JP4642394B2 - 内装構築方法及び内装ユニット構造 - Google Patents

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Description

本発明は、構造物の躯体などの下地構築物の内部に、内装として床、壁、及び天井を設
ける内装構築方法及び内装ユニット構造に関するものである。
従来、図13に示すようにコンクリートで構築した躯体5の内側の室内空間4に、床パ
ネル部材1、壁パネル部材2、天井パネル部材3を設置して内装を構築する方法が知られ
ている(特許文献1など参照)。
この方法では、床パネル部材1,・・・を躯体床5a上に配置し、その床パネル部材1
の外縁に壁パネル部材2,・・・を立設する。そして、壁パネル部材2,・・・の上端面
に天井パネル部材3,・・・を載置する。
また、古くなった内装をリフォームする場合に、下地となるリフォーム前の内装の内寸
法を測定し、その大きさに合わせて部材を現場で切断加工し、新たな内装をリフォーム前
の内装の前面に構築する方法も知られている。
特開平11−81471号公報(図1,2、0013段落及び0014段落)
しかしながら、前記した従来の床パネル部材1を躯体床5a上に配置する方法では、最
初に躯体床5a上に床パネル部材1を敷設するので、躯体床5a上に仮置きした内装工事
に使用する資材を移動する作業が必要となり、工数が増加する。特に、施工の初期段階で
は、仮置きされている資材の量が多く、移動する手間がかかる。
また、躯体床5aと床パネル部材1の間には、給排水管や電線等を配設するが、これら
の配線、配管工事は専門の作業員しか行なうことが出来ず、これらの工事の完了を待って
床パネル部材1を配置するのでは、待ち時間が発生して工期が長くなるおそれがある。
さらに、躯体壁5bと壁パネル部材2との間の配線工事も、壁パネル部材2を設置する
前に行なわなければならず、施工手順の制約を受ける。
また、前記した従来の内装の内寸法に合わせて各部材を切断する方法では、部材ごとに
寸法取りを行なわなければならず、施工手間がかかる。
さらに、コンクリートによって構築された躯体5や既設の内装の表面は、不陸があって
平らでない場合も多いので、前記パネル部材1,2,3を直接取り付けるのが難しい。
そこで、本発明は、配管工事や資材の移動等の他の作業工程によって制約を受けること
が少なく、短期間で施工できる内装構築方法及び内装ユニット構造を提供することを目的
としている。
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、下地構築物の内部に内装として床、壁、及び天井を設ける内装構築方法であって、前記壁が立設される近傍の前記下地構築物の下地床に壁際床パネル部材を設置し、該壁際床パネル部材上に間隔を置いて所定の高さの壁パネル部材を複数配置し、該壁パネル部材の上端面で位置決めをして前記壁パネル部材間に天井側レール部材を架け渡すことによって、下地床の中央部が開口された内装フレーム体を構築し、該内装フレーム体によって形成されなかった前記内装を、前記床を形成する中間床パネル部材と、前記天井側レール部材に沿って前記壁パネル部材間に配置する中間壁パネル部材と、前記天井側レール部材により支持される天井パネル部材とによって構築するとともに、前記壁パネル部材の幅を、前記中間壁パネル部材として決められた一定寸法の規格部材のみが使用されるように決定することを特徴とする内装構築方法である。
また、請求項2に記載された方法は、前記壁際床パネル部材上に床側レール部材を設け
、該床側レール部材上に前記壁パネル部材を配置する請求項1に記載の内装構築方法であ
ることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載された方法は、前記壁際床パネル部材に複数の端部が発生する
場合に、前記下地構築物の下地壁面に固定される位置決めレール部材によって前記端部間
を連結する請求項1または請求項2に記載の内装構築方法であることを特徴とする。
また、請求項4に記載された発明は、下地構築物の内部に内装として床、壁、及び天井を設ける内装構築方法であって、前記壁が立設される前記下地構築物の下地壁面に位置決めレール部材を固定し、該位置決めレール部材上に間隔を置いて所定の高さの壁パネル部材を複数配置し、該壁パネル部材の上端面で位置決めをして前記壁パネル部材間に天井側レール部材を架け渡すことによって、下地床の中央部が開口された内装フレーム体を構築し、該内装フレーム体によって形成されなかった前記内装を、前記床を形成する床パネル部材と、前記天井側レール部材に沿って前記壁パネル部材間に配置する中間壁パネル部材と、前記天井側レール部材により支持される天井パネル部材とによって構築するとともに、前記壁パネル部材の幅を、前記中間壁パネル部材として決められた一定寸法の規格部材のみが使用されるように決定することを特徴とする内装構築方法である。
そして、請求項5に記載された方法は、前記天井パネル部材は、前記天井側レール部材
に載置して前記内装フレーム体を形成する壁際天井パネル部材と、該壁際天井パネル部材
を介して前記天井側レール部材により支持される中間天井パネル部材とを有する請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の内装構築方法であることを特徴とする。
さらに、請求項6に記載された方法は、前記壁際天井パネル部材は、前記下地構築物の
下地梁の外形に合わせて成形した請求項5に記載の内装構築方法であることを特徴とする
また、請求項7に記載された方法は、前記壁際床パネル部材の配置された平面視形状が
、略ロ字型、略L字型、略ニ字型、略コ字型若しくは略I字型である請求項1乃至請求項
3のいずれかに記載の内装構築方法であることを特徴とする。
そして、請求項8に記載された方法は、複数配置する前記壁パネル部材の少なくとも一
つの配置された平面視形状が、略L字型である請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の
内装構築方法であることを特徴とする。
さらに、請求項9に記載された方法は、複数配置する前記壁パネル部材の少なくとも一
つを、前記下地構築物の下地柱の外形に合わせて成形した請求項1乃至請求項8のいずれ
かに記載の内装構築方法であることを特徴とする。
また、請求項10に記載された方法は、前記壁パネル部材若しくは前記中間壁パネル部
材の少なくとも一つが、開口部を設けた開口壁パネル部材である請求項1乃至請求項9の
いずれかに記載の内装構築方法であることを特徴とする。
