JP4629924B2 - ピンラックの連結・取付用の治具及び連結工法 - Google Patents

ピンラックの連結・取付用の治具及び連結工法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、ボイラ用ユングストローム式空気予熱器のローターの外周面に、ラック歯の役割を果たす所定長さのピンラックの複数個を、縦列連結状態で溶接する際の、熱歪による取付精度の低下を防ぐ為の、ピンラックの連結・取付用の治具及び連結工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1及び図2は、上記の空気予熱器のローターの外周面(取付ベース)Bに、ピンラックA群を、縦列連結状に溶接した有様を示す部分側面図、及び図1のX−X線に沿う縦断面図である。
そして、図3及び図4は、このピンラックAに、ロータの回転駆動用のピニオンギヤCを噛合させた有様の模式的説明図、及び噛合個所の縦断面図である。
ローターの外周面Bの全周を取り巻くピンラックは、所定長さのピンラックAの複数個の連なりから成るので、説明の混乱を招かない様に、以後は、1個のピンラックAを、ピンラックセグメントAと呼ぶことにする。
【0003】
ピンラックセグメントAは、図1,図2に示した様に、対置した所定長さの1組のピンラックバー21,21間に、ラック歯の役割を果たすコッグピン22を所定のピッチで架設した構成を備えている。
【0004】
外周壁Bの全周を取り巻く様にして、縦列連結状態で取付けられる複数個のピンラックセグメントAは、図1,図2に示した様に、夫々の両端部を、予め、外周面Bの各連結個所に溶接して置いた、1組の矩形板片状のホールディングブロック31の間に挟み付けられた状態で、このブロックに溶接により固定される(図8参照)。aは溶接個所である。
【0005】
この様にして、ピンラックセグメントA群を、外周面Bに取付ける際には、それ等の各連結個所に於いて、隣り合う1組のコッグピン22,22の対向間隔、所定の正確なピッチを保つ様に気を配らなければならない。ところが、この対向間隔は、溶接時の熱歪み現象によって狂わされ勝ちである。
【0006】
そこで、従来は、この熱歪対策として、図11,図12に示した、ピンラック組立用の治具200を使って来た。
この治具200は、図12示の様に、上半側の挟持ブロック51Aと、その前後方向に更に2分割された2つの下半側の挟持ブロック51B,51Cとの夫々の当接面に、コッグピン22を共同して上下から挟み込む為の、半円筒形をした挟持溝bを、コッグピン22の所定のピッチに対応する間隔を距てて凹設している。
52は、3分割された挟持ブロック51A〜51Cを係脱自在に合体させる為の締結ボルト、53はその螺孔である。
【0007】
治具200の使い方は、上下に分割された挟持ブロック51A〜51Cを、図11に示した様に重ね合わせる際に、ピンラックセグメントA同士の連結個所で隣り合う1組のコッグピン22の夫々を、上下1組の挟持溝b,b間に挟み込ませる。そして、この状態で締結ボルト52を螺じ込めば、1組のコッグピン22,22の間隔を、所定のピッチに固定させることが出来る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の治具200は、以下に列挙した如き、改善すべき幾つかの難点を抱えている。
(イ)その全周を1組の挟持溝間で挟み付けられるコッグピンは、その製作コストとの兼ね合いからして、外径寸法に幾分かのバラツキがある。
(ハ)その為、太過ぎるコッグピンも嵌め込る様に挟持溝のサイズを設定すると、細すぎるコッグピンは、嵌込状態でガタが生じてしまう。
(ニ)挟持ブロックは3分割構造であり、然も、使用の都度、分解・組立する面倒な手間が掛かる。
(ホ)分解時に、部品を見失しなわない様に気を配るのも煩わしい。
(ヘ)形状が比較的複雑なうえに、高い寸法精度を要する挟持溝を6個所も設けるので製作費が著しく嵩む。
