JP2014011785A - 車載カメラ汚れ除去装置の診断装置、診断方法及び車両システム - Google Patents

車載カメラ汚れ除去装置の診断装置、診断方法及び車両システム Download PDF

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Abstract

【課題】車載カメラ汚れ除去装置が正常に動作しているか、或いは異常動作が発生しているかを容易にかつ精度よく診断することができる診断装置を提供する。
【解決手段】車載カメラ10で撮像された画像範囲から、自車両の写り込み部を含む領域を処理領域として設定する処理領域設定部3と、処理領域の自車両の写り込み部を撮像した特定画像のコントラストを算出するコントラスト算出部4と、算出されたコントラストの時系列での変化の度合いを判定するコントラスト変化判定部5と、車載カメラ汚れ除去装置13がレンズ表面の汚れ除去動作を実行したときに出力される噴射信号の入力の有無、及びコントラスト変化判定部5から入力したコントラストの変化度合いが閾値以上であるか否かの判定に基づいて、車載カメラ汚れ除去装置13が正常動作にあるか異常動作にあるかを診断する診断部6とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載カメラ(例えばバックカメラ等)のレンズ表面の汚れを除去するカメラ汚れ除去装置が正常状態にあるか否かを診断する車載カメラ汚れ除去装置の診断装置、診断方法及び該診断装置を備えた車両システムに関する。
近年、運転者の運転支援のために、自車両の後方、前方、両側方の少なくともいずれか一方向、或いは全周囲方向を車載カメラで撮像して、撮像された画像をモニタ画面に表示する車載カメラ装置が普及しつつある。例えば、車両後部に設置した車載カメラ(バックカメラ)で自車両の後方側を撮像して、撮像された画像をモニタ画面に表示する車載カメラ装置では、運転者の駐車操作支援や、隣車線後方からの接近車両の検知、歩行者の接近検知等を行うことができる。
ところで、バックカメラ等の車載カメラは、車両に外付けされているので、レンズ表面(表面保護ガラス等を含む)に雨滴や泥等の付着物が付着し易い。そこで、レンズ表面に雨滴や泥等の付着物が付着すると、車載カメラで撮像された画像の品質が劣化するため、レンズ表面に高圧の水や空気を噴射して、レンズ表面に付着した付着物(雨滴や泥等)を除去する技術が、従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−171491号公報
ところで、前記特許文献1のように、レンズ表面に高圧の水や空気を噴射して付着物を除去する車載カメラ汚れ除去装置において、例えば、高圧の水が流れる配水管が異物固着や凍結等によって配水管の途中が塞がると、ウォッシャ液が噴出できない状況が生じる懸念がある。
このため、車載カメラが、例えば車両の後部に設置されたバックカメラの場合、車内の運転者は前記のような高圧の水が噴射されない異常動作に気づかないことがある。よって、このような異常動作が発生しているにもかかわらず、高圧の水を噴射させる動作が実行されている、例えば、水噴射用モータに負荷がかかって焼き付いたり、水が配水管を逆流して車載カメラ汚れ除去装置の回路基板等を濡らすなどの状況が懸念される。
そこで、本発明は、レンズ表面の汚れを除去する車載カメラ汚れ除去装置が正常に動作しているか、或いは異常動作が発生しているかを容易にかつ精度よく診断することができる車載カメラ汚れ除去装置の診断装置、診断方法及び該診断装置を備えた車両システムに関する。
前記目的を達成するために本発明に係る診断装置は、車両に設置された車載カメラのレンズ表面の汚れを除去する車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか否かを診断する診断装置において、前記車載カメラで撮像された画像範囲から、特定部位を含む領域を処理領域として設定する処理領域設定部と、前記処理領域の前記特定部位を撮像した特定画像の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、抽出された前記特徴量の時系列での変化の度合いを判定する変化判定部と、前記車載カメラ汚れ除去装置が前記レンズ表面の汚れ除去動作を実行したときに出力される動作信号の入力の有無、及び前記変化判定部から入力した前記特徴量の変化度合いが設定した閾値以上であるか否かの判定に基づいて、前記車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか異常動作にあるかを診断する診断部と、を備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る診断方法は、車両に設置された車載カメラのレンズ表面の汚れを除去する車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか否かを診断する診断方法において、前記車載カメラで撮像された画像範囲から、特定部位を含む領域を処理領域として設定する処理領域設定ステップと、前記処理領域の前記特定部位を撮像した特定画像の特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、抽出された前記特徴量の時系列での変化の度合いを判定する変化判定ステップと、前記車載カメラ汚れ除去装置が前記レンズ表面の汚れ除去動作を実行したときに出力される動作信号の入力の有無、及び前記変化判定ステップから入力した前記特徴量の変化度合いが設定した閾値以上であるか否かの判定に基づいて、前記車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか異常動作にあるかを診断する診断ステップと、を含んでいることを特徴としている。
