JP4631503B2 - タイヤホイール組立体の解体方法 - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤの内面とランフラット支持体の外面との間にグリース状の潤滑剤を介在させたタイヤホイール組立体の解体方法に関し、さらに詳しくは、グリース状の潤滑剤の飛散を防止し、安全上及び環境上の観点から良好な作業環境を維持することを可能にしたタイヤホイール組立体の解体方法に関する。
車両の走行中に空気入りタイヤがパンクした場合でも、ある程度の緊急走行を可能にするための技術が市場の要請から多数提案されている。その中で、空気入りタイヤとホイールのリムとの間に形成される空洞部に中子(ランフラット支持体)を挿入し、パンクしたタイヤを中子によって支持することによりランフラット走行を可能にしたものがある。
このようなランフラット支持体を用いる場合、ランフラット走行によるタイヤの損傷を軽減するために、支持体の外面とタイヤの内面との接触部分にグリース状の潤滑剤を配置することが行われている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、支持体の外面とタイヤの内面との接触部分にグリース状の潤滑剤を配置した場合、ランフラット走行後にタイヤ及び支持体をホイールから取り外す際にグリース状の潤滑剤の存在が問題となる。即ち、ランフラット走行後にタイヤ内から取り出される支持体は、その表面がグリース状の潤滑剤で覆われているため、安全上及び環境上の観点から良好な作業環境を維持することが困難である。
特開平6−270617号公報
本発明の目的は、空気入りタイヤの内面とランフラット支持体の外面との間にグリース状の潤滑剤を介在させた場合であっても、グリース状の潤滑剤の飛散を防止し、安全上及び環境上の観点から良好な作業環境を維持することを可能にしたタイヤホイール組立体の解体方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のタイヤホイール組立体の解体方法は、空気入りタイヤをホイールのリムに嵌合すると共に、前記空気入りタイヤの空洞部内に空気が抜けた際に荷重を支持してランフラット走行を可能にするランフラット支持体を配設し、前記空気入りタイヤの内面と前記ランフラット支持体の外面との間にグリース状の潤滑剤を介在させたタイヤホイール組立体をランフラット走行後に解体する方法であって、
ランフラット走行後に前記空気入りタイヤの空洞部内に前記潤滑剤に対して親和性を有する処理用物質を投入し、攪拌により前記潤滑剤を前記処理用物質中に取り込んだ状態または攪拌により前記潤滑剤の表面を前記処理用物質で覆った状態とし、その状態で前記空気入りタイヤ及び前記ランフラット支持体を前記ホイールから取り外すことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明の他のタイヤホイール組立体の解体方法は、空気入りタイヤをホイールのリムに嵌合すると共に、前記空気入りタイヤの空洞部内に空気が抜けた際に荷重を支持してランフラット走行を可能にするランフラット支持体を配設し、前記空気入りタイヤの内面と前記ランフラット支持体の外面との間にグリース状の潤滑剤を介在させたタイヤホイール組立体をランフラット走行後に解体する方法であって、
ランフラット走行後に前記空気入りタイヤの空洞部内に前記潤滑剤に対して親和性を有する溶媒を注入し、攪拌により前記潤滑剤を溶媒中に溶解させ、次いで、前記空気入りタイヤの空洞部内にゲル化剤を投入し、前記潤滑剤を含んだ溶媒を凝集させた状態とし、その状態で前記空気入りタイヤ及び前記ランフラット支持体を前記ホイールから取り外すことを特徴とするものである。
本発明では、ランフラット走行を終えたタイヤホイール組立体において、空気入りタイヤの内面及びランフラット支持体の外面に付着したグリース状の潤滑剤を処理するために、空気入りタイヤの空洞部内に潤滑剤に対して親和性を有する処理用物質を投入し、攪拌により潤滑剤と処理用物質とを物理的に結合させた状態とし、或いは、空気入りタイヤの空洞部内に潤滑剤に対して親和性を有する溶媒を注入し、攪拌により潤滑剤を溶媒中に溶解させ、空気入りタイヤの空洞部内にゲル化剤を投入し、潤滑剤を含んだ溶媒を凝集させた状態とする。そのため、空気入りタイヤの内面とランフラット支持体の外面との間にグリース状の潤滑剤を介在させた場合であっても、グリース状の潤滑剤の飛散を防止し、安全上及び環境上の観点から良好な作業環境を維持することが可能になる。
処理用物質としては、有機化合物の短繊維、例えば、ポリエステル短繊維、ナイロン短繊維、ポリビニルアルコール短繊維、アクリル短繊維から選ばれた少なくとも1種を使用することが好ましい。この処理用物質は、潤滑剤に対して親和性を有するものであれば、各種の粉状体、粒状体又は小球状体を用いることができる。
