JP2006133887A - 指示受付装置、認識領域制御方法、ならびに、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 検出部は、接触受付部105にユーザの指等が接触した際に、その接触位置を検出する。たとえば、検出部は、ユーザの指が触れる接触タイミングと、ユーザの指が離れる非接触タイミングとを検出する。制御部は、検出部が接触を検出時にその接触位置を含む認識領域を、所定の範囲まで拡大させる。たとえば、制御部は、図5(a)に示すような、所定の指示アイコン上の認識領域RAaを含む接触受付部105の位置が触れられると、制御部は、図5(b)に示すように、隣接する4つの認識領域RAb〜RAeと重ならない範囲(認識領域RAa’)まで拡大させる。そして、指示受付装置は、検出部が検出している接触位置と、拡大後の認識領域との関係に基づいて、ユーザに指定された指示アイコンを特定する。
【選択図】 図5
Description
最近では、ゲーム装置における入力装置としても、タッチパネルが使用されるようになっている。一例として、競争ゲーム装置において、モニタにタッチパネルが積層されており、モニタに表示された馬番号等がユーザによりタッチされると、その馬選択情報が入力されるようになっている(たとえば、特許文献1参照)。
このため、意図せずに所定の操作指示が複数回に渡って受け付けられてしまい、ユーザにとって、予期せぬ操作結果が得られる場合があった。
そして、たとえば、メインとサブの2画面を有するゲーム装置等において、タッチパネル側(サブ画面)をあまり見ないで操作するような場合では、このようなチャタリングの発生がより一層懸念されることになる。
そのため、ゲーム装置等にタッチパネルが使用される場合において、チャタリングの発生を適切に防止することが求められていた。
このため、接触受付部に接触中にユーザの指等がぶれた場合等であっても、認識領域が拡大されているため、断続的なON/OFFが繰り返されることを防ぐことができる。
この結果、チャタリングの発生を適切に防止することができる。
前記制御部は、当該接触タイミング時に、当該接触位置を含む当該認識領域を拡大させ、
前記特定部は、当該接触から非接触へ移行するタイミング時に、当該接触位置と、拡大後の当該認識領域との関係に基づいて、指定された指示画像を特定してもよい。
この場合、当該認識領域を拡大させた後に、接触位置と比較することにより、ユーザの指等がぶれた場合等であっても、認識領域が拡大されているため、断続的なON/OFFが繰り返されることを防ぐことができる。この結果、チャタリングの発生を適切に防止することができる。
このため、接触受付部に接触中にユーザの指等がぶれた場合等であっても、認識領域が拡大されているため、断続的なON/OFFが繰り返されることを防ぐことができる。
この結果、チャタリングの発生を適切に防止することができる。
このため、接触受付部に接触中にユーザの指等がぶれた場合等であっても、認識領域が拡大されているため、断続的なON/OFFが繰り返されることを防ぐことができる。
この結果、チャタリングの発生を適切に防止することができる。
(実施形態1)
以下では、理解を容易にするため、指示受付装置としてこのような携帯型のゲーム装置を一例にあげて説明する。
WRAM 10dは、CPUコア10aがプログラムに従った各種処理を実行する際に必要となるワークデータ等を記憶する。
ROM 12aには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データ等が記録される。
RAM 12bには、ゲームの進行状況等を示す種々のデータが記憶される。
スピーカ16は、例えば、ステレオスピーカ等からなり、サウンドアンプ15にて増幅された音声信号に従って、所定の楽曲音や効果音等を出力する。
なお、第2の表示部19は、タッチパネル20の接触によりユーザから操作指示を入力させるための指示アイコン等を表示する。
タッチパネル20は、たとえば、感圧式のタッチセンサパネル等からなり、ユーザの指等の圧力を検出し、接触状態および、接触状態から非接触状態への移行等を検出する。なお、タッチパネル20は、他に静電容量の変化等から、ユーザの指等の接触を検出してもよい。
図3は、本実施形態に係る指示受付装置の概要構成を示す模式図である。なお、理解を容易にするため、指示受付装置100は、上記のゲーム装置1によって実現されるものとして説明する。以下、本図を参照して説明する。
指示受付装置100は、画像情報記憶部101と、画像生成部102と、メイン画像表示部103と、サブ画像表示部104と、接触受付部105と、記憶部106と、検出部107と、制御部108と、特定部109と、取得部110と、を備える。
