JP4642425B2 - 水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造及びその工法 - Google Patents

水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造及びその工法 Download PDF

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Description

本発明は、パラペットと称される建物の屋上やバルコニーなどの外周部に設けられた低い立上り壁を有する屋上の改修防水構造及びその改修防水工法に関し、特に、天端部に水切りあごを有するパラペットの屋上改修防水構造及びその改修防水工法に関するものである。
図9に、一般的な水切りあごを有するパラペットの構造を示す。
図中の符号Aは建物の屋上やバルコニーなど(の平面部)を示し、Bはパラペットを示す。また、符号1は屋上やバルコニーを構成している躯体下地、2はパラペットの立上り部、3は水切りあご部、4は躯体下地1の上面に設けられた防水層である。防水層4の上面には断熱層5が形成される場合があり、最上面に保護層としてのコンクリート層6が敷設されている。他方、パラペットの立上り部2の内側(水切りあご部3の下部)には、当該立上り部2の内側における防水層4’を保護するための保護ブロック壁7が設けられている。
このような構造を持つパラペットの屋上防水を補修もしくは改修する場合、従来では、立上り部2内側の保護ブロック壁7も含めて防水層4を全て撤去して躯体下地1を露出させ、然る後に新たに防水層を立上り部2に形成していた。そのために、旧防水層の撤去にそれなりの工期と費用を要するだけでなく撤去時の騒音、塵埃等の発生が不可避であり、且つ補修もしくは改修が完了するまでの間、常に降雨対策が必要となる。しかも、パラペットの全高が400mm前後の低いものがあり、その場合、当該部分の保護層や防水層の除去作業並びに改修作業が不自然な姿勢での作業とならざるを得ない不具合があった。
そこで、この様な不具合を解消するべく立上り部の保護層や防水層を撤去せずに、パラペットの水切りあご部と屋上平面部との間にボード板を立設すると共に、そのボード板と既存防水部を被覆する重設防水層を敷設する改修防水構造が提案された(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−106127号公報
しかしながら、上記した従来の工法では、各現場毎に高さや形状が異なるパラペットに対する対応が容易ではなく、現場において施工に手間取ることがあった。
本発明はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたものであり、既存の防水層を撤去せずとも改修することが出来、改修に要する工期及び費用を大幅に低減することが可能であると共に、現場ごとに異なるパラペットの形状に容易に対応して現場において迅速且つ簡便に施工することが可能なパラペットを有する屋上改修防水構造及び改修防水工法を提供せんとするものである。
斯かる目的を達成する本発明のパラペットを有する屋上改修防水構造は、既設のパラペットの水切りあご部から既設の屋上平面部にわたる部分を変形可能なシート体で被覆すると共に、該シート体の上に重設防水層を形成してなり、前記シート体は、一方向に長い形状で変形に対して剛性を有する部分と該部分を並列して一連に連結した軟質体からなる連結部分を備え、該連結部分で変形可能にしたことを特徴とする。また、本発明の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水工法は、水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水工法であって、既設のパラペットの水切りあご部から既設の屋上平面部にわたって変形可能なシート体を張設する工程と、前記変形可能なシート体を被覆すると共に既設のパラペット天端から既設の屋上平面部にわたって重設防水層を形成しパラペット天端においてその端部を納める工程とからなり、前記シート体は、一方向に長い形状で変形に対して剛性を有する部分と該部分を並列に連結した軟質体からなる連結部分を備え、該連結部分で変形可能にしたことを特徴とする。