(ト)挟持溝が経時摩滅しても、簡単には補修出来ない。
【0009】
そこで、本発明の目的は、ピンラック同士の連結精度の確保、構造の単純化による製作コストの大幅低減、及び連結作業能率の向上等を達成し得る、ピンラックの連結・取付用の治具及び連結工法を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成する為の、本発明によるピンラックの連結・取付用の治具は、
対置した所定長さの1組のピンラックバー間に、ラック歯の役割を果たすコッグピンを所定のピッチで架設した構成を備えるピンラックの複数個を、その取付ベースに縦列連結状態で溶接する際に、連結個所でのピッチを正確に保つ為に用いるものであって、
隣接するコッグピン間に跨座状に当接させ得る長さを有するブロック状の本体と、
ピンラックに所定のピッチで架設されたコッグピンの対向間隔に等しい幅寸法を有して、隣接するコッグピンの間に挿嵌させる為の、本体とは別体に、又は一体に作られた溶接歪み防止ブロックと、
前記挿嵌状態を係脱自在に固定させる為の固定手段とを備えることを特徴とする。
この固定手段は、1組のピンラックバーの間に位置された本体の、ピンラックバーとの対向面の夫々に設けた複数の螺孔と、この螺孔に螺合されてピンラックバーの側面に接離動させ得る突張用ボルトとを備える構成である
又、本体と溶接歪み防止ブロックとは、締結ボルトを用いて着脱自在に合体させるとよい。
【0011】
そして、本発明によるピンラックの連結工法は、
対置した所定長さの1組のピンラックバー間に、ラック歯の役割を果たすコッグピンを所定のピッチで架設した構成を備えるピンラックの複数個を、各連結個所でのピッチが正確に保たれる様にして、その取付ベースに縦列連結状態で溶接する為の工法であって、
連結個所で対向する1組のコッグピンの間に、ピンラックに所定のピッチで架設されたコッグピンの対向間隔に等しい幅寸法を有する溶接歪み防止ブロックを挟み込ませる作業工程と、
この挟込状態の溶接歪み防止ブロックを、前記ピンラックバーの側面に接離動させ得る突張用ボルトを用いる固定手段により、ピンラックバーに着脱自在に固定させる作業工程とを含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の具体的な構成及び作用に就いて、ボイラ用ユングストローム式空気予熱器のローターの外周面に、その回動用のピンラックセグメントA群を取付ける工事に例を採って、図1〜図10を参照しながら説明する。
【0013】
先ず、ピンラックセグメント(ピンラック)Aの形態とその取付情況に就いては、既に説明済みであるが、念の為、図1〜図4、及び図8を参照しながら、ここで再説明して置く。
図1は、所定長さに作られたピンラックセグメントAの複数個を、ローターの外周壁Bの全周にわたって縦列連結状態で取付けた有様を示す部分側面図であり、図2は、図1のX−X線に沿う拡大縦断面図である。
【0014】
ピンラックセグメントAは、図1,図2に示した様に、所定間隔を隔てて対置した、所定長さの帯板状の1組のピンラックバー21,21間に、ラック歯の役割を果たすコッグピン22群を、所定のピッチを保たせて架設した構成を備えている。
【0015】
外周壁Bへの、ピンラックセグメントA群の取付けは、図1,図2に示した様に、矩形板片状のホールディングブロック31を介して行う。
このホールディングブロック31は、外周壁Bの、ピンラックセグメントA群の各連結個所に於いて、その1組づつを、図1に示した様に、隣接するピンラックセグメントA,A間に跨がり、且つ、図2に示した様に、ピンラックセグメントAを幅方向から挟み付ける配置を以て、溶接手段により突設する。aは溶接個所である。
【0016】
図3,図4に示したCはピニオンギヤで、ピンラックセグメントA群に噛合されて、ロータ(図示略)を回転駆動する。
【0017】