そして、請求項11に記載された方法は、記中間床パネル部材には、決められた一定寸法の規格部材のみが使用されるように、前記壁際床パネル部材の幅を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項3又は請求項7のいずれかに記載の内装構築方法であることを特徴とする。
さらに、請求項12に記載された方法は、前記中間天井パネル部材には、決められた一定寸法の規格部材のみが使用されるように、前記壁際天井パネル部材の幅を決定することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の内装構築方法であることを特徴とする。
また、請求項13に記載された方法は、前記下地構築物の内部を複数の領域に分け、そ
れぞれの領域毎に請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の内装構築方法を、順次また
は同時に実施する内装構築方法であることを特徴とする。
そして、請求項14の発明は、前記壁際床パネル部材と、前記壁パネル部材と、前記天
井側レール部材とによって内装フレーム体ユニットを製作し、前記下地構築物の内部に複
数の前記内装フレーム体ユニットを並設しておこなう請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載の内装構築方法によって構築された内装ユニット構造であることを特徴とする。
このように構成された請求項1の発明は、内装として立設される前記壁の近傍に壁際床
パネル部材を設置し、該壁際床パネル部材上に間隔を置いて前記壁パネル部材を複数配置
し、該壁パネル部材間に天井側レール部材を架け渡すことによって内装フレーム体を構築
する。
そして、前記内装フレーム体によって形成されなかった残りの内装を、前記内装フレー
ム体によって位置決めしながら構築していく。
このため、配管工事等が完了していなくとも前記内装フレーム体を構築する作業に取り
掛かることができ、工期の短縮化が図れる。
また、前記内装フレーム体以外の内装部分は、並行作業によって構築することも可能で
あるため、更なる工期の短縮化に繋がる。
さらに、前記内装フレーム体によって位置決めが出来るので、残りの内装部分の構築が
簡単である。
また、請求項2に記載された方法では、前記壁際床パネル部材上に設けた前記床側レー
ル部材上に前記壁パネル部材を配置する。
このため、前記壁パネル部材の取り付けを床側レール部材に沿っておこなうことができ
、壁パネル部材毎に位置決め測定を行なう必要がない。
そして、請求項3に記載された方法では、前記壁際床パネル部材に複数の端部が発生す
る場合に、前記端部間を前記位置決めレール部材によって連結する。
このため、前記壁際床パネル部材を閉じた閉構造とすることができ、前記内装フレーム
体の剛性を高めることができる。
また、請求項4に記載された発明は、内装として立設される前記壁の下端が配置される
位置の前記下地壁面に前記位置決めレール部材を設置し、該位置決めレール部材上に間隔
を置いて前記壁パネル部材を複数配置し、該壁パネル部材間に天井側レール部材を架け渡
すことによって内装フレーム体を構築する。
このため、前記壁パネル部材近傍の配管工事等が完了していなくとも、前記内装フレー
ム体を構築する作業に取り掛かることができ、工期の短縮化が図れる。
また、前記内装フレーム体以外の内装部分は、並行作業によって構築することも可能で
あるため、更なる工期の短縮化に繋がる。
さらに、前記内装フレーム体によって位置決めが出来るので、残りの内装部分の構築が
簡単である。
そして、請求項5に記載された方法では、前記天井パネル部材のうち、前記天井側レー
ル部材に載置する前記壁際天井パネル部材を前記内装フレーム体として配置し、その他の
前記中間天井パネル部材を配置する部分は、前記内装フレーム体を構築した後に形成すれ
ばよい。
このため、前記天井パネル部材を効率的に配置することができる。また、前記壁際天井
パネル部材によって前記内装フレーム体の剛性を高めることができる。
さらに、請求項6に記載された方法では、前記壁際天井パネル部材を前記下地構築物の
下地梁の外形に合わせて成形する。
このため、現場で前記下地梁の寸法を測定して部材を切断加工する必要が無く、現場で
の構築作業を効率よくおこなうことができる。
また、請求項7に記載された方法では、前記壁際床パネル部材の前記平面視形状が、略
ロ字型、略L字型、略ニ字型、略コ字型若しくは略I字型となるように成形する。
このため、前記壁際床パネル部材を部品化することができ、前記下地構築物の内部空間
の形状に合わせた部品の組み合わせによって内装を構築することが容易にできる。
そして、請求項8に記載された方法では、少なくとも一つの前記壁パネル部材の前記平
面視形状を略L字型に成形する。
このため、前記壁パネル部材を自立させることができ、作業中に支える必要がなくなる
ので、最少人員で前記内装フレーム体を構築することができる。
さらに、請求項9に記載された方法では、前記壁パネル部材を前記下地構築物の下地柱
の外形に合わせて成形する。
このため、現場で前記下地柱の寸法を測定して部材を切断加工する必要が無く、現場で
の構築作業を効率よくおこなうことができる。
また、請求項10に記載された方法では、前記壁パネル部材若しくは前記中間壁パネル
部材の少なくとも一つを、開口部を設けた開口壁パネル部材とする。
このため、前記壁パネル部材を設置するだけで、窓や入口などを形成することができる
そして、請求項11に記載された方法では、前記中間壁パネル部材若しくは前記中間床
パネル部材に、決められた一定寸法の規格部材を使用するために、前記壁パネル部材の幅
若しくは前記壁際床パネル部材の幅を調整する。
このため、前記内装フレーム体を構築した後の内装構築作業を標準化することができ、
施工性が向上する。また、部分的に汚れ、劣化、又は破損が生じた場合の交換や、一部の
材質を変えて外観に変化をもたせること等が容易に行なえる。
さらに、請求項12に記載された方法では、前記中間天井パネル部材に、決められた一
定寸法の規格部材を使用するために、前記壁際天井パネル部材の幅を調整する。
このため、前記内装フレーム体を構築した後の内装構築作業を標準化することができ、
施工性が向上する。また、部分的に汚れ、劣化、又は破損が生じた場合の交換や、一部の
材質を変えて外観に変化をもたせること等が容易に行なえる。
また、請求項13に記載された方法では、前記下地構築物の内部空間を複数の領域に分
けて、領域毎に内装を順次または同時に構築する。
このため、様々な形状及び大きさの前記内部空間に容易に内装を構築することができる
。また、個別の前記壁際床パネル部材の大きさ又は形状に限定されること無く、大きな内
装空間を形成することもできる。
そして、請求項14記載された発明は、前記壁際床パネル部材と前記壁パネル部材と前
記天井側レール部材とによって内装フレーム体ユニットを製作し、該内装フレーム体ユニ
