JP4639841B2 - 粒状物体の検査方法及びそれを用いる検査装置 - Google Patents
粒状物体の検査方法及びそれを用いる検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4639841B2 JP4639841B2 JP2005048033A JP2005048033A JP4639841B2 JP 4639841 B2 JP4639841 B2 JP 4639841B2 JP 2005048033 A JP2005048033 A JP 2005048033A JP 2005048033 A JP2005048033 A JP 2005048033A JP 4639841 B2 JP4639841 B2 JP 4639841B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- area
- reference points
- point
- reference point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
以下に本発明に係る粒状物体の検査方法を用いた検査装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は検査装置の概略構成図であり、検査台6に搬送されてきた検査対象である薬剤のような粒状物体10a,10bを、検査台6の上方に設置されたCCDカメラのような撮像装置1を用いて撮像し、この撮像装置1で撮像された画像信号の濃淡情報に関する信号値が図示しない二値化処理部によって適宜の閾値で二値化されて二値画像が生成された後、この二値画像の画像データを画像記憶部2に記憶させている。画像処理部3では、画像記憶部2に記憶された二値画像を画像処理することで個々の粒状物体に対応する物体領域に分離し、検査判定部4が物体領域の数を計数することで粒状物体の個数を求めている。なお撮像装置1で撮像された画像信号を二値化せず、A/D変換により多値化することで濃淡画像を生成して画像記憶部2に記憶させても良く、濃淡画像を用いる場合は微分処理などを適用することが可能になるから、判定精度を向上させることが可能である。
したがって、画像処理部3では、対象領域(塊領域1)の領域内に存在する複数の参照点P1…の各々について、当該参照点から塊領域A1の領域内を通して見通せる他の参照点の数を計数する計数処理を行い、計数処理により得られた計数値を撮像記憶部2に記憶させる。下記の表1は、図2(b)のように分散配置された個々の参照点P1…について計数処理を行って得た計数値の一例を示している。
以下に本発明に係る粒状物体の検査方法を用いた検査装置の実施形態を図面に基づいて説明する。検査装置の構成は実施形態1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略し、以下では本実施形態の特徴部分である画像処理部3の画像処理について図5を参照して説明する。
2 画像記憶部
3 画像処理部
4 検査判定部
5 画像処理・検査判定部
6 検査台
7 照明装置
10a,10b 粒状物体
Claims (6)
- 検査対象である粒状物体を含む撮像領域を撮像する撮像手段と、撮像手段の画像の各画素の画素値をデジタル化したデジタル画像内で、粒状物体に対応する物体領域が複数接触して1つの塊領域を形成する場合に前記塊領域から個々の前記物体領域を分離する機能を有した画像処理部と、を備える検査装置により撮像領域内に存在する粒状物体を検査する粒状物体の検査方法であって、
前記画像処理部では、前記デジタル画像から前記塊領域を画像処理の対象領域として抽出する処理と、前記塊領域の内側で当該塊領域の輪郭線に沿って複数の参照点を分散して配置する処理と、個々の参照点について当該参照点から前記塊領域の領域内を通して見通せる他の参照点の数を計数する計数処理とを行った後に、対象領域に存在する複数の参照点から前記計数処理による計数値が最小の参照点を基準点として抽出する処理と、当該基準点から前記対象領域の領域内を通して見通せる参照点を全て選択し、選択された参照点及び基準点の間を互いに結んでできる領域を物体領域として抽出する処理と、前記対象領域から前記物体領域を除いた領域を新たな対象領域とする処理とを繰り返し実行した後、
前記画像処理部が、複数の基準点の各々について、当該基準点のみ前記対象領域の領域内を通して見通すことができ、且つ、前記塊領域の中央部を挟んで当該基準点と反対側にある参照点を形状判定点として抽出し、何れかの基準点に対応する形状判定点と、他の基準点に対応する形状判定点との間をそれぞれ結ぶ連結線分の少なくとも一部が前記塊領域の領域外を通る場合は当該2つの基準点が異なる粒状物体に属すると判定し、異なる粒状物体に属する基準点の数をもとに粒状物体の個数を識別することを特徴とする粒状物体の検査方法。 - 検査対象である粒状物体を含む撮像領域を撮像する撮像手段と、撮像手段の画像の各画素の画素値をデジタル化したデジタル画像内で、粒状物体に対応する物体領域が複数接触して1つの塊領域を形成する場合に前記塊領域から個々の前記物体領域を分離する機能を有した画像処理部と、を備える検査装置により撮像領域内に存在する粒状物体を検査する粒状物体の検査方法であって、