また、本発明に係る車載システムは、車載カメラと、該車載カメラのレンズ表面の汚れを除去する車載カメラ汚れ除去装置と、該車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか否かを診断する請求項1乃至5のいずれか一項に記載の診断装置とを備え、更に、前記診断装置は、前記診断部からの診断情報を入力する制御部を有し、前記制御部は、前記車載カメラ汚れ除去装置が異常動作にあるとの診断情報が入力されると、前記車載カメラ汚れ除去装置に停止信号を出力して、該車載カメラ汚れ除去装置の動作を停止させることを特徴としている。
本発明に係る車載カメラ汚れ除去装置の診断装置、診断方法及び車両システムによれば、車載カメラのレンズ表面の汚れを除去する車載カメラ汚れ除去装置が正常に動作しているか、或いは異常動作が発生しているかを容易にかつ精度よく診断することができる。
本発明の実施形態1に係る車載カメラ汚れ除去装置を診断する診断装置の概略構成を示すブロック図。 車両に設置された車載カメラ(バックカメラ)を示す図。 (a)は、車載カメラ(バックカメラ)で撮像された画像の一例を示す図、(b)は、この画像内の自車両の写り込み部(処理領域)をブロック分割した状態を示す図。 実施形態1における診断装置の診断処理動作を示すフローチャート。 (a)は、算出された平均コントラストの時系列情報の一例を示す図、(b)は、この平均コントラストの時系列での平均、分散を示す図。 算出された平均コントラストの時系列情報の一例を示す図。 本発明の実施形態2に係る車載カメラ汚れ除去装置を診断する診断装置の概略構成を示すブロック図。 実施形態2における診断装置の診断処理動作を示すフローチャート。 (a)は、算出された平均エッジ強度の時系列情報の一例を示す図、(b)は、この平均エッジ強度の時系列での平均、分散を示す図。 算出された平均コントラストの時系列情報の一例を示す図。 本発明の実施形態3に係る車載カメラ汚れ除去装置を診断する診断装置の概略構成を示すブロック図。 実施形態3における診断装置の診断処理動作を示すフローチャート。 本発明の実施形態4に係る車両システムの概略構成を示すブロック図。
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態1に係る車載カメラ汚れ除去装置を診断する診断装置の概略構成を示すブロック図である。
(診断装置の構成)
図1に示すように、本実施形態の診断装置1は、画像信号処理部2、処理領域設定部3、コントラスト算出部4、コントラスト変化判定部5、及び診断部6を備えている。
画像信号処理部2は、車載カメラ10から出力される画像信号を取込み、所定の画像信号処理を行って画像データを生成する。
車載カメラ10は、本実施形態では、例えば図2に示すように、車両(自動車)11の後部に設置され、自車両の後方側を撮像するバックカメラであり、この車載カメラ(バックカメラ)10から出力される画像信号は、車内のナビゲーション装置(不図示)と前記診断装置1の画像信号処理部2に入力される。
また、図1に示したように、この車両11には、走行時等に車載カメラ(バックカメラ)10のレンズ表面に付着した雨滴や泥等の付着物を、ノズル12から噴射される高圧の水(以下、「ウォッシャ液」という)で除去する車載カメラ汚れ除去装置13が設けられている。
処理領域設定部3は、画像信号処理部2で生成された画像データの中から診断判定に用いる所定の処理領域を設定する。詳細には、車載カメラ10としてのバックカメラは一般に超広角レンズが用いられているので、例えば図3(a)に示すような画像データ(自車両の後端部を含む後方領域の湾曲した画像)が得られる。
図3(a)に示した画像には、自車両後部の写り込み部(リアバンパーa、ライセンスプレートb、フィニッシャc(図2参照)など)と、後方側の道路面と路側帯等が含まれている。このような画像(動画)において、道路面等は車両の走行にともなって画像状態が大きく変化するが、自車両の写り込み部(リアバンパーa、ライセンスプレートb、フィニッシャc)は、走行状態によらず静止画像領域として扱えるため、安定して精度の高い処理領域に適している。
なお、車載カメラ10のレンズ先端側上部にレンズフードが取付けられている場合には、このレンズフードも画像内に静止画像領域として写り込むことがある。
よって、本実施形態では、図3(b)に示すように、上記した静止画像領域を処理領域Aとして設定し、この処理領域Aをブロック分割する。このように、処理領域設定部3は、画像信号処理部2で生成された画像データから、走行によらず静止画像領域(自車両の写り込み部(リアバンパーa、ライセンスプレートb、フィニッシャcなど))を選択して処理領域に設定する。
なお、車載カメラ10の取付位置や角度、レンズ画角が予め分かっている場合には、撮像される画像内に上記した静止画像領域(自車両の写り込み部(リアバンパー、ライセンスプレート、フィニッシャなど))を素早く把握して設定することが可能となる。
コントラスト算出部4は、上記した処理領域Aの分割されたブロック領域毎のコントラストを算出して、ブロック領域毎のコントラストから処理領域Aでの平均コントラストを算出し、更に、この平均コントラストの時系列データから平均及び分散を算出する(詳細は後述する)。
コントラスト変化判定部5は、算出された処理領域Aにおける平均コントラストの時系列での平均及び分散に基づいて、平均コントラストの時系列での変化の度合いを判定する(詳細は後述する)。
診断部6は、車載カメラ汚れ除去装置13が車載カメラ(バックカメラ)10のレンズ表面にウォッシャ液を噴射したときに出力される噴射信号(動作信号)の入力があったときにおいて、コントラスト変化判定部5で判定されたコントラスト変化の度合いが所定の閾値以上であれば車載カメラ汚れ除去装置13が正常状態であると判定(診断)し、コントラスト変化の度合いが所定の閾値以下であれば車載カメラ汚れ除去装置13が異常状態(故障している)と判定(診断)する(詳細は後述する)。
