JP4647548B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子レンジ等の高周波加熱装置に関し、特に扉の構造に特徴を有する高周波加熱装置に関するものである。
従来から、電子レンジ等の高周波加熱装置では、高周波(2.45GHz(ギガヘルツ)のマイクロ波)を使用して加熱調理が行なわれている。このような高周波が加熱調理中に高周波加熱装置の外部に漏洩すると人体に好ましくない影響を及ぼしてしまう。そこで、高周波加熱装置には、高周波の漏洩を防止するための対策が様々施されている。その中でも、扉と高周波加熱装置本体との間の隙間から漏洩しようとする高周波への対策は特に重要である。
扉と高周波加熱装置本体との間の隙間から漏洩する高周波の漏洩量を抑制する対策として、扉を構成する金属板の外周を袋小路形状に折り曲げて加工したチョーク構造と呼ばれる構造が従来から存在する。このチョーク構造の原理は、扉と高周波加熱装置本体との間の隙間から漏洩しようとする高周波をチョーク構造の袋小路内に導き、袋小路の端部で反射させ、その反射波と袋小路内に導かれる高周波とを合成し、チョーク構造の入り口部分での高周波の電圧を最大、電流を最小とすることを利用したものである。
すなわち、チョーク構造の入り口部分での高周波の電圧を最大、電流を最小とすることでみかけのインピーダンスを無限大(∞)とし、扉と高周波加熱装置本体との間の隙間からの高周波の漏洩量をなくす、あるいは少なくするようにしたものである。したがって、このようなチョーク構造では、扉と高周波加熱装置本体との間の隙間の入り口部分からチョーク構造の入り口部分までの距離と、チョーク構造の入り口部分から袋小路の端部までの距離とが、それぞれ使用波長の1/4程度となるように設定されており、チョーク構造の入り口部分で反射波と漏洩しようとする高周波とが逆位相となって合成されるように構成されている。
そのようなものとして、「内部空間を有して前記内部空間に高周波が供給される本体と、前記内部空間を開閉自在とするように前記本体に取付けられて外周部が金属板からなる扉とを備える高周波加熱装置であって、前記外周部の金属板を5回折り曲げることにより形成されたチョーク溝をさらに有し、前記チョーク溝の1回目から5回目の折り曲げ部はそれぞれ90°の折り曲げ角度を有し、当該折り曲げによる溝の深さおよび1回目の折り曲げ部と2回目の折り曲げ部との間の寸法をそれぞれ約11mmとし、2回目の折り曲げ部と3回目の折り曲げ部との間の寸法を約16mmと設定した場合に、4回目の折り曲げ部と5回目の折り曲げ部との間の第1寸法および5回目の折り曲げ部と前記金属板の端の間の第2寸法は、11.5mm〜14.5mmの間および7.5mm〜1.0mmの間でそれぞれ値が設定される、高周波加熱装置」が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2000−291959号公報(第7頁、第4図)
特許文献1に記載の高周波加熱装置は、チョーク構造を構成する各折り曲げ部の間の寸法を短く設定することでチョーク溝を薄型化し、それに伴って扉も軽量で薄くすることができるものであった。つまり、この高周波加熱装置は、高周波の性質に基づいてチョーク構造自体に工夫を施し、高周波加熱装置の外部に漏洩しようとする高周波の量を抑制するようにしたものである。
確かに、高周波の漏洩量を抑制する対策として、チョーク構造自体に工夫を施すことは有効である。しかしながら、チョーク構造だけで漏洩しようとする高周波の全部を抑制できるものではない。したがって、チョーク構造に至るまでの高周波伝播経路を確保し、この高周波伝播経路で高周波を減衰してからチョーク構造に導くようにすることが望ましい。また、このような高周波伝播経路を確保できれば、チョーク構造自体を小型化することが可能になる。つまり、チョーク構造を備えた扉も軽量かつ薄型化できるのである。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、扉の構造を工夫することで高周波伝播経路を確保して高周波の漏洩量を効果的に抑制可能にした高周波加熱装置を提供するものである。