本発明に係る屋上改修防水構造及び改修防水工法によれば、パラペットを有する屋上の防水層を改修する際に、煩雑な作業である既存の防水層を撤去せずに改修することが出来ると共に、工事作業中における降雨対策も不要であり、その結果、改修に要する工期及び費用を大幅に低減することが可能となる。
しかも、既設のパラペットの水切りあご部から既設の屋上平面部にわたる部分を被覆するのに変形可能なシート体を使用してなるので、各現場毎に高さや形状が異なるパラペットに対しても現場において容易に対応することが可能となり、迅速且つ簡便に施工することができる。
また、既設の屋上平面部及び水切りあご部の天端に、差込み溝を有する差込み支持部材や差込み係合部材を設置して、これら差込み支持部材や差込み係合部材の差込み溝に変形可能なシート体の下辺及び上辺を差込み係合することにより、変形可能なシート体を簡便に固定させることが出来るので作業性が一層のこと向上し、改修に要する工期を大幅に短縮させることが可能となると共に、天端を直線的に綺麗に仕上げることができる。
更に、変形可能なシート体を使用することにより、重設防水層(シート防水材)の機械的固定工法と接着工法が可能になると共に、ウレタンやFRPなどによる塗膜防水も可能となる。
以下、本発明の具体的な好適実施例を図面を参照しながら詳細に説明するが、本発明は図示実施例のものに限定されるものではなく、いろいろなバリエーションが考えられる。
また、全図面を通して同様の構成部材には同一の符号を付してある。
本発明に係る水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造は、基本的に、既設のパラペットBの水切りあご部3から既設の屋上平面部(保護防水層4又は保護コンクリート層6の表面、以下単に「屋上平面部」と称する。)にわたる部分Aを変形可能なシート体8で被覆すると共に、そのシート体8の上に重設防水層9を形成してなる二重防水構造になっている。
ここで変形可能なシート体8とは、施工作業者が現場において手で容易に折り曲げることが可能なシート状に形成されたものをいい、素材としては例えば金属,樹脂,ゴム,木材,紙などを使用することができ、その中でもある程度の剛性を備えた金属製のもの及び樹脂製のものが好ましい。
金属製のシート体8としては、例えば鉄,銅,アルミニウム,クロム,亜鉛,ニッケル,錫などの単体又はこれらを含む合金からなるシート体、或いはこれらの金属シートを心材としたメッキ品もしくは樹脂コーティング品なども使用することができる。ちなみに、金属製のシート体8を使用する場合、その厚みとしては0.05mm〜3.0mm程度のものが好ましく、中でも0.1mm〜2.0mm程度のものが最適である。
また樹脂製のシート体8としては、例えばポリ塩化ビニル樹脂,酢酸ビニル-塩化ビニル共重合樹脂,エチレン-塩化ビニル共重合樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,アクリル樹脂,ウレタン樹脂,ポリスチレン樹脂,エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂,エチレン-プロピレン共重合樹脂,エチレン-アクリル酸エチル共重合樹脂,ABS樹脂,エチレン-アクリル酸メチル共重合樹脂等の熱可塑性樹脂、或いはハードセグメントとソフトセグメントとを有する塩化ビニル系熱可塑性エラストマー,オレフィン系熱可塑性エラストマー,ポリエステル系熱可塑性エラストマー,ウレタン系熱可塑性エラストマー,スチレン系熱可塑性エラストマー,加硫ゴム,非加硫ゴム、等の合成樹脂から選ばれた1種または2種以上に、可塑剤,安定剤,有機又は無機充填材,紫外線吸収剤,難燃剤,酸化防止剤,滑剤,導電剤,ゲル化促進剤,加工助剤,着色剤等の公知の添加剤を適宣配合してシート状に成形されたものを挙げることができる。
その中でも塩化ビニル樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,エチレン酢ビ共重合体樹脂,アクリル樹脂,ウレタン樹脂,ポリスチレン樹脂,ABS樹脂などが最適である。ちなみに、使用する樹脂製のシート体8の厚みとしては0.2mm〜20mmの範囲のものが好ましい。
また、変形可能なシート体8の性状としては、金網のような網目体で形成することができるが、剛性体と軟質体の複合体が好ましく、また、防水層が積層一体化されたものでも使用可能である。変形可能なシート体8として網目体を用いると、切断加工性や変形加工性に優れているので施工性が良い。使用する網目体の網目の形状としては、正方形,長方形,菱形,楕円形,円形など自由に選択可能であるが、網目が大きくなるほど加工性は良くなるが改修下地としての性能が低下する傾向にあるので、網目体の網目の大きさとしては縦1.0mm〜10mm、横1.0mm〜10mm程度のものが好ましい。