(診断装置の診断処理動作)
次に、実施形態1における診断装置1の診断処理動作を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
画像信号処理部2は、車載カメラ10から出力される画像信号を取込んで所定の画像信号処理を行い、画像データを生成する(ステップS1)。
そして、処理領域設定部3は、画像信号処理部2で生成された例えば図3(a)に示したような画像データの中から、上記したように静止画像領域(自車両の写り込み部(リアバンパーa、ライセンスプレートb、フィニッシャcなど)を選択して処理領域Aに設定する(ステップS2)。そして、図3(b)のように、設定した処理領域Aをブロック分割する(ステップS3)。
そして、コントラスト算出部4は、処理領域Aの分割されたブロック領域毎のコントラストを算出し(ステップS4)、更に、ブロック領域毎のコントラストから処理領域Aにおける時系列の平均コントラストを算出する(ステップS5)。
なお、処理領域Aにおける平均コントラストを算出する際に、コントラストの大きさが予め設定した閾値以下になっているブロック領域のコントラストは除外し、その他のブロック領域のコントラストを用いて平均コントラストを算出する。これにより、時系列で算出される平均コントラストの大きさが大きく変動することを抑えることができる。
あるブロック領域のコントラストが予め設定した閾値以下になる状況としては、例えば処理領域Aにあるリアバンパーaの一部領域が平坦である場合や、リアバンパーaの一部領域に太陽光やライト(夜間等での後続車のヘッドライト光など)の局所的な反射が断続的にある場合に、その反射部分の輝度が局所的に大きく変化したときなどが挙げられる。
そして、算出した平均コントラストの時系列情報をバッファメモリに格納する。このバッファメモリに格納された平均コントラストの時系列情報は、例えば、図5(a)、図6に示すように、ある時刻t1を基点にして過去系列と現在系列に分ける。例えば、図5(a)は、平均コントラストの時系列での大きさが時刻t1後に大幅に低下している状況であり、図6は、平均コントラストの時系列での大きさが所定範囲内で推移している状況である。なお、図5(a)、図6において、例えば、平均コントラストのバッファを6秒分とすると、時刻t1を基点にして過去系列と現在系列とで3秒ずつであり、また、平均コントラストの算出間隔は、例えば0.5秒間隔である。
図5(a)では、時刻t1に車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が噴射されて、レンズ表面に付着した雨滴や泥などの汚れを除去する汚れ除去動作が実行されている。この汚れ除去動作で車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が吹き付けられた直後の数秒間においては、レンズ表面のウォッシャ液の影響で前記処理領域Aの平均コントラストが一時的に大幅に低下する。
なお、ウォッシャ液はレンズ表面から直に流れ落ちるので、数秒経過後には平均コントラストは時刻t1前の大きさに戻る。時刻t1に車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が噴射されたときは、この時刻t1に車載カメラ汚れ除去装置13から診断部6に噴射信号(ON信号)が出力される。
図6は、車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が噴射されていない状況での平均コントラストの時系列での推移であり、図5(a)のように平均コントラストが大幅に低下することはない。
なお、車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が噴射されるタイミングは、例えば、車載カメラ10のレンズ表面の汚れ度合いを検出するセンサを有している場合は、このセンサからの信号入力時である。また、このウォッシャ液を噴射するためのウォッシャ液噴射スイッチを有している場合は、運転者がこのウォッシャ液噴射スイッチをON操作したときである。
更に、リアワイパー用のウォッシャ液噴射機構を有している場合は、運転者の操作でこのウォッシャ液噴射機構からリアワイパーにウォッシャ液を噴射させる動作に連動させて、車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12からレンズ表面にウォッシャ液を噴射させるようにしてもよい。
そして、コントラスト変化判定部5は、図5(a)に示した平均コントラストの時系列(過去系列、現在系列)のデータに対して、図5(b)に示すように、平均コントラストの平均(μp,μc)及び分散(σp2,σc2)を算出する(ステップS6)。なお、μp及びμcは、それぞれ過去系列と現在系列の平均、σp2及びσc2は、それぞれ過去系列と現在系列の分散である。
そして、これらの平均コントラストの平均(μp,μc)及び分散(σp2,σc2)から、平均コントラストの変化の度合いを表すダイバージェンスを算出する(ステップS7)。このダイバージェンスDは、以下の式(1)によって求めることができる。
D=(μc−μp)/2σ …式(1)
但し、σ=σpである。
そして、診断部6は、このときにウォッシャ液噴射時に出力される車載カメラ汚れ除去装置13からの噴射信号(ON信号)が入力されたか否かを判定する(ステップS8)。そして、ステップS8で噴射信号が入力されたと判定した場合(ステップS8:YES)、ステップS7で算出されたダイバージェンスDの値が予め設定している閾値以上であるか否かを判定(ステップS9)する。
そして、ステップS9でダイバージェンスDの値が予め設定している閾値以上であると判定した場合(ステップS9:YES)は、図5(a)のように現在系列での平均コントラストが大幅に変化していると判定(平均コントラストに変化有りと判定:ステップS10)し、この判定に基づいて車載カメラ汚れ除去装置13が故障無く正常に動作していると判定(診断)する(ステップS11)。
