JP4630348B2 - 高圧放電灯点灯装置 - Google Patents

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Description

この発明は、高圧放電灯を高周波点灯する高圧放電灯点灯装置に関するものである。
図4は、従来における高圧放電灯点灯装置の回路構成図を示す。図4において、1は商用電源、2は商用電源1から出力する交流電圧を全波整流するダイオードブリッジ回路、3はダイオードブリッジ回路2で全波整流された電圧を直流電圧に変換するインダクター4、MOSFET5、ダイオード6、コンデンサ7から成る交直流電圧変換回路、8は高圧放電灯9に高周波電圧を供給するMOSFET10,11から成るインバータ回路、12はインバータ回路8のMOSFET10,11の駆動周波数を制御する制御回路、13はインバータ回路8から出力する高周波電圧を限流する直流カットコンデンサ14とチョークコイル15とから成る限流回路である。
次に、こうした構成を有する高圧放電灯点灯装置の動作を、図4を併用して説明する。点灯装置の動作を開始すると、商用電源1から出力する交流電圧はダイオードブリッジ回路2から交直流電圧変換回路3を介して直流電圧に変換され、さらにインバータ回路8で高周波電圧に変換される。そして、制御回路12は一般周知である高圧放電灯9の発光管内の放電アークの湾曲に伴う”立ち消え”或いは”ゆらぎ”の音響共鳴現象の発生を防止するため、高圧放電灯9の点灯周波数を音響共鳴現象が発生しない非共鳴周波数に予め設定し、インバータ回路8のMOSFET10,11のON/OFF駆動を制御する。次に、その点灯周波数を有する高周波電圧を限流回路10で限流して高圧放電灯9に印加することで、高圧放電灯9が安定に点灯維持する。
従来の高圧放電灯点灯装置は、前述のように点灯周波数を非共鳴周波数に予め決めて高圧放電灯を点灯するように構成している。しかしながら、一般に高圧放電灯は累積点灯時間に応じて発光管内の音波の速度が変化したり、或いは電極が消耗するなどして非共鳴周波数が変化することが知られている。このために、高圧放電灯は前述の各種要因により発光管内の放電アークの湾曲に伴って”立ち消え”或いは”ゆらぎ”という音響共鳴現象を発生することで、高圧放電灯の点灯を安定に維持することが出来ないという問題点を有していた。
この発明は、前述のような問題点を解決するためになされたもので、前述の各種要因によって発生する音響共鳴現象を回避するように工夫し、高圧放電灯を安定に高周波点灯させる高圧放電灯点灯装置を提供するものである。
この発明に係る高圧放電灯点灯装置は、商用交流電源を直流電圧に変換する交直流変換回路と、交直流変換回路の直流電圧を高周波電圧に変換するインバータ回路と、インバータ回路の高周波電圧を高圧放電灯に供給する高周波電圧供給回路と、インバータ回路の高周波電圧の周波数を制御する制御回路と、高圧放電灯の管電圧を検出する管電圧検出器とを備えた高圧放電灯点灯装置において、制御回路は管電圧検出器で検出された管電圧の微分値を算出する算出手段を設け、算出手段により算出された管電圧の微分値が所定値以上となった場合に、インバータ回路の高周波電圧の周波数を非共鳴周波数帯の所定範囲内で増減させる周波数変化手段を設け、周波数変化手段により高周波電圧の周波数を増減させる過程で、管電圧の微分値が所定値以下となる地点の周波数を抽出し、その周波数で高圧放電灯を点灯させる点灯手段を設け、周波数変化手段により高周波電圧の周波数が増減するときに高圧放電灯に供給される高周波電力を常に一定となるように交直流電圧変換回路から出力する直流電圧の大きさを制御する電圧制御手段を設けるようにしたものである。