本発明に係る高周波加熱装置は、前面に開口部が形成されている加熱室を有する本体と、前記本体に取り付けられて前記開口部を開閉自在に覆い、金属板で形成したチョーク構造が外周内部に設けられている扉とを備えた高周波加熱装置であって、前記扉の加熱室側の外周部内壁には、前記扉を閉めたことに連動して前記加熱室側に突き出す凸部が形成されており、前記扉を閉めた状態において、高周波が前記チョーク構造に入る前の段階で前記凸部と前記加熱室の内壁面とで高周波を減衰するための高周波伝播経路を形成したことを特徴とする。
本発明に係る高周波加熱装置は、前面に開口部が形成されている加熱室を有する本体と、前記本体に取り付けられて前記開口部を開閉自在に覆い、金属板で形成したチョーク構造が外周内部に設けられている扉とを備えた高周波加熱装置であって、前記扉の加熱室側の外周部内壁には、前記扉を閉めたことに連動して前記加熱室側に突き出す凸部が形成されており、前記扉を閉めた状態において、高周波が前記チョーク構造に入る前の段階で前記凸部と前記加熱室の内壁面とで高周波を減衰するための高周波伝播経路を形成したので、高周波の漏洩量を効果的に抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る高周波加熱装置100の主要断面を示す縦断面図である。ここで示す高周波加熱装置100は、扉20が閉められている状態を表している。図1に基づいて、高周波加熱装置100の構成について説明する。この高周波加熱装置100は、本体10と扉20とを備えている。本体10には、食品等の被加熱物を収容する加熱室11と、被加熱物を加熱調理するマイクロ波を照射する図示省略のマグネトロンと、マイクロ波を加熱室11内に導くためにマグネトロンと接続された図示省略の導波管とが内蔵されている。また、加熱室11の前面には開口部12が形成されている。
扉20は、本体10に取り付けられており、本体10(加熱室11)に形成されている開口部12を開閉自在に覆うようになっている。扉20は、ヒンジを介して本体10に取り付けられていてもよく、引き戸のようなスライド式として本体に取り付けられていてもよい。また、高周波加熱装置100がビルトイン型である場合には、扉20を引き出すような形式で本体10に取り付けてもよい。さらに、ヒンジを介して取り付けられる場合には、本体10のいずれの方向に取り付けられてもよい。
この扉20は、金属板24と、金属板24を前後方向から挟む内側ガラス26及び外側ガラス27と、金属板24の外周部29を覆うチョークカバー22とで構成されている。この金属板24の開口部12に対向する位置には加熱室11の内部が視認できるように複数の貫通穴が形成されている。また、扉20の外周部29の内部には、チョーク構造21が形成されている。ここでは、チョーク構造21が金属板24を複数回折り曲げて形成した場合を例に示している。なお、チョーク構造21は、所定の間隔でスリットを複数形成したくし歯形状とするとよい。また、チョーク構造21をくし歯形状とした場合において、スリットの個数を特に限定するものではない。さらに、金属板24は、チョーク構造21及び凸部30を形成できるものであればよく、特に材質を限定するものではない。
金属板24には、外周部29と内側ガラス26との間で加熱室11側に突き出すような形状の凸部30が形成されている。この凸部30と加熱室11の内壁面とでマイクロ波を減衰するための経路である高周波伝播経路50を形成するようになっている。つまり、凸部30は、扉20と加熱室11の前面との間の隙間に向かって漏洩しようとするマイクロ波の経路を延長するための役目を果たすようになっている。なお、金属板24は、チョーク構造21及び凸部30を形成できるものであればよく、特に材質を限定するものではない。
すなわち、高周波伝播経路50は、所定の長さが確保されており、扉20と本体10との間の隙間から漏洩しようとするマイクロ波をチョーク構造21の内部に入る前の段階で十分減衰させておくためのものである。こうすることによって、チョーク構造21だけでなく、高周波伝播経路50でもマイクロ波の漏洩量を抑制することができるので、更に効率良くマイクロ波の漏洩量を抑制することができるようになっている。なお、凸部30は高周波伝播経路50を延長できる形状であればよく、特に形状を限定するものではない。また、図1では、凸部30が加熱室11を構成する壁に接していない場合を示しているが、凸部30が加熱室11を構成する壁に接していてもよい。
