JP2003259522A - ケーブル作業機 - Google Patents

ケーブル作業機

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JP2003259522A
JP2003259522A JP2002058730A JP2002058730A JP2003259522A JP 2003259522 A JP2003259522 A JP 2003259522A JP 2002058730 A JP2002058730 A JP 2002058730A JP 2002058730 A JP2002058730 A JP 2002058730A JP 2003259522 A JP2003259522 A JP 2003259522A
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reel
cable
support member
rotary shaft
shaft support
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JP2002058730A
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Hideaki Tamura
秀顕 田村
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルの巻き取り作業中にリールが回転自
由になってしまい、巻き取っていたケーブルが勢い良く
繰り出されてしまう事態を確実に防止する。 【解決手段】 架線リール支持架台70が、リール80
の回転軸81の両端部を下方より支持する回転軸支持部
材72と、回転軸支持部材72を昇降移動させることに
より回転軸81を水平姿勢に保持したままリール80の
上げ下ろしを行う昇降シリンダ71と、昇降シリンダ7
1による回転軸支持部材72の昇降移動をガイドするガ
イド部材73と、昇降シリンダ71による回転軸支持部
材72の上昇移動によりリール80が所定の作業位置ま
で押し上げられた状態でリール80に巻回された架線ケ
ーブル90に張力Tが作用したときに、この張力Tが回
転軸81をケーブル90の延びる側へ付勢する付勢力を
受けて回転軸支持部材72をガイド部材73に固定する
回転軸支持部材固定手段(固定ピン76及びばね部材7
7)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブル作業車等
に備えられてケーブル類の巻き取り繰り出し作業を行う
ケーブル作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電柱間にケーブルを掛け渡す架線
工事やバイパス工法による無停電工事等を行うときには
ケーブルの敷設や撤去を行う必要があり、これらの作業
を効率よく行うためには車体上にケーブル作業機を備え
たケーブル作業車と呼ばれる車両が広く用いられてい
る。このケーブル作業車は車体上に固設したリール架台
上に一又は複数のリールが取り付けられており、このリ
ールを動力装置で回転駆動することにより、リールに巻
回されたケーブルを繰り出して供給し、或いは電柱等よ
り下ろしたケーブルをリールに巻き取ることができるよ
うになっている。このようなケーブル作業車におけるケ
ーブル作業機では、工事の内容に応じた適切な種類のケ
ーブルを迅速に現場に供給できるようにするために、或
いは車両の入り込めない狭い場所へ人力によってケーブ
ルを運搬できるようにするために、一般にリールはリー
ル架台に対して着脱自在な構成になっている。
【0003】このようなケーブル作業機においては、別
途設けた公転用のチェーンに複数のリールを一定間隔置
きに取り付けておき、モータ等により上記チェーンを駆
動してリールを巡回移動させることにより、必要なリー
ルを選択的に所定の作業位置に位置させて作業を行うこ
とができるようになっているものがある。また、必要な
リールを車両の荷室床面上に載せておき、これを起伏動
自在なアーム部材の先端より垂下させたチェーンにより
吊り上げて架台に取り付けるようになっているものもあ
る。
【0004】或いは、車両の荷室床面上に載せたリール
の回転軸の両端部を油圧シリンダなどの昇降手段により
上方へ押し上げて支持するようにしたものも知られてい
る。図8はこの場合の例におけるリール架台の一部を示
すものであり、車両の荷室床面上を転がしてきたリール
300の回転軸310を昇降手段である油圧シリンダ2
10の上端部に設置した回転軸支持部材220上に位置
させた上で油圧シリンダ210を伸長させ、これにより
リール300を荷室床面より浮かせて回転自在に支持す
るものである。ここで、回転軸支持部材220はガイド
部230材によりガイドされて昇降移動するようになっ
ており、リール300の回転軸310は油圧シリンダ2