ットを前記室内空間に複数並べることによって内装を構築する。
このため、現地での作業を削減できるので、短期間で内装を構築することができる。
以下、本発明の最良の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、前記従来例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付して説明する。
図1乃至図3は、本実施の形態の内装構築方法によって形成される内装部の構成を示し
たものである。
まず、構成から説明すると、このような本実施の形態では、構造物としての建物50が
、主にコンクリートで構築される躯体床5a、躯体壁5b及び躯体天井5cによって躯体
5として形成され、この下地構築物としての躯体5は内部空間として室内空間4を有する
この室内空間4内には、内装部の枠体となる内装フレーム体35と、その内装フレーム
体35によって内装が形成されなかった部分に取り付ける中間壁パネル部材11,・・・
、中間床パネル部材13,・・・、及び中間天井パネル部材12,・・・とによって前記
内装部が形成される。
さらに、前記内装フレーム体35は、躯体床5a上に先行して配置される壁際床パネル
部材6と、該壁際床パネル部材6の外周縁上に固定される床側レール部材9,・・・と、
該床側レール部材9,・・・上に間隔を置いて複数配置される壁パネル部材としてのコー
ナー部壁パネル部材7,・・・と、該コーナー部壁パネル部材7,7間に架け渡される天
井側レール部材10,・・・と、該天井側レール部材10,・・・に載置される壁際天井
パネル部材8と、によって形成される。
そして、前記壁際床パネル部材6は、後工程で前記コーナー部壁パネル部材7,・・・
が配置される予定位置近傍の躯体床5a上にのみ設けられる。
例えば、前記壁際床パネル部材6は、複数の矩形のパネル部材6a,・・・を組み合わ
せて、配置された平面視が略ロ字型になるように形成される。ここで、その外形は平面視
四角形の室内空間4の内形に合った大きさに形成されており、内部には平面視四角形の開
口部が形成されている。
この開口部が後述する中間床パネル部材13の整数倍の大きさとなるように、前記パネ
ル部材6aの幅を決定する。
また、前記壁際床パネル部材6は、木材の小片を加熱成形した集成材若しくは積層材等
のエンジニアリングウッド、又はパーチクルボードなどを使用して形成されている。
そして、前記壁際床パネル部材6は、図3に示すように、高さ調節手段を有する支持脚
部材14,・・・上に、長尺角材からなる際根太15,15を介して載置される。
また、前記床側レール部材9,・・・は、断面が略U字型の長尺部材として、アルミ合
金、亜鉛メッキ鋼板等の金属製材料を加工して製作される。
そして、前記壁際床パネル部材6の外周縁を形成する四辺には、前記床側レール部材9
,9,9,9がそれぞれ配置される。
この前記床側レール部材9,・・・は、図3に示すように、固定ネジ16を介して前記
壁際床パネル部材6に固定される。
さらに、本実施の形態のコーナー部壁パネル部材7は、前記床側レール部材9,・・・
上に間隔を置いて複数配置され、内装としての壁を形成する。
例えば、室内空間4の四隅に、それぞれ平面視略L字型のコーナー部壁パネル部材7,
7,7,7が配置される。
このコーナー部壁パネル部材7は、同一面上にない2枚の矩形のパネル部材7a,7b
が一体に連設されることにより、自立する二面を有する部材に形成される(図1参照)。
このパネル部材7a,7bの幅は、前記コーナー部壁パネル部材7,7間の間隔が、そ
の間に配置される後述する中間壁パネル部材11の整数倍となるように決定する。
また、前記コーナー部壁パネル部材7は、例えば表面が合板、石膏ボード、木材の小片
を加熱成形した集成材若しくは積層材等のエンジニアリングウッド、又はパーチクルボー
ド等の板材で形成され、背面には補強のための桟木が上下方向に延設される。さらに、複
数配置する前記コーナー部壁パネル部材7,・・・の高さはすべて同じ高さに形成する。
そして、前記コーナー部壁パネル部材7,7間には、それらの上端面で位置決めされた
天井側レール部材10が架け渡される。この天井側レール部材10は、断面が略逆U字型
の長尺部材として、アルミ合金、亜鉛メッキ鋼板等の金属製材料を加工して製作される。
さらに、前記天井側レール部材10上には、前記壁際天井パネル部材8が配置される。
例えば、前記壁際天井パネル部材8は、複数の矩形のパネル部材8b,・・・を組み合わ
せて、配置された平面視が略ロ字型に形成される。ここで、その外形は前記天井側レール
部材10,10,10,10によって形成された平面視四角形の形状に合わせて形成され
ており、内部には平面視四角形の開口部が形成されている。
この開口部が後述する中間天井パネル部材12の整数倍の大きさとなるように、前記パ
ネル部材8bの幅を決定する。
この壁際天井パネル部材8は、例えば天井面を形成する部分が合板、石膏ボード、木材
の小片を加熱成形した集成材若しくは積層材等のエンジニアリングウッド、又はパーチク
ルボード等の板材で形成され、外周縁には木材などからなる縁部材8aが配設される(図
3参照)。
以上の構成によって、本実施の形態の内装フレーム体35は形成される。以下に、前記
内装フレーム体35によって形成されなかった内装部を構成する部材について、図2及び
図3に基づいて説明する。
本実施の形態の中間壁パネル部材11は、高さ及び幅を規定の寸法に合わせて矩形に成
形されている。この中間壁パネル部材11は、表面が合板や石膏ボード等の板材で形成さ
れ、背面には補強のための桟木11bが上下方向に延設されている(図3参照)。
また、中間天井パネル部材12は、長さ及び幅を規定の寸法に合わせて矩形に成形され
ている。この中間壁パネル部材12は、表面が合板や石膏ボード等の板材で形成されてい
る(図2参照)。
そして、前記中間天井パネル部材12の長手方向の両端部には、図2及び図3に示すよ
うに、前記壁際天井パネル部材8に係止させる係止部12a,12aが設けられている。
この係止部12aは、例えば前記中間天井パネル部材12の上端面に、長手方向の両端
部から外側に突出するように形成される。
さらに、本実施の形態の中間床パネル部材13は、長さ及び幅を規定の寸法に合わせて
平面視正方形に成形されている。この中間床パネル部材13は、木材の小片を加熱成形し
た集成材若しくは積層材等のエンジニアリングウッド、又はパーチクルボードなどを使用
して形成されている。
そして、前記中間床パネル部材13は、図3に示すように、高さ調節手段を有する支持
脚部材14,・・・上に、平面視正方形の受台17,17を介して載置される。
次に、本実施の形態の内装構築方法及びその作用について説明する。
図4に内装構築方法の施工手順の概略を示す。