前記画像処理部では、前記デジタル画像から前記塊領域を画像処理の対象領域として抽出する処理と、前記塊領域の内側で当該塊領域の輪郭線に沿って複数の参照点を分散して配置する処理と、個々の参照点について当該参照点から前記塊領域の領域内を通して見通せる他の参照点の数を計数する計数処理とを行った後に、対象領域に存在する複数の参照点から前記計数処理による計数値が最小の参照点を基準点として抽出する処理と、当該基準点から前記対象領域の領域内を通して見通せる参照点を全て選択し、選択された参照点及び基準点の間を互いに結んでできる領域を物体領域として抽出する処理と、前記対象領域から前記物体領域を除いた領域を新たな対象領域とする処理とを繰り返し実行した後、
前記画像処理部が、複数の基準点の各々について、当該基準点のみ前記対象領域の領域内を通して見通すことができ、且つ、前記塊領域の中央部を挟んで当該基準点と反対側にある参照点を形状判定点として抽出し、何れかの基準点と他の1つの基準点との間を結ぶ第1連結線分と前記輪郭線とで囲まれる第1領域と、当該2つの基準点に対応する形状判定点の間を結ぶ第2連結線分と前記輪郭線とで囲まれる第2領域との面積差が所定の基準面積よりも小さい場合は当該2つの基準点が異なる粒状物体に属すると判定し、異なる粒状物体に属する基準点の数をもとに粒状物体の個数を識別することを特徴とする粒状物体の検査方法。 - 前記画像処理部では、前記第1領域と前記第2領域との面積差を求める代わりに、前記第1領域を囲む輪郭線上の点と前記第1連結線分との間の最大距離と、前記第2領域を囲む輪郭線上の点と前記第2連結線分との間の最大距離との距離差を求め、この距離差が所定の基準距離よりも短ければ当該2つの基準点が異なる粒状物体に属すると判定することを特徴とする請求項2記載の粒状物体の検査方法。
- 前記画像処理部では、前記各基準点について前記形状判定点が複数抽出された場合、複数の形状判定点の中から対応する基準点との距離が最も長い形状判定点を選択し、選択された形状判定点を用いて前記第2連結線分を形成することを特徴とする請求項2又は3記載の粒状物体の検査方法。
- 検査対象である粒状物体を含む撮像領域を撮像する撮像手段と、撮像手段の画像の各画素の画素値をデジタル化したデジタル画像内で、粒状物体に対応する物体領域が複数接触して1つの塊領域を形成する場合に前記塊領域から個々の前記物体領域を分離する機能を有した画像処理部とを備え、
前記画像処理部は、デジタル画像から前記塊領域を画像処理の対象領域として抽出する機能と、前記塊領域の内側で当該塊領域の輪郭線に沿って複数の参照点を分散して配置する機能と、個々の参照点について当該参照点から前記塊領域の領域内を通して見通せる他の参照点の数を計数する機能と、対象領域に存在する複数の参照点から前記計数機能による計数値が最小の参照点を基準点として抽出する処理、前記基準点から前記対象領域の領域内を通して見通せる参照点を全て選択し、選択された参照点及び基準点の間を互いに結んでできる領域を物体領域として抽出する処理、及び前記対象領域から前記物体領域を除いた領域を新たな対象領域とする処理を繰り返し実行する機能と、複数の基準点の各々について、当該基準点のみ前記対象領域の領域内を通して見通すことができ、且つ、前記塊領域の中央部を挟んで当該基準点と反対側にある参照点を形状判定点として抽出する機能と、何れかの基準点に対応する形状判定点と他の基準点に対応する形状判定点との間をそれぞれ結ぶ連結線分の少なくとも一部が前記塊領域の領域外を通る場合は当該2つの基準点が異なる粒状物体に属すると判定する機能とを備え、
異なる粒状物体に属する基準点の数をもとに粒状物体の個数を識別する手段を設けたことを特徴とする粒状物体の検査装置。 - 検査対象である粒状物体を含む撮像領域を撮像する撮像手段と、撮像手段の画像の各画素の画素値をデジタル化したデジタル画像内で、粒状物体に対応する物体領域が複数接触して1つの塊領域を形成する場合に前記塊領域から個々の前記物体領域を分離する機能を有した画像処理部とを備え、
前記画像処理部は、デジタル画像から前記塊領域を画像処理の対象領域として抽出する機能と、前記塊領域の内側で当該塊領域の輪郭線に沿って複数の参照点を分散して配置する機能と、個々の参照点について当該参照点から前記塊領域の領域内を通して見通せる他の参照点の数を計数する機能と、対象領域に存在する複数の参照点から前記計数機能による計数値が最小の参照点を基準点として抽出する処理、前記基準点から前記対象領域の領域内を通して見通せる参照点を全て選択し、選択された参照点及び基準点の間を互いに結んでできる領域を物体領域として抽出する処理、及び前記対象領域から前記物体領域を除いた領域を新たな対象領域とする処理を繰り返し実行する機能と、複数の基準点の各々について、当該基準点のみ前記対象領域の領域内を通して見通すことができ、且つ、前記塊領域の中央部を挟んで当該基準点と反対側にある参照点を形状判定点として抽出する機能と、何れかの基準点と他の1つの基準点との間を結ぶ第1連結線分と前記輪郭線とで囲まれる第1領域と、当該2つの基準点に対応する形状判定点の間を結ぶ第2連結線分と前記輪郭線とで囲まれる第2領域との面積差が所定の基準面積よりも小さい場合は当該2つの基準点が異なる粒状物体に属すると判定する機能とを備え、
