JP4646476B2 - ディスクドライブユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクドライブユニットキャリア、ディスクドライブ試験装置、データ記憶装置、複数のディスクドライブユニットを試験する方法、および複数のディスクドライブユニットを操作する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
ディスクドライブユニットの製造中に、ディスクドライブユニットを試験して、それらが要求される仕様を満たすことを確認する必要がある。試験作業の一環として、ディスクドライブユニットの温度を制御する必要がある。ディスクドライブユニットの温度は、試験中に広範囲にわたって変化する。出願人自身の既知の試験装置の一つでは、複数のディスクドライブユニットの温度が、全てのディスクドライブユニットに共通する冷却または加熱空気を用いることによって制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
また、ディスクドライブユニットの通常の作動中に、すなわちディスクドライブユニットが最終使用者によって通常使用されているときに、ディスクドライブユニットの温度を予め定められた範囲内に維持することも望ましい。コンピュータでは、構成部品の温度を引き下げておくために、空気を引き込んで冷却空気をコンピュータ内の特にCPUをはじめとする構成部品上に流動させる冷却ファンを設けることが一般的慣例である。しかし、これは粗雑な冷却機構をもたらし、コンピュータの個々の構成部品、特にディスクドライブユニットの温度の別個の制御は得られない。
【0004】
【課題を解決するための手段と発明の実施の態様】
本発明の第1実施形態では、ディスクドライブユニットを受容するためのディスクドライブユニットキャリアであって、単一ディスクドライブユニットを担持するように適応され、前記キャリアに受容されたディスクドライブユニットの温度を予め定められた温度となるように制御するための温度制御装置を含み、そのようなディスクドライブユニットキャリアを複数受容することができる装置に取り外し可能に装着できるよう構成される一方、前記キャリアに受容されたディスクドライブユニットの温度を、装置内に装着される他のキャリアに受容された他のディスクドライブユニットとは独立して制御することができることを特徴とする
【0005】
キャリアは、キャリア内のディスクドライブユニットの温度を、ディスクドライブユニットの作動中、予め定められた温度になるように制御することを可能にする。実際には温度は特定の範囲内の予め定められた温度になるように制御されると理解され、「予め定められた温度」とはそれに従って解釈されるものとする。製造工程の一環としてディスクドライブユニットの試験中に、ディスクドライブユニットキャリアを使用してディスクドライブユニットを受容する場合、後でさらに論じるように、他の同様のキャリアがそれら自体のそれぞれのディスクドライブユニットを各々担持する状態で、キャリアを突き止めることができる。その場合、本発明は、個々のディスクドライブユニットの温度を独立して制御することができる。これは言い換えると、異なるディスクドライブユニットを同時に異なる温度にすることができることを意味し、それは、それぞれのキャリア内へのディスクドライブユニットの挿入および取外しを含め、ディスクドライブユニットの完全に独立した試験が可能になるという点で有利である。さらに、様々なディスクドライブユニットに異なるレベルの電力を供給することができる。これは、先行技術の装置では、異なるディスクドライブユニットが通常異なる温度であることを必然的に意味する。対照的に、本発明のキャリアでは、異なる電力レベルで作動するディスクドライブユニットの温度を、希望するならば同一に維持することができる。
【0006】
好適な実施形態の温度制御装置は、キャリアに受容されたディスクドライブユニットに空気を流動させるための空気流動制御装置を含む。下でさらに論じるように、空気は、ディスクドライブユニットを冷却または加熱するため、かつ/またはディスクドライブユニットの温度を一定に維持するために使用することができる。
【0007】
キャリアは、キャリアに受容されたディスクドライブユニット上を通過した空気の少なくとも一部分を選択的に受容して冷却し、それによって冷却空気を提供するための熱交換器を含むことができ、流動制御装置は、キャリアに受容されたディスクドライブユニットに空気を直接再循環させるか、あるいはキャリアに受容されたディスクドライブユニット上を通過した空気の少なくとも一部分を熱交換器内に通過させて冷却空気を提供して、キャリアに受容されたディスクドライブユニットに前記冷却空気を流動させるか、あるいは直接再循環された空気と冷却空気の混合物を、キャリアに受容されたディスクドライブユニットに流動させるように、選択的に作動可能である。