10により昇降移動する上記回転軸支持部材220とガ
イド部材230の上蓋240の下面に固定設置された回
転軸抑え250とにより上下から挟まれて保持されるよ
うになっている(図8(A)参照)。リール300が押
し上げられた状態では、リール300の回転軸310の
一端に取り付けられたギヤ(図示せず)が動力装置(例
えば駆動モータ)の動力が伝達されるギヤと噛み合うよ
うになっているため、リール300を押し上げ支持した
状態ではリール300を正逆両方向に自在に回転させて
ケーブル400を巻き取り繰り出しできるようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リール30
0によりケーブル400を巻き取っているときにはケー
ブル400に張力Tが作用し(図8(A)参照)、この
張力Tはリール300をケーブル400の巻き取り方向
とは逆方向に回転させようとする。ここで、図8に示し
た例のように、リール300の回転軸310を油圧シリ
ンダ210により押し上げてリール300側のギヤと駆
動モータ側のギヤとを噛み合わせる構成では、誤って油
圧シリンダ210を収縮方向に操作してしまった場合、
上記両ギヤの噛合がはずれてリール300は回転自由な
状態になり、巻き取っていたケーブル400が勢い良く
繰り出されてしまう虞がある。
【0006】このような事態を防止するため、ケーブル
400に張力Tが作用しているか否かを検出する装置を
設けておき、これによりケーブル400に張力が作用し
ているときにはリール300の下降動作(油圧シリンダ
210の収縮動作)を禁止するインターロック構成を採
ることも考えられるが、油圧シリンダ210のような油
圧機器には作動油のリークはつきものであり、これに起
因してリール300が徐々に降下していく(油圧シリン
ダ210が徐々に収縮していく)事態を完全に防止する
ことはできない。
【0007】これとは異なる方法として、図8に示す例
のように、回転軸支持部材220内を貫通してスライド
移動可能な固定ピン260を設けておき、リール300
が上記所定位置まで押し上げられたところで固定ピン2
60を操作してその端部(図8では左端)がガイド部材
230に設けられた係止穴231に嵌入するように構成
することもできる。この例では、固定ピン260はばね
部材270により常時図8の左方に付勢されており、固
定ピン260を係止穴231に嵌入させない状態では、
固定ピン260に取り付けられた板部材261(この板
材261は、図8では紙面に垂直な方向に広がる部分を
有している)を回転軸支持部材220より図の右方に突
出した突起部材221に図の右方より当接させて待機状
態にすることができ(図8(B)参照)、リール300
が上記所定位置まで押し上げられたところで固定ピン2
60を捻り、上記板部材261の突起部材221への当
接を解除して手を放せば、ばね部材270に付勢された
固定ピン260が自動的にその左端部をガイド部材23
0の係止穴231に嵌入させるようになる。
【0008】上記後者の構成では、回転軸支持部材22
0がガイド部材230に対して機械的に固定されるた
め、油圧シリンダ210に作動油のリークが生じてもリ
ール300が降下することはなく、リール300が不意
に回転自由な状態になる事態は防止される。しかしなが
ら、作業者が固定ピン260による上記固定操作を忘れ
たような場合には油圧シリンダ210の作動油リークに
よるリール300の降下が起きる場合があり、その安全
性は確実とは言い得ない。
【0009】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、ケーブルの巻き取り作業中にリールが回転
自由になってしまい、巻き取っていたケーブルが勢い良
く繰り出されてしまう事態を確実に防止して安全性を高
めることが可能な構成のケーブル作業機を提供すること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るケーブル作
業機は、回転軸と一体になったリール(例えば、実施形
態における架線ケーブル用リール80)を回転軸が水平
になるように架台(例えば、実施形態における架線リー
ル支持架台70)に取り付け、動力装置(例えば、実施
形態における架線リール駆動用モータ)によりリールを
回転駆動することによりリールに巻回されたケーブル
(例えば、実施形態における架線ケーブル90)を繰り
出し、或いはリールにケーブルを巻き取らせる作業を行
うケーブル作業機であって、上記架台が、リールの回転
軸の両端部を下方より支持する回転軸支持部材と、回転
軸支持部材を昇降移動させることによりリールの回転軸
を水平姿勢に保持したままリールの上げ下ろしを行う昇
降手段(例えば、実施形態における昇降シリンダ71)
と、昇降手段による回転軸支持部材の昇降移動をガイド
するガイド部材と、回転軸支持部材をガイド部材に固定
する回転軸支持部材固定手段とを有し、回転軸支持部材