まず、図4(a)に示した壁際床パネル部材6の設置作業について、図3を参照しなが
ら説明する。
内装部を構築する躯体床5a上には、躯体壁5bに沿って図3の紙面奥行き方向に間隔
を置いて複数の支持脚部材14,・・・を二列に配置する。この支持脚部材14,・・・
は、その上に載置する壁際床パネル部材6が水平になるように前記高さ調節手段によって
高さを調節する。
そして、支持脚部材14,・・・上に、図3の紙面奥行き方向に向けて際根太15,1
5を架け渡す。さらに、二列の際根太15,15間に架け渡すように前記壁際床パネル部
材6を載置する。
この壁際床パネル部材6より上方の躯体壁5bの下縁及び上縁付近には、躯体壁5bに
沿って水平方向(図3の紙面奥行き方向)に胴縁18,19を取り付ける。
そして、この下側の胴縁18の側面に前記床側レール部材9の側面を当接して配置し、
固定ネジ16によって前記壁際床パネル部材6に固定する。
次に、図4(b)のコーナー部壁パネル部材7,・・・の立設作業について説明する。
前記コーナー部壁パネル部材7,7,7,7は、壁際パネル部材6の四隅に配置する。
このコーナー部壁パネル部材7,・・・は、配置されたときの平面視が略L字型のため、
床側レール部材9,・・・上に載置するだけで自立させることができる。
そして、前記コーナー部壁パネル部材7,・・・の位置決めとして、垂直に立設されて
いるかどうかを確認し、傾いているときは調節する。その後、前記床側レール部材9に前
記コーナー部壁パネル部材7,・・・を固定する。
垂直に立設された前記コーナー部壁パネル部材7,・・・の上端面は、水平に形成され
ているので、この上端面で位置決めをして前記天井側レール部材10,10,10,10
を架け渡すと、水平に設置される。この天井側レール部材10,・・・の両端部は、コー
ナー部壁パネル部材7,・・・の上端に固定する。
次に、図4(c)の壁際天井パネル部材8の設置作業について説明する。
壁際天井パネル部材8は、水平に架設された天井側レール部材10,・・・上に外周縁
が載置されるようにして設置する。そして、図3に示すように固定ネジ16によって天井
側レール部材10と壁際天井パネル部材8を接合する。
以上の作業によって、内装フレーム体35が構築される。
最後に、図4(d)の前記内装フレーム体35によって形成されなかった内装部の構築
作業について説明する。
前記内装フレーム体35は、床部、壁部、及び天井部の中央部がすべて開口された状態
となっている。この開口部に、それぞれ中間壁パネル部材11,・・・、中間天井パネル
部材12,・・・、及び中間床パネル部材13,・・・を設置する作業は、順次または同
時におこなうことができる。
まず、前記中間壁パネル部材11,・・・の設置作業について説明する。この中間壁パ
ネル部材11,・・・は、すべて規定の高さに形成されており、前記天井側レール部材1
0と前記床側レール部材9との間に容易に取り付けることができる。
また、前記コーナー部壁パネル部材7,7の側端面間の距離が、前記中間壁パネル部材
11の規定の幅の整数倍でない場合は、最後に設置する中間壁パネル部材11の幅を、余
った隙間の幅に合わせて切断して調整する。
そして、前記中間壁パネル部材11,・・・を、天井側レール部材10及び床側レール
部材9に固定ネジ16,・・・によって固定する(図3参照)。
次に、前記中間天井パネル部材12,・・・の設置作業について説明する。この中間天
井パネル部材12,・・・は、両端に設けた前記係止部12a,12aを、前記壁際天井
パネル部材8の内側縁に係止して設置する(図2,3参照)。
この中間天井パネル部材12は、前記壁際天井パネル部材8の開口部の大きさに合わせ
た規定の長さに形成されているので、開口部に嵌めこむだけで設置することができる。
次に、前記中間床パネル部材13の設置作業について、図2及び図3を参照しながら説
明する。
前記中間床パネル部材13は、躯体床5a上に間隔を置いて設置した前記支持脚部材1
4,・・・上に、前記受台17,・・・を介して載置する。ここで、前記支持脚部材14
,・・・は、中間床パネル部材13によって形成される床面が水平になるように高さ調節
をし、受台17は中間床パネル部材13の角部が配置されるように設置する。
以上に示したように、本実施の形態によれば、前記内装フレーム体35を構築する際に
は、躯体床5a上の中央部は開口されているので、配管工事等が完了していなくとも構築
作業に取り掛かることができ、工期の短縮化が図れる。
また、内装工事に使用する資材を躯体床5a上に載置したままで作業を進めることがで
きるので、資材の移動作業などによって工数が増加することがない。特に、工事初期段階
では、多くの資材が躯体床5a上に仮置きされているので、移動作業を省くことができる
効果は大きい。
そして、前記内装フレーム体35によって形成されなかった内装部(すなわち、前記中
間壁パネル部材11、前記中間天井パネル部材12、及び前記中間床パネル部材13を設
置する部分)は、並行作業によって構築することも可能であるため、更なる工期の短縮化
に繋がる。
さらに、これらの中間壁パネル部材11、中間天井パネル部材12、及び中間床パネル
部材13を設置する際には、自立した内装フレーム体35によって位置決めが出来るので
構築が簡単である。
また、これらの中間壁パネル部材11、中間天井パネル部材12、及び中間床パネル部
材13の材質を、適宜、変更することによって、容易に内装表面の外観を変更することが
できる。そして、これらの中間に配置する部材を取り替えるだけで、容易に内装の模様替
えをすることもできる。
さらに、前記中間壁パネル部材11、前記中間天井パネル部材12、及び前記中間床パ
ネル部材13は、直接、躯体5に取り付けないため、材質の選択肢が多くなり、様々な材
質の内装を形成することができる。例えば、内照式の光壁や光天井を容易に形成すること
ができる。また、強度の高い部材を使用することで手摺などを取り付けることもできる。
また、前記壁際床パネル部材6上に取り付けた床側レール部材9に沿って前記コーナー
部壁パネル部材7を設置すればよいので、平面位置を確認しなくとも垂直精度を確保する
だけでよく、前記コーナー部壁パネル部材7及び前記中間壁パネル部材11を設置する毎
に、下げ振りやレーザー墨出器等を使用して位置決め測定を行なう必要がなくなる。
そして、前記壁際天井パネル部材8を先行して配置することによって、前記内装フレー
ム体35の剛性を高めることができる。また、前記中間天井パネル部材12の施工時期の
制約は少なくなるので、施工効率が向上する。
さらに、前記コーナー部壁パネル部材7は自立させることができるので、作業中に支え
る必要がなくなり、最少人員として例えば一人でも前記内装フレーム体35及びその他の
内装部を構築することができる。
