JPH0692491A - 紙葉類繰出装置 - Google Patents
紙葉類繰出装置Info
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- JPH0692491A JPH0692491A JP4245177A JP24517792A JPH0692491A JP H0692491 A JPH0692491 A JP H0692491A JP 4245177 A JP4245177 A JP 4245177A JP 24517792 A JP24517792 A JP 24517792A JP H0692491 A JPH0692491 A JP H0692491A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 紙葉類が高速の搬送機構部と低速の繰出ロー
ラとの間で、大きな力で引っ張られることを防止し、常
に円滑に紙葉類の繰り出しを行う紙葉類繰出装置を提供
することを目的とする。 【構成】 繰出ローラ12を駆動する駆動軸13に、径
方向外方に突出する突出部17を設け、繰出ローラ12
に、高い摩擦力を発生する高摩擦部18を外周部の全周
に設けるとともに突出部17に回転方向先端側の端面2
0が当接することにより駆動軸13の駆動力を該繰出ロ
ーラ12に伝達し突出部17に当接しない状態において
は該繰出ローラ12を駆動軸13に対して自由とする概
略扇状の凹部19が形成されている。
ラとの間で、大きな力で引っ張られることを防止し、常
に円滑に紙葉類の繰り出しを行う紙葉類繰出装置を提供
することを目的とする。 【構成】 繰出ローラ12を駆動する駆動軸13に、径
方向外方に突出する突出部17を設け、繰出ローラ12
に、高い摩擦力を発生する高摩擦部18を外周部の全周
に設けるとともに突出部17に回転方向先端側の端面2
0が当接することにより駆動軸13の駆動力を該繰出ロ
ーラ12に伝達し突出部17に当接しない状態において
は該繰出ローラ12を駆動軸13に対して自由とする概
略扇状の凹部19が形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集積された紙葉類を一
枚ずつ分離して繰り出す紙葉類繰出装置に関する。
枚ずつ分離して繰り出す紙葉類繰出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙幣等の紙葉類の計数、鑑別等の処理を
行うため、紙葉類が集積収納された収納部から該紙葉類
を一枚ずつ取り出して、搬送方向後段に設けられた、紙
葉類を搬送する搬送機構部に繰り出す紙葉類繰出装置と
して、実開昭63−77929号公報に開示されたもの
がある。この紙葉類繰出装置は、外周部の一部に高い摩
擦力を発生する高摩擦部が設けられた繰出ローラを有し
ており、この繰出ローラの高摩擦部で紙葉類を後段の搬
送機構部に繰り出すようになっている。
行うため、紙葉類が集積収納された収納部から該紙葉類
を一枚ずつ取り出して、搬送方向後段に設けられた、紙
葉類を搬送する搬送機構部に繰り出す紙葉類繰出装置と
して、実開昭63−77929号公報に開示されたもの
がある。この紙葉類繰出装置は、外周部の一部に高い摩
擦力を発生する高摩擦部が設けられた繰出ローラを有し
ており、この繰出ローラの高摩擦部で紙葉類を後段の搬
送機構部に繰り出すようになっている。
【0003】ところで、紙葉類の正確な鑑別処理や振分
処理を行うために、搬送機構部により搬送される紙葉類
間に間隔をあけて搬送する必要があり、搬送機構部の搬
送速度を、紙葉類繰出装置の繰出ローラの繰出速度より
高速にして、後続紙葉類から先行紙葉類を引き離す方法
が採用されている。上述した従来の紙葉類繰出装置にお
いても、高摩擦部の範囲を、紙葉類を搬送機構部の搬送
力がかかるまで繰り出すように設定し、搬送機構部の搬
送力が紙葉類にかかった時点で、繰出ローラの高摩擦部
より摩擦力の低い部分が紙葉類に接触するようにして、
紙葉類を円滑に搬送機構部により高速搬送させることに
よって、紙葉類間に間隔を設けることができる。
処理を行うために、搬送機構部により搬送される紙葉類
間に間隔をあけて搬送する必要があり、搬送機構部の搬
送速度を、紙葉類繰出装置の繰出ローラの繰出速度より
高速にして、後続紙葉類から先行紙葉類を引き離す方法
が採用されている。上述した従来の紙葉類繰出装置にお
いても、高摩擦部の範囲を、紙葉類を搬送機構部の搬送
力がかかるまで繰り出すように設定し、搬送機構部の搬
送力が紙葉類にかかった時点で、繰出ローラの高摩擦部
より摩擦力の低い部分が紙葉類に接触するようにして、
紙葉類を円滑に搬送機構部により高速搬送させることに
