JP4644283B2 - 汚れ検出方式 - Google Patents

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Description

本発明は、定点に設置した監視カメラや検査装置などに使用される画像を撮影する装置の外部に露出したイメージセンサ表面に付着した汚れや異物の検出技術に関するものである。
監視カメラや検査装置の用途においては、イメージセンサの性能の範囲において可能な限り鮮明な画像を撮影することが重要である。しかし、装置の外部に露出したセンサ表面に付着した汚れや異物は鮮明な画像撮影の障害となり、そのような条件で撮影した画像を用いて処理を行うと装置の誤動作などにつながる可能性がある。
製造物の検査装置などで、同じ形状の物体を撮影する場合は、予め以前に撮影した基準画像と比較することによって、異なった映り方をしている部分があれば、それは汚れや異物の混入と判断することができるが、異なる形状の物体を検査する場合は、予め撮影した基準画像との比較はできない。また、汚れ検出のために定期的に同じ基準画像を撮影して比較する場合は、同じ基準画像を撮影するための時間や手間が必要であり、また基準画像の撮影ができない用途ではこの方法をとることはできない。
また特許文献1に記載されたセンサ表面に付着した汚れや異物の検出技術は、監視カメラのセンサ表面が撮影画像の端に映りこむ様に鏡を設置し、その撮影画像を画像処理することによって汚れ・異物を検出するものである。この従来技術は、センサ外に鏡を設置するため装置の大型化やコストアップにつながり、また、撮影画像の一部が隠れることによる監視カメラとしての性能低下も招くという課題があった。
また特許文献2に記載されたセンサ表面に付着した汚れや異物の検出技術は、レンズや絞りなど撮像系を駆動して異なる撮影条件を作り出して複数画像を撮影し、その複数画像間の不変部分を汚れや異物と判定するものである。この従来技術は、レンズや絞り等の可動部を持つことでコストアップとなり、また複数画像間における不変部分を汚れと判定するため、本来汚れではない背景を不変部分であるとして誤って汚れと判定してしまう可能性があるという課題があった。
特開2001-8193号公報 特開2004-172820号公報
本発明は、可動系を持たず定点に固定した画像撮影部で撮影した撮影画像の中から被写体領域抽出部で比較の対象とする被写体を自動的に検出し、その被写体内側の画像領域を抽出する。これによって誤って背景などを汚れと誤判定することを抑止する。また被写体内側の画像領域を抽出した最近の複数の領域抽出画像を領域抽出画像記憶部で保持する。そして汚れ度算出部で保持した領域抽出画像を比較する。汚れ度算出部では、保持した被写体領域画像を画素毎に比較し、汚れが付着した際に生じる可能性の高い状況を示している場合に、汚れ度記憶部に記憶されているその画素の汚れ度の値を上げる処理を行う。汚れではないという可能性の高い状況を示した場合は、逆に汚れ度記憶部に記憶されているその画素の汚れ度の値を下げる処理を行う。このようにして、画像を撮影する度に被写体領域抽出と汚れ度算出を行い、汚れ度記憶部の情報を更新する。最終的に汚れ判定部では、汚れ度記憶部に格納された汚れ度の情報をもとに汚れが付着しているかどうか、あるいは、汚れの付着の度合いを判定結果として出力する。
本発明によれば、複数の撮影画像の画素値を比較する前に、各撮影画像中の被写体領域抽出を行うことによって、撮影したい被写体に重なって処理の妨害となる汚れだけを確実に検出することができるようになる。従来技術と異なり背景などを誤って汚れと判定することを防止できる。また汚れ度算出部は複数画像の比較を繰り返して汚れの確率の高い画素を抽出し、その確率情報を元に汚れ判定部で汚れ付着かどうかを判定するようにしているので、1枚の撮影画像からは一見して汚れに見えてしまうような画像中の模様を誤って汚れと判定することがない。
さらに、本発明によれば、従来技術と異なり、運用の前に予め基準画像(基準紙など)を撮影しておくという様な初期設定(キャリブレーション)が不要となり、非常に簡単に運用を開始することができる。ユーザは汚れ判定部の出力を見て装置の清掃や交換などを行うことによって、汚れが付着したまま運用を続けることによる監視装置などの性能の低下などを防止することができる。また、判定結果を用いて装置の使用を自動的に停止することも可能で、汚れが付着したまま運用することによるデメリットを防止することができる。
また従来技術と異なり、汚れ検出専用のハードウェアが不要であり、かつ撮像系を機械的に駆動して異なる撮影条件を設定する必要がなく、駆動部の無い装置で異物を検出することが可能となり、駆動系を持つことによるメンテナンス作業の人手及び手間を削減することができるので従来技術よりも低コスト化が可能である。
