JP4635807B2 - 音声記録再生装置、音声記録再生システム、音声記録再生方法及び音声記録再生プログラム - Google Patents

音声記録再生装置、音声記録再生システム、音声記録再生方法及び音声記録再生プログラム Download PDF

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本発明は音声記録再生装置、音声記録再生システム、音声記録再生方法及び音声記録再生プログラムに係り、特に、アナログ信号で出力される目次情報に基づいて音声データに関する付加情報を取得するデジタルデータとして取得する音声記録再生装置、音声記録再生システム、音声記録再生方法及び音声記録再生プログラムに関する。
近年、ハードディスクやフラッシュメモリに音楽等の音声データを記憶して音声の記録や再生を行う携帯型の音声記録再生装置が急速に普及している。小型、軽量且つ大記憶容量であり、音楽等の再生のみならずその整理や保管にも便利である。
音声データの取得は、PC(Personal Computer)の内部メモリにCD−DA等の記録媒体やインターネット等のネットワークを通じて取得し、内部メモリに記憶された楽曲等の音声データから圧縮音声データを生成し、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等を介して携帯型記録再生装置のハードディスク等に転送することにより行われる。
ハードディスクに転送するデータは、音楽データに限られるものでなく、音声データに関する各種の付加情報も転送することができる。付加情報とは、例えば、音声データが曲のデータであるとすると、その曲のタイトルや再生時間、その曲を提供するアーティスト名等の曲の案内を示す情報である。PCで取得する音声データにこのような付加情報が含まれていることもあるし、付加情報を作成するアプリケーションソフトウェアによりユーザ自らが付加情報を編集することもできるし、近年ではネットワークを通じてCDDB(CD Data Base)から付加情報を取得することもできる。携帯型記録再生装置に音声データを転送する際に付加情報を共に転送し、音声データの再生時乃至は曲の選択時に携帯型記録再生装置に設けられた表示モニタにこの付加情報を表示させることができる。携帯型記録再生装置は、データの記憶容量が大きいため(例えば、最大で20ギガバイト又はそれ以上)、音声データでは、1曲が4分の曲をWMA形式(64kbps)で記憶した場合、10000曲又はそれ以上の音声データを収録することができる。このため、ユーザが所望する曲の選択等を行う際に付加情報のようなインデックスを視覚的に確認できる技術は必須であり、種々の研究開発が行われている。
例えば、特許文献1には、CD(Compact Disc)から取得した音声データをMD(Mini Disc)に録音する際、CDに記録されたTOC(Table of Contents)情報又はTOC情報に対応する曲のタイトル情報をMDに記録する技術が開示されている。特許文献2には、MDレコーダが読み込んだTOC情報等をPCが吸い上げる技術が開示されている。
特開平9−106661号公報 特開2001−6260号公報
しかしながら、従来技術では、CDプレーヤ等の出力音源からTOC情報を他の機器に出力するにはデジタルによる出力を行っている。この点CDプレーヤ等にデジタル出力装置及びデジタル出力端子を設ける必要があり、その分コスト負担が増大するという問題がある。CDプレーヤ等の出力端子はアナログ出力端子が設けられるのが一般的であり、又デジタル出力装置を設けるのに比して低コストである。この点TOC情報等の出力にアナログ出力装置を利用することができれば便利である。
また、CDプレーヤ等の光学記録媒体を再生する再生装置は成熟技術として市場に広く浸透しており、これらCDプレーヤ等を有するユーザが、長年蓄積したCD等の光学記録媒体を携帯型再生装置の大容量記憶媒体に整理や保管することができれば便利である。特に、ハードディスクやフラッシュメモリ等の記憶媒体を有する携帯型記録再生装置では、音声データやその付加情報の転送にPCを用いる必要がある。従って、アナログ入力端子が設けられた携帯型再生装置であれば、CDプレーヤ等から出力されるアナログの音声データをハードディスク上に記憶させることはできるが、その付加情報を記憶させることはできないという問題がある。更には、CDプレーヤを所有しているがPCを所有しないユーザが、携帯型記録再生装置の付加情報表示手段を利用するためにはPCの購入が強いられるという問題がある。
本発明の課題は、携帯型記録再生装置にアナログ出力によって付加情報を取得して記録媒体に記憶させ且つこの取得したTOC情報等の目次情報に基づいて音声データの付加情報を取得して、音声データの再生時又は曲の選択時にこの付加情報を表示することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、音声データ及び該音声データに関する付加情報を記憶する記憶手段と、前記付加情報を表示する表示手段とを備え、前記音声データに基づき音声の再生を行うとともに前記表示手段に前記付加情報を表示する音声記録再生装置において、
前記音声データを外部機器からアナログ信号として取得し、デジタル信号に変換して前記記憶手段に記憶する音声データ取得手段と、
ジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報を前記外部機器から取得する目次情報取得手段と、
予め複数の付加情報を記憶した付加情報記憶手段と、
ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記付加情報記憶手段から前記音声データに対応する付加情報を検出する付加情報検出手段と、
前記付加情報検出手段による検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、音声データ及び該音声データに関する付加情報を記憶する記憶手段と、前記付加情報を表示する表示手段とを備え、前記音声データに基づき音声の再生を行うとともに前記表示手段に前記付加情報を表示する音声記録再生装置において、
前記音声データを外部機器からアナログ信号として取得し、デジタル信号に変換して前記記憶手段に記憶する音声データ取得手段と、
ジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報を前記外部機器から取得する目次情報取得手段と、
複数の付加情報から構築されるデータベースを有する外部サーバとネットワーク接続され、該外部サーバとのネットワーク通信を行う通信手段と、
ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記通信手段を介して前記外部サーバから前記音声データに対応する付加情報を検出する付加情報検出手段と、
前記付加情報検出手段による検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、音声データ及び該音声データに関する付加情報を記憶する記憶手段と、前記付加情報を表示する表示手段とを備え、前記音声データに基づき音声の再生を行うとともに前記表示手段に前記付加情報を表示する音声記録再生装置において、
前記音声データを外部機器からアナログ信号として取得し、デジタル信号に変換して前記記憶手段に記憶する音声データ取得手段と、
ジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報を前記外部機器から取得する目次情報取得手段と、
予め複数の付加情報を記憶した付加情報記憶手段と、
複数の付加情報から構築されるデータベースを有する外部サーバとネットワーク接続され、該外部サーバとのネットワーク通信を行う通信手段と、
ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記付加情報記憶手段から前記音声データに対応する付加情報が存在するか否かを検出し、該検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出しない場合、前記通信手段を介して前記外部サーバから前記音声データに対応する付加情報が存在するか否かを検出する付加情報検出手段と、
前記付加情報検出手段による検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか一項に記載の音声記録再生装置において、
前記目次情報はTOC情報であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、音声データをアナログ信号として出力する音源装置と、前記音声データをデジタル信号に変換して記憶する記憶手段及び該記憶手段に記憶した前記音声データに基づいて音声の出力を行う音声再生手段を備えた音声再生装置とからなる音声記録再生システムであって、
前記音源装置は、
前記音声データの出力に伴い、該音声データの目次情報をデジタル信号からアナログ信号に変換して出力する目次情報出力手段を備え、
前記音声再生装置は、
前記アナログ信号に変換された目次情報を前記音源装置より取得する目次情報取得手段と、
複数の付加情報が予め記憶された付加情報記憶手段と、
ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記付加情報記憶手段から前記音声データに対応する付加情報を検索する付加情報検索手段と、
前記付加情報検索手段による検索の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段と、
前記音声再生手段による前記音声データの再生時に、該音声データに対応する前記付加情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、音声データをアナログ信号として出力する音源装置と、前記音声データをデジタル信号に変換して記憶する記憶手段及び該記憶手段に記憶した前記音声データに基づいて音声の出力を行う音声再生手段を備えた音声再生装置とからなる音声記録再生システムであって、
前記音源装置は、
前記音声データの出力に伴い、該音声データの目次情報をデジタル信号からアナログ信号に変換して出力する目次情報出力手段を備え、
前記音声再生装置は、
前記アナログ信号に変換された目次情報を前記音源装置より取得する目次情報取得手段と、
複数の付加情報から構築されるデータベースを有する外部サーバとネットワーク接続さ
れ、該外部サーバとのネットワーク通信を行う通信手段と、
ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記外部サーバから前記音声データに対応する付加情報を検索する付加情報検索手段と、
前記付加情報検索手段による検索の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段と、
前記音声再生手段による前記音声データの再生の際、該音声データに対応する前記付加情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、音声データをアナログ信号として出力する音源装置と、前記音声データをデジタル信号に変換して記憶する記憶手段及び該記憶手段に記憶した前記音声データに基づいて音声の出力を行う音声再生手段を備えた音声再生装置とからなる音声記録再生システムであって、
前記音源装置は、
前記音声データの出力に伴い、該音声データの目次情報をデジタル信号からアナログ信号に変換して出力する目次情報出力手段を備え、
前記音声再生装置は、
前記アナログ信号に変換された目次情報を前記音源装置より取得する目次情報取得手段と、
複数の付加情報が予め記憶された付加情報記憶手段と、
複数の付加情報から構築されるデータベースを有する外部サーバとネットワーク接続され、該外部サーバとのネットワーク通信を行う通信手段と、
ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記付加情報記憶手段から前記音声データに対応する付加情報が存在するか否かを検出し、該検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出しない場合、前記通信手段を介して前記外部サーバから前記音声データに対応する付加情報が存在するか否かを検出する付加情報検出手段と、
前記付加情報検出手段による検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段と、
前記音声再生手段による前記音声データの再生の際、該音声データに対応する前記付加情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項の何れか一項に記載の音声記録再生システムにおいて、
前記目次情報はTOC情報であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、外部より入力された音声データ及び該音声データに関する付加情報を取得して電子データを記憶する記憶手段に記憶し、前記音声データに基づいて音声の再生を行うとともに、前記付加情報に基づいて電子映像の表示を行う表示手段に該付加情報を表示する音声記録再生方法であって、
アナログ信号として入力され、デジタル信号に変換されて前記記憶手段に記憶される音声データと、デジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報と、を外部より取得するステップと、
