素子と、上記撮像素子の画素領域に対して入射光を導く光学系と、上記撮像素子が出力した読み出し信号に信号処理を施す信号処理部と、を有する、カメラが提供される。

Claims (8)

  1. 複数の読み出し信号線と、
    複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部の上記複数の画素回路が列単位でグループ毎に異なる上記読み出し信号線に接続され、グループ分けされた複数の画素回路が接続された読み出し信号線に出力した読み出し信号を処理する処理部と
    を有する撮像素子。
  2. 上記画素部は、
    第1の画素領域と第2の画素領域とに分割され、
    上記複数の画素回路は、
    上記第1の画素領域の複数の画素回路と上記第2の画素領域の複数の画素回路とによって列単位でグループ分けされている
    請求項1記載の撮像素子。
  3. 上記各々の画素回路を選択し、駆動する選択駆動部を有し、
    上記選択駆動部は、
    上記第1の画素領域内の複数の画素回路を上記第1の画素領域の最終行から上記第1の画素領域の初行へ行単位で順次駆動し、上記第2の画素領域内の複数の画素回路を上記第2の画素領域の最終行から上記第2の画素領域の初行へ行単位で順次駆動する
    請求項2記載の撮像素子。
  4. 上記各々の画素回路を選択し、駆動する選択駆動部を有し、
    上記選択駆動部は、
    上記第1の画素領域内の複数の画素回路を上記第1の画素領域の初行から上記第1の画素領域の最終行へ行単位で順次駆動し、上記第2の画素領域内の複数の画素回路を上記第2の画素領域の最終行から上記第2の画素領域の初行へ行単位で順次駆動する
    請求項2記載の撮像素子。
  5. 上記各々の画素回路を選択し、駆動する選択駆動部を有し、
    上記選択駆動部は、
    上記第1の画素領域内の複数の画素回路を上記第1の画素領域の最終行から上記第1の画素領域の初行へ行単位で順次駆動し、上記第2の画素領域内の複数の画素回路を上記第2の画素領域の初行から上記第2の画素領域の最終行へ行単位で順次駆動する
    請求項2記載の撮像素子。
  6. 上記複数の画素回路は、
    上記読み出し信号線に接続された画素回路によって列単位でグループ分けされている
    請求項1から5のいずれか一に記載の撮像素子。
  7. 行列状に配列された画素部の複数の画素回路が列単位でグループ毎に異なる読み出し信号線に接続され、グループ分けされた複数の画素回路が接続された読み出し信号線に読み出し信号を出力するステップと、
    上記読み出し信号線に出力された画素回路の読み出し信号を処理するステップと
    を有する撮像素子の制御方法。
  8. 撮像素子と、
    上記撮像素子の画素領域に対して入射光を導く光学系と、
    上記撮像素子が出力した読み出し信号に信号処理を施す信号処理部と
    を有し、
    上記撮像素子は、
    複数の読み出し信号線と、
    複数の画素回路が行列状に配列された画素部と、
    上記画素部の上記複数の画素回路が列単位でグループ毎に異なる上記読み出し信号線に接続され、グループ分けされた複数の画素回路が接続された読み出し信号線に出力した読み出し信号を処理する処理部と
    を有するカメラ。
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