変形可能なシート体8を剛性体と軟質体の複合体で形成する本発明は、図2に示すごとく、剛性体12として幅が10mm〜3000mmで、厚さが0.1mm〜50mm程度の細長い短冊板形状に形成したもの、或いは中空筒形状に形成したものを用いることができ、複数枚の剛性体12を軟質体13を介して一連に連結して形成することができる。なお、剛性体12の幅は、剛性体12を形成している素材の剛性によって変更することができる。変形可能なシート体8として剛性体12と軟質体13からなる複合体を用いれば、シート体8を巻回して輸送・保管することが可能となると共に、所要の面強度も備えているので施工作業性が良好なものとなる。
変形可能なシート体8に使用される剛性体12は、金属材,樹脂材,ゴム材,石材,セラミック材,木材,無機板などを用いて形成される。
剛性体12を金属で形成する場合、例えば鉄,銅,アルミニウム,クロム,亜鉛,ニッケル,錫などの単体又はこれらを含む合金からなる厚さ0.5mm〜2.0mmの板材、或いはこれらの板材を心材としたメッキ品もしくは樹脂コーティング品などが用いられる。
また、剛性体12を樹脂で形成する場合には、1.0mm〜20mm程度の厚みに形成するのが最適であり、中空体にして用いることも可能である。
剛性体12として使用しえる樹脂としては、ポリ塩化ビニル樹脂,酢酸ビニル-塩化ビニル共重合樹脂,エチレン-塩化ビニル共重合樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,アクリル樹脂,ウレタン樹脂,ポリスチレン樹脂,ABS樹脂,エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂,等の合成樹脂から選ばれた1種または2種以上に、可塑剤,安定剤,有機又は無機充填材,紫外線吸収剤,難燃剤,酸化防止剤,滑剤,導電剤,ゲル化促進剤,加工助剤,着色剤等の公知の添加剤を適宣配合してなるものを挙げることが出来、中でも塩化ビニル樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,エチレン-酢ビ共重合体樹脂,アクリル樹脂,ウレタン樹脂,ポリスチレン樹脂,ABS樹脂又はこれらの混合体などが最適である。
そして、変形可能なシート体8に使用される軟質体13としては、樹脂材,金属材,ゴム材,布材,ガラス繊維材などを用いて形成することが可能であるが、中でもポリ塩化ビニル樹脂,酢酸ビニル-塩化ビニル共重合樹脂,エチレン-塩化ビニル共重合樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,アクリル樹脂,ウレタン樹脂,ポリスチレン樹脂,エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂,エチレン-プロピレン共重合樹脂,エチレン-アクリル酸エチル共重合樹脂,エチレン-アクリル酸メチル共重合樹脂等の熱可塑性樹脂、或いはハードセグメントとソフトセグメントとを有する塩化ビニル系熱可塑性エラストマー,オレフィン系熱可塑性エラストマー,ポリエステル系熱可塑性エラストマー,ウレタン系熱可塑性エラストマー,スチレン系熱可塑性エラストマー,加硫ゴム,非加硫ゴム、等の合成樹脂から選ばれた1種または2種以上に、可塑剤,安定剤,有機又は無機充填材,紫外線吸収剤,難燃剤,酸化防止剤,滑剤,導電剤,ゲル化促進剤,加工助剤,着色剤等の公知の添加剤を適宣配合してなる樹脂材を用いてシート状に成形されたものが好ましい。
その中でも塩化ビニル樹脂,エチレン-酢ビ共重合体樹脂,エチレン-プロピレン共重合樹脂,エチレン-アクリル酸エチル共重合樹脂,エチレン-アクリル酸メチル共重合樹脂等の熱可塑性樹脂、ABS樹脂、或いはハードセグメントとソフトセグメントとを有する塩化ビニル系熱可塑性エラストマー,オレフィン系熱可塑性エラストマー,ポリエステル系熱可塑性エラストマー,ウレタン系熱可塑性エラストマー,スチレン系熱可塑性エラストマー,加硫ゴム,非加硫ゴム等が最適である。更に、天然繊維、合成繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、鉱物繊維などからなる編物や織布又は不織布を軟質体13として使用することも可能であり、勿論、これらの繊維は単独でも2種以上を複合して使用しても良い。ここで、軟質体13として使用する樹脂の厚みは0.1mm〜2.0mm程度が好ましく、幅は0.1mm〜50mmの範囲のものを使用し得、中でも0.5mm〜10mmの範囲のものが最適である。