なお、ROM 12a等が、このような画像情報記憶部101として機能しうる。
また、画像生成部102は、操作指示のための指示アイコンを生成して、サブ画像表示部104に表示する。
なお、画像処理部10bが、このような画像生成部102として機能しうる。
なお、第1の表示部18が、このようなメイン画像表示部103として機能しうる。
たとえば、サブ画像表示部104は図4(a)に示すような、各指示アイコンICを表示する。
なお、第2の表示部19が、このようなサブ画像表示部104として機能しうる。
なお、タッチパネル20が、このような接触受付部105として機能しうる。
また、記憶部106には、隣接する各認識領域RA間の間隔等の情報が記憶されている。
この他にも、記憶部106には、たとえば、各指示アイコンに割り振られた(関連付けられた)操作指示情報報(コマンド等)が記憶されている。
なお、WRAM 10dが、このような記憶部106として機能しうる。
たとえば、検出部107は、接触受付部105にユーザの指等が触れる接触タイミングと、接触受付部105からユーザの指等が離れる非接触タイミング(接触から非接触へ移行するタイミング)とを検出する。つまり、接触受付部105がユーザの指等で押されたプレス時と、ユーザの指等が接触受付部105から離れるリリース時とを、検出する。
なお、タッチパネルコントローラ10fが、このような検出部107として機能しうる。
たとえば、図5(a)に示すような、所定の指示アイコン上の認識領域RAaを含む接触受付部105の位置が指Fにて触れられると、制御部108は、図5(b)に示すように、隣接する4つの認識領域RAb〜RAeと重ならない範囲(認識領域RAa’)まで拡大させる。
なお、CPUコア10aが、このような制御部108として機能しうる。
たとえば、特定部109は、検出部107が検出した接触受付部105からユーザの指等が離れる非接触タイミング(接触状態から非接触状態への移行等)に、接触位置と、拡大後の認識領域との関係に基づいて、ユーザに指定された指示アイコンを特定する。つまり、認識領域を拡大させた後に、接触位置と比較することにより、指示アイコンの境界部がユーザの指等にて触れられ、そして、ユーザの指等がぶれた場合等であっても、認識領域が適宜拡大されているため、断続的なON/OFF(チャタリング)を防ぎながら、ユーザに指定された指示アイコンを特定することができる。
なお、CPUコア10aが、このような特定部109として機能しうる。
取得部110は、取得したコマンド等を画像生成部102に供給する。
なお、CPUコア10aが、このような取得部110として機能しうる。
一方、接触受付部105に接触があったと判別した場合に、指示受付装置100は、その接触位置を検出する(ステップS202)。つまり、検出部107は、接触受付部105上に触れられた接触位置を検出する。
つまり、記憶部106に記憶された認識領域の情報と、接触位置とを比較して、接触受付部105上に触れられたのが何れかの認識領域内であるかを判別する。
一方、接触位置が何れがの認識領域内であると判別した場合に、指示受付装置100は、接触位置を含む認識領域を、所定の範囲まで拡大させる(ステップS204)。
つまり、ユーザの指等により指示アイコンに対応する認識領域が触れられた場合に、制御部108は、その認識領域を所定範囲まで拡大させる。
たとえば、制御部108は、図5(a)に示すような、所定の指示アイコン上の認識領域RAa内の接触受付部105の位置が触れられた場合に、制御部108は、図5(b)に示すように、隣接する4つの認識領域RAb〜RAeと重ならない範囲(認識領域RAa’)まで拡大させる。
たとえば、特定部109は、検出部107が検出した接触受付部105からユーザの指等が離れる非接触タイミング(接触状態から非接触状態への移行等)に、接触位置と、拡大後の認識領域との関係に基づいて、ユーザに指定された指示アイコンを特定する。
なお、指示アイコンを特定後、指示受付装置100は、拡大させた認識領域を、元の認識領域に戻す。つまり、制御部108は、図5(b)に示す拡大させた認識領域RAa’を、図5(a)に示す元の認識領域RAaに戻す。
つまり、指示アイコンに割り振られた操作指示情報に基づいて、図7(a)に示すようなキャラクタKを動作させる。
この結果、チャタリングの発生を適切に防止することができる。
上記実施形態では、図4(a)に示すような、ある程度の間隔を隔てて配置された指示アイコンICをサブ画像表示部104に表示し、同様にある程度の間隔を隔てて配置(設定)された図4(b)に示すような認識領域RAを拡大させる場合について説明した。しかしながら、指示アイコンや対応する認識領域の配置は任意である。