よって、紙葉類間に間隔を設けることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記紙
葉類繰出装置の場合、繰出ローラの高摩擦部と紙葉類と
の位置関係がずれてしまうと、紙葉類の先端が搬送機構
部に送り込まれたにもかかわらずその後端側が繰出ロー
ラの高摩擦部に接触した状態が生じ、紙葉類が高速の搬
送機構部と低速の繰出ローラとの間で、大きな力で引っ
張られ、これにより紙葉類に傷がついたり、破損が生じ
てしまうという問題が生じた。
葉類繰出装置の場合、繰出ローラの高摩擦部と紙葉類と
の位置関係がずれてしまうと、紙葉類の先端が搬送機構
部に送り込まれたにもかかわらずその後端側が繰出ロー
ラの高摩擦部に接触した状態が生じ、紙葉類が高速の搬
送機構部と低速の繰出ローラとの間で、大きな力で引っ
張られ、これにより紙葉類に傷がついたり、破損が生じ
てしまうという問題が生じた。
【0005】したがって、本発明の目的は、紙葉類が高
速の搬送機構部と低速の繰出ローラとの間で、大きな力
で引っ張られることを防止し、常に円滑に紙葉類の繰り
出しを行うことができる紙葉類繰出装置を提供すること
である。
速の搬送機構部と低速の繰出ローラとの間で、大きな力
で引っ張られることを防止し、常に円滑に紙葉類の繰り
出しを行うことができる紙葉類繰出装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の紙葉類繰出装置は、紙葉類を引き込んで搬
送する搬送機構部の搬送方向前段に設けられ、該搬送機
構部の搬送速度よりも低速で紙葉類を前記搬送機構部に
繰り出す繰出ローラを有するものであって、前記繰出ロ
ーラは、駆動軸に回転自在に支持されており、該駆動軸
には、径方向外方に突出する突出部が設けられ、前記繰
出ローラには、高い摩擦力を発生する高摩擦部が外周部
の全周に設けられるとともに、前記突出部に回転方向先
端側の端面が当接することにより前記駆動軸の駆動力を
該繰出ローラに伝達し前記突出部に当接しない状態にお
いては該繰出ローラを駆動軸に対して自由とする概略扇
状の凹部が形成されていることを特徴としている。
に、本発明の紙葉類繰出装置は、紙葉類を引き込んで搬
送する搬送機構部の搬送方向前段に設けられ、該搬送機
構部の搬送速度よりも低速で紙葉類を前記搬送機構部に
繰り出す繰出ローラを有するものであって、前記繰出ロ
ーラは、駆動軸に回転自在に支持されており、該駆動軸
には、径方向外方に突出する突出部が設けられ、前記繰
出ローラには、高い摩擦力を発生する高摩擦部が外周部
の全周に設けられるとともに、前記突出部に回転方向先
端側の端面が当接することにより前記駆動軸の駆動力を
該繰出ローラに伝達し前記突出部に当接しない状態にお
いては該繰出ローラを駆動軸に対して自由とする概略扇
状の凹部が形成されていることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の紙葉類繰出装置によれば、駆動軸の突
出部が、繰出ローラの凹部の回転方向先端側に当接した
状態で駆動軸の駆動力を繰出ローラに伝達してこれを回
転させ、これにより繰出ローラの全周に設けられた高摩
擦部が紙葉類を搬送機構部側に繰り出すことになる。そ
して、紙葉類の先端が搬送機構部に入ると、搬送機構部
の搬送速度は繰出ローラの繰出速度よりも高速となって
いるため、搬送機構部が高速で紙葉類を引き込むことに
なる。ここで、繰出ローラには突出部に当接しない状態
においては該繰出ローラを駆動軸に対して自由とする概
略扇状の凹部が形成されており、上記搬送機構部による
紙葉類の引き込みの方向は凹部を突出部から離間させる
方向であるので、搬送機構部が紙葉類を高速で引き込む
ことにより、繰出ローラは駆動軸の回転速度より速い、
搬送機構部の搬送速度と同じ搬送速度をなして回転する
ことになり、搬送機構部により搬送される紙葉類間に所
定の間隔をあけるよう紙葉類を繰り出しても、紙葉類が
高速の搬送機構部と繰出ローラとの間で、大きな力で引
っ張られることがない。しかも、搬送機構部による紙葉
類の引き込みが開始されることによって繰出ローラを駆
動軸に対して自由とするため、繰出ローラに対して紙葉
類がどの位置にあっても、紙葉類が高速の搬送機構部と
繰出ローラとの間で、大きな力で引っ張られることがな
い。
出部が、繰出ローラの凹部の回転方向先端側に当接した
状態で駆動軸の駆動力を繰出ローラに伝達してこれを回
転させ、これにより繰出ローラの全周に設けられた高摩
擦部が紙葉類を搬送機構部側に繰り出すことになる。そ
して、紙葉類の先端が搬送機構部に入ると、搬送機構部
の搬送速度は繰出ローラの繰出速度よりも高速となって