【0008】
空気流動制御装置は、キャリアに受容されたディスクドライブユニットに空気を再循環させるか、あるいはキャリアの外部からの新鮮な空気をキャリアに受容されたディスクドライブユニットに流動させるか、あるいは再循環された空気とキャリアの外部からの新鮮な空気の混合物を、キャリアに受容されたディスクドライブユニットに流動させるように、選択的に作動可能にすることができる。
【0009】
一般的に、ディスクドライブユニットに空気を再循環させると、キャリアからの熱損失がディスクドライブユニットの電力消費と一致するまでディスクドライブユニットの温度は上昇する。新鮮な空気は通常ディスクドライブユニットの温度より低い温度であり、したがってディスクドライブユニットを冷却させる傾向がある。また一方で、熱交換器を用いて冷却空気を提供することができる。空気流動手段は、再循環空気と新鮮なまたは冷却された空気との混合物をディスクドライブユニットに流動させるように作動することができ、中間温度を得て維持することができる。
【0010】
好適な実施形態では、空気流動制御装置は選択的に可動なバフルを含む。
【0011】
バフルの運動を制御するために、サーボ制御装置を設けることができる。
【0012】
キャリアは、空気がキャリアに受容されたディスクドライブユニットに流動する前に前記空気を選択的に加熱するために、キャリアに受容されたディスクドライブユニットへの空気流路で選択的に作動可能な加熱器を含むことができる。これにより、ディスクドライブユニットの温度を上昇させ、あるいはそれ以外の場合より素早く上昇させることができる。
【0013】
一実施形態では、ディスクドライブユニットキャリアは、ディスクドライブユニットの試験中にディスクドライブユニットを受容するためのディスクドライブユニットキャリアである。
【0014】
本発明の第2実施形態では、複数のディスクドライブユニットを受容するためのディスクドライブユニット試験装置を提供する。試験装置は上述の通り、それぞれのディスクドライブユニットを各々受容して、ディスクドライブユニットの試験中にそれぞれのディスクドライブユニットの温度を独立して制御させる複数のキャリアを含む。
【0015】
上で簡単に示した通り、そのような試験装置は、製造工程の一環として、複数のディスクドライブユニットを相互に独立して試験させ、各々のディスクドライブユニットの温度の独立制御が可能である。これは、以前には利用できなかった柔軟性を試験中に提供する。
【0016】
本発明の別の態様では、データ記憶装置を提供する。該装置は上述の通り、それぞれのディスクドライブユニットを各々受容して、ディスクドライブユニットの試験中にそれぞれのディスクドライブユニットの温度を独立して制御させる複数のキャリアを含む。
【0017】
データ記憶装置内の複数のディスクドライブユニットの温度の独立制御をすることにより、データ記憶装置内で使用中の個々のディスクドライブユニットの温度の事実上完全な制御が得られる。これは言い換えると、ディスクドライブユニットが各々指定された安全な温度範囲内で機能する可能性が高いことを意味し、これはデータ記憶装置の全体としての性能をいっそう信頼できるものにする。対照的に、複数のディスクドライブユニットの全てに共通する単一温度制御装置しか無い先行技術では、個々のディスクドライブユニットの温度が安全温度範囲外に逸脱することがあり得るだけでなく、その個別ディスクドライブユニットの信頼性を低下させ、故障させる可能性さえあり、これは、他のディスクドライブユニットの温度が影響を受けることがあり得ることをも意味する。これらの問題は、本発明によるデータ記憶装置により克服される。
【0018】
上述した装置の各々は、ディスクドライブユニットキャリアの温度制御装置の独立制御のための制御装置を含むことができる。
【0019】
本発明の別の形態では、複数のディスクドライブユニットを試験する方法であって、前記複数のディスクドライブユニットは単一ディスクドライブユニット試験装置内に配置され、ディスクドライブユニットの各々の温度がディスクドライブユニットの試験中に独立して制御されるようにしたことを特徴とする
【0020】
好適な実施形態では、該方法は、各々のディスクドライブユニットを横切る空気の流動を独立して制御し、それにより各々のディスクドライブユニットの温度を独立して制御するステップを含む。
【0021】
該方法は、空気をディスクドライブユニットに直接再循環させるか、ディスクドライブユニット上を通過した空気の少なくとも一部分を熱交換器に通すことによって得られる冷却空気をディスクドライブユニットに流動させるか、あるいは直接再循環する空気と冷却空気の混合物をディスクドライブユニットに流動させるように、各ディスクドライブユニットごとに独立して、ディスクドライブユニットを横切る空気の流動を制御するステップを含むことができる。
【0022】