また、剛性体12と軟質体13からなる複合体を変形可能なシート体8として使用する場合、図4に示す実施例のように剛性体12が縦方向に並列された状態に施工することも可能であるし、図5に示す実施例のように剛性体12が横向きに並列された状態に施工することも可能である。しかし、後者の場合には、幅の長さ毎に補強のための補強部材14が必要となる。
重設防水層9は、パラペットBの水切りあご部3から既設の屋上平面部Aにわたる部分を被覆している変形可能なシート体8を含めて、その上面をパラペットBの天端B1から既設の屋上平面部Aにわたって形成される。
この重設防水層9は、変形可能なシート体8として使用した樹脂と同様の樹脂を用いて形成された防水シートや、ウレタンやFRPなどによる塗膜防水により形成される。
重設防水層9をパラペット天端部B1および屋上平面部Aで固定するための金具10,10’としては、金属製または樹脂製のものが好適に使用される。例えば、重設防水層9に合成樹脂シートを使用する場合、金属板を心材として重設防水層9と同種類の合成樹脂シートで被覆されたものを用いることが好ましい。すなわち、重設防水層9として塩ビ製シートを使用する場合には、金具10,10’として塩ビ被覆鋼板等を用いる。そうすれば、重設防水層(合成樹脂シート)9に金具10,10’を熱融着及び溶着により接着させることが可能となる。
なお、重設防水層9をパラペット天端部B1及び平面部Aで固定する場合、固定方法は重設防水層として使用された材質により変更する必要性があるため、上記した固定方法に限定されるものではない。
更に、変形可能なシート体8として、防水層が積層一体化されたものを使用することも可能である。すなわち、変形可能なシート体8と樹脂製防水シートや塗膜防水を予め一体化しておき、例えば図3に示す様に施工することも可能である。その場合、後から重設防水層9を敷設する必要がないので、施工が容易になる。
次に、本発明に係る水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水工法について説明する。
先ず、予め工場等で作製された変形可能なシート体8を、改修現場において既設のパラペットBの立上り部2の高さ及び水切りあご部3の大きさに応じて、少なくともパラペットBの水切りあご部3から既設の屋上平面部Aにわたる大きさに折り曲げたり或いは切断加工を行なう。折り曲げや切断加工には、はさみやカッター、その他の適当な工具を使用する。
次に、上記した変形可能なシート体8を、パラペットBの水切りあご部3から既設の屋上平面部Aにわたって張設する。この際、変形可能なシート体8の上端及び下端は、塩ビ被覆鋼板等からなる固定金具10,10’で挟み込み又はビス固定もしくは粘着テープ固定される。特にパラペットBの天端B1においては、シーリング材11を使用することが望ましい。そうすることにより、パラペットBの天端B1における水密性が向上する。
ちなみに、ここで用いるシーリング材としては、シリコーン系,変性シリコーン系,ポリサルファイド系,ポリウレタン系,アクリル系,エポキシ系,ガラスパテ,アスファルト系,ポリブデン系,ポリプロピレン系,ブチル系,ゴムアスファルト系,ポリ塩化ビニル系,クロロプレンゴム系,クロロスルフォン化ポリエチレン系,アスファルト含浸ウレタン系のものを使用し得るが、中でもブチル系やシリコーン系を主成分とするシーリング材が望ましい。
然る後に、パラペットBの天端B1から既設の屋上平面部Aにわたって防水シートを、上記変形可能なシート体8を被覆するように張設して、重設防水層9を形成せしめ、最後に、パラペットの天端B1においてその端部を納める。その際、変形可能なシート体8はパラペットBの天端B1にまで上げずに水切りあご部3に固定させてもよい。その場合、ビスなどで固定するのが望ましい。また、パラペットBの天端B1にアルミ笠木等を施工することにより、意匠性を向上させることが出来る。
また、変形可能なシート体8を、パラペットBの水切りあご部3から既設の屋上平面部Aにわたって張設する場合に、既設の屋上平面部Aに差込み溝15aを有する差込み支持部材15を設け、水切りあご部3の天端部B1には差込み係合部材16を設け、変形可能なシート体8の下辺を上記差込み支持部材15の差込み溝15aに差込み固定し、変形可能なシート体8の上辺を水切りあご部3と上記差込み係合部材16との間もしくは差込み係合部材16の係合溝16aに差込み固定しても良い。