また、管電圧検出器の管電圧が所定値以上の場合に、算出手段で管電圧の微分値を算出するようにしたものである。
また、管電圧検出器の管電圧が所定値以下の場合に、管電圧の微分値を判定する判定値を大きくし、算出手段で管電圧の微分値を算出するようにしたものである。
また、高圧放電灯の点灯開始から所定時間以上を経過した場合に、算出手段で管電圧の微分値を算出するようにしたものである。
また、高圧放電灯の点灯開始から所定時間以下の場合に、管電圧の微分値を判定する判定値を大きくし、算出手段で管電圧の微分値を算出するようにしたものである。
この発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
この発明に係る高圧放電灯点灯装置は、商用交流電源を直流電圧に変換する交直流変換回路と、交直流変換回路の直流電圧を高周波電圧に変換するインバータ回路と、インバータ回路の高周波電圧を高圧放電灯に供給する高周波電圧供給回路と、インバータ回路の高周波電圧の周波数を制御する制御回路と、高圧放電灯の管電圧を検出する管電圧検出器とを備えた高圧放電灯点灯装置において、制御回路は管電圧検出器で検出された管電圧の微分値を算出する算出手段を設け、算出手段により算出された管電圧の微分値が所定値以上となった場合に、インバータ回路の高周波電圧の周波数を非共鳴周波数帯の所定範囲内で増減させる周波数変化手段を設け、周波数変化手段により高周波電圧の周波数を増減させる過程で、管電圧の微分値が所定値以下となる地点の周波数を抽出し、その周波数で高圧放電灯を点灯させる点灯手段を設け、周波数変化手段により高周波電圧の周波数が増減するときに高圧放電灯に供給される高周波電力を常に一定となるように交直流電圧変換回路から出力する直流電圧の大きさを制御する電圧制御手段を設けるようにしたので、点灯装置の長期使用においても高圧放電灯の発光管内で発生する放電アークの湾曲に伴う”チラツキ”や”立ち消え”などを未然に防止して音響共鳴現象の発生を回避することができる。また、そのときに高圧放電灯に供給される高周波電力を常に一定となるように制御することが可能となるために、明るさの変化を防止することができる。
また、管電圧検出器の管電圧が所定値以上の場合に、算出手段で管電圧の微分値を算出するようにしたので、高圧放電灯の発光管内で放電アークの湾曲に伴う”チラツキ”や”立ち消え”などが発生する直前に点灯周波数を即座に変化させて、音響共鳴現象の発生を回避することができる。また、音響共鳴現象の発生の有無を誤って検出することを未然に防止できる。
また、管電圧検出器の管電圧が所定値以下の場合に、管電圧の微分値を判定する判定値を大きくし、算出手段で管電圧の微分値を算出するようにしたので、発光管内で”チラツキ”或いは”立ち消え”などが発生する直前に点灯周波数を即座に変化させて、音響共鳴現象の発生を回避することができる。また、音響共鳴現象の発生の有無を誤って検出することを未然に防止できる。
また、高圧放電灯の点灯開始から所定時間以上を経過した場合に、算出手段で管電圧の微分値を算出するようにしたので、音響共鳴現象を発生する直前に点灯周波数を即座に変化させて、それを回避することができる。また、音響共鳴現象の発生の有無を誤って検出することを未然に防止できる。
また、高圧放電灯の点灯開始から所定時間以下の場合に、管電圧の微分値を判定する判定値を大きくし、算出手段で管電圧の微分値を算出するようにしたので、音響共鳴現象を発生する直前に点灯周波数を即座に変化させて、それを回避することができる。また、音響共鳴現象の発生の有無を誤って検出することを未然に防止できる。
実施の形態1.