内側ガラス26は、扉20を閉じた状態において加熱室11の一面を構成する役目を果たしている。また、内側ガラス26は、扉20を閉じた状態において加熱室11を視認可能にしている。外側ガラス27は、扉20の外側表面を構成する役目を果たしている。また、外側ガラス27も内側ガラス26と同様に扉20を閉じた状態において加熱室11を視認可能にしている。なお、内側ガラス26及び外側ガラス27の材質を特に限定するものではないが、たとえば耐熱性が高く、透視性の良い材質で構成するとよい。
このチョーク構造21は、チョークカバー22で覆われており、チョーク構造21の内部にゴミや塵等を侵入させないようになっている。このチョークカバー22は、チョーク構造21の形状に対応しており、扉20と本体10との間の隙間を塞ぐような形状とするとよい。なお、チョークカバー22は、チョーク構造21の性能に与える影響が小さくなるようにマイクロ波を吸収する誘電損失係数が少ない素材で形成するとよい。たとえば、ポリプロピレンやPET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂でチョークカバー22を形成するとよい。
ここで、チョーク構造21の特徴について説明する。
チョーク構造21は、金属板24の外周部29を複数回折り曲げて袋小路形状にしたチョーク箱体23を形成することにより構成されている。このチョーク箱体23の内部にマイクロ波を導くことで、扉20と本体10との間の隙間から漏洩するマイクロ波の漏洩量を抑制するようになっている。つまり、扉20と本体10との間の隙間から漏洩しようとするマイクロ波をチョーク構造21のチョーク箱体23内に導き、チョーク箱体23の端部(a)で反射させ、その反射波とチョーク箱体23内に導かれるマイクロ波とを合成し、チョーク構造21の入り口部分(b)でのマイクロ波の電圧を最大、電流を最小とすることを利用してマイクロ波の漏洩量を抑制するのである。
こうすることによって、チョーク構造21の入り口部分(b)でのマイクロ波のみかけのインピーダンスを無限大(∞)とすることができ、扉20と本体10との間の隙間からのマイクロ波の漏洩量をなくす、あるいは少なくすることが可能になるのである。したがって、チョーク構造21は、扉20と本体10との間の隙間の入り口部分(c)からチョーク構造21の入り口部分(b)までの距離と、チョーク構造21の入り口部分(b)からチョーク箱体23の端部(a)までの距離とが、それぞれマイクロ波の波長の1/4程度となるように設定されている。このようにすれば、チョーク構造21の入り口部分(b)において、チョーク箱体23からの反射波と漏洩しようとするマイクロ波とが逆位相となり、合成されることになるからである。
次に、実施の形態1に係る高周波加熱装置100の特徴部分について説明する。
高周波加熱装置100は、扉20を閉めた状態において、高周波伝播経路50を形成するように扉20の外周部29の内壁に凸部30が形成されている。つまり、扉20に凸部30を形成することによって、高周波伝播経路50を形成し、扉20の外周部29に形成されているチョーク構造21に入る前の段階でマイクロ波の減衰を図っているのである。したがって、チョーク構造21でマイクロ波の漏洩を十分に抑制できないような場合であっても、その前段階において十分にマイクロ波を減衰させることが可能になっている。
このような凸部30を扉20に形成すると、たとえばチョーク構造21のマイクロ波抑制能力が低い場合や、扉20の所定部分からの漏洩量を特に抑制したい場合等に有効である。つまり、凸部30は、高周波加熱装置100の性能や用途に応じて、扉20の全体に形成してもよく、一部分にだけ形成してもよいのである。したがって、チョーク構造21だけでマイクロ波の漏洩量を抑制するものに比べて、更に安全性を高めることが可能なのである。また、凸部30を形成すれば、チョーク構造21の性能を重視しなくて済む。
換言すると、チョーク構造21は金属板24を複数回折り曲げて形成するが、寸法や角度の調整が複雑で製造するための手間を多く要することになるが、凸部30はチョーク構造21ほど複雑な形状を有しておらず、凸部30を扉20に形成することでチョーク構造21を製造するために要する手間を軽減することが可能になるのである。また、この実施の形態1で示すように、チョーク構造21と凸部30とを組み合わせることによって、マイクロ波の漏洩量を十分に抑制することができる。
