JP4649793B2 - 印刷装置、情報記録媒体、インターフェース装置、印刷装置制御方法、ならびに、インターフェース装置制御方法 - Google Patents

印刷装置、情報記録媒体、インターフェース装置、印刷装置制御方法、ならびに、インターフェース装置制御方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置、情報記録媒体、インターフェース装置、印刷装置制御方法、ならびに、インターフェース装置制御方法に関する。
【0002】
特に、印刷装置の設定情報や履歴情報のストアをするのに好適な印刷装置、これを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体、インターフェース装置、印刷装置制御方法、ならびに、インターフェース装置制御方法に関する。
【0003】
【従来の技術】
従来から、設定情報をフラッシュEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)に記録するプリンタ(印刷装置)が提供されている。このようなプリンタでは、更にインクの交換時期や使用量、印刷した用紙の枚数、インク残量などの履歴情報をフラッシュEEPROMに記録するものも多い。
【0004】
これらの情報は、電源を投入しただけでプリンタが所望の設定で利用できるようにしたり、プリンタの使用履歴を調査することにより印刷コストの低減やインク特性の調節を行ったりするためなどに用いられる。
【0005】
一方で、プリンタとこれに対して印刷指令や設定指令などの指令データを送信するホスト装置との種々のインターフェース、(たとえば、RS−232C、USB(Universal Serial Bus)、パラレルなど)に対応するため、TTL電圧のレベル変換やインターフェース規格の変換を行うインターフェース装置をプリンタに装着する技術も利用されている。この場合、インターフェース装置を交換するだけで、種々の指令データ通信インターフェースに対応することができるため、新しい通信インターフェース規格が登場しても、プリンタ本体をそのまま利用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記フラッシュEEPROMのほか、プリンタを制御するCPU(Central Processing Unit)、プリンタの一時的な記憶領域として用いられるRAM(Random Access Memory)、プリンタの初期プログラムローダやフォント情報を不揮発に記憶するROMなどが搭載されたメインボードが故障した場合、従来のプリンタでは、設定情報や履歴情報を取り出して復旧することが困難であった。
【0007】
このため、このようなプリンタの設定情報や履歴情報のストアを容易にし、プリンタのメインボードが故障した場合であっても、修理完了後に簡単に設定情報や履歴情報を復旧できるようにするための技術に対する要望は大きい。特にインターフェース装置を利用した簡単な技術が求められている。
【0008】
本発明は、以上の問題を解決するためになされたもので、印刷装置の設定情報や履歴情報のストアをするのに好適な印刷装置、インターフェース装置、これらを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体、ならびに、典型的には、当該プログラムを実行することにより実現される印刷装置制御方法、インターフェース装置制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上述した従来の問題点を解決すべく研究を重ねた。その結果、印刷装置のメインボードに備えた書き換え可能な保護情報記憶部に記憶されている、工場出荷時点の初期設定値とは異なる値に更新されている印刷装置の設定情報、インク使用量等の履歴情報等の保護対象情報を、所定のタイミングにおいて、メインボードとは異なる装置(例えば、インターフェース装置)に備えた書き換え可能な保護情報予備記憶部に格納しておくことにより、メインボードが故障により取り替える場合に、保護情報予備記憶部に格納した保護対象情報を取り替えられたメインボードの保護情報記憶部に格納することにより、保護対象情報を復旧することが容易にできることが判明した。
【0010】
上記研究結果に基づき、以下の発明を提供する。
【0011】
本発明の、印刷装置の1つの態様は、設定情報および履歴情報を含む保護対象情報を記憶した書き換えが可能である保護情報記憶部と、ホスト装置からの指令データに対し、電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換を行うインターフェース装置を介して受信する受信部と、受信部により受信した指令データの印刷文書情報に基づいて、印刷文書情報を印刷する印刷機構部と、前記制御部の制御に基づき保護対象情報を更新する更新部と、前記制御部の制御に基づき更新部により更新された保護対象情報を保護する情報保護部とを備えた印刷装置であって、搭載された電源スイッチに連動して、前記インターフェース装置に電源を供給可能であり、前記インターフェース装置を挿入可能であることを特徴とする。
【0012】
本発明の、印刷装置の別の態様は、上述の情報保護部が、保護情報記憶部に記憶した保護対象情報を、所定のストアタイミングに、情報の書き換えが可能である保護情報予備記憶部へ記憶させることを特徴とするストア部を備えた印刷装置である。
【0013】
本発明の、印刷装置の別の態様は、上述の情報保護部が、ストア部によって保護情報予備記憶部へ記憶された保護対象情報を、所定のリストアタイミングに、保護情報記憶部へ記憶させることを特徴とするリストア部と、ストアタイミングおよび/またはリストアタイミングを所定の条件に基づいて決定するタイミング決定部とを、更に備えた印刷装置である。
【0014】
本発明の、印刷装置の別の態様は、上述の保護情報予備記憶部をインターフェース装置に備えることを特徴とする印刷装置である。
【0015】
本発明の、印刷装置の別の態様は、保護情報予備記憶部を備えるインターフェース装置を介してホスト装置に接続され、制御部と、保護情報記憶部と、受信部と、印刷部と、更新部と、ストア部と、を備えるように構成する。
【0016】
ここで、保護情報記憶部は、印刷装置の設定情報を不揮発に記憶する。
【0017】