差込み支持部材15は、金属又は樹脂材を用いて、図7(a)に示す如く差込み溝15aを有する断面略U字形状又はF字形状をした長尺に形成される。また差込み係合部材16は、差込み支持部材15と同様に金属又は樹脂材を用いて、断面略L字形状或いは図7(b)に示す如く差込み溝16aを有する断面略F字形状をした長尺に形成される。
また、差込み支持部材15及び差込み係合部材16は、重設防水層9として塩化ビニル製防水シートを敷設する場合、塩ビ被覆鋼板等の金属材の表面に塩化ビニル樹脂を被覆したものを使用することが好ましい。そうすれば、重設防水層(塩化ビニル製防水シート)9を敷設する際に、差込み支持部材15及び差込み係合部材16を容易に熱溶着、溶剤による溶着が可能になる。
更に、変形可能なシート体8を、パラペットBの水切りあご部3から既設の屋上平面部Aにわたって張設する際に差込み支持部材15及び差込み係合部材16を使用する場合、変形可能なシート体8の下辺と差込み支持部材15との間及び変形可能なシート体8の上辺と差込み係合部材16との間に、弾性を有する緩衝材18を介設することが好ましい。
緩衝材18を介設することにより、変形可能なシート体8のガタツキ防止になると共に、変形可能なシート体8が建物の動きに追従し、挙動安定性をもたらすことが可能になる。
緩衝材18は、弾性及び衝撃吸収性があるものが好ましい。具体的には、樹脂材,金属材,ゴム材,布材,ガラス繊維材などを用いて形成することが可能であるが、中でも樹脂発泡体がよい。樹脂発泡体としては、例えばポリ塩化ビニル樹脂,酢酸ビニル-塩化ビニル共重合樹脂,エチレン-塩化ビニル共重合樹脂,ポリエチレン樹脂,ポリプロピレン樹脂,アクリル樹脂,ウレタン樹脂,ポリスチレン樹脂,エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂,エチレン-プロピレン共重合樹脂,エチレン-アクリル酸エチル共重合樹脂,エチレン-アクリル酸メチル共重合樹脂等の熱可塑性樹脂、或いはハードセグメントとソフトセグメントとを有する塩化ビニル系熱可塑性エラストマー,オレフィン系熱可塑性エラストマー,ポリエステル系熱可塑性エラストマー,ウレタン系熱可塑性エラストマー,スチレン系熱可塑性エラストマー,加硫ゴム,非加硫ゴム、等の合成樹脂から選ばれた1種または2種以上に、可塑剤,安定剤,有機又は無機充填材,紫外線吸収剤,難燃剤,酸化防止剤,滑剤,導電剤,ゲル化促進剤,加工助剤,着色剤、発泡剤等の公知の添加剤を適宣配合してなる樹脂材を用いてシート状に成形されたものが好ましく、更にその中でも塩化ビニル樹脂,エチレン-酢ビ共重合体樹脂,エチレン-プロピレン共重合樹脂,エチレン-アクリル酸エチル共重合樹脂,エチレン-アクリル酸メチル共重合樹脂等の熱可塑性樹脂、ABS樹脂、或いはハードセグメントとソフトセグメントとを有する塩化ビニル系熱可塑性エラストマー,オレフィン系熱可塑性エラストマー,ポリエステル系熱可塑性エラストマー,ウレタン系熱可塑性エラストマー,スチレン系熱可塑性エラストマー,加硫ゴム,非加硫ゴム等が最適である。
更に、天然繊維、合成繊維、ガラス繊維、カーボン繊維、鉱物繊維などからなる編物、織布、不織布を緩衝材18として使用することも可能であり、もちろん、これらの繊維は単独でも2種以上複合して使用しても良い。ちなみに、緩衝材18として使用する樹脂の厚みは1〜20mm程度が好ましく、幅は10mm〜50mmの範囲のものを使用し得、中でも3〜5mmの範囲のものが最適である。
また、緩衝材18は樹脂製だけでなく、金属を波板の様に加工したもの、織物、編み物などのようにクッション性のあるものならば形状は問わず使用可能である。緩衝材18を金属で形成する場合、例えば鉄,銅,アルミニウム,クロム,亜鉛,ニッケル,錫などの単体又はこれらを含む合金からなる厚さ0.5mm〜2.0mmの板材を、或いはこれらの板材を心材としたメッキ品もしくは樹脂コーティング品などを加工し弾性もしくは衝撃吸収性を持たせたものでも良い。
更に、緩衝材18に片面若しくは両面に粘着材を塗布しておくことにより、変形可能なシート体8若しくはシート体8を支持固定するための支持部材15や差込み係合部材16に予め貼り付けておくことができるので施工が容易になる。