該方法は、空気をディスクドライブユニットに再循環させるか、新鮮な空気をディスクドライブユニットに流動させるか、あるいは再循環空気と新鮮な空気の混合物をディスクドライブユニットに流動させるように、各ディスクドライブユニットごとに独立して、ディスクドライブユニットを横切る空気の流動を制御するステップを含むことができる。
【0023】
本発明の別の態様では、複数のディスクドライブユニットを作動させる方法であって、前記ディスクドライブユニットの各々はディスクドライブユニットキャリアに受容され、ディスクドライブユニットキャリアはそのようなディスクドライブユニットキャリアを複数受容することができる単一のデータ記憶装置に取り外し可能に装着され、前記ディスクドライブユニットの各々の温度が前記ディスクドライブユニットの作動中に独立して制御されるようにしたことを特徴とする
【0024】
該方法は、ディスクドライブユニットの各々を横切る空気の流動を独立して制御し、それによりディスクドライブユニットの各々の温度を独立して制御するステップを含む。
【0025】
一実施形態では、該方法は、空気をディスクドライブユニットに直接再循環させるか、ディスクドライブユニット上を通過した空気の少なくとも一部分を熱交換器に通すことによって得られる冷却空気をディスクドライブユニットに流動させるか、あるいは直接再循環する空気と冷却空気との混合物をディスクドライブユニットに流動させるように、各ディスクドライブユニットごとに独立して、ディスクドライブユニットを横切る空気の流動を制御するステップを含むことができる。
【0026】
別の実施形態では、該方法は、空気をディスクドライブユニットに再循環させるか、新鮮な空気をディスクドライブユニットに流動させるか、あるいは再循環空気と新鮮な空気との混合物をディスクドライブユニットに流動させるように、各ディスクドライブユニットごとに独立して、ディスクドライブユニットを横切る空気の流動を制御するステップを含むことができる。
【0027】
【実施例】
本発明の一実施形態を今から一例として添付の図面を参照しながら説明する。
【0028】
図1には、本発明によるディスクドライブユニットキャリア1の一例の斜視図が部分的に仮想線で示されている。キャリア1は一般的に矩形断面の箱状構成である。ディスクドライブユニット2は、キャリア1の前部分に受容される。キャリア1は、ディスクドライブユニット2をキャリア1内に挿入したりキャリア1から取り出すことを可能にするために開けるか取り外すことのできる扉3を正面に有する。ディスクドライブユニット2は一般的に、データを格納できる1つまたはそれ以上の回転可能な磁気ディスクと、1つまたはそれ以上の読み/書きアームに装着された1つまたはそれ以上の読み/書きヘッドと、該アームを動かすための少なくとも1つのモータと、適切な内部電気接続とを有する完全なユニットである。ディスクドライブユニット2へ、およびそこから、電力および制御信号を供給するための電気接続が設けられるが、図面を分かりやすくするために図示されていない。
【0029】
キャリア1の後部は、ディスクドライブユニット2の作動中にディスクドライブユニット2の温度を予め定められた温度に制御するための温度制御装置4を含む。ディスクドライブユニット2の「作動」は、ディスクドライブユニット2の試験中の作動、および最終使用者による通常の使用中のディスクドライブユニット2の作動をも含む。キャリア1の前部と後部の間には仕切り壁21が設けられ、該仕切り壁21はその最下縁に貫通穴20を有し、かつキャリア1の全高には伸長しない。
【0030】
図示した例では、温度制御装置4は、図面に示した方向付けで垂直軸を中心に回転する遠心ファン5と、空気の流れを適切に方向付けるためのバフル(baffle 邪魔板)6とを含む。バフル6は、直立半円壁の形であり、モータ8によって垂直軸を中心に枢動することができる。図4にも示される遠心ファン5は、ファン5から出る空気の流れをディスクドライブユニット2に向かって方向付ける一般的に円形の筐体10内に含まれる。筐体10は、その下面の中央にあるファン5への空気入口11と、その上面にありディスクドライブユニット2に向かって方向付けられた一般的に接線状の空気出口12とを有する。
【0031】
キャリア1の側壁15の2つの部分がキャリア1の後部寄りに存在せず、2つの隣接する開口16、17が側壁15のファン5に近い位置に設けられる。側壁15は開口16、17の間に、一般的にキャリア1の内方にファン5の方向に向き付けられる短い壁部分7を有する。前部開口16を通してキャリア1から出る空気が熱交換器18を通過し、そこで空気が冷却され後部開口17を介してキャリア1内へ戻るように、側壁15の開口16、17越しにキャリア1に熱交換器18が固定される。
【0032】