一方、受信部は、ホスト装置から送信され、インターフェース装置により電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換が行われた指令データを受信する。
【0018】
更に、印刷部は、受信された指令データが文字または図形を指定する印刷指令である場合、当該文字または図形を印刷する。
【0019】
そして、更新部は、受信された指令データが保護情報記憶部に不揮発に記憶される設定情報を更新するものである場合、当該設定情報を更新する。
【0020】
一方、ストア部は、前記制御部の制御に基づき保護情報記憶部に不揮発に記憶される設定情報をインターフェース装置が備える保護情報予備記憶部にコピーして不揮発に記憶させる。また、印刷装置は、搭載された電源スイッチに連動して、前記インターフェース装置に電源を供給可能であり、前記インターフェース装置を挿入可能である。
【0021】
本発明の、印刷装置の別の態様は、印刷装置の第5の態様のストア部は、更新部により当該設定情報が更新された場合、当該コピーを行うように構成することができる。
【0022】
本発明の、印刷装置の別の態様は、印刷装置の第5の態様のストア部は、印刷装置に電源が投入された場合、当該コピーを行うように構成することができる。
【0023】
本発明の、印刷装置の別の態様は、電源切断指示入力受付部を更に備えるように構成することができる。
【0024】
ここで、電源切断指示入力受付部は、印刷装置の電源を切断する指示入力を受け付ける。
【0025】
一方、ストア部は、電源を切断する指示入力が受け付けられた場合、当該コピーを行う。
【0026】
本発明の、印刷装置の別の態様は、リストア部を更に備えるように構成することができる。
【0027】
ここで、リストア部は、インターフェース装置が備える保護情報予備記憶部に不揮発に記憶される設定情報を、保護情報記憶部にコピーして不揮発に記憶させる。
【0028】
本発明の、印刷装置の別の態様は、印刷装置の第9の態様のリストア部は、印刷装置に電源が投入された場合、保護情報記憶部に設定情報が記憶されておらず、インターフェース装置が備える保護情報予備記憶部に設定情報が不揮発に記憶されていれば、当該コピーを行うように構成することができる。
【0029】
本発明の、コンピュータ読取可能な情報記録媒体の1つの態様は、保護情報予備記憶部を備えるインターフェース装置を介してホスト装置に接続されるコンピュータを、上記の印刷装置として機能させるプログラムを記録するように構成する。
【0030】
本発明の、コンピュータ読取可能な情報記録媒体の別の態様は、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ、ディジタル・バーサタイル・ディスク、または、メモリカードであるように構成することができる。
【0031】
また、本発明の情報記録媒体をWWW(World Wide Web)のサーバコンピュータに装着して、ここから適宜プログラムをダウンロードし、上記コンピュータに記憶させてプログラムを更新し、更新されたプログラムをコンピュータ(典型的には、印刷装置が有するCPU)に実行させることにより、本発明の印刷装置を実現することができる。
【0032】
本発明の、インターフェース装置の1つの態様は、制御部と、不揮発に設定情報を記憶する保護情報記憶部を有する印刷装置と、ホスト装置と、に接続され、前記ホスト装置からの指令データに対し、電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換を行うものであり、保護情報予備記憶部と、接続部と、中継受信部と、中継送信部と、を備えるように構成する。
【0033】
ここで、保護情報予備記憶部は、前記制御部の制御に基づき印刷装置の保護情報記憶部に記憶される設定情報を不揮発に記憶する。
【0034】
一方、接続部は、前記制御部の制御に基づき印刷装置から保護情報予備記憶部へ設定情報をコピーさせるために、保護情報予備記憶部を、印刷装置に接続する。
【0035】
更に、中継受信部は、ホスト装置から送信される指令データを受信する。
【0036】
そして、中継送信部は、受信された指令データを印刷装置へ送信する。また、インターフェース装置は、前記印刷装置に搭載された電源スイッチに連動して、前記印刷装置から電源を供給可能であり、前記印刷装置に挿入可能である。
【0037】
本発明の、インターフェース装置の別の態様は、上述の接続部は、更に、保護情報予備記憶部から、印刷装置へ、設定情報をコピーさせるために、保護情報予備記憶部を、印刷装置に接続するように構成することができる。
【0038】
本発明の、印刷装置制御方法の1つの態様は、制御部を有し、搭載された電源スイッチに連動してインターフェース装置に電源を供給可能であり、前記インターフェース装置が挿入可能である印刷装置を制御する印刷装置制御方法であって、ホスト装置からの指令データに対し、電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換を行う前記インターフェース装置を介して前記指令データを受信する受信工程と、受信工程により受信した指令データの印刷文書情報に基づいて、印刷文書情報を印刷する印刷工程と、前記制御部の制御に基づき書き換えが可能である保護情報記憶部に記憶されている設定情報および履歴情報を有する保護対象情報を更新する更新工程と、前記制御部の制御に基づき更新工程により更新された保護対象情報を保護する情報保護工程とを備えた印刷装置制御方法である。
【0039】
本発明の、印刷装置制御方法の別の態様は、上述の情報保護工程が、保護情報記憶部に記憶した保護対象情報を、所定のストアタイミングに、情報の書き換えが可能である保護情報予備記憶部へ記憶させることを特徴とするストア工程を備えた印刷装置制御方法である。
【0040】
本発明の、印刷装置制御方法の別の態様は、上述の情報保護工程が、ストア工程によって保護情報予備記憶部へ記憶された保護対象情報を、所定のリストアタイミングに、保護情報記憶部へ記憶させることを特徴とするリストア工程と、ストアタイミングおよび/またはリストアタイミングを所定の条件に基づいて決定するタイミング決定工程とを、更に備えた印刷装置制御方法である。
【0041】
本発明の、印刷装置制御方法の別の態様は、上述の保護情報予備記憶部をインターフェース装置に備えることを特徴とする印刷装置制御方法である。