前記複数の音声データに関する付加情報を予め記憶した付加情報記憶手段の中から、アナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づいて前記入力された音声データに対応する付加情報を検出するステップと、
該検出の結果、前記入力された音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶するステップと、
該記憶手段に記憶した音声データに基づいて音声再生を行うステップと、
前記音声データと対応付けて記憶される前記付加情報に基づいて、前記表示手段に該付加情報を表示するステップとからなることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、音声記録再生プログラムであって、音声データ及び前記付加情報を記憶する記憶手段と、前記音声データの再生を行う音声再生手段と、前記音声データに関する付加情報を表示する表示手段とを備えた音声記録再生装置を制御するコンピュータに、
アナログ信号として入力され、デジタル信号に変換されて前記記憶手段に記憶される音声データと、デジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報と、を外部より取得する機能と、
ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づいて、複数の音声データに関する付加情報を予め記憶した付加情報記憶手段の中から前記入力された音声データに対応する付加情報を検出する機能と、
該検出の結果、前記入力された音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する機能と、
該記憶手段に記憶した音声データに基づいて音声の再生を行う機能と、
前記音声データと対応付けて記憶される前記付加情報に基づいて前記表示手段に該付加情報を表示する機能とを実現させることを特徴とする。
本発明によれば、音声記録再生装置に、PC等から所定の規格に基づく特定のアプリケーションソフトウェアから生成されたデジタル音声データを入力する以外に、入力する音声データとその目次情報を入力すれば、入力した音声データに対し関連する付加情報を与えることができ、表示手段に、PC以外の音源装置から入力する音声データにも付加情報を表示させることができる。即ち、音声記録再生装置内に設けられた付加情報記憶手段に、目次情報と対応関係を有する付加情報群を予め複数記憶しておくことで、PC以外の音源装置から入力した目次情報に基づいて音声データに対応する付加情報を検索することができる。この検索により検出した特定の付加情報とPC以外の音源装置から入力した音声データとを対応付けて記憶することで、この音声データの再生時等に表示手段に付加情報を表示することができるという効果がある。
また、PC以外の音源装置から入力した目次情報に基づいて音声データの付加情報を検索する際、付加情報記憶手段に目的とする付加情報が無い場合であっても、外部サーバ検索手段により、より膨大な付加情報を格納するデータベースから目的とする付加情報を取得することができることから、より確実に音声データに付加情報を与えることができるという効果がある。
また、目次情報をアナログ信号として入力する構成とすることで、従来から在るCDプレーヤ等のように、アナログ出力端子しか備えない音源装置に目次情報出力用の出力端子を設け、音声記録再生装置に目次情報取得手段としてアナログの入力端子を設けるという簡便な装置構成とすることができ、コスト的にも優れるという効果がある。
更に、目次情報として音声データ数(曲数)や音声データの時間長(曲の再生時間)等が記憶されたTOC情報を利用することで、曲数や曲の再生時間をキーとして付加情報記憶手段や外部サーバ検索手段が検索を行うデータベースに格納する付加情報群から対応する付加情報を検索しやすいという効果がある。
次に、図を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明を適用したポータブル記録再生装置1をCDプレーヤ15と接続した状態を示す。先ず、ポータブル記録再生装置1について説明する。ポータブル記録再生装置1は、PC(Personal Computer)やCDプレーヤ等からデジタル音声データやアナログ音声データの供給を受け、半導体メモリやハードディスク等の記録媒体5に記憶し、ユーザの操作によって図示しないイヤホン等から音声を出力するものである。
ポータブル記録再生装置1は、CPU2、ROM(Read Only Memory)3、RAM(Random Access Memory)4、記録媒体5、音声処理部6、コマンド受信部7、コマンド入力端子8、音声データ入力端子9、表示部10、入力部11、割込みコントローラ12、外部I/F13及びイヤホン出力端子14から構成される。
制御部としてのCPU2は、オペレーションプログラムや音声データ等の取得及び各種音声処理用のアプリケーションプログラムをROM3から読み出し、ワークエリアとしてのRAM4に展開して音声再生処理や音声データ等の取得処理を制御する。音声データ取得処理では、外部I/F13を介してPCから音声データを取得したり、後述する音声データ用ケーブル25及びコマンド用ケーブル24を介してCDプレーヤ15から出力される音声データ及びTOC(Table Of Contents)情報等を取得する制御を行う。
ROM3は、EEPROM(Electrical Erasable Programmable ROM)等の不揮発性メモリから構成される。ポータブル記録再生装置1の制御に関するオペレーションプログラムや音声データの再生処理及び音声データの取得処理に関するアプリケーションプログラムを格納する。
RAM4は、フラッシュメモリ等の不揮発メモリから構成される。CPU2がオペレーションプログラムやアプリケーションプログラムとの協働により行う各種の演算及びその結果を一時的に記憶するとともに、TOC情報と後述するメタデータとの対応付けを行うデータテーブル等を展開するワークエリアである。