今、図2を参照すると、それは空気を単にディスクドライブユニット2の周囲に再循環させるように構成された温度制御装置4を示しており、半円形バフル6がバフルモータ8によって回転して、内側を向いた壁部分7とキャリア1の反対側の側壁19との間の隙間にわたされ、かつ側壁15の後部開口17からファン5の入口11への空気取入経路を遮断する位置に着いていることが分かる。したがって回転遠心ファン5は空気をファン筐体10の出口12から仕切り壁21の頂部を越え、かつディスクドライブユニット2の頂部を越えてキャリア1の正面方向に押しやる。次いでキャリア1の扉3は、空気をディスクドライブユニット2の正面の向こう側へ方向付ける。次いで空気はディスクドライブユニット2の下のキャリア1の床13によって、ディスクドライブユニット2と温度制御装置4との間の仕切り壁21の開口20を通して逆戻りし、ファン筐体のファン5への入口11に向かって直接方向付けられる。次いで空気は再びファン5によって引き上げられて、ディスクドライブユニット2の頂部を越えて逆方向に通過する。閉鎖された後部開口17は空気が熱交換器18を通過するのを妨げるので、空気は前部開口16を通して排出することができない。
【0033】
今、図3を参照すると、空気冷却構成の温度制御装置4が示されている。この構成では、キャリア1の側壁15の後部開口17からの空気取入経路にファン入口11を露出させるために、バフルモータ8がバフル6をファン筐体10の周りに180°回転させたところである。この構成では、ディスクドライブユニット2の上および下を通過し、かつ開口20を通過した空気は、バフル6によって側壁15の前部開口16を通過するように方向付けられ、ファン5によって熱交換器18内に引き寄せられることによって冷却される。冷却された空気は次に側壁15の後部開口17を通過してファン5内に入り、再び頂部の上を流れ、正面で下降してディスクドライブユニット2の下を流れるように強制される。理解される通り、この構成では、バフル6はディスクドライブユニット2の下から流れ出る空気がファン入口11に直接戻るのを妨げる。それどころか、この構成では、ディスクドライブユニット2の下から出た空気の流れは、側壁15の前部開口16に向かい、熱交換器18を通して側壁15の後部開口17へと方向付けられる。
【0034】
理解される通り、図2に示す構成のように空気をディスクドライブユニット2の周囲で再循環させるだけ場合、ディスクドライブユニット2の温度は、キャリア1からの熱損失がディスクドライブユニット2の電力消費と実質的に一致するまで上昇する。これは、ディスクドライブユニット2の急速な加熱をもたらす。これは、高温でのディスクドライブユニット2の試験が必要なときに、そうした高温をより迅速に達成することができ、試験中のディスクドライブユニット2の高速スループットが可能になるので、特に有利である。図面に示する好適な実施形態では、出口12からディスクドライブユニット2への空気流路に電気加熱器14が設けられ、選択的に作動して空気を加熱し、それにより、必要ならば、いっそう迅速なディスクドライブユニット2の加熱が達成される。
【0035】
キャリア1が図3に示す冷却空気モードで作動しているとき、冷却空気はディスクドライブユニット2上を流動させられ、それによりディスクドライブユニット2を必要に応じて冷却することができる。冷却空気の使用は、ディスクドライブユニット2のいっそう迅速な冷却を達成することを可能にする。
【0036】
図2および図3に示した極端な位置の間にバフル6を適切に配置することによって、冷却空気と直接再循環される空気の混合をディスクドライブユニット2に流動させることができ、混合は任意の所望の割合とすることができる。したがって、バフル6は予め定められたレベルのディスクドライブユニット2の温度を達成し、かつ維持するように配置することができる。
【0037】
本発明によるキャリア1の第2例を図5に示す。該図面およびこの第2例の説明では、上述したキャリアの第1例の場合と同一または対応する部品を表わすために同一参照番号を使用し、共通部品の詳細な説明はここでは行なわない。キャリア1の第2例は、熱交換器18がキャリア1の側壁15の前部および後部開口16、17越しに設けられていないという点で、第1例とは異なる。それどころか、第2例では、前部開口16にはフラップ30が蝶着される。フラップ30はモータ(図示せず)によって作動させることができ、あるいは単に自由に蝶着して、ディスクドライブユニット2上を通過してきた空気をキャリア1から排出させるように前部開口16を開くか、または前部開口16を閉じて空気をファン5へと直接再循環させることができる。後部開口17は、新鮮な空気が外部からキャリア1内に選択的に通過することのできる、単なる新鮮な空気の取入口にすぎない。
【0038】