本発明の第1の実施形態に係る汚れ検出方式の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る汚れ検出方式の概念的動作を説明するための流れ図である。 本発明の実施形態で用いる汚れ度関数の一例を示すグラフである。 本発明の実施形態で用いる汚れ度を算出する表である。 本発明の実施形態で用いる特定画素の近傍を参照して汚れ度を算出する説明図である。 本発明の実施形態に係る汚れ判定部で実施する第1の汚れ判定方法を説明するための図である。 図7に示した第1の汚れ判定方法の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態に係る汚れ判定部で実施する第2の汚れ判定方法を説明するための図である。 図9に示した第2の汚れ判定方法の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る汚れ検出方式の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る汚れ検出方式の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る汚れ検出方式の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る汚れ度記憶初期化部の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る汚れ検出方式の構成を示すブロック図である。図1において本発明の第1の実施形態に係る汚れ検出方式は、監視などの目的で可動系を持たず常に画象を撮影し続ける定点に固定した画像撮影部11と、画像撮影部11が撮影した画像を記憶する撮影画像記憶部12と、撮影画像記憶部12が記憶した撮影画像の中に目的の被写体(例えば車両等)が映っていることを検出して前記被写体の領域を抜き出し領域抽出画像を生成する被写体領域抽出部13と、被写体領域抽出部13が領域抽出した最近の2枚以上の撮影画像を蓄積する領域抽出画像記憶部14と、領域抽出画像記憶部14に蓄積された複数の領域抽出画像を画素毎に比較し汚れ度を算出する汚れ度算出部15と、算出した汚れ度を画素毎に記憶する汚れ度記憶部16と、汚れ度記憶部16から読み出された画素毎の汚れ度を評価して汚れ付着の有無または汚れ度合いを出力する汚れ判定部17を備えて構成される。
図2Aおよび図2Bは、本発明の第1の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートを示す図である。図2AのステップS11において画像撮像部11は最新の画像Iを撮影する。次にステップS12では撮影した画像Iを撮影画像記憶部12に保存する。ステップS13では被写体領域抽出部13が撮影画像記憶部12に保存した画像Iを画像処理して、撮影対象である被写体の領域を抜き出して、領域抽出画像Eを生成する。ステップS14では抜き出した被写体領域の画像Eを、領域抽出画像記憶部14に保存する。既に領域抽出画像記憶部14に画像Eとして記憶されている画像が有れば、それは1つ前の画像Eとして保存する。
ステップS15では汚れ度算出部15が画像の中の任意の1画素を指し示す画素座標変数(X,Y)を、最初の画素(左上端など)を示す様に初期化する。ステップS16では領域抽出画像記憶部14に記憶されている最新の画像Eから画素座標変数(X,Y)が指す画素の画素値Aを読み出す。ステップS17では領域抽出画像記憶部14に記憶されている1回前の画像Eから画素座標変数(X,Y)が指す画素の画素値Aを読み出す。ステップS18では画素値A,Aを元に、その画素に汚れが付着しているかどうかを示す汚れ度Pを算出する。汚れ度Pは、画素値A,Aの関数として、P=F(A,A)と表せる。
図2BのステップS19では汚れ度記憶部16の画素座標変数(X,Y)が示す画素の汚れ度Pを読み出す。ステップS20では汚れ度P,Pから、新たな汚れ度Pを算出する。汚れ度Pは、汚れ度P,Pの関数として、P=G(P,P)と表すことができる。そしてステップS21では汚れ度記憶部16の画素座標変数(X,Y)が指す画素の汚れ度の値として、Pを書き込む。
ステップS22では画素座標変数(X,Y)は画像中の最後の画素か、すなわち全画素処理したか、を判定する。全画素処理していなければステップS23に進み、ステップS23で画素座標変数(X,Y)を次の画素を指す様に更新し、図2AのステップS16に戻る。一方、全画素処理していればステップS24に進み、ステップS24において、汚れ判定部17は汚れ度記憶部16に記憶された全画素の汚れ度を合計した値Pを求め、汚れ判定閾値Pthと比較する。ステップS25では値Pが閾値Pthより大きいかを判定する。大きければ、ステップS26に進み、ステップS26において「汚れが付着している」と判定し、判定結果を出力し、その後で処理を終了する。一方、大きくなければ、ステップS27に進み、ステップS27において「汚れが付着していない」と判定し、その後、図2AのステップS11に戻る。