本発明の参考例を図1に示す。先ず、パラペットBにおける立上り部2の天端B1と既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6上)に変形可能なポリエチレン製網目体からなるシート体8をパラペットBの形状に合わせて折り曲げ、さらにカッターを用いて切断加工を行なった。既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6上)において、前記シート体8の上に断面略L字形状をした塩ビ被覆鋼板などからなる固定金具10を設置し、固定金具10を介して前記シート体8を既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6上)にビスで固定した。また、パラペットBの天端B1には、水密性を良くするために予めブチルゴム製定形シーリング材11を張設しておき、前記シート体8を定形シーリング材11と平板状塩ビ被覆鋼板製固定金具10’で挟みビス止めをした。然る後に、パラペットBの天端B1から既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の表面)にわたって塩化ビニル製防水シートからなる重設防水層9を敷設し、重設防水層9を前記L字形塩ビ被覆鋼板製固定金具10及び平板状塩ビ被覆鋼板製固定金具10’に熱融着させた。
本発明の参考例を図3に示す。この例では、変形可能なシート体8として塩ビ被覆亜鉛メッキ鋼板を使用し、パラペットBの形状に合わせて折り曲げたりカッターで切断加工した。そして、シート体8の一端側8’を側面視略L字形に折り曲げて既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の表面)にビス止めし、他端側をパラペットの水切りあご部3にビス止めした。然る後に、既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に塩化ビニル製防水シートからなる重設防水層9を、その一部9’が前記塩ビ被覆亜鉛メッキ鋼板からなるシート体8上に重なり合うように敷設して、重なり合った部分9’を前記シート体8に溶着した。他方、パラペットBの天端B1にも塩化ビニル製防水シートからなる重設防水層9をその一部9”が前記シート体8上に重なり合うように敷設せしめ、平板状塩ビ被覆鋼板製固定金具10’及びシート体8に熱融着した。
<実施例1>
本発明の実施例1を図4に示す。この実施例では、変形可能なシート体8として図2に示したような剛性体12と軟質体13からなる複合体を使用し、剛性体12が縦方向に並列するようにパラペットBの形状に合わせてカッターで切断加工した。そして、シート体8の下部を、既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に設置した略逆U字形をしたアルミニウム製差込み支持部材15に差込み固定すると共に、パラペットBの天端B1には一辺16’を略倒L字形に屈曲形成した塩ビ被覆鋼板からなる差込み係合部材16を設置して、シート体8の上部をパラペットの水切りあご部3と差込み係合部材16の一辺16’との間に差し込んで固定した。そして、シート体8の表面並びに既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に予めニトリルゴム系接着剤を塗布しておき、パラペットBの天端B1から既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)にわたって塩化ビニル製防水シートからなる重設防水層9を被せ、重設防水層9をシート体8並びに既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に接着すると共に、差込み係合部材16に熱溶着した。
<実施例2>
