JP4637330B2 - 交換胴型輪転機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、選択された天地長さの絵柄を連続印刷と、天地長さを任意に変更可能にした間欠印刷の双方を選択的に行うことができるようにした交換胴型輪転機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、絵柄の天地長さを可変とした輪転機には、交換胴型輪転機と間欠送り型輪転機とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
交換胴型輪転機の場合、絵柄の天地長さは交換胴ユニットのギヤの円周ピッチにより決められるが、その関係上、1/4インチとびでない200mm、300mmなどのミリサイズの天地長さの絵柄の印刷は不可能である。
【0004】
また、間欠送り型輪転機としては、特開昭58−55246号公報や、実開平2−133339号公報に示されたものが知られている。これらの輪転機では、天地長さは任意に設定できるが、連続紙が前進、停止、後進を繰り返すため、生産速度が上がらず、大ロットには向かない。
【0005】
このように、絵柄の天地長さを可変にして連続印刷した場合と、任意の天地長さの絵柄を選択的に印刷したい場合の双方の要求がある場合、従来は、交換胴型輪転機と、間欠送り型輪転機の双方を用意しなければならず、コスト的な負担が大きかった。
【0006】
本発明は上記のことにかんがみなされたもので、少品種大ロット及び多品種小ロットのいずれの印刷をも低コストで行うことができると共に、低い設備費で得ることができるようにした交換胴型輪転機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る交換胴型輪転機は、送り出しロールにて連続紙を送り出す給紙装置と、交換胴装置を装脱可能にした印刷ユニットを有する印刷部と、印刷部より下流側に位置して引き込みロールにて連続紙を引き込む引き込み装置とを有する交換胴型輪転機において、上記交換胴装置として、全周に印刷面を有する印刷胴を用いた連続印刷用の交換胴装置と、円周方向の一部を他の部分より大径にしてこの大径部の周面に印刷面を有する印刷胴を用いた間欠印刷用の交換胴装置とを選択的に用い、給紙装置の送り出しロールの下流側と、引き込み装置の引き込みロールの上流側に、連続紙を正転方向と逆転方向に走行及び停止できるようにした正逆走行手段を設け、送り出しロールと上流側の正逆走行手段との間、及び下流側の正逆走行手段と引き出しロールとの間に、固定可能にしたダンサーロールを設けた構成になっている。
【0008】
そして上記構成の交換胴型輪転機において、印刷ユニットを連続紙の走行方向に位置調整可能にし、また各部分のロールの個々の駆動源としてセクショナルモータを用いた。
【0009】
【作用】
連続印刷する場合には、印刷ユニットに連続印刷用の交換胴装置を装着すると共に、上流側と下流側の各ダンサーロールを固定し、給紙装置から引き込み装置にわたって印刷ユニットを経て連続紙を所定の速度で走行させることにより、印刷ユニットの交換胴装置の交換胴にセットした絵柄が繰り返し連続印刷される。このときの各絵柄の天地長さは上記交換胴によって選定される。
【0010】
間欠印刷する場合には、印刷ユニットに間欠印刷用の交換胴装置を装着すると共に、上流側と下流側の各ダンサーローラを固定を解除する。送り出しロールと引き込みロールにて一定の走行量にて走行される連続紙が印刷胴と圧胴の間を通ることにより印刷胴の大径部にて絵柄が印刷される。そして印刷胴が1回転する毎に、連続紙が印刷胴の小径部に対向している間に、印刷胴の大径部の周長(L)から上記絵柄の天地長さ(a)を差引いた周長分だけ連続紙が正逆走行手段に連続紙の走行方向に対して逆走(停止も含む)される。
【0011】
上記正逆走行手段にて連続紙が逆走されたときに、給紙装置の正逆走行手段の上流側で連続紙が弛み、引き込み装置の正逆走行手段の下流側で緊張するが、この連続紙の上流側と下流側での弛みと緊張は上流側と下流側に設けられたダンサーロールにて吸収される。
