JP4630621B2 - 電子調整器と連結した機械式ムーブメントを有する時計 - Google Patents

電子調整器と連結した機械式ムーブメントを有する時計 Download PDF

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Description

本発明は、ばねによって駆動され電磁結合によって電子調整器と結合された機械式調整器を備えている機械式の時計仕掛けムーブメントを有する時計であって、
機械式調整器は、プレートとてんぷコックとの間に回転可能に取り付けられたてんぷと連結されたひげを含み、てんぷは少なくとも一対の永久磁石を備えたリムを有し、永久磁石の磁化方向はてんぷの軸に実質的に平行であるが、互いに反対方向にあり、
電子調整器は、電磁結合によって前記磁石と協働するために配置された少なくとも1つの固定コイルと、前記コイルによって給電され、少なくとも1つのコンデンサを備えた整流器と、前記電磁結合によって機械式調整器の周波数を発振器周波数にエンスレイブするための発振器を備えたエンスレイブ回路と
を含む時計に関する。
ばねによって動力を供給され、電子回路によって調整される機械式の時計仕掛けムーブメントの原理は、米国特許第3937001号においてJ.−C.Berneyによって開示されている。基本バージョンでは、これは、機械式ムーブメントの歯車列と直接かみ合い、したがって連続的に回転する回転子を有する発電機を使用することによって実施されている。回転子の速度は、電磁制動装置によって時間を示すための十分な回転周波数に安定させられ、この電磁制動装置は前記の回転周波数を水晶振動子によって駆動される発振器の周波数にエンスレイブ(enslave)する電子回路によって調整される。このように配置された時計の改良は、本特許出願と同じ出願人によって、米国特許第5517469号、同第5699322号、同第5740131号、同第5751666号、同第5835456号、同第6113259号、同第6023446号に開示されており、これらの特許が、発電機が異なるとことによって必要とされるあらゆる適応処置を加えて、本発明によっても使用できる電子回路を開示している範囲で、参照によって本明細書に組み込まれている。
同じ原理が、その後のドイツ特許出願第3903706号の主題を形成しており、これは、これに関連して使用することのできる、振動振り子との組合せ状態も含むさまざまな形式の発電機を概略的に示している。
前述の米国特許第3937001号における図3は、前文に対応する、すなわち時計ムーブメントのばねによって駆動される発電機の回転部分が、ばね仕掛けてんぷ形式の時計発振子のてんぷによって形成される、一変形を概略的に図解している。言い換えれば、基本バージョンの発電機回転子は、てんぷである振動素子によって置き換えられている。後者は、互いに反対の極性を有しててんぷの振動中に固定誘導コイルに対向して通る2つの並置された磁石を備えている。しかしその特許ではこのようなてんぷ発電機の製造は提案せず、われわれの知る限りでは、これまで作られたことはない。このような時計てんぷ発電機において発生する1つの特定の問題は、固定コイルとてんぷ磁石との間の結合を確実にすることによって、機械式時計ムーブメントの隣接する金属重量を与えることになる磁気回路の構造にある。
同様な問題が、例えば米国特許第3487629号および米国特許第3653199号に記載されているように、ばね仕掛けてんぷ組立体の振動運動がモータばねによってではなく、磁石の軌跡と対向して配置された少なくとも1つの固定コイルに加えられる電気パルスによって維持される形式の電気時計において発生する。閉磁気回路が機械式ムーブメントのプレートまたは金属要素を通ることを防ぐために、てんぷは、固定コイルのいずれの側にもそれぞれ配置された2つの平行なホイールを含む。磁石は2つのホイールに互いに対面して配置される。米国特許第3487629号によれば、磁気回路を、これを支える2つの磁石の背後で閉じるために、各ホイールは軟鋼などの透磁性の材料で作られる。米国特許第3670492号は、従来のばね仕掛けムーブメントにおけるように非鉄金属のてんぷホイールを使用すること、および各ホイールの磁石対の背後に金属製磁石支持組立体を加えることから構成される、別の解決策を提供する。
