JP4646991B2 - 選択判定装置、選択判定方法、ならびに、プログラム - Google Patents

選択判定装置、選択判定方法、ならびに、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、タッチスクリーン等に表示されたボタン等を単独で選択したのか、それとも2つを同時に選択したのかを区別するのに好適な選択判定装置、選択判定方法、ならびに、これらをコンピュータ上にて実現するためのプログラムに関する。
従来から、抵抗膜式のタッチスクリーンを用いた入力手法が種々提案されており、このような技術は、以下の文献に開示されている。
特開2006−244005号公報 特開2001−134382号公報
ここで、[特許文献1](段落0034)に開示される技術は、プレイヤが第1のキャラクタ画像を押さえたまま、第2のキャラクタ画像を押さえると、第1および2の押圧位置の中点の座標がタッチパネルから出力され、第2の押圧位置を、その位置と第1の押圧位置との中点をタッチパネルからの出力位置に一致させることによって算出する。そして、第2のキャラクタ画像が押さえられたか否かの判定は、算出された押圧位置の座標に基づいて、第1のキャラクタ画像の場合と同様に行われる。
また、[特許文献2]には、第1の座標値が検出され、当該座標が解除される前に第2の座標が検出されると、当該第2の座標値を中点とするようなタッチスクリーン上の2点(1点目は検出された第1の座標値に対応する点であり、2点目は第2の座標値を中点とした場合に一意に算出される座標値に対応する点)が同時に押圧されていると判定する技術が開示されている。
即ち、[特許文献1]および[特許文献2]に記載されるいずれの技術も、第1の押圧と、第2の押圧との間に必ず時間差があることを前提として、当該2つの位置が同時に押されているか否かを判定している。
しかしながら、ゲームなどにおいては、よりタイミングクリティカルに同時にタッチスクリーン上の2つの位置が押圧されたことを検知したい場合が存在する。また、[特許文献1]や[特許文献2]では、ある位置が単独もしくは複数押圧されている場合に、意図せずに別の位置が押圧されてしまうと、当該押圧がなされた時点で入力として認識されてしまう。このような誤操作はできるだけ抑制されることが望ましい。
本発明は、このような課題を解決するもので、タッチスクリーン等に表示されたボタン等を単独で選択したのか、それとも2つを同時に選択したのかを区別するのに好適な選択判定装置、選択判定方法、ならびに、これらをコンピュータ上にて実現するためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る選択判定装置は、検知部と、判定部と、を備え、2次元面内の互いに重ならないように配置される2つの既定領域のいずれか、もしくは双方が選択されたことを判定する。
ここで、2次元面とは、ゲーム機などのタッチスクリーンの表示面であり、当該表示面には、プレイヤが指あるいは入力ペンで押圧可能な領域である既定領域が互いに重ならないように配置される。プレイヤは既定領域を単独で、あるいは同時に2つ押圧することで、ゲーム機などに指示入力を行う。
当該2次元面内に配置される中点領域は当該2つの既定領域に含まれる点同士の中点が掃く領域である。なお、既定領域は、典型的には所定の半径rを有した円形の領域を備える。したがって、2つの既定領域の中点領域も所定の半径rを有した円形の領域となる。
また、当該中点領域は、当該既定領域のいずれとも互いに重ならない。即ち、当該中点領域が当該既定領域のいずれかに重なると、後述する検知部がある点の押圧を検知した場合に、当該検知した点が当該中点領域内の点なのか、当該既定領域内の点なのかを一意に判別できない場合がある。これを避けるため、当該中点領域と、当該既定領域とが重ならないように配置する。
検知部は、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する。即ち、検知部は、ゲーム機などにおいて幅広く利用されているタッチスクリーンへの入力を検知する。
判定部は、押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定する。即ち、判定部は、既定領域が選択されたと判定するためには、既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上続けて検知される必要があるが、その判定は、押圧が解除された際に決定される。
また、判定部は、押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知された後、押圧がされていないと検知された場合、当該2つの既定領域の双方が選択されたと判定する。即ち、中点領域が検知されると、2つの既定領域が同時に押されたことを意味する。判定部は、2つの既定領域の双方が選択されたと判定するためには、既定領域が1つ選択されたと判定される場合と同様に、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知される必要があるが、その判定も、押圧が解除された際に決定される。
また、判定部は、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知されてから押圧がされていないと検知されるまでの間に当該既定領域に含まれる点が第2の閾時間以下継続して検知された場合、ならびに、押圧がされていないと検知されてから当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知されるまでの間に当該既定領域に含まれる点が第3の閾時間以下継続して検知された場合も、当該2つの既定領域の双方が選択されたと判定する。
即ち、人間の操作には誤差が生じるため、同時に2点を押圧したり、押圧を解除したつもりでも、殆どの場合、時間差が生じる。よって、このような人間の誤差を想定して、判定部は、ほぼ同時に2点の既定領域を押圧した場合も同時に2点の既定領域が押圧されたと処理し、ほぼ同時に2点の既定領域の押圧を解除した場合も、同時に2点の既定領域の押圧が解除されたものとして処理する。
また、検知部は、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知する。即ち、選択判定装置が取り扱う2次元面の各座標は、上述したように、タッチスクリーンの各座標に対応している。
また、表示部は、当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する。即ち、プレイヤがタッチスクリーン上のどの位置を押圧すべきか分かるように、タッチスクリーン上の該当する位置に、既定領域を表す図形を表示する。
また、表示部は、検知部により、押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域に含まれない点が検知された場合、強調表示を解除する。
また、表示部は、検知部により、押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該2つの既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域にも当該中点領域にも含まれない点が検知された場合、強調表示を解除する。
ここで、判定部は、上記いずれの判定条件においても、押圧解除(押圧されていないこと)を検知してから、既定領域の1点が単独で押されているのか、あるいは、同時に2点押されているのかについての判定を確定する。しかし、表示部は、判定が確定することを待たずに、選択されたと認識される条件が満たされた時点で、該当する既定領域を表す図形を、別の色で表示するなどして、強調表示する。これにより、どの既定領域が選択されているのかをプレイヤにフィードバックでき、プレイヤは正しく押圧しているかどうかを確認できる。選択されたと認識される条件が満たされなくなった時点で、あるいは、判定条件を確定する押圧解除が検知された時点で、表示部は、強調表示を解除する。
また、表示部は、検知部により、押圧がされていないと検知されてから当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されるまでの間に当該既定領域に含まれる点が第3の閾時間以下継続して検知された場合にも、当該2つの既定領域を示す図形を強調表示させ、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されてから押圧がされていないと検知されるまでの間に当該既定領域に含まれる点が第2の閾時間以上継続して検知された場合にも、強調表示を解除する。
即ち、人間の操作に生じる誤差を想定して、表示部は、ほぼ同時に2点の既定領域を押圧した場合も同時に2点の既定領域が押圧されたと処理し、ほぼ同時に2点の既定領域の押圧を解除した場合も、同時に2点の既定領域の押圧が解除されたものとして処理する。
このように、一度ある既定領域が選択されたとして強調表示された場合であっても、プレイヤが、押圧解除をする前に、強調表示が解除されるような別の場所を押圧すれば、最初に押圧した既定領域は、選択されたとして判定されない。したがって、意図しない操作を行った場合でも、プレイヤはその操作を無効にすることができ、強調表示の有無によって、プレイヤは現在の選択操作が有効なのか、無効なのかを認識することができる。
また、当該第2の閾時間および当該第3の閾時間は、当該第1の閾時間よりも短いことを特徴とする。即ち、第2の閾時間および第3の閾時間は、2点の押圧(または押圧解除)の際に許容される時間差であるため、第1の閾時間と比較して、短く設定される。
このとき、第1の閾時間を変更することによって、押圧されたことを認識させるために継続して既定領域を押圧しなくてはならない時間を、そして、第2および第3の閾時間を変更することによって、2点の押圧の時間差(または押圧解除の時間差)として許容される時間を、調整できる。
このように、本発明に係る選択判定装置は、同時に2点が押圧されたことを厳密に判定可能なので、タイミングクリティカルな同時押圧の判定が求められるようなゲームアプリケーションにおいて好適である。
また、上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係る選択判定装置は、検知部と、判定部と、を備え、2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する。即ち、本発明の第2の観点に係る選択判定装置は、既定領域が2つ以上存在した場合に、当該既定領域のうちのいずれか1つ、もしくは2つが選択されているかどうかを判定する。
当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域である。
また、当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならない。即ち、本発明の第1の観点の選択判定装置と同様に、、中点領域はいずれの既定領域とも重ならないように配置される他、中点領域同士も重ならないように配置される。
例えば、Nが2より大きい偶数で、各既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)が正N角形の各頂点領域に配置されている場合、任意の対角上の既定領域2点を選択すると、それらの中点領域は全て同一領域となる。したがって、中点領域が与えられたときに、一意にどの2点の既定領域の中点領域であるかが判定可能なように、中点領域同士が重ならないように、既定領域を配置する。
検知部は、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する。
判定部は、検知部により検知された結果から、既定領域のいずれか1つが選択されたのか、あるいは、2つが同時に選択されたのかを、次のように判定する。