このように本発明の第1の実施形態に係る汚れ検出方式によれば、複数の撮影画像の画素値を比較する前に、各撮影画像中の被写体領域抽出を行うことによって、撮影したい被写体に重なって処理の妨害となる汚れだけを確実に検出することができるようになる。従来技術と異なり背景などを誤って汚れと判定することを防止できる。また汚れ度算出部は複数画像の比較を繰り返して汚れの確率の高い画素を抽出し、その確率情報を元に汚れ判定部で汚れ付着かどうかを判定するようにしているので、1枚の撮影画像からは一見して汚れに見えてしまうような画像中の模様を誤って汚れと判定することがない。
さらに、本発明によれば、従来技術と異なり、運用の前に予め基準画像(基準紙など)を撮影しておくという様な初期設定(キャリブレーション)が不要となり、非常に簡単に運用を開始することができる。ユーザは汚れ判定部の出力を見て装置の清掃や交換などを行うことによって、汚れが付着したまま運用を続けることによる監視装置などの性能の低下などを防止することができる。また、判定結果を用いて装置の使用を自動的に停止することも可能で、汚れが付着したまま運用することによるデメリットを防止することができる。
また従来技術と異なり、汚れ検出専用のハードウェアが不要であり、かつ撮像系を機械的に駆動して異なる撮影条件を設定する必要がなく、駆動部の無い装置で異物を検出することが可能となり、駆動系を持つことによるメンテナンス作業の人手及び手間を削減することができるので従来技術よりも低コスト化が可能である。
図3は、上述した本発明の第1の実施形態に係る汚れ検出方式の概念的動作を説明するための流れ図である。本図では、画像撮影部11が定点固定カメラの例で、該カメラで画像を撮影し続けて、撮影した画像を撮像画像記憶部12に蓄積し続ける。目的の被写体が車両であるとして被写体領域抽出部13は被写体領域だけを抽出処理し、領域抽出画像記憶部14に記憶する。本実施形態では撮影対象とする被写体の領域だけを汚れ検出の対象領域とし、被写体に重なって映る汚れ・異物だけを検出し、被写体の周囲に映っている背景画像を汚れ・異物と誤検出しないようにしている。
汚れ度算出部15は、2枚以上の撮影画像の中でそれぞれ抽出された領域内において画素毎に比較する。付着した汚れは異なる被写体を写した場合でも同じ位置に同じ画素値で映る性質を利用して、画素値が等しい画素を汚れ候補として汚れ度記憶部16に記録する。この際に単に1回の比較で汚れ付着と判定せず、比較結果を踏まえて汚れ度の上げ下げを行う。この様な画像の比較を何回も繰り返すことによって、各画素における汚れ度が徐々に収束し、本当の汚れの部位の汚れ度は高くなり、汚れでない部分の汚れ度は低くなる。これによって、対象とする被写体が比較的似た画像であって汚れ・異物以外の部分で似た画素値を持つ領域が有った場合でも、多くの画像の比較結果を累積することで、汚れ・異物以外の画素部分は相殺され汚れ度が低くなるが、本当の汚れ・異物の画素は汚れ度が高くなるため、誤検出を防ぐことができる。
ここで本発明の実施形態に係る汚れ度の算出法について説明する。本実施形態においては、以下に示す幾つかの汚れ度算出法を用いることができる。
(第1の汚れ度算出法)
汚れ度をP、最新の撮影画像の任意座標(x,y)の画素値をA(x,y)、1つ前の撮影画像の任意座標(x,y)の画素値をB(x,y)としたとき、汚れ度Pは、
P=F(A(x,y),B(x,y))
という関数によって汚れ度を算出する。
関数の中身は任意であるが、画素値の差(A(x,y)−B(x,y))の絶対値が小さい時に、汚れ度Pが最大となる、例えば、図4に示す様な特性を持つ関数を用いる。
(第2の汚れ度算出法)
最新の撮影画像の任意座標(x,y)の画素値A(x,y)および1つ前の撮影画像の任意座標(x,y)の画素値B(x,y)をそれぞれ縦軸、横軸の値として、図5に示す様な表を参照し、その値を汚れ度Pの値として用いる(図5の表中に無い場合は近傍の値を基に補間し、その補間値を汚れ度の値とする)。図5は、画素が黒に近く、かつ、A(x,y),B(x,y)が近い値の場合に汚れ度Pが大きくなる様な汚れ検出フィルタ処理を行う表である。
(第3の汚れ度算出法)
図6は、第3の汚れ度算出法を説明する図であり、最新の撮影画像の任意座標(x,y)の汚れ度を算出するにあたって、その座標(x,y)の画素値だけではなく、座標(x,y)の近傍の画素値も用いて、汚れ度Pを算出する。その場合、図6(a)に示されるように、中心画素が同じ画素値で、近傍の画素も含めて似ている時にのみ、汚れ度が大と判断する。また、図6(c)に示されるように、汚れ付着時に特徴的な画像パターンではないときは、周囲のパターンが似ていても汚れ度は小と判断する。すなわち、中心画素は同じ画素値だが、周囲も含めて見ると汚れ付着時に見られる特徴的な画像パターンではないときには汚れ度は小と判断する。なお、図6(b)に示されるように、中心画素は同じ画素値だが、近傍の画素は似ていない時は、汚れ度は小と判断する。