一方、ステップS9でダイバージェンスDの値が予め設定している閾値以下であると判定した場合(ステップS9:NO)は、図6のように現在系列での平均コントラストが過去系列から変化していないと判定(平均コントラストに変化無しと判定:ステップS12)し、この判定に基づいて車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12からウォッシャ液が噴射されていない異常動作であると判定(診断)する(ステップS13)。
即ち、図6のように現在系列での平均コントラストが過去系列から変化していないと判定(平均コントラストに変化無しと判定)した場合は、上記したように車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が噴射されていないときである。
しかしながら、車載カメラ汚れ除去装置13から診断部6に噴射信号が入力されているときは、正常であればウォッシャ液が噴射されている状況であるが、車載カメラ汚れ除去装置13に何らかの異常(例えば、ノズル12に連結された配水管が異物で詰まっている場合や、貯留されているウォッシャ液が空になっている場合、周囲環境が低温でウォッシャ液が凍結している場合など)が生じていると、ウォッシャ液は噴射されない。
よって、図6のように現在系列での平均コントラストが過去系列から変化していないと判定したときに、車載カメラ汚れ除去装置13からの噴射信号が入力されたと判定した場合、車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12からウォッシャ液が噴射されていない異常動作時であると判定(診断)することができる(ステップS12、S13)。
なお、ステップS8において、前記噴射信号が入力されない場合(ステップS8:NO)は、ステップS4の前に戻り、以下前記した処理動作を繰り返す。
また、ステップS11で正常動作と判定(診断)した場合、又はステップS13で異常動作と判定(診断)した場合に、図4に示した処理動作を複数回繰り返して実行することで、ステップS11、S13での判定結果(診断結果)の信頼性をより高めることができる(誤判定を防止することができる)。
そして、診断部6は、ステップS11、S13での判定情報(正常動作判定情報又は異常動作判定情報)を、診断装置1の制御部(図13に示した実施形態4の診断装置1を参照)に出力し、該制御部は異常動作判定情報を入力した場合には、例えば、ウォッシャ液の噴出を停止したり、車載カメラ汚れ除去装置13の故障を表示する警告灯を点灯(或いは点滅)させるような信号を出力して、運転者に報知する。
このように、本実施形態の車載カメラ汚れ除去装置13を診断する診断装置1は、車両車両走行時(車両停止時も含む)に、車載カメラ汚れ除去装置13が車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液を噴射する動作を行なったとき、ノズル12からウォッシャ液が噴射されない異常が生じている場合に、容易にかつ精度よくウォッシャ液が噴射されていない異常動作であると判定(診断)することができる。
〈実施形態2〉
図7は、本発明の実施形態2に係る車載カメラ汚れ除去装置を診断する診断装置の概略構成を示すブロック図である。なお、図1に示した実施形態1の診断装置と同一機能を有する構成部には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(診断装置の構成)
図7に示すように、本実施形態の診断装置1aは、画像信号処理部2、処理領域設定部3、エッジ強度算出部4a、エッジ強度変化判定部5a、及び診断部6とを備えている。画像信号処理部2と処理領域設定部3の構成は、実施形態1と同様である。
エッジ強度算出部4aは、例えば、前記した図3(b)の処理領域A(自車両の写り込み部(リアバンパーa、ライセンスプレートb、フィニッシャc(図2参照)など))の境界部分(例えば、リアバンパーaと路面との境界部分など)に対応するブロック領域でのエッジ強度を算出する。このような自車両の写り込み部の境界部分では、エッジ強度を安定して検出できるので、この境界部分にある各ブロック領域を選択してエッジ強度を算出する。
更に、エッジ強度算出部4aは、境界部分にある各ブロック領域でのエッジ強度からその平均エッジ強度を算出し、更に、この平均エッジ強度の時系列データから平均及び分散を算出する。
エッジ強度変化判定部5aは、算出された平均エッジ強度の時系列での平均及び分散に基づいて、平均エッジ強度の時系列での変化の度合いを判定する。
診断部6は、車載カメラ汚れ除去装置13が車載カメラ(バックカメラ)10のレンズ表面にウォッシャ液を噴射したときに出力される噴射信号の入力があったときにおいて、エッジ強度変化判定部5aで判定されたエッジ強度変化の度合いが所定の閾値以上であれば車載カメラ汚れ除去装置13が正常状態であると判定(診断)し、エッジ強度変化の度合いが所定の閾値以下であれば車載カメラ汚れ除去装置13が異常状態(故障している)と判定(診断)する(詳細は後述する)。
(診断装置の診断処理動作)
次に、実施形態2における診断装置1aの診断処理動作を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
画像信号処理部2は、車載カメラ7から出力される画像信号を取込んで所定の画像信号処理を行い、画像データを生成する(ステップS21)。
そして、処理領域設定部3は、画像信号処理部2で生成された例えば図3(a)に示したような画像データの中から、上記したように静止画像領域(自車両の写り込み部(リアバンパーa、ライセンスプレートb、フィニッシャcなど))を選択して処理領域Aに設定する(ステップS22)。そして、図3(b)のように、設定した処理領域Aをブロック分割する(ステップS23)。
