JP4639729B2 - 樹脂組成物 - Google Patents
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Description
[1](A)一般式(1)で示される化合物とアクリロイル基を有する化合物の反応物、(B)1分子内にグリシジル基を2個以上有する化合物および(C)充填材を含む樹脂組成物。
R2:−H、メチル基
R3:−H、メチル基
使用可能なアクリロイル基を有する化合物としては、たとえば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、ターシャルブチルアクリレート、イソデシルアクリレート、ラウリルアクリレート、トリデシルアクリレート、セチルアクリレート、ステアリルアクリレート、イソオクチルアクリレート、イソアミルアクリレート、イソステアリルアクリレート、ベヘニルアクリレート、その他のアルキルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、ターシャルブチルシクロヘキシルアクリレート、テトラヒドロフルフリルアクリレート、ベンジルアクリレート、フェノキシエチルアクリレート、イソボルニルアクリレート、グリセロールモノアクリレート、グリセロールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチルアクリレート、ネオペンチルグリコールアクリレート、エチレングリコールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、1,3−ブタンジオールジアクリレート、1,10−デカンジオールジアクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリプロピレングリコールモノアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、テトラメチレングリコールモノアクリレート、テトラメチレングリコールジアクリレート、ポリテトラメチレングリコールモノアクリレート、ポリテトラメチレングリコールジアクリレート、メトキシエチルアクリレート、ブトキシエチルアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、メトキシポリアルキレングリコールモノアクリレート、オクトキシポリアルキレングリコールモノアクリレート、ラウロキシポリアルキレングリコールモノアクリレート、ステアロキシポリアルキレングリコールモノアクリレート、アリロキシポリアルキレングリコールモノアクリレート、ノニルフェノキシポリアルキレングリコールモノアクリレート、ポリアルキレンオキサイド変性ビスフェノールAジアクリレート、2-ヒドロキシ−3−フェノキシプロピルアクリレート、N,N’−メチレンビスアクリルアミド、N,N’−エチレンビスアクリルアミド、1,2−ジアクリルアミドエチレングリコール、ジアクリロイロキシメチルトリシクロデカン、2−アクリロイロキシエチルコハク酸、2−アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸、2−アクリロイロキシエチル−2−ヒドロキシプロピルフタレート、2−ヒドロキシ−3−アクリロイロキシプロピルメタクリレート、N−アクリロイロキシエチルマレイミド、N−アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタルイミド、N−アクリロイロキシエチルフタルイミドなどが上げられる。一般式(1)に示される化合物とアクリロイル基を有する化合物の反応は、官能基比でアクリロイル基を有する化合物が過剰になる状態で50〜80℃で撹拌することで可能である。
本発明の樹脂組成物には、必要によりカップリング剤、消泡剤、界面活性剤等の添加剤を用いることができる。
本発明の樹脂組成物は、例えば各成分を予備混合した後、3本ロールを用いて混練した後真空下脱泡することにより製造することができる。
反応物(A)の調整
2−メチルイミダゾール(四国化成工業(株)製、キュアゾール2MZ、一般式(1)のR1がメチル基、R2、R3がH)82gとイソオクチルアクリレート(大阪有機化学工業(株)製、IOAA)202gを60℃にて2時間攪拌することにより反応を行い、反応物(A)を得た。反応物(A)は、室温で液体で、H−NMR(重DMSO中)によりイミダゾールの活性水素の消失(12.1ppm付近)ならびにアクリロイル基の付加(2.8ppm、4.1ppm付近)の確認を行った。
表1に示す割合で配合し実施例1と同様に樹脂組成物を得た。なお比較例2ならびに3では、2−メチルイミダゾール(四国化成工業(株)製、キュアゾール2MZ、以下2MZ)を使用した。
得られた樹脂組成物を以下の方法により評価した。評価結果を表1に示す。
・粘度:E型粘度計(3°コーン)を用い25℃、2.5rpmでの値を樹脂組成物 作製後ならびに25℃24時間放置後に測定した。24時間放置での粘度の変化率が2 0%以下の場合を合格とした。粘度の単位はPa・s。
・ガラス転移温度:幅4mm×長さ20mm×厚み0.1mmの硬化物を作製し(硬 化条件:80℃6時間)DMA(Dynamic mechanical analysis)にて動的粘弾性測定 を行った。測定は測定長10mm、荷重5g、昇温速度10℃/分にて行い、Tanδ のピーク温度をガラス転移温度とした。ガラス転移温度が100℃以上を合格とした。 ガラス転移温度の単位は℃。
・反応率:樹脂組成物ならびに80℃6時間硬化物のDSC(Differential scannin g calorimetry)にて発熱量の測定を行った。測定はサンプル約10mg、昇温速度1 0℃/分にて行い、樹脂組成物での発熱量(H0)と硬化物の発熱量(H1)より次式 を用いて反応率を計算した。反応率の単位は%。
反応率(%)=(H0−H1)/H0×100
反応率が90%以上の場合を合格とした。
・接着強度:2mm×2mmのシリコンチップをPBGA用基板(BTコア)のソル ダーレジスト面にマウントし、80℃6時間硬化した。自動接着力測定装置を用い室温 (22±3℃)でのダイシェア強度を測定した。室温でのダイシェア強度が10N/チ ップ以上の場合を合格とした。接着強度の単位はN/チップである。
Claims (2)
- (A)一般式(1)で示される化合物とアクリロイル基を有する化合物の反応物、(B)1分子内にグリシジル基を2個以上有する化合物および(C)充填材を含む半導体用接着剤組成物であって、
前記化合物(B)に対する反応物(A)の割合は10重量%〜50重量%であり、
前記充填材(C)はシリカ、アルミナ、ボロンナイトライド、アルミニウムナイトライド、銀、金、アルミニウム、銅、パラジウム、錫、ニッケルからなる群より選択されるものであるとともに、前記充填材(C)は樹脂組成物中に40重量%〜90重量%で含まれる半導体用接着剤組成物。
R1:−Hまたは炭素数20以下のアルキル基
R2:−H、メチル基
R3:−H、メチル基 - 上記一般式(1)で示される化合物のR1がメチル基である請求項1記載の樹脂組成物。
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