また、前記中間壁パネル部材11、前記中間天井パネル部材12、及び前記中間床パネ
ル部材13に、決められた一定寸法の規格部材を使用することができるので、前記内装フ
レーム体35を構築した後の内装構築作業を標準化することができ、施工性が向上する。
特に、前記天井側レール部材10と前記床側レール部材9の間隔が一定で、規定の高さ
の前記中間壁パネル部材11を使用するため、前記中間壁パネル部材11を前記天井側レ
ール部材10に沿ってスライドして配置でき、取り付けが簡単である。
そして、部分的に汚れ、劣化、又は破損が生じた場合に、その部分だけ規格部材で容易
に交換することができる。また、一部の材質を変えて外観に変化をもたせることも容易に
行なえる。
さらに、部材の標準化によって、設計図書の標準化、部材の製造コストの削減、見積も
り精度の向上を図ることができる。
以下、前記した実施の形態の実施例1について説明する。なお、前記実施の形態で説明
した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
実施例1では、図5に示すように、躯体5の躯体柱5dが室内空間4側に突出して出隅
部を形成している場合について説明する。
この実施例1では、前記躯体柱5dの内側面側には、その躯体柱5dの二側面の外形に
合わせて成形した柱部壁パネル部材21を設置する。
さらに、この実施例1では、前記平面視略ロ字型の壁際床パネル部材6から前記躯体柱
5d部分を切り欠いた壁際床パネル部材61を使用する。なお、図5では、前記壁際床パ
ネル部材61を構成するパネル部材6aの境界線は省略されている。
そして、前記壁際床パネル部材61と、その前記壁際床パネル部材61の外周縁に沿っ
て配置する前記床側レール部材9,・・・と、三隅に配置する前記コーナー部壁パネル部
材7,7,7と、前記躯体柱5dの内側面側に配置する柱部壁パネル部材21と、前記コ
ーナー部壁パネル部材7,7間及び前記コーナー部壁パネル部材7と前記柱部壁パネル部
材21間とを連結する天井側レール部材10,10,10,10と、によって内装フレー
ム体36を構築する。
また、この実施例1では、前記実施の形態で使用した前記壁際天井パネル部材8を使用
せずに内装フレーム体36を構築しているので、前記中間天井パネル部材12と同様の施
工要領で、天井パネル部材20を前記天井側レール部材10,10間に架け渡して設置す
る。
このように、予め躯体柱5dの外形に合わせて前記柱部壁パネル部材21及び前記壁際
床パネル部材61を成形しておけば、現場で前記躯体柱5dの寸法を測定して部材を切断
加工する必要が無く、現場での構築作業を効率よくおこなうことができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省
略する。
以下、前記した実施の形態の実施例2について説明する。なお、前記実施の形態で説明
した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
実施例2では、図6に示すように、躯体5の躯体梁5eが室内空間4側に突出している
場合について説明する。
この実施例2では、前記躯体梁5eの内側面側には、その躯体梁5eの外形に合わせて
成形した梁部天井パネル部材23を設置する。
この梁部天井パネル部材23は、壁際に沿って平面視略コ字型に形成される部分と、躯
体梁5eの側面及び底面に沿って立断面略L字型に形成される部分とを有する。各部分は
、複数の矩形のパネル部材(図6において境界線は省略)を組み合わせて形成する。
さらに、この実施例2では、平面視略L字型のコーナー部壁パネル部材7から前記躯体
梁5e部分を切り欠いた梁部壁パネル部材22を使用する。
そして、前記壁際床パネル部材6と、その壁際床パネル部材6の外周縁に沿って配置す
る前記床側レール部材9,・・・と、二隅に配置する前記コーナー部壁パネル部材7,7
と、前記躯体梁5eの両端下方に配置する梁部壁パネル部材22,22と、前記コーナー
部壁パネル部材7,7間、前記コーナー部壁パネル部材7と前記梁部壁パネル部材22間
、及び前記梁部壁パネル部材22,22間とを連結する天井側レール部材10,10,1
0,10と、前記梁部天井パネル部材23と、によって内装フレーム体37を構築する。
このように、予め躯体梁5eの外形に合わせて前記梁部天井パネル部材23及び前記梁
部壁パネル部材22を成形しておけば、現場で前記躯体梁5eの寸法を測定して部材を切
断加工する必要が無く、現場での構築作業を効率よくおこなうことができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省
略する。
以下、前記した実施の形態の実施例3について説明する。なお、前記実施の形態で説明
した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
前記実施の形態では、前記コーナー部壁パネル部材7,7間に配置する部材を、すべて
同じ前記中間壁パネル部材11,・・・としたが、この実施例3では開口部を設けた開口
壁パネル部材を使用する例について説明する。
図7には、開口壁パネル部材として窓付き壁パネル部材24と、入口付き壁パネル部材
25とを示した。
この窓付き壁パネル部材24は、所望する窓の大きさよりも幅の広いパネル部材の中央
部付近に、所定の大きさの開口部を窓枠として形成するものである。
また、前記入口付き壁パネル部材25は、所望する入口の大きさよりも幅の広いパネル
部材の下端部が開口されるように、門形にパネル部材を形成するものである。
これらの窓付き壁パネル部材24及び入口付き壁パネル部材25は、前記した中間壁パ
ネル部材11の設置作業の際に、所定の位置に配置されるようにして取り付ければよい。
このため、窓付き壁パネル部材24や入口付き壁パネル部材25を設置するだけで、窓
枠や入口などを設けることができる。この窓枠や入口には、ガラス、サッシ又は扉などを
取り付けることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省
略する。
以下、前記した実施の形態の実施例4について説明する。なお、前記実施の形態で説明
した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
実施例4では、図8に示すように、平面視略L字型の壁際床パネル部材39を使用し、
その壁際床パネル部材39の端部間をL字型に配置した位置決めレール部材45,45に
よって連結する。
この実施例4では、前記壁際床パネル部材39上に載置しない位置決めレール部材45
,45は、躯体壁5b内側面に水平に固定する。
この位置決めレール部材45,・・・は、断面が略U字型の長尺部材として、アルミ合
金、亜鉛メッキ鋼板等の金属製材料などを加工して製作される。また、前記位置決めレー