異なる粒状物体に属する基準点の数をもとに粒状物体の個数を識別する手段を設けたことを特徴とする粒状物体の検査装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005048033A JP4639841B2 (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 粒状物体の検査方法及びそれを用いる検査装置 |
CN2006800056176A CN101175990B (zh) | 2005-02-23 | 2006-02-20 | 粒状物体的检查方法及实施该方法的检查装置 |
EP06714113A EP1852693A4 (en) | 2005-02-23 | 2006-02-20 | METHOD FOR EXAMINING GRANULAR MATERIAL AND EXAMINATION DEVICE FOR CARRYING OUT SAID METHOD |
PCT/JP2006/302973 WO2006090671A1 (ja) | 2005-02-23 | 2006-02-20 | 粒状物体の検査方法及びその方法を実施する検査装置 |
KR1020077019019A KR100929475B1 (ko) | 2005-02-23 | 2006-02-20 | 입상물체의 검사방법 및 그 방법을 실시하는 검사장치 |
US11/816,536 US7916949B2 (en) | 2005-02-23 | 2006-02-20 | Method of inspecting granular material and inspection device for conducting that method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005048033A JP4639841B2 (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 粒状物体の検査方法及びそれを用いる検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006234519A JP2006234519A (ja) | 2006-09-07 |
JP4639841B2 true JP4639841B2 (ja) | 2011-02-23 |
Family
ID=37042343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005048033A Expired - Fee Related JP4639841B2 (ja) | 2005-02-23 | 2005-02-23 | 粒状物体の検査方法及びそれを用いる検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4639841B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5750603B2 (ja) * | 2011-03-23 | 2015-07-22 | 株式会社ブレイン | 物体識別装置 |
JP6151562B2 (ja) * | 2013-05-24 | 2017-06-21 | 株式会社ブレイン | 物品識別システムとそのプログラム |
WO2015119055A1 (ja) * | 2014-02-06 | 2015-08-13 | 株式会社湯山製作所 | 薬品撮影装置、薬品形状測定装置、薬品払出装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05165976A (ja) * | 1991-12-16 | 1993-07-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 3次元形状の準凸部分形状分割装置 |
JPH06309459A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-04 | Fujitsu Autom Ltd | パターン認識装置及びパターン認識方法 |
JPH07200770A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 錠剤検査システム |
JPH08322912A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 錠剤検査システム |
JPH09231342A (ja) * | 1996-02-26 | 1997-09-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 錠剤検査方法及び装置 |