本発明が問題とする形式の時計におけるこのような2ホイールてんぷの使用は、主として、このようなてんぷは過度に扱い難くまた慣性モーメントが大きすぎることが原因で、非常に不利となる。
実際に、本発明は、てんぷの上に一対の磁石を加えることによって、機械式調整器のてんぷと協働する電子調整器を簡単に加えることだけで、通常構造の機械式時計ムーブメントをできるだけ使用することを目的としている。これを実施するために、機械式ムーブメントを変える必要のある唯一の要素は、磁石を加えるてんぷだけである。変更後のばね仕掛けてんぷ組立体の固有振動周波数は、オリジナルの周波数よりも僅かに高いはずであるから、電子調整器はてんぷを簡単に制動することによってこの周波数を安定化することができる。こうして安定化された周波数はオリジナルの周波数と同じになるはずである。本発明の目的は、製造コストや部品供給の合理化を理由として、既存の機械式ムーブメントまたは類似のものを使用するために、機構の別の要素をできるだけ保存することである。
機械式ムーブメントの従来のてんぷを、前述の特許に従って2ホイールてんぷと取り替えなければならない場合には、最大軸方向寸法の2ホイールてんぷはムーブメントの完全な寸法変更を必要とし、これははるかに厚いものになる。
機械式時計仕掛けムーブメントと電磁的手段による調整装置との別形式の組合せは、Seiko Instruments,Inc.による一群の特許出願、特に欧州特許出願第1093036号や同第1143307号の主題を形成し、てんぷの上に取り付けられて1つまたは数個の固定誘導コイルと協働する多極環状磁石を含む。これらは、導線によって1つの切換え機構に接続されている。この切換え機構はてんぷコックの上に位置し、てんぷの振動振幅の関数としてひげとの接触を介して動作する。この接触は、振動振幅が所定の限界値を超えたときに、コイルを短絡しててんぷを制動する。これらのコイルはてんぷリムに対向して、ムーブメントのプレートの上に置かれている。欧州特許出願第1143307号に開示された特定の構造では、これらは印刷回路板の上にまとめられ、この目的のためにプレート上に配置された位置に設置された電気回路ユニットを形成する。
このような機構の機能は電気エネルギーを発生させることではなく、てんぷの廃棄エネルギーを作るだけであるから、エネルギー変換効率または磁気回路の外形構成は大きく重要視されない。誘導コイルの近傍においてコイルおよび時計ムーブメントのその他の要素が存在することは、この適用では都合が悪いことではなく、本発明の場合において、電子発振器が動力を供給されて、ばねによって供給される機械式エネルギーをできるだけ少量消費するときは、これは有り得る。
米国特許第3937001号 米国特許第5517469号 米国特許第5699322号 米国特許第5740131号 米国特許第5751666号 米国特許第5835456号 米国特許第6113259号 米国特許第6023446号 ドイツ特許出願第3903706号 米国特許第3487629号 米国特許第3653199号 米国特許第3670492号 欧州特許出願第1093036号 欧州特許出願第1143307号 欧州特許第806710号
したがって、本発明の目的は、変更をできるだけ少なくして機械式時計ムーブメントを使用できるようにすると共に、電動機の固定部分と可動部分との間の効率的な電磁結合を確実にするように、てんぷと誘導コイルとによって形成された発電機を配置することによって、前文に示した形式の時計を提供することである。追加の目的は、前記のムーブメントをできるだけ少なく変更することによっててんぷを自動的に巻かれるムーブメントと組み合わせることができるように、てんぷを有する電動機を配置することである。別の追加の目的は、電子調整器をコンパクトな形に配置して、可能ならばこれを、機械式ムーブメントのみを受け入れようとするケースと同じ寸法のケースの中に収容できるようにすることである。
したがって、本発明による時計の基本的特徴は、コイルがてんぷリムに対しててんぷコックの側に位置し、一対の磁石が、プレートの側では磁性金属で作られた分路プレートによって覆われていることにある。