【0042】
本発明の、印刷装置制御方法の別の態様は、 制御部と、保護情報予備記憶部を備えるインターフェース装置を介してホスト装置に接続され、設定情報を不揮発に記憶する保護情報記憶部を備え、搭載された電源スイッチに連動して前記インターフェース装置に電源を供給可能であり、前記インターフェース装置が挿入可能である印刷装置を制御し、受信工程と、印刷工程と、更新工程と、ストア工程と、を備えるように構成する。
【0043】
ここで、受信工程では、ホスト装置から送信され、インターフェース装置により電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換が行われた指令データを受信する。
【0044】
一方、印刷工程では、受信された指令データが文字または図形を指定する印刷指令である場合、当該文字または図形を印刷する。
【0045】
更に、更新工程では、受信された指令データが保護情報記憶部に不揮発に記憶される設定情報を更新するものである場合、当該設定情報を更新する。
【0046】
そして、ストア工程では、前記制御部の制御に基づき保護情報記憶部に不揮発に記憶される設定情報をインターフェース装置が備える保護情報予備記憶部にコピーして不揮発に記憶させる。
【0047】
本発明の、印刷装置制御方法の別の態様は、印刷装置制御方法の第5の態様のストア工程では、更新工程により当該設定情報が更新された場合、当該コピーを行うように構成することができる。
【0048】
本発明の、印刷装置制御方法の別の態様は、印刷装置制御方法の第5の態様のストア工程では、印刷装置に電源が投入された場合、当該コピーを行うように構成することができる。
【0049】
本発明の、印刷装置制御方法の別の態様は、電源切断指示入力受付工程を更に備えるように構成することができる。
【0050】
ここで、電源切断指示入力受付工程では、印刷装置の電源を切断する指示入力を受け付ける。
【0051】
一方、ストア工程では、電源を切断する指示入力が受け付けられた場合、当該コピーを行う。
【0052】
本発明の、印刷装置制御方法の別の態様は、リストア工程を更に備えるように構成することができる。
【0053】
ここで、リストア工程では、インターフェース装置が備える保護情報予備記憶部に不揮発に記憶される設定情報を、保護情報記憶部にコピーして不揮発に記憶させる。
【0054】
本発明の、印刷装置制御方法の別の態様は、印刷装置制御方法の第9の態様のリストア工程では、印刷装置に電源が投入された場合、保護情報記憶部に設定情報が記憶されておらず、インターフェース装置が備える保護情報予備記憶部に設定情報が不揮発に記憶されていれば、当該コピーを行うように構成することができる。
【0055】
本発明の、インターフェース装置制御方法の1つの態様は、制御部と不揮発に設定情報を記憶する保護情報記憶部を有する印刷装置と、ホスト装置と、に接続され、前記ホスト装置からの指令データに対し、電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換を行うもので、印刷装置の保護情報記憶部に記憶される設定情報を不揮発に記憶する保護情報予備記憶部を備え、前記印刷装置に搭載された電源スイッチに連動して前記印刷装置から電源を供給可能であり、前記印刷装置に挿入可能であるインターフェース装置を制御し、保存工程と、中継受信工程と、中継送信工程と、を備えるように構成する。
【0056】
ここで、保存工程では、前記制御部の制御に基づき印刷装置の保護情報記憶部に不揮発に記憶された設定情報を保護情報予備記憶部にコピーして不揮発に記憶させる。
【0057】
一方、中継受信工程では、ホスト装置から送信される指令データを受信する。
【0058】
更に、中継送信工程では、受信された指令データを印刷装置へ送信する。
【0059】
本発明の、インターフェース装置制御方法の別の態様は、復旧工程を更に備えるように構成することができる。
【0060】
ここで、復旧工程では、保護情報予備記憶部に不揮発に記憶された設定情報を印刷装置の保護情報記憶部にコピーして不揮発に記憶させる。
【0061】
また、本発明のインターフェース装置制御方法は、印刷装置の制御により実行することができる。この場合、当該インターフェース装置は、CPUなどの制御手段を備える必要がない。
【0062】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
【0063】
(実施例)
図1は、本発明の実施例に係る印刷装置とインターフェース装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
【0064】
印刷装置101は、インターフェース装置131を介して、ホスト装置161等の外部装置との通信を実施する。
【0065】
ホスト装置161が印刷装置101に対して指令データを送信すると、これをインターフェース装置131の中継受信部132が受信する。この指令データに対して、変換部133が電圧レベルの変換や各種のインターフェース規格の変換を行い、その結果を中継送信部134が印刷装置101へ送信する。
【0066】
印刷装置101の受信部103は、インターフェース装置131から送信された指令データを受信する。
【0067】
指令データが受信部103に到達したことが検知されると、印刷装置101を制御するCPU102に対して受信割り込みが発生する。CPU102は、受信割り込み処理の中で、当該指令データをRAM104内に確保された受信バッファ105に記憶して、割り込み処理を終了する。
【0068】
一方、割り込みが発生していないとき、CPU102は、受信バッファ105が空か否かを判断し、受信バッファ105に指令データが記憶されている場合は、受信バッファ105の指令データを、FIFO(First In First Out)方式に基づいて順次取り出し、当該指令データを解釈する。
【0069】
指令データが文字や図形を印刷する印刷指令である場合は、当該印刷指令に指定された文字や図形のフォント情報を適宜ROM106からとりだして、RAM104内に用意された印字バッファ107に展開する。
【0070】