既に説明した様に、ピンラックセグメントA群を、縦列状に連結させつつ外周面Bに取り付ける際には、各連結個所に於いて、隣り合う1組のコッグピン22,22の対向間隔、所定の正確なピッチを保つ様に、作業に気を配る必要がある。ところが、この対向間隔は、溶接時の熱歪み現象によって狂わされ勝ちである。
【0018】
そこで、この熱歪対策とし使用するのが、本発明によるピンラックの連結・取付用の治具である。
図5〜図7に、本発明の一実施例としての治具100の形態を示し、図8に、その使用状態を示した。
図8中に符号Dを付したのはトルクレンチであり、その他の符号は、既述の符号と共通している。
【0019】
治具100は金属製で、図5に示した様に、所定の大きさと厚みを備えた矩形板を、その本体1としている、
本体1の長さは、図8に示した様に、ピンラックセグメントA同士の連結個所に於いて、隣接するコッグピン22,22間に跨座状態で当接し得る寸法に設定している。
又、本体1の横幅は、1組のピンラックバー21,21の対向間隔よりも所定寸法だけ狭くしている。
【0020】
本体1の片面には、図5に示した様に、その横幅方向を貫く様にして、断面が矩形状の挿嵌溝1aを設けている。
そして、この挿嵌溝1aには、図6に示した様に、直方体状の溶接歪み防止ブロック2を、挿嵌溝1aの深さ分だけ緊密に嵌め込ませている。
溶接歪み防止ブロック2には、高周波焼入処理を施して、耐摩耗性を向上させている。
【0021】
上記の嵌込状態を係脱自在に固定させる為に、本体1及び溶接歪み防止ブロック2には、この両者を貫通するボルト孔及び螺孔3を、複数個所、例えば3個所に設けている。
図7に示した4は、本体1と溶接歪み防止ブロック2との合体用の、締結ボルトで、螺孔3に螺じ込まれる。
【0022】
更に、本体1の長手方向の両側端面(図5,図7では上下面)には、夫々の両端近くの計4個所に螺孔5を設けている。
各螺孔5には、丸頭の突張用ボルト6が螺じ込まれる。
【0023】
次に、治具100を使って、ロータの外周面Bの全周にわたって、複数個のピンラックセグメントAを、縦列連結状態で正確に取付ける作業の手順に就いて、その一例を、図8〜図10も参照しながら説明する。
【0024】
先ず、外周面Bには、ピンラックセグメントA群を取付けるべき、サークル状の取付ラインに沿って点在する、ピンラックセグメントA同士の連結個所の夫々に、1組のホールディングブロック31,31の取付位置を示す為の目印マークを、ケガキ等によって印す。
【0025】
然る後、1個目と2個目のピンラックセグメントAを外周面Bに取付ける為の、取付用脚部材となる計3組のホールディングブロック31を、外周面Bに夫々仮溶接する。
その際には、図9に示した様に、本溶接時の熱歪を防ぐ為のサポートバー32を、溶接してホールディングブロック31に沿わせる。
この対策を講じた後、各ホールディングブロック31の本溶接を終えたら、図10に示した様に、サポートバー32は取り外す。
【0026】
次に、1個目のピンラックセグメントAを、ゲーシを使って所定の高さ位置を保たせながら、そのピンラックバー21の両端部の夫々を、ホールディングブロック31に仮溶接する。
【0027】
次いで、1個目のピンラックセグメントAの隣に、2個目のピンラックセグメントAを、上記と同様にして、ホールディングブロック31に仮溶接する。
その際には、ゲージとノギスを使って、ピンラックセグメントA同士の連結個所で隣り合う2本のコッグピン22,22の対向間隔、つまり、ピンラックのピッチを正確に調整する。
【0028】
然る後、連結個所に治具100を取付ける。
その際に、治具100の4本の突張用ボルト6は、予め、各螺孔5の中に引っ込めて置く。
そして、図8に示した様に、この治具100を、溶接歪み防止ブロック2の側を下向きにした状態で、その本体1を、連結個所で対向する1組のコッグピン22,22間に跨座状に当接させる。
【0029】
この時、溶接歪み防止ブロック2を、1組のコッグピン22,22の間に緊密に嵌め込ませる。