図1は、高圧放電灯点灯装置の実施の形態1を示す回路構成図である。図1において、従来例との相違点は高圧放電灯9の管電圧を検出する管電圧検出器16を設け、この管電圧検出器16の検出電圧の変化量から非共鳴周波数を抽出し、その周波数に点灯周波数を一致させるようにMOSFET10,11の駆動周波数を制御する制御回路17を設けたことである。さらに、交直流電圧変換回路3の出力電圧を検出する電圧検出器18を設け、制御回路17は電圧検出器18の検出電圧に基づいて交直流電圧変換回路3の出力電圧の大きさを所定値となるようにMOSFET5のONデューティを制御する。
また、こうした構成を有する高圧放電灯点灯装置の点灯動作について、図1に示す回路構成図および図2に示す点灯動作の流れを示すフローチャート図を併用して説明する。点灯装置の点灯SW(図示なし)をONして動作を開始した場合に(ステップS100)、制御回路17は点灯周波数のシフトフラグを下げ方向にセットする(ステップS101)。次に、高圧放電灯9を点灯開始する際に初期の点灯周波数f0を予め非共鳴周波数と一致するように、インバータ回路8のMOSFET10,11の駆動周波数の制御を行なって点灯動作を開始させる(ステップS102)。そして、制御回路17はその内部に格納されるタイマー回路(図示なし)により、高圧放電灯9の点灯経過時間をカウント処理する(ステップS103)。
この後に、その点灯経過時間が所定値以上であるかどうかを判断し(ステップS104)、ここでNO即ち所定値以上でない場合には点灯時間のカウント処理を続行する。また、YES即ちその点灯経過時間が所定値以上である場合には高圧放電灯9が安定点灯時に達したと判断し、管電圧検出器16の検出電圧を所定時間毎に読み込み、単位時間毎の電圧変化即ち微分値aを算出する(ステップS105)。なお、高圧放電灯9が安定点灯時に達したかどうかを判断する手法は、前述の他に管電圧検出器16の管電圧が所定値以上に達したかどうかを判断することが挙げられる。さらに、管電圧検出器16の管電圧の微分値aを算出して、後述の音響共鳴現象が発生したかどうかを判断することを、点灯経過時間が所定値以下である過程で行なっても良い。ただし、このときは前述の微分値aを判定する判定値を大きくすることが肝要である。
ここで、点灯した後で所定時間以内は微分値aの算出を行なわない理由は、点灯直後に管電圧が低い状態であり、その後に徐々に上昇して安定状態に至る。したがって、この過程で微分値aを算出した場合には、後述する音響共鳴現象の発生を誤って検出し、この事態を未然に回避するためである。
次に、制御回路17は微分値aが所定値α以上であるかどうかを判断し(ステップS106)、ここでNO即ち微分値aが所定値α以上でない場合には音響共鳴現象が発生していないと判断する。そして、高圧放電灯9を点灯周波数f0で点灯維持して微分値αの算出を続行する。また、YES即ち微分値aが所定値α以上である場合には高圧放電灯9の発光管内の放電アークが湾曲し、音響共鳴現象を起こしたと判断する。なお、この音響共鳴現象が発生した場合に管電圧が上昇して微分値aが高くなることは、既に周知の現象論である。そして、制御回路17は前述のステップS101の工程で点灯周波数のシフトフラグは下げ方向にセットされているので、点灯周波数を所定値だけ下降するようにMOSFET10,11の駆動周波数を変化させる(ステップS108)。
次に、点灯周波数が下限値であるかどうかを判断し(ステップS109)、ここでNOの場合には下限値に達していないと判断して、前述のステップS105の工程に戻る。そして、管電圧の微分値aの算出を行ない、この微分値aが所定値α以上であれば再びステップS108の工程で点灯周波数を所定値だけ下降させる。また、ステップS109の工程でYESの場合には点灯周波数が下限値に達したと判断し、点灯周波数のシフトフラグを上げ方向にセットする(ステップS110)。そして、ステップS105の工程に戻って管電圧の微分値aを算出し、この微分値aが所定値α以上であれば点灯周波数を所定値だけ上昇させるようにMOSFET10,11の駆動周波数を変化させる(ステップS111)。
次に、点灯周波数が上限値であるかどうかを判断し(ステップS112)、ここでNOの場合には上限値に達していないと判断し、前述の管電圧の微分値aの算出と点灯周波数の上昇動作を繰り返し実行する。また、ここでYESの場合には管電圧の微分値aが所定値α以下に至らない状態で、点灯周波数が上限値に達したと判断する。そして、高圧放電灯9が異常であると判断してインバータ回路8の動作を停止し、点灯装置の動作を停止させる(ステップS113)。これにより、高圧放電灯9の異常点灯による”チラツキ”や”立ち消え”などを解消することができる。