即ち、判定部は、
前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
(1)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
(2)押圧されていないと検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(3)押圧されていないと検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以下継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(4)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(5)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該第3閾時間以下継続して検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該第2閾時間以下継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する。
即ち、上記(1)から(6)は、複数の既定領域および中点領域が存在した場合に、ある既定領域が単独で押圧されたのか、2点同時に押圧されたのかを判定する条件を示している。
ここで、既定領域が単独で押圧されたと判定部によって判定されるには、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上押圧された後、押圧が解除される(即ち検知部は何も押圧されていないことを検知する)必要がある。一方、2つの既定領域が同時に押圧されたと判定部によって判定されるには、同時、またはほぼ同時(即ち1点が押されてからもう1点が押されるまでの時間が第3の閾時間以下)に当該2つの既定領域内に含まれる座標値が押圧され、押圧された状態が第1の閾時間以上継続した後、同時、またはほぼ同時(即ち1点が解除されてからもう1点が解除されるまでの時間が第2の閾時間以下)に当該2つの既定領域が押圧解除される必要がある。上記のいずれにも該当しない場合、判定部は、いずれの既定領域も選択されていないと判定する。
なお、当該第2の閾時間および当該第3の閾時間は、当該第1の閾時間よりも短いことを特徴とする。
また、検知部は、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知する。
また、選択判定装置は、表示部を備える。表示部は、当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する。
また、選択判定装置において、表示部は、検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
(7)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]を表す図形を強調表示させ、
さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該既定領域A[p]に含まれない座標値が検知された場合、強調表示を解除し、
(8)押圧されていないと検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除し、
(9)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除することを特徴とする。
判定部は、上述の判定条件(1)から(5)のいずれの判定条件においても、押圧解除を検知してから、既定領域(A[p]または、A[p]およびA[q](p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q))が1点、もしくは2点選択されたかについての判定を確定する。しかし、表示部は、判定が確定することを待たずに、既定領域が選択されたと認識される条件が満たされた時点で、該当する既定領域を表す図形を、別の色で表示するなどして、強調表示する。選択されたと認識される条件が満たされなくなった時点で、あるいは、判定条件を確定する押圧解除が検知された時点で、強調表示を解除する。
また、選択判定装置は、表示部がいずれかの既定領域を強調表示した後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示が解除されると、押圧されていないと検知されるまで、警告する警告部をさらに備える。
上述したように、ある既定領域が、選択されたものとして、一度強調表示された場合であっても、プレイヤが押圧解除をする前に強調表示を解除するような別の場所を押圧すれば、最初に押圧した既定領域は選択されたものとして判定されない。このように、プレイヤが強調表示を解除するような操作を行った場合に、押圧されていないことが検知部によって検知されるまで、警告部は、ビープ音を鳴らしたり、ダイアログボックスなどを表示したりして、最初に行った操作が解除された旨をプレイヤに通知する。
また、N=2もしくはN=3であり、当該既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)、当該中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、いずれも半径rの円であり、当該既定領域の中心同士の距離は、4r以上である、としてもよい。
即ち、上述したように、各既定領域の半径がrの場合、当該既定領域のうち任意の2つを選択した際に得られる中点領域の半径もrである。2つの既定領域とその中点領域とが互いに重ならないためには、N=2の場合、2つの既定領域の間に中点領域が隣接するように、あるいはそれ以上の距離が2つの既定領域の間に得られるように配置すればよい。したがって、当該既定領域の中心同士の距離は4r以上あればよい。
同様に、N=3の場合には、三角形の各頂点に既定領域を配置し、当該既定領域の中心同士の距離を4r以上とるようにすれば、3つの既定領域と当該既定領域の任意の2点を選択したときに得られる3つの中点領域、および当該中点領域同士が互いに重ならない。
また、N=4であり、当該既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)、当該中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、いずれも半径rの円であり、当該既定領域の中心は、辺の長さが4r以上の凧形の頂点に配置され、当該凧形の対角線の中点同士の距離は、2r以上である、としてもよい。
即ち、上述したように、正方形の各頂点に既定領域を配置すると、対角上の2点を選択した場合、中点領域が重なる。したがって、正方形ではなく、凧形の頂点に配置して、各辺の長さを4r以上とる。そして、対角線の中点同士は少なくとも隣合うかそれ以上の間隔をもって配置すれば、当該既定領域とその中点領域、あるいは、当該中点領域同士は重ならない。
また、上記目的を達成するため、本発明の他の観点に係る選択判定方法は、2次元面内の互いに重ならないように配置される2つの既定領域のいずれか、もしくは双方が選択されたことを判定する選択判定方法である。
当該選択判定方法は、検知部と、判定部とを備える選択判定装置が実行し、当該2次元面内に配置される中点領域は当該2つの既定領域に含まれる点同士の中点が掃く領域であり、当該中点領域は、当該既定領域のいずれとも互いに重ならない。
当該選択判定方法は、検知工程、および判定工程を備え、検知工程では、検知部が、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する。
判定工程では、判定部が、押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知された後、押圧がされていないと検知された場合、当該2つの既定領域の双方が選択されたと判定する。
また、上記目的を達成するため、本発明の他の観点に係る選択判定方法は、2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定方法である。
当該選択判定方法は、検知部と、判定部とを備える選択判定装置が実行し、当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならない。
当該選択判定方法は検知工程と判定工程を備え、検知工程では、検知部が、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する。
判定工程では、判定部が、前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、以下の判定を行う。即ち、
(1)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
(2)押圧されていないと検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(3)押圧されていないと検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が所定の第2閾時間以下継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(4)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第3閾時間以下継続して検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(5)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該所定の第3閾時間以下継続して検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該所定の第2閾時間以下継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する。
また、当該所定の第2閾時間および当該所定の第3閾時間は、当該所定の第1閾時間よりも短い。
本発明の他の観点に係るプログラムは、コンピュータを、上記の選択判定装置として機能させるように構成する。
また、本発明のプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記録媒体は、当該コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
タッチスクリーン等に表示されたボタン等を単独で選択したのか、それとも2つを同時に選択したのかを区別するのに好適な選択判定装置、選択判定方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態の1つに係る選択判定装置が実現される典型的な携帯式のゲーム装置の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
ゲーム装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory) 102と、RAM(Random Access Memory)103と、インターフェイス104 と、コントローラ105と、外部メモリ106と、画像処理部107 と、DVD(Digital Versatile Disk)−ROMドライブ108と、NIC(Network Interface Card)109と、音声処理部110と、を備える。
ゲーム用のプログラムおよびデータを記憶したDVD−ROMをDVD−ROMドライブ108に装着して、ゲーム装置100の電源を投入することにより、当該プログラムが実行され、本実施形態の選択判定装置が実現される。