印字バッファ107が一杯になった場合、または、解釈した指令データが改行指令であった場合は、当該印字バッファに展開された印刷イメージに従って、印刷ヘッドやプラテン、用紙送りローラなどを備える印刷機構部108を駆動して、文字や図形を紙やフィルムなどの印刷体に印刷する。
【0071】
指令データが印刷装置101を設定する設定指令である場合、当該設定指令をフラッシュEEPROM、フラッシュ・メモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリ109に記憶する。また、印刷機構部108のインク使用量やインクカートリッジ交換の日時などの履歴情報等も不揮発性メモリ109に記憶される。
【0072】
上述した不揮発性メモリ109に記憶される設定情報や履歴情報には、以下のようなものがある。
【0073】
(設定情報)
・使用するフォントの種類
・用紙サイズ、用紙の向き
・余白の大きさ
・印字速度
・印字濃度
・用紙の種類
(履歴情報)
・インクの交換日時、インクの使用量
・印字行数
・ファームウェアのバージョン情報
・稼働時間
上述した不揮発性メモリ109に記憶された設定情報や履歴情報は、設定情報、履歴情報の一例でありその他の情報を記憶することも可能であり、更に記憶した情報を必要に応じて変更することも可能である。また、不揮発性メモリ109に記憶された設定情報や履歴情報は、種々のタイミングにおいてインターフェース装置131に送信される。尚、タイミングの具体例については、後述する。以下、インターフェース装置131へ送信する設定情報、履歴情報等を含めた情報を保護対象情報という。
【0074】
インターフェース装置131に送信された保護対象情報は、インターフェース装置131の不揮発性メモリ135に記憶される。不揮発性メモリ135に保護対象情報を記憶するための制御は、印刷装置101のCPU102によって実行される。
【0075】
また、インターフェース装置131の不揮発性メモリ135に記憶された保護対象情報を印刷装置101の不揮発性メモリ109に記憶させる制御は、種々のタイミングにおいて印刷装置101のCPU102によって実行される。従って、インターフェース装置131には、不揮発性メモリ135を制御するためのCPUを用意する必要はない。
【0076】
印刷装置101の電源スイッチ110を押圧操作することにより、印刷装置101の電源をオン・オフすることができる。電源がオンになると、CPU102は、ROM106に記憶された初期プログラムを実行して、ホスト装置からの指令データに応じて動作する。
【0077】
一方、電源オフの指示が電源スイッチ110の押圧操作によりなされると、CPU102は、所定の終了処理を行ってから、印刷装置101の電源を切る。この終了処理には、印刷機構部108の印刷ヘッドのクリーニングなどの処理が含まれる。
【0078】
また、印刷装置101からインターフェース装置131に対して、電源スイッチ110に連動して電源が供給される(図示せず)。
【0079】
印刷装置101とインターフェース装置131との間の保護対象情報の入出力処理は、印刷装置101の接続部111およびインターフェース装置131の接続部136を介して実行される。
【0080】
典型的には、インターフェース装置131の不揮発性メモリ135は、印刷装置101のCPU102のバスに、接続部111、接続部136を介して直接接続される。
【0081】
ここで、不揮発性メモリ109は、保護情報記憶部として、不揮発性メモリ135は、保護情報予備記憶部として、それぞれ機能する。
【0082】
(ストアタイミングの例)
印刷装置101のCPU102が、不揮発性メモリ109に記憶された保護対象情報を、インターフェース装置131の不揮発性メモリ135に記憶するタイミング(ストアタイミング)としては、以下のようなものが考えられる。
(1) 電源スイッチ110が押圧操作され、印刷装置101の電源がオンにされた時点であって、不揮発性メモリ109に記憶している保護対象情報が、初期設定値と異なる場合にストア処理を実行する。
【0083】
不揮発性メモリ109に記憶されている所定のカウンタ値が初期値であるか否かを判定したり、チェックサムやCRC(Cyclic RedundancyCheck)などの技術を用いて、初期設定値と同一であるか否かを判定したりしてもよい。
(2) 電源スイッチ110が押圧操作され、印刷装置101の電源がオフにされた時点。一般に、印刷装置101の終了処理には機械的な処理が必要なので、かなりの時間がかかる場合が多い。この間に平行して不揮発性メモリ135へのストア処理を実行する。
(3) 指令データが到着しない時間が、所定の時間を超え、かつ、受信バッファ105も印字バッファ107も空である場合。CPU102が行うべき作業がない典型的な場合であり、このようなアイドル時間にストア処理を実行する。
(4) 指令データが、不揮発性メモリ109に記憶する情報を更新するものである場合にストア処理を実行する。典型的には、印刷装置101の設定を変更する指令である場合にストア処理を実行する。
(5) 指令データがストア指令である場合にストア処理を実行する。このようなストア指令としては、たとえば以下のような指令データが考えられる。ここで、0xは十六進数を意味する接頭辞である。
【0084】
0x1b 0x1d 0x73 0x01 0x00 0x03
なお、これらの手法は、いずれかを採用してもよいし、いずれか複数を組み合わせて使用してもよい。
【0085】
(リストアタイミングの例)
印刷装置101のCPU102が、インターフェース装置131の不揮発性メモリ135に記憶された保護対象情報を、不揮発性メモリ109に記憶するタイミング(リストアタイミング)としては、以下のようなものが考えられる。
(1) 電源スイッチ110が押圧操作され、印刷装置101の電源がオンにされた時点であって、不揮発性メモリ109が適切にフォーマットされていないか、あるいは、保護対象情報が正しく記憶されていない場合。
【0086】
この場合は、何らかの事情で不揮発性メモリ109に記憶された情報が失われたか、あるいは、メインボードの故障によりメインボードが交換された場合などが考えられる。
【0087】
このリストアタイミングを採用した場合、ユーザが利用しているインターフェース装置131を修理保守要員に渡す必要はない。修理が完了した印刷装置101にインターフェース装置131を挿入して、電源をオンにすれば、ストア処理によりインターフェース装置131の不揮発性メモリ135に記憶されていた保護対象情報が自動的に不揮発性メモリ109に記憶されるからである。