そして、エッジ強度算出部4aは、処理領域Aの境界部分(例えば、リアバンパーaと路面との境界部分など)に対応する各ブロック領域でのエッジ強度を算出し(ステップS24)、更に、各ブロック領域のエッジ強度から処理領域Aにおける時系列の平均エッジ強度を算出する(ステップS25)。
なお、上記の平均エッジ強度を算出する際に、エッジ強度が予め設定した閾値以下になっているブロック領域のエッジ強度は除外し、その他のブロック領域のエッジ強度を用いて平均エッジ強度を算出する。これにより、時系列で算出される平均エッジ強度の大きさが大きく変動することを抑えることができる。
あるブロック領域のエッジ強度が予め設定した閾値以下になる状況としては、例えば処理領域Aにあるリアバンパーaの一部領域が平坦である場合や、リアバンパーaの一部領域に太陽光やライト(夜間等での後続車のヘッドライト光など)の局所的な反射が断続的にある場合に、その反射部分の輝度が局所的に大きく変化したときなどが挙げられる。
そして、算出した平均エッジ強度の時系列情報をバッファメモリに格納する。このバッファメモリに格納された平均エッジ強度の時系列情報は、例えば、図9(a)、図10に示すように、ある時刻t1を基点にして過去系列と現在系列に分ける。例えば、図9(a)は、平均エッジ強度の時系列での大きさが時刻t1後に大幅に低下している状況であり、図10は、平均エッジ強度の時系列での大きさが所定範囲内で推移している状況である。なお、図9(a)、図10において、例えば、平均エッジ強度のバッファを6秒分とすると、時刻t1を基点にして過去系列と現在系列とで3秒ずつであり、また、平均エッジ強度の算出間隔は、例えば0.5秒間隔である。
図9(a)では、時刻t1に車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が噴射されて、レンズ表面に付着した雨滴や泥などの汚れを除去する汚れ除去動作が実行されている。この汚れ除去動作で車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が吹き付けられた直後の数秒間においては、レンズ表面のウォッシャ液の影響で前記処理領域Aの境界部分での平均エッジ強度が一時的に大幅に低下する。
なお、ウォッシャ液はレンズ表面から直に流れ落ちるので、数秒経過後には平均エッジ強度は時刻t1前の大きさに戻る。時刻t1に車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が噴射されたときは、この時刻t1に車載カメラ汚れ除去装置13から診断部6に噴射信号(ON信号)が出力される。
図10は、車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が噴射されていない状況での平均エッジ強度の時系列での推移であり、図9(a)のように平均エッジ強度が大幅に低下することはない。
そして、エッジ強度変化判定部5aは、図9(a)に示した平均エッジ強度の時系列(過去系列、現在系列)のデータに対して、図9(b)に示すように、平均エッジ強度の平均(μp,μc)及び分散(σp2,σc2)を算出する(ステップS26)。なお、μp及びμcは、それぞれ過去系列と現在系列の平均、σp2及びσc2は、それぞれ過去系列と現在系列の分散である。
そして、これらの平均エッジ強度の平均(μp,μc)及び分散(σp2,σc2)から、平均エッジ強度の変化の度合いを表すダイバージェンスを算出する(ステップS27)。このダイバージェンスDは、以下の式(2)によって求めることができる。
D=(μc−μp)/2σ …式(2)
但し、σ=σpである。
そして、診断部6は、このときにウォッシャ液噴射時に出力される車載カメラ汚れ除去装置13からの噴射信号が入力されたか否かを判定する(ステップS28)。そして、ステップS28で噴射信号が入力されたと判定した場合(ステップS28:YES)、ステップS27で算出されたダイバージェンスDの値が予め設定している閾値以上であるか否かを判定(ステップS29)する。
そして、ステップS29でダイバージェンスDの値が予め設定している閾値以上であると判定した場合(ステップS29:YES)は、図9(a)のように現在系列での平均エッジ強度が大幅に変化していると判定(平均エッジ強度に変化有りと判定:ステップS30)し、この判定に基づいて車載カメラ汚れ除去装置13が故障無く正常に動作していると判定(診断)する(ステップS31)。
一方、ステップS29でダイバージェンスDの値が予め設定している閾値以下であると判定した場合(ステップS29:NO)は、図10のように現在系列での平均エッジ強度が過去系列から変化していないと判定(平均エッジ強度に変化無しと判定:ステップS32)し、この判定に基づいて車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12からウォッシャ液が噴射されていない異常動作であると判定(診断)する(ステップS33)。
即ち、図10のように現在系列での平均エッジ強度が過去系列から変化していないと判定(平均エッジ強度に変化無しと判定)した場合は、上記したように車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液が噴射されていないときである。
しかしながら、車載カメラ汚れ除去装置13から診断部6に噴射信号が入力されているときは、正常であればウォッシャ液が噴射されているが、車載カメラ汚れ除去装置13に何らかの異常(例えば、ノズル9に連結された配水管が異物で詰まっている場合や、貯留されているウォッシャ液が空になっている場合、周囲環境が低温でウォッシャ液が凍結している場合など)が生じていると、ウォッシャ液は噴射されない。