【0012】
印刷ユニットが移動することにより印刷見当が調整される。また各部分のロールが各部分毎にセクショナルモータにて個々に駆動される。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る輪転機の全体を示すもので、図中1は給紙部、2は複数の印刷ユニット2a,2b,2cを備えた印刷部、3は加工部である。
【0014】
給紙部1はロール状の連続紙4を支持する紙支持台5と、この紙支持台5に支持された連続紙4を印刷部2に供給する給紙装置6とからなっている。なお、7はロール状から巻き戻した連続紙4を調湿する調湿装置で多数のロールからなっている。
【0015】
給紙装置6は送り出しロール8と、ダンサーロール9と、2個の正逆転ロール10a,10bと、ガイドロール11とからなっており、これらは連続紙4の走行方向に順に配置されている。送り出しロール8は単独制御可能にしたセクショナルモータ12aにて連続紙4を一定の速度で送り出す方向に回転するようになっている。
【0016】
2個の正逆転ロール10a,10bは上下に位置がずれていると共に、それぞれが同一速度で互いに逆方向に回転するように歯車列にて連結されている。そして一方の正逆転ロール10aに単独制御可能にした正逆転モータ13aが連結されている。
【0017】
ダンサーロール9は送り出しロール8と上流側の正逆転ロール10aとの間に配置されている。そしてこのダンサーロール9はフレームに揺動自在に支持された揺動アーム14の先端に支持されている。揺動アーム14はベロフラムシリンダ(商品名)等、付勢力が調整可能になっている付勢装置15にて下方(連続紙4を緊張する方向)へ付勢されており、ダンサーロール9はこの付勢装置15の付勢力に抗して上下方向に揺動可能になっている。
【0018】
またこのダンサーロール9を支持する揺動アーム14の基部には揺動アーム14の支点を中心とする円弧穴16を有するロックプレート17が一体に設けてあり、このロックプレート17は適宜な手段、例えば円弧穴16に挿通されていて、ハンドルにて締め付け可能にしたボルトにてフレーム側に固定することができるようになっており、ロックプレート17がフレーム側に固定されることによりダンサーロール9がその位置でロックされるようになっている。
【0019】
加工部3の入口部(上流部)には印刷部2から連続紙4を引き込む引き込み装置20が設けてある。この引き込み装置20は2個の正逆転ロール21a,21bと、ダンサーロール22と、引き込みロール23と、ガイドロール24とからなり、これらは連続紙4の走行方向に順に配置されている。
【0020】
2個の正逆転ロール21a,21bは上下に位置がずれていると共に、それぞれが同一速度で互いに逆方向に回転するように歯車列にて連結されている。そして一方の正逆転ロール21aに単独制御可能にした正逆転モータ13bが連結されている。
【0021】
ダンサーロール22は下流側の正逆転ロール21bと引き込みロール23との間に配置されている。そしてこのダンサーロール22は上記した給紙装置6のダンサーロール9と同様の構成となっていて、付勢装置15にて下流側の正逆転ロール21bから引き込みロール23の間の連続紙4を緊張する方向に付勢すると共に、この付勢力に抗して上下方向に揺動可能になっており、さらに、これをロックできるようになっている。
【0022】
引き込みロール23は単独制御可能にしたセクショナルモータ12bにて連続紙4を一定の速度で加工部3側へ引き込む方向に回転するようになっている。
【0023】
印刷部2の各印刷ユニット2a,2b,2cは交換胴型になっていて、それぞれには連続印刷用の交換胴装置25a,25b,25cと、後述する間欠印刷用の交換胴装置26a,26b,26cが着脱可能に装着されるようになっている。
【0024】