固定手段は、昇降手段による回転軸支持部材の上昇移動
によりリールが所定の作業位置まで押し上げられた状態
において、リールに巻回されたケーブルに張力が作用し
たときに、この張力により回転軸がケーブルの延びる側
へ付勢される力に基づいて上記固定を行う構成になって
いる。
【0011】このような構成のケーブル作業機によれ
ば、回転軸支持部材固定手段は、ケーブルの巻き取り作
業を行ったときに発生するケーブルの張力により回転軸
がケーブルの延びる側へ付勢される力に基づいて回転軸
支持部材をガイド部材に固定するので、ケーブルの巻き
取り作業を行っているときに回転軸支持部材がガイド部
材に対して相対移動することはなくなる。このため、ケ
ーブルの巻き取り作業中にリールが回転自由になってし
まい、巻き取っていたケーブルが勢い良く繰り出されて
しまう事態を確実に防止することができる。また、回転
軸支持部材固定手段はケーブルに張力が作用すると自動
的に上記固定を行うので、作業者が手動で固定作業を行
う必要はなく、安全性のみならず作業性も向上させるこ
とができる。
【0012】ここで、上記本発明に係るケーブル作業装
置において、回転軸支持部材はリールの回転軸を回転軸
と直交する水平方向に転動自在に支持するようになって
おり、回転軸支持部材固定手段は、回転軸支持部材内
を、リールに巻回されたケーブルが延びる側の外面から
リールの回転軸を支持する内面に向けて水平方向に貫通
するように設けられた軸通路内をスライド移動自在に取
り付けられた固定ピンと、この固定ピンの一端が回転軸
支持部材におけるリールの回転軸を支持する上記内面側
から突出するように固定ピンを付勢するばね部材とから
なり、昇降手段による回転軸支持部材の上昇移動により
リールが所定の作業位置まで押し上げられた状態におい
て、リールに巻回されたケーブルに張力が作用したとき
に、この張力を受けた上記回転軸が回転軸支持部材上を
ケーブルの延びる側に転動移動して固定ピンの一端を押
圧し、これにより軸通路内をスライド移動した固定ピン
の他端がガイド部材に設けられた穴に嵌入することによ
り回転軸支持部材がガイド部材に固定されるようになっ
ていることが好ましい。
【0013】或いは、上記本発明に係るケーブル作業装
置において、回転軸支持部材固定手段は、回転軸支持部
材におけるリールに巻回されたケーブルが延びる側の外
面に取り付けられたブレーキパッドからなり、昇降手段
による回転軸支持部材の上昇移動によりリールが所定の
作業位置まで押し上げられた状態において、リールに巻
回されたケーブルに張力が作用したときに、この張力を
受けた上記回転軸が回転軸支持部材とともにガイド部材
内をケーブルの延びる側に移動し、これによりブレーキ
パッドがガイド部材の内面に押し付けられて回転軸支持
部材がガイド部材に固定されるようになっていることが
好ましい。これらの構成によれば、簡易な構成で本発明
の効果を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。図1は本発明に係る
ケーブル作業機を備えたケーブル作業車を示している。
このケーブル作業車100は、いわゆるバンボディ型の
トラック車両をベースにして構成されており、運転キャ
ビン110の後方にアルミパネル部材等により形成され
た直方体形状の荷室120を有している。この荷室12
0内には本発明に係るケーブル作業機である架線ケーブ
ル作業機60を含むケーブル作業装置10が備えられて
おり、荷室120の後部にはケーブルの巻き取り繰り出
し作業(以下、「ケーブル作業」と称する)において使
用されるリール等を容易に積み卸しできるようにするた
めのテールゲートリフター130が設けられている。こ
のテールゲートリフター130は、荷室120の幅とほ
ぼ同じ長さの幅を有したリフトテーブル131が垂直格
納姿勢と水平張り出し姿勢との間で揺動自在になってお
り(図1ではリフトテーブル131の後方張り出し姿勢
を示している)、水平張り出し姿勢を保持したまま、図
示しない油圧シリンダによりこれを昇降移動させること
ができるようになっている。
【0015】ケーブル作業装置10は、バイパスケーブ
ルの敷設及び撤去作業に用いられるバイパスケーブル用
リール(以下、「バイパスリール」と称する)50を作
動させるバイパスケーブル作業機20と、架空ケーブル
の敷設及び撤去作業に用いられる架線ケーブル用リール
(以下、「架線リール」と称する)80を作動させる架
線ケーブル作業機60との2つのケーブル作業機から構
成される。バイパスケーブル作業機20は、図2に詳し
く示すように、荷室120の床面121上に設置された
支柱21と、この支柱21の上端部において、公転軸2
2を中心とする同一円周上に配設された複数のバイパス
リール50を回転作動(公転作動)させるバイパスリー
ル公転装置30と、図示しない自転駆動用モータにより
駆動されるバイパスリール駆動ギヤ23と、バイパスリ
