JP4633431B2 - 紙幣回収装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売機、両替機、パチンコ玉貸機、メタル貸機などに使用される紙幣回収装置に関する。
一般に紙幣を取り扱う自動販売機、両替機、パチンコ玉貸機、メタル貸機などの機器本体内には、投入された紙幣を回収ボックス内に押し込んで積載収容する紙幣回収装置が設けられている。そして、この紙幣回収装置には、紙幣の正偽を判別する識別装置が装着され、真券と看做された紙幣のみを積載収容するようにしている。このような紙幣回収装置は、大別すると、紙幣挿入口から投入された紙幣を装置本体内部へ搬送する紙幣搬送部と、搬送された紙幣の正偽を判別する紙幣判別部と、搬送された紙幣を紙幣収納ボックス内に押し込んで積載収容する押圧手段を有する紙幣収納部と、この押圧手段と前記紙幣搬送部へそれぞれ駆動力を伝達する駆動部とから構成されている。そして、この種の装置では、押圧手段と紙幣搬送部とへ駆動力を伝達する駆動部には、上述した紙幣搬送部のみを駆動する第1の駆動モータと、搬送された紙幣を紙幣収納ボックス内に押し込む押圧手段のみを駆動する第2の駆動モータとを個別に備えていた。
このような、従来の装置によると、押圧手段と紙幣搬送部とへそれぞれ駆動力を伝達する駆動部には、紙幣搬送部駆動用の第1のモータと押圧手段駆動用の第2の駆動モータとがそれぞれ別個に必要であるため、装置の構造が複雑となって製造コストが高くなるばかりでなく、2個のモータを配設するためのスペースも必要であることから装置のコンパクト化の障害となっていた。
このため、特開平6−150106では、それらの問題点を解決するために、紙幣挿入口から挿入された紙幣を装置本体内部へ搬送する紙幣搬送部と、搬送された紙幣の正偽を判別する紙幣判別部と、搬送された紙幣を紙幣収納ボックス内に押し込んで積載収容する押圧手段を有する紙幣収納部と、紙幣搬送部と押圧手段へ駆動力を伝達する駆動部を備え、このうち駆動部には、一つのモータが備えられていて、このモータの正逆いずれかの回転方向の回転力を紙幣搬送部へ伝達する一方でこの一つのモータの正逆いずれかの回転方向のうち一方の回転力のみを押圧手段へ伝達する動力伝達手段とを設けることによって、従来に比較してモータ数が一つ減り、そのため紙幣識別装置の構造が簡単となるばかりでなく、モータ数が減った分コンパクトに構成することが可能となった装置が開示されている。
しかしながら、上記した従来の技術は、駆動部のモータの回転方向を紙幣搬送部へ伝達する方向から押圧手段へ切り替えた場合、または、その逆方向に切り替えた場合などにおいて、搬送中の紙幣や収納が完全に終了していない紙幣などが連れ戻され、その結果、装置の誤作動、停止などの不具合が発生する恐れや、切り替え時に、次の紙幣の取り込みが直ちに行えない場合などの問題点があった。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開平6−150106 なし
本発明は、上記の従来の技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、1つのモータの回転方向(正転・逆転)を切り替えることによって、紙幣搬送部及び押圧機構を作動させるようにした場合において、紙幣などの連れ戻りによる装置の誤作動、停止などの不具合が発生や、切り替え時に、次の紙幣の取り込みが直ちに行えない場合などの問題点が生じることが少ない紙幣回収装置を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明においては、紙幣投入口に投入された紙幣を紙幣搬送部に沿って下部筐体内部へ搬送する紙幣搬送機構と、前記紙幣搬送機構で搬送された紙幣を下部筐体内部に押し込む押圧機構と、前記紙幣搬送機構と押圧機構にモータの駆動力を伝達する駆動伝達機構と前記駆動伝達機構を駆動する1つのモータを備えた紙幣回収装置であって、
