JP4636112B2 - 車両のスペアタイヤ格納構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のスペアタイヤ格納構造に関するものであって、とくに運転時のみならず車両の生産時ないしは組み立て時においてもスペアタイヤを容易に格納し又は脱離させることができるようにした車両のスペアタイヤ格納構造に関するものである。
一般に、トランクルームを備えていないタイプの車両、例えばライトバン、ステーションワゴンあるいはトラック等においては、スペアタイヤを車室内に配置するのは好ましくないので(例えば、パンク時には汚れたタイヤを車室内に持ち込まなければならない)、スペアタイヤはフロアパネルの下側の所定の格納位置に格納(保持)されるようになっている。このようにフロアパネルの下側にスペアタイヤを格納するようにした車両では、普通、先端部に係合部材を備えたケーブル(ないしはチェーン)と、車体側に固定され該ケーブルを巻き取り又は解き放つことができるウインチとを設け、係合部材をスペアタイヤと係合させた状態でケーブルを巻き取ることによりスペアタイヤを格納位置に格納し、ケーブルを解き放つことにより該スペアタイヤを格納位置から脱離させるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
そして、フロアパネルの下側にスペアタイヤを格納するようにした従来の車両のスペアタイヤ格納構造では、ウインチの巻き取り又解き放ち操作を行うための操作部は、操作が容易なことから、一般にフロアパネルの上面に配置されている。すなわち、操作部がフロアパネルの下面に配置された場合は、パンク時等においてスペアタイヤを格納位置から脱離させる際、あるいはスペアタイヤ又はタイヤを格納位置に格納する際には、運転者は車体の下側に潜り込まなければならないからである。
実開昭59−110277号公報
ところで、車両の生産ないしは組み立てにおいては、いずれかの工程でスペアタイヤを車両に格納しなければならない。そして、車両の生産ラインないしは組み立てラインにおいては、大部分の工程で車両がハンガに支持された状態で搬送され、ハンガに支持された状態の車両に対して種々の作業ないしは加工が施されることになる。
このため、車両へのスペアタイヤの格納作業は、しばしばハンガに支持された車両に対して行われるが、一般にハンガに支持された車両は比較的高い位置にある(図8参照)。このため、作業者は、スペアタイヤを車両に格納する際に、床面に自然に立った状態で、フロアパネルの上面に配置されたウインチの操作部を操作するのは困難であるといった問題がある。
そこで、従来の車両の生産ラインでは、作業者は、スペアタイヤを車両に格納する際に、ウインチの操作部を操作するための格別の作業装置に乗って作業を行うようにしているが、車両の生産ラインにかかる作業装置を設けると、生産ラインが複雑化するといった問題がある。また、作業者はスペアタイヤを格納する際に作業装置に乗り降りしなければならないので、該作業が繁雑化するといった問題がある。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたものであって、通常の運転時には運転者がスペアタイヤを容易に格納し又は脱離させることができるとともに、車両の生産時ないしは組み立て時には、作業者が格別の作業装置を用いることなくスペアタイヤを車両に容易に格納することができる手段を提供することを解決すべき課題とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明にかかる車両のスペアタイヤ格納構造は、(a)車両のフロアパネルの下面側に、略水平な状態でスペアタイヤを保持するようになっている車両のスペアタイヤ格納構造であって、(b)スペアタイヤと係合する係合部材を先端部に備え、フロアパネルより下側において水平方向に関して係合部材の近傍に設けられたスペアタイヤ取付部から垂下する巻き上げケーブルと、(c)車両側に取り付けられ、略水平状態に設置され巻き上げケーブルが巻かれる回転可能なホイールと、鉛直方向に伸びホイールを回転駆動するドライブ軸とを備え、係合部材をスペアタイヤと係合させた状態で、巻き上げケーブルを巻き取り又は解き放つことによりスペアタイヤを格納し又は脱離させるケーブル巻き取り(ウインチ)とが設けられていて、(d)ケーブル巻き取りが、フロアパネルより上側の車室側からと、フロアパネルより下方の車外側とから巻き取り又は解き放ち操作が可能となるように、車両後部でフロアパネルの下方に配置され、(e)ドライブ軸は、上部がフロアパネルより上方に位置する上側操作部と、下方に形成された下側操作部とを備え、(f)スペアタイヤ取付部に、係合部材が上方位置にあるときに該係合部材の直ぐ上方に位置し巻き上げケーブルの伸びる方向を水平方向から下方に変えるケーブルガイドが設けられ、(g)ケーブル巻き取り部は、スペアタイヤ取付部より後方に位置する一方、スペアタイヤ取付部より後方に設けられ車幅方向に伸びる最後方メンバより前方に離間してホイール部がケーブルガイドと略同じ高さに位置するように配置され、(h)ケーブル巻き取り部の下側操作部は、最後方メンバの下面より上方に位置することを特徴とするものである。
なお、高さ方向の荷室空間を大きくとるために、ケーブル巻き取り(ウインチ)は巻き上げケーブルが水平方向に出入りするようにレイアウトするのが好ましい。
本発明にかかる車両のスペアタイヤ格納構造においては、最後方メンバは最後方クロスメンバであり、ケーブル巻き取り部は最後方クロスメンバに固定された支持ブラケットに取り付けられているのが好ましい。
本発明にかかる車両のスペアタイヤ格納構造においては、支持ブラケットは、車両の2つのクロスメンバ間に設けられているのが好ましい。
本発明にかかる車両のスペアタイヤ格納構造においては、ケーブル巻き取り部は、スペアタイヤ取付部の斜め後方に設置されていてもよい。
本発明にかかる車両のスペアタイヤ格納構造においては、巻き上げケーブルは、支持ブラケットが伸びる方向に沿って伸びていてもよい。
本発明にかかる車両のスペアタイヤ格納構造においては、最後方メンバより前方に位置するクロスメンバを備えていて、スペアタイヤ取付部は、クロスメンバの近傍に設置されているのも好ましい。
本発明にかかる車両のスペアタイヤ格納構造においては、ケーブル巻き取り部は、最後方メンバより前方の位置に設置されていてもよい。
この車両のスペアタイヤの格納構造によれば、通常の運転時には、運転者は、車室側からケーブル巻き取りを操作することにより、スペアタイヤを容易に車両に格納し、又は車両から脱離させることができる。また、該車両の生産時ないしは組み立て時には、作業者は、フロアパネルの下側からケーブル巻き取りを操作することにより、格別の作業装置を用いることなく、床面(足場)に立った自然な姿勢でスペアタイヤを車両に容易に格納することができる。なお、ケーブル巻き取りの各操作部が、回転操作によりケーブルを巻き取り又は解き放つようになっている場合、車室側から操作部を回転させるときと、フロアパネルの下側から操作部を回転させるときとでは回転方向は逆向きとなる。
以下、本発明の実施の形態を具体的に説明する。
図1と図2とに示すように、本発明にかかるスペアタイヤ格納構造を備えた2ボックスタイプ(トランクルームを備えていない)の車両1の下部には、それぞれ概ね車両前後方向に伸びる左側サイドフレーム2と右側サイドフレーム3とが設けられ、両サイドフレーム2、3間にはそれぞれ車両幅方向に伸びる第1〜第6クロスメンバ4〜9が設けられている。そして、この車両1においては、基本的には、各部がこれらのサイドフレーム2、3とクロスメンバ4〜9とによって支持される構造とされている。なお、車両1には、左右の前輪10、11と、左右の後輪12、13とが設けられている。また、車両1の後部において、フロアパネル15の下側の所定のスペアタイヤ格納位置には、スペアタイヤ14が格納(保持)されている。
以下、車両1におけるスペアタイヤ14の格納構造を説明する。
図3〜図5に示すように、フロアパネル15の下方において、車両1の前後方向にみて最後部に位置する第6クロスメンバ9と、この第6クロスメンバ9より1つ前側の第5クロスメンバ8との間には、スペアタイヤ14を支持するための支持ブラケット16が設けられている。この支持ブラケット16は、概ねその後端部18から左前方に向かって斜めに伸びるように配置されている。そして、詳しくは図示していないが、この支持ブラケット16の前端部17はボルト締結等により第5クロスメンバ8の下端面に固定され、他方後端部18は第6クロスメンバ9の前端面に固定されている。