ール50の回転軸(自転軸)51に取り付けられたバイ
パスリール従動ギヤ52がバイパスリール駆動ギヤ23
に噛合してそのバイパスリール50が自転可能となる所
定位置(以下、これを「バイパスリール駆動位置」と称
する)にバイパスリール50を支持するバイパスリール
支持装置40とを有して構成される。ここで、バイパス
リール50の回転軸51はバイパスリール50と一体に
構成されており、バイパスリール50の着脱は回転軸5
1ごと行われる。
【0016】バイパスリール公転装置30は、公転駆動
用モータ31、この公転駆動用モータ31の回転軸に取
り付けられた公転駆動スプロケット32、公転軸22を
回転中心として設けられ、バイパスリール50,50,
50を各々の回転軸51まわりに回転(自転)自在に支
持する公転用アーム33,この公転用アーム33の公転
軸22に固設された公転従動スプロケット34、及び上
記2つのスプロケット32,34の間に掛け渡された公
転駆動用チェーン35を有して構成されている。
【0017】公転駆動用モータ31を回転作動させる
と、公転駆動スプロケット32、公転駆動用チェーン3
5、公転従動スプロケット34を介してその回転駆動力
が公転用アーム33に伝達される。これにより公転用ア
ーム33は公転軸22まわりに回転して各バイパスリー
ル50は公転軸22まわりに回転(公転)する。そし
て、作業に用いるバイパスリール50を上述の「バイパ
スリール駆動位置」に移動させることにより、バイパス
リール駆動ギヤ23とバイパスリール従動ギヤ52とを
噛合させることができる。
【0018】バイパスリール支持装置40は、支柱21
の前方(図1及び図2では紙面の左方)においてピン4
1aまわり上下揺動自在に取り付けられたロックアーム
41と、このロックアーム41を上記ピン41aまわり
に揺動させるための揺動シリンダ(油圧シリンダ)42
とから構成される。ロックアーム41は、バイパスリー
ル50を上記「バイパスリール駆動位置」において回転
自在に支持し、バイパスケーブル(図示せず)の繰り出
し或いは巻き取り作動を可能にするとともに、これらの
ケーブル作業時においてバイパスケーブルからバイパス
リール50に作用する張力をこのロックアーム41の支
持部で受けることにより、そのバイパスリール50の回
転軸51の軸受部等に作用する負荷を軽減する働きをす
る。また、ロックアーム41は、バイパスケーブルから
の張力によって公転用アーム33を公転軸22まわりに
回転させようとする回転モーメントに抗してバイパスリ
ール50を支持し、バイパスリール公転装置30の両ス
プロケット32,34や公転駆動用チェーン35、公転
駆動用モータ31等に無理な負荷が作用することを防止
したり、或いは、上記回転モーメントにより公転用アー
ム33が強制的に逆方向に回転させられることを防止し
たりしている。
【0019】また、ロックアーム41は、公転用アーム
33へのバイパスリール50の着脱交換時にバイパスリ
ール50を一時的に保持する働きもする。すなわち、公
転用アーム33に支持された各バイパスリール50はボ
ルト等の図示しない固定手段により公転用アーム33の
端部に回転(自転)自在に取り付けられており、バイパ
スリール50の交換時には、この固定手段による固定を
解除して回転軸51ごと公転用アーム33より取り外
す。そこで、バイパスリール50の交換時には、交換し
ようとするバイパスリール50が「バイパスリール駆動
位置」に位置するまでバイパスリール公転装置30によ
り公転用アーム33を回転させ、この「バイパスリール
駆動位置」においてバイパスリール50をロックアーム
41により支持させたうえで、上記固定手段による固定
を解除するようにする。そして、ロックアーム41を揺
動させて図中一点鎖線で示す位置まで降下させることに
よりバイパスリール50のフランジ部50aを荷室12
0の床面121上に接地させ、床面121上を転動移動
させながらバイパスリール50を車外に搬出する。一
方、新たなバイパスリール50の装着は上記の手順とは
逆の手順により行い、ロックアーム41を上昇させるこ
とで新たなバイパスリール50を「バイパスリール駆動
位置」に位置させてバイパスリール駆動ギヤ23とバイ
パスリール従動ギヤ52とを噛合させ、そのうえで上記
固定手段により公転用アーム33に固定する。
【0020】次に、架線ケーブル作業機60の構成につ
いて説明する。架線ケーブル作業機60は、荷室120
の床面121上に設置された支柱61と、図示しない架
線リール駆動用モータにより駆動される架線リール駆動
ギヤ62と、支柱61の後方(図1及び図2では紙面右
方)に設置された架線リール80の回転軸81に取り付
けられた架線リール従動ギヤ82が架線リール駆動ギヤ
62に噛合してこの架線リール80が回転可能となる所
定位置(以下、これを「架線リール駆動位置」と称す
る)に架線リール80を支持する架線リール支持架台7
0とを有して構成される。