(2) 指令データがリストア指令である場合。リストア指令は、たとえば以下のような指令データにより表現される。
【0088】
0x1b 0x1d 0x73 0x02 0x00 0x03
この指令は、たとえば、メインボードの修理が完了した時点に、印刷装置の修理保守要員が印刷装置101に与える。
【0089】
なお、これらの手法は、いずれかを採用してもよいし、いずれか複数を組み合わせて使用してもよい。
【0090】
図2は、保護対象情報を保護するためにストア処理および/またはリストア処理を実行する情報保護部についての詳細な機能ブロックの構成を示す図である。
【0091】
情報保護部は、タイミング決定部201、ストア部202およびリストア部203を備えている。
【0092】
ストア部202は、印刷装置の使用者等により新たに設定された設定情報、インクの使用量等の履歴情報等を含む保護対象情報を保護情報記憶部221から取り出し、保護情報予備記憶部222に格納する。リストア部203は、必要に応じて、予め、ストア部202によって保護情報予備記憶部222に格納された保護対象情報を取り出し、保護情報記憶部221に格納する。更に、タイミング決定部201は、ストア部202およびリストア部203を実行させるためのストアタイミングおよびリストアタイミングを決定する。
【0093】
また、タイミング決定部201は、タイミング判定部211、ストア条件判定部212およびリストア条件判定部213を備えている。
【0094】
タイミング判定部211は、印刷装置101およびインターフェース装置131の種々のイベントタイミング、ホスト装置161からの要求タイミング等の中からストア部202および/またはリストア部203を実行させるタイミングを判定する。即ち、ストア部202および/またはリストア部203を実行させるタイミングの例として、図1において説明したように、(1)印刷装置101の電源がオンにされたタイミング、(2)印刷装置101の電源がオフにされたタイミング、(3)CPU102の所定のアイドル時間経過タイミング、(4)保護対象情報の更新終了タイミング、(5)ホスト装置161からのストア指令データ受信タイミング、(6)ホスト装置161からのリストア指令データ受信タイミング等を判定する。
【0095】
ストア条件判定部212は、タイミング判定部211によって判定されたタイミングにおいて、保護情報記憶部221に格納されている保護対象情報を取り出し、予め設定されている保護情報記憶部221の保護対象情報の初期設定値と比較することにより、取り出した保護対象情報を保護情報予備記憶部222に格納するか否かを判定する。即ち、ストアタイミングを決定する。ここで、ストアタイミングの判定の例を以下の記述する。
(ストア−例1)保護対象情報である印字行数、稼働時間、オートカッタの動作回数、メモリの書き換え回数等の各種カウンタ値の初期設定値を0として、この初期設定値と保護情報記憶部221に格納されている保護対象情報とを比較し、少なくとも1個のカウンタ値が初期設定値と異なる場合をストアタイミングとする。
(ストア−例2)保護対象情報の初期設定値に基づいて予め設定されているチェックサムの値と保護情報記憶部221に格納されている保護対象情報に基づいたチェックサムの値とを比較し、異なる場合をストアタイミングとする。
(ストア−例3)保護情報記憶部221の所定のアドレスのデータを書き換えフラグとして使用することにより、書き換えフラグが初期設定値と異なる場合をストアタイミングとする。例えば、書き換えフラグの初期設定値を1とし、保護情報記憶部221から取り出した保護対象情報を保護情報予備記憶部222に格納した場合に書き換えフラグを0クリアすることにより、少なくとも1回は、保護対象情報が更新されたことを判定することができる。
(ストア−例4)保護情報記憶部221に予め記憶されている、印刷装置101のメインボードを識別する番号(以下、「ID番号」という)を、初期設定値として保護情報予備記憶部222に記憶し、保護情報記憶部221に記憶されているID番号と保護情報予備記憶部222に記憶されているメインボードのID番号とを比較することにより、インターフェース装置の取り替えがあったことを認識した場合をストアタイミングとする。
【0096】
リストア条件判定部213は、タイミング判定部211によって判定されたタイミングにおいて、印刷装置101の保護情報記憶部221が初期設定値である場合に、保護情報予備記憶部222に格納されている保護対象情報を取り出し、予め設定されている保護情報予備記憶部222の保護対象情報の初期設定値と比較することにより、取り出した保護対象情報を保護情報記憶部221に格納するか否かを判定する。即ち、リストアタイミングを決定する。ここで、リストアタイミングの判定の例を以下の記述する。
(リストア−例1)保護対象情報である印字行数、稼働時間、オートカッタの動作回数、メモリの書き換え回数等の各種カウンタ値の初期設定値を0として、この初期設定値と保護情報予備記憶部222に格納されている保護対象情報とを比較し、少なくとも1個のカウンタ値が初期設定値と異なる場合をリストアタイミングとする。
(リストア−例2)保護対象情報の初期設定値に基づいて予め設定されているチェックサムの値と保護情報予備記憶部222に格納されている保護対象情報に基づいたチェックサムの値とを比較し、異なる場合をリストアタイミングとする。
【0097】
図3は、情報保護処理のフローチャートを示す図である。
【0098】
まず、印刷装置101およびインターフェース装置131の種々のイベント、ホスト装置161からの要求を受け付け(S301)、受け付けた処理のタイミングからストア処理またはリストア処理を実行するタイミングを判定する(S302)。ここでは、図2において説明したタイミングをストア処理またはリストア処理を実行するタイミングの例として説明する。また、ストア処理は、保護情報記憶部221から取り出した保護対象情報を保護情報予備記憶部222に格納することであり、リストア処理は、保護情報予備記憶部222から取り出した保護対象情報を保護情報記憶部221に格納することである。
【0099】