CPU 101は、ゲーム装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。
ROM 102は、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)を記憶する。このIPLをCPU 101が実行することにより、DVD−ROMに記録されたプログラムがRAM 103に読み出され、CPU 101による実行が開始される。
また、ROM 102にはゲーム装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM 103は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読み出したプログラムやデータ、その他ゲームの進行やチャット通信に必要なデータ等が保持される。
インターフェイス104を介して接続されたコントローラ105は、ユーザがゲーム実行の際に行う操作入力を受け付ける。
インターフェイス104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、例えばチャット通信のログのデータなどが書き換え可能に記憶される。ユーザは、コントローラ105を介して指示入力を行うことにより、これらのデータを適宜外部メモリ106に記憶することができる。
DVD−ROMドライブ108に装着されるDVD−ROMには、前述のようにゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データが記録される。CPU 101の制御によって、DVD−ROMドライブ108は、これに装着されたDVD−ROMに対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出す。読み出されたデータはRAM 103等に一時的に記憶される。
画像処理部107は、DVD−ROMから読み出されたデータをCPU 101や画像処理部107が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部107が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され画像処理部107に接続されるモニタ(図示せず)へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。
画像演算プロセッサは、2次元の画像の重ね合わせ演算やαブレンディング等の透過演算、各種の飽和演算を高速に実行できる。
また、3次元仮想空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポリゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、所定の視点位置から3次元仮想空間に配置されたポリゴンを俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も可能である。
さらに、CPU 101と画像演算プロセッサが協調動作することにより、文字の形状を定義するフォント情報にしたがって、文字列を2次元画像としてフレームメモリへ描画したり、各ポリゴン表面へ描画することが可能である。フォント情報は、ROM 102に記録されているが、DVD−ROMに記録された専用のフォント情報を利用することも可能である。
なお、上記モニターは典型的にはタッチスクリーンである。即ち、上記モニターは液晶型表示装置上にタッチセンサパネル111を重畳して構成されている。タッチセンサパネル111はプレイヤが指もしくは入力ペンなどによって押圧した位置に応じた位置情報を検知し、インタフェース104を介してCPU 101に出力する入力装置である。
NIC 109は、ゲーム装置100をインターネット等のコンピュータ通信網(図示せず)に接続するためのものである。NIC 109は、例えばLAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−T規格に準拠するものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 101との仲立ちを行うインターフェイス(図示せず)により構成される。
インターネット内のSNTPサーバにNIC 109を介して接続し、ここから情報を取得することによって現在の日時情報を得ることができる。また、各種のネットワークゲームのサーバ装置が、SNTPサーバと同様の機能を果たすように構成設定してもよい。
音声処理部110は、DVD−ROMから読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、これに接続されたスピーカ(図示せず)から出力させる。また、CPU 101の制御の下、ゲームの進行の中で発生させるべき効果音や楽曲データを生成し、これに対応した音声をスピーカから出力させる。
このほか、ゲーム装置100は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、あるいは、メモリカードなどの、外部メモリ106を用いて、ROM 102、RAM 103、DVD−ROMドライブ108に装着されるDVD−ROM等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
なお、本実施の形態に係る選択判定装置200は、携帯式のゲーム装置100上に実現されるが、より高機能な画像処理部を備えた、設置型のゲーム装置上にも実現可能である。あるいは、一般的なコンピュータ上に実現することもできる。一般的なコンピュータは、上記ゲーム装置100と同様に、CPU、RAM、ROM、DVD−ROM ドライブ、および、NICを備え、外部記憶装置としてハードディスクを有する他、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、磁気テープ等が利用できるようになっている。また、コントローラではなく、キーボードやマウスなどを入力装置として利用する。そして、プログラムをインストールした後に、そのプログラムを実行させると、選択判定装置として機能させることができる。
以下では、注記しない限り、選択判定装置について、図1に示したゲーム装置100により説明を加える。選択判定装置は、必要に応じて適宜一般的なコンピュータの要素に置換することができ、これらの実施の形態も本発明の範囲に含まれる。
(選択判定装置の概要構成)
図2は、本実施の形態に係る選択判定装置200の概要構成を示す模式図である。選択判定装置200は、図2に示すように、検知部201、判定部202、表示部203等を備える。以下に選択判定装置200の各構成要素について説明する。
検知部201は、タッチスクリーンへの入力を検知するものである。検知部201は、タッチスクリーンにおいて、1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知する。タッチセンサパネル111やインターフェイス104などが協働して検知部201として機能する。
判定部202は、検知部201により検知された座標値を受取り、タッチスクリーンの表示面上に重ならないように配置された複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N;Nは既定領域の数を示す整数)のうち、いずれの1つが選択されたのか、もしくは2つが同時に選択されたのか、あるいはいずれも選択されなかったのかを所定の条件に基づいて判定する。そして、判定部202が、いずれかの既定領域が選択されたと判定した場合、CPU 101はアプリケーションプログラム等に従って当該選択された既定領域に基づいて所定の処理が行えるように、当該既定領域を特定する既定領域識別情報を、CPU 101へ出力する。
判定部202が判定を行う所定の条件については、後述する「選択判定処理」の部分で説明する。なお、既定領域は例えば押圧可能なボタンなどの画像が表示されるタッチスクリーンの表示面上の領域に対応し、その形状は例えば半径rを備える円形状である。CPU 101やRAM 103が協働して、判定部202として機能する。
表示部203は、上述したように、押圧可能なボタンなどの図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する。即ち、表示部203によってタッチスクリーン上に表示される押圧可能な図形の配置位置と、判定部202によって選択されているか否かが判定される既定領域とは対応する。CPU 101、RAM 103、画像処理部107などが協働して、表示部203として機能する。
なお、当該既定領域、および、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)、の、中点が掃く中点領域領域B[i,j] は、ゲームの進行に必要なアプリケーションデータとして、CD−ROMなどに記憶され、アプリケーションプログラムに従って、適宜CD−ROMからRAM 103へ読み出される。
例えば、RAM 103には、表示される画面情報毎に、図3(A)に示すような既定領域情報テーブル、および図3(B)に示すような中点領域情報テーブルが記憶される。
ここで、既定領域情報テーブルは、既定領域のそれぞれについて、当該既定領域を特定する既定領域識別情報(例えば、既定領域をA[i]のように表現する場合は、iが既定領域識別情報に相当する)と当該既定領域の中心点の座標を対応付けた既定領域情報を記憶する。既定領域の半径は予め決定されており、半径rであるとすると、既定領域情報テーブルから、各既定領域の範囲は、各既定領域情報の中点座標値から所定の半径r内の範囲であることが求められる。よって、後述するように、例えば、判定部202は、検知された座標値がいずれの既定領域に含まれるかを既定領域情報テーブルを参照することで特定することができる。
一方、中点領域情報テーブルは、中点領域のそれぞれについて、例えば、2つの既定領域識別情報と、当該中点領域の中心点の座標とを対応付けた中点領域情報を記憶する。ここで、2つの既定領域識別情報は、当該中点領域を定める2つの既定領域を特定する情報である。上述のように、既定領域は半径rの円形であるため、任意の2つの既定領域によって定められる中点領域も半径rの円形である。よって中点領域情報テーブルから、各中点領域の範囲は、各中点領域情報の中点座標値から所定の半径r内の範囲であることが算出できる。
中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならないよう配置される。したがって、判定部202は、中点領域B[p,q] (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に含まれる座標値が検知されたとき、中点領域テーブルを参照することで、当該検知された座標値を含む中点領域B[p,q]が、どの2つの既定領域A[p]およびA[q]の中点領域であるかを一意に決定することが可能である。
図4(A)から図4(C)は、中点領域のそれぞれが、他の中点領域ならびに既定領域のいずれとも互いに重ならない、という条件を満たすN=2から4(即ち既定領域の数が2から4)のときの、既定領域の配置例を示す。ここで、直線で描かれた円は既定領域A[i](i = ,2,…,N)を、そして、点線で描かれた円はA[i]およびA[j](i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)の中点領域B[i,j]を示す。各既定領域の半径はそれぞれrであり、よって各中点領域の半径もrであるとする。