連続印刷用の各交換胴装置25a,25b,25cは版胴27、ブランケット胴28、圧胴29とを有しており、それぞれの版胴27が各印刷ユニット2a,2b,2cに設けられた単独制御可能にしたセクショナルモータ30a,30b,30cに歯車を介して係脱可能に連結されるようになっている。上記各モータ30a,30b,30cは個々に回転速度が制御されるようになっている。
【0025】
間欠印刷用の交換胴装置26a,26b,26cは図2に示すようになっていて、版胴31、ブランケット胴32、圧胴33からなっている。そして、ブランケット胴32は版胴31と圧胴33に接触する大径部と、版胴31と圧胴33の周面と所定の隙間を有する小径部とに周方向に分割されており、大径部の周囲にブランケットが取り付けてある。この大径部の周方向の長さは対象印刷物の最大天地長さより少し長くしてある。この実施の形態では全周長の1/2にしてある。そしてこのブランケット胴32に対応する版胴31はブランケット胴32の大径部の径の整数分の1になっており、この実施の形態では1/2にしてある。
【0026】
そしてこの各交換胴装置26a,26b,26cを各印刷ユニット2a,2b,2cに装着した状態で各交換胴装置26a,26b,26cの版胴31が各ユニットのセクショナルモータ30a,30b,30cに歯車を介して係脱可能に連結されるようになっている。
【0027】
上記した各印刷ユニット2a,2b,2cは基台34のレール35上にリニアガイド36を介して連続紙4の走行方向に所定のストロークにわたって移動可能に載置されている。図3はこの印刷ユニット2a,2b,2cの移動手段及び固定手段を示すもので、各ユニットのフレーム37は基台34に移動方向に設けたねじ軸38に螺合している。そしてこのねじ軸38を傘歯車機構39を介してハンドル40にて回転することによりフレーム37が移動するようになっている。また基台34の各印刷ユニット2a,2b,2cに対応する位置にロック部材41が偏心カム軸42を回転することにより下方へ移動するように設けてあり、このロック部材41の上端部が各ユニットのフレーム37の一側部に対向されており、ロック部材41を下動することによりフレーム37が基台34に押え付けられ固定されて各印刷ユニット2a,2b,2cが基台34に固定されるようになっている。
【0028】
上記構成における作用を以下に説明する。
(1)連続印刷
印刷部2の各印刷ユニット2a,2b,2cに連続印刷用の交換胴装置25a,25b,25cを装着すると共に、上流側と下流側の両ダンサーロール9,22を固定する。この状態で輪転機に連続紙4を紙通しして通常の単一方向回転印刷機として連続印刷を行う。
【0029】
すなわち、この場合、給紙装置6の送り出しロール8、正逆転ロール10a,10b及び引き込み装置20の正逆転ロール21a,21b及び引き込みロール23を同期して同一方向へ連続回転して連続紙4を一定の速度で走行する。そしてこのときにおいて、各印刷ユニット2a,2b,2cの連続印刷用の交換胴装置25a,25b,25cのそれぞれの胴の周速度を上記連続紙4の走行速度に各モータ30a,30b,30cにて制御する。またこのときの各印刷ユニット2a,2b,2cの連続紙4の走行方向の位置は、印刷絵柄の天地長さに応じてセットし、固定させておく。
【0030】
(2)間欠印刷
印刷部2の各印刷ユニット2a,2b,2cに間欠印刷用の交換胴装置26a,26b,26cを装着すると共に、上流側と下流側の両ダンサーロール9,22の固定を解除する。この状態で輪転機に連続紙4を紙通しして間欠印刷を行う。
【0031】
以下にこの間欠印刷の詳細を説明する。なお、説明しやすくするために、印刷しようとする絵柄の天地長さaが(a)ブランケット胴32の大径部の周長Lと同じである場合(a=L)と、(b)ブランケット胴の大径部の周長Lの1/2である場合(a=L/2)のそれぞれの印刷を説明する。
【0032】
(a)絵柄の天地長さがブランケット胴23の大径部の周長と同じ場合
【0033】