前記駆動伝達機構は、両端を前記押圧機構に連結された回転軸と、前記回転軸に配設されたクラッチを有する駆動伝達手段とを備え、
前記紙幣搬送機構は、前記紙幣搬送部に沿って紙幣を搬送する搬送手段と、前記搬送手段に連結された回転軸と前記回転軸に配設されたタイムラグ機構を有する伝達手段とを備え、
前記モータの正転時には、前記駆動伝達手段と前記伝達手段を介してその回転を前記搬送手段のみに伝達するとともに、
前記モータの逆転時には、前記クラッチが作用して前記押圧機構を作動させるのと同時に、前記タイムラグ機構が作用することによって、前記押圧機構の始動よりも前記搬送手段の始動に遅れを生じさせたことを特徴とするものである。
上記のように、タイムラグ機構を設けることによって、1つのモータを逆回転させた場合、クラッチが可動しても、タイムラグ機構が作用することによって、押圧機構の始動よりも紙幣を搬送する搬送手段の始動に遅れを生じさせることができ、紙幣などの連れ戻りによる装置の誤作動、停止などの不具合の発生や、切り替え時に、次の紙幣の取り込みが直ちに行えない場合などの問題点が生じることが少ない紙幣回収装置を得ることができる。
次の発明は、前記伝達手段に設けられた前記タイムラグ機構は、一定範囲回転可能に軸着された2段歯車の側面に対して配設された従動回転プレートと、一定範囲回転可能に軸着された前記従動回転プレートの側面に対して配設された駆動回転プレートとを備え、前記2段歯車及び前記従動回転プレートが一定範囲回転した後に前記駆動回転プレートを回転させることにより、前記駆動伝達機構から伝達されたモータの回転力を前記搬送手段に伝達することを特徴とするものである。
このことにより、前記2段歯車及び前記従動回転プレートが一定範囲回転する間は、駆動回転プレートは回転しないため、搬送手段に連結された回転軸は回転せず、搬送手段も逆方向(紙幣投入口方向)には移動しない。
このように、モータMが逆回転する場合には、クラッチが可動しても、同時にタイムラグ機構が作用することによって、その間に押圧機構を確実に作動させることができる。
次の発明は、前記2段歯車の回転範囲は、前記2段歯車に形成された円弧状凹溝と、前記2段歯車の前記円弧状凹溝に遊嵌する前記従動回転プレートに形成された嵌合突起により設定され、前記従動回転プレートの回転範囲は、前記従動回転プレートに形成された円弧状凹溝と、前記従動回転プレートの前記円弧状凹溝に遊嵌する前記駆動回転プレートに形成された嵌合突起により設定されることを特徴とする。
このことにより、円弧状凹溝と嵌合突起の組合せによる簡単な構造で、モータの正転時と逆転時の間に一定時間を設定することができ、紙幣などの連れ戻りによる装置の誤作動、停止などの不具合が発生などの問題点が生じることが少ない。
次の発明は、前記紙幣の収納完了後、モータを正転方向に再度回転させることによって2段歯車並びに前記従動回転プレートを初期の位置に復帰させたものである。
このことにより、次に投入された紙幣を直ちに搬送することができ、装置の稼動率を向上させことができるばかりか、紙幣の投入者の苛立ちを軽減させることができる。
以上のように、本発明によれば、1つのモータを逆回転させた場合、クラッチが可動しても、タイムラグ機構が作用することによって、押圧機構の始動よりも紙幣を搬送する搬送手段の始動に遅れを生じさせることができ、紙幣などの連れ戻りによる装置の誤作動、停止などの不具合が発生や、切り替え時に、次の紙幣の取り込みが直ちに行えない場合などの問題点が生じることが少ない紙幣回収装置が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の紙幣回収装置の内部構造を示した側面図である。図2は、同正面図である。図3は、本発明の紙幣回収装置の駆動装置を示した上面図である。図4は、紙幣回収装置の駆動装置を示した側面図である。図5、図6は、駆動装置におけるタイムラグ機構を示した鳥瞰図であって、図5は、嵌合突起側から見た図、図6は、円弧状溝を表した図である。図7は、タイムラグ機構のタイムラグ状態を示した説明図である。図8、図9は、本発明の紙幣回収装置における押圧手段の作動状態を示した説明図であって、図8は、紙幣搬送時における状態、図9は、紙幣を収納した状態を示したものである。図10、図11は、本発明の紙幣回収装置に配設された各種検出手段を示した説明図であって、図10は、上部筐体の裏面図、図11は、下部筐体の上面図である。図12は、本発明の紙幣回収装置における駆動制御を示したタイミングチャートと電流波形である。
