JP4638875B2 - コイル巻き線治具、電磁石の製造方法、電磁石、モータおよび記録媒体駆動装置 - Google Patents
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Description
しかし、スピンドルモータの薄型化を図るためには、上記樹脂板の厚さは余分な寸法となる。そのため、上記樹脂板を廃止し、ステータコアを構成する金属板を折り曲げて渡り線係止部を形成することにより、ステータコアの薄型化、つまり、スピンドルモータの薄型化を図る技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上記金属板の枚数を減らすと、ステータコアにコイルを巻く際に不具合が発生する恐れがあった。つまり、コイルを巻く際には、固定治具にステータコアを保持させている。このステータコア保持の際に、ステータコアに固定治具の一部が径方向に押圧されている。上記金属板の枚数が減らされていると、ステータコアの剛性が低下しているため、上記固定治具の押圧力によりステータコアが面方向に変形しコイルが正常に巻けなくなる不具合が発生する恐れがあった。
その結果、所定の巻き数のコイルを形成すると、コイルの厚さが厚くなり、スピンドルモータの薄型化を図ることが困難になるという問題があった。または、コイルの形成ができず、スピンドルモータの製造ができなくなるという問題があった。
本発明のコイル巻き線治具は、金属からなる複数枚の板体を積層して形成され、環状のコアバックおよび所定個数の歯極を有するステータコアの歯極にコイルを巻き付ける際に、前記ステータコアを保持するコイル巻き線治具であって、前記ステータコアを載置する載置部と、該載置部にステータコアが載置されたときに、前記コアバックの円周面側に配置され、その先端をコアバックの端面から突出状態に配されて、コイルの間を電気的に接続する渡り線を半径方向外側において係止する複数の係止突起とを有することを特徴とする。
具体的には、ステータコアの一の歯極に一のコイルを形成し、渡り線を半径方向外側において係止突起に係止させ、他の歯極に他のコイルを形成することを繰り返すことにより、全ての歯極にコイルを形成することができる。そのため、ステータコアに渡り線を係止する部材を設ける必要がなくなる。
また、渡り線は、コアバックの円周面近傍およびコイルの半径方向外方の端面の近傍を通って、配置されている。そのため、全コイルの形成後にステータコアが本発明の治具から外されても、渡り線に遊びが生じにくくなる。その結果、コイル形成後に渡り線を係止する必要がなくなり、ステータコアに渡り線を係止する部材を設ける必要がなくなる。
本発明によれば、一部の係止突起を用いて、コアバックの円周面を半径方向外方または半径方向内方に押圧して保持することにより、剛性の低いステータコアを変形させることなく半径方向に保持することができる。
例えば、ステータコアを構成する板体の枚数が少なく、剛性の低いステータコアを変形させることなく保持することができ、ステータコアの歯極に安定してコイルを形成することができる。そのため、本発明のコイル巻き線治具を用いることにより、ステータコアおよびコイルを用いた電磁石、モータおよび記録媒体駆動装置の薄型化を図ることができる。
本発明によれば、ステータコアおよびコイル巻き線治具の位相の相対関係を固定することができ、ステータコア中の複数のコイルをそれぞれ特定することができる。そのため、形成されたコイルに不具合があった場合にも、何番目に巻かれたコイルに不具合があったかを特定することができ、不具合の対策を容易にすることができる。
また、渡り線の一のコアから他のコアへの配線経路の一部に、コアバックの円周面近傍領域が含まれる。そのため、全コイルの形成後にステータコアが本発明の治具から外されても、渡り線に遊びを生じにくくすることができる。その結果、コイル形成後に渡り線を係止する必要がなくなり、ステータコアに渡り線を係止する部材を設ける必要がなくなる。
具体的には、ステータコアの一の歯極に一のコイルを形成し、渡り線を係止突起に係止させ、他の歯極に他のコイルを形成することを繰り返すことにより、全ての歯極にコイルを形成することができる。そのため、ステータコアに渡り線を係止する部材を設ける必要がなくなる。
また、渡り線の上記一のコアから上記他のコアへの配線経路の一部に、コアバックの円周面近傍領域が含まれるため、渡り線に遊びを生じにくくすることができる。その結果、コイル形成後に渡り線を係止する必要がなくなり、ステータコアに渡り線を係止する部材を設ける必要がなくなる。
また、凹部により、歯極のステータコアにおける周方向の位相を特定することができる。そのため、歯極に形成されたコイルに不具合があった場合にも、何番目に巻かれたコイルに不具合があったかを特定することができ、不具合の対策を容易にすることができる。
本発明によれば、上記本発明の電磁石の製造方法により形成された電磁石、または上記本発明の電磁石を用いることにより、電磁石自体の薄型化を図ることができ、それによりモータの薄型化を図ることができる。