いるため、搬送機構部が高速で紙葉類を引き込むことに
なる。ここで、繰出ローラには突出部に当接しない状態
においては該繰出ローラを駆動軸に対して自由とする概
略扇状の凹部が形成されており、上記搬送機構部による
紙葉類の引き込みの方向は凹部を突出部から離間させる
方向であるので、搬送機構部が紙葉類を高速で引き込む
ことにより、繰出ローラは駆動軸の回転速度より速い、
搬送機構部の搬送速度と同じ搬送速度をなして回転する
ことになり、搬送機構部により搬送される紙葉類間に所
定の間隔をあけるよう紙葉類を繰り出しても、紙葉類が
高速の搬送機構部と繰出ローラとの間で、大きな力で引
っ張られることがない。しかも、搬送機構部による紙葉
類の引き込みが開始されることによって繰出ローラを駆
動軸に対して自由とするため、繰出ローラに対して紙葉
類がどの位置にあっても、紙葉類が高速の搬送機構部と
繰出ローラとの間で、大きな力で引っ張られることがな
い。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例による紙葉類繰出装置を図
面を参照して以下に説明する。図中符号1は本実施例の
紙葉類繰出装置を示しており、この紙葉類繰出装置1
は、紙幣等の紙葉類2を引き込んで搬送する搬送機構部
3の搬送方向前段に設けられている。ここで、搬送機構
部3は、プーリ4間に巻回された搬送ベルト5を一対有
しており、一方の搬送ベルト5のみが図示せぬモータに
より駆動され、この駆動により他方が直接的または間接
的(紙葉類2を介在させた状態)に連れ回りするように
なっている。本実施例においては搬送ベルト5同士の接
触部6が図1における左上方向に向けて移動するよう駆
動されることにより紙葉類2をこの接触部6により左上
方向に搬送し、その後左方向に搬送するようになってい
る。
面を参照して以下に説明する。図中符号1は本実施例の
紙葉類繰出装置を示しており、この紙葉類繰出装置1
は、紙幣等の紙葉類2を引き込んで搬送する搬送機構部
3の搬送方向前段に設けられている。ここで、搬送機構
部3は、プーリ4間に巻回された搬送ベルト5を一対有
しており、一方の搬送ベルト5のみが図示せぬモータに
より駆動され、この駆動により他方が直接的または間接
的(紙葉類2を介在させた状態)に連れ回りするように
なっている。本実施例においては搬送ベルト5同士の接
触部6が図1における左上方向に向けて移動するよう駆
動されることにより紙葉類2をこの接触部6により左上
方向に搬送し、その後左方向に搬送するようになってい
る。
【0009】紙葉類繰出装置1は、紙葉類2が集積状態
で搭載される昇降自在のエレベータ7がケーシング8内
に設けられており、このエレベータ7の上昇方向側に
は、支持軸9に固定支持された蹴出ローラ10が設けら
れている。ここで、エレベータ7は、集積された紙葉類
2の最も上側に位置するものを常に蹴出ローラ10に所
定の接触力をもって接触させるべく昇降するようになっ
ている。
で搭載される昇降自在のエレベータ7がケーシング8内
に設けられており、このエレベータ7の上昇方向側に
は、支持軸9に固定支持された蹴出ローラ10が設けら
れている。ここで、エレベータ7は、集積された紙葉類
2の最も上側に位置するものを常に蹴出ローラ10に所
定の接触力をもって接触させるべく昇降するようになっ
ている。
【0010】蹴出ローラ10の外周下端位置の回転方向
(図1における反時計回り方向)先端側の接線上の所定
位置には分離ローラ11が設けられており、この分離ロ
ーラ11の、蹴出ローラ10側の上側所定位置には繰出
ローラ12が、その外周面を該分離ローラ11の外周面
に所定の接触力で接触させるよう駆動軸13に支持され
ている。また分離ローラ11の上側所定位置には従動ロ
ーラ14が、その外周面を繰出ローラ12の外周面に所
定の接触力で接触させるよう設けられており、この従動
ローラ14は、繰出ローラ12の駆動により直接的ある
いは紙葉類2を介在させて間接的に連れ回りするもので
ある。そして、繰出ローラ12と従動ローラ14との接
触位置の上方には、ケーシング8の開口部15が設けら
れ、該開口部15に対向して、上記搬送機構部3の、紙
葉類2を引き込む引込部16が配置されている。
(図1における反時計回り方向)先端側の接線上の所定
位置には分離ローラ11が設けられており、この分離ロ
ーラ11の、蹴出ローラ10側の上側所定位置には繰出
ローラ12が、その外周面を該分離ローラ11の外周面
に所定の接触力で接触させるよう駆動軸13に支持され
ている。また分離ローラ11の上側所定位置には従動ロ
ーラ14が、その外周面を繰出ローラ12の外周面に所
定の接触力で接触させるよう設けられており、この従動
ローラ14は、繰出ローラ12の駆動により直接的ある