したがって、新鮮空気モードの第2例の作動のために、バフル6は後部開口17を開いて新鮮な空気がキャリア1に入ることができるように移動し、キャリア1の外部からの新鮮な空気は一般的に、作動中のディスクドライブユニット2よりずっと低温であると理解される。同時に、前部開口16のフラップ30が開いて、ディスクドライブユニット2上を通過してきて暖められた空気はキャリア1から外に出て行くことができる。空気循環モードでは、バフル6は後部開口17を閉じるように移動し、フラップ30は前部開口16を閉じるように移動するので、ディスクドライブユニット2上を通過してきた空気はファン5へ直接戻る。バフル6およびフラップ30の適切な配置によって、循環空気と新鮮な空気の混合をディスクドライブユニット2上に通過させることができる。
【0039】
上述したいずれの例でも、バフルモータ8の作動はサーボ制御下に置くことができる。バフル6およびフラップ30(設けた場合)の移動、および加熱器14の作動の制御は、適切なコンピュータ上で作動する適切なソフトウェアの下で行なうことができる。1つまたはそれ以上の温度センサを設けて、ディスクドライブユニット2の温度を監視し、かつ1つまたはそれ以上の制御信号をサーボ制御装置に送ることができる。
【0040】
図面に示した空気流動構成は単なる例であって、ディスクドライブユニット2上の空気流動の代替構成が可能であることは理解されるであろう。例えば、空気は頂部の上およびディスクドライブユニット2の下を同一方向に流動させることができ、ディスクドライブユニット2の一方または両方の長い側部に沿ってファン5へ戻すことができる。この構成は、ケーブルがディスクドライブユニット2の後部に接続される場合、そのようなケーブルはそれ以外では空気の流動特性に影響を与えるかもしれないので、有利であるかもしれないが、その結果としてそれ以外の場合よりキャリア1がわずかに幅広くなり、よってキャリア1の配置のために追加空間が必要になるかもしれない。
【0041】
上述したキャリア1の各々は、ディスクドライブユニット2の通常の製造工程の一環として、ディスクドライブユニット2の試験中にディスクドライブユニット2の温度を制御するために使用することができる。キャリア1の各々は、最終使用者によるディスクドライブユニット2の通常の操作中に、ディスクドライブユニット2の温度を制御するためにも使用することができる。
【0042】
複数のキャリア1を、例えばテストラックなどのディスクドライブユニット試験装置に統合するか組み込むことができる。この方法で、各々のディスクドライブユニット2の温度の独立制御を行ないながら、複数のディスクドライブユニットを相互に独立して試験することができる。これは、装置内の他のディスクドライブユニットの試験に影響を及ぼすことなく、個々のディスクドライブユニット2を試験装置内外に移動させることができ、以前には利用できなかった特徴である。試験装置内の個々のディスクドライブユニット2の温度は、装置内の他のディスクドライブユニット2の温度から著しく異なることができる。ディスクドライブユニット2の各々の温度は、予め定められたレベルになるように制御することができ、それは、個々のディスクドライブユニット2の電力消費に関係なく、すべてのディスクドライブユニット2に対して同一であってもなくてもよい。
【0043】
試験中のディスクドライブユニット2の温度の制御に使用する以外に、上述したキャリア1の各々は、データ記憶製品として最終使用者によって使用されるときに、ディスクドライブユニット2の温度を制御するために使用することができる。同様に、複数のキャリア1を統合するか一つに組み付けて、独立に作動可能であり各々の温度を独立に制御することができる複数のディスクドライブユニットを有するデータ記憶装置を形成することができる。そのようなデータ記憶装置内の個々のディスクドライブユニット2を相互に完全に独立させることにより、個々のディスクドライブユニット2が例えば保守または交換のために取り外されたとき、あるいはディスクドライブユニット2の1つが過熱するか、何らかの理由で作動できない場合に、データ記憶装置内のディスクドライブユニットの作動は事実上全く影響されずにすますことができる。
【0044】
キャリア1は比較的低コストで単純に大量生産することができる。キャリア1は、複数のキャリア1を他のキャリア1の作動に影響することなく一つに積み上げていくことができるという点で、事実上モジュールである。
【0045】
特定の例では、ディスクドライブユニット2の温度は、周囲+3℃〜70℃の範囲内の標的温度の±1℃内に制御することができる。達成可能な温度の最大上昇率は、毎分ほぼ+6℃程度とすることができ、温度の最大低下率は毎分ほぼ2℃程度とすることができる。
【0046】
ディスクドライブユニット2上の空気の流動は、比較的高い速度であることが好ましい。これは、ディスクドライブユニット2の温度が、空気速度またはディスクドライブユニット2の熱出力の変化にあまり敏感でなくなることを確実にするからである。さらに、高い空気流速はディスクドライブユニット2内外への優れた熱伝達率をもたらす。
【0047】