たとえば、図8(a)に示すように、各種指示アイコンICがそれぞれ接して配置され、また、図8(b)に示すように、図8(a)の各指示アイコンICの表示領域と対応する接触受付部105上の各認識領域RAがそれぞれ接して配置されている場合にも、適宜適用可能である。
そして、特定部109は、検出部107が検出している接触位置と、拡大後の認識領域との関係に基づいて、ユーザに指定された指示アイコンを特定する。
つまり、上記と同様に、認識領域を拡大させた後に、接触位置と比較することにより、指示アイコンの境界部がユーザの指等にて触れられ、そして、ユーザの指等がぶれた場合等であっても、認識領域が適宜拡大されているため、断続的なON/OFF(チャタリング)を防ぎながら、ユーザに指定された指示アイコンを特定することができる。
すなわち、各種指示アイコンがそれぞれ接して配置され、また、各指示アイコンの表示領域と対応する認識領域RAがそれぞれ接して配置されている場合においても、チャタリングの発生を適切に防止することができる。
10 処理制御部
11 コネクタ
12 カートリッジ
13 通信コネクタ
14 通信コントローラ
15 サウンドアンプ
16 スピーカ
17 操作キー
18 第1の表示部
19 第2の表示部
20 タッチパネル
100 指示受付装置
101 画像情報記憶部
102 画像生成部
103 メイン画像表示部
104 サブ画像表示部
105 接触受付部
106 記憶部
107 検出部
108 制御部
109 特定部
110 取得部
Claims (5)
- 操作指示のための指示画像を表示する表示部と、
当該表示部に重畳して配置され、接触による入力を受け付ける接触受付部と、
当該指示画像の表示領域に相当する認識領域を記憶する記憶部と、
受け付けた当該接触位置を検出する検出部と、
検出した当該接触位置を含む当該認識領域を、所定の範囲まで拡大させる制御部と、
検出した当該接触位置と、拡大後の当該認識領域との関係に基づいて、指定された指示画像を特定する特定部と、
特定した当該指示画像に割り振られた操作指示情報を取得する取得部とを備える、
ことを特徴とする指示受付装置。 - 請求項1に記載の指示受付装置であって、
前記検出部は、接触タイミングと接触から非接触へ移行するタイミングとを検出し、
前記制御部は、当該接触タイミング時に、当該接触位置を含む当該認識領域を拡大させ、
前記特定部は、当該接触から非接触へ移行するタイミング時に、当該接触位置と、拡大後の当該認識領域との関係に基づいて、指定された指示画像を特定する、
ことを特徴とするもの。 - 操作指示のための指示画像を表示する表示部と、
当該表示部に重畳して配置され、接触による入力を受け付ける接触受付部と、
受け付けた当該接触位置を検出する検出部と、
検出した当該接触位置が含まれる当該認識領域を、所定の範囲まで拡大させながら、検出した当該接触位置と、拡大後の当該認識領域との関係に基づいて、指定された指示画像を特定する特定部と、
特定した当該指示画像に割り振られた操作指示情報を取得する取得部とを備える、
ことを特徴とする指示受付装置。 - 表示部と、接触受付部と、記憶部とを用いる認識領域制御方法であって、表示部は、操作指示のための指示画像を表示し、接触受付部は、当該表示部に重畳して配置され、接触による入力を受け付け、記憶部は、当該指示画像の表示領域に相当する認識領域を記憶し、
検出工程と、制御工程と、特定工程と、取得工程と、を備え、
前記検出工程では、受け付けた当該接触位置を検出し、
前記制御工程では、検出した当該接触位置を含む認識領域を、所定の範囲まで拡大させ、
前記特定工程では、検出した当該接触位置と、拡大後の当該認識領域との関係に基づいて、指定された指示画像を特定し、
前記取得工程では、特定した当該指示画像に割り振られた操作指示情報を取得する、
ことを特徴とする方法。 - コンピュータを、表示部、接触受付部、記憶部、検出部、制御部、特定部、取得部、として機能させるプログラムであって、
前記表示部は、操作指示のための指示画像を表示し、
前記接触受付部は、当該表示部に重畳して配置され、接触による入力を受け付け、
前記記憶部は、当該指示画像の表示領域に相当する認識領域を記憶し、
前記検出部は、受け付けた当該接触位置を検出し、
前記制御部は、検出した当該接触位置を含む当該認識領域を、所定の範囲まで拡大させ、
前記特定部は、検出した当該接触位置と、拡大後の当該認識領域との関係に基づいて、指定された指示画像を特定し、
前記取得部は、特定した当該指示画像に割り振られた操作指示情報を取得する、
ように機能させることを特徴とするもの。
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