言い換えれば、コイルはてんぷに対してプレートの反対側に、好ましくは機械式ムーブメントの周囲の近くに、すなわち従来のムーブメントでは一般に空いている領域に位置する。したがって、てんぷに対向するコイルの側で磁気支持組立体によって磁気回路を閉じる必要はない。しかし、プレートの側では、磁気回路は磁性金属板によって磁石の背後で閉じられ、したがって、プレートに取り付けられているねじなどの鋼製部品の領域に向かって、磁界の分散がほとんどない。
上に述べたコイル位置の別の有利な態様は、ひげと並んでほぼ同じレベルに置くことができることである。言い換えれば、ひげとコイルは、実質的に同じ平面に、てんぷの軸に垂直に拡がっている。これは、コイルの高さが、すなわちてんぷの軸に平行な高さが機械式ムーブメントの全厚に何も加えないことを意味する。
好ましい一実施態様では、電子調整器は、少なくとも整流器を支える印刷回路板と、水晶発振子と、エンスレイブ回路と、好ましくはコイルも含む。こうして電子調整器は、機械式ムーブメントから完全に分離した自律構造モジュールであり、この自律構造モジュールは、その全体がコイルを除いて機械式ムーブメントの外側に位置することができる。例えば、このモジュールを、機械式ムーブメントを取り囲むケーシング・リングに固定することができる。これによって、機械式ムーブメントをはめ込んだ後に電子モジュールを時計ケースの中に容易に取り付けることができる。
本発明のその他の特徴と利点は、添付の図面を参照して限定されない事例として以下に挙げる2件の実施形態の詳細な説明の中で明らかになろう。
まず第1に、本発明による腕時計の主要要素を第1実施形態で概略的に示す図1〜5を参照する。時計は、Eta2824キャリバなどの、通常型の自動巻きの機械式時計ムーブメント10と、磁気結合を介して機械式ムーブメント10のてんぷ13と協働する、コイル12を含む電子モジュール11の形に作られた電子調整器とを含む。このてんぷがオリジナルのムーブメントに対して変更された唯一の部品である。
ムーブメント10は周知であるから、その構成部品のいくつかのみを図面に示した。特にスプリング・バレル14である。このスプリング・バレル14は、中央第2ホイール17を含む歯車列16を介して脱進機15を駆動し、中央第2ホイール17は時計の針18を駆動する。脱進機は、機械式調整器20にパルスを与えるパレット19を含み、機械式調整器20はてんぷ13とひげ21を含み、調整器は、ムーブメント10のプレート22とプレートに取り付けられたてんぷコック23との間に回転可能に取り付けられている。図1では、てんぷコック23は、図面をわかり易くするために透明である。通常、ムーブメント10のプレート22(図4)は、時計ケースの中の文字板24側に位置し、これはクランプ25によってケーシング・リング26に固定されている。ケーシング・リング26はムーブメント10を囲み、それ自体は時計ケースの中間部分27の中に取り付けられている。こうして、ムーブメント10のてんぷコック23とその他のブリッジ、および自動巻き装置の回転錘28は、時計ケースの取外し可能な裏カバー29の側にある。ケースの表は、中間部分27に直接またはベゼルを介して取り付けられたクリスタル・ガラス30によって形成されている。
ムーブメント10は、調整器20の通常の振動周波数によって作動するように設計されており、通常の周波数は一般に2.5Hz〜5Hzの間、好ましくは3Hzまたは4Hzである。ここに示す例では、調整器20の理論的振動周波数は4Hzである。
図2は、てんぷコック23の側から見たてんぷ13をさらに詳細に示す。てんぷは、プレート22とてんぷコック23に設けられたベアリングに取り付けられた両端部を有するピン32と、リム34を有するフラットなホイールとを含み、フラットなホイールは2つの拡大部35、36を備え、それらの中心はてんぷホイールの直径方向軸37に中心合わせされている。部分35は2個の磁石38、39を支え、部分36はカウンタウエイトを形成しているので、てんぷの重心はそのピン32の中心にある。各磁石38、39は、てんぷのピン32に平行に磁化された小さな円板によって形成されているが、2個の磁石を通過する磁界線を作るために、磁石どうしは逆の極性を有する。これらの磁石はリムの部分35に取り付けられ、例えばプレート22の反対側に接着されている。てんぷのリム34は鉄ニッケルなどの磁性金属によって作られるので、この部分35は、プレート22の側に磁石38、39によって作られる磁界を閉じる磁気分路を形成する。