いは紙葉類2を介在させて間接的に連れ回りするもので
ある。そして、繰出ローラ12と従動ローラ14との接
触位置の上方には、ケーシング8の開口部15が設けら
れ、該開口部15に対向して、上記搬送機構部3の、紙
葉類2を引き込む引込部16が配置されている。
【0011】上記駆動軸13は、図示せぬ駆動モータに
より図1における反時計回り方向に回転駆動されるもの
で、その所定位置には、径方向外方に突出する、突出部
であるピン17が固定されている。
より図1における反時計回り方向に回転駆動されるもの
で、その所定位置には、径方向外方に突出する、突出部
であるピン17が固定されている。
【0012】繰出ローラ12は、駆動軸13の所定位置
に回転自在に支持されており、その外周部に紙葉類2と
の間に所定の高摩擦力を発生させる、例えばゴム材等か
らなる高摩擦部18が全周に固着されている。また、繰
出ローラ12の図1における手前側の一側面には、駆動
軸13を中心に概略扇状をなす凹部19が形成されてお
り、この凹部19内に上記ピン17が位置している。こ
れにより、凹部19はその両端面20,21間にピン1
7が位置する範囲で駆動軸13に対して自由に回転でき
るようになっており、ピン17が凹部19の回転方向先
端側の端面20に当接した状態において駆動軸13の駆
動力が伝達され該駆動軸13と一体に回転するようにな
っている。
に回転自在に支持されており、その外周部に紙葉類2と
の間に所定の高摩擦力を発生させる、例えばゴム材等か
らなる高摩擦部18が全周に固着されている。また、繰
出ローラ12の図1における手前側の一側面には、駆動
軸13を中心に概略扇状をなす凹部19が形成されてお
り、この凹部19内に上記ピン17が位置している。こ
れにより、凹部19はその両端面20,21間にピン1
7が位置する範囲で駆動軸13に対して自由に回転でき
るようになっており、ピン17が凹部19の回転方向先
端側の端面20に当接した状態において駆動軸13の駆
動力が伝達され該駆動軸13と一体に回転するようにな
っている。
【0013】蹴出ローラ10は、繰出ローラ12の回転
に連動して回転駆動されるようになっている。すなわ
ち、図2に示すように、繰出ローラ12には、プーリ2
2が固定されており、また蹴出ローラ10にもプーリ2
3が固定されていて、これらプーリ22,23間にはベ
ルト24が巻回されているため、駆動軸13が回転しピ
ン17が凹部19の回転方向先端側の端面20に当接し
て繰出ローラ12が回転するとベルト24によりその駆
動力が伝達されて蹴出ローラ10は回転する。
に連動して回転駆動されるようになっている。すなわ
ち、図2に示すように、繰出ローラ12には、プーリ2
2が固定されており、また蹴出ローラ10にもプーリ2
3が固定されていて、これらプーリ22,23間にはベ
ルト24が巻回されているため、駆動軸13が回転しピ
ン17が凹部19の回転方向先端側の端面20に当接し
て繰出ローラ12が回転するとベルト24によりその駆
動力が伝達されて蹴出ローラ10は回転する。
【0014】分離ローラ11は、蹴出ローラ10から蹴
り出された紙葉類2を分離するためのものであり、繰出
ローラ12の高摩擦部18と紙葉類2との摩擦力より小
さくかつ紙葉類2同士の摩擦力より大きい摩擦力を紙葉
類2との間で発生させることができる例えばゴム等の材
料から形成されていて、繰出作動時に、上記繰出ローラ
12と同方向(図1における反時計回り方向)に回転駆
動されるようになっている。そして、二重送り等が発生
した場合に、重なり合う紙葉類2間の摩擦力は繰出ロー
ラ12とこれに接触する紙葉類2との摩擦力より小さい
ため、繰出ローラ12に接触する紙葉類2は繰出ローラ
12の駆動力によって搬送方向に沿って送られ、分離ロ
ーラ11に接触している紙葉類2は分離ローラ11の駆
動力によってエレベータ7側に戻されることになる。な
お、ケーシング8には蹴出ローラ10から蹴り出された
紙葉類2の先端を、繰出ローラ12と分離ローラ11と
の間に導き、繰出ローラ12と従動ローラ14との間を
通過させ、開口部15に導くためのガイド25が設けら
れている。
り出された紙葉類2を分離するためのものであり、繰出
ローラ12の高摩擦部18と紙葉類2との摩擦力より小
さくかつ紙葉類2同士の摩擦力より大きい摩擦力を紙葉
類2との間で発生させることができる例えばゴム等の材
料から形成されていて、繰出作動時に、上記繰出ローラ
12と同方向(図1における反時計回り方向)に回転駆
動されるようになっている。そして、二重送り等が発生
した場合に、重なり合う紙葉類2間の摩擦力は繰出ロー
ラ12とこれに接触する紙葉類2との摩擦力より小さい
ため、繰出ローラ12に接触する紙葉類2は繰出ローラ