記録媒体5は、電気的及び磁気的にアプリケーションプログラム、音声データ、TOC情報及びメタデータ等を記憶する記憶媒体であり、半導体メモリやハードディスク等からなる。音声データは、ディレクトリ構造により区分されて格納される。図3に記録媒体5に記憶されるデータの構造例を示す。図3では、例えば、複数の楽曲が記録されてなるアルバムデータ毎にアルバム「A」ディレクトリ53、アルバム「B」ディレクトリ55及びアルバム「C」ディレクトリ57を設ける。アルバム「A」ディレクトリ53には、音声データファイル54a、54bおよび54cの音声データファイルを格納する。アルバム「B」ディレクトリ55には、音声データファイル56a、56b及び56cの音声データファイルを格納する。アルバム「A」ディレクトリ53とアルバム「B」ディレクトリ55とに格納される各音声データファイルは、後述するPC30の音声データ転送アプリケーションプログラムにより転送されたものであるため1曲毎に音声データファイルが作成されて、格納されている。これに対し、アルバム「C」ディレクトリ57に格納される音声データ58は、音声データ入力端子9(図1参照)を介してCDプレーヤ15からアナログ入力された音声データをデジタル音声データに変換して記憶したものである。 なお、ディレクトリの分類はアルバムに限られず、音声データを取得した日時に基づいて分類してもよいし、ユーザの嗜好に基づいて、例えば、アーティスト名で分類するなど適宜変更することができる。
また、アルバム「A」ディレクトリ53、アルバム「B」ディレクトリ55及びアルバム「C」ディレクトリ57は、音声データの全てを格納するディレクトリである音声データ用ディレクトリ51に格納される。音声データ用ディレクトリ51と同位層には、各音声データを指示するメタデータを格納するメタデータ用ディレクトリ52が設けられ、メタデータ用ディレクトリ52と音声データ用ディレクトリ51とは、データ用ディレクトリ50に格納される。
ここで、メタデータには、音声データが何れのディレクトリに格納されているかをCPU2に指定するデータのほか、各音声データのアーティスト名、曲名、再生時間等の各種付加データを意味を含むものとする。CPU2は、ユーザが表示部10に表示された案内に従い入力部11を操作することにより選択される音声データの指定信号を受信すると、メタデータ用ディレクトリ52を参照して、特定のメタデータを検出し、このメタデータから対象とする音声データの格納場所を指示され読み出しを行う。このとき、メタデータに含まれる付加データを共に読み出し、表示部10にアーティスト名、曲名、再生時間等を表示する処理を行うようになっている。
また、記録媒体5には、後述するCDプレーヤ15から入力されるTOC情報に対応する多数の検索用のメタデータ群を記憶した検索用データベース(図3に示す「検索用メタデータディレクトリ60」)が構築されている。例えば、CD−DAに複数の曲が収録されるアルバムCD等の曲順、各曲の再生時間データが、工場出荷時あるいは流通過程等に予めメタデータとして記録される。これらデータは、同時に曲名やアーティスト名等のデータも格納している。市場に流通する販売用アルバムCD等は、原則として曲順や曲の再生時間が同じであるため、これらの時間情報等をTOC情報から抽出してメタデータ群と比較することで何れのアルバムCDであるかの検索が可能となる。同じメタデータが複数ある場合には候補となるメタデータのタイトルからユーザに選択させることができる。このように、TOC情報だけで音声データの特定を行うことができる。
図1に戻り、音声処理部6は、音声データ入力端子9から入力されたアナログ音声データを、図示しないA/D(Analog/Digital)変換器にてデジタル音声データに変換し、ポータブル再生装置が採用する圧縮データ形式(例えば、MP3(登録商標))に変換するデコーダである。データ圧縮の後は記録媒体5に圧縮音声データを記録する。
コマンド受信部7は、コマンド入力端子8を介してCDプレーヤ15から入力されるアナログ形式のTOC情報を受信する。音声処理部6と同様にA/D変換器を備え、アナログ形式で出力されるTOC情報からデジタルのTOC情報に変換を行う。信号変換としては、例えばFAX通信等と同様に出力されるアナログ信号に対して閾値を設けて、1又は0に分類してデジタイズを行う。図4に、出力されるアナログ信号を模式的に示す。CDプレーヤがCD−DAの再生を開始すると、先ずディスクの最内周に記録されたPCA(Power Calibration Area)及びPMA(Program Memory Area)等のスタートコードを経た後、リードイン領域の読み出しを行う。リードインには、1つの音声データ(1曲)が記録されたトラックや各トラックの時間情報等がデジタルの目次情報としてのTOCとして記録されている。このTOC情報は元々デジタルで記録され読み出されるものであるから、アナログ形式で出力しても図4に示すように基本的には矩形波として現れる。この矩形波に対し電圧に基づいて高低2種類の閾値を設定することで、コマンド受信部7にてデジタイズすることができる。デジタイズされたTOC情報は音声データと対応付けて記録媒体5に記憶される。
表示部10は、TFT(Thin Film Transistor)液晶素子や有機EL(Electro Luminescence)素子を用いたFPD(Flat Panel Display)から構成される。ポータブル記録再生装置1の起動時における起動画面、音声データの選択時における選択画面及び曲のタイトル、アーティスト名、再生時間や各種アプリケーションプログラムに基づく時刻や機能選択等の表示を行う。入力部11は、音声データの再生、スキップ、曲の選択、各種機能設定に使用する入力キーや音声ボリューム調節用キー等の複数のキーから構成される。ユーザの操作性を考慮し、ポータブル記録再生装置1で表示部12が設けられる平面と同じ面に主に設けるのが好ましい。なお、表示部10をタッチパネルとして入力部11と兼用してもよい。入力部11から出力される指示信号は割込みコントローラ12により割込み信号が生成され、適宜CPU2に出力することができる。
次に、CDプレーヤ15について説明する。CDプレーヤ15は、CDプレーヤ用制御部16、CDプレーヤ用ROM17、CDプレーヤ用RAM18、CD再生部19、コマンド出力端子21、コマンド送信部20、CDプレーヤ用入力部22及び音声出力端子23から構成される。
CDプレーヤ用制御部16は、CDプレーヤ用ROM17からCDプレーヤ15のオペレーションプログラムを読み出し、CDプレーヤ用RAM18に展開し全体制御を行うマイコン等から構成される。ユーザの操作により入力されるCDプレーヤ入力部22からの操作信号に基づいて、CD−DAの再生等の音声出力に関する制御及びポータブル記録再生装置1への音声データ及びTOC情報を送信する伝送制御を行う。
また、CDプレーヤ15からポータブル記録再生装置1に録音を行う場合、ユーザが入力部11を操作して録音処理の開始状態にする。その後、ユーザがCDプレーヤ15のCDプレーヤ入力部22を操作することによりTOC情報を入力させることで録音が行われるようになっている。なお、本発明はこれに限定されるものでなく、音声データ入力端子8やコマンド入力端子8にコンパレータ等を設け、電位差により音声データ用ケーブル25及びコマンド用ケーブル24の接続を検知する構成とし、CDプレーヤ15からの音声データ等の出力を検知すると自動的にポータブル記録再生装置1を録音モードに移行する構成としても良い。
CD再生部19は、光学ピックアップ及びサーボモータ等から構成される公知の光学読取機構を適用する。本実施の形態では、CDプレーヤ15で再生する記録媒体としてCD―DAを採用するが、その他CD−ROMやCD−R及びCD−RW等の書込み可能な記録媒体、更には各種DVDを適用することも当然に可能である。
コマンド送信部20はD/A変換器や増幅器から構成され、CD再生部19が読み取ったデジタルのTOC情報をアナログデータに変換し、出力用に所定の増幅を行ってポータブル記録再生装置1に出力を行うものである。一般に、デジタル信号を他の電子機器に出力する場合、信号形式等の規格上の制限を受ける場合が少なからずある。この点、アナログ形式同士の電子機器間の信号伝送は、ゲインの整合性を満足すれば基本的には信号の伝送は容易に行うことができる。本実施の形態では、TOC情報をアナログ信号として出力することに特徴がある。
音声データは、図示しないD/A変換器によりアナログ音声データに変換して音声出力端子23から出力される。従来から民生用のCDプレーヤ等に適用される「LINE OUT」等を適用する。
次に、ポータブル記録再生装置1とPC30との接続関係について説明する。図2に示すように。ポータブル記録再生装置1とPC30は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル37を介して接続され、音声データやメタデータをはじめとした各種のデジタルデータの送受信を行うことができるようになっている。更にPC30はネットワークI/F36を介してインターネット等のネットワークを通じて外部のサーバ41とデータ通信をすることができるようになっている。
PC30は、PC用CPU31、PC用ROM32、PC用RAM33、PC用メモリ34、ネットワークI/F36及びPC用I/F35より構成される。
PC用ROM32には、PC30のオペレーションプログラムのほか、ポータブル再生装置30からの要求に応じてCDDB(CD Data Base)42に格納されたメタデータ群から音声データに対応するメタデータを検索させてダウンロードするメタデータ取得アプリケーションプログラムが格納される。また、PC用ROM32には、音声データを取得、編集してポータブル記録再生装置14に転送するデータ転送アプリケーションも格納する。即ち、ポータブル記録再生装置1は、外部サーバ等からダウンロードしたり、PC30のCDドライブ等(不図示)にCD―DAを直接挿入して読み込まれたりして取得した音声データをポータブル再生装置に転送することができる。
PC用CPU31は、これらプログラムをワークエリアとしてのPC用RAM33に展開して全体制御を行う。
PC用メモリ34は、ハードディスクやEEPROM等の不揮発メモリから構成され、CDDB42からダウンロードしたメタデータや他の音声データ配信サーバからダウンロードした音声データを記憶する。ネットワークI/F36は、NIC(Network Interface Card)等から構成され、ネットワーク40の通信規約に適応したデータ伝送形式でサーバ41とのデータ通信を行うものである。
ネットワーク40は、LAN(Local Area Network)、MAN(Metroporitan Area Network)、WAN(Wide Area Network)又はインターネットから構築される通信網である。サーバ41は、ネットワーク40に適応する通信規約により接続され、各種音声データのメタデータを記憶するCDDB42を有する。
CDDB42は、ポータブル記録再生装置1の記録媒体5に記憶されるようなメタデータを記憶したデータベースであり、所定の音声データ、例えば、過去及び現在までに市販されたアルバムCD等のメタデータ(曲順、曲の再生時間、アーティスト名等を含む。)を記憶する。即ち、現在までに市販されたアルバムCD等の種類は無限に存在する。このためポータブル記録再生装置1の記録媒体5には、全てのアルバムCD等のメタデータを格納することができない。従って、例えば、記録媒体5に記憶するメタデータは、直斤数年分に市販されたアルバムCD等のメタデータを記憶するものとし、記憶しきれないメタデータはCDDB42アクセスして取得することができるようにするためである。
PC用I/F35は、音声データやCDDB42からダウンロードしたメタデータや他の音声データ配信サーバ等からダウンロードした音声データをポータブル記録再生装置1に出力するインターフェースである。本実施の形態ではUSB方式を適用している。
以上の構成を有するポータブル記録再生装置1のデータ伝送システムの処理動作について図5及び図6に示すフロー図を用いて説明する。なお、以下の説明では、音声データをCDプレーヤ15から取得するものとし、CD―DAには複数の音声データ(曲)が記録されているものとする。
ユーザが、音声データ用ケーブル25とコマンド用ケーブル24とを用いて、音声データ入力端子9と音声出力端子23、コマンド入力端子8とコマンド出力端子21を接続し、入力部11及びCDプレーヤ用入力部を操作することでポータブル記録再生装置1の録音処理が開始される(ステップS201)。
ポータブル記録再生装置1で録音処理が開始されると、CDプレーヤ用制御部16はCD再生部19を駆動してCD―DAの再生出力処理を開始する(ステップS101)。先ず、PCA及びPMAを経た後、光学ピックアップをリードインに移動しTOC情報を読み込み、CD―DAのトラック数及び各トラックの再生時間情報を取得する(ステップS102)。
CDプレーヤ用制御部16は、このデジタルのTOC情報をコマンド送信部20に送信する。コマンド送信部20では、D/A変換器によりアナログのTOC情報に変換し所定の信号増幅を行って、コマンド出力端子21からコマンド用ケーブル24を介してアナログのTOC情報を出力する(ステップS103)。
CDプレーヤ用制御部16は、取得したデジタルのTOC情報に基づいてCD再生部19のサーボモータを制御してトラックのサーチを行い、音声データの読み込みを行う(ステップS104)。その後、読み込んだデジタルの音声データを図示しないD/A変換器によりアナログの音声データに変換し、音声出力端子23から音声データ用入力端子9を介してアナログの音声データを出力する(ステップS105)。
CDプレーヤ用制御部16は、CD―DAに記録された全ての音声データの読み込みを終了し、音声データの終了を示すリードアウト信号を検出すると、リードアウト信号を出力し(ステップS106)、再生出力処理を停止する(ステップS107)。
ポータブル記録再生装置1は、ステップS103、S105及びS106にてCDプレーヤ15から出力されたアナログのTOC情報、音声データ信号及びリードアウト信号を受信する(ステップS202)。具体的には、コマンド受信部7にてアナログのTOC情報をデジタルのTOC情報にデコードしてCPU2に出力する。アナログの音声データ及びリードアウト信号は、音声処理部6にてデジタルの音声データ及びリードアウト信号にデコードしてCPU2に出力する。
CPU2は、受信したアナログデータ群にTOC情報が含まれるかを判断する(ステップS203)。
ステップS203にて、TOC情報が含まれないと判断する場合は、音声データを記録媒体5に記憶し、録音処理を停止する。
ステップS203にて、TOC情報が含まれると判断する場合は、TOC情報をRAM4又は記録媒体5に記憶する(ステップS204)。その後、音声データを記録媒体5に記憶する。音声データの記憶はリードアウト信号を検出するまで(又は、マルチセッションのデータ構造を有する場合にはリードアウト信号を検出してから一定時間以内にリードイン信号を再び検出しなくなるまで)行われる(ステップS205)。
次いで、CPU2は、ステップS204でRAM4又は記録媒体5に記憶したTOC情報に対応するメタデータの検索を行う(ステップS206)。予め、メタデータを格納した記録媒体5から、TOC情報の曲数、各曲の再生時間及び曲順と一致するメタデータを検索する。
検索の結果、記録媒体5内に記憶されたメタデータ群から一致するデータがある場合、そのメタデータと音声データとの対応付けを行い、記録媒体5内の検索用メタデータディレクトリ60に格納する(ステップS207:YES)。
逆に、検索の結果、一致するメタデータが無い場合には(ステップS207:NO)、CPU2は、PC30へメタデータ検索要求信号を送信するとともに検索の対象となるTOC情報(曲数、曲の再生時間及び曲順)を送信する(ステップS208)。
メタデータ検索要求信号及びTOC情報を受信したPC用CPU31は(ステップS301)、CDDB検索アプリケーションプログラムを起動し(ステップS302)、このプログラムに従い、ネットワークI/F36を通じてネットワーク40を介しサーバ41のCDDB42にアクセスを行う(ステップS303)。
次いで、CDDB42から、TOC情報と一致するメタデータの検索を行う。
検索の結果、TOC情報と一致するメタデータが有る場合には(ステップS304:YES)、PC30に該当するメタデータを送信する(ステップS305)。
検索の結果、一致するメタデータが無い場合には(ステップS304:NO)、該当するメタデータが無い旨を示すメタデータ未格納信号を送信する(ステップS306)。
ステップS305にて、TOC情報と一致するメタデータの送信を受けたPC30は、このメタデータをポータブル記録再生装置1に送信する(ステップS209)。
メタデータの送信を受けたポータブル記録再生装置1では、CPU2が、送信されたメタデータと音声データとの対応付けを行って記録媒体5に記憶する。
一方、ステップS306にて、TOC情報と一致するメタデータが無い旨のメタデータ未格納信号の送信を受けたポータブル記録再生装置1は録音処理を停止する。記録媒体5には、音声データのファイルデータのみが記憶されることとなる。
以上、本発明を適用した音声再生装置及び付加データ伝送システムによれば、ポータブル再生装置にアナログ形式で入力したTOC情報に基づいて、音声データに付随する付加データを取得することができるようになる。即ち、従来ポータブル再生装置にアナログ形式で音声データを録音した場合は、PC等の音声データ転送アプリケーションにより音声データを取得した時と異なり、再生時に曲のタイトル、アーティスト名及び再生時間等の付加情報をポータブル再生装置の表示部に表示することができず、曲の選択等で不便が生じていたが、アナログで音声データを録音した場合であっても、表示部上にこれらの付加情報を表示することができるため曲目の確認や選曲等の操作が著しく簡便となる効果がある。
特に、PC等を所有せずにCDプレーヤ等のアナログ出力しか有さない再生装置しか所有しないユーザには、CD―DA等のTOC情報を有する光ディスクから音声データを転送する際に絶大な効果を奏する。
また、単にCD―DA等に格納された音声データ等のバックアップを目的とする場合は、音声データとともに付加情報も記憶することができることから、従来、光ディスクの表面や収納ケース等に印刷されていた曲順、アーティスト名及び曲の再生時間等が不必要になり、これらハード的な備品を処分することもできる。
また、TOC情報等をCDプレーヤ等から取得した後に、曲名、アーティスト名及び再生時間等の付加情報を検索する際、ポータブル再生装置のハードディスク内に検索用のデータベースを一部構築することで、インターネット等のネットワーク通信手段を介さなくても付加情報を簡便に取得することができるという効果がある。更には、このハードディスク内に構築されたデータベースに、該当する付加情報が無い場合には、自動的にネットワーク通信を行い外部のデータベースから取得するため、原則としてCDプレーヤからアナログ入力したほぼ全ての音声データに付加情報を取得することができるという効果がある。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は上述した種々の例に限定されるものではない。例えば、上記例では、CDプレーヤ15から入力される音声データが複数の曲からなるアルバムCDからの音声データである例を示したが、1曲の音声データであってもよい。この場合、CPU2が記録媒体5に予め記憶されたメタデータに含まれる付加情報として、曲の出だし部分や特徴的部分の数秒間の音声データ(あるいは音声波形でもよい)を更に記憶しておくのも好ましい。即ち、一般に歌謡曲であれば1曲あたりの再生時間が3分から5分であるものが多い。1曲の音声データに対応するメタデータを記録媒体5に記憶された膨大なメタデータ群から検索する際、再生時間のみをキーとして検索することとなるが、上述した理由から再生時間が同一の曲が多数存在する虞も十分にある。このため、曲の出だし部分や特徴的部分の数秒間の音声データ等をもキーとして検索を行うことで、メタデータを特定する精度が向上するという効果を更に奏する。
また、上記例では、ポータブル記録再生装置1の記録媒体5に、予め検索用のメタデータの一部を格納する構成としたが、このようなデータベースを装置内部に設けずに、メタデータの取得は全てCDDB42から取得する構成とすることも当然にできる。
本発明を実施するための最良の形態におけるポータブル再生装置及びCDプレーヤの構成を示した概要図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるポータブル再生装置、PC及びサーバの接続関係を表した概要図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるポータブル再生装置のハードディスクに格納するデータの格納構造の例を示した模式図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるTOC情報の伝送波形を示した模式図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるポータブル再生装置、CDプレーヤ及びPCの処理を示したフロー図である。 本発明を実施するための最良の形態におけるポータブル再生装置、CDプレーヤ及びPCの処理を示したフロー図である。
符号の説明
1 ポータブル再生装置
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 記録媒体
6 音声処理部
7 コマンド受信部
8 コマンド入力端子
9 音声データ入力端子
10 表示部
11 入力部
12 割込みコントローラ
13 外部I/F
14 イヤホン出力
15 CDプレーヤ
16 CDプレーヤ用制御部
17 CDプレーヤ用ROM
18 CDプレーヤ用RAM
19 CD再生部
20 コマンド送信部
21 コマンド出力端子
22 CDプレーヤ用入力部
23 音声出力端子
24 コマンド用ケーブル
25 音声データ用ケーブル
30 PC
31 PC用CPU
32 PC用ROM
33 PC用RAM
34 PC用メモリ
35 PC用I/F
36 ネットワークI/F
37 USBケーブル
40 ネットワーク
41 サーバ
42 CDDB
50 データ用ディレクトリ
51 音声データ用ディレクトリ
52 メタデータ用ディレクトリ
53 アルバム「A」ディレクトリ
54a、54b、54c アルバム「A」の音声データファイル
55 アルバム「B」ディレクトリ
56a、56b、56c アルバム「B」の音声データファイル
57 アルバム「c」のディレクトリ
58 アルバム「c」の音声データファイル
60 検索用メタデータディレクトリ

Claims (10)

  1. 音声データ及び該音声データに関する付加情報を記憶する記憶手段と、前記付加情報を表示する表示手段とを備え、前記音声データに基づき音声の再生を行うとともに前記表示手段に前記付加情報を表示する音声記録再生装置において、
    前記音声データを外部機器からアナログ信号として取得し、デジタル信号に変換して前記記憶手段に記憶する音声データ取得手段と、
    ジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報を前記外部機器から取得する目次情報取得手段と、
    予め複数の付加情報を記憶した付加情報記憶手段と、
    ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記付加情報記憶手段から前記音声データに対応する付加情報を検出する付加情報検出手段と、
    前記付加情報検出手段による検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段を備えることを特徴とする音声記録再生装置。
  2. 音声データ及び該音声データに関する付加情報を記憶する記憶手段と、前記付加情報を表示する表示手段とを備え、前記音声データに基づき音声の再生を行うとともに前記表示手段に前記付加情報を表示する音声記録再生装置において、
    前記音声データを外部機器からアナログ信号として取得し、デジタル信号に変換して前記記憶手段に記憶する音声データ取得手段と、
    ジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報を前記外部機器から取得する目次情報取得手段と、
    複数の付加情報から構築されるデータベースを有する外部サーバとネットワーク接続され、該外部サーバとのネットワーク通信を行う通信手段と、
    ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記通信手段を介して前記外部サーバから前記音声データに対応する付加情報を検出する付加情報検出手段と、
    前記付加情報検出手段による検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段を備えることを特徴とする音声記録再生装置。
  3. 音声データ及び該音声データに関する付加情報を記憶する記憶手段と、前記付加情報を表示する表示手段とを備え、前記音声データに基づき音声の再生を行うとともに前記表示手段に前記付加情報を表示する音声記録再生装置において、
    前記音声データを外部機器からアナログ信号として取得し、デジタル信号に変換して前記記憶手段に記憶する音声データ取得手段と、
    ジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報を前記外部機器から取得する目次情報取得手段と、
    予め複数の付加情報を記憶した付加情報記憶手段と、
    複数の付加情報から構築されるデータベースを有する外部サーバとネットワーク接続され、該外部サーバとのネットワーク通信を行う通信手段と、
    ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記付加情報記憶手段から前記音声データに対応する付加情報が存在するか否かを検出し、該検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出しない場合、前記通信手段を介して前記外部サーバから前記音声データに対応する付加情報が存在するか否かを検出する付加情報検出手段と、
    前記付加情報検出手段による検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段を備えることを特徴とする音声記録再生装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の音声記録再生装置において、
    前記目次情報はTOC情報であることを特徴とする音声記録再生装置。
  5. 音声データをアナログ信号として出力する音源装置と、前記音声データをデジタル信号に変換して記憶する記憶手段及び該記憶手段に記憶した前記音声データに基づいて音声の出力を行う音声再生手段を備えた音声再生装置とからなる音声記録再生システムであって、
    前記音源装置は、
    前記音声データの出力に伴い、該音声データの目次情報をデジタル信号からアナログ信号に変換して出力する目次情報出力手段を備え、
    前記音声再生装置は、