実施の形態1では、チョーク構造21を形成する金属板24の折り曲げ回数、金属板24の材質、チョーク構造21自体の形状及び大きさを特に限定するものではない。つまり、このチョーク構造21は、上述のチョーク構造の原理を利用してマイクロ波の漏洩量を抑制できるものであればよく、照射されるマイクロ波の周波数や高周波加熱装置100の大きさ、設置場所等を考慮して金属板24の折り曲げ回数、金属板24の材質及びチョーク構造21自体の形状を決定するとよい。また、実施の形態1では、チョーク構造21が金属板24を複数回折り曲げて形成した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、曲面を形成するように金属板24を曲げてチョーク構造21を形成してもよい。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2に係る高周波加熱装置100aの主要断面を示す縦断面図である。ここで示す高周波加熱装置100aは、扉20aが閉められている状態を表している。図2に基づいて、高周波加熱装置100aの構成について説明する。なお、実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
この高周波加熱装置100aは、本体10と扉20aとを備えている。扉20aは、本体10に取り付けられており、本体10(加熱室11)に形成されている開口部12を開閉自在に覆うようになっている。また、扉20aの外周部29aの内部には、チョーク構造21aが形成されている。ここでは、チョーク構造21aが金属板24aを複数回折り曲げて形成した場合を例に示している。なお、チョーク構造21aは、所定の間隔でスリットを複数形成したくし歯形状とするとよい。また、チョーク構造21aをくし歯形状とした場合において、スリットの個数を特に限定するものではない。
金属板24aには、外周部29aと内側ガラス26との間で加熱室11側に突き出している凸部の一例である伝播経路延長板金31が取り付けられている。この伝播経路延長板金31と加熱室11の内壁面とでマイクロ波を減衰するための経路である高周波伝播経路50aを形成するようになっている。つまり、伝播経路延長板金31は、扉20aと加熱室11の前面との間の隙間に向かって漏洩しようとするマイクロ波の経路を延長するための役目を果たすようになっている。なお、伝播経路延長板金31を形成する金属板の材質を特に限定するものではない。
この伝播経路延長板金31は、実施の形態1で説明した凸部30と同様な役目を果たすものであるが、凸部30のように金属板24を加工して形成したものではなく、金属板24aに取り付けるようになっている。なお、伝播経路延長板金31は高周波伝播経路50aを形成できる形状であればよく、特に形状を限定するものではない。また、図2では、伝播経路延長板金31が加熱室11を構成する壁に接していない場合を示しているが、伝播経路延長板金31が加熱室11を構成する壁に接していてもよい(図3参照)。
次に、実施の形態2に係る高周波加熱装置100aの特徴部分について説明する。
高周波加熱装置100aは、扉20aを閉めた状態において、高周波伝播経路50aを形成するように扉20aの外周部29aの内壁に伝播経路延長板金31を取り付けてある。つまり、扉20aに伝播経路延長板金31を取り付けることによって、高周波伝播経路50aを形成し、扉20aの外周部29aの内部に形成されているチョーク構造21aに入る前の段階でマイクロ波の減衰を図っているのである。したがって、チョーク構造21aでマイクロ波の漏洩を十分に抑制できないような場合であっても、その前段階において十分にマイクロ波を減衰させることが可能になっている。
このような伝播経路延長板金31を扉20aに取り付けると、たとえばチョーク構造21aのマイクロ波抑制能力が低い場合や、扉20aの所定部分からの漏洩量を特に抑制したい場合等に有効である。つまり、伝播経路延長板金31は、高周波加熱装置100aの性能や用途に応じて、扉20aの全体に形成してもよく、一部分にだけ形成してもよいのである。したがって、チョーク構造だけでマイクロ波の漏洩量を抑制するものに比べて、更に安全性を高めることが可能なのである。また、伝播経路延長板金31を形成すれば、チョーク構造21aの性能を重視しなくて済む。