本発明の実施形態を、図示した例を特に参照しながら説明した。しかし、説明した例に本発明の範囲内で変形および変化を施すことができることは理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一態様によるディスクドライブユニット用のキャリアの一例を、分かりやすくするために部品を除去して、部分的に仮想線で示した斜視図である。
【図2】 分かりやすくするために部品を除去し、部分的に仮想線で示した、空気再循環モードの図1のキャリアの斜視図である。
【図3】 分かりやすくするために部品を除去し、部分的に仮想線で示した、冷却空気モードの図1および図2のキャリアの斜視図である。
【図4】 図1ないし図3のキャリアに適したファンの斜視図である。
【図5】 本発明の一態様によるディスクドライブユニット用のキャリアの第2例を部分的に仮想線で示した斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクドライブユニットキャリア
2 ディスクドライブユニット
3 扉
4 温度制御装置
5 遠心ファン
5 回転遠心ファン
6 バフル
7 壁部分
8 バフルモータ
10 ファン筐体
11 空気入口
12 空気出口
13 床
14 電気加熱器
15 側壁
16 前部開口
17 後部開口
18 熱交換器
19 側壁
20 開口
20 貫通穴
21 壁
30 フラップ

Claims (19)

  1. ディスクドライブユニット(2)を受容するためのディスクドライブユニットキャリア(1)であって、
    単一ディスクドライブユニット(2)を担持するように適応され、前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)の温度を予め定められた温度となるように制御するための温度制御装置(4)を含み、
    そのようなディスクドライブユニットキャリア(1)を複数受容することができる装置に取り外し可能に装着できるよう構成される一方、前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)の温度を、装置内に装着される他のキャリア(1)に受容された他のディスクドライブユニット(2)とは独立して制御することができることを特徴とするキャリア。
  2. 前記温度制御装置(4)が、空気を前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)に流動させるための空気流動制御装置(5)を含む、請求項1に記載のキャリア。
  3. 前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)上を通過した空気の少なくとも一部分を選択的に受け取って冷却し、それにより冷却空気を提供する熱交換器(18)を含み、
    前記空気流動制御装置(5)が、空気を前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)に直接再循環させるか、あるいは前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)上を通過してきた空気の少なくとも一部分を前記熱交換器(18)に通して冷却空気を提供し、
    前記冷却空気を前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)に流動させるか、あるいは直接再循環された空気と冷却空気の混合物を前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)に流動させるように選択的に作動可能である、請求項2に記載のキャリア。
  4. 前記空気流動制御装置(5)が、空気を前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)に再循環させるか、あるいは前記キャリア(1)の外部からの新鮮な空気を前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)に流動させるか、あるいは再循環される空気と前記キャリア(1)の外部からの新鮮な空気の混合物を前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)に流動させるように、選択的に作動可能である、請求項2に記載のキャリア。
  5. 前記空気流動制御装置(5)が選択的に可動なバフル(6)を含む、請求項3または4に記載のキャリア。
  6. 前記バフル(6)の運動を制御するためのサーボ制御装置(8)を含む、請求項5に記載のキャリア。
  7. 空気が前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)に流動する前に空気を選択的に過熱するために、前記キャリア(1)に受容されたディスクドライブユニット(2)への空気の流路に選択的に作動可能な加熱器(14)を含む、請求項2ないし6のいずれかに記載のキャリア。