つぎに本発明の実施形態に係る汚れ判定部で実施する汚れ判定方法について説明する。本実施形態においては、以下に示す幾つかの汚れ判定方法を採ることができる。
(第1の汚れ判定方法)
本発明の実施形態に係る第1の汚れ判定方法は、図7に示すように、汚れ度記憶部に記憶された画像全体の汚れ度の合計を求め、その合計値があらかじめ決められた閾値P_sum_threshを上回っていれば、汚れが付着していると判定するものである。この判定方法を用いれば、センサ表面に全体的に薄いあるいは細かい汚れが付着した場合に汚れと判定することができる。
図8は、本発明の実施形態に係る第1の汚れ判定方法を説明するためのフローチャートである。図8のステップS31では画像全体の汚れ度の合計値P_sumを初期化する。次いでステップS32では画像の中の任意の1画素を指し示す画素座標変数(x,y)を、最初の画素(左上端など)を示す様に初期化する。ステップS33では汚れ度記憶部から画素座標変数(x,y)の汚れ度P(x,y)を読み出す。ステップS34では画像全体の汚れ度の合計値P_sumと読み出した汚れ度P(x,y)の総計し、画像全体の汚れ度の合計値P_sumを更新する。ステップS35では画素座標変数(x,y)は画像中の最後の画素か、すなわち全画素処理したか、を判定する。
全画素処理していなければ、ステップS36に進み、ステップS36で画素座標変数(x,y)を次の画素を指す様に更新してステップS33に戻る。一方、全画素処理していれば、ステップS37に進み、ステップS37で画像全体の汚れ度の合計値P_sumが閾値P_sum_threshを上回っているかを判定する。閾値を上回っていれば、ステップS38に進み、ステップS38で「汚れが付着している」と判定して汚れ判定を終了する。一方、閾値を上回っていなければ、ステップS39に進み、ステップS39で「汚れが付着していない」と判定して汚れ判定を終了する。
(第2の汚れ判定方法)
本発明の実施形態に係る第2の汚れ判定方法は、図9に示すように、汚れ度記憶部に記憶された画像全体の汚れ度を順に調べ、予め決めた閾値P_threshよりも大きな汚れ度になっている画素の数Nを数えて、その画素数Nが予め決められた閾値N_threshを上回っていれば、汚れが付着していると判定する。この判定方法を用いれば、濃い汚れや明確に汚れと判断できる部分がある場合に汚れと判定することができる。なお、上述した閾値よりも大きな汚れ度になっている画素の総数Nに代えて、閾値よりも大きな汚れ度になっている画素の総面積で判定するようにしても良い。
図10は、本発明の実施形態に係る第2の汚れ判定方法を説明するためのフローチャートである。図10のステップS41では閾値P_threshよりも大きな汚れ度になっている画素の数Nを初期化する。次いでステップS42では画像の中の任意の1画素を指し示す画素座標変数(x,y)を、最初の画素(左上端など)を示す様に初期化する。ステップS43では汚れ度記憶部から画素座標変数(x,y)の汚れ度P(x,y)を読み出す。ステップS44では汚れ度P(x,y)が閾値P_threshよりも大きいかを判定する。
ステップS44の判定で閾値P_threshよりも大きくなければ、ステップS45に進み、ステップS45で画素座標変数(x,y)を次の画素を示す様に更新しステップS43に戻る。一方、ステップS44の判定で閾値P_threshよりも大きければ、ステップS46に進み、ステップS46で画素の数Nをインクリメントする。次いでステップS47では画素座標変数(x,y)は画像中の最後の画素か、すなわち全画素処理したか、を判定する。
全画素処理していなければ、ステップS45に戻り、ステップS45で画素座標変数(x,y)を次の画素を示す様に更新しステップS43に戻る。一方、全画素処理していれば、ステップS48に進み、ステップS48で画素数Nが予め決めた閾値N_threshを上回っているかを判定する。閾値N_threshを上回っていれば、ステップS49に進み、ステップS49で「汚れが付着している」と判定して汚れ判定を終了する。一方、予め決めた閾値N_threshを上回っていなければ、ステップS50に進み、ステップS50で「汚れが付着していない」と判定して汚れ判定を終了する。
このように汚れ判定部は上記のようにして汚れを判定した上で、汚れ判定部は、汚れの付着の有無とともに汚れの付着の度合いを出力する。汚れ判定部が汚れの付着の有無及び汚れの付着の度合いを出力するので、確実に汚れ付着と判定する前に警告することができる。またそれらをログ記録することでセンサの状態変化をチェックすることも可能となる。
[第2の実施形態]