また、制御回路17は音響共鳴現象の発生を回避させる目的により、インバータ回路8の駆動周波数を制御して点灯周波数を下降および上昇させる過程で、下記の(1)式より高圧放電灯9に供給される高周波電力が変化する。これについては、図1において点灯周波数が下降した場合には直流カットコンデンサ14とチョークコイル15との合成インピーダンスが低くなり、これによって高圧放電灯9に流れる電流が大きくなることで、それに供給される高周波電力が増大する。また、点灯周波数が上昇した場合には前述の合成インピーダンスが高くなり、これによって高圧放電灯9に流れる電流が小さくなることで、それに供給される高周波電力が減少する。
P=V×E/{(2×π×f×L−1/2×π×f×C
+R1/2 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ (1)
但し、P:高周波電力 E:直流電圧変換回路の出力電圧
f:点灯周波数 L:チョークコイルのインダクタンス
C:直流カットコンデンサの容量 R:高圧放電灯の内部抵抗
以上のことより、高圧放電灯9に供給される高周波電力を常に一定制御し、その明るさの変動を回避する必要がある。ここでは、高圧放電灯9に供給される高周波電力の一定制御について、図3に示す割り込みフローチャート図の動作の流れに沿って説明する。図3において、割り込み処理の動作を開始した場合に(ステップS200)、制御回路17は高圧放電灯9が安定に点灯維持するために必要な定格電力を確保させる上で、交直流電圧変換回路3から出力される目標電圧V0を決定する(ステップS201)。この目標電圧V0の大きさについては、点灯周波数が低い場合には前述の理由により高圧放電灯9に供給される高周波電力が増大する関係上、その電圧を低目に設定して定格電力を維持する必要がある。また、点灯周波数が高い場合には高圧放電灯9に供給される高周波電力が減少する関係上、目標電圧V0の大きさを点灯周波数が低い場合と比べて高目に設定して定格電力を確保する必要がある。
また、直流電圧変換回路3およびインバータ回路8の各構成部品の耐圧を大きくして、交直流電圧変換回路3から出力する電圧が高くなった場合でも、破壊などを発生しないように適宜工夫することが肝要である。こうしたことにより、制御回路17は直流電圧変換回路3の出力電圧V0の大きさを、点灯周波数の高低に応じて変化するように制御する。
次に、点灯周波数が下降或いは上昇する際に直流電圧変換回路3の現時点の出力電圧Vdcを電圧検出器19により読み込む(ステップS202)。そして、制御回路17は交直流電圧変換回路3の現時点の出力電圧Vdcが、点灯周波数の値に対応した目標電圧V0と比べて大きいかどうかを判断する(ステップS203)。ここで、YES即ち現時点の出力電圧Vdcが大きいと判断した場合に、交直流電圧変換回路3の出力電圧を減少するようにMOSFET5のONデューティを小さくして(ステップS204)、現時点の出力電圧Vdcを目標電圧V0の値に近づける。また、NO即ち現時点の出力電圧Vdcが小さいと判断した場合に、交直流電圧変換回路3の出力電圧を増大するようにMOSFET5のONデューティを大きくして(ステップS205)、現時点の出力電圧Vdcを目標電圧V0の値に近づける。
こうした一連の割り込み処理の動作が、点灯装置の点灯SWをONした以降の何れかの工程の動作の過程で、繰り返し状態で割り込まれて実行される。
また、割り込み処理において高圧放電灯9に供給される高周波電力を一定制御する他の例として、高圧放電灯9に流れる電流を検出する電流検出器を設け、この電流検出器の検出電流に基づいて交直流電圧変換回路3の出力電圧の大きさを制御するように、MOSFET5のONデューティを制御するようにしても良い。
以上のように、管電圧の微分値aが所定値αを超えた場合に、点灯周波数を所定量だけ下降或いは上昇させる手段を採用して、音響共鳴現象の発生を回避することができる。また、このときに高圧放電灯9に供給される高周波電力を一定制御する手段を採用して、高圧放電灯9の明るさが変化することを防止できる。