送り出しロール8と引き込みロール23による連続紙4のブランケット胴32の1回転当たりの走行量をa(=L)に設定する。また、給紙装置6側と加工部3側(上下流側)のそれぞれの正逆転ロール10a,10b及び21a,21bを、各間欠印刷用の交換胴26a,26b,26cのブランケット胴32の周速に同期させると共に、正転方向の走行量をaに設定して正転と停止を繰り返し行う。
【0034】
図2に示す状態で、版胴31の刷版にて天地長さがa(=L)の絵柄が転写されたブランケット胴32が1/2回転すると共に、上下流側の正逆転ロール10a,10b及び21a,21bが走行量Lだけ正転することにより、連続紙4上に天地長さがブランケット胴32の大径部の周長L(=a)の絵柄が印刷される。その後、連続紙4はブランケット胴32が1/2回転する間にわたってこれの小径部に対向され、その後再び大径部が連続紙4に対向して再び同じ絵柄が印刷される。
【0035】
このとき、連続紙4が連続して走行すると、絵柄と絵柄との間に小径部の周長に相当する長さの白紙部ができてしまうので、正逆転ロール10a,10b及び21a,21bの回転を制御して連続紙4の走行量を制御する。すなわち、上下流側の正逆転ロール10a,10b及び21a,21bの回転を、上記ブランケット胴32の小径部の周長の走行時間にわたって停止させる。ついでブランケット胴32の大径部の端部が連続紙4に対向した状態で正逆転ロール10a,10b及び21a,21bを走行量がaだけ再び正転させる。
【0036】
このように、ブランケット胴32の回転に同期して上下流側の正逆転ロール10a,10b及び21a,21bを正転と停止を繰り返すことにより連続紙4上に天地長さaがブランケット胴32の大径部の周長Lの絵柄が、絵柄相互間に余分な白紙部ができることなく繰り返し印刷される。
【0037】
このとき、送り出しロール8と引き込みロール23により連続紙4が一定速度で走行されているのに対して、上記したように、印刷部での連続紙4は間欠的に走行されるが、このときの連続紙4の走行量の差は上下流側のダンサーロール9,22にて吸収される。
【0038】
(b)絵柄の天地長さaがブランケット胴32の大径部の周長Lの1/2の場合
【0039】
送り出しロール8と引き込みロール23による連続紙4のブランケット胴32の1回転当たりの走行量をa(=L/2)に設定する。また、上下流側の正逆転10a,10b及び21a,21bを、ブランケット胴32の周速に同期させると共に、正転方向に走行量がLだけ回転し、ついでL−aだけ逆転するように設定してこの正転と逆転を繰り返し行う。
【0040】
図2に示す状態で、ブランケット胴32の大径部には、これの上流側端から周長a(=L/2)にわたって絵柄が転写されている。しかしてこの状態でブランケット胴32がこれの大径部分の周長分(L)の1/2の長さ分だけ回転すると共に、正逆転ロール10a,10b及び21a,21bが走行量Lだけ正転することにより、連続紙4上に天地長さaの絵柄とL−aの空白部が印刷される。
【0041】
ついで、ブランケット胴32が1/2回転する間、すなわち、連続紙4にブランケット胴32の小径部が対向している間に、正逆転ロール10a,10b及び21a,21bをL−a分だけ逆転させ、再びL分だけ正転させる。これにより、連続紙4上には、天地長さがブランケット胴32の全周長より短い天地長さaの絵柄が余分な白紙部ができることなく繰り返し印刷される。
【0042】
このときの送り出しロール8と引き込みロール23による連続紙4の走行量と正逆転ロール10a,10b及び21a,21bの間欠送りとの走行量の差は上下流側のダンサーロール9,22にて吸収される。
【0043】
なお、この間欠印刷用の交換胴装置26a,26b,26cにあっては、圧胴33がブランケット胴32の大径部の周面に当接する位置から離間する位置に移動(スキップ)することができるようにしたものもある。
【0044】