換言すると、チョーク構造21aは金属板24aを複数回折り曲げて形成するが、寸法や角度の調整が複雑で製造するための手間を多く要することになるが、伝播経路延長板金31はチョーク構造21aほど複雑な形状を有しておらず、伝播経路延長板金31を取り付けることでチョーク構造21aを製造するために要する手間を軽減することが可能になるのである。また、この実施の形態2で示すように、チョーク構造21aと伝播経路延長板金31とを組み合わせることによって、マイクロ波の漏洩量を十分に抑制することができる。さらに、伝播経路延長板金31は、実施の形態1で示した凸部30を形成するよりも容易に取り付けることができる。
実施の形態2では、チョーク構造21aを形成する金属板24aの折り曲げ回数、金属板24aの材質、チョーク構造21a自体の形状及び大きさを特に限定するものではない。つまり、このチョーク構造21aは、上述のチョーク構造の原理を利用してマイクロ波の漏洩量を抑制できるものであればよく、照射されるマイクロ波の周波数や高周波加熱装置100aの大きさ、設置場所等を考慮して金属板24aの折り曲げ回数、金属板24aの材質及びチョーク構造21a自体の形状を決定するとよい。
また、実施の形態2では、チョーク構造21aが金属板24aを複数回折り曲げて形成した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、曲面を形成するように金属板24aを曲げてチョーク構造21aを形成してもよい。なお、伝播経路延長板金31は、扉20aの外周部29aの内壁に取り付けられるものであればよく、特に材質を限定するものではない。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3に係る高周波加熱装置100bの主要断面を示す縦断面図である。ここで示す高周波加熱装置100bは、扉20bが閉められている状態を表している。図3に基づいて、高周波加熱装置100bの構成について説明する。なお、実施の形態3では実施の形態1及び実施の形態2との相違点を中心に説明し、実施の形態1及び実施の形態2と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
この高周波加熱装置100bは、本体10と扉20bとを備えている。扉20bは、本体10に取り付けられており、本体10(加熱室11)に形成されている開口部12を開閉自在に覆うようになっている。また、金属板24bの外周部29bの内部には、チョーク構造21bが形成されている。ここでは、チョーク構造21bが金属板24bを複数回折り曲げて形成した場合を例に示している。なお、チョーク構造21bは、所定の間隔でスリットを複数形成したくし歯形状とするとよい。また、チョーク構造21bをくし歯形状とした場合において、スリットの個数を特に限定するものではない。
金属板24bには、外周部29bと内側ガラス26との間で加熱室11側に突き出している凸部の一例である伝播経路延長板金32が取り付けられている。この伝播経路延長板金32と加熱室11の内壁面とでマイクロ波を減衰するための経路である高周波伝播経路50bを形成するようになっている。つまり、伝播経路延長板金32は、扉20bと加熱室11の前面との間の隙間に向かって漏洩しようとするマイクロ波の経路を延長するための役目を果たすようになっている。なお、伝播経路延長板金32を形成する金属板の材質を特に限定するものではない。
この伝播経路延長板金32は、実施の形態1で説明した凸部30と同様な役目を果たすものであるが、凸部30のように金属板24を加工して形成したものではなく、金属板24bに取り付けるようになっている。なお、伝播経路延長板金32は高周波伝播経路50bを形成できる形状であればよく、特に形状を限定するものではない。また、伝播経路延長板金32は、図3に示すように加熱室11を構成する内壁面に接するようになっている。
次に、実施の形態3に係る高周波加熱装置100bの特徴部分について説明する。
高周波加熱装置100bは、扉20bを閉めた状態において、高周波伝播経路50bを形成するように扉20bの外周部29bの内壁に伝播経路延長板金32を取り付けてある。つまり、扉20bに伝播経路延長板金32を取り付けることによって、高周波伝播経路50bを形成し、扉20bの外周部29bの内部に形成されているチョーク構造21bに入る前の段階でマイクロ波の減衰を図っているのである。したがって、チョーク構造21bでマイクロ波の漏洩を十分に抑制できないような場合であっても、その前段階において十分にマイクロ波を減衰させることが可能になっている。