図4(A)に示すように、N=2のとき、既定領域A[2]とA[1]のそれぞれの中心点、a2とa1、の間の距離が、少なくとも4rとなるように当該既定領域を配置すれば、中点領域B[2,1]は既定領域と重ならない。
同様に、図4(B)に示すように、N=3のときは、既定領域A[3]、A[2]、A[1]のそれぞれの中心点a3、a2、a1のうちの2点間の距離が、少なくとも4rとなるように当該既定領域を配置すればよい。これにより、中点領域B[3,1]、B[2,1]、B[3,2]は互いに重ならず、且つ、既定領域A[3]、A[2]、A[1]のいずれとも重ならない。
図4(C)は、N=4のときに、中点領域が互いに重ならず、且つ、既定領域のいずれとも重ならないように、既定領域を配置した例を示す。即ち、既定領域A[4]、A[3]、A[2]、A[1]は凧形の各頂点に配置され、当該凧形の短い方の辺の長さ(例えば、図4(C)においては、A[4]およびA[3]のそれぞれの中心点間の距離、そして、A[3]およびA[2]のそれぞれの中心点間の距離)は少なくとも4rあり、当該凧形の対角線の中点同士の距離(例えば、B[4,2]、B[3,1]のそれぞれの中心点間の距離)は、2r以上あればよい。
(選択判定処理)
このような構成を有する選択判定装置200において、タッチスクリーン等に表示されたボタン等をプレイヤが単独で選択したのか、それとも2つを同時に選択したのかを判定する処理の流れについて図5を参照して説明する。
まず、判定部202は、検知部201から受信した検知内容の状態に変化があるか否かを判定する(ステップS100)。判定部202は、常に検知部201が検知した情報(即ち、座標値、または押圧されていない状態を示す情報)を所定のクロックサイクルで受信する。判定部202は、検知部201から受信した情報に変化があると(ステップS100;Y)、変化前に検知した座標値と、その座標値が継続して検知された時間とをRAM 103などに一時記憶し、ステップS101に進む。変化がなければ(ステップS100;N)ステップS100に戻る。
ステップS101において、判定部202は、RAM 103に記憶された変化前に検知された座標値とその継続時間に基づいて、状態変化を記憶するキューを更新する。即ち、まず、判定部202は、前回検知された座標値が、既定領域、あるいは中点領域のいずれに含まれるか否かを、既定領域情報テーブルおよび中点領域情報テーブルを参照して特定する(より正確には、座標値が含まれる既定領域、または中点領域を特定する既定領域識別情報を取得する。該当する領域が存在しない場合は、その旨を示す情報を取得する)。
続いて、判定部202は、状態変化を記憶するキューを参照し、当該キューに最後に記憶される既定領域、あるいは中点領域が、当該特定された領域と一致するかを判定する。一致しない場合は、当該特定された既定領域情報と、その継続時間(即ち、前回検知された座標値の継続時間)を対応付けて、新たにキューに追加記憶させる。一方、キューに最後に記憶される既定領域、あるいは中点領域が、当該特定された領域と一致する場合は、キューに最後に記憶される継続時間に、前回検知された座標値の継続時間を加算して、更新する。
これにより、検知された座標値が含まれる既定領域情報と、当該既定領域に含まれる座標値が継続して検知された継続時間とが対応付けられて、キューの各要素として記憶される。
次いで、判定部202は、今回検知された情報が、押圧されていない状態を示す情報か否かを判定する(ステップS101)。今回検知された情報が、押圧されていない状態を示す情報であった場合(ステップS101;Y)、判定部202は、それまでにキューに記憶された状態変化のシーケンスが以下の条件のいずれに一致するかを検証して、既定領域のいずれが単独で押圧されたのか、あるいは複数同時に押圧されたのか、あるいはいずれの既定領域も押圧されなかったのか、を判定する(ステップS103)。
即ち、判定部202は、検知部201により
(1)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
(2)押圧されていないと検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(3)押圧されていないと検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以下継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(4)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(5)押圧されていないと検知され、
続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該第3閾時間以下継続して検知され、
続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該第2閾時間以下継続して検知され、
続いて、押圧されていないと検知された場合、
当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
(6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する。
上記の条件(1)から(5)を図6から図8を参照して説明する。
図6から図8のそれぞれには、3つの円からなる行が複数並んでいる。各行の両端の円はそれぞれ既定領域A[p]およびA[q](p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N; p≠q)を表し、中央の点線によって描かれる円は、A[p]およびA[q]の中点領域B[p,q]を表す。ここで、各行は、時間の進行とともに、検知部201によって検知された状態の変化を表す。即ち、時間tは縦方向に進むものとし、各行においては、新たに検知された座標値が含まれる既定領域、または中点領域に対応する円に”x”が記入される。検知部201が押圧されていないことを検知した場合は、どの円にも”x”は記入されない。各行の左横に記載される時間は、その状態が保たれるべき時間を意味する。
図6は、上記条件(1)を説明する図である。まず、何も押されていないことが検知されてから、既定領域A[p]に含まれる点が第1の閾時間以上継続して押圧され、続いて、押圧が解除される(即ち、何も押されていないことが検知される)。以上の順番で状態の変化が検知されると、判定部202は、既定領域A[p]が単独で押圧されたと判定する。即ち、誤って触れたような場合ではなく、意思をもってユーザが既定領域内の点を押圧したときに押圧判定が判定部202によって行われるように、既定領域内の点がある閾時間以上押圧される必要があることが判定条件に含まれる。このように、第1の閾時間は、既定領域が選択されたと判定されるために、当該既定領域内の点が継続して押圧される必要のある最低時間を示す。
図7(A)は上記条件(2)を説明する図である。まず、何も押されていないことが検知されてから、中点領域B[p,q]に含まれる座標値が検知される。即ち、A[p]およびA[q]のそれぞれに含まれる点が全く同時に押圧される。この状態が第1の閾時間以上継続してから、押圧が同時に解除される(即ち、何も押されていないことが検知される)と、A[p]およびA[q]が同時に押圧されたと判定部202によって判定される。
図7(B)および(C)は、上記条件(3)を説明する図である。いずれも、条件(2)と同様に、まず、何も押されていないことが検知されてから、中点領域B[p,q]に含まれる座標値が検知される(即ち、既定領域A[p]およびA[q]のそれぞれに含まれる点が同時に押圧される)。この状態が第1の閾時間以上経過した後に、図7(B)では、A[p]に含まれる座標値、そして、図7(C)ではA[q]に含まれる座標値が、それぞれ検知される(即ち、図7(B)では、A[q]に含まれる点が、そして、図7(C)では、A[p]に含まれる点が、それぞれ押圧解除される)。そして、第2の閾時間が経過する前に、何も押されていないことが検知される(即ち、残った方のA[p]または、A[q]が押圧解除される)。以上の順番で状態の変化が検知されると、判定部202は、A[p]およびA[q]が同時に押圧されたと判定する。
人間の操作には誤差があるため、2つの領域において同時に押圧を解除しようとしても、時間差が生じてしまうことがある。このことを考慮して、片方の押圧が解除されてから、第2の閾時間が経過する前にもう一方の押圧が解除された場合にも、判定部202はA[p]およびA[q]が同時に押圧が解除されたと判定する。このように、第2の閾時間は、判定部202が、2つの既定領域内のそれぞれに含まれる点が同時に押圧解除されたとみなす、当該2点の押圧解除の時間差として許容する範囲である。一方、片方の押圧が解除されてから、第2の閾時間以上経った後にもう一方の押圧が解除されても、時間差が大きいため、判定部202はA[p]およびA[q]が同時に押圧されたと判定しない。第2の閾時間を変更することで、許容できる押圧解除の際の時間差を調整することが可能である。
図8(A)は、上記条件(4)を、そして、図8(B)および(C)は、上記条件(5)を説明する図である。図8(A)から図8(C)のいずれにおいても、2つの既定領域を押し始めるときに、時間差が生じた場合を考慮している。
まず、いずれの場合も、何も押されていない状態から、既定領域A[p]内の座標値が検知され、この状態が第3の閾時間以下継続した後に、中点領域B[p,q]内の座標値が検出される。即ち、A[p]に含まれる点が押圧されてから、第3の閾時間以内にA[q]に含まれる点が押圧される。このように、第3の閾時間は、判定部202が、2つの既定領域内のそれぞれに含まれる点が同時に押圧されたとみなす、当該2点の押圧の時間差として許容する範囲である。
以降、図8(A)から図8(C)のそれぞれで検知される状態が、図7(A)から図7(C)に示すそれぞれと同様であれば、判定部202は、A[p]およびA[q]が同時に押圧されたと判定する。
このように、条件(1)から(6)のいずれも、押圧がされていないことが検知されて条件判定が確定する。したがって、判定部202は、押圧がされていないことが検知されてはじめて(ステップS101;Y)、ステップS103に処理を移し、キューに記憶された状態変化のシーケンスが上記条件のいずれに一致するかを判定する。そして、CPU 101がアプリケーションプログラム等に従って、押圧されたと判定された既定領域に基づいて所定の処理が行えるように、当該既定領域を特定する既定領域識別情報を、CPU 101へ出力する。
判定が終了すると、判定部202は、キューを空にし(ステップS104)、ステップS100へ処理を戻す。一方、今回検知された情報が、押圧されていない状態を示す情報でなかった場合(ステップS101;N)、判定結果はまだ確定できないため、判定部202は、ステップS100に処理を戻す。
(実施形態2)
第1の実施形態に係る選択判定装置200において、判定部202は、押圧されていないことが検知されるまで判定結果を確定しない。しかし、どの既定領域が選択されているのかをプレイヤにフィードバックした方がプレイヤは正しく押圧しているかどうかを確認でき、便利なこともある。本実施の形態では、既定領域が選択されたと認識される条件が満たされたと判定した場合に該当する既定領域を強調表示する方法について説明する。
本実施の形態は、図2に示す第1の実施の形態と同様の構成を有している。ただし、表示部203は第1の実施の形態に示した機能の他に、以下に述べるさらなる機能を備える。
即ち、表示部203は、第1の実施の形態で説明した選択判定処理において、判定部202がキューに記憶した検知部201からの情報を監視し、既定領域の選択が認識されたと判定した時点で、当該既定領域を表す図形を、異なる色で表示するなどして、強調表示する。
以上の構成要素を有する選択判定装置200が強調表示を行う処理について図9を参照して説明する。