【0021】架線リール支持架台70は、架線リール8
0の回転軸81の両端部を下方より支持する左右の回転
軸支持部材72と、これら左右の回転軸支持部材72を
昇降移動させることにより架線リール80の回転軸81
を水平姿勢に保持したまま架線リール80の上げ下ろし
を行う左右2本の昇降シリンダ(油圧シリンダ)71と
を有して構成される。ここで、架線リール80の回転軸
81は架線リール80と一体に構成されており、架線リ
ール80の着脱は回転軸81ごと行われる。なお、図1
及び図2においては、左右2本の昇降シリンダ71と左
右2つの回転軸支持部材72のうち、左側に位置するも
ののみが見えている。
【0022】左右2本の昇降シリンダ71は、それぞれ
ピストンロッド71aが上下移動可能なように上下に延
びて設置されており、回転軸支持部材72はこのピスト
ンロッド71aの上端部に取り付けられている。回転軸
支持部材72は上面側が窪んだ形状を有したブロック状
の部材であり、その窪み部において架線リール80の回
転軸81の端部を下方より支持する。なお、架線リール
80の回転軸81の両端部には図示しないベアリングが
取り付けられており、回転軸支持部材72はこのベアリ
ングの部分を支持する。
【0023】昇降シリンダ71により架線リール80の
回転軸81が押し上げられてこの回転軸81が回転軸支
持部材72と回転軸抑え75との間に挟まれた状態で
は、架線リール80は上記「架線リール駆動位置」に位
置する。このように架線リール80が「架線リール駆動
位置」に位置した状態では架線リール従動ギヤ82と架
線リール駆動ギヤ62とが噛合するため、上記図示しな
い架線リール駆動用モータを回転作動させれば、架線リ
ール80を正逆任意の方向に回転駆動することができ
る。また、架線リール80の交換時には、昇降シリンダ
71のピストンロッド71aを降下させて架線リール従
動ギヤ82と架線リール駆動ギヤ62とを離間させ、架
線リール80のフランジ部80aを荷室120の床面1
21に接地させる。そして更にピストンロッド71aを
降下させて回転軸支持部材72が架線リール80の回転
軸81よりも低い位置に位置したところで架線リール8
0を車両の後方へ向けて転動移動させ、そのまま床面1
21上を転がしていき車外に搬出する。一方、新たな架
線リール80の装着は上記の手順とは逆の手順により行
い、昇降シリンダ71のピストンロッド71aを上昇移
動させることで新たな架線リール80を「架線リール駆
動位置」に位置させて、架線リール駆動ギヤ62と架線
リール従動ギヤ82とを噛合させる。
【0024】図3は架線リール80を「架線リール駆動
位置」に位置させて架線ケーブル90を車両の後方(図
3では紙面右方)に延ばしている状態を荷室120の内
方より見て示す図(したがって、架線リール支持架台7
0の右側部分についての図)であり、架線リール80は
二点鎖線で、架線ケーブル90は一点鎖線で示してい
る。
【0025】図4、図5(A)及び図6(A)は図3の
部分拡大図であり、図5(B)は図5(A)における矢
視VB−VBより見た断面図、図6(B)は図6(A)に
おける矢視VIB−VIBより見た断面図である。ここで、
図4は回転軸支持部材72が最下方位置に位置した状態
(昇降シリンダ71は全縮)を、図5は架線リール80
のフランジ部80aが荷室120の床面121上に接地
した状態の架線リール80の回転軸81に回転軸支持部
材72を下方より当接させた状態を、また図6は架線リ
ール80の回転軸81を「架線リール駆動位置」に保持
した状態(昇降シリンダ71は全伸)を示す図である。
これらの図に示すように、架線リール支持架台70に
は、上記昇降シリンダ71と回転軸支持部材72のほ
か、昇降シリンダ71による回転軸支持部材72の昇降
移動をガイドする中空矩形断面状のガイド部材73と、
このガイド部材73の上端部に位置する上蓋74と、こ
の上蓋74の下面に取り付けられた回転軸抑え75と、
後述する、回転軸支持部材72をガイド部材73に固定
する回転軸支持部材固定手段とを有して構成される。
【0026】回転軸支持部材固定手段は、昇降シリンダ
71による回転軸支持部材72の上昇移動により架線リ
ール80が上記「架線リール駆動位置」まで押し上げら
れた状態において、架線リール80に巻回された架線ケ
ーブル90に張力T(図3参照)が作用したときに、こ
の張力Tにより架線リール80の回転軸81が架線ケー
ブル90の延びる側(ここでは車両後方)へ付勢される
力(図3に示す張力Tの水平方向成分T1)に基づいて
回転軸支持部材72をガイド部材83に固定するもので
あり、回転軸支持部材72内を、架線リール80に巻回
された架線ケーブル90が延びる側(図6では右側に相
当)の外面から架線リール80の回転軸81を支持する
内面に向けて水平方向に貫通するように設けられた軸通
路72a内をスライド移動自在に取り付けられた固定ピ
ン76と、この固定ピン76の一端(図では左端)が回