この発明の高圧放電灯点灯装置に係る実施の形態1の回路構成図を示す。 実施の形態1に係る点灯装置の点灯動作の流れを示すフローチャート図を示す。 実施の形態1の点灯装置の割り込みフローチャート図を示す。 従来における高圧放電灯点灯装置の回路構成図を示す。
符号の説明
1 商用交流電源、2 ダイオードブリッジ回路、3 交直流電圧変換回路、4 インダクター、5 MOSFET、6 ダイオード、7 コンデンサ、8 インバータ回路、9 高圧放電灯、10 MOSFET、11 MOSFET、12 制御回路、13 限流回路、14 直流カットコンデンサ、15 チョークコイル、16 管電圧検出器、17 制御回路、18 電圧検出器。

Claims (2)

  1. 高圧放電灯を高周波電圧で点灯する高圧放電灯点灯装置であって、
    商用電源から出力される交流電圧を直流電圧に変換する交直流電圧変換回路と、
    前記交直流変換回路の直流電圧を前記高周波電圧に変換するインバータ回路と、
    前記高圧放電灯の管電圧を検出する管電圧検出器と、
    前記管電圧検出器の検出電圧に基づいて、前記インバータ回路のスイッチング素子の駆動周波数を制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、
    当該高圧放電灯点灯装置の動作を開始した場合に、前記高圧放電灯の点灯周波数のシフトフラグを下げ方向にセットし、
    前記高圧放電灯を点灯開始する際に初期の点灯周波数を予め非共鳴周波数と一致するように、前記インバータ回路の前記スイッチング素子の駆動周波数の制御を行なって点灯動作を開始させ、
    前記高圧放電灯の点灯経過時間をカウント処理し、
    前記点灯経過時間が所定値以上であるかどうかを判断し、前記点灯経過時間が所定値以上である場合には前記高圧放電灯が安定点灯時に達したと判断し、前記管電圧検出器の検出電圧を所定時間毎に読み込み、単位時間毎の電圧変化即ち微分値を算出し、
    前記微分値が所定値以上であるかどうかを判断し、前記微分値が所定値以上である場合には前記高圧放電灯の発光管内の放電アークが湾曲し、音響共鳴現象を起こしたと判断し、前記点灯周波数を所定値だけ下降するように前記スイッチング素子の駆動周波数を変化させ、
    前記点灯周波数が下限値であるかどうかを判断し、下限値である場合には前記点灯周波数が下限値に達したと判断し、前記点灯周波数のシフトフラグを上げ方向にセットし、前記管電圧検出器の検出電圧の前記微分値を算出し、前記微分値が所定値以上であれば前記点灯周波数を所定値だけ上昇させるように前記スイッチング素子の駆動周波数を変化させ、
    前記点灯周波数が上限値であるかどうかを判断し、上限値である場合は、前記管電圧検出器の検出電圧の前記微分値が所定値以下に至らない状態で、前記点灯周波数が上限値に達したと判断して、前記高圧放電灯が異常であると判断して前記インバータ回路の動作を停止し、当該高圧放電灯点灯装置の動作を停止させることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  2. 前記交直流電圧変換回路の出力電圧を検出する電圧検出器を備え、
    前記制御回路は、
    割り込み処理の動作を開始した場合に、前記高圧放電灯が安定に点灯維持するために必要な定格電力を確保させる上で、前記交直流電圧変換回路から出力される目標電圧を決定し、
    前記点灯周波数が下降或いは上昇する際に前記交直流電圧変換回路の現時点の前記出力電圧を前記電圧検出器により読み込み、
    前記交直流電圧変換回路の現時点の前記出力電圧が、前記点灯周波数の値に対応した目標電圧と比べて大きいかどうかを判断し、現時点の前記出力電圧が大きいと判断した場合に、前記交直流電圧変換回路の出力電圧を減少するように当該前記交直流電圧変換回路のスイッチング素子のONデューティを小さくして、現時点の前記出力電圧を前記目標電圧の値に近づけ、
    また、現時点の前記出力電圧が小さいと判断した場合に、前記交直流電圧変換回路の出力電圧を増大するように当該前記交直流電圧変換回路のスイッチング素子のONデューティを大きくして、現時点の前記出力電圧を前記目標電圧の値に近づけることを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
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