本発明によれば、上記本発明のモータを用いることにより、モータの薄型化を図ることができ、それにより記録媒体駆動装置の薄型化を図ることができる。
この発明の第1の実施形態に係るステータコア、ステータコアを備えたモータおよびモータを備えた記録媒体駆動装置について、図1から図7を参照して説明する。
本実施の形態に係るモータ10は、図1に示される記録媒体駆動装置1に適用されるものである。この記録媒体駆動装置1は、記録媒体HDを回転駆動するモータ10を備えている。
モータ10は、円環状に配列された電磁石20を備えるステータ11と、ステータ11の内側に配置され電磁石20に対向配置される永久磁石14を備えたロータ(軸体)12と、ステータ11に対してロータ12を回転可能に支持する流体動圧軸受13とから概略構成されている。ステータ11に備えられた電磁石20と、ロータ12に備えられた永久磁石14との間に働く磁力により、ステータ11に対してロータ12は回転駆動される。
カップ状に形成されたロータ12には、ロータ12の側壁外周から鍔状に形成されたフランジ15と、フランジ15とともに永久磁石14を保持するヨーク16と、ロータ12の中心軸線上に形成され、後述するシャフト31と嵌合する嵌合孔17と、リング板状の記録媒体HDを嵌合させる嵌合部(固定部)18と、が形成されている。
電磁石20と記録媒体HDとの間には、電磁石20および永久磁石14により形成される磁界を遮断するシールド板21が配置されている。シールド板21は、略中央にロータ12が通される孔が形成された円板から形成されている。また、シールド板21は、その内周側端面がロータ12のフランジ15と所定の間隔を持って対向するように形成されるとともに、その外周側端面がステータ11に固定されるように形成されている。
なお、シールド板21とフランジ15との所定の間隔とは、ロータ12が回転した際に、シールド板21とフランジ15とが接触しない間隔であって、シールド板21よりも外方に漏洩する磁束の量を低減させることができる間隔である。
電磁石20は、図1および図2に示すように、三相交流を供給されることにより交番磁界を発生するコイル23と、コイル23が巻かれる板厚が略0.2mmの2枚の珪素鋼板等の金属板からなるステータコア24とから構成されている。
なお、ステータコア24を構成する金属板の板厚は、上述のように略0.2mmでもよいし、さらに薄い0.15mm程度でも良く、特に限定されるものではない。
なお、ステータコア24は、上述のように2枚のプレートから形成されるものでもよいし、更に多くのプレートを重ねあわせて形成されるものでもよいし、逆に1枚のプレートから形成されるものでもよい。
なお、第1プレート27の対向部29の上端が、永久磁石14の上端と略同一面上または同一面よりも上方に配置されるとともに、第2プレート28の下端が、永久磁石14の下端と略同一面上または同一面よりも下方に配置されるようにしてもよい。
このような構成にすることにより、永久磁石14と電磁石20との吸引力の周期性が弱くなり、モータのコギングトルクを低減することができる。
また、各コイル23u,23v,23wは、それぞれ渡り線41により電気的に接続されている。渡り線41は、例えば、コイル23uと凹部25aを2つ経由して隣接するコイル25aとを結ぶように配置されている。
まず、歯極26にコイル23u,23v,23wを巻く際に用いるコイル巻き線治具50について説明する。
図3は、ステータコア24を保持・固定するコイル巻き線治具50を説明する図である。
コイル巻き線治具50は、コイル23u,23v,23wを巻く際にステータコア24を保持・固定する治具である。
コイル巻き線治具50は、図3に示すように、略円筒形状の支持台51と、支持台51の上端面(載置部)52に形成された係止ピン(係止突起)53とから概略構成されている。
係止ピン53は、上端面52に等間隔に配置され、ステータコア24の歯極26と同じ数だけ配置されている。また、係止ピン53は直径略0.4mmの半円柱形状に形成され、その平らな側面が支持台51の内周面と一致するように配置されている。さらに、係止ピン53の半円側の側面には、先端部に向かって係止ピン53が細くなるようにテーパ面54が形成されている。
なお、係止ピン53は、上述のように半円柱形状に形成されていても良いし、円柱形に形成されていてもよく、特にその形状を限定するものではない。
図4は、コイル巻き線治具50にステータコア24を保持・固定した状態を説明する図である。
まず、ステータコア24を、図4に示すように、コイル巻き線治具50の上端面52(図3参照)に配置して保持・固定する。この時、係止ピン53のテーパ面54と凹部25aとが最初に当接し、テーパ面54に沿って、ステータコア24がコイル巻き線治具50上の所定位置に誘導される。また、係止ピン53と凹部25aとが嵌め合わされるため、ステータコア24は、径方向および周方向ともに移動しないように保持されている。
なお、ステータコア24の位相は、係止ピン53と凹部25aとの嵌め合わせにより決定されてもよいし、ステータコア24のIマーク24mとコイル巻き線治具50の位相決め突起(図示せず)との嵌め合わせにより決定されてもよい。