本発明の紙幣回収装置100は、下部筐体1と、該下部筐体1に開閉可能に枢支された上部筐体2と、下部筐体1と上部筐体2の間に設けられた紙幣搬送部3及び該紙幣搬送部3に連結された伝達手段から構成される紙幣搬送機構7と、紙幣投入口32に投入された紙幣を紙幣搬送部3に設けられた紙幣搬送路31に沿って紙幣収納ボックス4の内部へ搬送された紙幣を紙幣収納部41に押圧積層収納する押圧機構5と、押圧機構5及び紙幣搬送機構7に駆動力を伝達する駆動伝達機構6と、紙幣搬送機構7に投入された紙幣を識別する識別検出や通過確認等の検出手段(S1、S2・・・S9)とを備えている。尚、本実施例では、紙幣回収装置自体に紙幣を識別する識別検出を内蔵しているが、識別装置として紙幣回収装置と別に設けることも可能である。
下部筐体1は、前壁11(図1の紙面に対し、左方向)と後壁12(図1の紙面に対し、右方向)と両側壁13と底壁14を有していて、前壁11(図1の紙面に対し、左方向)から後壁12(図1の紙面に対し、右方向)に長い長矩形状を成している。そして、上方開放側は、紙幣搬送部3に構成された紙幣搬送路31で閉塞されており、後壁12には、開閉蓋15が枢支されている。そして、下部には、表示制御部(図示しない)を収納した制御ボックス16が配置されており、また、紙幣搬送部3の紙幣搬送路31側には、上部筐体2が開閉可能に枢支されている。
また、この下部筐体1の前壁11、後壁12、両側壁13、底壁14並びに紙幣搬送路31によって画成された紙幣収納ボックス4が形成され、その内部に紙幣搬送機構7と駆動伝達機構6と押圧機構5と紙幣収納部41とが配設されている。
また、上部筐体2は、検知手段22を内蔵した検知収納部21とカバー23が設けられていて、枢支軸24によって、下部筐体1の後壁12の上部を支点として、下部筐体1に対して開閉可能に枢支されている。
紙幣搬送部3は、下部筐体1の上方開放側を閉塞するように配設された紙幣搬送路31と、この紙幣搬送路31から下部筐体1の前壁11から前方へ延設された紙幣投入口32と、紙幣搬送路31の後端と下部筐体1の後壁12との間に形成された紙幣挿入部33とを有している。そして、紙幣搬送路31に沿って紙幣を搬送するための搬送手段を構成する搬送ベルト74と、搬送ベルト74に駆動力を伝達する駆動歯車73及び従動歯車75が紙幣搬送路31の両脇にそれぞれ配設されている。
下部筐体1の内部に画成された紙幣収納ボックス4には、紙幣搬送路31の上面に載置され、搬送手段である搬送ベルト74によって案内された紙幣を紙幣収納ボックス4の下部に画成されている紙幣収納部41へ押し込めるべく押圧機構5が紙幣搬送路31の下面の両側に配設されている。そして、この押圧機構5は、上下動する押圧板51と、ヒンジ構造を有し押圧板51の平行を維持したまま垂直方向へ上下動させるパンタグラフ構造のリンク装置52と、このリンク装置52の一部と係合し当該リンク装置52を上下移動させる揺動部材53とから構成されている。この揺動部材53は、T定規形状に形成されており、水平部分をリンク装置52に接続するとともに垂直部分に形成された長孔531を介して駆動伝達機構6のカム66に接続されていて、駆動伝達機構6の駆動力を押圧板51に伝達している。
紙幣収納ボックス4の内部には、その上面に紙幣を積載するスタッカープレート42と、このスタッカープレート42を下面から常時押圧するコイルスプリング43とが配設されている。また下部筐体1の両側壁13内側には、断面がコの字形状に形成されたガイド部材17が形成されており、このガイド部材17の上面に案内された紙幣が押圧機構5によりガイド部材17の下面側へ押し込められると、その紙幣はガイド部材17の下面とスタッカープレート42との間に押圧挟持され、紙幣収納部41内へ積層収容された状態となる。
駆動伝達機構6は、図3及び図4に示すように、1つのモータMとモータMの出力軸M1と出力軸M1と平行に配置された軸61に回転可能に軸着された段付歯車62と軸61と直交した回転軸63と該回転軸63に回転可能に軸着された段付歯車64とこの段付歯車64と同軸上に隣設された一方向のみに歯合状態を維持するクラッチ65と前述の回転軸63の両端に取付けられたカム66とで構成されている。
段付歯車62は、大径平歯車62aとウォーム62bとよりなり、大径平歯車62aを前述の出力軸M1に歯合させている。また、段付歯車64は、平歯車64aとウォーム歯車64bとよりなり、平歯車64aを紙幣搬送機構7側に配設された2段歯車72の大径歯車72aに歯合するとともにウォーム歯車64bをウォーム62bに歯合させている。このクラッチ65は、一般的に一方向クラッチと称され、図3の紙面下側から見て、軸方向に対して回転軸63が正回転(時計回り)する場合には、クラッチ機能が作用しないで、逆回転(反時計回り)する場合にのみクラッチ機能が作用するもので、紙幣搬送機構7側に配設された2段歯車72の小径歯車72bに選択的に歯合する。(クラッチ機能が作用するか否か)そして、回転軸63の両端に取付けられたカム66は、押圧機構5の揺動部材53に形成された長孔531に遊嵌し、駆動伝達機構6の駆動力を押圧機構5に伝達する。(モータMが逆回転のとき)
紙幣搬送機構7は、紙幣を搬送路31に沿って搬送するための搬送手段と、搬送手段及び押圧機構5を作動させるためのクラッチに駆動伝達機構6の回転を伝達する伝達手段と、から構成されている。搬送手段は、紙幣搬送路31に配設された従動歯車75と回転軸71の両端に固着された駆動歯車73と駆動歯車73と従動歯車75に係回された搬送ベルト74で構成されており、伝達手段は、回転軸63と平行に配置された回転軸71と、この回転軸71に回動可能に軸着された2段歯車72と、2段歯車72に隣設されたタイムラグ機構8とより構成されている。
2段歯車72は、大径歯車72aと小径歯車72bが一体的に形成されており、大径歯車72aを駆動伝達機構6の平歯車64aに歯合させるとともに、小径歯車72bをクラッチ65に選択的に歯合させる。(クラッチ機能が作用するか否か)
次に、図5乃至図7を参照して、本発明の要部を構成するタイムラグ機構8を詳述する。
タイムラグ機構8は、駆動回転プレート82と、この駆動回転プレート82に形成された嵌合軸822に回動可能に軸着された従動回転プレート83と、紙幣搬送機構7に配設された2段歯車72に形成された大径歯車72aの側面に形成された一対の円弧状凹溝81とで構成されている。
駆動回転プレート82は、円形の回転プレート821と、この回転プレート821の中心軸上に中心を有する円筒状の嵌合軸822と回動軸823が各々両側面に立設されている。即ち、前述の2段歯車72側の側面には、回動軸823まで貫通した内周が六角状の嵌合孔825を形成した円筒状の嵌合軸822が立設され、反対側の側面には、円筒状の回動軸823が立設されている。この嵌合孔825は、紙幣搬送機構7の伝達手段を構成する回転軸71に駆動回転プレート82を非回転状態に挿着するためのもので、回転軸71に対して嵌合するように形成されている。更に、円形の回転プレート821の嵌合軸822側には、従動回転プレート83に形成されている円弧状凹溝832に遊嵌する嵌合突起824が垂直中心軸上に一対突設されている。
従動回転プレート83は、駆動回転プレート82の回転プレート821と同一外径に形成され、中央に駆動回転プレート82の嵌合軸822に回転可能に軸着する嵌合孔831を設けるとともに、駆動回転プレート82側の側面に水平中心線に対し対称な位置に略160°の範囲に及ぶ円弧状凹溝832が形成されている。一方、反対側の側面には、嵌合突起833が垂直中心線上の上下(円弧状凹溝81の内側外周よりに位置する。)に幅左右略7°の範囲に一対突設されている。この嵌合突起833は、紙幣搬送機構7の伝達手段を構成する2段歯車72の大径歯車72a側面に形成された一対の円弧状凹溝81に各々遊嵌する。
ここから
また、紙幣搬送機構7の伝達手段を構成する2段歯車72に形成された大径歯車72aには、従動回転プレート83側の側面に、水平中心線に対し対称な位置に略160°の範囲に及ぶ円弧状凹溝81が形成されている。この円弧状凹溝81の円弧は、従動回転プレート83に形成された円弧より若干大きい径に形成されている。
このように構成されたタイムラグ機構8の構成要素は、回転軸71に次のように組み付けられる。まず、伝達手段を構成する2段歯車72の小径歯車72b駆動伝達機構6に配設された一方向のクラッチ65に歯合させるとともに、大径歯車72aが段付歯車64の平歯車64aに歯合するようにして回転軸71に2段歯車72を回転可能に軸着する。次に、従動回転プレート83の嵌合突起833が2段歯車72の大径歯車72aの側面に形成した円弧状凹溝81に遊嵌するようにして組付ける。最後に、駆動回転プレート82の嵌合突起824が従動回転プレート83の円弧状凹溝832に遊嵌するようにして回転軸71に駆動回転プレート82を非回転状態に挿着する。つまり、内周が六角状の嵌合孔825を形成した円筒状の嵌合軸822と回転軸71の断面六角状に形成された部分とが嵌合して駆動回転プレート82は、回転軸71に対して非回転状態に嵌合される一方で、伝達手段を構成する2段歯車72と従動回転プレート83は、円弧状凹溝81と円弧状凹溝832の範囲でそれぞれ回動可能となる。そして、これらの部品が回転軸71に対して軸方向に移動しないように任意の方法(例えば、Eリング等)で規制する。これによって、タイムラグ機構が駆動伝達機構6と搬送手段との間に配設される。
次に、本発明の紙幣回収装置に組込まれた紙幣の識別装置と各種検出手段(S1・・)については図1、並びに図10、図11を参照して概略のみ説明する。(いずれも公知の技術を使用している)
紙幣を識別するための検出手段は、上部筐体2の検知収納部21と紙幣搬送路31に配設された一対三組の赤外線透過センサS1と一対の可視光センサS2と一対二組の磁気センサS3とによって、投入された紙幣のデータを収集して、記憶されている真券のデータと比較して真券か否かを判定している。また、その他の検出手段としては、紙幣投入口32の近傍に配置された一組の赤外線反射光による紙幣投入確認センサS4、紙幣搬送路31の中程(識別装置9の後壁12側)に配置された一対四組のフォトセンサによる紙幣引抜防止センサS5、押圧機構5に配置された一組のフォトセンサからなるスタッカープレート42の位置確認センサS6、紙幣収納状態確認センサS7、下部筐体1の開閉蓋15に配置された紙幣の通過確認センサS8、真券であることを外部に表示させる真券確認センサS9が設けられている。
以下に本発明の紙幣回収装置における紙幣の投入から収納、返却の作動について図3及び図7を参照して説明する。
図7は、タイムラグ機構8の動作を、2段歯車72側から見た構造で図示したものである。従って、図3を用いて説明する場合の回転方向とは逆の回転で示される。
1:紙幣投入口32から紙幣搬送路31に投入すると、紙幣投入確認センサS4で投入が確認される。
2:投入確認によって、モータMが正転(時計回り)して、出力軸M1と平歯車M2を正転(時計回り)させる、この回転により、段付歯車62と軸61が反時計回りに回転する。
3:このことにより、段付歯車62のウォーム62bに歯合している段付歯車64のウォーム歯車64b(段付歯車64)は時計回りに回転し、ウォーム歯車64bと一体的に形成されている平歯車64aも時計回りに回転する。この時、段付歯車64自体は回転軸63に対して回転可能に軸着されているため、回転軸63は、回転しない。
4:一方、回転軸63に回転可能に軸着されている一方向のクラッチ65は、正転の場合は回転軸63に対して空回転し、回転軸63が回転しないため、回転軸63に連結されている押圧機構5は作動しない。
5:同時に、段付歯車64の平歯車64aと歯合している紙幣搬送機構7の伝達手段を構成している2段歯車72に形成されている大径歯車72aが反時計回りに回転する。
6:この2段歯車72は、回転軸71に対して回転可能に軸着されているため、2段歯車72の大径歯車72aに形成した円弧状凹溝81が、従動回転プレート83の嵌合突起833に当接するまで空転する。(図7(a)から(b)参照)
7:そして、該2段歯車72の大径歯車72aに形成した円弧状凹溝81が、従動回転プレート83の嵌合突起833を押して従動回転プレート83をさらに回転させる。(図7(b)から(c)参照)
8:このことによって、従動回転プレート83に形成した円弧状凹溝832が回転して駆動回転プレート82に突設されている嵌合突起824を押して回転さる。9:この駆動回転プレート82の回転に伴って回転軸71が一定の範囲回転する。
10:この回転軸71の回転に伴って回転軸71の両端に固着されている搬送手段を構成する駆動歯車73、従動歯車75が回転して紙幣を収納する方向に搬送ベルト74を駆動させる。
このようにして、紙幣投入確認センサS4で紙幣投入口32から投入された紙幣が確認されると、上記のようにして、駆動伝達機構6が正回転(時計回り)する。そして、その結果、
1:搬送ベルト74上に載せられた紙幣は、識別装置9の赤外線透過センサS1、可視光センサS2、磁気センサS3で識別される。
2:真券と看做された紙幣は、更に先に搬送される。
3:紙幣が紙幣引抜防止センサS5を通過すると、紙幣は、駆動伝達機構6が逆転しても紙幣投入口32には返却できない。
4:そして、搬送された紙幣は、紙幣挿入部33を通過してガイド部材17に搬入された後に、押圧板51で押しこまれ、スタッカープレート42上に載置され、順次紙幣収納部41に積載収納される。
5:この紙幣挿入部33を通過するときに、その通過を通過確認センサS8で確認し、その時点を起点として、時間あるいはモータの回転数などでモータMの逆転を制御する。同時に真券確認センサS9で真券か否かを外部表示させている。
次に、時間あるいはモータの回転数などで制御してモータMを逆転(反時計回り)させたときの作動順について説明する。
1:モータMが逆転(反時計回り)すると、出力軸M1、平歯車M2も逆転(反時計回り)する。この回転により、軸61と段付歯車62とが(時計回り)に回転する。
2:この回転に伴って、段付歯車62のウォーム62bと歯合している段付歯車64のウォーム歯車64b、及びウォーム歯車64bと一体的に形成されている平歯車64aが反時計回りに回転する。
4:この時、平歯車64aと歯合する大径歯車72a、及び大径歯車72aと一体的に形成されている小径歯車72bは、時計回りに回転する。従って、小径歯車72bと歯合するクラッチ65は反時計回りに回転するため、回転軸63に軸着されている一方向のクラッチ65は、空転せずクラッチとして作用して、軸61を反時計回りに回転させ、押圧機構5を作動させる。
5:しかしながら、同時に、前述したようにモータMの正転時において、従動回転プレート83の嵌合突起833は、2段歯車72の大径歯車72aに形成された円弧状凹溝81に係止した状態となっている。(図7(c)参照)
そのため、2段歯車72の正転に伴って、大径歯車72aは、図7(b)とは反対側の円弧状凹溝81の端に嵌合突起833が当接するまで移動する。
そして、従動回転プレート83も順次、図7(c)とは逆方向に回転していき、タイムラグ機構8が作用することになる。(図7(d)参照)
6:この間(円弧状凹溝81の端が嵌合突起833に、次いで円弧状凹溝832の端が嵌合突起824にそれぞれ当接するまでの間)は、駆動回転プレート82は回転しないため、回転軸71も回転せず、搬送ベルト74も逆方向(紙幣投入口32)には移動しない。
このように、モータMが逆回転する場合には、クラッチ65が可動しても、同時にタイムラグ機構7が作用することによって、紙幣搬送機構7の回転軸71は回転を開始せず、その間に押圧機構5を確実に作動させることができる。つまり、タイムラグ機構7の作用によって、押圧機構5の始動よりも搬送ベルト74の始動に遅れを生じさせることができるのである。
このような作動の結果、モータMが逆転(反時計回り)しても、直ちに搬送ベルト74が逆方向(紙幣投入口32)に移動することがないので、そのタイムラグの間に紙幣を押圧機構5で紙幣収納部41に完全に収納することができ紙幣が連れ戻るような問題が発生することが少ない。
7:押圧機構5は、クラッチ65が機能すると、回転軸63が回転して回転軸63の両端に取付けられているカム66が揺動し、押圧機構5の揺動部材53を紙幣投入口32方向に移動させる。この揺動部材53の移動により図8に示すようにリンク装置52が揺動して押圧板51を押し下げる。
8:その後モータMに正回転信号が送信され、従動回転プレート83に突設されている嵌合突起833が2段歯車72の大径歯車72aに形成した円弧状凹溝81の反対側の壁に当接し、次いで駆動回転プレート82の嵌合突起824が従動回転プレート83の円弧状凹溝832の反対側の壁に当接するまで回転する。つまり、タイムラグ機構を図7(d)の状態から(c)の状態(初期位置)に復帰させて待機させることになり、紙幣投入後直ちに回転軸71を回転させて搬送ベルトを作動させることが可能となる。(図12のi参照)
図12は、本発明のモータ制御のタイミングチャートと電流波形を示したものである。(尚、このチャートや電流波形の形は、製品化された装置によって各々異なることは言うまでもない。)このタイミングチャートによれば、
a:紙幣が投入され、紙幣投入確認センサS4で確認されるとモータに正転信号が送られ搬送ベルト74が搬入方向に作動する。
b:モータ停止信号を送り、搬送ベルト74を停止させる動作を起こす。
c:モータ停止信号の送信後直ちに正逆信号を同時に送信してモータの慣性を停止させる、(電流値が急に高くなるのを防止する)所謂ブレーキ動作と呼ばれる制御である。
d:モータ休止状態
e:モータ逆転信号を送り、押圧機構5を動作させる。
f:モータ停止信号を送り、搬送ベルト74(逆転状態)を停止させる動作を起こす。
g:モータ停止信号の送信後直ちに正逆信号を同時に送信してモータの慣性を停止させる、(電流値が急に高くなるのを防止する)所謂ブレーキ動作と呼ばれる制御である。
h:モータ休止状態
i:再度正転信号を送り、モータを正転させ、タイムラグ機構8のみ正回転させ、次に紙幣が投入された時に、直ちに搬送ベルト74が移動開始できるように準備状態にセットする。即ち、前記紙幣の収納完了後、モータを正回転方向に再度回転させることによって前記従動回転プレート並びに駆動回転プレートを初期の位置に強制復帰させる。(請求項4)
本発明の紙幣回収装置の内部構造を示した側面図である。 本発明の紙幣回収装置の内部構造を示した正面図である。 本発明の紙幣回収装置の駆動装置を示した上面図である。 本発明の紙幣回収装置の駆動装置を示した側面図である。 駆動装置におけるタイムラグ機構を示した鳥瞰図であって、嵌合突起側から見た図である。 駆動装置におけるタイムラグ機構を示した鳥瞰図であって、円弧状溝を表した図である。 タイムラグ機構のタイムラグ状態を示した説明図で、(a)は、紙幣投入前の状態を示す、(b)は、2段歯車72の大径歯車72aに形成した円弧状凹溝81が回転した状態を示す、(c)は、大径歯車72aに形成した円弧状凹溝81が、従動回転プレート83の嵌合突起833に当接して、従動回転プレート83が回転した状態を示す、(d)は、駆動回転プレート82の回転に伴って回転軸71が一定の範囲回転した状態を示したものである。 本発明の紙幣回収装置における押圧手段の紙幣搬送時における作動状態の説明図である。 本発明の紙幣回収装置における押圧手段の紙幣を収納した作動状態を示した説明図である。 上部筐体の裏面図である。 下部筐体の上面図である。 本発明の紙幣回収装置における駆動制御を示したもので、(a)は、タイミングチャート、(b)は、電流波形を示したものである。