そして、第5クロスメンバ8のやや後方において、支持ブラケット16にはスペアタイヤ取付部19が設けられ、このスペアタイヤ取付部19には、中空部を備えたパイプ状のケーブルガイド20が設けられている。このケーブルガイド20は、一方の端部が下方を向き、他方の端部がほぼ水平方向(支持ブラケット16の伸びる方向にみて後向き)を向き、両端部間でゆるやかに湾曲するエルボ状に形成されている。また、第6クロスメンバ9のやや前方において、支持ブラケット16には、ウインチ21(ケーブル巻き取り手段)が設けられている。このウインチ21は、ケーブル22(巻き上げケーブル)を巻き取り又は解き放つことができるようになっている(なお、ケーブル後端部はウインチ21から離脱することはない)。
ここで、ケーブル22は、ウインチ21の外部では、概ね支持ブラケット16の伸びる方向にほぼ水平に伸び、ケーブルガイド20の中空部を通り抜けて支持ブラケット16の下方に突出している。そして、ケーブル22の先端部には、スペアタイヤ14と係合する係合部材23が取り付けられている。なお、係合部材23は、実質的に、上側支持板31と、下側支持板32と、両支持板31、32間に配置されたコイルスプリング33とで構成されている(図7参照)。ここで、上側支持板31の中心部には穴が形成され、ケーブル22はこの穴を通り抜けている。そして、ケーブル22の先端部は下側支持板32に固定されている。
以下、ウインチ21の具体的な構造を説明する。
図6と図7とに示すように、ウインチ21には、ドライブシャフト25と、該ドライブシャフト25に同軸に取り付けられ外歯を備えたドライブギヤ26と、該ドライブギヤ26の外歯と噛み合う内歯を備えたドリブンギヤ27とが設けられている。そして、ドリブンギヤ27にはホイール29が同軸に取り付けられ、このホイール29にケーブル22が巻き取られるようになっている。なお、各ギヤ26、27とホイール29とは、ギヤケース28内に収容されている。また、ドリブンギヤ27は、ドライブギヤ26との噛み合いを確実化するために、一端がギヤケース28に取り付けられたばね30によって付勢されている。
かくして、ドライブシャフト25が所定の巻き取り方向(例えば、上側からみて時計回り方向)に回転させられたときには、ドライブギヤ26がドライブシャフト25と一体回転する。これに伴って、ドライブギヤ26と噛み合っているドリブンギヤ27ひいてはホイール29が、ドライブシャフト25(ドライブギヤ26)の回転速度よりも遅い回転速度(例えば、1/10)で回転し、ケーブル22がホイール29に巻き取られる。なお、ドライブギヤ26とドリブンギヤ27の回転速度の比は、両ギヤ26、27の歯数によって決定される。このように、ドリブンギヤ27の回転速度がドライブギヤ26の回転速度よりも遅くなるので、ドライブシャフト25を回転させるのに要する力、すなわちケーブル22を巻き取るのに要する力の大きさは非常に小さくなる。つまり、非常に小さい力でウインチ21を巻き上げることができる。他方、ドライブシャフト25が逆方向に回転させられたときには、ホイール29が逆方向に回転し、ケーブル22は解き放たれる。
このウインチ21は、ドライブシャフト25がほぼ上下方向に伸びるような位置関係でもって支持ブラケット16に固定されている。そして、図4に示されているように、ドライブシャフト25の上部はフロアパネル15に形成された穴部を通り抜けて車室内に突出する一方、下部は支持ブラケット16に形成された穴部を通り抜けて支持ブラケット16の下方に突出している。
そして、ドライブシャフト25の車室内に突出している部分には、該ドライブシャフトを回転させるための上側操作部25aが形成されている。他方、ドライブシャフト25の支持ブラケットの下方に突出している部分には、該ドライブシャフト25を回転させるための下側操作部25bが形成されている。つまり、ホイールナット用のレンチ等を用いてドライブシャフト25を回転させることができるようになっている。したがって、ウインチ21を操作するための格別の道具は必要とはされない。
かくして、係合部材23をスペアタイヤ14に係合させた状態で、ウインチ21によってケーブル22が巻き取られると、スペアタイヤ14がケーブル22によって持ち上げられてスペアタイヤ格納位置に格納される。また、ウインチ21によってケーブル22が解き放たれると、スペアタイヤ14がスペアタイヤ格納位置から下降させられて脱離させられる。
以下、スペアタイヤ14を車両1のスペアタイヤ格納位置に格納し、又は該格納位置からスペアタイヤ14を脱離させるための具体的な手順を説明する。
スペアタイヤ14を車両1に格納する際には、まずケーブル22の先端部に取り付けられた係合部材23を、地面あるいは作業台等の上に置かれたスペアタイヤ14の中央開口部を上側から下向きに通り抜けさせ、係合部材23の上側支持板31をスペアタイヤ14の下面に係合させる。