12の駆動力によって搬送方向に沿って送られ、分離ロ
ーラ11に接触している紙葉類2は分離ローラ11の駆
動力によってエレベータ7側に戻されることになる。な
お、ケーシング8には蹴出ローラ10から蹴り出された
紙葉類2の先端を、繰出ローラ12と分離ローラ11と
の間に導き、繰出ローラ12と従動ローラ14との間を
通過させ、開口部15に導くためのガイド25が設けら
れている。
【0015】なお、繰出ローラ12と従動ローラ14と
の接線方向の速度が紙葉類2の繰出速度になり、搬送機
構部3の搬送ベルト5の接触部6の移動速度が搬送速度
となっていて、繰出速度は、搬送速度よりも繰り出され
た紙葉類2間に設ける所定の間隔に応じた分低速に設定
されている。
の接線方向の速度が紙葉類2の繰出速度になり、搬送機
構部3の搬送ベルト5の接触部6の移動速度が搬送速度
となっていて、繰出速度は、搬送速度よりも繰り出され
た紙葉類2間に設ける所定の間隔に応じた分低速に設定
されている。
【0016】以上のような構成の本実施例の紙葉類繰出
装置1の作動について以下に順を追って説明する。
装置1の作動について以下に順を追って説明する。
【0017】紙葉類2を繰り出すべく指令が出される
と、搬送機構部3が所定の搬送方向に駆動され、紙葉類
繰出装置1の駆動軸13が繰出方向(図1における反時
計回り方向)、分離ローラ11が反繰出方向(図1にお
ける反時計回り方向)に回転駆動されることになる。
と、搬送機構部3が所定の搬送方向に駆動され、紙葉類
繰出装置1の駆動軸13が繰出方向(図1における反時
計回り方向)、分離ローラ11が反繰出方向(図1にお
ける反時計回り方向)に回転駆動されることになる。
【0018】駆動軸13が駆動されると該駆動軸13に
固定されたピン17が、繰出ローラ12の凹部19の回
転方向先端側の端面20に当接し、これにより繰出ロー
ラ12が駆動軸13と一体に回転する。一方、この繰出
ローラ12の回転によりこれにベルト24を介して連結
された蹴出ローラ10が繰出方向に所定の蹴出速度で回
転駆動されることになる。
固定されたピン17が、繰出ローラ12の凹部19の回
転方向先端側の端面20に当接し、これにより繰出ロー
ラ12が駆動軸13と一体に回転する。一方、この繰出
ローラ12の回転によりこれにベルト24を介して連結
された蹴出ローラ10が繰出方向に所定の蹴出速度で回
転駆動されることになる。
【0019】この蹴出ローラ10の回転によりエレベー
タ7上に集積された紙葉類2の最も上側に位置するもの
が繰出ローラ12と分離ローラ11との間にその先端が
ガイド25により導かれて挿入されることになる(図3
に示す状態)。
タ7上に集積された紙葉類2の最も上側に位置するもの
が繰出ローラ12と分離ローラ11との間にその先端が
ガイド25により導かれて挿入されることになる(図3
に示す状態)。
【0020】さらに駆動軸13が回転すると、紙葉類2
は、繰出ローラ12と分離ローラ11との間を繰出ロー
ラ12の高摩擦部18に接触しつつ繰出方向に、ほぼ滑
りなく移動し、その先端が繰出ローラ12と従動ローラ
14との間を通過した後、開口部15から突出して搬送
機構部3の引込部16に至り(図4に示す状態)搬送機
構部3の両搬送ベルト5間の接触部6により引き込みが
開始される。
は、繰出ローラ12と分離ローラ11との間を繰出ロー
ラ12の高摩擦部18に接触しつつ繰出方向に、ほぼ滑
りなく移動し、その先端が繰出ローラ12と従動ローラ
14との間を通過した後、開口部15から突出して搬送
機構部3の引込部16に至り(図4に示す状態)搬送機
構部3の両搬送ベルト5間の接触部6により引き込みが
開始される。
【0021】上記搬送機構部3の搬送速度は、繰出ロー
ラ12と従動ローラ14の繰出速度よりも高速となって
いるため、搬送機構部3が高速で紙葉類2を引き込むこ
とになる。ここで、繰出ローラ12にはピン17に当接
しない状態においては該繰出ローラ12を駆動軸13に
対して自由とする凹部19が形成されており、上記搬送
機構部3による紙葉類2の引き込みの方向は凹部19を
ピン17から離間させる方向であるので、搬送機構部3
が紙葉類2を高速で引き込むことにより、繰出ローラ1
2は紙葉類2の移動で、駆動軸13の回転速度より速
い、搬送機構部3の搬送速度と同じ速度をなして回転す
る(図5に示す状態)。
ラ12と従動ローラ14の繰出速度よりも高速となって
いるため、搬送機構部3が高速で紙葉類2を引き込むこ
とになる。ここで、繰出ローラ12にはピン17に当接
しない状態においては該繰出ローラ12を駆動軸13に
対して自由とする凹部19が形成されており、上記搬送
機構部3による紙葉類2の引き込みの方向は凹部19を