ル部材45上には、前記コーナー部壁パネル部材7及び前記天井側レール部材10などが
載置されるため、これらの上載荷重を支持できる構成及び前記躯体壁5bへの固定手段を
選択する。
そして、その位置決めレール部材45,45を固定した躯体壁5bと対面する側の躯体
壁5b近傍の躯体床5a上には、支持脚部材14,・・・及び際根太15,・・・を介し
て前記壁際床パネル部材39を載置する。なお、図8では境界線を省略しているが、前記
壁際床パネル部材39は複数のパネル部材を組み合わせて形成されている。
さらに、前記壁際床パネル部材39の平面視略L字型の外周縁上には床側レール部材9
,9を固定する。
そして、前記位置決めレール部材45,45及び床側レール部材9,9上に、間隔を置
いて前記コーナー部壁パネル部材7,7と、矩形の平板壁パネル部材40,40とを載置
する。
さらに、前記コーナー部壁パネル部材7,7間、前記平板壁パネル部材40と前記コー
ナー部壁パネル部材7の間に、天井側レール部材10を架け渡す。また、前記平板壁パネ
ル部材40,40間を天井側レール部材10で連結する。
そして、前記壁際床パネル部材39と対面する前記天井側レール部材10,10上に、
平面視略L字型の前記壁際天井パネル部材41を固定して、内装フレーム体38を完成さ
せる。なお、図8では境界線を省略しているが、前記壁際天井パネル部材41は複数のパ
ネル部材を組み合わせて形成されている。
このように、閉構造となっていない前記壁際床パネル部材39と前記壁際天井パネル部
材41の端部間を、位置決めレール部材45,45と天井側レール部材10,10によっ
て連結するため、前記内装フレーム体38の剛性を高めることができる。
また、前記した躯体壁5bに固定する位置決めレール部材45の近傍には、前記内装フ
レーム体38の構築の際には内装床が形成されないため、配管工事等が完了していなくと
も作業を進めることができ、工期の短縮化が図れる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省
略する。
以下、前記した実施の形態の実施例5について説明する。なお、前記実施の形態で説明
した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
実施例5では、略六面体状の様々な形状をした内装フレーム体ユニット26,27,2
8,29,30を組み合わせて内装部を構築する例について説明する。
基本ユニットとなる内装フレーム体ユニット26,27,28,29,30の一覧表を
図9に示す。
内装フレーム体ユニット26は、平面視略ロ字型の壁際床パネル部材26aと壁際天井
パネル部材26cを組み合わせて形成したユニットである。そして、コーナー部壁パネル
部材26bとして、平面視略L字型の部材を1枚、平板状の部材を3枚使用したユニット
を内装フレーム体ユニット26Aとし、平面視略L字型の部材が一枚ずつ増える毎(平板
状の部材が一枚ずつ減る毎)に、内装フレーム体ユニット26B、26C、26Dとした
また、内装フレーム体ユニット27は、平面視略コ字型の壁際床パネル部材27aと壁
際天井パネル部材27cとを組み合わせて形成したユニットである。そして、前記壁際床
パネル部材27aと前記壁際天井パネル部材27cの端部間は、前記位置決めレール部材
45と前記天井側レール部材10とによって連結される。
なお、コーナー部壁パネル部材27bとして使用する平面視略L字型の部材の枚数によ
って、内装フレーム体ユニット27A、27B、27C、27Dとしたのは前記内装フレ
ーム体ユニット26と同様である。
そして、内装フレーム体ユニット28は、平面視略L字型の壁際床パネル部材28aと
壁際天井パネル部材28cとを組み合わせて形成したユニットである。そして、前記壁際
床パネル部材28aと前記壁際天井パネル部材28cの端部間は、平面視略L字型に配置
した前記位置決めレール部材45と前記天井側レール部材10とによって連結される。
なお、コーナー部壁パネル部材28bとして使用する平面視略L字型の部材の枚数によ
って、内装フレーム体ユニット28A、28B、28C、28Dとしたのは前記内装フレ
ーム体ユニット26と同様である。
さらに、内装フレーム体ユニット29は、平面視略I字型のパネル部材が間隔を置いて
平行に並べられて形成された、平面視略ニ字型の壁際床パネル部材29aと壁際天井パネ
ル部材29cとを組み合わせて形成したユニットである。そして、前記壁際床パネル部材
29aと前記壁際天井パネル部材29cの端部間は、平面視略ニ字型に配置した前記位置
決めレール部材45と前記天井側レール部材10とによって連結される。
なお、コーナー部壁パネル部材29bとして使用する平面視略L字型の部材の枚数によ
って、内装フレーム体ユニット29A、29B、29C、29Dとしたのは前記内装フレ
ーム体ユニット26と同様である。
最下行の内装フレーム体ユニット30は、平面視略I字型の壁際床パネル部材30aと
壁際天井パネル部材30cとを組み合わせて形成したユニットである。そして、前記壁際
床パネル部材30aと前記壁際天井パネル部材30cの端部間は、平面視略ニ字型に配置
した前記位置決めレール部材45と前記天井側レール部材10とによって連結される。
なお、コーナー部壁パネル部材30bとして使用する平面視略L字型の部材の枚数によ
って、内装フレーム体ユニット30A、30B、30C、30Dとしたのは前記内装フレ
ーム体ユニット26と同様である。
次に、平面視長方形の室内空間4に、複数の内装フレーム体ユニット26,27,28
,29,30を並べた斜視図を、図10に示す。
この実施例5では、室内空間4を6区画の領域に分け、それぞれの領域に内装フレーム
体ユニット28B,30A,28A,26A,29A,27Aを配置する。
そして、それぞれの内装フレーム体ユニット28B,30A,28A,26A,29A
,27Aに、前記中間壁パネル部材11,・・・、前記中間天井パネル部材12,・・・
及び前記中間床パネル部材13,・・・を配置して内装部を構築する。
このように、ユニット化した内装フレーム体ユニット26,27,28,29,30を
並べるだけで、様々な大きさ及び形状の室内空間4に内装を容易に構築することができる
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省
略する。
以下、前記した実施の形態の実施例6について説明する。なお、前記実施の形態で説明
した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
実施例6では、少なくとも一方向側面が開放された様々な形状をした内装フレーム体ユ
ニットとしての内装フレーム体パーツ31,32,33,34を組み合わせて内装部を構