次に、ホイールナット用のレンチ等をウインチ21のドライブシャフト25の上側又は下側の操作部25a、25bにはめ込み、該レンチ等を所定の巻き取り方向(例えば、上側からみて時計回り方向)に回転させ、ケーブル22をホイール29に巻き取る。かくして、ケーブル22がホイール29に巻き取られてゆくのに伴って、スペアタイヤ14がケーブル22によって吊り上げられ、所定のスペアタイヤ格納位置まで持ち上げられる。なお、この場合、上側操作部25aを介してドライブシャフト25を回転させるときと、下側操作部25bを介してドライブシャフト25を回転させるときとでは、回転方向は逆方向となる。
そして、スペアタイヤ14がスペアタイヤ格納位置まで持ち上げられた後、さらにケーブル22がホイール29に巻き取られると、上側支持板31及びスペアタイヤ14が停止した状態で、下側支持板32がコイルスプリング33の付勢力に抗してさらに上向きに引き上げられる。この後、下側支持板32は上側支持板31に当接して停止する(なお、これ以上はケーブル22を巻き取ることができない)。このとき、上側支持板31及びスペアタイヤ14は、コイルスプリング33の付勢力によって支持ブラケット16の下面に弾性的に押し付けられ、スペアタイヤ14が安定な状態で強固に保持(格納)される。
他方、スペアタイヤ14をスペアタイヤ格納位置から脱離させる際には、ホイールナット用のレンチ等をウインチ21のドライブシャフト25の上側又は下側の操作部25a、25bにはめ込み、該レンチ等を所定の解き放ち方向(例えば、上側からみて反時計回り方向)に回転させ、ケーブル22をホイール29から解き放つ。かくして、ケーブル22がホイール29から解き放たれてゆくのに伴って、まず下側支持板32のみが下降してコイルスプリング33の付勢力がリリースされ、この後係合部材23及びスペアタイヤ14が下降し、スペアタイヤ14が地面ないしは作業台の上に載せられる。この後、係合部材23をスペアタイヤ14の中央開口部から上方に抜き取り、スペアタイヤ14の脱離作業が完了する。
このスペアタイヤ格納構造によれば、通常の運転時には、運転者は、車室側からウインチ21の上側操作部25aを操作することにより、スペアタイヤ14を容易に車両1に格納し、又は車両1から脱離させることができる。また、該車両1の生産時ないしは組み立て時には、作業者は、フロアパネル15の下側からウインチ21の下側操作部25bを操作することにより、格別の作業装置を用いることなく、床面(足場)に立った自然な姿勢でスペアタイヤ14を車両1に容易に格納することができる。
図8に、車両1の生産時ないしは組み立て時における車両1と作業者42の位置関係の具体例を示す。図8に示すように、この具体例では、車両1は、適宜X方向に移動するハンガ40によって支持されている。そして、このハンガ40によって支持されている車両1にスペアタイヤ14を格納する際には、まずスペアタイヤ14が作業台41の上面に載せられる。次に、作業者42は、係合部材23を作業台41上のスペアタイヤ14に係合させた上で、ウインチ21の下側操作部25bをレンチ等で回転させてスペアタイヤ14を車両1に格納する。
その際、作業者42は、床面43に立った自然な状態で容易に下側操作部25bを操作することができる。これに対して、従来のスペアタイヤ格納構造のように、車室側のみからウインチ21を操作するようにした場合は、作業者42’は床面43に立った状態では、ウインチ21を操作することは極めて困難である。そこで、従来の生産ラインでは、格別の作業装置等を設けて、作業者42’を例えばLで示す位置まで持ち上げ、車室側からウインチ21を操作するようにしているが、かかる作業装置を設けると生産ラインを複雑化し、また作業装置への乗り降りがわずらわしいといった問題が生じるのは前記のとおりである。
以上、本発明にかかる車両のスペアタイヤ格納構造によれば、通常の運転時には運転者がスペアタイヤを容易に格納し又は脱離させることができるとともに、車両の生産時ないしは組み立て時には、作業者が格別の作業装置を用いることなくスペアタイヤを車両に容易に格納することができる。