転軸支持部材72における架線リール80の回転軸81
を支持する上記内面側から突出するように固定ピン76
を付勢するばね部材77とからなっている。
【0027】図4、図5及び図6に詳しく示すように、
ガイド部材73の後方(図では右方に相当)側壁には切
り欠き73aが形成されており、荷室120の床面12
1上を車両の後方より転動移動させてきた架線リール8
0回転軸81をこの切り欠き73aよりガイド部材73
の内部に取り込むことができるようになっている。図4
に示すように架線リール80の回転軸81をガイド部材
73内に取り込んだ状態から昇降シリンダ71のピスト
ンロッド71aを上昇させると、図5に示すように回転
軸支持部材72の窪み部の上面72bは架線リール80
の回転軸81の端部に下方より当接する。ここではまだ
架線リール80のフランジ部80aは荷室120の床面
121に接地しているが、ここから更に昇降シリンダ7
1のピストンロッド71aを上昇させると上記フランジ
部80aは床面121より浮き上がる。このように架線
リール80のフランジ部80aが床面121より浮き上
がると架線リール80はその回転軸81が左右2本の昇
降シリンダ71のみにより支持された状態となるので、
架線リール80は回転自在となる。そして、昇降シリン
ダ71が更に伸長されて全伸すると、図6に示す状態
(「架線リール駆動位置」に位置した状態)となる。
【0028】ここで、回転軸支持部材72における窪み
部の上面72bはほぼ水平に形成されており、架線リー
ル80の回転軸81は、この回転軸81と直交する水平
方向(すなわち車両の前後方向。図3〜図6では紙面左
右方向)に転動自在に支持される。回転軸支持部材72
において架線リール80の回転軸81を支持していない
とき、或いは支持していても架線リール80に巻回され
た架線ケーブル90に張力Tが作用していないときに
は、固定ピン76の左端部は回転軸支持部材72の窪み
部内に突出して右端部は軸通路72a内に位置している
ため、回転軸支持部材72は、ピストンロッド71aの
昇降移動に伴ってガイド部材73内を昇降移動すること
ができる(図4及び図5参照)。しかし、昇降シリンダ
71による回転軸支持部材72の上昇移動により架線リ
ール80が「架線リール駆動位置」まで押し上げられた
状態において、架線リール80に巻回された架線ケーブ
ル90に張力Tが作用したときには、この張力Tの水平
方向成分T1(図3参照)を受けた架線リール80の回
転軸81が、回転軸支持部材72上を架線ケーブル90
の延びる側(ここでは車両後方)に転動移動して固定ピ
ン76の左端を右方に押圧するため、軸通路72a内を
車両の後方(図4、図5では紙面の右方)にスライド移
動した固定ピン76の右端はガイド部材73に設けられ
た穴73bに嵌入し、回転軸支持部材72はガイド部材
73に固定される(図6参照)。
【0029】このような構成のケーブル作業装置10を
用いてバイパスケーブルの敷設又は撤去作業を行うとき
には、先ず、上述の手順により架線リール80を取り外
したうえで公転駆動用モータ31を作動させ、これによ
り公転用アーム33を回転させて作業に使用するバイパ
スリール50を「バイパスリール駆動位置」に位置させ
る。そして、この「バイパスリール駆動位置」に位置し
たバイパスリール50をロックアーム41により支持し
た状態で自転駆動用モータを作動させ、バイパスリール
50を回転させる。これによりバイパスリール50に巻
回されたバイパスケーブルを車外に繰り出し、或いは電
柱等より下ろされたバイパスケーブルをバイパスリール
50に巻き取って車両内に収めることができる。
【0030】一方、架線ケーブルの敷設又は撤去作業を
行うときには、作業に使用する架線リール50を上述の
手順により架線リール支持架台70に取り付けたうえで
架線リール駆動用モータを作動させ、これにより架線リ
ール80を回転させて架線ケーブル90の巻き取り若し
くは繰り出しを行う。この際、支柱61の上部に設けら
れたトラバーサ装置(ケーブルガイド装置)63を用い
ることができる。
【0031】ここで、本架線ケーブル作業機60では、
上述のように、回転軸支持部材固定手段(ここでは固定
ピン76)が、架線ケーブル90の巻き取り作業を行っ
たときに発生するケーブル90の張力Tにより架線リー
ル80の回転軸81がケーブル90の延びる側(ここで
は車両後方)へ付勢される力に基づいて回転軸支持部材
72をガイド部材73に固定するので、架線ケーブル9
0の巻き取り作業を行っているときに回転軸支持部材7
2がガイド部材73に対して相対移動することはない。
このため、架線ケーブル90の巻き取り作業中に架線リ
ール80が回転自由になってしまい、巻き取っていた架
線ケーブル90が勢い良く繰り出されてしまうような事
態が確実に防止される。また、回転軸支持部材固定手段
は架線ケーブル90に張力が作用すると自動的に上記固
定を行うので、作業者が手動で固定作業を行う必要はな