図11は、本発明の第2の実施形態に係る汚れ検出方式の構成を示すブロック図である。図11において本発明の第2の実施形態に係る汚れ検出方式は、監視などの目的で可動系を持たず常に画象を撮影し続ける定点に固定した画像撮影部21と、画像撮影部21が撮影した画像を記憶する撮影画像記憶部22と、撮影画像記憶部22が記憶した撮影画像の中に目的の被写体が映っていることを検出して前記被写体の領域を抜き出し領域抽出画像を生成する被写体領域抽出部23と、被写体領域抽出部23が領域抽出した最近の2枚以上の撮影画像を蓄積する領域抽出画像記憶部24と、領域抽出画像全画素の輝度合計を算出して、予め設定した輝度基準に合致するように輝度補正し領域抽出画像記憶部24に再蓄積する領域抽出画像補正部25と、領域抽出画像記憶部24に輝度補正して蓄積された複数の領域抽出画像を比較し画素毎に汚れ度を算出する汚れ度算出部26と、算出した汚れ度を画素毎に記憶する汚れ度記憶部27と、汚れ度記憶部27から読み出された画素毎の汚れ度を評価して汚れ付着の有無または汚れ度合いを出力する汚れ判定部28を備えて構成される。
図12Aおよび図12Bは、本発明の第2の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートを示す図である。図12AのステップS51において画像撮像部21は最新の画像Iを撮影する。次にステップS52では撮影した画像Iを撮影画像記憶部22に保存する。ステップS53では被写体領域抽出部23が撮影画像記憶部22に保存した画像Iを画像処理して、撮影対象である被写体の領域を抜き出して、領域抽出画像Eを生成する。ステップS54では抜き出した被写体領域の画像Eを、領域抽出画像記憶部24に保存する。既に領域抽出画像記憶部24に画像Eとして記憶されている画像が有れば、それは1つ前の画像Eとして保存する。ステップS55では領域抽出画像補正部25において、領域抽出画像Eの全画素の輝度合計Vを算出し、予め決めた基準輝度Vに合致するように、領域抽出画像の全画素をV/V倍して輝度補正を行って、領域抽出画像記憶部24に再び保存する。
ステップS56では汚れ度算出部26が画像の中の任意の1画素を指し示す画素座標変数(X,Y)を、最初の画素(左上端など)を示す様に初期化する。ステップS57では領域抽出画像記憶部24に記憶されている最新の画像Eから画素座標変数(X,Y)が指す画素の画素値Aを読み出す。ステップS58では領域抽出画像記憶部24に記憶されている1回前の画像Eから画素座標変数(X,Y)が指す画素の画素値Aを読み出す。
図12BのステップS59では画素値A,Aを元に、その画素に汚れが付着しているかどうかを示す汚れ度Pを算出する。汚れ度Pは、画素値A,Aの関数として、P=F(A,A)と表せる。ステップS60では汚れ度記憶部27の画素座標変数(X,Y)が示す画素の汚れ度Pを読み出す。ステップS61では汚れ度P,Pから、新たな汚れ度Pを算出する。汚れ度Pは、汚れ度P,Pの関数として、P=G(P,P)と表すことができる。そしてステップS62では汚れ度記憶部27の画素座標変数(X,Y)が指す画素の汚れ度の値として、Pを書き込む。
ステップS63では画素座標変数(X,Y)は画像中の最後の画素か、すなわち全画素処理したか、を判定する。全画素処理していなければステップS64に進み、ステップS64で画素座標変数(X,Y)を次の画素を指す様に更新し、図12AのステップS57に戻る。一方、全画素処理していればステップS65に進み、ステップS65において、汚れ判定部28は汚れ度記憶部27に記憶された全画素の汚れ度を合計した値Pを求め、汚れ判定閾値Pthと比較する。ステップS66では値Pが閾値Pthより大きいかを判定する。大きければ、ステップS67に進み、ステップS67において「汚れが付着している」と判定し、判定結果を出力し、その後で処理を終了する。一方、大きくなければ、ステップS68に進み、ステップS68において「汚れが付着していない」と判定し、その後、図12AのステップS51に戻る。
このように本発明の第2の実施形態に係る汚れ検出方式によれば、汚れ度算出の前に領域抽出画像の輝度の高低により比較する画素値を補正することによって、撮影条件が同じでなくても同じ撮影条件で撮影したのに近い画素比較を行うことにより適切な汚れ度の算出を行うことができる。また汚れ度算出の前に領域抽出画像について輝度の高い画素など明確に汚れによる影響ではないと断定できる画素値を示す画素の汚れ度を下げるようにして汚れ判定の精度を向上させることができる。
[第3の実施形態]