オリジナルのムーブメントのてんぷに対して、てんぷ13はほぼ同じ外部寸法と同じ質量を有する。例えば、リム34の厚さは0.15mmに、磁石の厚さは0.25mmにすることができるので、0.4mmの全厚はオリジナルのムーブメントのてんぷリムと同じである。ばね54の全有効巻き範囲にわたって4Hzの理論的周波数より僅かに高い固有振動周波数(例えば約1%)を得るように、機械式調整器20が配置されているので、その実周波数のエンスレイブ回路(enslaving circuit)による安定化を小さな制動パルスによって生成することができる。これに関して、オリジナルのムーブメントのものと同一のひげを使用することと、てんぷに僅かに低い慣性モーメントを与えることで、簡単な解決策が構成される。機械式調整器のレートも、従来の方式で指標によって調節することができる。
ひげ21が静止している中立位置では、直径方向軸37と一対の磁石38、39がコイル12と向き合っているように、機械式調整器20が取り付けられるのが好ましい。動作中は、てんぷ13は、図2の矢印AとBで示すように、この中立位置の両側に振動する。てんぷがその中立位置を通るときにてんぷの瞬間速度が最大になるので、一対の磁石がコイルの前面を通る瞬間に、コイル内の有効誘導電圧が最大になる。従来のムーブメントにおいて、バレル・スプリングが完全に巻かれたときの約±270度の発振器の振幅は、発電機のエネルギー消費によって多少減少し、例えば約±180度に減少することがある。
より高い出力電圧を得るために、2個またはいくつかの直列に接続された固定コイル12を設けて、てんぷ13の対応する数の磁石対と協働させるようにしてもよい。
図3は、図6を参照して後で説明する回路を有する電子モジュール11の外観を示す。その構成部品は印刷回路板41によって支えられ、印刷回路板41は、ねじ42によって取り付けられるケーシング・リング26の下面に配置されるように、全体として扇形となっている。図3に示す構成部品は、一対のショットキー・ダイオード44、45、一対のコンデンサ46、47、水晶発振子48、集積回路49、さらに回路板41の時計の内側方向に突出した一部分43に取り付けたコイル12が含まれる。コイル12は、回路板41の上面に取り付けられ、この上面はコイルを固定位置に保持する。その固定位置は、コイル12と磁石38、39との間の隙間が僅か、一般的には0.2mm程度になるように選択され、強い十分な電磁結合を確実にする。ここに示す例では、別の要素44〜49も回路板41の裏面に取り付けられている。これらはケーシング・リング26とケースの裏カバー29との間の通常空いた空間50にある。しかしながら、ケーシング・リング26の中に適切な凹部が配置されているならば、これらの要素またはこれらのいくつかを回路板41の上面に配置することもできる。
図示されていない変形例では、コイル12を、回路板41の上に直接取り付けるのではなく、別の支持物に取り付けることができる。したがって回路板を、ケーシング・リング26の下に接着することができる可とう性の薄膜と取り替えることができる。
特に図1と4を検討すると、この電子モジュール11の構成によってこの構成を、てんぷ13のリムに面して置かなければならないコイル12を除いて、完全に機械式ムーブメント10の外側にある時計ケースの中に収容できることが注目されよう。しかしながらこのコイルは、通常の機械式ムーブメントにおいては、ひげ21とムーブメントの周辺部との間に空いている空間を占めることができる。ある形式の自動巻きムーブメントでは、この空間が回転錘28の厚い周辺部分によって部分的に占められてもよい。このようなムーブメントを有する本発明を使用しようとする場合には、回転錘のこの部分を、コイル12のために十分な高さを解放するために少しだけ変更する必要がある。このような変更は容易であり、回転錘に対する変更が巻きトルクを減少させないならば、ムーブメントの他の構成部品に影響を与えない。時計ケースを、オリジナルの機械式ムーブメントを受け入れるケースと同じにすることができる。
図1〜5に示す時計の動作を、特に図6、7を参照して以下に説明する。図6では、機械式ムーブメント10は、機械的エネルギー源を形成するバレル・スプリング54によって動力を与えられ、機械的エネルギー源は歯車列16と脱進機55とを介しててんぷ13を駆動し、歯車列は針18をも駆動する。また、てんぷ13の一対の磁石38、39とコイル12とを見ることもでき、コイル12はてんぷと共に発電機56を形成している。