100…紙幣回収装置
1…下部筐体
11…前壁
12…後壁
13…両側壁
14…底壁
15…開閉蓋
16…制御ボックス
17…ガイド部材
2…上部筐体
21…検知収納部
22…検知手段
3…紙幣搬送部
31…紙幣搬送路
32…紙幣投入口
33…紙幣挿入部
4…紙幣収納ボックス
41…紙幣収納部
42…スタッカープレート
43…コイルスプリング
5…押圧手段
51…押圧板
52…リンク装置
53…揺動部材
6…駆動伝達機構
61…軸
62…段付歯車
63…回転軸
64…段付歯車
65…(一方向の)クラッチ
66…カム
7…紙幣搬送機構
(伝達手段)
71…回転軸
72…2段歯車
8…タイムラグ機構
81…円弧状凹溝
82…駆動回転プレート
821…回転プレート
822…嵌合軸
823…回動軸
824…嵌合突起
83…従動回転プレート
831…嵌合孔
832…円弧状凹溝
833…嵌合突起
(搬送手段)
73…駆動歯車
74…搬送ベルト
75…従動歯車
(検出手段)
S1…赤外線透過センサ
S2…可視光センサ
S3…磁気センサ
S4…紙幣投入確認センサ
S5…紙幣引抜防止センサS5
S6…位置確認センサ
S7…紙幣収納状態確認センサ
S8…通過確認センサ
S9…真券確認センサ

Claims (4)

  1. 紙幣投入口に投入された紙幣を紙幣搬送部に沿って下部筐体内部へ搬送する紙幣搬送機構と、前記紙幣搬送機構で搬送された紙幣を下部筐体内部に押し込む押圧機構と、前記紙幣搬送機構と押圧機構にモータの駆動力を伝達する駆動伝達機構と前記駆動伝達機構を駆動する1つのモータを備えた紙幣回収装置であって、
    前記駆動伝達機構は、両端を前記押圧機構に連結された回転軸と、前記回転軸に配設されたクラッチを有する駆動伝達手段とを備え、
    前記紙幣搬送機構は、前記紙幣搬送部に沿って紙幣を搬送する搬送手段と、前記搬送手段に連結された回転軸と前記回転軸に配設されたタイムラグ機構を有する伝達手段とを備え、
    前記モータの正転時には、前記駆動伝達手段と前記伝達手段を介してその回転を前記搬送手段のみに伝達するとともに、
    前記モータの逆転時には、前記クラッチが作用して前記押圧機構を作動させるのと同時に、前記タイムラグ機構が作用することによって、前記押圧機構の始動よりも前記搬送手段の始動に遅れを生じさせたことを特徴とする紙幣回収装置。
  2. 請求項1項に記載の紙幣回収装置において、
    前記伝達手段に設けられた前記タイムラグ機構は、一定範囲回転可能に軸着された
    2段歯車の側面に対して配設された従動回転プレートと、一定範囲回転可能に軸着された前記従動回転プレートの側面に対して配設された駆動回転プレートとを備え、前記2段歯車及び前記従動回転プレートが一定範囲回転した後に前記駆動回転プレートを回転させることにより、前記駆動伝達機構から伝達されたモータの回転力を前記搬送手段に伝達することを特徴とする紙幣回収装置。
  3. 請求項2項に記載の紙幣回収装置において、
    前記2段歯車の回転範囲は、前記2段歯車に形成された円弧状凹溝と、前記2段歯車の前記円弧状凹溝に遊嵌する前記従動回転プレートに形成された嵌合突起により設定され、
    前記従動回転プレートの回転範囲は、前記従動回転プレートに形成された円弧状凹溝と、前記従動回転プレートの前記円弧状凹溝に遊嵌する前記駆動回転プレートに形成された嵌合突起により設定されることを特徴とする紙幣回収装置。
  4. 請求項2乃至請求項3の何れかに記載の紙幣回収装置において、
    前記紙幣の収納完了後、モータを正転方向に再度回転させることによって前記2段歯車並びに前記従動回転プレートを初期の位置に復帰させたことを特徴とする、紙幣回収装置。
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