図13は、本発明の第3の実施形態に係る汚れ検出方式の構成を示すブロック図である。図13において本発明の第3の実施形態に係る汚れ検出方式は、監視などの目的で可動系を持たず常に画象を撮影し続ける定点に固定した画像撮影部31と、画像撮影部31が撮影した画像を記憶する撮影画像記憶部32と、撮影画像記憶部32が記憶した撮影画像の中に目的の被写体が映っていることを検出し前記被写体の領域を抜き出して領域抽出画像を生成する被写体領域抽出部33と、被写体領域抽出部33が領域抽出した複数の最近の撮影画像と領域抽出の境界に係る画素が被写体領域内かどうかを区別する抽出領域マスク情報を蓄積する領域抽出画像記憶部34と、領域抽出画像記憶部34に蓄積された複数の最近の領域抽出画像を画素毎に比較し汚れ度を算出する汚れ度算出部35と、算出した汚れ度を画素毎に記憶する汚れ度記憶部36と、汚れ度記憶部36に記憶される各画素の汚れ度を参照する際に、領域抽出画像記憶部34に記憶された抽出領域マスク情報を参照することによって、当該画素が被写体領域内かどうかを判定し、当該画素が被写体領域内である場合には、当該画素の汚れ度の比重を高くして汚れの付着を判定する汚れ判定部37を備えて構成される。
図14A、図14Bおよび図14Cは、本発明の第3の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートを示す図である。図14AのステップS71において画像撮像部31は最新の画像Iを撮影する。次にステップS72では撮影した画像Iを撮影画像記憶部32に保存する。ステップS73では被写体領域抽出部33が撮影画像記憶部72に保存した画像Iを画像処理して、撮影対象である被写体の領域を抜き出して、領域抽出画像Eと抽出領域マスク情報Mを生成する。ステップS74では抜き出した被写体領域の画像Eと抽出領域マスク情報Mを、領域抽出画像記憶部74に保存する。既に領域抽出画像記憶部74に画像とマスク情報E・Mとして記憶されていた画像とマスク情報は1つ前の画像とマスク情報E・Mとして保存する。
ステップS75では汚れ度算出部35が画像の中の任意の1画素を指し示す画素座標変数(X,Y)を、最初の画素(左上端など)を示す様に初期化する。ステップS76では領域抽出画像記憶部34に記憶されている最新の画像Eから画素座標変数(X,Y)が指す画素の画素値Aを読み出す。ステップS77では領域抽出画像記憶部34に記憶されている1回前の画像Eから画素座標変数(X,Y)が指す画素の画素値Aを読み出す。ステップS78では画素値A,Aを元に、その画素に汚れが付着しているかどうかを示す汚れ度Pを算出する。汚れ度Pは、画素値A,Aの関数として、P=F(A,A)と表せる。
図14BのステップS79では汚れ度記憶部36の画素座標変数(X,Y)が示す画素の汚れ度Pを読み出す。ステップS80では汚れ度P,Pから、新たな汚れ度Pを算出する。汚れ度Pは、汚れ度P,Pの関数として、P=G(P,P)と表すことができる。そしてステップS81では汚れ度記憶部36の画素座標変数(X,Y)が指す画素の汚れ度の値として、Pを書き込む。ステップS82では画素座標変数(X,Y)は画像中の最後の画素か、すなわち全画素処理したか、を判定する。全画素処理していなければステップS83に進み、ステップS83で画素座標変数(X,Y)を次の画素を指す様に更新し、図14AのステップS76に戻る。一方、全画素処理していればステップS84に進み、ステップS84において、汚れ判定部37は画像の中の任意の1画素を指し示す画素座標変数(x,y)を、最初の画素(左上端など)を示す様に初期化する。そしてステップS85では汚れ度記憶部36から画素座標変数(x,y)の汚れ度P(x,y)を読み出す。またステップS86では領域抽出記憶部34から画素座標変数(x,y)の抽出領域マスク情報M(x,y)を読み出す。
図14CのステップS87では抽出領域マスク情報M(x,y)が0より大ならば、汚れ度P(x,y)を係数K倍して新たな汚れ度P(x,y)とし、また抽出領域マスク情報M(x,y)が0であれば、汚れ度P(x,y)をK倍して新たな汚れ度P(x,y)とする。ただし、係数Kは係数Kよりも大であるとし、両係数K,Kは1と0の間にあるものとする。つまりステップS87では、画素座標変数(x,y)の抽出領域マスク情報M(x,y)が0より大である場合、すなわち被写体領域の境界に係る画素が被写体領域内である場合は、当該画素座標変数(x,y)の汚れ度の比重を画素座標変数(x,y)の抽出領域マスク情報M(x,y)が0である場合、すなわち被写体領域の境界に係る画素が被写体領域内でない場合よりも高くして汚れ度を評価する。
ステップS88では画素座標変数(x,y)は画像中の最後の画素か、すなわち全画素処理したか、を判定する。全画素処理していなければステップS89に進み、ステップS89で画素座標変数(x,y)を次の画素を指す様に更新し、図14BのステップS85に戻る。一方、全画素処理していればステップS90に進み、ステップ90では全画素の汚れ度P(x,y)を合計して値Pを算出し、汚れ判定閾値Pthと比較する。ステップS91では値Pが閾値Pthより大きいかを判定する。大きければ、ステップS92に進み、ステップS92において「汚れが付着している」と判定し、判定結果を出力し、その後で処理を終了する。一方、大きくなければ、ステップS93に進み、ステップS93において「汚れが付着していない」と判定し、その後、図14AのステップS71に戻る。