この構成では、上記した(b)の場合のように、印刷絵柄の天地長さaが大径部の周長Lの1/2の場合のように、大径部の周長Lに対して絵柄の天地長さaが短い場合に、絵柄の印刷が終了して、まだ残りの大径部の周面が圧胴と対向している間に、圧胴をスキップ作動させてブラケット胴より離間してやる。これにより、この圧胴のスキップ間だけブランケット胴と圧胴とが1回転当たりの接触しない時間が長くなり、連続紙を逆方向に走行する時間に余裕をもたせることができる。
【0045】
上記作用において、各印刷ユニット2a,2b,2cは連続紙4の走行方向に移動して印刷位置合わせを行う。
【0046】
上記した実施の形態での各交換胴装置は版胴とブランケット胴、圧胴の3胴式(オフセット印刷)の場合を示したが、版胴による直刷り、すなわち2胴式であってもよい。この場合、圧胴に版胴が直接転写するもので、この圧胴に転接するブランケット胴及び版胴を印刷胴と総称することができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明によれば、印刷ユニットに連続印刷用の交換胴装置と間欠印刷用の交換胴装置の双方を選択的に装着することができることにより、連続印刷用の交換胴装置による少品種大ロット印刷と、この連続印刷では速度比の関係から印刷できない、例えば200mm、300mmなどミリサイズの天地長さの絵柄等、多品種小ロット印刷のいずれの印刷を低コストで行うことができる。また、上記両ロットを1台の輪転機にて選択的に行うことができることにより、上記両ロット印刷のための設備費を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続印刷用の交換胴装置を装着した場合の輪転機全体を概略的に示す正面図である。
【図2】間欠印刷用の交換胴装置を示す概略的な構成説明図である。
【図3】印刷ユニットの移動手段と固定手段を概略的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1…給紙部、2…印刷部、2a,2b,2c…印刷ユニット、3…加工部、4…連続紙、5…紙支持台、6…給紙装置、7…調湿装置、8…送り出しロール、9,22…ダンサーロール、10a,10b,21a,21b…正逆転ロール、11,24…ガイドロール、12a,12b,30a,30b,30c…セクショナルロール、13a,13b…正逆転モータ、14…揺動アーム、15…付勢装置、16…円弧穴、17…ロックプレート、20…引き込み装置、23…引き込みロール、25a,25b,25c,26a,26b,26c…交換胴装置、27,31…版胴、28,32…ブランケット、29,33…圧胴、34…基台、35…レール、36…リニアガイド、37フレーム、38…ねじ軸、39…傘歯車機構、40…ハンドル、41…ロック部材、42…偏心カム軸。
Claims (3)
- 送り出しロールにて連続紙を送り出す給紙装置と、交換胴装置を装脱可能にした印刷ユニットを有する印刷部と、印刷部より下流側に位置して引き込みロールにて連続紙を引き込む引き込み装置とを有する交換胴型輪転機において、
上記交換胴装置として、全周に印刷面を有する印刷胴を用いた連続印刷用の交換胴装置と、円周方向の一部を他の部分より大径にしてこの大径部の周面に印刷面を有する印刷胴を用いた間欠印刷用の交換胴装置とを選択的に用い、
給紙装置の送り出しロールの下流側と、引き込み装置の引き込みロールの上流側に、連続紙を正転方向と逆転方向に走行及び停止できるようにした正逆走行手段を設け、送り出しロールと上流側の正逆走行手段との間、及び下流側の正逆走行手段と引き出しロールとの間に、固定可能にしたダンサーロールを設けた
ことを特徴とする交換胴型輪転機。 - 印刷ユニットを連続紙の走行方向に位置調整可能にしたことを特徴とする請求項1または2記載の交換胴型輪転機。
- 各部分のロールの個々の駆動源としてセクショナルモータを用いたことを特徴とする請求項1,2または3記載の交換胴型輪転機。
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