JP4645679B2 - クロック信号再生装置及び受信装置並びにクロック信号再生方法 - Google Patents
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Description
従来の受信装置および受信方法と、クロック信号再生回路およびクロック信号再生方法においては、マルチパスの妨害が存在すると、副搬送波が位相の変動を受け、算出しているパイロット信号間の位相変動量の精度にばらつきが生じ、正しい位相変動量を算出できない場合が生じる。その結果、クロック信号の周波数誤差と位相誤差の算出精度の低下を招き、クロック信号の引き込み性能が妨げられることになるという問題があった。
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における受信装置の構成を示すブロック図である。この図において受信装置は、受信アンテナ101が受信した放送電波を選局する主搬送波発振回路103及び乗算回路102と、中間周波数(IF)信号を抽出する帯域通過フィルタ(BPF)104と、OFDM受信機150から構成される。OFDM受信機150は、クロック信号を発振するクロック信号再生装置と、このクロック信号によりBPF104が抽出したアナログの中間周波数信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路105と、デジタル化した信号を復調する副搬送波周波数信号復調回路120から構成される。クロック信号再生装置は、クロック信号再生回路130と第1の数値制御発振器131から構成される。
AVR=(Σθk)/N ・・・ (1)
σ= Σ|θk−AVR| ・・・ (2)
は、図5(b)の時の復調データIR及びQR中のパイロット信号の累積位相変動量を示す図である。
実施の形態1は、演算セグメント数を動的に変更するものではないが、ここでは、時間的に変動する位相偏差情報に追従して演算セグメント数を動的に変更するものについて述べる。図9は、この発明の実施の形態2のクロック信号再生回路130aの詳細ブロック図である。図9において、パイロット信号抽出回路1、差動復調回路2、メモリ3、位相検出回路4、1セグメント遅延回路5、セグメント毎位相平均算出回路6、減算回路7、絶対値算出回路8、累積加算回路9、セグメント毎位相偏差算出回路20、最小値検出回路11、ループフィルタ14、第1の数値制御発振器131は実施の形態1と同様である。
2 差動復調回路
3 メモリ
4 位相検出回路(位相検出手段)
5 1セグメント遅延回路
6 セグメント毎位相平均算出回路
7 減算回路
8 絶対値算出回路
9 累積加算回路
10 第1の既定セグメント間位相偏差計算回路(位相偏差計算手段)
11 最小値検出回路
12 第1の最小位相偏差セグメント判別回路(最小位相偏差判別手段)
13 第1のセグメント間位相変動量算出回路(位相変動量算出手段)
14 ループフィルタ
20 セグメント毎位相偏差算出回路(位相偏差算出手段)
31 第2の既定セグメント間位相偏差計算回路(位相偏差算出手段)
32 最小位相偏差保持回路(最小位相偏差保持手段)
33 演算セグメント数判定回路(演算セグメント数判定手段)
34 第2の最小位相偏差セグメント判別回路(最小位相偏差判別手段)
35 第2のセグメント間位相変動量算出回路(位相変動量算出手段)
101 受信アンテナ
102 乗算回路
103 主搬送波発振回路
104 帯域通過フィルタ(BPF)
105 A/D変換回路
106 複素乗算回路
107 ローパスフィルタ(LPF)
108 ローパスフィルタ(LPF)
109 高速フーリエ変換回路(FFT)
110 相関値演算回路
111 搬送波周波数誤差演算回路
112 加算回路
113 第2の数値制御発振器
120 副搬送波周波数信号復調回路
130、130a クロック信号再生回路
131 第1の数値制御発振器(クロック信号発生手段)
150 OFDM受信機
Claims (8)
- 受信したOFDM信号から抽出した中間周波数信号をクロック信号によりデジタル化し、このデジタル化した信号を基にフーリエ変換により復調データを得る受信装置のクロック信号再生装置において、
前記復調データからパイロット信号を抽出するパイロット信号抽出手段と、
このパイロット信号抽出手段からのパイロット信号を処理して位相情報を検出する位相検出手段と、
同一シンボル内で抽出された前記位相検出手段からのパイロット信号に対応した位相情報を所定のパイロット信号数から成る複数のブロックに分け、ブロック毎の位相平均情報とブロック毎の位相偏差情報を算出する位相偏差算出手段と、