タイミングが印刷装置101の電源がオンにされたタイミングである場合(S302;「電源オン」)は、ストア処理またはリストア処理を実行する条件であるかを判定し、ストア処理またはリストア処理を実行し(S303)、ステップS301に戻り、次の処理を受け付けるまで待機する。
【0100】
タイミングが印刷装置101の電源がオフにされたタイミングである場合(S302;「電源オフ」)は、ストア処理またはリストア処理を実行する条件であるかを判定し、ストア処理またはリストア処理を実行し(S304)、ステップS301に戻り、次の処理を受け付けるまで待機する。
【0101】
タイミングがCPU102の所定のアイドル時間経過タイミングである場合(S302;「アイドル時間経過」)は、ストア処理またはリストア処理を実行する条件であるかを判定し、ストア処理またはリストア処理を実行し(S305)、ステップS301に戻り、次の処理を受け付けるまで待機する。
【0102】
タイミングが保護対象情報の更新終了タイミングである場合(S302;「更新」)は、ストア処理またはリストア処理を実行する条件であるかを判定し、ストア処理またはリストア処理を実行し(S306)、ステップS301に戻り、次の処理を受け付けるまで待機する。
【0103】
タイミングがホスト装置161からのストア指令データ受信タイミングである場合(S302;「ストア指令」)は、保護情報記憶部221から保護対象情報を取り出し(S307)、取り出した保護対象情報を保護情報予備記憶部222に格納すると共に保護情報記憶部221の書き換えフラグを0クリアし(S308)、ステップS301に戻り、次の処理を受け付けるまで待機する。
【0104】
タイミングがホスト装置161からのリストア指令データ受信タイミングである場合(S302;「リストア指令」)は、保護情報予備記憶部222から保護対象情報を取り出し(S309)、取り出した保護対象情報を保護情報記憶部221に格納し(S310)、ステップS301に戻り、次の処理を受け付けるまで待機する。
【0105】
図4は、情報保護処理のストア・リストア決定処理のフローチャートを示す図である。
【0106】
まず、保護情報記憶部221から保護対象情報を取り出し(S401)、取り出した保護対象情報と予め設定されている保護情報記憶部221の保護対象情報の初期設定値とを比較し、初期設定状態であるか否かを判定する(S402)。
ここでは、例えば、下記の全ての条件を満たす場合が初期設定状態である。
(条件1)保護情報記憶部221に格納されていた印字行数、稼働時間、オートカッタの動作回数、メモリの書き換え回数等の各種カウンタ値の初期設定値が0である。
(条件2)保護情報記憶部221に格納されていた保護対象情報に基づいたチェックサムの値と保護対象情報の初期設定値に基づいて予め設定されているチェックサムの値とが同一である。
(条件3)書き換えフラグが1である。
【0107】
初期設定状態ではない場合、即ち、保護対象情報のいずれか1項目の情報が少なくとも1回更新されている場合(S402;No)は、取り出した保護対象情報を保護情報予備記憶部222に格納すると共に保護情報記憶部221の書き換えフラグを0クリアし(S403)、処理を終了する。
【0108】
一方、初期設定状態である場合、即ち、修理等により設定情報、履歴情報等が消去されたり、メインボードが取り替えられたりした場合(S402;Yes)は、保護情報予備記憶部222から保護対象情報を取り出し(S404)、取り出した保護対象情報と予め設定されている保護情報予備記憶部222の保護対象情報の初期設定値とを比較し、初期設定状態であるか否かを判定する(S405)。ここでは、例えば、下記の全ての条件を満たす場合が初期設定状態である。
(条件1)保護情報予備記憶部222に格納されていた印字行数、稼働時間、オートカッタの動作回数、メモリの書き換え回数等の各種カウンタ値の初期設定値が0である。
(条件2)保護情報予備記憶部222に格納されていた保護対象情報に基づいたチェックサムの値と保護対象情報の初期設定値に基づいて予め設定されているチェックサムの値とが同一である。
【0109】
初期設定状態ではない場合、即ち、少なくとも1回は保護情報記憶部221から取り出した保護対象情報を保護情報予備記憶部222に格納した場合(S405;No)は、保護情報予備記憶部222から取り出した保護対象情報を保護情報記憶部221に格納し(S406)、処理を終了する。
【0110】
一方、初期設定状態である場合、即ち、インターフェース装置も取り替えられた場合(S405;Yes)は、保護情報記憶部221の保護対象情報に格納されていたメインボードのID番号と保護情報予備記憶部222の保護対象情報に格納されていたメインボードのID番号とが同一であるか否かを判定し(S407)、同一でない場合(S407;No)は、保護情報記憶部221の保護対象情報に格納されていたメインボードのID番号を保護情報予備記憶部222に格納し(S408)、処理を終了する。一方、同一の場合(S407;Yes)は、処理をせずに終了する。
【0111】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、印刷装置の設定情報や履歴情報のストアをするのに好適な印刷装置、これを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体、インターフェース装置、印刷装置制御方法、ならびに、インターフェース装置制御方法を提供することができる。
【0112】
従って、印刷装置のメインボードに備えた書き換え可能な保護情報記憶部に記憶されている、工場出荷時点の初期設定値とは異なる値に更新されている印刷装置の設定情報、インク使用量等の履歴情報等の保護対象情報を、所定のタイミングにおいて、メインボードとは異なる装置(例えば、インターフェース装置)に備えた書き換え可能な保護情報予備記憶部に格納しておくことにより、メインボードが故障により取り替えられる場合に、保護情報予備記憶部に格納した保護対象情報を取り替えられたメインボードの保護情報記憶部に格納することにより、保護対象情報を復旧することが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る印刷装置とインターフェース装置の概要構成を示す模式図である。
【図2】 情報保護部についての詳細な機能ブロックの構成を示す図である。
【図3】 情報保護処理のフローチャートを示す図である。