この伝播経路延長板金32は、実施の形態2で説明した伝播経路延長板金31と同様の役目を果たすものである。実施の形態2で説明した伝播経路延長板金31は、加熱室11の内壁面に接しないようにしたものであるが、伝播経路延長板金32は、接触部が形成されており(図4参照)、加熱室11の内壁面に接触するようになっている。実施の形態2の伝播経路延長板金31のように、加熱室11の壁に接するようにしなくても高周波伝播経路50aが延長できるのでマイクロ波の漏洩量を抑制することができるが、伝播経路延長板金32のように、加熱室11の壁に接するようにした方がマイクロ波の漏洩量を更に抑制することができる。
伝播経路延長板金32を加熱室11の内壁面に接触すると、加熱室11の外部に伝播しようとするマイクロ波の経路を高周波伝播経路50bで狭めることができ、マイクロ波を加熱室11の内部に留めておくことができるようになるからである。すなわち、伝播経路延長板金32のように加熱室11の内壁面に接触するようにしても多少の隙間ができてしまうので、伝播経路延長板金32を取り付けることで高周波伝播経路50bを形成してマイクロ波の経路を延長するようになっているのである。
このような伝播経路延長板金32を扉20bに取り付けると、たとえばチョーク構造21bのマイクロ波抑制能力が低い場合や、扉20bの所定部分からの漏洩量を特に抑制したい場合等に有効である。つまり、伝播経路延長板金32は、高周波加熱装置100bの性能や用途に応じて、扉20bの全体に形成してもよく、一部分にだけ形成してもよいのである。したがって、伝播経路延長板金31を形成したものに比べて、更に安全性を高めることが可能なのである。
図4は、伝播経路延長板金32の形状の一例を示す斜視図である。図4に基づいて、伝播経路延長板金32の特徴部分について説明する。伝播経路延長板金32は、加熱室11の壁に接触するようになっているために、接触による加熱室11及び伝播経路延長板金32の双方に生じる損失を低減するような材質で形成することが望ましい。つまり、伝播経路延長板金32の材質を特に限定するものではないが、弾性の高い金属を材質として形成するとよいのである。そして、伝播経路延長板金32は、その材質を直角に折り曲げて金属板24bとの平行面41と、加熱室11の壁との平行面42とを形成し、平行面42を所定の角度で折り曲げて加熱室11の壁との接触面(接触部)43を形成して製造されるようになっている。
また、伝播経路延長板金32には、所定の間隔でスリット40が形成されている。このスリット40は、チョーク構造21bに形成されているスリットと同様の目的で形成されている。つまり、外周部29に沿って伝播するマイクロ波を減衰するために形成されているのである。さらに、伝播経路延長板金32は、加熱室11の壁と接触させるために、加熱室11の壁と平行となる面の途中に角度を設けている。なお、伝播経路延長板金32に形成するスリット40の個数、及び、加熱室11の壁と平行となる面の途中に設ける角度を特に限定するものではない。
実施の形態3では、チョーク構造21bを形成する金属板24bの折り曲げ回数、金属板24bの材質、チョーク構造21b自体の形状及び大きさを特に限定するものではない。つまり、このチョーク構造21bは、上述のチョーク構造の原理を利用してマイクロ波の漏洩量を抑制できるものであればよく、照射されるマイクロ波の周波数や高周波加熱装置100bの大きさ、設置場所等を考慮して金属板24bの折り曲げ回数、金属板24bの材質及びチョーク構造21b自体の形状を決定するとよい。
また、実施の形態3では、チョーク構造21bが金属板24bを複数回折り曲げて形成した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、曲面を形成するように金属板24bを曲げてチョーク構造21bを形成してもよい。なお、伝播経路延長板金32は、扉20bの外周部29bの内壁に取り付けられるものであればよく、特に材質を限定するものではない。
また、伝播経路延長板金32は、平行面42を所定の角度で折り曲げて接触面43を形成し加熱室11の壁と接触させるようにした場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、伝播経路延長板金32を製造する材質を直角に折り曲げずに、金属板24bとの平行面41と、加熱室11の壁との接触面43とだけを形成して加熱室11の壁と接触させるようにしてもよい。なお、図4で示したようなスリット40を実施の形態2の伝播経路延長板金32に形成してもよい。
実施の形態4.