溶媒としては、水、メタノール、エタノール、n−ヘキサン、ヘキサン、ベンゼンから選ばれた少なくとも1種を使用することが好ましい。ゲル化剤としては、潤滑剤の溶液に親和性を有するポリマーが緩やかに架橋された高分子材料を使用することができ、例えば、天然ゴム(NR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)から選ばれた少なくとも1種を使用することができる。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明が適用されるタイヤホイール組立体の一例を示すものである。図1において、1はホイール、2は空気入りタイヤ、3はランフラット支持体である。これらホイール1、空気入りタイヤ2、ランフラット支持体3は、図示しないホイール回転軸を中心として環状に形成されている。つまり、ランフラット支持体3は、空気入りタイヤ2とホイール1のリム1aとの間に形成される空洞部2aに挿入されている。
ランフラット支持体3は、環状シェル4と弾性リング5とを主要部として構成されている。このランフラット支持体3は、通常走行時には空気入りタイヤ2の内壁面から離間しているが、パンク時には潰れた空気入りタイヤ2を内側から支持するものである。
環状シェル4は、パンクしたタイヤを支えるための連続した支持面4aを外周側(径方向外側)に張り出すと共に、該支持面4aの両側に沿って脚部4b,4bを備えた開脚構造になっている。環状シェル4の支持面4aは、その周方向に直交する断面での形状が外周側に凸曲面になるように形成されている。この凸曲面はタイヤ軸方向に少なくとも2つ存在し、その相互間に凹部が形成されている。このように環状シェル4の支持面4aを2つ以上の凸曲面が並ぶように形成することにより、タイヤ内壁面に対する支持面4aの接触箇所を2つ以上に分散させ、タイヤ内壁面に与える局部摩耗を低減するため、ランフラット走行の持続距離を延長することができる。
上記環状シェル4は、パンクした空気入りタイヤ2を介して車両重量を支える必要があるため剛体材料から構成されている。その構成材料には、金属や樹脂などが使用される。このうち金属としては、スチール、アルミニウムなどを例示することができる。また、樹脂としては、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂のいずれでも良い。熱可塑性樹脂としては、ナイロン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリフェニレンサルファイド、ABSなどを挙げることができ、また熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂などを挙げることができる。樹脂は単独で使用しても良いが、補強繊維を配合して繊維強化樹脂として使用しても良い。
弾性リング5は、環状シェル4の脚部4b,4bにそれぞれ取り付けられ、空気入りタイヤ2のビード部に沿うようにリム1aに当接しながら環状シェル4を支持するようになっている。この弾性リング5は、パンクした空気入りタイヤ2から環状シェル4が受ける衝撃や振動を緩和するほか、リム1aに対する滑りを防止して環状シェル4を安定的に支持するものである。
弾性リング5の構成材料としては、ゴム又は樹脂を使用することができ、特にゴムが好ましい。ゴムとしては、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、水素化NBR、水素化SBR、エチレンプロピレンゴム(EPDM、EPM)、ブチルゴム(IIR)、アクリルゴム(ACM)、クロロプレンゴム(CR)、シリコーンゴム、フッ素ゴムなどを挙げることができる。勿論、これらゴムには、充填剤、加硫剤、加硫促進剤、軟化剤、老化防止剤などの添加剤を適宜配合することができる。そして、ゴム組成物の配合に基づいて所望の弾性率を得ることができる。
このように構成されるタイヤホイール組立体では、走行中に空気入りタイヤ2がパンクすると、潰れた空気入りタイヤ2がランフラット支持体3の環状シェル4によって支持された状態になるので、ランフラット走行が可能になる。しかしながら、ランフラット走行時には、空気入りタイヤ2の内面とランフラット支持体3の外面とが擦れ合うことにより、空気入りタイヤ2が破壊されることになる。このような破壊を防止するために、上記タイヤホイール組立体では、空気入りタイヤ2のトレッド部の内面にグリース状の潤滑剤6が塗布されている。そのため、ランフラット走行を終えたタイヤホイール組立体においては、図1に示すように、グリース状の潤滑剤6が空気入りタイヤ2の内面やランフラット支持体3の外面に付着した状態になる。