【図4】 情報保護処理のストア・リストア決定処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
101 印刷装置
102 CPU
103 受信部
104 RAM
105 受信バッファ
106 ROM
107 印字バッファ
108 印刷機構部
109 不揮発性メモリ
110 電源スイッチ
111 接続部
131 インターフェース装置
132 中継受信部
133 変換部
134 中継送信部
135 不揮発性メモリ
136 接続部
161 ホスト装置

Claims (26)

  1. 制御部と、
    設定情報および履歴情報を含む保護対象情報を記憶した書き換えが可能である保護情報記憶部と、
    ホスト装置からの指令データに対し、電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換を行うインターフェース装置を介して受信する受信部と、
    前記受信部により受信した前記指令データの印刷文書情報に基づいて、印刷文書情報を印刷する印刷機構部と、
    前記制御部の制御に基づき前記保護対象情報を更新する更新部と、
    前記制御部の制御に基づき前記更新部により更新された前記保護対象情報を保護する情報保護部と、
    を備えた印刷装置であって、
    搭載された電源スイッチに連動して、前記インターフェース装置に電源を供給可能であり、
    前記インターフェース装置を挿入可能であることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記情報保護部が、前記保護情報記憶部に記憶した前記保護対象情報を、所定のストアタイミングに、情報の書き換えが可能である保護情報予備記憶部へ記憶させることを特徴とするストア部を備えた請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記情報保護部が、前記ストア部によって前記保護情報予備記憶部へ記憶された前記保護対象情報を、所定のリストアタイミングに、前記保護情報記憶部へ記憶させることを特徴とするリストア部と、
    前記ストアタイミングおよび/または前記リストアタイミングを所定の条件に基づいて決定するタイミング決定部と、
    を更に備えた請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記保護情報予備記憶部を前記インターフェース装置に備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 保護情報予備記憶部を備えるインターフェース装置を介してホスト装置に接続される印刷装置であって、
    制御部と、
    前記印刷装置の設定情報を不揮発に記憶する保護情報記憶部と、
    前記ホスト装置から送信され、前記インターフェース装置により電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換が行われた指令データを受信する受信部と、
    前記受信された指令データが文字または図形を指定する印刷指令である場合、当該文字または図形を印刷する印刷部と、
    前記受信された指令データが前記保護情報記憶部に不揮発に記憶される設定情報を更新するものである場合、当該設定情報を更新する更新部と、
    前記制御部の制御に基づき前記保護情報記憶部に不揮発に記憶される設定情報を前記インターフェース装置が備える前記保護情報予備記憶部にコピーして不揮発に記憶させるストア部と、を備え、
    搭載された電源スイッチに連動して、前記インターフェース装置に電源を供給可能であり、
    前記インターフェース装置を挿入可能であることを特徴とする印刷装置。
  6. 前記ストア部は、前記更新部により当該設定情報が更新された場合、当該コピーを行うことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記ストア部は、前記印刷装置に電源が投入された場合、当該コピーを行うことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  8. 前記印刷装置の電源を切断する指示入力を受け付ける電源切断指示入力受付部を更に備え、前記ストア部は、前記電源を切断する指示入力が受け付けられた場合、当該コピーを行うことを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  9. 前記インターフェース装置が備える前記保護情報予備記憶部に不揮発に記憶される設定情報を、前記保護情報記憶部にコピーして不揮発に記憶させるリストア部を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  10. 前記リストア部は、前記印刷装置に電源が投入された場合、前記保護情報記憶部に設定情報が記憶されておらず、前記インターフェース装置が備える前記保護情報予備記憶部に設定情報が不揮発に記憶されていれば、当該コピーを行うことを特徴とする請求項9に記載の印刷装置。
  11. 保護情報予備記憶部を備えるインターフェース装置を介してホスト装置に接続されるコンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載の印刷装置として機能させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  12. 前記情報記録媒体は、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ、ディジタル・バーサタイル・ディスク、または、メモリカードであることを特徴とする請求項11に記載の情報記録媒体。
  13. 制御部と、不揮発に設定情報を記憶する保護情報記憶部を有する印刷装置と、ホスト装置と、に接続され、前記ホスト装置からの指令データに対し、電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換を行うインターフェース装置であって、
    前記制御部の制御に基づき前記印刷装置の前記保護情報記憶部に記憶される設定情報を不揮発に記憶する保護情報予備記憶部と、