図5は、本発明の実施の形態4に係る高周波加熱装置100cの主要断面を示す縦断面図である。ここで示す高周波加熱装置100cは、扉20cが閉められている状態を表している。図5に基づいて、高周波加熱装置100cの構成について説明する。なお、実施の形態4では実施の形態1〜実施の形態3との相違点を中心に説明し、実施の形態1〜実施の形態3と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
この高周波加熱装置100cは、本体10と扉20cとを備えている。扉20cは、本体10に取り付けられており、本体10(加熱室11)に形成されている開口部12を開閉自在に覆うようになっている。また、金属板24cの外周部29bには、チョーク構造21cが形成されている。ここでは、チョーク構造21cが金属板24cを複数回折り曲げて形成した場合を例に示している。なお、チョーク構造21cは、所定の間隔でスリットを複数形成したくし歯形状とするとよい。また、チョーク構造21bをくし歯形状とした場合において、スリットの個数を特に限定するものではない。
金属板24cには、外周部29cと内側ガラス26との間で加熱室11側に突き出している凸部の一例である伝播経路延長板金33が取り付けられている。この伝播経路延長板金33と加熱室11の内壁面とでマイクロ波を減衰するための経路である高周波伝播経路50cを形成するようになっている。つまり、伝播経路延長板金33は、扉20cと加熱室11の前面との間の隙間に向かって漏洩しようとするマイクロ波の経路を延長するための役目を果たすようになっている。なお、伝播経路延長板金33を形成する金属板の材質を特に限定するものではない。
この伝播経路延長板金33は、実施の形態1で説明した凸部30と同様な役目を果たすものであるが、凸部30のように金属板24を加工して形成したものではなく、金属板24cに取り付けるようになっている。なお、伝播経路延長板金33は高周波伝播経路50cを延長できる形状であればよく、特に形状を限定するものではない。また、伝播経路延長板金33は、図5に示すように加熱室11を構成する内壁面に接するようになっている。
次に、実施の形態4に係る高周波加熱装置100cの特徴部分について説明する。
高周波加熱装置100cは、扉20cを閉めた状態において、高周波伝播経路50cを形成するように扉20cの外周部29cの内壁に伝播経路延長板金33を取り付けてある。つまり、扉20cに伝播経路延長板金33を取り付けることによって、高周波伝播経路50cを形成し、扉20cの外周部29cの内部に形成されているチョーク構造21cに入る前の段階でマイクロ波の減衰を図っているのである。したがって、チョーク構造21cでマイクロ波の漏洩を十分に抑制できないような場合であっても、その前段階において十分にマイクロ波を減衰させることが可能になっている。
この伝播経路延長板金33は、実施の形態2で説明した伝播経路延長板金31と同様の役目を果たすものである。実施の形態2で説明した伝播経路延長板金31は、加熱室11の内壁面に接しないようにしたものであるが、伝播経路延長板金33は、接触部が形成されており、加熱室11の内壁面に接触するようになっている。実施の形態2の伝播経路延長板金31のように、加熱室11の壁に接するようにしなくても高周波伝播経路50aが延長できるのでマイクロ波の漏洩量を抑制することができるが、伝播経路延長板金33のように、加熱室11の壁に接するようにした方がマイクロ波の漏洩量を更に抑制することができる。
また、この伝播経路延長板金33は、扉20cの外周部29cの内部に収容可能な構成となっている。そして、伝播経路延長板金33は、図5に示すように扉20cが閉じられた状態において加熱室11側に突き出すようになっている。扉20cには、タクトスイッチ60と、モータ61と、配線62とが内蔵されている。また、開口部12のタクトスイッチ60と対向する位置には、スイッチ凸部65が設けられている。すなわち、扉20cが閉じられると、開口部12に設けられているスイッチ凸部65でタクトスイッチ60が押されるようになっているのである。
タクトスイッチ60がスイッチ凸部65によって押されると、その情報がタクトスイッチ60と配線62を介して接続されている図示省略の制御基板に伝達される。この制御基板は、扉20cが閉じられたことを認識してモータ61を動作させる。モータ61が動作すると、そのモータ61に接続されている伝播経路延長板金33が加熱室11内部に突き出るようになっている。そして、タクトスイッチ60がスイッチ凸部65から離れると、その情報が制御基板に伝達され、扉20cが開けられたことを認識してモータ61を動作させ、伝播経路延長板金33を扉20c内に収容するようになっている。