コイル巻き線治具50にステータコア24が配置されたら、図5に示すように、歯極26の間にコイル巻き線装置(図示せず)のノズル61が挿入され、例えばコイル23uが巻かれる。
例えば、ノズル61は上下方向(図中の紙面に対して垂直方向)に駆動制御され、ステータコア24は左右方向(図中の左右方向)に駆動制御されることにより、銅線を歯極26に巻きつけコイル23uが形成される。
なお、ここでは三相交流のU相が供給されるコイル23uについて適用して説明するが、V相、W相が供給されるコイル23v,23wについても同様に形成されている。
また、コイル23uは5層目が数回巻かれており、コイル23uの根元の厚さが他の部分よりも1層分厚くなっている。
このような構成にすることにより、コイル23uの半径方向外方の端面近傍に配線された渡り線41が、コイル23uに乗り上げにくくすることができる。
1つのコイル23uが巻かれると、ノズル61は、図6に示すように、2つの歯極26を飛ばして3つ目の歯極26にコイル23uを形成する。
2つの歯極26を飛ばすとき、ノズル61は、3つの係止ピン53の外方を経由するように駆動制御される。そのため、2つのコイル23uを電気的に接続する渡り線41は、2つの係止ピン53に係止され、コイル23v,23wが巻かれる領域を横切らないように配置される。
3つ目のコイル23uも同様にして、2つの歯極26を飛ばして3つ目の歯極26に巻かれ、コイル23uの形成は完了する。
また、コイル23v,23wについても、コイル23uと同様にして歯極26に巻かれ、ステータコア24の歯極26にコイル23u,23v,23wを巻く工程が完了する。
また、渡り線41は、コアバック25の内周面近傍およびコイル23u,23v,23wの半径方向外方の端面の近傍を通って、配置されている。そのため、全コイル23u,23v,23wの形成後にステータコア24をコイル巻き線治具50から外しても、渡り線41に遊びを生じにくくなる。その結果、コイル23u,23v,23w形成後に渡り線41を係止する部材が必要なくなり、ステータコア24に渡り線41を係止する部材を設ける必要がなくなる。
つまり、図7(a)に示す場合では、コアバック25から突出した折曲部Bとの間にクリアランスを形成する必要があるため、ノズル61を歯極26側に寄せて配置していた。そのため、ノズル61と歯極26の先端部26aとのクリアランスが0.05mmと狭くなっていた。
先端部26aの周方向の長さLを長くできると、モータ10および記録媒体駆動装置1のコギングトルクを低減することができる。
なお、係止ピン53は、上述のようにコイル巻き線治具50に固定して配置されていても良いし、歯極26にコイルが1層から2層巻かれた後に、係止ピン53が半径方向内方に待避してもよい。
上述のような構成をとることにより、渡り線41の配線経路の長さをより短くすることができる。その結果、コイル巻き線治具50からステータコア24を取り外したときの渡り線41の遊びを少なくすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図8を参照して説明する。
本実施形態のステータコア、ステータコアを備えたモータおよびモータを備えた記録媒体駆動装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、ステータコアの構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図8を用いてステータコア周辺のみを説明し、記録媒体駆動装置等の説明を省略する。
図8は、本実施形態における記録媒体駆動装置の電磁石を示す平面図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、凹部125aの形状は上述のように略半円形状であってもよいし、V字形状やU字形状やコの字形状などでもよく、特に限定されるものではない。
なお、上述のように凹部125aは歯極26とほぼ同位相の位置に形成されていてもよいし、歯極26と歯極26との間のコアバック125に形成されていてもよく、特に限定するものではない。
また、各コイル23u,23v,23wは、それぞれ渡り線141により電気的に接続されている。渡り線141は、例えば、コイル23uと凹部125aを2つ経由して隣接するコイル23uとを結ぶように配置されている。
まず、歯極26にコイル23u,23v,23wを巻く際に用いるコイル巻き線治具について説明する。
本実施形態のコイル巻き線治具は、第1の実施形態のコイル巻き線治具と同様に、略円筒形状の支持台と支持台の上端面に形成された係止ピンとから概略構成されている(図3参照)。
係止ピンは、上端面に等間隔に配置され、ステータコア124の歯極26と同じ数だけ配置されている。また、係止ピンは半円柱形状に形成され、その平らな側面が支持台の外周面と一致するように配置されている。
なお、係止ピンは、上述のように半円柱形状に形成されていても良いし、円柱形に形成されていてもよく、特にその形状を限定するものではない。