本発明にかかるスペアタイヤ格納構造を備えた車両の下面平面図である。 図1に示す車両の側面図である。 支持ブラケットの平面図である。 支持ブラケットの側面平面図である。 図3に示す支持ブラケットのA−A線断面図である。 ウインチの一部断面平面図である。 ウインチの一部断面平面図である。 ガイドによって搬送されている車両の側面図であり、車両生産時においてスペアタイヤを格納する際の車両と作業者の位置関係を示している。
符号の説明
1…車両、2…左側サイドフレーム、3…右側サイドフレーム、4…第1クロスメンバ、5…第2クロスメンバ、6…第3クロスメンバ、7…第4クロスメンバ、8…第5クロスメンバ、9…第6クロスメンバ、10…左側前輪、11…右側前輪、12…左側後輪、13…右側後輪、14…スペアタイヤ、16…支持ブラケット、17…支持ブラケットの前端部、18…支持ブラケットの後端部、19…スペアタイヤ取付部、20…ケーブルガイド、21…ウインチ、22…ケーブル、23…係合部材、25…ドライブシャフト、25a…上側操作部、25b…下側操作部、26…ドライブギヤ、27…ドリブンギヤ、28…ギヤケース、29…ホイール、30…ばね、31…上側支持板、32…下側支持板、33…コイルスプリング、40…ハンガ、41…作業台、42…作業者、43…床面。

Claims (7)

  1. 車両のフロアパネルの下面側に、略水平な状態でスペアタイヤを保持するようになっている車両のスペアタイヤ格納構造であって、
    上記スペアタイヤと係合する係合部材を先端部に備え、上記フロアパネルより下側において水平方向に関して上記係合部材の近傍に設けられたスペアタイヤ取付部から垂下する巻き上げケーブルと、
    上記車両側に取り付けられ、略水平状態に設置され上記巻き上げケーブルが巻かれる回転可能なホイールと、鉛直方向に伸び上記ホイールを回転駆動するドライブ軸とを備え、上記係合部材を上記スペアタイヤと係合させた状態で、上記巻き上げケーブルを巻き取り又は解き放つことにより上記スペアタイヤを格納し又は脱離させるケーブル巻き取り部とが設けられていて、
    上記ケーブル巻き取り部が、上記フロアパネルより上側の車室側からと上記フロアパネルより下方の車外側とから巻き取り又は解き放ち操作が可能となるように、車両後部で上記フロアパネルの下方に配置され、
    上記ドライブ軸は、上部が上記フロアパネルより上方に位置する上側操作部と、下方に形成された下側操作部とを備え
    上記スペアタイヤ取付部に、上記係合部材が上方位置にあるときに該係合部材の直ぐ上方に位置し上記巻き上げケーブルの伸びる方向を水平方向から下方に変えるケーブルガイドが設けられ、
    上記ケーブル巻き取り部は、上記スペアタイヤ取付部より後方に位置する一方、上記スペアタイヤ取付部より後方に設けられ車幅方向に伸びる最後方メンバより前方に離間して上記ホイール部が上記ケーブルガイドと略同じ高さに位置するように配置され、
    上記ケーブル巻き取り部の下側操作部は、上記最後方メンバの下より上方に位置することを特徴とする車両のスペアタイヤ格納構造。
  2. 上記最後方メンバは最後方クロスメンバであり、上記ケーブル巻き取り部は上記最後方クロスメンバに固定された支持ブラケットに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両のスペアタイヤ格納構造。
  3. 上記支持ブラケットは、上記車両の2つのクロスメンバ間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の車両のスペアタイヤ格納構造。
  4. 上記ケーブル巻き取り部は、上記スペアタイヤ取付部の斜め後方に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のスペアタイヤ格納構造。
  5. 上記巻き上げケーブルは、上記支持ブラケットが伸びる方向に沿って伸びていることを特徴とする請求項3に記載の車両のスペアタイヤ格納構造。
  6. 上記最後方メンバより前方に位置するクロスメンバを備えていて、上記スペアタイヤ取付部は、上記クロスメンバの近傍に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のスペアタイヤ格納構造。
  7. 上記ケーブル巻き取り部は、上記最後方メンバより前方の位置に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両のスペアタイヤ格納構造。
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