このように本発明の第3の実施形態に係る汚れ検出方式によれば、汚れ判定部で汚れが付着していると判定する際に、被写体領域抽出部で被写体領域として抽出した画素の汚れ度を、被写体領域外の画素の汚れ度よりも重視して、汚れ判定の際に重みを掛けて汚れ判定を行うことで、画像の端など被写体に重ならずあまり重要でない部分に付着した汚れではなく主に被写体に重なる汚れを重視して検出することができるようになる。
[第4の実施形態]
図15は、本発明の第4の実施形態に係る汚れ検出方式の構成を示すブロック図である。図15において本発明の第4の実施形態に係る汚れ検出方式は、監視などの目的で可動系を持たず常に画象を撮影し続ける定点に固定した画像撮影部41と、画像撮影部41が撮影した画像を記憶する撮影画像記憶部42と、撮影画像記憶部42が記憶した撮影画像の中に目的の被写体(例えば車両等)が映っていることを検出して前記被写体の領域を抜き出し領域抽出画像を生成する被写体領域抽出部43と、被写体領域抽出部43が領域抽出した最近の2枚以上の撮影画像を蓄積する領域抽出画像記憶部44と、領域抽出画像記憶部44に蓄積された複数の領域抽出画像を画素毎に比較し汚れ度を算出する汚れ度算出部45と、算出した汚れ度を画素毎に記憶する汚れ度記憶部46と、汚れ度記憶部46から読み出された画素毎の汚れ度を評価して汚れ付着の有無または汚れ度合いを出力する汚れ判定部47と、タイマー49により起動され定期的に汚れ度記憶部46の記憶された全画素の汚れ度情報を初期化する汚れ度記憶初期化部48と、定期的なタイマー出力を汚れ度記憶初期化部48に出力するタイマー49を備えて構成される。
図16Aおよび図16Bは、本発明の第4の実施形態に係る汚れ検出方式の動作を説明するためのフローチャートを示す図である。図16AのステップS101において画像撮像部41は最新の画像Iを撮影する。次にステップS102では撮影した画像Iを撮影画像記憶部42に保存する。ステップS103では被写体領域抽出部43が撮影画像記憶部42に保存した画像Iを画像処理して、撮影対象である被写体の領域を抜き出して、領域抽出画像Eを生成する。ステップS104では抜き出した被写体領域の画像Eを、領域抽出画像記憶部44に保存する。既に領域抽出画像記憶部44に画像Eとして記憶されている画像が有れば、それは1つ前の画像Eとして保存する。
ステップS105では汚れ度記憶部46がロックされているかを調べ、汚れ度記憶部46がロックされていないことを確認してステップS106に進む。ステップS106では汚れ度記憶部46をロックする。これらの動作に関連する汚れ度記憶部46の初期化動作については図17で詳述する。そしてステップS107では汚れ度算出部45が画像の中の任意の1画素を指し示す画素座標変数(X,Y)を、最初の画素(左上端など)を示す様に初期化する。ステップS108では領域抽出画像記憶部44に記憶されている最新の画像Eから画素座標変数(X,Y)が指す画素の画素値Aを読み出す。ステップS109では領域抽出画像記憶部44に記憶されている1回前の画像Eから画素座標変数(X,Y)が指す画素の画素値Aを読み出す。
図16BのステップS110では画素値A,Aを元に、その画素に汚れが付着しているかどうかを示す汚れ度Pを算出する。汚れ度Pは、画素値A,Aの関数として、P=F(A,A)と表せる。ステップS111では汚れ度記憶部46の画素座標変数(X,Y)が示す画素の汚れ度Pを読み出す。ステップS112では汚れ度P,Pから、新たな汚れ度Pを算出する。汚れ度Pは、汚れ度P,Pの関数として、P=G(P,P)と表すことができる。そしてステップS113では汚れ度記憶部46の画素座標変数(X,Y)が指す画素の汚れ度の値として、Pを書き込む。
ステップS114では画素座標変数(X,Y)は画像中の最後の画素か、すなわち全画素処理したか、を判定する。全画素処理していなければステップS115に進み、ステップS115で画素座標変数(X,Y)を次の画素を指す様に更新し、図16AのステップS108に戻る。一方、全画素処理していればステップS116に進み、ステップS116において、汚れ判定部47は汚れ度記憶部46に記憶された全画素の汚れ度を合計した値Pを求め、汚れ判定閾値Pthと比較する。またステップS117では汚れ度記憶部46のロックを解除する。ステップS118では値Pが閾値Pthより大きいかを判定する。大きければ、ステップS119に進み、ステップS119において「汚れが付着している」と判定し、判定結果を出力し、その後で処理を終了する。一方、大きくなければ、ステップS120に進み、ステップS120において「汚れが付着していない」と判定し、その後、図16AのステップS101に戻る。