築する例について説明する。
基本パーツとなる内装フレーム体パーツ31,32,33,34の一覧表を図11に示
す。
内装フレーム体パーツ31は、平面視略コ字型の壁際床パネル部材31aと壁際天井パ
ネル部材31cとを組み合わせて形成した、内装部の一部を構成する部品である。
そして、コーナー部壁パネル部材31bとして、平面視略L字型の部材を1枚、平板状
の部材を3枚使用したパーツを内装フレーム体パーツ31Aとし、平面視略L字型の部材
が一枚ずつ増える毎(平板状の部材が一枚ずつ減る毎)に、内装フレーム体パーツ31B
、31C、31Dとした。
また、内装フレーム体パーツ32は、平面視略L字型の壁際床パネル部材32aと壁際
天井パネル部材32cとを組み合わせて形成したパーツである。
なお、コーナー部壁パネル部材32bとして使用する平面視略L字型の部材の枚数によ
って、内装フレーム体パーツ32A、32B、32Cとしたのは前記内装フレーム体パー
ツ31と同様である。
さらに、内装フレーム体パーツ33は、平面視略I字型のパネル部材が間隔を置いて平
行に並べられて形成された、平面視略ニ字型の壁際床パネル部材33aと壁際天井パネル
部材33cとを組み合わせて形成したパーツである。
そして、前記壁際床パネル部材33aと前記壁際天井パネル部材33cの一方の端部間
が前記位置決めレール部材45と前記天井側レール部材10とによって連結される。
なお、コーナー部壁パネル部材33bとして使用する平面視略L字型の部材の枚数によ
って、内装フレーム体パーツ33A、33Bとしたのは前記内装フレーム体パーツ31と
同様である。
最下行の内装フレーム体パーツ34(34A)は、平面視略I字型の壁際床パネル部材
34aと壁際天井パネル部材34cとを組み合わせて形成したパーツである。
次に、前記した内装フレーム体パーツ31,32,33,34を組み合わせて、比較的
大きな内装部が間仕切り壁を設けることなく構築された斜視図を図12に示す。
図12には、3つの室内空間4A,4B,4Cに構築した3つの内装フレーム体42,
43,44が示されている。ここで、各室内空間4A,4B,4Cは躯体壁5b,5bに
よって仕切られている。
室内空間4Aに構築する内装フレーム体42は、前記内装フレーム体パーツ34A,3
2A,32A,34Aを端部が繋がるように並べて、当接部を接合することによって構築
する。
また、室内空間4Bに構築する内装フレーム体43も、前記内装フレーム体パーツ34
A,32A,32A,34Aを端部が繋がるように並べて、当接部を接合することによっ
て構築する。
さらに、室内空間4Cに構築する内装フレーム体44は、前記内装フレーム体パーツ3
1A,31Bをコ字が向き合うように並べて、当接部を接合することによって構築する。
そして、それぞれの内装フレーム体42,43,44に、前記中間壁パネル部材11,
・・・、前記中間天井パネル部材12,・・・及び前記中間床パネル部材13,・・・を
配置して内装部を構築する。
このため、個別の前記内装フレーム体パーツ31,32,33,34の大きさ又は形状
に限定されること無く、室内空間4の形状に合わせた大きな内装部を形成することができ
る。
また、内装枠部分を部品化することができ、室内空間4の形状に合わせた部品の組み合
わせによって内装部を容易に構築することができる。
さらに、部品化することで現地での作業を削減できるので、短期間で内装部を構築する
ことができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省
略する。
以上、図面を参照して、本発明の最良の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は
、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含
まれる。
例えば、前記実施の形態及び実施例では、下地構築物として主にコンクリートによって
構築した躯体5を例に説明したが、リフォーム前の内装材を下地構築物とすることもでき
る。
また、前記した実施の形態及び実施例では、床側レール部材9又は位置決めレール部材
45として断面略U字型の溝を有する部材を使用したが、このような形状に限定されるも
のではなく、前記壁パネル部材7,40を固定または載置できるものであれば、例えば長
尺状の角材であってもよい。
そして、図8に示したように壁パネル部材として使用する前記した矩形の平板壁パネル
部材40は、内装フレーム体38の隅部に配置しなくともよい。例えば、隅部よりも隣の
隅部に配置したコーナー部壁パネル部材7側に寄った位置に配置し、前記位置決めレール
部材45,45及び前記天井側レール部材10,10の交差部が露出するようにしてもよ
い。
さらに、実施例4では、前記室内空間4の平面視四角形の二辺の前記位置決めレール部
材45,45を前記躯体壁5bに固定し、残りの二辺の前記床側レール部材9,9を前記
壁際床パネル部材39上に載置したが、前記壁際床パネル部材39を使用せずに、四辺の
すべてを前記躯体壁5bに固定される位置決めレール部材45,45,45,45にして
内装フレーム体を形成することができる。
また、前記コーナー部壁パネル部材7と前記壁際床パネル部材6を、前記床側レール部
材9を介することなく、直接、接合することもできる。
そして、前記した実施の形態において使用した壁際天井パネル部材8を使用せずに内装
フレーム体を形成し、実施例1で示した前記天井パネル部材20を直接、前記天井側レー
ル部材10に載置して支持させてもよい。
さらに、実施例5及び実施例6では、予め組み立てられた前記内装フレーム体ユニット
26,27,28,29,30や前記内装フレーム体パーツ31,32,33,34を使
用した実施例について説明したが、これらのユニットやパーツは設置箇所で組み立てて使
用することもできる。
また、前記壁際床パネル部材6、前記床側レール部材9、前記位置決めレール部材45
、前記コーナー部壁パネル部材7、前記天井側レール部材10、前記壁際天井パネル部材
8、及び前記中間パネル部材11間の固定手段は、固定ネジ16に限定されるものではな
く、ピンや接着剤などであってもよい。さらに、前記中間パネル部材11を、前記床側レ
ール部材9若しくは位置決めレール部材45と前記天井側レール部材10の間に嵌め込む
だけで固定できる場合は、別段、固定手段を使用しなくともよい。