ピン17から離間させる方向であるので、搬送機構部3
が紙葉類2を高速で引き込むことにより、繰出ローラ1
2は紙葉類2の移動で、駆動軸13の回転速度より速
い、搬送機構部3の搬送速度と同じ速度をなして回転す
る(図5に示す状態)。
【0022】そして、上記紙葉類2が繰出ローラ12お
よび従動ローラ14から搬送機構部3側に離れると、繰
出ローラ12は、これを紙葉類2の繰出方向側に回転さ
せる力が作用しなくなる。このとき次の紙葉類2aは、
蹴出ローラ10による蹴り出しの最中で、すでに繰出ロ
ーラ12と従動ローラ14との間にその先端が送り込ま
れた状態にあるが、分離ローラ11の回転により、繰出
ローラ12を繰出方向に対して逆方向に回転させつつ、
繰出方向に対し逆方向に所定量戻される。なお、繰出ロ
ーラ12が逆回転する際には、これに連動する蹴出ロー
ラ10も逆回転することになって、次の紙葉類2aは良
好に戻されることになる。
よび従動ローラ14から搬送機構部3側に離れると、繰
出ローラ12は、これを紙葉類2の繰出方向側に回転さ
せる力が作用しなくなる。このとき次の紙葉類2aは、
蹴出ローラ10による蹴り出しの最中で、すでに繰出ロ
ーラ12と従動ローラ14との間にその先端が送り込ま
れた状態にあるが、分離ローラ11の回転により、繰出
ローラ12を繰出方向に対して逆方向に回転させつつ、
繰出方向に対し逆方向に所定量戻される。なお、繰出ロ
ーラ12が逆回転する際には、これに連動する蹴出ロー
ラ10も逆回転することになって、次の紙葉類2aは良
好に戻されることになる。
【0023】上記繰出ローラ12の逆回転と、回転が継
続されている駆動軸13のピン17の端面20側への移
動とにより、ピン17が端面20に当接すると(図6に
示す状態)、該駆動軸13からの駆動力が繰出ローラ1
2に再度伝わって、該繰出ローラ12が繰出方向側に回
転し、次の紙葉類2aの繰り出しを行うことになる(図
7に示す状態)。そして、上記のように、繰出ローラ1
2が逆回転した後、次の紙葉類2aの搬送機構部3へ繰
り出しが行われる間に、既に搬送機構部3により引き込
まれた紙葉類2は、高速搬送されているため、これによ
り、既に搬送機構部3側に繰り出された紙葉類2と、次
に繰り出される紙葉類2aとの間に所定の間隔があけら
れることになる。
続されている駆動軸13のピン17の端面20側への移
動とにより、ピン17が端面20に当接すると(図6に
示す状態)、該駆動軸13からの駆動力が繰出ローラ1
2に再度伝わって、該繰出ローラ12が繰出方向側に回
転し、次の紙葉類2aの繰り出しを行うことになる(図
7に示す状態)。そして、上記のように、繰出ローラ1
2が逆回転した後、次の紙葉類2aの搬送機構部3へ繰
り出しが行われる間に、既に搬送機構部3により引き込
まれた紙葉類2は、高速搬送されているため、これによ
り、既に搬送機構部3側に繰り出された紙葉類2と、次
に繰り出される紙葉類2aとの間に所定の間隔があけら
れることになる。
【0024】以上により、搬送機構部3により搬送され
る紙葉類2間に所定の間隔をあけるよう紙葉類2を繰り
出しても、紙葉類2が搬送機構部3と繰出ローラ12と
の間で、大きな力で引っ張られることがなくなり、これ
に起因する紙葉類2の破損等を防止し、円滑に紙葉類2
の繰り出しを行うことができる。しかも、搬送機構部3
による紙葉類2の引き込みが開始されることによって繰
出ローラ12を駆動軸13に対して自由とするため、繰
出ローラ12に対して紙葉類2がどの位置にあっても、
紙葉類2が高速の搬送機構部3と繰出ローラ12との間
で、大きな力で引っ張られることがなくなり、常に円滑
に紙葉類2の繰り出しを行うことができる。
る紙葉類2間に所定の間隔をあけるよう紙葉類2を繰り
出しても、紙葉類2が搬送機構部3と繰出ローラ12と
の間で、大きな力で引っ張られることがなくなり、これ
に起因する紙葉類2の破損等を防止し、円滑に紙葉類2
の繰り出しを行うことができる。しかも、搬送機構部3
による紙葉類2の引き込みが開始されることによって繰
出ローラ12を駆動軸13に対して自由とするため、繰
出ローラ12に対して紙葉類2がどの位置にあっても、
紙葉類2が高速の搬送機構部3と繰出ローラ12との間
で、大きな力で引っ張られることがなくなり、常に円滑
に紙葉類2の繰り出しを行うことができる。
【0025】なお、上記凹部19の端面20,21間の
角度すなわちピン17に対する凹部19の自由回転角度
は、上記作動を行うように、搬送機構部3による紙葉類
2の引き込みが完全に完了する時点においてピン17が
回転方向後端側の端面21に当接するか、または前記時
点においても当接しないように設定されることになる。
また、搬送される紙葉類2間の距離は、駆動軸13の回