く、安全性のみならず作業性も向上させることができ
る。
【0032】図7は本発明に係るケーブル作業機である
架線ケーブル作業機60の変形例を示す図であり、架線
リール80を「架線リール駆動位置」に位置させて架線
ケーブル90を車両の後方(図7では紙面右方)に引き
出している状態を、荷室120の内方より見て示す図
(したがって、架線リール支持架台70の右側部分につ
いての図)である。なお、この図においても架線リール
80は二点鎖線で、架線ケーブル90は一点鎖線で示し
ている。
【0033】この変形例に係る架線ケーブル作業機で
は、上述の架線ケーブル作業機60における回転軸支持
部材固定手段に相当するものは、図7に示すように、回
転軸支持部材172における架線リール80に巻回され
た架線ケーブル90が延びる側の外面、すなわち回転軸
支持部材172の車両後方側の外面に取り付けられたブ
レーキパッド178である。すなわち、本変形例に係る
架線ケーブル作業機では、回転軸支持部材172は上述
の架線ケーブル作業機60における回転軸支持部材72
のように、窪み部の上面72bがほぼ水平に形成されて
架線リール80の回転軸81が車両の前後方向に転動自
在に支持されるのではなく、架線リール80の回転軸8
1が車両の前後方向へ転動するのを禁止しつつ、回転軸
支持部材172自体が車両の前後方向(回転軸81と直
交する水平方向)に移動自在になっている(すなわちガ
タが設けられている)。なお、この図7において、昇降
シリンダ171、ガイド部材173、上蓋174及び回
転軸抑え175はその構成が上述の架線ケーブル作業機
60における昇降シリンダ71、ガイド部材73、上蓋
74及び回転軸抑え75とそれぞれ同じであるので、こ
こではこれらの説明を省略する。
【0034】本変形例に係る架線ケーブル作業機は上記
構成を有しているため、昇降シリンダ171による回転
軸支持部材172の上昇移動により架線リール80が所
定の作業位置(「架線リール駆動位置」)まで押し上げ
られた状態において、架線リール80に巻回された架線
ケーブル90に張力Tが作用したときには、この水平方
向成分T1により回転軸支持部材172がガイド部材1
73内を架線ケーブル90の延びる側(ここでは車両後
方)に移動してブレーキパッド178がガイド部材17
3の内面に押し付けられる。これにより回転軸支持部材
172はガイド部材173に固定されることとなり、回
転軸支持部材172のガイド部材173に対する相対移
動は禁止される。このため、本変形例に係る架線ケーブ
ル作業機においても、上述の架線ケーブル作業機60と
同様の効果を得ることができる。
【0035】これまで本発明の好ましい実施形態につい
て説明してきたが、本発明の範囲は上述のものに限定さ
れない。例えば、上述の実施形態においては、本発明に
係るケーブル作業機が架線ケーブルの巻き取り繰り出し
を行う架線ケーブル作業機に適用されていたが、これは
一例に過ぎず、ケーブル類一般の巻き取り繰り出しを行
う他の作業機に広く適用することが可能である。また、
上述の実施形態においては、本発明に係るケーブル作業
機は車両に搭載されて用いられるよう説明したが、これ
は一例であって、必ずしも車両に搭載される必要はな
く、地面に固定された形態若しくは車輪等を取り付けて
移動自在に構成した形態で用いられるものであってもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るケー
ブル作業機によれば、回転軸支持部材固定手段は、ケー
ブルの巻き取り作業を行ったときに発生するケーブルの
張力により回転軸がケーブルの延びる側へ付勢される力
に基づいて回転軸支持部材をガイド部材に固定するの
で、ケーブルの巻き取り作業を行っているときに回転軸
支持部材がガイド部材に対して相対移動することはなく
なる。このため、ケーブルの巻き取り作業中にリールが
回転自由になってしまい、巻き取っていたケーブルが勢
い良く繰り出されてしまう事態を確実に防止することが
できる。また、回転軸支持部材固定手段はケーブルに張
力が作用すると自動的に上記固定を行うので、作業者が
手動で固定作業を行う必要はなく、安全性のみならず作
業性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るケーブル作業機を備えたケーブル
作業車の側面図である。
【図2】図1に示すケーブル作業車に備えられるケーブ
ル作業装置の拡大側面図である。
【図3】架線リールを架線リール駆動位置に位置させて
架線ケーブルを車両の後方に延ばしている状態を荷室の
内方より見て示す図である。
【図4】回転軸支持部材が最下方位置に位置した状態を
示す、図3の部分拡大図である。
【図5】(A)はフランジ部が荷室の床面上に接地した
状態の架線リールの回転軸に回転軸支持部材を下方より
当接させた状態を示す図3の部分拡大図であり、(B)