表示部203は、判定部202によりキューに記憶された状態変化(図5、ステップS100)を所定の時間間隔(第1の実施の形態における、第1の閾時間のよりも短く設定することが好ましい)で定期的に監視する。そして、キューに記憶された検知状態の順番が、判定条件(1)から(5)のいずれかの、ある既定領域(A[p]または、A[p]およびA[q](p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q))が選択されたと認識される条件を満たしたと判定すると(ステップS201;Y)、表示部203は、該当する既定領域を表す図形を強調表示する(ステップS203)。ただし、既に強調表示がされている場合(ステップS202;Y)は、ステップS203は行わず、ステップS201へと戻る。
一方、表示部203は、キューに記憶された状態変化のシーケンスが、判定条件(1)から(5)のいずれかも満たしていないと判定すると(ステップS201;N)、既に強調表示が行われている場合(ステップS210;Y)は、強調表示を解除する(ステップS211)。
また、強調表示が行われないまま、いずれの判定条件(1)から(5)にもキューの内容が該当しないと判定された場合(ステップS210;N)、以降キューの内容がいずれかの判定条件を満たすことはないため、そのまま処理を終了する。
例えば、判定条件1で、既定領域A[p]が選択されたと認識されるのは、図6において第2行目までの状態が満たされた場合である。表示部203が、キューに、既定領域A[p]に含まれる座標値が検知されており、且つ、当該座標値が第1の閾時間以上検知されたと判定すると、既定領域A[p]に対応するボタンなどの図形を強調表示する。その後、既定領域A[p]に含まれない座標値が検知されると、その時点で判定条件1が満たされなくなるため、強調表示を解除する。
また、判定条件2から4で、既定領域A[p]およびA[q]が選択されたと認識されるのは、図7(A)から図7(C)において第2行目までの状態が満たされた場合である。よって、表示部203は、キューに、これらの検知状態が順番に記憶されており、且つ、中点領域B[p,q]に含まれる座標値が第1の閾時間以上検知されたと判定すると、既定領域A[p]およびA[q]に対応するボタンなどの図形を強調表示する。
続いて、図7(A)から7(C)における第3行面に示すいずれかの状態が検知されなければ、表示部203は判定条件2から4が満たされなくなったと判定する。即ち、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2の閾時間以上継続して検知された場合、強調表示が解除される。
同様に、判定条件5で、既定領域A[p]およびA[q]が選択されたと認識されるのは、図8(A)から図8(C)において第3行目までの状態が満たされた場合である。よって、表示部203は、キューに、これらの検知状態が順番に記憶されており、且つ、中点領域B[p,q]に含まれる座標値が第1の閾時間以上検知されたと判定すると、既定領域A[p]およびA[q]に対応するボタンなどの図形を強調表示する。そして、判定条件2から4同様に、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2の閾時間以上継続して検知された場合、強調表示が解除される。
また、図5に示す選択判定処理で、押圧がされていないことが検知されたときに(ステップS101;Y)、判定部202は、次の選択判定処理に備えるため、表示部203を制御して、強調表示が行われている場合は強調表示を解除する。
このように、表示部203は、その時点において選択されていると認識されている既定領域を表す図形を強調表示する。ここで、第1の実施の形態において記載したように、判定条件(1)から(5)のいずれにおいても、押圧されていないことが検知されてから判定内容が確定する。よって、このことは、プレイヤが、押圧解除する前に、強調表示を解除されるようなタッチスクリーン上の位置を押圧すれば、最初に強調表示された既定領域は選択されたとして判定されないことを意味する。したがって、意図しない誤操作を行った場合でも、プレイヤは当該操作を解除することが可能となる。
したがって、本実施の形態において、選択判定装置200は、図10に示すように、警告部204を備えるようにしてもよい。そして、表示部203は、強調表示後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示を解除した場合、その旨を警告部204に送信する。警告部204は、当該強調表示を解除した旨を受信すると、ステップS211の後、ビープ音などで警告する。即ち、音声処理部110、およびCPU 101などが協働して、警告部204として機能するようにしてもよい。あるいは、画像処理部107およびCPU 101などが協働して、警告部204として機能するようにして、ダイアログボックスなどに選択が解除された旨を表示するようにしてもよい。
なお、押圧がされていないことが検知された場合(図5、ステップS101;Yに対応)、判定部202は、次の選択判定処理に備えるため、警告部204を制御して、警告を解除する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されず、種々の変形および応用が可能である。また、上述した実施形態の各構成要素を自由に組み合わせることも可能である。
例えば、選択条件において、既定領域および中点領域が押圧され続ける時間の上限を設けるようにしてもよい。そして、ある時間以上、既定領域もしくは中点領域に含まれる座標値が検知され続けると、警告部は、誤操作としているものとして警告を発するようにしてもよい。
また、既定領域は円形以外の形状を有していても良い。その場合、任意の2つの当該既定領域によって定められる中点領域についても既定領域と同様の形状を有することになる。あるいは、既定領域は全て同じ大きさを有していなくてもよい。この場合、任意の2つの当該既定領域によって定められる中点領域の大きさは当該2つの既定領域の大きさに応じて変化する。
また、上記実施の形態では、検知部201はゲーム装置100のタッチスクリーンによる入力を検知するものとしたが、「2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知」するのであれば、トラックパッドなどの他の入力装置による入力を検知するものとしてもよい。
本発明の実施の形態に係る選択判定装置が実現される典型的なゲーム装置の概要構成を示す模式図である。 本実施の形態に係る選択判定装置の概要構成を示す図である。 (A)は既定領域情報テーブルの構成例を示し、(B)は中点領域情報テーブルの構成例を示す図である。 (A)はN=2、(B)はN=3、(C)はN=4のときに、中点領域が、他の既定領域、または中点領域に重ならないように配置した例を示す図である。 本実施の形態の1つに係る選択判定処理を説明するフロー図である。 既定領域が単独で選択されている判定されるために検知されるべき状態の変化を説明する図である。 既定領域が同時に2つ選択されている判定されるために検知されるべき状態の変化を説明する図である。 既定領域が同時に2つ選択されている判定されるために検知されるべき状態の変化を説明する図である。 本発明の他の実施の形態に係る選択判定装置の強調表示処理を説明するフロー図である。 本発明の他の実施の形態に係る選択判定装置の概要構成を示す図である。
符号の説明
100 ゲーム装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 インターフェイス
105 コントローラ
106 外部メモリ
107 画像処理部
108 DVD−ROMドライブ
109 NIC
110 音声処理部
111 タッチセンサパネル
200 選択判定装置
201 検知部
202 判定部
203 表示部
204 警告部

Claims (27)

  1. 2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置であって、
    当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (1)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
    (2)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (3)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (4)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (5)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する判定部
    を備え、
    当該第2閾時間および当該第3閾時間は、当該第1閾時間よりも短く、
    前記検知部は、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知し、
    当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する表示部
    をさらに備え、
    前記表示部は、前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (7)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]を表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該既定領域A[p]に含まれない座標値が検知された場合、強調表示を解除し、
    (8)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除し、
    (9)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除し、
    前記表示部がいずれかの既定領域を強調表示した後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示が解除されると、押圧されていないと検知されるまで、警告する警告部
    をさらに備えることを特徴とする選択判定装置。
  2. 2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置であって、
    当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (1)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
    (2)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (3)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (4)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (5)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する判定部
    を備え、
    当該第2閾時間および当該第3閾時間は、当該第1閾時間よりも短く、
    N=2もしくはN=3であり、
    当該既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)、当該中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心同士の距離は、4r以上である
    ことを特徴とする選択判定装置。