以上のように、扉20cを閉めたことに連動して伝播経路延長板金33を加熱室11側に突き出させるのである。このような構成とすれば、扉20cを開けたときにおいて凸部である伝播経路延長板金33が隠れた状態となって扉20cの加熱室11側の表面が平たい形状となるので、ユーザの使い勝手が向上することになる。ここでは、伝播経路延長板金33が加熱室11の壁に接触している場合を例に説明したが、これに限定するものではなく、実施の形態1で説明したように接触させなくてもよい。
なお、制御基板は、本体10のどこに設けられていてもよいが、図示省略の操作パネル部の近傍や、図示省略のドアアーム周辺等の目立たない位置に設けるとよい。また、伝播経路延長板金33に図4で示したようなスリット40を形成してもよい。この伝播経路延長板金33は、扉20cの全体に形成してもよく、一部分にだけ形成してもよい。さらに、伝播経路延長板金33の材質を特に限定するものではないが、弾性の高い金属を材質として形成するとよい。
実施の形態4では、チョーク構造21cを形成する金属板24cの折り曲げ回数、金属板24cの材質、チョーク構造21c自体の形状及び大きさを特に限定するものではない。つまり、このチョーク構造21cは、上述のチョーク構造の原理を利用してマイクロ波の漏洩量を抑制できるものであればよく、照射されるマイクロ波の周波数や高周波加熱装置100cの大きさ、設置場所等を考慮して金属板24cの折り曲げ回数、金属板24cの材質及びチョーク構造21c自体の形状を決定するとよい。
また、実施の形態4では、チョーク構造21cが金属板24cを複数回折り曲げて形成した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、曲面を形成するように金属板24cを曲げてチョーク構造21cを形成してもよい。なお、伝播経路延長板金33は、扉20cの外周部29bに収容可能なものであればよく、特に材質を限定するものではない。
実施の形態4では、扉20cにタクトスイッチ60、モータ61及び配線62を内蔵した場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、スイッチ凸部65または伝播経路延長板金33のいずれかが押されることによって、シーソー構造を介して伝播経路延長板金33を突き出させるような構成としてもよい。このようにすれば、扉20cの内部に配線62を設けなくて済み、扉20cの薄型化も実現することが可能になる。また、実施の形態1〜実施の形態4で説明した内容を組み合わせてもよい。
実施の形態1に係る高周波加熱装置の主要断面を示す縦断面図である。 実施の形態2に係る高周波加熱装置の主要断面を示す縦断面図である。 実施の形態3に係る高周波加熱装置の主要断面を示す縦断面図である。 伝播経路延長板金の形状の一例を示す斜視図である。 実施の形態4に係る高周波加熱装置の主要断面を示す縦断面図である。
符号の説明
10 本体、11 加熱室、12 開口部、20 扉、20a 扉、20b 扉、20c 扉、21 チョーク構造、21a チョーク構造、21b チョーク構造、21c チョーク構造、22 チョークカバー、24 金属板、24a 金属板、24b 金属板、24c 金属板、26 内側ガラス、27 外側ガラス、29 外周部、29a 外周部、29b 外周部、29c 外周部、30 凸部、31 伝播経路延長板金、32 伝播経路延長板金、33 伝播経路延長板金、40 スリット、41 平行面、42 平行面、43 接触面、50 高周波伝播経路、50a 高周波伝播経路、50b 高周波伝播経路、50c 高周波伝播経路、60 タクトスイッチ、61 モータ、62 配線、65 スイッチ凸部、100 高周波加熱装置、100a 高周波加熱装置、100b 高周波加熱装置、100c 高周波加熱装置。

Claims (1)

  1. 前面に開口部が形成されている加熱室を有する本体と、
    前記本体に取り付けられて前記開口部を開閉自在に覆い、金属板で形成したチョーク構造が外周内部に設けられている扉とを備えた高周波加熱装置であって、
    前記扉の加熱室側の外周部内壁には、前記扉を閉めたことに連動して前記加熱室側に突き出す凸部が形成されており、
    前記扉を閉めた状態において、
    高周波が前記チョーク構造に入る前の段階で前記凸部と前記加熱室の内壁面とで高周波を減衰するための高周波伝播経路を形成した
    ことを特徴とする高周波加熱装置。
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