潤滑剤6の成分は、特に限定されるものではないが、例えば、鉱物系基油又は合成系基油に増ちょう剤を配合したもの、シリコーン油に増ちょう剤を配合したもの等を挙げることができる。
図2(a)〜(b)は本発明の第1実施形態からなるタイヤホイール組立体の解体方法を示すものである。図2(a)に示すように、ランフラット走行後のタイヤホイール組立体を解体するにあたって、先ず、空気入りタイヤ2の空洞部2a内にグリース状の潤滑剤6に対して親和性を有する処理用物質7を投入する。処理用物質7の投入には、例えば、先端が鋭利なパイプ部材8を利用することができる。ランフラット走行に供された空気入りタイヤ2は一般に再生不能であるため、パイプ部材8をサイドウォール部等に突き刺し、該パイプ部材8を通して空気入りタイヤ2の空洞部2a内に処理用物質7を供給することができる。
処理用物質としては、有機化合物の短繊維を用いることができる。例えば、ポリエステル短繊維、ナイロン短繊維、ポリビニルアルコール短繊維、アクリル短繊維を使用することが好ましい。これら短繊維は、タイヤホイール組立体に通常使用されるグリース状の潤滑剤に対して親和性を有している。また、処理用物質としては、潤滑剤に対して親和性を有するものであれば、各種の粉状体、粒状体又は小球状体を用いることができる。
処理用物質7を空気入りタイヤ2の空洞部2a内に投入した後、図2(b)に示すように、攪拌により潤滑剤6と処理用物質7とを物理的に結合させた状態にする。潤滑剤6と処理用物質7とを物理的に結合させた状態とは潤滑剤6を処理用物質7中に取り込んだ状態であり、或いは、潤滑剤6の表面を処理用物質7で覆った状態である。
上述のような前処理を実施した後、空気入りタイヤ2及びランフラット支持体3をホイール1から取り外すのである。これにより、空気入りタイヤ2の内面とランフラット支持体3の外面との間にグリース状の潤滑剤6を介在させた場合であっても、グリース状の潤滑剤6の飛散を防止し、安全上及び環境上の観点から良好な作業環境を維持することが可能になる。
図3(a)〜(b)は本発明の第2実施形態からなるタイヤホイール組立体の解体方法を示すものである。図3(a)に示すように、ランフラット走行後のタイヤホイール組立体を解体するにあたって、先ず、空気入りタイヤ2の空洞部2a内にグリース状の潤滑剤6に対して親和性を有する溶媒9を注入する。溶媒9の注入には、例えば、先端が鋭利なパイプ部材8を利用することができる。ランフラット走行に供された空気入りタイヤ2は一般に再生不能であるため、パイプ部材8をサイドウォール部等に突き刺し、該パイプ部材8を通して空気入りタイヤ2の空洞部2a内に溶媒9を供給することができる。また、溶媒9は液体であるためホイール1のエアバルブを利用することも可能である。
溶媒としては、例えば、水、メタノール、エタノール、n−ヘキサン、ヘキサン、ベンゼンを用いることが好ましい。これら溶媒は、タイヤホイール組立体に通常使用されるグリース状の潤滑剤に対して親和性を有している。
溶媒9を空気入りタイヤ2の空洞部2a内に注入した後、図3(b)に示すように、攪拌により潤滑剤6を溶媒9中に溶解させる。次いで、空気入りタイヤ2の空洞部2a内にパイプ部材8等を利用してゲル化剤10を投入し、潤滑剤6を含んだ溶媒9を凝集させた状態にする。
ゲル化剤としては、潤滑剤の溶液に親和性を有するポリマーが緩やかに架橋された高分子材料を使用することができ、例えば、天然ゴム(NR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NBR)を使用することができる。これらゴムを使用する場合、溶媒への分散性を確保するためにゴムを粉末状にすると良い。
上述のような前処理を実施した後、空気入りタイヤ2及びランフラット支持体3をホイール1から取り外すのである。これにより、空気入りタイヤ2の内面とランフラット支持体3の外面との間にグリース状の潤滑剤6を介在させた場合であっても、グリース状の潤滑剤6の飛散を防止し、安全上及び環境上の観点から良好な作業環境を維持することが可能になる。
上述した実施形態においては、空気入りタイヤとホイールのリムとの間に形成される空洞部に、一対の弾性リングと該弾性リングに跨がる環状シェルとからなるランフラット支持体を挿入した場合について説明したが、本発明ではランフラット支持体の構造は特に限定されるものではない。
タイヤサイズ205/55R16の空気入りタイヤをリムサイズ16×6 1/2JJのホイールのリムに嵌合すると共に、空気入りタイヤの空洞部内に空気が抜けた際に荷重を支持してランフラット走行を可能にするランフラット支持体を配設し、空気入りタイヤの内面とランフラット支持体の外面との間にグリース状の潤滑剤を介在させたタイヤホイール組立体について、ランフラット走行後、従来例及び実施例1〜2の方法により解体作業を行った。