  3. 2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置であって、
    当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (1)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
    (2)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (3)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (4)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (5)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する判定部
    を備え、
    当該第2閾時間および当該第3閾時間は、当該第1閾時間よりも短く、
    N=4であり、
    当該既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)、当該中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心は、辺の長さが4r以上の凧形の頂点に配置され、
    当該凧形の対角線の中点同士の距離は、2r以上である
    ことを特徴とする選択判定装置。
  4. 請求項2または3に記載の選択判定装置であって、
    前記検知部は、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知し、
    当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する表示部
    をさらに備えることを特徴とする選択判定装置。
  5. 請求項に記載の選択判定装置であって、
    前記表示部は、前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (7)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]を表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該既定領域A[p]に含まれない座標値が検知された場合、強調表示を解除し、
    (8)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除し、
    (9)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除する
    ことを特徴とする選択判定装置。
  6. 請求項5に記載の選択判定装置であって、
    前記表示部がいずれかの既定領域を強調表示した後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示が解除されると、押圧されていないと検知されるまで、警告する警告部
    をさらに備えることを特徴とする選択判定装置。
  7. 2次元面内の互いに重ならないように配置される2つの既定領域のいずれか、もしくは双方が選択されたことを判定する選択判定装置であって、
    当該2次元面内に配置される中点領域は当該2つの既定領域のそれぞれに含まれる点同士の中点が掃く領域であり、
    当該中点領域は、当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該2つの既定領域の双方が選択されたと判定する判定部
    備え、
    前記検知部は、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知し、
    当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する表示部
    をさらに備え、
    前記表示部は、前記検知部により、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域に含まれない点が検知された場合、強調表示を解除し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該2つの既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域にも当該中点領域にも含まれない点が検知された場合、強調表示を解除し、
    前記表示部がいずれかの既定領域を強調表示した後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示が解除されると、押圧されていないと検知されるまで、警告する警告部
    をさらに備えることを特徴とする選択判定装置。
  8. 2次元面内の互いに重ならないように配置される2つもしくは3つの既定領域のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置であって、
    当該2次元面内に配置される中点領域は当該既定領域のいずれか2つのそれぞれに含まれる点同士の中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該中点領域を定める2つの既定領域の双方が選択されたと判定する判定部
    を備え、
    当該既定領域、当該中点領域は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心同士の距離は、4r以上である
    ことを特徴とする選択判定装置。
  9. 2次元面内の互いに重ならないように配置される4つの既定領域のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置であって、
    当該2次元面内に配置される中点領域は当該既定領域のいずれか2つのそれぞれに含まれる点同士の中点が掃く領域であり、
    当該中点領域はのそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該中点領域を定める2つの既定領域の双方が選択されたと判定する判定部
    を備え、
    当該既定領域、当該中点領域は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心は、辺の長さが4r以上の凧形の頂点に配置され、
    当該凧形の対角線の中点同士の距離は、2r以上である
    ことを特徴とする選択判定装置。
  10. 請求項8または9に記載の選択判定装置であって、
    前記検知部は、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知し、
    当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する表示部
    をさらに備えることを特徴とする選択判定装置。
  11. 請求項10に記載の選択判定装置であって、
    前記表示部は、前記検知部により、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域に含まれない点が検知された場合、強調表示を解除し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該中点領域を定める2つの既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域にも当該中点領域にも含まれない点が検知された場合、強調表示を解除する、
    ことを特徴とする選択判定装置。
  12. 請求項11に記載の選択判定装置であって、
    前記表示部がいずれかの既定領域を強調表示した後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示が解除されると、押圧されていないと検知されるまで、警告する警告部
    をさらに備えることを特徴とする選択判定装置。
  13. 請求項7,11または12に記載の選択判定装置であって、
    前記表示部は、前記検知部により、
    押圧がされていないと検知されてから当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されるまでの間に当該既定領域に含まれる点が第3の閾時間以下継続して検知された場合にも、当該中点領域を定める2つの既定領域を示す図形を強調表示させ、
    当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されてから押圧がされていないと検知されるまでの間に当該既定領域に含まれる点が第2の閾時間以上継続して検知された場合にも、強調表示を解除する
    ことを特徴とする選択判定装置。
  14. 請求項7から13のいずれか1項に記載の選択判定装置であって、
    前記判定部は、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知されてから押圧がされていないと検知されるまでの間に当該既定領域に含まれる点が第2の閾時間以下継続して検知された場合、ならびに、押圧がされていないと検知されてから当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知されるまでの間に当該既定領域に含まれる点が第3の閾時間以下継続して検知された場合も、当該中点領域を定める2つの既定領域の双方が選択されたと判定する
    ことを特徴とする選択判定装置。
  15. 請求項13または14に記載の選択判定装置であって、
    当該第2の閾時間および当該第3の閾時間は、当該第1の閾時間よりも短い
    ことを特徴とする選択判定装置。
  16. 2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定方法であって、当該選択判定方法は、検知部と、判定部と、表示部と、警告部とを備える選択判定装置が実行し、
    当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    当該選択判定方法は、
    検知部が、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知工程、
    判定部が、前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (1)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
    (2)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (3)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が所定の第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (4)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (5)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該所定の第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該所定の第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する判定工程
    を備え、
    当該所定の第2閾時間および当該所定の第3閾時間は、当該所定の第1閾時間よりも短く、