先に説明した電子モジュール11の回路が図6に示されており、コイル12と、整流器58と、図3に示す集積回路49の中に設けられたエンスレイブ回路60とを含む。整流器58は2個のショットキー・ダイオード44、45と2個のコンデンサ46、47とを含む。これらのコンデンサはセラミック・タイプであることが好ましい。整流器の入力部はコイル12の端子に接続され、その出力部V+、V0、V−は、発電機56によって発電されて2個のコンデンサに蓄電された電気エネルギーによって、エンスレイブ回路60に電力を与える。てんぷ13の最低許容振動振幅に該当する整流された電圧V+とV−の最低値である0.6Vは、特に集積回路49がSOI技術によって作られている場合は、その集積回路49を作動させるためには十分である。
図7のタイミング線図(a)は、てんぷの3つの交番によって、コイル12の端子の両端間に誘導される電圧Ugを示す。各交番は、コイルの前での一対の磁石38、39の1回の通過を含む。第1通過は、第1方向におけるてんぷの移動中に、連続的に電圧Ugの3つの主交番を、すなわち1つの負の交番A1、正の交番A2、負の交番A3を発生させ、次いで電圧は、てんぷの移動が完成して方向を変える間は実質的にゼロのままである。短時間tf中の電圧の中断は、後で説明する制動に該当する。てんぷが戻るときの磁石の通過は、電圧Ugの別の3主交番、すなわち正の交番A4、負の交番A5、正の交番A6を発生させ、次に電圧は、電圧Ugがてんぷの実振動周期である期間Tのサイクルを再始動したときである、第1方向の次の通過まで再び実質的にゼロのままである。
エンスレイブ回路60は、水晶発振子48によって駆動されて時間ベースを形成する基準発振器Oscを含む。回路60は、てんぷ13の振動周波数を基準周波数FRにエンスレイブするように配置され、基準周波数FRは、前述の米国特許第5517469号や同第5740131号に記載の原理に従って、トランジスタ62などの電子スイッチによって短絡コイル12により短時間の発振制動操作を実施することによって、発振器Oscから導き出される。図6に示すエンスレイブ回路60が実際に、読む人はさらに詳細に参照することができる欧州特許第806710号(米国特許第5740131号に該当)に記載されているものと同じであると仮定して、以下に簡単に説明するが、本発明から得られる相違については詳細に説明する。
発振器Oscは、例えば32768Hzの周波数を有する信号FOを分周回路Divに送る。分周回路の1つの出力部は基準周波数FR=4Hzの信号を比較器回路Cmpの負入力部に送り、他の出力部は中間周波数信号F1を例えば4096Hzのクロック信号としてタイマTmrに送る。タイマTmrの1つの出力部は、必要なときにトランジスタ62を導電させる期間tfの制動パルスIFを短絡回路12に送る。この期間中に、電圧Ugは、図7のタイミング線図(a)で見ることができるように、ゼロに近い値に落ちる。
コイル12の端子間の電圧Ugは、シュミット・トリガTrigと抑止回路Inhとを含む、電圧の周波数を測定するための手段に送られる。図7のタイミング線図(a)および(b)で見ることができるように、トリガTrigは、検出信号IMを抑止回路に送り、抑止回路は、電圧Ugの絶対値が十分に上昇してトリガの高電圧限界Uthまたは低電圧限界Utbと交差する度に、極性を変える。抑止回路Inhの役割は、てんぷ13の振動周期ごとに、したがってコイル12に対向する一対の磁石38、39の2つの通過の1つ毎に、測定パルスINを、比較器回路Cmpの正の入力部とタイマTmrとに送る。したがって理論的には、図7のタイミング図(c)に示す測定パルスINは、4Hzの周波数fと250ミリ秒の周期Tを有するが、コイルに対向する磁石の通過毎に、したがって8Hzの理論周波数で測定パルスINを送るようにしてもよい。
本実施形態では、第1交番A1中ではなく、Ugの最大交番A2中に制動ステップを実施することを選んだ。そのわけは、これがより短いからである。したがって、抑止回路Inhは、図7に示す瞬間t1における信号IMの状態の第1変化を考慮するのではなく、瞬間t2における第2変化のみを考慮して、測定パルスINを送るように配置されている。そうではなく、第1交番A1中に制動を考えることもできる。