よって、図10のように現在系列での平均エッジ強度が過去系列から変化していないと判定したときに、車載カメラ汚れ除去装置13からの噴射信号が入力されたと判定した場合、車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12からウォッシャ液が噴射されていない異常動作であると判定(診断)することができる(ステップS32,S33)。
なお、ステップS28において、前記噴射信号が入力されない場合(ステップS28:NO)は、ステップS24の前に戻り、以下前記した処理動作を繰り返す。
また、ステップS31で正常動作と判定した場合、又はステップS33で異常動作と判定した場合に、図8に示した処理動作を複数回繰り返して実行することで、ステップS31、S33での判定結果(診断結果)の信頼性をより高めることができる(誤判定を防止することができる)。
そして、診断部6は、ステップS31、S33での判定情報(正常動作判定情報又は異常動作判定情報)を、診断装置1aの制御部(図13に示した実施形態4の診断装置1を参照))に出力し、該制御部は異常動作判定情報を入力した場合には、例えば、車載カメラ汚れ除去装置13の故障を表示する警告灯を点滅(或いは点灯)させるような信号を出力して、運転者に報知する。
このように、本実施形態の車載カメラ汚れ除去装置13を診断する診断装置1aにおいても、車両車両走行時(車両停止時も含む)に車載カメラ汚れ除去装置13が車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液を噴射する動作を行なったとき、ノズル12からウォッシャ液が噴射されない異常が生じている場合に、容易にかつ精度よくウォッシャ液が噴射されていない異常動作時であると判定(診断)することができる。
〈実施形態3〉
図11は、本発明の実施形態3に係る車載カメラ汚れ除去装置を診断する診断装置の概略構成を示すブロック図である。なお、図1に示した実施形態1の診断装置と同一機能を有する構成部には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(診断装置の構成)
図11に示すように、本実施形態の診断装置1bは、画像信号処理部2、処理領域設定部3、コントラスト算出部4、コントラスト変化判定部5、及び診断部6aを備えている。画像信号処理部2、処理領域設定部3、コントラスト算出部4、コントラスト変化判定部5の構成は、実施形態1と同様である。
なお、診断部6aは、実施形態1と同様に、車載カメラ汚れ除去装置13が車載カメラ(バックカメラ)10のレンズ表面にウォッシャ液を噴射したときに出力される噴射信号(動作信号)の入力があったときにおいて、コントラスト変化判定部5で判定されたコントラスト変化の度合いが所定の閾値以上であれば車載カメラ汚れ除去装置13が正常状態であると判定(診断)し、コントラスト変化の度合いが所定の閾値以下であれば車載カメラ汚れ除去装置13が異常状態(故障している)と判定(診断)する。
そして、本実施形態では、図11に示したように、この診断装置1bが設けられている車両11(図2参照)に、外気温を計測する温度センサ14が設けられている。温度センサ14で計測された外気温情報は、診断装置1bのコントラスト算出部4及び診断部6aに入力される。そして、コントラスト算出部4は、更に入力した外気温情報に応じて算出する平均コントラストの適切な時系列時間を設定し、診断部6aは、更に入力した外気温情報に応じて平均コントラストの適切な変化判定閾値を設定する(詳細は、図12を用いて後述する)。
(診断装置の診断処理動作)
次に、実施形態3における診断装置1bの診断処理動作を、図12に示すフローチャートを参照して説明する。
ステップS1〜S5は図4に示した実施形態1と同様である。そして、コントラスト算出部4は、温度センサ14から入力した外気温情報に応じて、算出する平均コントラストの適切な時系列時間を設定する(ステップS5a)。
即ち、車両周囲の外気温(環境温度)によって、車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12から噴射されるウォッシャ液の粘性が変化する。例えば、外気温が低いとウォッシャ液の粘性が高まるため、レンズ表面のウォッシャ液に偏りが生じるなどして画像変化(コントラスト変化やエッジ強度変化など)が大きくなり易い。更に、レンズ表面を伝うウォッシャ液の流速が低下するため、画像変化の継続時間が長くなる。
また、逆に外気温が高いとウォッシャ液に気泡が発生し易くなって噴出量が減少するため、画像変化(コントラスト変化やエッジ強度変化など)が小さくなり易い。更に、レンズ表面を伝うウォッシャ液の流速が増加するため、画像変化の継続時間が短くなる。
よって、車両周囲の外気温の影響を小さくするために、車両周囲の外気温が低い場合は、算出する平均コントラストの時系列時間を長めに設定し、車両周囲の外気温が高い場合は、算出する平均コントラストの時系列時間を短めに設定する。
そして、ステップS6、S7は図4に示した実施形態1と同様である。そして、診断部6は、温度センサ14から入力した外気温情報に応じて、平均コントラストの適切な変化判定閾値(以下、「閾値」という)を設定する(ステップS7a)。なお、この閾値(平均コントラストの適切な変化判定閾値)は、ステップS9で用いる閾値である。
上記したように、外気温が低いと、レンズ表面を伝うウォッシャ液の流速が低下するために、画像変化(コントラスト変化やエッジ強度変化など)が大きくなり、更に画像変化の継続時間が長くなり、外気温が高いと、レンズ表面を伝うウォッシャ液の流速が増加するために、画像変化(コントラスト変化やエッジ強度変化など)が小さくなり、更に画像変化の継続時間が短くなる。
よって、車両周囲の外気温の影響を小さくするために、車両周囲の外気温が低い場合は、この閾値を下げるように設定し、車両周囲の外気温が高い場合は、この閾値を上げるように設定する。