    前記前記検知工程では、前記検知部が、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知し、
    表示部が、当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する表示工程
    をさらに備え、
    前記表示工程では、前記表示部が、前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (7)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]を表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該既定領域A[p]に含まれない座標値が検知された場合、強調表示を解除し、
    (8)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が所定の第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除し、
    (9)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が所定の第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除し、
    警告部が、前記表示部がいずれかの既定領域を強調表示した後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示が解除されると、押圧されていないと検知されるまで、警告する警告工程
    をさらに備えることを特徴とする選択判定方法。
  17. 2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定方法であって、当該選択方法は、検知部と、判定部とを備える選択判定装置が実行し、
    当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    当該選択判定方法は、
    検知部が、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知工程、
    判定部が、前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (1)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
    (2)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (3)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (4)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (5)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する判定工程
    を備え、
    当該第2閾時間および当該第3閾時間は、当該第1閾時間よりも短く、
    N=2もしくはN=3であり、
    当該既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)、当該中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心同士の距離は、4r以上である
    ことを特徴とする選択判定方法。
  18. 2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定方法であって、当該選択方法は、検知部と、判定部とを備える選択判定装置が実行し、
    当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    当該選択判定方法は、
    検知部が、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知工程、
    判定部が、前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (1)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
    (2)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (3)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (4)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (5)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する判定工程
    を備え、
    当該第2閾時間および当該第3閾時間は、当該第1閾時間よりも短く、
    N=4であり、
    当該既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)、当該中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心は、辺の長さが4r以上の凧形の頂点に配置され、
    当該凧形の対角線の中点同士の距離は、2r以上である
    ことを特徴とする選択判定方法。
  19. 2次元面内の互いに重ならないように配置される2つの既定領域のいずれか、もしくは双方が選択されたことを判定する選択判定方法であって、当該選択判定方法は、検知部と、判定部と、表示部と、警告部とを備える選択判定装置が実行し、
    当該2次元面内に配置される中点領域は当該2つの既定領域に含まれる点同士の中点が掃く領域であり、
    当該中点領域は、当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    検知部が、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知工程、
    判定部が、押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知された後、押圧がされていないと検知された場合、当該2つの既定領域の双方が選択されたと判定する判定工程
    備え、
    前記検知工程では、前記検知部が、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知し、
    表示部が、当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する表示工程
    をさらに備え、
    前記表示工程では、前記表示部が、前記検知部により、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域に含まれない点が検知された場合、強調表示を解除し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該2つの既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域にも当該中点領域にも含まれない点が検知された場合、強調表示を解除し、
    警告部が、前記表示部がいずれかの既定領域を強調表示した後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示が解除されると、押圧されていないと検知されるまで、警告する警告工程
    をさらに備えることを特徴とする選択判定方法。
  20. 2次元面内の互いに重ならないように配置される2つもしくは3つの既定領域のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定方法であって、当該選択判定方法は、検知部と、判定部とを備える選択判定装置が実行し、
    当該2次元面内に配置される中点領域は当該既定領域のいずれか2つのそれぞれに含まれる点同士の中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    検知部が、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知工程、
    判定部が、押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該中点領域を定める2つの既定領域の双方が選択されたと判定する判定工程
    を備え、
    当該既定領域、当該中点領域は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心同士の距離は、4r以上である
    ことを特徴とする選択判定方法。
  21. 2次元面内の互いに重ならないように配置される4つの既定領域のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定方法であって、当該選択判定方法は、検知部と、判定部とを備える選択判定装置が実行し、
    当該2次元面内に配置される中点領域は当該既定領域のいずれか2つのそれぞれに含まれる点同士の中点が掃く領域であり、
    当該中点領域はのそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    検知部が、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知工程、
    判定部が、押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該中点領域を定める2つの既定領域の双方が選択されたと判定する判定工程
    を備え、
    当該既定領域、当該中点領域は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心は、辺の長さが4r以上の凧形の頂点に配置され、
    当該凧形の対角線の中点同士の距離は、2r以上である
    ことを特徴とする選択判定方法。
  22. コンピュータを、2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置として機能させるプログラムであって、
    当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    前記プログラムは前記コンピュータを、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (1)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
    (2)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (3)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が所定の第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (4)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (5)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該所定の第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該所定の第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する判定部
    として機能させ、