  8. 前記ディスクドライブユニットキャリア(1)が、ディスクドライブユニット(2)をディスクドライブユニット(2)の試験中に受容するためのディスクドライブユニット試験キャリアである、請求項1ないし7のいずれかに記載のキャリア。
  9. 複数のディスクドライブユニット(2)を受容するためのディスクドライブユニット試験装置であって、各々がそれぞれのディスクドライブユニット(2)を受容してそれぞれのディスクドライブユニット(2)の温度をディスクドライブユニット(2)の試験中に独立して制御することを可能にする請求項1ないし8のいずれかに記載のキャリアを複数含む試験装置。
  10. 各々がそれぞれのディスクドライブユニット(2)を受容して、それぞれのディスクドライブユニット(2)の温度をディスクドライブユニット(2)の作動中に独立して制御することを可能にする請求項1ないし8のいずれかに記載のキャリアを複数含むデータ記憶装置。
  11. 前記ディスクドライブユニットキャリア(1)前記温度制御装置(4)の独立制御のための制御装置を含む、請求項9または10に記載の装置。
  12. 複数のディスクドライブユニット(2)を試験する方法であって、前記複数のディスクドライブユニット(2)は単一ディスクドライブユニット試験装置内に配置され、ディスクドライブユニット(2)の各々の温度がディスクドライブユニット(2)の試験中に独立して制御されるようにしたことを特徴とする方法。
  13. 前記ディスクドライブユニット(2)の各々を横切る空気の流動を独立して制御し、それによって前記ディスクドライブユニット(2)の各々の温度を独立して制御するステップを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 空気を前記ディスクドライブユニット(2)に直接再循環させるか、あるいは前記ディスクドライブユニット(2)上を通過してきた空気の少なくとも一部分を熱交換器(18)に通すことによって得られる冷却空気を前記ディスクドライブユニット(2)に流動させるか、あるいは直接再循環する空気と冷却空気の混合物を前記ディスクドライブユニットに流動させるように、各ディスクドライブユニットごとに独立して、前記ディスクドライブユニットを横切る空気の流動を制御するステップを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 空気を前記ディスクドライブユニット(2)に再循環させるか、あるいは新鮮な空気を前記ディスクドライブユニット(2)に流動させるか、あるいは再循環空気と新鮮な空気の混合物を前記ディスクドライブユニット(2)に流動させるように、各ディスクドライブユニットごとに独立して、前記ディスクドライブユニット(2)を横切る空気の流動を制御するステップを含む、請求項13に記載の方法。
  16. 複数のディスクドライブユニット(2)を作動させる方法であって、
    前記ディスクドライブユニット(2)の各々はディスクドライブユニットキャリア(1)に受容され、ディスクドライブユニットキャリア(1)はそのようなディスクドライブユニットキャリア(1)を複数受容することができる単一のデータ記憶装置に取り外し可能に装着され、前記ディスクドライブユニット(2)の各々の温度が前記ディスクドライブユニット(2)の作動中に独立して制御されるようにしたことを特徴とする方法。
  17. 前記ディスクドライブユニット(2)の各々を横切る空気の流動を独立して制御し、それによって前記ディスクドライブユニット(2)の各々の温度を独立して制御するステップを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 空気を前記ディスクドライブユニット(2)に直接再循環させるか、あるいは前記ディスクドライブユニット(2)上を通過してきた空気の少なくとも一部分を熱交換器(18)に通すことによって得られる冷却空気を前記ディスクドライブユニット(2)に流動させるか、あるいは直接再循環する空気と冷却空気の混合物を前記ディスクドライブユニット(2)に流動させるように、各ディスクドライブユニットごとに独立して、前記ディスクドライブユニット(2)を横切る空気の流動を制御するステップを含む、請求項17に記載の方法。
  19. 空気を前記ディスクドライブユニット(2)に再循環させるか、あるいは新鮮な空気を前記ディスクドライブユニット(2)に流動させるか、あるいは再循環空気と新鮮な空気の混合物を前記ディスクドライブユニット(2)に流動させるように、各ディスクドライブユニットごとに独立して、前記ディスクドライブユニット(2)を横切る空気の流動を制御するステップを含む、請求項17に記載の方法。
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