    前記アナログ信号に変換された目次情報を前記音源装置より取得する目次情報取得手段と、
    複数の付加情報が予め記憶された付加情報記憶手段と、
    ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記付加情報記憶手段から前記音声データに対応する付加情報を検索する付加情報検索手段と、
    前記付加情報検索手段による検索の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段と、
    前記音声再生手段による前記音声データの再生時に、該音声データに対応する前記付加情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする音声記録再生システム。
  6. 音声データをアナログ信号として出力する音源装置と、前記音声データをデジタル信号に変換して記憶する記憶手段及び該記憶手段に記憶した前記音声データに基づいて音声の出力を行う音声再生手段を備えた音声再生装置とからなる音声記録再生システムであって、
    前記音源装置は、
    前記音声データの出力に伴い、該音声データの目次情報をデジタル信号からアナログ信号に変換して出力する目次情報出力手段を備え、
    前記音声再生装置は、
    前記アナログ信号に変換された目次情報を前記音源装置より取得する目次情報取得手段と、
    複数の付加情報から構築されるデータベースを有する外部サーバとネットワーク接続さ
    れ、該外部サーバとのネットワーク通信を行う通信手段と、
    ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記外部サーバから前記音声データに対応する付加情報を検索する付加情報検索手段と、
    前記付加情報検索手段による検索の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段と、
    前記音声再生手段による前記音声データの再生の際、該音声データに対応する前記付加情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする音声記録再生システム。
  7. 音声データをアナログ信号として出力する音源装置と、前記音声データをデジタル信号に変換して記憶する記憶手段及び該記憶手段に記憶した前記音声データに基づいて音声の出力を行う音声再生手段を備えた音声再生装置とからなる音声記録再生システムであって、
    前記音源装置は、
    前記音声データの出力に伴い、該音声データの目次情報をデジタル信号からアナログ信号に変換して出力する目次情報出力手段を備え、
    前記音声再生装置は、
    前記アナログ信号に変換された目次情報を前記音源装置より取得する目次情報取得手段と、
    複数の付加情報が予め記憶された付加情報記憶手段と、
    複数の付加情報から構築されるデータベースを有する外部サーバとネットワーク接続され、該外部サーバとのネットワーク通信を行う通信手段と、
    ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づき前記付加情報記憶手段から前記音声データに対応する付加情報が存在するか否かを検出し、該検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出しない場合、前記通信手段を介して前記外部サーバから前記音声データに対応する付加情報が存在するか否かを検出する付加情報検出手段と、
    前記付加情報検出手段による検出の結果、前記音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する制御手段と、
    前記音声再生手段による前記音声データの再生の際、該音声データに対応する前記付加情報を表示する表示手段とを備えることを特徴とする音声記録再生システム。
  8. 請求項5〜7の何れか一項に記載の音声記録再生システムにおいて、
    前記目次情報はTOC情報であることを特徴とする音声記録再生システム。
  9. 外部より入力された音声データ及び該音声データに関する付加情報を取得して電子データを記憶する記憶手段に記憶し、前記音声データに基づいて音声の再生を行うとともに、前記付加情報に基づいて電子映像の表示を行う表示手段に該付加情報を表示する音声記録再生方法であって、
    アナログ信号として入力され、デジタル信号に変換されて前記記憶手段に記憶される音声データと、デジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報と、を外部より取得するステップと、
    前記複数の音声データに関する付加情報を予め記憶した付加情報記憶手段の中から、アナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づいて前記入力された音声データに対応する付加情報を検出するステップと、
    該検出の結果、前記入力された音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶するステップと、
    該記憶手段に記憶した音声データに基づいて音声再生を行うステップと、
    前記音声データと対応付けて記憶される前記付加情報に基づいて、前記表示手段に該付加情報を表示するステップとからなることを特徴とする音声記録再生方法。
  10. 音声データ及び前記付加情報を記憶する記憶手段と、前記音声データの再生を行う音声再生手段と、前記音声データに関する付加情報を表示する表示手段とを備えた音声記録再生装置を制御するコンピュータに、
    アナログ信号として入力され、デジタル信号に変換されて前記記憶手段に記憶される音声データと、デジタル信号からアナログ信号に変換された、前記音声データの目次情報と、を外部より取得する機能と、
    ナログ信号として取得した前記目次情報をデジタル信号に変換した目次情報に基づいて、複数の音声データに関する付加情報を予め記憶した付加情報記憶手段の中から前記入力された音声データに対応する付加情報を検出する機能と、
    該検出の結果、前記入力された音声データに対応する付加情報を検出した場合、前記音声データと該付加情報とを対応付けて前記記憶手段に記憶する機能と、
    該記憶手段に記憶した音声データに基づいて音声の再生を行う機能と、
    前記音声データと対応付けて記憶される前記付加情報に基づいて前記表示手段に該付加情報を表示する機能とを実現させることを特徴とする音声記録再生プログラム。
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