従来例では、ランフラット走行後のタイヤホイール組立体をそのまま解体した。実施例1では、ランフラット走行後に空気入りタイヤの空洞部内に処理用物質としてナイロン短繊維を投入し、攪拌により処理用物質中に潤滑剤を取り込んだ状態とし、その状態で空気入りタイヤ及びランフラット支持体をホイールから取り外した。実施例2では、ランフラット走行後に空気入りタイヤの空洞部内に溶媒としてメタノールを注入し、攪拌により潤滑剤を溶媒中に溶解させ、次いで、空気入りタイヤの空洞部内にゲル化剤として粒状のポリビニルアルコール樹脂を投入し、潤滑剤を含んだ溶媒を凝集させた状態とし、その状態で空気入りタイヤ及びランフラット支持体をホイールから取り外した。
その結果、実施例1,2の解体方法では、グリース状の潤滑剤が作業場所の周囲に飛散することはなく、安全上及び環境上の観点から良好な作業環境を維持することができた。一方、従来例の解体方法では、ランフラット支持体にグリース状の潤滑剤が多量に付着しているため、ランフラット支持体の取り扱いが難しく、しかも潤滑剤が作業場所の周囲に飛散してしまった。
本発明が適用されるタイヤホイール組立体の一例を示す子午線断面図である。 本発明の第1実施形態からなるタイヤホイール組立体の解体方法を示し、(a)は空気入りタイヤの空洞部内に処理用物質を投入した状態の断面図、(b)は潤滑剤と処理用物質とを物理的に結合させた状態の断面図である。 本発明の第2実施形態からなるタイヤホイール組立体の解体方法を示し、(a)は空気入りタイヤの空洞部内に溶媒を注入した状態の断面図、(b)は潤滑剤を溶媒中に溶解させ、更にゲル化剤を加えた状態の断面図である。
符号の説明
1 ホイール
1a リム
2 空気入りタイヤ
2a 空洞部
3 ランフラット支持体
4 環状シェル
5 弾性リング
6 潤滑剤
7 処理用物質
8 パイプ部材
9 溶媒
10 ゲル化剤

Claims (7)

  1. 空気入りタイヤをホイールのリムに嵌合すると共に、前記空気入りタイヤの空洞部内に空気が抜けた際に荷重を支持してランフラット走行を可能にするランフラット支持体を配設し、前記空気入りタイヤの内面と前記ランフラット支持体の外面との間にグリース状の潤滑剤を介在させたタイヤホイール組立体をランフラット走行後に解体する方法であって、
    ランフラット走行後に前記空気入りタイヤの空洞部内に前記潤滑剤に対して親和性を有する処理用物質を投入し、攪拌により前記潤滑剤を前記処理用物質中に取り込んだ状態または攪拌により前記潤滑剤の表面を前記処理用物質で覆った状態とし、その状態で前記空気入りタイヤ及び前記ランフラット支持体を前記ホイールから取り外すことを特徴とするタイヤホイール組立体の解体方法。
  2. 前記処理用物質が有機化合物の短繊維である請求項1に記載のタイヤホイール組立体の解体方法。
  3. 前記処理用物質がポリエステル短繊維、ナイロン短繊維、ポリビニルアルコール短繊維、アクリル短繊維から選ばれた少なくとも1種である請求項1に記載のタイヤホイール組立体の解体方法。
  4. 前記処理用物質が粉状体、粒状体又は小球状体である請求項1に記載のタイヤホイール組立体の解体方法。
  5. 空気入りタイヤをホイールのリムに嵌合すると共に、前記空気入りタイヤの空洞部内に空気が抜けた際に荷重を支持してランフラット走行を可能にするランフラット支持体を配設し、前記空気入りタイヤの内面と前記ランフラット支持体の外面との間にグリース状の潤滑剤を介在させたタイヤホイール組立体をランフラット走行後に解体する方法であって、
    ランフラット走行後に前記空気入りタイヤの空洞部内に前記潤滑剤に対して親和性を有する溶媒を注入し、攪拌により前記潤滑剤を溶媒中に溶解させ、次いで、前記空気入りタイヤの空洞部内にゲル化剤を投入し、前記潤滑剤を含んだ溶媒を凝集させた状態とし、その状態で前記空気入りタイヤ及び前記ランフラット支持体を前記ホイールから取り外すことを特徴とするタイヤホイール組立体の解体方法。
  6. 前記溶媒が水、メタノール、エタノール、n−ヘキサン、ヘキサン、ベンゼンから選ばれた少なくとも1種である請求項5に記載のタイヤホイール組立体の解体方法。
  7. 前記ゲル化剤が天然ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴムから選ばれた少なくとも1種である請求項5に記載のタイヤホイール組立体の解体方法。
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