転による繰出ローラ12の繰出速度と搬送機構部3の搬
送速度と分離ローラ11の紙葉類2の戻し速度とにより
設定されることになる。
角度すなわちピン17に対する凹部19の自由回転角度
は、上記作動を行うように、搬送機構部3による紙葉類
2の引き込みが完全に完了する時点においてピン17が
回転方向後端側の端面21に当接するか、または前記時
点においても当接しないように設定されることになる。
また、搬送される紙葉類2間の距離は、駆動軸13の回
転による繰出ローラ12の繰出速度と搬送機構部3の搬
送速度と分離ローラ11の紙葉類2の戻し速度とにより
設定されることになる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の紙葉類繰
出装置によれば、搬送機構部により搬送される紙葉類間
に所定の間隔をあけるよう紙葉類を繰り出しても、紙葉
類が搬送機構部と繰出ローラとの間で、大きな力で引っ
張られることがなくなり、これに起因する紙葉類の破損
等を防止し、円滑に紙葉類の繰り出しを行うことができ
る。しかも、搬送機構部による紙葉類の引き込みが開始
されることによって繰出ローラを駆動軸に対して自由と
するため、繰出ローラに対して紙葉類がどの位置にあっ
ても、紙葉類が高速の搬送機構部と繰出ローラとの間
で、大きな力で引っ張られることがなくなり、常に円滑
に紙葉類の繰り出しを行うことができる。
出装置によれば、搬送機構部により搬送される紙葉類間
に所定の間隔をあけるよう紙葉類を繰り出しても、紙葉
類が搬送機構部と繰出ローラとの間で、大きな力で引っ
張られることがなくなり、これに起因する紙葉類の破損
等を防止し、円滑に紙葉類の繰り出しを行うことができ
る。しかも、搬送機構部による紙葉類の引き込みが開始
されることによって繰出ローラを駆動軸に対して自由と
するため、繰出ローラに対して紙葉類がどの位置にあっ
ても、紙葉類が高速の搬送機構部と繰出ローラとの間
で、大きな力で引っ張られることがなくなり、常に円滑
に紙葉類の繰り出しを行うことができる。
【図1】本発明の一実施例による紙葉類繰出装置を示す
正断面図である。
正断面図である。
【図2】本発明の一実施例による紙葉類繰出装置の繰出
ローラおよび蹴出ローラ等を示す、図1におけるX−X
線に沿う断面図である。
ローラおよび蹴出ローラ等を示す、図1におけるX−X
線に沿う断面図である。
【図3】本発明の一実施例による紙葉類繰出装置の、紙
葉類が蹴出ローラにより蹴り出される状態を示す正断面
図である。
葉類が蹴出ローラにより蹴り出される状態を示す正断面
図である。
【図4】本発明の一実施例による紙葉類繰出装置の、紙
葉類が繰出ローラにより繰り出され搬送機構部により引
き込まれる前の状態を示す正断面図である。
葉類が繰出ローラにより繰り出され搬送機構部により引
き込まれる前の状態を示す正断面図である。
【図5】本発明の一実施例による紙葉類繰出装置の、紙
葉類が搬送機構部により繰出ローラ側から引き込まれた
状態を示す正断面図である。
葉類が搬送機構部により繰出ローラ側から引き込まれた
状態を示す正断面図である。
【図6】本発明の一実施例による紙葉類繰出装置の、紙
葉類が繰出ローラ側から離れた後の状態を示す正断面図
である。
葉類が繰出ローラ側から離れた後の状態を示す正断面図
である。
【図7】本発明の一実施例による紙葉類繰出装置の、次
の紙葉類が繰出ローラにより繰り出され搬送機構部によ
り引き込まれる前の状態を示す正断面図である。
の紙葉類が繰出ローラにより繰り出され搬送機構部によ
り引き込まれる前の状態を示す正断面図である。
1 紙葉類繰出装置 2 紙葉類 3 搬送機構部 12 繰出ローラ 13 駆動軸 17 ピン(突出部) 18 高摩擦部 19 凹部 20 端面
Claims (1)
- 【請求項1】 紙葉類を引き込んで搬送する搬送機構部
の搬送方向前段に設けられ、該搬送機構部の搬送速度よ
りも低速で紙葉類を前記搬送機構部に繰り出す繰出ロー
ラを有する紙葉類繰出装置において、 前記繰出ローラは、駆動軸に回転自在に支持されてお
り、 該駆動軸には、径方向外方に突出する突出部が設けら
れ、 前記繰出ローラには、高い摩擦力を発生する高摩擦部が
外周部の全周に設けられるとともに、前記突出部に回転
方向先端側の端面が当接することにより前記駆動軸の駆
動力を該繰出ローラに伝達し前記突出部に当接しない状
態においては該繰出ローラを駆動軸に対して自由とする
概略扇状の凹部が形成されていることを特徴とする紙葉