図17は、本発明の第4の実施形態に係る汚れ度記憶初期化部の動作を説明するためのフローチャートを示す図である。図17においてまず汚れ度記憶初期化部48は、タイマー49の定期的なタイマー出力により起動されることを前提としている。そしてステップS121では汚れ度記憶部46がロックされているかを判定することにより汚れ度記憶部46がロックされていないことを確認してステップS122に進む。ステップS122では汚れ度記憶部46をロックする。そしてステップS123では汚れ度記憶部46の全画素の汚れ度の値を0に初期化する。ステップS124では汚れ度記憶部46のロックを解除する。これにより汚れ度記憶初期化の動作を終了する。
このように本発明の第4の実施形態に係る汚れ検出方式によれば、定期的に汚れ度記憶部の記憶内容を初期化することで、長期にわたって処理を続けた結果として汚れ度記憶部に不正な情報が残り続けてしまうことを防止し、汚れ判定の精度を保つことができる。
上記ではもっぱら監視装置における用途での適用を説明したが、これへの適用に限定されず、画像センサを用いる製造物の検査装置、生体認証装置などでの多方面での適用も可能である。

Claims (6)

  1. 可動系を持たず常に画象を撮影し続ける定点に固定した画像撮影部と、該画像撮影部が撮影した画像を記憶する撮影画像記憶部と、該撮影画像記憶部が記憶した撮影画像の中に目的の被写体が映っていることを検出して前記被写体の領域を抜き出し領域抽出画像を生成する被写体領域抽出部と、該被写体領域抽出部が領域抽出した複数の最近の撮影画像を蓄積する領域抽出画像記憶部と、前記領域抽出画像記憶部に蓄積された前記複数の最近の領域抽出画像を画素毎に比較し汚れの可能性を示す汚れ度を算出する汚れ度算出部と、算出した汚れ度を画素毎に記憶する汚れ度記憶部と、該汚れ度記憶部から読み出した画素毎の汚れ度を評価して汚れの付着を判定する汚れ判定部を備えることを特徴とする汚れ検出方式。
  2. 前記汚れ判定部で汚れが付着していると判定する際に、画像全体の前記汚れ度の総計があらかじめ設定した閾値を超えたかどうかで判定を行うことを特徴とする請求項1に記載の汚れ検出方式。
  3. 前記汚れ度算出部が各画素の汚れ度を算出する際に、前記複数の最近の領域抽出画像の同じ位置の画素を比較して、画素値が近い場合にその画素の汚れ度を上げ、画素値が離れている場合にその画素の汚れ度を下げる処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の汚れ検出方式。
  4. 可動系を持たず常に画象を撮影し続ける定点に固定した画像撮影部と、該画像撮影部が撮影した画像を記憶する撮影画像記憶部と、該撮影画像記憶部が記憶した撮影画像の中に目的の被写体が映っていることを検出して前記被写体の領域を抜き出し領域抽出画像を生成する被写体領域抽出部と、該被写体領域抽出部が領域抽出した複数の最近の撮影画像を蓄積する領域抽出画像記憶部と、蓄積された前記領域抽出画像全画素の輝度合計を算出して、予め設定した輝度基準に合致するように輝度補正し前記領域抽出画像記憶部に再蓄積する領域抽出画像補正部と、前記領域抽出画像記憶部に輝度補正して蓄積された前記複数の最近の領域抽出画像を画素毎に比較し汚れの可能性を示す汚れ度を算出する汚れ度算出部と、算出した前記汚れ度を画素毎に記憶する汚れ度記憶部と、該汚れ度記憶部から読み出した画素毎の汚れ度を評価して汚れの付着を判定する汚れ判定部を備えることを特徴とする汚れ検出方式。
  5. 可動系を持たず常に画象を撮影し続ける定点に固定した画像撮影部と、該画像撮影部が撮影した画像を記憶する撮影画像記憶部と、該撮影画像記憶部が記憶した撮影画像の中に目的の被写体が映っていることを検出し前記被写体の領域を抜き出して領域抽出画像を生成する被写体領域抽出部と、該被写体領域抽出部が領域抽出した複数の最近の撮影画像と領域抽出の境界に係る画素が被写体領域内かどうかを区別する抽出領域マスク情報を蓄積する領域抽出画像記憶部と、該領域抽出画像記憶部に蓄積された前記複数の最近の領域抽出画像を画素毎に比較し汚れの可能性を示す汚れ度を算出する汚れ度算出部と、算出した前記汚れ度を画素毎に記憶する汚れ度記憶部と、該汚れ度記憶部に記憶される各画素の汚れ度を参照する際に、前記領域抽出画像記憶部に記憶された前記抽出領域マスク情報を参照することによって、当該画素が被写体領域内かどうかを判定し、当該画素が被写体領域内である場合には、当該画素の汚れ度の比重を高くして汚れの付着を判定する汚れ判定部を備えることを特徴とする汚れ検出方式。
  6. 前記汚れ度記憶部の記憶内容を初期化する汚れ度記憶初期化手段を備え、該汚れ度記憶初期化手段を定期的に起動して前記汚れ度記憶部の記憶内容を初期化することを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の汚れ検出方式。
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