第2実施例を図5に示す。この実施例では、変形可能なシート体8として、図2に示したような剛性体12と軟質体13からなる複合体に、予め塩ビ製シートを積層一体化したものを使用し、剛性体12が横向きに並列するようにパラペットBの形状に合わせてカッターで切断加工した。この場合、シート体8の背面側にシート体8の繋ぎの部分に厚み0.8mm、幅100mmの鋼板からなる補強部材14を設置した。そして、前記シート体8の下部を既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に設置した略逆U字形をしたアルミニウム製差込み支持部材15の差込み溝15aに差し込み固定すると共に、パラペットBの天端B1には一辺16’を略倒L字形に屈曲形成した塩ビ被覆鋼板からなる差込み係合部材16を設置して、シート体8の上部をパラペットの水切りあご部3と差込み係合部材16の一辺16’との間に差し込んで固定した。然る後に、パラペットBの天端B1に塩化ビニル製防水シートからなる重設防水層9をその一部9”が前記シート体8上に重なり合うように敷設せしめ、塩ビ被覆鋼板製差込み係合部材16に熱融着した。更に、既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に塩化ビニル製防水シートからなる重設防水層9を、その一部9’が前記シート体8上に重なり合うように敷設して、既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に接着剤で接着固定すると共に、重なり合った部分9’を前記シート体8に溶着した。
<実施例3>
第3実施例を図6に示す。この実施例では、変形可能なシート体8として、図2に示したような塩化ビニル樹脂からなる剛性体12と塩化ビニル軟質体13からなる複合体を使用し、剛性体12が縦方向に並列するようにパラペットBの形状に合わせてカッターで切断加工した。そして、シート体8の上辺と下辺に、粘着加工した塩化ビニル樹脂発泡体からなる緩衝材18を貼り付けた。一方、既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に、断面略F字形状をした塩ビ被覆鋼板からなる差込み支持部材15を設置し、パラペットBの天端B1には一辺16’を略倒L字型に屈曲成形した塩ビ被覆鋼板からなる差込み係合部材16を設置して、シート体8の下辺を差込み支持部材15の差込み溝15aに差込み固定をすると共に、シート体8の上辺をパラペットBの水切りあご部3と差込み係合部材16の一辺16’との間に差し込んで固定した。そして、シート体8の表面並びに既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に予めニトリルゴム系接着剤を塗布しておき、パラペットBの天端B1から既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)にわたって塩化ビニル製防水シートからなる重設防水層9を被せ、重設防水層9をシート体8並びに既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に接着すると共に、差込み係合部材16に溶着した。
<実施例4>
第4実施例を図8に示す。この実施例では、変形可能なシート体8として、図2に示したような塩化ビニル樹脂とABS樹脂の混合樹脂からなる剛性体12と塩化ビニル軟質体13からなる複合体を使用し、剛性体12が縦方向に並列するようにパラペットBの形状に合わせてカッターで切断加工した。そして、シート体8の上辺と下辺に、粘着加工した塩化ビニル樹脂発泡体からなる緩衝材18を貼り付けた。一方、既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)に、断面略F字形状をした塩ビ被覆鋼板からなる差込み支持部材15を設置し、パラペットBの天端B1には断面略F字形状をした塩ビ被覆鋼板からなる差込み係合部材16を設置して、シート体8の下辺を差込み支持部材15の差込み溝15aに差込み固定をすると共に、シート体8の上辺を差込み係合部材16の係合溝16aに差し込んで固定した。そして、パラペットBの天端B1から既設の屋上平面部A(保護コンクリート層6の上)にわたって塩化ビニル製防水シートからなる重設防水層9を被せ、差込み支持部材15と差込み係合部材16に熱溶着した。
本発明に係る防水構造の参考例を説明する切欠斜視図。 本発明に係る変形可能なシート体の1実施例を示す斜視図。 本発明に係る防水構造の参考例を説明する切欠斜視図。 本発明に係る防水構造の第実施例を説明する切欠斜視図。 本発明に係る防水構造の第実施例を説明する切欠斜視図。 本発明に係る防水構造の第実施例を説明する切欠斜視図。 (a)本発明に係る差込み支持部材の1実施例を示す斜視図。 (b)本発明に係る差込み係合部材の1実施例を示す斜視図。 本発明に係る防水構造の第実施例を説明する切欠斜視図。 従来例を示す断面図。
符号の説明
A:屋上平面部 B:パラペット
1:躯体下地 2:立上り部
3:水切りあご部 4:既設防水層