本発明の最良の実施の形態の内装構築方法によって形成する内装フレーム体を示した斜視図である。 本発明の最良の実施の形態の内装構築方法によって構築した内装部を示した一部切断斜視図である。 図2のA−A線に沿った位置に相当する部分で躯体等を加えた断面図である。 本発明の最良の実施の形態の内装構築方法の施工手順を示した斜視図である。 実施例1の躯体柱が突出した室内空間に形成した内装フレーム体の斜視図である。 実施例2の躯体梁が突出した室内空間に形成した内装フレーム体の斜視図である。 実施例3の開口壁パネル部材を使用した内装部の斜視図である。 実施例4の壁際床パネル部材及び壁際天井パネル部材の端部間を連結した内装フレーム体の斜視図である。 実施例5の内装フレーム体ユニットの一覧表を示した説明図である。 実施例5の内装フレーム体ユニットを組み合わせて形成した内装部の斜視図である。 実施例6の内装フレーム体パーツの一覧表を示した説明図である。 実施例6の内装フレーム体パーツを組み合わせて形成した内装部の斜視図である。 従来例のパネル部材を使用して構築する内装部の展開斜視図である。
符号の説明
4 室内空間(下地構築物の内部)
5 躯体(下地構築物)
6 壁際床パネル部材(略ロ字型)
7 コーナー部壁パネル部材(壁パネル部材)
8 壁際天井パネル部材(天井パネル部材)
9 床側レール部材
10 天井側レール部材
11 中間壁パネル部材
12 中間天井パネル部材(天井パネル部材)
13 中間床パネル部材
20 天井パネル部材
21 柱部壁パネル部材(壁パネル部材)
23 梁部天井パネル部材(壁際天井パネル部材)
24 窓付き壁パネル部材(開口壁パネル部材)
25 入口付き壁パネル部材(開口壁パネル部材)
26,27,28,29,30 内装フレーム体ユニット
31,32,33,34 内装フレーム体パーツ
35,36,37,38 内装フレーム体
39 壁際床パネル部材(略L字型)
45 位置決めレール部材

Claims (14)

  1. 下地構築物の内部に内装として床、壁、及び天井を設ける内装構築方法であって、
    前記壁が立設される近傍の前記下地構築物の下地床に壁際床パネル部材を設置し、
    該壁際床パネル部材上に間隔を置いて所定の高さの壁パネル部材を複数配置し、
    該壁パネル部材の上端面で位置決めをして前記壁パネル部材間に天井側レール部材を架け渡すことによって、下地床の中央部が開口された内装フレーム体を構築し、
    該内装フレーム体によって形成されなかった前記内装を、前記床を形成する中間床パネル部材と、前記天井側レール部材に沿って前記壁パネル部材間に配置する中間壁パネル部材と、前記天井側レール部材により支持される天井パネル部材とによって構築するとともに、
    前記壁パネル部材の幅を、前記中間壁パネル部材として決められた一定寸法の規格部材のみが使用されるように決定することを特徴とする内装構築方法。
  2. 前記壁際床パネル部材上に床側レール部材を設け、該床側レール部材上に前記壁パネル部材を配置することを特徴とする請求項1に記載の内装構築方法。
  3. 前記壁際床パネル部材に複数の端部が発生する場合に、前記下地構築物の下地壁面に固定される位置決めレール部材によって前記端部間を連結することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の内装構築方法。
  4. 下地構築物の内部に内装として床、壁、及び天井を設ける内装構築方法であって、
    前記壁が立設される前記下地構築物の下地壁面に位置決めレール部材を固定し、
    該位置決めレール部材上に間隔を置いて所定の高さの壁パネル部材を複数配置し、
    該壁パネル部材の上端面で位置決めをして前記壁パネル部材間に天井側レール部材を架け渡すことによって、下地床の中央部が開口された内装フレーム体を構築し、
    該内装フレーム体によって形成されなかった前記内装を、前記床を形成する床パネル部材と、前記天井側レール部材に沿って前記壁パネル部材間に配置する中間壁パネル部材と、前記天井側レール部材により支持される天井パネル部材とによって構築するとともに、
    前記壁パネル部材の幅を、前記中間壁パネル部材として決められた一定寸法の規格部材のみが使用されるように決定することを特徴とする内装構築方法。
  5. 前記天井パネル部材は、前記天井側レール部材に載置して前記内装フレーム体を形成する壁際天井パネル部材と、該壁際天井パネル部材を介して前記天井側レール部材により支持される中間天井パネル部材とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の内装構築方法。
  6. 前記壁際天井パネル部材は、前記下地構築物の下地梁の外形に合わせて成形したことを特徴とする請求項5に記載の内装構築方法。
  7. 前記壁際床パネル部材の配置された平面視形状が、略ロ字型、略L字型、略ニ字型、略コ字型若しくは略I字型であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の内装構築方法。
  8. 複数配置する前記壁パネル部材の少なくとも一つの配置された平面視形状が、略L字型であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の内装構築方法。
  9. 複数配置する前記壁パネル部材の少なくとも一つを、前記下地構築物の下地柱の外形に合わせて成形したことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の内装構築方法。
  10. 前記壁パネル部材若しくは前記中間壁パネル部材の少なくとも一つが、開口部を設けた開口壁パネル部材であることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の内装構築方法。
  11. 記中間床パネル部材には、決められた一定寸法の規格部材のみが使用されるように、前記壁際床パネル部材の幅を決定することを特徴とする請求項1乃至請求項3又は請求項7のいずれかに記載の内装構築方法。
  12. 前記中間天井パネル部材には、決められた一定寸法の規格部材のみが使用されるように、前記壁際天井パネル部材の幅を決定することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の内装構築方法。
  13. 前記下地構築物の内部を複数の領域に分け、それぞれの領域毎に請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の内装構築方法を、順次または同時に実施することを特徴とする内装構築方法。
  14. 前記壁際床パネル部材と、前記壁パネル部材と、前記天井側レール部材とによって内装フレーム体ユニットを製作し、前記下地構築物の内部に複数の前記内装フレーム体ユニットを並設しておこなうことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の内装構築方法によって構築された内装ユニット構造。
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