JP2004234132A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 粒状物体の検査装置およびその検査方法 |
-
2005
- 2005-02-23 JP JP2005048033A patent/JP4639841B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05165976A (ja) * | 1991-12-16 | 1993-07-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 3次元形状の準凸部分形状分割装置 |
JPH06309459A (ja) * | 1993-04-27 | 1994-11-04 | Fujitsu Autom Ltd | パターン認識装置及びパターン認識方法 |
JPH07200770A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-08-04 | Sanyo Electric Co Ltd | 錠剤検査システム |
JPH08322912A (ja) * | 1995-05-30 | 1996-12-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 錠剤検査システム |
JPH09231342A (ja) * | 1996-02-26 | 1997-09-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 錠剤検査方法及び装置 |
JP2004234132A (ja) * | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 粒状物体の検査装置およびその検査方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006234519A (ja) | 2006-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5163985B2 (ja) | 粒状物品種検査装置 | |
JP7391173B2 (ja) | 食品検査補助システム、食品検査補助装置、およびコンピュータプログラム | |
KR100929475B1 (ko) | 입상물체의 검사방법 및 그 방법을 실시하는 검사장치 | |
JP2017119155A (ja) | 薬剤鑑査装置 | |
JP3438925B2 (ja) | 錠剤検査システム | |
CN107315011A (zh) | 图像处理装置、图像处理方法及存储介质 | |
JP2009293999A (ja) | 木材欠陥検出装置 | |
JP4300809B2 (ja) | 粒状物体の検査装置およびその検査方法 | |
JPH07209196A (ja) | 錠剤検査システム | |
CN111052145A (zh) | 药剂检查辅助装置、图像处理装置、图像处理方法以及程序 | |
JP4639841B2 (ja) | 粒状物体の検査方法及びそれを用いる検査装置 | |
JP3423055B2 (ja) | 錠剤検査システム | |
JP2015114226A (ja) | 外観検査装置及び外観検査方法 | |
KR101330567B1 (ko) | 약품 적재함 내의 알약 영상 검출방법. | |
JP4639840B2 (ja) | 粒状物体の検査方法及びそれを用いる検査装置 | |
JPH07282219A (ja) | 画像認識手段を具えた錠剤検査装置及び錠剤検査方法 | |
JP4104213B2 (ja) | 欠陥検出方法 | |
CN114813761A (zh) | 一种基于双光频闪的薄膜针孔和亮斑缺陷识别系统及方法 | |
JP2012088199A (ja) | 異物検査装置および異物検査方法 | |
JPH10137696A (ja) | 選別方法及びその装置 | |
WO2022264382A1 (ja) | 物体判別装置 | |
JP2001116534A (ja) | 真円度判定方法、真円度演算装置及び記録媒体 | |
WO2023243134A1 (ja) | 錠剤検査装置及び錠剤検査方法 | |
JP5679564B2 (ja) | 表面異物検査装置 | |
TWI718943B (zh) | 蛋品分流裝置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071108 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100706 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20101102 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |