JP4648581B2 - 廃自動車・廃家電等の金属/非金属系複合廃棄物の再資源化方法 - Google Patents

廃自動車・廃家電等の金属/非金属系複合廃棄物の再資源化方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄、非鉄等の金属と樹脂・タイヤ・ガラス等の非金属、例えば廃車、廃家電等からなる複合廃棄物の再資源化方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、廃車、廃家電等の廃棄物の再資源化方法は、再使用可能な中古部品や鉄又は非鉄原料として再資源化できる部材を取り除いた廃棄物を埋立処分するか焼却処分されており、環境への悪影響が問題視されている。このような問題を解決する方法として、例えば、特開平11−57680号公報(以下「先行技術」という)に開示されるように、これらの廃棄物を箱体等を構成している金属類と、モーター、コンプレッサー、エンジン、タイヤ等の主要部品と、樹脂部材と、基盤及びケーブルと、その他のものに解体し、解体した金属類を鉄と非鉄に分別し、解体したプラスチック部材は、塩素含有プラスチックとその他のプラスチックに分離し、更に塩素含有プラスチックは脱塩素し、脱塩素した塩素含有プラスチック及びそれ以外のプラスチックを回収し、解体した基盤及びケーブルは破砕選別回収し、再資源化する方法が採用され始めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先行技術に示されている従来方法は、以下に示すような課題を有している。
(1)先行技術が示すように、廃車・廃家電等から、箱体等を構成する金属類とモーター・コンプレッサー等の主要部品とプラスチック部材と基盤・ケーブルとその他のものに解体し、さらに、解体したものを再使用可能なものと不可能なものに分け、その後、さらに、不可能なものを破砕選別する方法においては、解体・分離する人的資源と破砕・選別・造粒する過大な設備投資を投入する必要がある。そのために、処理コストが高く、経済的に不利である。
(2)また、再使用不可能なものを破砕選別する際に、廃車のシートや廃冷蔵庫の断熱材に使用されているウレタンの破砕片に、金属の破砕片、粉がささり込むことにより、又、破砕ガラス粉と破砕金属粉が混在することにより、選別しづらくなり、選別のための処理工程が増え、あるいは回収される樹脂類、ガラス類中に金属粉等が混入するため、再使用先が限定される等の問題がある。
(3)また、回収された燃料油等の液体可燃物や冷媒フロンのような環境破壊物質やガラス等の無機系廃棄物は、従来通りの方法で専業業者へ処理委託され残さが埋立されるか、又は、そのまま埋立か焼却処分される。そのために、廃棄物の輸送再資源化率が低いという欠点がある。
【0004】
そこで、本発明では、上記の従来技術における問題点に先ず、使用可能な部品と、金属からなる部材を回収し、燃料油等の液体可燃物と、冷媒フロン等の環境破壊物質と、その他のタイヤ及び車体又は筐体等に解体し、又、さらに廃車のシートや廃冷蔵庫の断熱材等のウレタンと廃車のフロントガラス等のガラス類を解体し、タイヤ及び車体又は筐体等を、あるいは廃車の場合には、タイヤと車体又はタイヤとシート等のウレタンとガラスと車体を別々に、廃冷蔵庫の場合は、筐体又は、断熱ウレタンと筐体を別々に、機械的に、金属、有機系非金属、無機系非金属に破砕選別し、選別した有機系非金属と、無機系非金属と、前記解体回収物である液体可燃物と、環境破壊物質とに分け、再資源化する方法を提供することが目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、廃車及び廃家電等からなる廃棄物の再資源化方法において、前記廃棄物から再使用可能な中古部品と再使用可能な金属部材とオイル等の液体可燃物質とフロン等の環境破壊物質とを解体し取り除いた後又は、さらに廃車のシートや廃冷蔵庫の断熱材等のウレタンと廃車のフロントガラス等のガラス類を解体し取り除いた後のタイヤ及び金属・非金属からなる車体(タイヤを装入した)又は筐体等を、又は、廃車の場合は、タイヤと車体又はタイヤとシート等のウレタンとガラスと車体を別々に、廃冷蔵庫の場合は、筐体又は、断熱ウレタンと筐体を別々に、そのまま解体分離することなく、破砕選別し、金属と有機系非金属と無機系非金属とに分け、金属は鉄と非鉄に選別し、素材として再利用し、有機系非金属と前記廃棄物から解体回収した液体可燃物と環境破壊物質とガラスを主体とした無機系非金属を1200℃以上の、部分酸化燃焼炉や鉄等の高温金属溶融炉等の高温炉に直接入れ、又は、有機系非金属と前記廃棄物から解体回収した液体可燃物を一度500℃以下の低温で混合液状化した後、この液状化物質と環境破壊物質と無機系非金属とを1200℃以上の部分酸化燃焼炉や鉄等の高温金属溶融炉等の高温炉で処理し、使用可能な中古部品と使用可能な部材と使用可能な燃料ガス、路盤材に、又は、使用可能な中古部品と使用可能な部材と使用可能な燃料ガス、油、路盤材等に全て再資源化する方法を提供するものである。
【0006】
この方法における発明は、先行技術のように、部品・部材を解体分離することなく、再使用可能な部品、部材と油・フロン等の液状物を取り除いた後、金属・有機系非金属・無機系非金属を一緒に破砕することで、又は、破砕後の選別を容易にするために、廃車のシートや廃冷蔵庫の断熱材等のウレタンと廃車のフロントガラス等のガラスのみを事前に取り除いて破砕することで、金属・有機系非金属・無機系非金属がきれいに剥離することを見出したこと、タイヤ及び車体又は筐体を、又は廃車の場合はタイヤと車体又はタイヤとシート等のウレタンとガラスと車体を別々に、廃冷蔵庫の場合は、筐体又は、断熱ウレタンと筐体を別々に、破砕選別し回収した有機系非金属と無機系非金属とオイル/フロン等の液状物を1200℃以上の、酸素による部分酸化燃焼炉や鉄等の高温金属溶融炉等の高温炉に同時に処理することで有機物は水素、一酸化炭酸、その他炭化水素に分解し、フロン等環境破壊物質や有機系非金属に含まれるハロゲン成分と無機系非金属に含まれるアルカリ金属成分が反応し無害化された路盤材等の資源に生まれ変わること、又、オイル/フロン等の液状物と有機系非金属を混合し、低温で加熱することで効率的に液状化でき有機系非金属に含まれる塩素等の腐食成分や非鉄類等が塩酸等や非鉄金属として回収できることを見出した。更に、液状化した廃棄物と無機系の非金属を1200℃以上の高温で反応させることで、有機物は水素、一酸化炭酸、その他炭化水素に分解し、フロン等環境破壊物質や有機系非金属に含まれるハロゲン成分と無機系非金属に含まれるアルカリ金属成分が反応し無害化された路盤材の資源に生まれ変わることを見出したことである。
【0007】
これらの発明によって、従来技術と比べ、解体等の人手が少なく、最小の装置で機械的に素材選別でき、全ての部品、部材、素材を再資源化することができ、処理コストが安い経済的な方法を提供できた。
【0008】
【発明の実施の形態】
次ぎに、この発明の実施の形態を図面を参照にしながら、説明する。図1は、この発明の実施の形態に係る廃棄物の再資源化方法のフローチャートを示す工程図である。
図1に示すように、廃車及び廃家電等の廃棄物は、受入れ後、荷捌きされて、品種別、即ち、例えば、自動車、冷蔵庫、テレビ、洗濯機、エアコン等の品種別に保管される。次いで、品種別に保管された廃棄物は、事前に再使用可能な部品及び部材と再使用不可能な部品及び部材に見分けられる。再使用可能な部品及び部材は、オイル等の液体可燃物とフロン等の環境破壊物質とを抜取る液抜き工程に送られた後、部品解体工程に送られ再使用可能な部品及び部材を解体回収され、先行技術のように、更に、部品及び部材に解体選別されることなく、残り全て、例えば廃車の場合はタイヤ及び車体、を破砕工程に送る。再使用できない部品及び部材からなる廃棄物は、液抜き工程で油等の液体可燃物とフロン等の環境破壊物質のみを取り除いた後に破砕工程に送られる。破砕工程では、先ず破砕物から、磁力選別機及び渦電流式アルミ選別機によって、鉄とアルミを回収する。鉄とアルミを取り除いた後の残骸は、その後、破砕形状の差と材料の比重差を利用し、樹脂・タイヤを中心とする有機系非鉄金属とガラスを中心とする無機系非金属に機械的に分離される。樹脂・タイヤを中心とする有機系非金属には、非鉄粉、特に銅を含んでいるため、更に、樹脂と非鉄の比重差を利用して、非鉄である銅又はミックスメタルを回収することができる。なお、鉄とアルミを取り除いた後の各素材の選別手順は、破砕工程に送られる残骸の素材構成比により、図1に記す手順と異なることもある。
【0009】
この段階で再使用出来ずに残っているものは、液抜き工程で回収された油等の液体可燃物と、冷媒フロン等の環境破壊物質と、破砕選別工程を経て回収された集塵ダストを含む樹脂・タイヤを中心とする有機系非金属と、ガラス等を中心とする無機系非金属の4種類となる。
これら4種類の回収物を炭化水素系を中心とする燃料ガスや化学製品用原料ガスと路盤材等の原料となる無機溶融物の2種類の回収物として回収する場合は、図1に示すように1200℃以上の高温炉に直接装入する。
【0010】
油や塩酸等のハロゲン系成分を回収する場合や有機系非金属からさらに鉄、非鉄を回収する場合は、図2に示すように、一旦、油等の液体可燃物と有機系非金属を500℃以下の低温炉で混合液化してから1200℃以上の高温炉に装入する。
さらに、図1又は図2の高温炉から回収したガスをガス分子径の大きさを利用したガス分離工程を追加すると、水素やCOガスが比較的安く回収することができる。
【0011】
尚、以上の説明では、廃車の場合、金属・非金属からなる車体とタイヤを一括処理しているが、図3、4に示すように、タイヤと車体を別々に処理してから、高温炉に装入するか、一旦500℃以下の低温炉で混合液化してから高温炉に装入しても良い。
【0012】
又、図5、6に示すように、廃車の場合、破砕選別処理を行なう前に、シート等のウレタン類とフロントガラス等のガラス類を取り除いた後に、タイヤとウレタン類とガラス類と車体を別々に処理してから高温炉に装入するか、一旦500℃以下の低温炉で混合液化してから高温炉に装入しても良い。
【0013】
さらに、図7、8に示すように、廃冷蔵庫の場合、破砕選別処理を行なう前に、断熱材のウレタン類を取り除いた後に、ウレタン類と筐体を別々に処理してから高温炉に装入するか、一旦500℃以下の低温炉で混合液化してから高温炉に装入しても良い。
【0014】
【実施例】
以下に、本発明の効果について実施例により説明する。
図1に示す再資源化フローに従って廃車を処理した。また、図5に示す再資源化フローによっても廃車を処理した。この時、廃車中に含有するCu量に対する回収されたCu量の比率及び廃車量に対する埋立ダスト発生量の比率について比較検討を行った結果を下記に示す。なお「廃車中に含有するCu量」とは図1、5中の「廃車・廃家電等」「廃車」でのCu量を指し、「回収されたCu量」は図1、5中の「シュレッダー銅」量のことをいう。
また、比較例として、通常は、破砕後に磁力選別にて鉄を回収するが、その後の残さは、搬送ベルトコンベア上で異物である銅線を目視判断して排除する作業が行われている。従って、脱Cu率は40%程度となっている。一方、集塵ダスト及び鉄回収後の残さはシュレッダーダストとして埋立処分される。この量は、廃車から16%発生している。
【0015】
Figure 0004648581
このように本発明の再資源化フローによれば、廃車、廃家電からの脱Cu率は向上し、埋立ダスト量もなくなる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明した本発明によって、資源価値の高い中古部品の回収等に人的資源を投入し、その他の回収、再資源化を機械的に破砕・選別し、鉄、非鉄の原料を回収し、最終的に4つ回収素材に分別、その後再資源化の目的に応じ、同一装置、工程で処理することで、4つの回収物も使用可能なものに再資源化できた。
本発明の効果としては、
(1)人力及び設備投資が従来の方法に比べ、少なくて済む。
(2)同一設備、工場で全て資源化でき、輸送コストが大幅に低減できるとともに、輸送上の環境影響も少なくて済む。
(3)全ての再使用可能な資源に変換できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物の再資源化フローの一例を示す説明図。
【図2】本発明の廃棄物の再資源化フローの他の例を示す説明図。
【図3】本発明の廃棄物の再資源化フローのさらに他の例を示す説明図。
【図4】本発明の廃棄物の再資源化フローのさらに他の例を示す説明図。
【図5】本発明の廃棄物の再資源化フローのさらに他の例を示す説明図。
【図6】本発明の廃棄物の再資源化フローのさらに他の例を示す説明図。
【図7】本発明の廃棄物の再資源化フローのさらに他の例を示す説明図。
【図8】本発明の廃棄物の再資源化フローのさらに他の例を示す説明図。

Claims (4)

  1. 使用済み自動車(以下「廃車」という)及び使用済み家電製品(以下「廃家電」という)等からなる金属/非金属系の複合廃棄物の再資源化方法において、前記廃棄物から再使用できる中古部品と、前記廃棄物に含まれる燃料油等の液体可燃物類と冷媒フロン等の環境破壊物質類と、前記廃棄物を構成する再使用可能な金属からなる部材と、前記廃棄物からこれらの部品を回収したのちのタイヤ及び金属・非金属からなる車体又は筐体等に解体分離し、前記タイヤ及び車体又は筐体等を破砕し金属類と、樹脂・タイヤを主体とする有機系非金属と、ガラスを主体とする無機系非金属とに回収し、前記廃棄物から回収された液体可燃物と環境破壊物質と有機系非金属と無機系非金属を1200℃以上の、酸素による部分酸化燃焼炉や鉄等の高温金属溶融炉等の高温炉で処理し、水素・一酸化炭素・その他炭化水素ガスからなる燃料又は化学製品用の原料となるガスと路盤材の原料となるスラグに再資源化することで、全ての部品、部材、素材を再資源化することを特徴とする廃棄物の再資源化方法。
  2. 廃車及び廃家電等からなる金属/非金属系の複合廃棄物の再資源化方法において、前記廃棄物から再使用できる中古部品と、前記廃棄物に含まれる燃料油等の液体可燃物類と冷媒フロン等の環境破壊物質類と、前記廃棄物を構成する再使用可能な金属からなる部材と、前記廃棄物からこれらの部品を回収したのちのタイヤ及び金属・非金属からなる車体又は筐体等に解体分離し、前記タイヤ及び車体又は筐体等を破砕し金属類と、樹脂・タイヤを主体とする有機系非金属と、ガラスを主体とする無機系非金属とに回収し、前記廃棄物から回収された液体可燃物と有機系非金属を500℃以下の低温で混合・液状化し、その後、液状化した物質と冷媒フロン等の環境破壊物質類と無機系非金属を1200℃以上の、酸素による部分酸化燃焼炉や鉄等の高温金属溶融炉等の高温炉で処理し、水素・一酸化炭素・その他炭化水素ガスからなる燃料又は化学製品用の原料となるガスと路盤材の原料となるスラグに再資源化することで、全ての部品、部材、素材を再資源化することを特徴とする廃棄物の再資源化方法。
  3. 廃車及び廃家電等からなる金属/非金属系の複合廃棄物の再資源化方法において、前記廃棄物から再使用できる中古部品と、前記廃棄物に含まれる燃料油等の液体可燃物類と冷媒フロン等の環境破壊物質類と、前記廃棄物を構成する再使用可能な金属からなる部材と、前記廃棄物からこれらの部品を回収したのちのタイヤ金属・非金属からなる車体又は筺体等に解体分離し、前記タイヤと金属・非金属からなる車体又は筺体等を別々に破砕し金属類とタイヤからなる有機系非金属とガラスを主体とする無機系非金属に分離し、前記液体可燃物類と環境破壊物質類と有機系非金属と無機系非金属を1200℃以上の、部分酸化燃焼炉や鉄等の高温金属溶融炉等の高温炉に直接入れ、又は、有機系非金属と前記廃棄物から解体回収した液体可燃物を一度500℃以下の低温で混合液状化した後、この液状化物質と環境破壊物質と無機系非金属とを1200℃以上の部分酸化燃焼炉や鉄等の高温金属溶融炉等の高温炉で処理し、水素・一酸化炭素・その他炭化水素ガスからなる燃料又は化学製品用の原料となるガスと路盤材の原料となるスラグに再資源化することで、 全ての部品、部材、素材を再資源化することを特徴とする廃棄物の再資源化方法。
  4. 廃車及び廃家電等からなる金属/非金属系の複合廃棄物の再資源化方法において、前記廃棄物から再使用できる中古部品と前記廃棄物を構成する再使用可能な金属からなる部材と、前記廃棄物からこれら部品、部材を回収する際に取り除いた、廃車のシートや廃冷蔵庫の断熱材に使用されているウレタン類と廃車のフロントガラス等のガラス類と、前記廃棄物から再使用できる中古部品及び再使用可能な金属からなる部材を回収したのちのタイヤ及び金属・非金属からなる車体又は筺体等と、該車体又は筐体等から取り除いたウレタン類とガラス類と、前記廃棄物に含まれる燃料油等の液体可燃物類と冷媒フロン等の環境破壊物質類とに解体分離し、
    ウレタン類、ガラス類、車体及び筺体毎に別々に破砕し、その後、金属類と、樹脂、タイヤ、ウレタンを主体とする有機系非金属、ガラスを主体とする無機系非金属に分離し、前記液体可燃物類と環境破壊物質類と有機系非金属と無機系非金属を1200℃以上の、部分酸化燃焼炉や鉄等の高温金属溶融炉等の高温炉に直接入れ、又は、有機系非金属と前記廃棄物から解体回収した液体可燃物を一度500℃以下の低温で混合液状化した後、この液状化物質と環境破壊物質と無機系非金属とを1200℃以上の部分酸化燃焼炉や鉄等の高温金属溶融炉等の高温炉で処理し、水素・一酸化炭素・その他炭化水素ガスからなる燃料又は化学製品用の原料となるガスと路盤材の原料となるスラグに再資源化することで、全ての部品、部材、素材を再資源化することを特徴とする廃棄物の再資源化方法。
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Pomykala et al. Automotive recycling in the United States: energy conservation and environmental benefits

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