は(A)における矢視VB−VBより見た断面図である。
【図6】(A)は架線リールの回転軸を架線リール駆動
位置に保持した状態を示す図3の部分拡大図であり、
(B)は(A)における矢視VIB−VIBより見た断面図
である。
【図7】本発明に係るケーブル作業機である架線ケーブ
ル作業機の変形例を示す図である。
【図8】従来のケーブル作業機の一例における回転軸支
持部材近傍を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 ケーブル作業装置 20 バイパスケーブル作業機 50 バイパスケーブル用リール 60 架線ケーブル作業機 70 架線リール支持架台 71 昇降シリンダ 71a ピストンロッド 72 回転軸支持部材 72a 軸通路 73 ガイド部材 73b 穴 75 回転軸抑え 76 固定ピン 77 ばね部材 80 架線ケーブル用リール 81 回転軸 90 架線ケーブル 100 ケーブル作業車

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸と一体になったリールを前記回転
    軸が水平になるように架台に取り付け、動力装置により
    前記リールを回転駆動することにより前記リールに巻回
    されたケーブルを繰り出し、或いは前記リールにケーブ
    ルを巻き取らせる作業を行うケーブル作業機であって、 前記架台が、 前記リールの前記回転軸の両端部を下方より支持する回
    転軸支持部材と、 前記回転軸支持部材を昇降移動させることにより前記リ
    ールの前記回転軸を水平姿勢に保持したまま前記リール
    の上げ下ろしを行う昇降手段と、 前記昇降手段による前記回転軸支持部材の昇降移動をガ
    イドするガイド部材と、 前記回転軸支持部材を前記ガイド部材に固定する回転軸
    支持部材固定手段とを有し、 前記回転軸支持部材固定手段は、前記昇降手段による前
    記回転軸支持部材の上昇移動により前記リールが所定の
    作業位置まで押し上げられた状態において、前記リール
    に巻回された前記ケーブルに張力が作用したときに、こ
    の張力により前記回転軸が前記ケーブルの延びる側へ付
    勢される力に基づいて前記固定を行う構成になっている
    ことを特徴とするケーブル作業機。
  2. 【請求項2】 前記回転軸支持部材は前記リールの前記
    回転軸を前記回転軸と直交する水平方向に転動自在に支
    持するようになっており、 前記回転軸支持部材固定手段は、 前記回転軸支持部材内を、前記リールに巻回された前記
    ケーブルが延びる側の外面から前記リールの前記回転軸
    を支持する内面に向けて水平方向に貫通するように設け
    られた軸通路内をスライド移動自在に取り付けられた固
    定ピンと、 前記固定ピンの一端が前記回転軸支持部材における前記
    リールの前記回転軸を支持する前記内面側から突出する
    ように前記固定ピンを付勢するばね部材とからなり、 前記昇降手段による前記回転軸支持部材の上昇移動によ
    り前記リールが所定の作業位置まで押し上げられた状態
    において、前記リールに巻回された前記ケーブルに張力
    が作用したときに、この張力を受けた前記回転軸が前記
    回転軸支持部材上を前記ケーブルの延びる側に転動移動
    して前記固定ピンの前記一端を押圧し、これにより前記
    軸通路内をスライド移動した前記固定ピンの他端が前記
    ガイド部材に設けられた穴に嵌入することにより前記回
    転軸支持部材が前記ガイド部材に固定されるようになっ
    ていることを特徴とする請求項1記載のケーブル作業
    機。
  3. 【請求項3】 前記回転軸支持部材固定手段は、前記回
    転軸支持部材における前記リールに巻回された前記ケー
    ブルが延びる側の外面に取り付けられたブレーキパッド
    からなり、 前記昇降手段による前記回転軸支持部材の上昇移動によ
    り前記リールが所定の作業位置まで押し上げられた状態
    において、前記リールに巻回された前記ケーブルに張力
    が作用したときに、この張力を受けた前記回転軸が前記
    回転軸支持部材とともに前記ガイド部材内を前記ケーブ
    ルの延びる側に移動し、これにより前記ブレーキパッド
    が前記ガイド部材の内面に押し付けられて前記回転軸支
    持部材が前記ガイド部材に固定されるようになっている
    ことを特徴とする請求項1記載のケーブル作業機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112436440A (zh) * 2020-11-16 2021-03-02 青海巨时信息科技有限公司 一种方便网络布线的布线施工装置
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