5:断熱層 6:保護コンクリート層
7:保護ブロック壁 8:変形可能なシート体
9:重設防水層 10:固定金具
11:シーリング材 12:剛性体
13:軟質体 14:補強部材
15:差込み支持部材 16:差込み係合部材
18:緩衝材

Claims (12)

  1. 水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造であって、
    既設のパラペットの水切りあご部から既設の屋上平面部にわたる部分を変形可能なシート体で被覆すると共に、
    該シート体の上に重設防水層を形成してなり、
    前記シート体は、一方向に長い形状で変形に対して剛性を有する部分と該部分を並列して一連に連結した軟質体からなる連結部分を備え、該連結部分で変形可能にしたことを特徴とする水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造。
  2. 既設の屋上平面部に差込み溝を有する差込み支持部材を設け、前記変形可能なシート体の下辺を前記差込み溝に差込み固定してなることを特徴とする請求項1に記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造。
  3. 既設の水切りあご部の天端に差込み係合部材を設け、前記変形可能なシート体の上辺を水切りあご部と前記差込み係合部材との間に差込み固定してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造。
  4. 既設の水切りあご部の天端に係合溝を有する差込み係合部材を設け、前記変形可能なシート体の上辺を前記差込み係合部材の係合溝に差込み固定してなることを特徴とする請求項1又は2に記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造。
  5. 前記変形可能なシート体の下辺と前記差込み支持部材との間及び前記変形可能なシート体の上辺と前記差込み係合部材との間に、弾性を有する緩衝材を介設してなることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造。
  6. 前記変形可能なシート体が、樹脂製シート体または金属製シート体である請求項1から5のいずれか1項に記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造。
  7. 前記変形可能なシート体に防水層が積層一体化されている請求項1から6のいずれか1項に記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造。
  8. 前記差込み支持部材が断面略U字形又はF字形をしている請求項2に記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造。
  9. 前記差込み係合部材が断面略L字形又はF字形をしている請求項3又は4に記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水構造。
  10. 水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水工法であって、既設のパラペットの水切りあご部から既設の屋上平面部にわたって変形可能なシート体を張設する工程と、前記変形可能なシート体を被覆すると共に既設のパラペット天端から既設の屋上平面部にわたって重設防水層を形成しパラペット天端においてその端部を納める工程とからなり、
    前記シート体は、一方向に長い形状で変形に対して剛性を有する部分と該部分を並列に連結した軟質体からなる連結部分を備え、該連結部分で変形可能にしたことを特徴とする水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水工法。
  11. 前記剛性を有する部分が縦方向に並列された状態で前記シート体の被覆を行うことを特徴とする請求項10記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水工法。
  12. 前記剛性を有する部分が横方向に並列された状態で前記シート体の被覆を行うことを特徴とする請求項10記載の水切りあご付きパラペットを有する屋上改修防水工法。
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