類繰出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4245177A JPH0692491A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 紙葉類繰出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4245177A JPH0692491A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 紙葉類繰出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0692491A true JPH0692491A (ja) | 1994-04-05 |
Family
ID=17129760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4245177A Pending JPH0692491A (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 紙葉類繰出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0692491A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6877733B2 (en) * | 1998-01-23 | 2005-04-12 | Beb Industrie-Elektronik Ag | Device for processing bank note-like objects |
JP2006079575A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Oizumi Corp | 紙幣回収装置 |
US7128314B2 (en) | 2002-08-27 | 2006-10-31 | Asahi Seiko Co., Ltd. | Banknote dispensing device |
US7235008B2 (en) | 2002-08-27 | 2007-06-26 | Asahi Seiko Kabushiki Kaisha | Token dispensing device with decreased loading on a token dispensing disk |
US7364157B2 (en) | 2002-08-27 | 2008-04-29 | Asahi Seiko Co., Ltd. | Compact backnote dispensing device with banknote length sensor |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0222938B2 (ja) * | 1982-07-28 | 1990-05-22 | Konishiroku Photo Ind |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP4245177A patent/JPH0692491A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0222938B2 (ja) * | 1982-07-28 | 1990-05-22 | Konishiroku Photo Ind |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6877733B2 (en) * | 1998-01-23 | 2005-04-12 | Beb Industrie-Elektronik Ag | Device for processing bank note-like objects |
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US7364157B2 (en) | 2002-08-27 | 2008-04-29 | Asahi Seiko Co., Ltd. | Compact backnote dispensing device with banknote length sensor |
JP2006079575A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Oizumi Corp | 紙幣回収装置 |
JP4633431B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2011-02-16 | 株式会社オーイズミ | 紙幣回収装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971118 |