コイル巻き工程については、使用する巻き線治具およびコイルが巻かれる対象であるステータコア124が第1の実施形態と異なるが、巻き線治具とステータコア124の嵌め合わせや、コイル23u,23v,23wの巻き方、渡り線141の配線の取り回しなど、第1の実施形態の同様であるので、その説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態について図9を参照して説明する。
本実施形態のステータコア、ステータコアを備えたモータおよびモータを備えた記録媒体駆動装置の基本構成は、第1の実施形態と同様であるが、第1の実施形態とは、ステータコアの構成が異なっている。よって、本実施形態においては、図9を用いてステータコア周辺のみを説明し、記録媒体駆動装置等の説明を省略する。
図9は、本実施形態における記録媒体駆動装置の電磁石を示す平面図である。
なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、貫通孔225aの形状は上述のように略円状であってもよいし、略方形状などでもよく、特に限定されるものではない。
なお、上述のように貫通孔225aは歯極26とほぼ同位相の位置に形成されていてもよいし、歯極26と歯極26との間のコアバック125に形成されていてもよく、特に限定するものではない。
また、各コイル23u,23v,23wは、それぞれ渡り線141により電気的に接続されている。渡り線241は、例えば、コイル23uと貫通孔225aを2つ経由して隣接するコイル23uとを結ぶように配置されている。
まず、歯極26にコイル23u,23v,23wを巻く際に用いるコイル巻き線治具について説明する。
本実施形態のコイル巻き線治具は、第1の実施形態のコイル巻き線治具と同様に、略円筒形状の支持台と支持台の上端面に形成された係止ピンとから概略構成されている(図3参照)。
係止ピンは、上端面に等間隔に配置され、ステータコア224の歯極26と同じ数だけ配置されている。また、係止ピンは円柱形状に形成され、外周面と内周面との中間位置に配置されている。
コイル巻き工程については、使用する巻き線治具およびコイルが巻かれる対象であるステータコア224が第1の実施形態と異なるが、巻き線治具とステータコア224の嵌め合わせや、コイル23u,23v,23wの巻き方、渡り線241の配線の取り回しなど、第1の実施形態の同様であるので、その説明を省略する。
例えば、上記の実施の形態においては、この発明を記録媒体駆動装置および記録媒体駆動装置のモータに適応して説明したが、この発明は記録媒体駆動装置等に限られることなく、その他各種の回転駆動装置に適応できるものである。
Claims (7)
- 金属からなる複数枚の板体を積層して形成され、環状のコアバックおよび所定個数の歯極を有するステータコアの歯極にコイルを巻き付ける際に、前記ステータコアを保持するコイル巻き線治具であって、
前記ステータコアを載置する載置部と、該載置部にステータコアが載置されたときに、前記コアバックの円周面側に配置され、その先端をコアバックの端面から突出状態に配されて、コイルの間を電気的に接続する渡り線を半径方向外側において係止する複数の係止突起とを有することを特徴とするコイル巻き線治具。 - 前記係止突起の少なくとも一部が、前記コアバックの円周面と当接して前記ステータコアを半径方向に保持することを特徴とする請求項1記載のコイル巻き線治具。
- 前記係止突起の少なくとも1つが、前記コアバックの前記円周面に形成された凹部と嵌め合わされることを特徴とする請求項1または2に記載のコイル巻き線治具。
- 金属からなる複数枚の板体を積層して形成された環状のコアバックおよび所定個数の歯極を有するステータコアと、前記歯極に形成されたコイルとを有する電磁石の製造方法であって、
請求項1から請求項3のいずれかに記載のコイル巻き線治具の載置部に前記ステータコアを載置し、
一の歯極に一のコイルを形成した後、
前記係止突起に前記渡り線を係止させ、
他の歯極に他のコイルを形成することを特徴とする電磁石の製造方法。 - 金属からなる複数枚の板体を積層して形成された環状のコアバックおよび所定個数の歯極を有するステータコアと、前記歯極に形成されたコイルと、該コイルを電気的に接続する渡り線とを有する電磁石であって、
前記コイルが請求項3に記載のコイル巻き線治具を用いて形成され、
前記コアバックの円周面の少なくとも1ヶ所に、凹部が形成され、
前記渡り線が前記凹部の外側近傍領域を通過するように渡されていることを特徴とする電磁石。 - 請求項4に記載の電磁石の製造方法により形成された電磁石、または、請求項5に記載された電磁石を支持するステータと、永久磁石を支持する軸体と、を有し、
前記軸体が前記ステータに回転可能に支持され、前記電磁石と前記永久磁石とにより前記ステータと前記軸体とが相対的に回転駆動されることを特徴とするモータ。 - 請求項6に記載のモータを備え、前記軸体に記録媒体を固定する固定部が設けられていることを特徴とする記録媒体駆動装置。
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