そして、ステップS8〜S13は図4に示した実施形態1と同様である。なお、本実施形態では、ステップS9のダイバージェンスDの値が予め設定している閾値以上であるか否かを判定において、ステップS7aで設定された閾値を用い、算出されたダイバージェンスDの値がこの設定された閾値以上であるか否かを判定する。
このように、本実施形態の車載カメラ汚れ除去装置13を診断する診断装置1bでは、コントラスト算出部4は、入力した外気温情報に応じて算出する平均コントラストの適切な時系列時間を設定し、診断部6aは、入力した外気温情報に応じて閾値(平均コントラストの適切な変化判定閾値)を設定することによって、より的確な判定(診断)が可能となる。
なお、前記した実施形態3では、実施形態1の診断装置1を元に説明したが、実施形態2の診断装置1aにおいても同様に適用することができる。この場合には、図8に示したフローチャートにおいて、ステップS25の次に、エッジ強度算出部4aは、温度センサ14から入力した外気温情報に応じて、算出する平均エッジ強度の適切な時系列時間を設定する。更に、ステップS27の次に、診断部6aは、温度センサ14から入力した外気温情報に応じて、平均エッジ強度の適切な変化判定閾値を設定する。
〈実施形態4〉
図13は、本発明の実施形態4に係る上記した診断装置を備えた車両システムの概略構成を示す図である。なお、この車両システムでは、図1に示した実施形態1の診断装置1を備えている(もちろん、実施形態2の診断装置1a又は実施形態3の診断装置1bでもよい)。
図13に示すように、この車両システム20は前記診断装置1と、車両に設置された前記車載カメラ(本実施形態ではバックカメラ)10、前記車載カメラ汚れ除去装置13、車載カメラ10で撮像された画像を表示するモニタ装置(例えば、ナビゲーション装置の表示パネル)15、車載カメラ汚れ除去装置13の故障(異常動作)を運転者に報知するための報知装置16等を有している。
また、前記診断装置1には、前記した画像信号処理部2、処理領域設定部3、コントラスト算出部4、コントラスト変化判定部5、診断部6と、この診断部6から出力される前記判定情報を入力する制御部7と、前記車両に設置された各機器(車載カメラ10、車載カメラ汚れ除去装置13、モニタ装置15、報知装置16、実施形態3の温度センサ14)と電気的に接続されたI/O部8と、コントラスト算出部4で算出された平均コントラストの時系列情報等を格納すると共に、診断装置1の前記した診断処理動作を実行するためのプログラム等が格納されたメモリ部9を有している。診断装置1のこれらの各部はバス21を介して接続されている。
そして、診断装置1の前記した診断処理動作によって、診断部6から制御部7に異常動作判定情報が出力された場合(即ち、車載カメラ汚れ除去装置13のノズル12からウォッシャ液が噴射されていない異常動作であると判定(診断)された場合)、制御部7は、動作停止信号をI/O部8を介して車載カメラ汚れ除去装置13に出力し、車載カメラ汚れ除去装置13の動作を停止させる制御を行う。
この際、同時に制御部7は、モニタ装置15と報知装置16にもI/O部8を介して信号を出力することで、モニタ装置15の表示面に車載カメラ汚れ除去装置13の動作を停止させたことを運転者に知らせるメッセージを表示したり、報知装置16としてのスピーカや警告ランプで、音声やランプ点滅(或いは点灯)によって車載カメラ汚れ除去装置13の動作を停止させたことを運転者に知らせる。
このように、本実施形態の車両システム20は前記診断装置1(或いは診断装置1a、1b)を備えているので、車両車両走行時(車両停止時も含む)に車載カメラ汚れ除去装置13が車載カメラ10のレンズ表面にウォッシャ液を噴射する動作を行なったとき、ノズル12からウォッシャ液が噴射されない異常が生じている場合に、車載カメラ汚れ除去装置13の動作を直ちに停止させることができる。
よって、例えば、車載カメラ汚れ除去装置13内の水噴射用モータに負荷がかかって焼き付いたり、水が配水管を逆流して車載カメラ汚れ除去装置13の回路基板等を濡らすなどの状況が生じることを未然に防止することができる。
なお、前記した各実施形態では、車載カメラ汚れ除去装置13はウォッシャ液を噴射して、車載カメラ10のレンズ表面の汚れを除去する構成であったが、これ以外にも、例えば、圧縮空気を噴射して車載カメラ10のレンズ表面の汚れを除去する構成や、ワイパーブレードを電動で動作させて車載カメラ10のレンズ表面の汚れを除去する構成等の車載カメラ汚れ除去装置でもよい。
また、前記した各実施形態では、車載カメラ10はバックカメラの例であったが、これ以外にも、例えば、車両の前面部に配置したフロントカメラや、車両の両側に配置したサイドカメラ等においても同様に本発明を適用することができる。
1、1a、1b 診断装置
2 画像信号処理部
3 処理領域設定部
4 コントラスト算出部(特徴量抽出部)
4a エッジ強度算出部(特徴量抽出部)
5 コントラスト変化判定部(変化判定部)
5a エッジ強度変化判定部(変化判定部)
6、6a 診断部
7 制御部
10 車載カメラ
11 車両
13 車載カメラ汚れ除去装置
14 温度センサ
15 モニタ装置
16 報知装置
20 車両システム

Claims (15)

  1. 車両に設置された車載カメラのレンズ表面の汚れを除去する車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか否かを診断する診断装置において、
    前記車載カメラで撮像された画像範囲から、特定部位を含む領域を処理領域として設定する処理領域設定部と、
    前記処理領域の前記特定部位を撮像した特定画像の特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
    抽出された前記特徴量の時系列での変化の度合いを判定する変化判定部と、