比較器回路Cmpの機能は、その出力信号AVを介して、てんぷ13の振動が発振器OSCの振動よりも先にあるか否かを示すことである。この比較器を例えば、正の入力部に受け入れる測定パルスINの数と負の入力部に周波数FRで受け入れる基準パルスの数との間の差を積算する両方向カウンタにすることができる。タイマTmrは信号AVを受信し、てんぷが先にあることを信号AVが指示する場合には、タイマは短時間の制動信号IFを送る。この信号はトランジスタ62を一時的に導電にし、そnトランジスタが先に説明したようにてんぷを制動する。制動信号IFの開始は、図7に示すように、測定パルスINの発生の対して僅かに遅れることが好ましく、制動信号IFの期間tfは、制動が、電圧Ugが最大の持続時間ではなく電圧Ugの最大交番A2の初期部分で発生するように予め決定される。発電機56がコンデンサ46、47に最もエネルギーを供給できるのはこの瞬間であるからである。タイマが制動信号IFを送る瞬間に、タイマTmrは回路Inhに抑止信号SIを送り始める。抑止信号の機能は、てんぷの次の振動周期前に別の測定パルスINの伝達を防ぐことである。図7のタイミング図(d)に見ることができるように、抑止信号SIの持続時間tiは、周期Tよりも僅かに短く、例えばTの80%である。
図7のタイミング図は、次の電圧交番A2中に新しい制動がないように、期間tfの単一制動動作が比較器Cmpの差動カウントをゼロに戻すのに十分である場合に該当する。逆の場合には、てんぷ13の周期の数が電子発振器OSCの周期の数に等しくなるまで、制動が各周期に発生する。
先に述べたエンスレイブ回路69の特定の構造とこのさまざまな構成部品の機能は、これらを異なる方法で作ることができるので、本発明の実施のためには決定的なものではない。本出願人によって前記特許の中で提供されたこれらに改善を行うこともできる。特に、米国特許第6113259号に記載の改善を本発明と組み合わせて適用できることは有利である。これは、発電機56によって形成される電機式変換器に電気駆動パルスを加えることを必要とするが、これは、ばね54によって提供されるトルクが限界値以下になったとき、例えば自動巻きによってばねが巻き戻されるまで、脱進機55が正しく作動するように、てんぷのための十分な振動振幅を維持するためである。機械的エネルギーの不足を克服するために使用される電気エネルギーを提供することができる蓄電池を加えることも必要である。
図8〜10は図1、4、5と同様な図であり、本発明による時計の第2実施形態を示している。先に説明した実施形態に対する唯一の相違を説明するが、該当する要素には同じ参照番号を再使用する。この場合、機械式時計のムーブメント10は、ケーシング・リングを使用することなく、クランプ25によって時計ケースの中間部分27に直接取り付けられている。次に電子モジュール11がねじ42と図示されていない基部によってムーブメント10のプレート22に取り付けられ、ねじは基部を通過する。基部はプレート22とモジュール11の印刷回路板41との間に置かれている。コイル12を支える頂部を有するこの回路板の拡大部43は、コイル12が回路板の曲がった部分にもあるので、先の実施形態におけるよりも小さい。モジュールの構成部品44〜49は、この場合はムーブメント10の各要素と衝突しないように、回路板41の底面に取り付けられている。各要素が離隔できるように、自動巻き機構の回転錘28の直径は単に小さくなっており、これを補償するために、前記ウェイトの周辺部分51の厚さは増えている。動作は第1実施形態におけるものと同じである。
この第2実施形態では、機械式時計のムーブメント10に行われるべき変更は、自動巻き機構のてんぷと回転錘を変更することと、ねじ42を受け入れるためにプレートの中に配置されたねじ切りされた孔だけである。時計ケースは、オリジナルの機械式ムーブメントを受け入れるものと同じにすることができる。
ここで説明した実施形態は自動巻き腕時計に関するものであるが、本発明の適用はこの主題に限定されるものではなく、ばね式てんぷ調整器を備えた機械式ムーブメントを有するあらゆる形式の時計に拡張される。
機械式ムーブメントのプレートの反対側から組立体を見せた、第1実施形態中の本発明の原理による時計における電子調整器モジュールを結合した機械式時計仕掛けムーブメントの構成を示す図である。 機械式ムーブメントのてんぷのさらに詳細な図である。 電子調整器モジュールのさらに詳細な図である。 図1に示す要素を含む自動巻き時計の概略垂直断面図である。 図4の時計の回転錘を示す底面図である。 図4の時計の動作線図である。 図6に示すいくつかの信号のタイミング線図である。 第2実施形態を示す図1と同様な図である。 図8に示す要素を含む自動巻き時計の概略垂直断面図である。 図8の時計の回転錘を示す底面図である。
符号の説明
10 機械式時計ムーブメント、11 電子モジュール、12 コイル、13 てんぷ、14 スプリング・バレル、15 脱進機、16 歯車列、17 中央第2ホイール、20 機械式調整器、21 ひげ、22 プレート

Claims (9)

  1. ばね(54)によって駆動される機械式時計ムーブメント(10)を有し、電磁結合によって電子調整器に結合された機械式調整器(20)を備えている時計であって、
    機械式調整器は、プレート(22)とてんぷコック(23)との間に回転可能に取り付けられたてんぷ(13)に連結されたひげ(21)を含み、てんぷは少なくとも一対の永久磁石(38、39)を備えたリム(34)を有し、永久磁石の磁化方向はてんぷの軸に実質的に平行であるが、互いに反対方向にあり、
    電子調整器は、電磁結合によって前記磁石と協働するために配置された少なくとも1つの固定コイル(12)と、前記コイルによって給電され、少なくとも1つのコンデンサを備えた整流器(58)と、前記電磁結合によって機械式調整器の周波数を発振器周波数にエンスレイブするためのエンスレイブ回路(60)とを含み、
    前記時計は、コイル(12)がてんぷのリム(34)に対しててんぷコック(23)の側に位置し、さらに、コイル(12)は実質的に前記てんぷのリム(34)に対しててんぷコック(23)の側に位置するひげ(21)の側に配置され、一対の磁石(38、39)が、プレートの側では磁性材料で作られた分路プレートによって覆われることにより、プレート(22)の側に磁石(38、39)によって作られる磁界を閉じる磁気分路を形成することを特徴とする時計。
  2. てんぷ(13)のリム(34)が磁性材料によって作られ、一対の磁石(38、39)を支えて前記分路プレートを形成する拡大部(35)を含むことを特徴とする請求項1に記載の時計。
  3. 電子調整器が印刷回路板(41)を含み、印刷回路板は少なくとも整流器(58)と、水晶発振子(48)と、エンスレイブ回路(60)とを支え、てんぷリムとてんぷコックとの間のレベルに位置することを特徴とする前記請求項1又は2のいずれか一項に記載の時計。
  4. 印刷回路板(41)がコイル(12)をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の時計。
  5. 必要な場合にコイルを支える部分(43)を除いて、印刷回路板(41)が機械式時計ムーブメント(10)の外側に位置することを特徴とする請求項に記載の時計。
  6. コイルを支える部分(43)を除いて、印刷回路板(41)が扇形部分を有することを特徴とする請求項に記載の時計。
  7. 印刷回路板(41)がケーシング・リング(26)に取り付けられ、ケーシング・リング(26)が機械式時計ムーブメント(10)を囲んでいることを特徴とする請求項に記載の時計。
  8. 機械式時計ムーブメント(10)が自動巻きムーブメントであり、ムーブメントの中心軸の周りに回転するように配置された回転錘(28)を含むこと、およびコイル(12)が、てんぷリム(34)と回転錘(28)の周辺部分の軌跡との間に少なくとも部分的にあることを特徴とする請求項1に記載の時計。
  9. 電子調整器が印刷回路板(41)を含み、印刷回路板は少なくとも整流器(58)と、水晶発振子(48)と、エンスレイブ回路(60)とを支え、てんぷリムとてんぷコックとの間のレベルに位置すること、および水晶発振子(48)が印刷回路板(41)上のプレートの反対側に配置されて、回転錘(28)の周辺部分と実質的に同じレベルにあることを特徴とする請求項に記載の時計。
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