    当該所定の第2閾時間および当該所定の第3閾時間は、当該所定の第1閾時間よりも短く、
    前記検知部は、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知し、
    当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する表示部
    としてさらに機能させ、
    前記表示部は、前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (7)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]を表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該既定領域A[p]に含まれない座標値が検知された場合、強調表示を解除し、
    (8)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が所定の第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除し、
    (9)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が所定の第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該所定の第1閾時間以上継続して検知された場合、当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]のそれぞれを表す図形を強調表示させ、
    さらに続いて、押圧されていないと検知されるか、当該中点領域B[p,q]にも当該既定領域A[p]にも当該既定領域A[q]にも含まれない座標値が検知されるか、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が所定の第2閾時間以上継続して検知された場合、強調表示を解除し、
    前記表示部がいずれかの既定領域を強調表示した後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示が解除されると、押圧されていないと検知されるまで、警告する警告部
    としてさらに機能させることを特徴とするプログラム。
  23. コンピュータを、2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置として機能させるプログラムであって、
    当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    前記プログラムは前記コンピュータを、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (1)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
    (2)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (3)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (4)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (5)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する判定部
    として機能させ、
    当該第2閾時間および当該第3閾時間は、当該第1閾時間よりも短く、
    N=2もしくはN=3であり、
    当該既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)、当該中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心同士の距離は、4r以上である
    ことを特徴とするプログラム。
  24. コンピュータを、2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置として機能させるプログラムであって、
    当該2次元面内に配置される中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、当該既定領域A[i]に含まれる点と、当該既定領域A[j]に含まれる点と、の、中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    前記プログラムは前記コンピュータを、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    前記検知部により、ある整数p,q (p = 1,2,…,N; q = 1,2,…,N,p≠q)に対して、
    (1)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]が選択されたと判定し、
    (2)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (3)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (4)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (5)押圧されていないと検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]に含まれる座標値が当該第3閾時間以下継続して検知され、
    続いて、当該中点領域B[p,q]に含まれる座標値が当該第1閾時間以上継続して検知され、
    続いて、当該既定領域A[p]もしくは当該既定領域A[q]に含まれる座標値が当該第2閾時間以下継続して検知され、
    続いて、押圧されていないと検知された場合、
    当該既定領域A[p]と当該既定領域A[q]との2つが同時に選択されたと判定し、
    (6)上記(1)から(5)のいずれでもない場合、いずれの既定領域も選択されていないと判定する判定部
    として機能させ、
    当該第2閾時間および当該第3閾時間は、当該第1閾時間よりも短く、
    N=4であり、
    当該既定領域A[i] (i = 1,2,…,N)、当該中点領域B[i,j] (i = 1,2,…,N; j = 1,2,…,i-1)は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心は、辺の長さが4r以上の凧形の頂点に配置され、
    当該凧形の対角線の中点同士の距離は、2r以上である
    ことを特徴とするプログラム。
  25. コンピュータを、2次元面内の互いに重ならないように配置される複数の既定領域のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置として機能させるプログラムであって、
    当該2次元面内に配置される中点領域は、当該2つの既定領域のそれぞれに含まれる点同士の中点が掃く領域であり、
    当該中点領域は、当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    前記プログラムは前記コンピュータを、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知された後、押圧がされていないと検知された場合、当該2つの既定領域の双方が選択されたと判定する判定部
    として機能させ、
    前記検知部は、抵抗膜式のタッチスクリーンにより、当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を出力し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を出力し、押圧されていないと、その旨を検知し、
    当該既定領域のそれぞれを表す図形を、当該タッチスクリーンにおいて当該既定領域のそれぞれに対応付けられる位置に表示する表示部
    としてさらに機能させ、
    前記表示部は、前記検知部により、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域に含まれない点が検知された場合、強調表示を解除し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上検知されると、当該2つの既定領域を示す図形を強調表示させ、さらにその後、押圧がされていないと検知されるか、当該既定領域にも当該中点領域にも含まれない点が検知された場合、強調表示を解除し、
    前記表示部がいずれかの既定領域を強調表示した後に、座標値が検知されているにもかかわらず当該強調表示が解除されると、押圧されていないと検知されるまで、警告する警告部
    としてさらに機能させることを特徴とするプログラム。
  26. コンピュータを、2次元面内の互いに重ならないように配置される2つもしくは3つの既定領域のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置として機能させるプログラムであって、
    当該2次元面内に配置される中点領域は当該既定領域のいずれか2つのそれぞれに含まれる点同士の中点が掃く領域であり、
    当該中点領域のそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    前記プログラムは前記コンピュータを、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該中点領域を定める2つの既定領域の双方が選択されたと判定する判定部
    として機能させ、
    当該既定領域、当該中点領域は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心同士の距離は、4r以上である
    ことを特徴とするプログラム。
  27. コンピュータを、2次元面内の互いに重ならないように配置される4つの既定領域のいずれか1つもしくは2つが選択されたことを判定する選択判定装置として機能させるプログラムであって、
    当該2次元面内に配置される中点領域は当該既定領域のいずれか2つのそれぞれに含まれる点同士の中点が掃く領域であり、
    当該中点領域はのそれぞれは、他の中点領域ならびに当該既定領域のいずれとも互いに重ならず、
    前記プログラムは前記コンピュータを、
    当該2次元面内の1点が押圧されていると、当該1点の座標値を検知し、当該2次元面内の2点が押圧されていると、当該2点の中点の座標値を検知し、押圧されていないと、その旨を検知する検知部、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該既定領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該既定領域が選択されたと判定し、
    押圧がされていないと検知され、その後、当該中点領域に含まれる点が第1の閾時間以上継続して検知され、その後、押圧がされていないと検知された場合、当該中点領域を定める2つの既定領域の双方が選択されたと判定する判定部
    として機能させ、
    当該既定領域、当該中点領域は、いずれも半径rの円であり、
    当該既定領域の中心は、辺の長さが4r以上の凧形の頂点に配置され、
    当該凧形の対角線の中点同士の距離は、2r以上である
    ことを特徴とするプログラム。
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