    前記車載カメラ汚れ除去装置が前記レンズ表面の汚れ除去動作を実行したときに出力される動作信号の入力の有無、及び前記変化判定部から入力した前記特徴量の変化度合いが設定した閾値以上であるか否かの判定に基づいて、前記車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか異常動作にあるかを診断する診断部と、を備えていることを特徴とする車載カメラ汚れ除去装置の診断装置。
  2. 前記診断部は、前記動作信号の入力が有り、かつ前記変化判定部から入力した前記特徴量の変化度合いが設定した閾値以上であると判定した場合に、前記車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあると診断し、
    前記動作信号の入力が有り、かつ前記変化判定部から入力した前記特徴量の変化度合いが設定した閾値以下であると判定した場合に、前記車載カメラ汚れ除去装置が異常動作にあると診断することを特徴とする請求項1に記載の車載カメラ汚れ除去装置の診断装置。
  3. 前記特定画像の特徴量は、コントラストであることを特徴とする請求項1又は2に記載の車載カメラ汚れ除去装置の診断装置。
  4. 前記特定画像の特徴量は、エッジ強度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の車載カメラ汚れ除去装置の診断装置。
  5. 前記特定部位は、前記画像範囲に映り込んでいる車両の一部であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の車載カメラ汚れ除去装置の診断装置。
  6. 前記特徴量抽出部は、外気温を計測する温度センサからの外気温情報に応じて、該特徴量抽出部で抽出される前記特徴量の適切な時系列時間を設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車載カメラ汚れ除去装置の診断装置。
  7. 前記診断部は、外気温を計測する温度センサからの外気温情報に応じて、前記特徴量の変化度合いが設定した閾値以上であるか否かの判定を行う際の前記閾値を適切に設定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の車載カメラ汚れ除去装置の診断装置。
  8. 前記診断部からの診断情報を入力する制御部を更に有し、前記制御部は、前記車載カメラ汚れ除去装置が異常動作にあるとの診断情報が入力されると、前記車載カメラ汚れ除去装置に停止信号を出力して、該車載カメラ汚れ除去装置の動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の車載カメラ汚れ除去装置の診断装置。
  9. 車両に設置された車載カメラのレンズ表面の汚れを除去する車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか否かを診断する診断方法において、
    前記車載カメラで撮像された画像範囲から、特定部位を含む領域を処理領域として設定する処理領域設定ステップと、
    前記処理領域の前記特定部位を撮像した特定画像の特徴量を抽出する特徴量抽出ステップと、
    抽出された前記特徴量の時系列での変化の度合いを判定する変化判定ステップと、
    前記車載カメラ汚れ除去装置が前記レンズ表面の汚れ除去動作を実行したときに出力される動作信号の入力の有無、及び前記変化判定ステップから入力した前記特徴量の変化度合いが設定した閾値以上であるか否かの判定に基づいて、前記車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか異常動作にあるかを診断する診断ステップと、を含んでいることを特徴とする診断方法。
  10. 前記診断ステップは、前記動作信号の入力が有り、かつ前記変化判定ステップから入力した前記特徴量の変化度合いが設定した閾値以上であると判定した場合に、前記車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあると診断し、
    前記動作信号の入力が有り、かつ前記変化判定ステップから入力した前記特徴量の変化度合いが設定した閾値以下であると判定した場合に、前記車載カメラ汚れ除去装置が異常動作にあると診断することを特徴とする請求項9に記載の診断方法。
  11. 前記特定画像の特徴量は、コントラストであることを特徴とする請求項9又は10に記載の診断方法。
  12. 前記特定画像の特徴量は、エッジ強度であることを特徴とする請求項9又は10に記載の診断方法。
  13. 前記特定部位は、前記画像範囲に映り込んでいる車両の一部であることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか一項に記載の診断方法。
  14. 前記診断ステップから前記車載カメラ汚れ除去装置が異常動作にあるとの診断情報が入力されると、前記車載カメラ汚れ除去装置に停止信号を出力して、該車載カメラ汚れ除去装置の動作を停止させる停止制御ステップを更に含むことを特徴とする請求項9乃至13のいずれか一項に記載の診断方法。
  15. 車載カメラと、該車載カメラのレンズ表面の汚れを除去する車載カメラ汚れ除去装置と、該車載カメラ汚れ除去装置が正常動作にあるか否かを診断する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の診断装置とを備え、
    更に、前記診断装置は、前記診断部からの診断情報を入力する制御部を有し、
    前記制御部は、前記車載カメラ汚れ除去装置が異常動作にあるとの診断情報が入力されると、前記車載カメラ汚れ除去装置に停止信号を出力して、該車載カメラ汚れ除去装置の動作を停止させることを特徴とする車載システム。
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