    前記制御部の制御に基づき前記印刷装置から前記保護情報予備記憶部へ設定情報をコピーさせるために、前記保護情報予備記憶部を、前記印刷装置に接続する接続部と、
    前記ホスト装置から送信される指令データを受信する中継受信部と、
    前記受信された指令データを前記印刷装置へ送信する中継送信部と、
    を備え
    前記印刷装置に搭載された電源スイッチに連動して、前記印刷装置から電源を供給可能であり、
    前記印刷装置に挿入可能であることを特徴とするインターフェース装置。
  14. 前記接続部は、更に、前記保護情報予備記憶部から、前記印刷装置へ、設定情報をコピーさせるために、前記保護情報予備記憶部を、前記印刷装置に接続することを特徴とする請求項13に記載のインターフェース装置。
  15. 制御部を有し、搭載された電源スイッチに連動してインターフェース装置に電源を供給可能であり、前記インターフェース装置が挿入可能である印刷装置を制御する印刷装置制御方法であって、
    ホスト装置からの指令データに対し、電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換を行う前記インターフェース装置を介して前記指令データを受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信した前記指令データの印刷文書情報に基づいて、印刷文書情報を印刷する印刷工程と、
    前記制御部の制御に基づき書き換えが可能である保護情報記憶部に記憶されている設定情報および履歴情報を有する保護対象情報を更新する更新工程と、
    前記制御部の制御に基づき前記更新工程により更新された前記保護対象情報を保護する情報保護工程と、
    を備えた印刷装置制御方法。
  16. 前記情報保護工程が、前記保護情報記憶部に記憶した前記保護対象情報を、所定のストアタイミングに、情報の書き換えが可能である保護情報予備記憶部へ記憶させることを特徴とするストア工程を備えた請求項15に記載の印刷装置制御方法。
  17. 前記情報保護工程が、前記ストア工程によって前記保護情報予備記憶部へ記憶された前記保護対象情報を、所定のリストアタイミングに、前記保護情報記憶部へ記憶させることを特徴とするリストア工程と、
    前記ストアタイミングおよび/または前記リストアタイミングを所定の条件に基づいて決定するタイミング決定工程と、
    を更に備えた請求項16に記載の印刷装置制御方法。
  18. 前記保護情報予備記憶部を前記インターフェース装置に備えることを特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載の印刷装置制御方法。
  19. 制御部と、保護情報予備記憶部を備えるインターフェース装置を介してホスト装置に接続され、設定情報を不揮発に記憶する保護情報記憶部を備え、搭載された電源スイッチに連動して前記インターフェース装置に電源を供給可能であり、前記インターフェース装置が挿入可能である印刷装置を制御する印刷装置制御方法であって、
    前記ホスト装置から送信され、前記インターフェース装置により電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換が行われた指令データを受信する受信工程と、
    前記受信された指令データが文字または図形を指定する印刷指令である場合、当該文字または図形を印刷する印刷工程と、
    前記受信された指令データが前記保護情報記憶部に不揮発に記憶される設定情報を更新するものである場合、当該設定情報を更新する更新工程と、
    前記制御部の制御に基づき前記保護情報記憶部に不揮発に記憶される設定情報を前記インターフェース装置が備える前記保護情報予備記憶部にコピーして不揮発に記憶させるストア工程と、
    を備えることを特徴とする印刷装置制御方法。
  20. 前記ストア工程は、前記更新工程により当該設定情報が更新された場合、当該コピーを行うことを特徴とする請求項19に記載の印刷装置制御方法。
  21. 前記ストア工程は、前記印刷装置に電源が投入された場合、当該コピーを行うことを特徴とする請求項19に記載の印刷装置制御方法。
  22. 前記印刷装置の電源を切断する指示入力を受け付ける電源切断指示入力受付工程を更に備え、前記ストア工程は、前記電源を切断する指示入力が受け付けられた場合、当該コピーを行うことを特徴とする請求項19に記載の印刷装置制御方法。
  23. 前記インターフェース装置が備える前記保護情報予備記憶部に不揮発に記憶される設定情報を、前記保護情報記憶部にコピーして不揮発に記憶させるリストア工程を更に備えることを特徴とする請求項19に記載の印刷装置制御方法。
  24. 前記リストア工程は、前記印刷装置に電源が投入された場合、前記保護情報記憶部に設定情報が記憶されておらず、前記インターフェース装置が備える前記保護情報予備記憶部に設定情報が不揮発に記憶されていれば、当該コピーを行うことを特徴とする請求項23に記載の印刷装置制御方法。
  25. 制御部と不揮発に設定情報を記憶する保護情報記憶部を有する印刷装置と、ホスト装置と、に接続され、前記ホスト装置からの指令データに対し、電圧レベルの変換またはインターフェース規格の変換を行うもので、前記印刷装置の前記保護情報記憶部に記憶される設定情報を不揮発に記憶する保護情報予備記憶部を備え、前記印刷装置に搭載された電源スイッチに連動して前記印刷装置から電源を供給可能であり、前記印刷装置に挿入可能であるインターフェース装置を制御するインターフェース装置制御方法であって、
    前記制御部の制御に基づき前記印刷装置の前記保護情報記憶部に不揮発に記憶された設定情報を前記保護情報予備記憶部にコピーして不揮発に記憶させる保存工程と、
    前記ホスト装置から送信される指令データを受信する中継受信工程と、
    前記受信された指令データを前記印刷装置へ送信する中継送信工程と、
    を備えることを特徴とするインターフェース装置制御方法。
  26. 前記保護情報予備記憶部に不揮発に記憶された設定情報を前記印刷装置の前記保護情報記憶部にコピーして不揮発に記憶させる復旧工程を更に備えることを特徴とする請求項25に記載のインターフェース装置制御方法。
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