前記複数のブロックの中のブロックを組み合わせて互いに異なる複数のグループを構成し、前記ブロック毎の位相偏差情報を用いてグループ毎の位相偏差情報を計算する位相偏差計算手段と、
この位相偏差計算手段からの計算結果を比較し、前記複数のグループのうち位相偏差が最小となるグループを判別する最小位相偏差判別手段と、
この最小位相偏差判別手段が判別した位相偏差が最小となるグループのブロックの位相平均情報を基に該グループの位相変動量を算出する位相変動量算出手段と、
前記位相変動量算出手段からの位相変動量に基づいてクロックの信号を制御し前記クロック信号を発生させるクロック信号発生手段とを備えたクロック信号再生装置。 - 前記位相偏差算出手段は、前記ブロックを前記OFDM信号のセグメントで構成する請求項1に記載のクロック信号再生装置。
- 前記位相偏差計算手段は、予め決められたセグメントの数分離れそれぞれ所定のセグメント数により前記グループを構成する請求項2に記載のクロック信号再生装置。
- 前記位相偏差計算手段からの計算結果の最小値を予め決められたシンボル期間保持する最小位相偏差保持手段と、
この最小位相偏差保持手段が保持する最小値を基にセグメント数を決定する演算セグメント数判定手段とを更に備え、
前記位相偏差計算手段は、前記演算セグメント数判定手段が決定したセグメント数に基づいて前記グループを構成する請求項2に記載のクロック信号再生装置。 - 前記位相変動量算出手段は、算出された位相変動量が予め決められた閾値よりも大きい場合には、最低周波数側から既定のセグメント数の範囲と、最高周波数側から前記既定のセグメント数の範囲の各々の位相平均情報を基に位相変動量を算出する請求項2に記載のクロック信号再生装置。
- 前記位相偏差計算手段は、受信した前記OFDM信号からのモード情報を基に、前記セグメント数を決定してグループを構成する請求項3又は4に記載のクロック信号再生装置。
- 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のクロック信号再生装置と、
受信したOFDM信号から抽出した中間周波数信号を、前記クロック信号再生装置からのクロック信号によりデジタル化するA/D変換手段と、
前記A/D変換手段からのデジタル化した信号を基にフーリエ変換を行って復調データを得る信号復調手段とを備えた受信装置。 - 受信したOFDM信号から抽出した中間周波数信号をクロック信号によりデジタル化し、このデジタル化した信号を基にフーリエ変換により復調データを得る受信装置のクロック信号再生方法において、
前記復調データからパイロット信号を抽出するパイロット信号抽出ステップと、
このパイロット信号抽出ステップからのパイロット信号を処理して位相情報を検出する位相検出ステップと、
同一シンボル内で抽出された前記位相検出ステップからのパイロット信号に対応した位相情報を所定のパイロット信号数から成る複数のブロックに分け、ブロック毎の位相平均情報とブロック毎の位相偏差情報を算出する位相偏差算出ステップと、
前記複数のブロックの中のブロックを組み合わせて互いに異なる複数のグループを構成し、前記ブロック毎の位相偏差情報を用いてグループ毎の位相偏差情報を計算する位相偏差計算ステップと、
この位相偏差計算ステップからの計算結果を比較し、前記複数のグループのうち位相偏差が最小となるグループを判別する最小位相偏差判別ステップと、
この最小位相偏差判別ステップが判別した位相偏差が最小となるグループのブロックの位相平均情報を基に該グループの位相変動量を算出する位相変動量算出ステップと、
前記位相変動量算出ステップからの位相変動量に基づいてクロックの信号を制御し前記クロック信号を発生させるクロック信号発生ステップとを備えたクロック信号再生方法。
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JPH10308715A (ja) * | 1997-05-02 | 1998-11-17 | Sony Corp | 受信装置および受信方法 |
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JP2004343732A (ja) * | 2003-04-17 | 2004-12-02 | Mitsubishi Electric Information Technology Centre Europa Bv | 同期パルスを生成する方法、装置およびその装置を備える受信機 |
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