然る後、引っ込めてあった4本の突張用ボルト6を、トルクレンチDを使ってほぼ均等に螺孔5から螺脱させて行き、夫々のボルト頭を、ピンラックバー21の対向する側面に圧接させる。
これによって、治具100は、上記の状態を保ったまま、ピンラックセグメントA同士の連結個所にしっかり固定される。
【0030】
以後は、残りの総てのピンラックセグメントAを、各連結個所に治具100を挟み込みながら、上記と同様にして順次、本溶接済みのホールディングブロック31に仮溶接して行く。
【0031】
ピンラックセグメントA群の、この仮溶接取付を終えたら、次に、夫々のピンラック21バーを、対応したホールディングブロック31に本溶接する。
その際に、溶接熱による歪み応力(収縮力)が発生しても、治具100の溶接歪み防止ブロック2がこの力を受け止めてくれる。
そして、これによって、連結個所で対向する1組のコッグピン22,22間のピッチに狂いが生ずる恐れが無くなる。
【0032】
上記の本溶接を完了したら、各治具100の突張ボルト6を、トルクレンチDを使って螺孔5内に引っ込ませたうえ、1組のコッグピン22,22間 に挟み付けられている溶接歪み防止ブロック2を引き抜く。
それには、本体1の背面側の螺孔3を利用して、治具100の抜取用のジャッキ(図示略)を連結させる等すればよい。
【0033】
尚、治具100を使い続けて、溶接歪み防止ブロック2の両側面のコッグピン22と接触する部分が摩滅して来たら、溶接歪み防止ブロック2を表裏反転させたうえ、本体1に取付ければ、摩滅していない部分をコッグピン22に接触させることが出来て、治具100の耐用期間が倍増する。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかな様に、本発明によるピンラックの連結・取付用の治具を用いれば、図11,図12に示した如き従来の治具を使うのと比べて、以下に列挙した如き多くの優れた効果が得られる。
(a)ピンラック同士のの連結個所で対向する1組のコッグピンを固定させるのに、ピンを全周にわたって挟み付けるのに比べて、1組のピンの間に溶接歪み防止ブロックを挟み込ませる方が、治具の着脱操作を遙かに簡便に行える。
(b)コッグピンの外径が、製作コストとの兼ね合いからして有る程度のバラ付いていても、治具によるピッチ設定の精度が変動することは無い。
(c)高い寸法精度を必要とする部分が少ないので、構造が単純なことと併せて、治具の製作コストを顕著に下げられる。
(d)治具の分解時に、部品を紛失しない様に気を配らなくても済む。
(e)経時的に摩滅して来た部分だけを、表裏反転させれば、この治具を継続して使える。又は、摩滅部分を簡単に交換出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を、ボイラ用ユングストローム式空気予熱器のローターの外周面に、ピンラックを取付ける場合に適用した一実施例を示すもので、この取付状態を示した部分側面図である。
【図2】同上、図1のX−X線に沿う拡大縦断面図である。
【図3】同上、ピンラックとその駆動用のピニオンギヤとの噛合状態を模式的に示した平面図である。
【図4】同上、ピンラックとピニオンギヤとの噛合状態を示した縦断面図である。
【図5】同上、本発明による治具の斜視図である。
【図6】同上、治具の構成部材である溶接歪み防止ブロックの斜視図である。
【図7】同上、治具の部分破断背面図である。
【図8】同上、治具の使用状態を示す部分斜視図である。
【図9】同上、ピンラックの取付用部材であるホールディングブロックを、ロータの外周面に仮溶接した状態を示す部分斜視図である。
【図10】同上、ホールディングブロックを本溶接し終えた状態を示す部分斜視図である。
【図11】従来例を示すもので、治具の斜視図である。
【図12】同上、治具の構成部品を示す為の分解斜視図である。
【符号の説明】
A ピンラックセグメント(ピンラック)
B ロータの外周面(取付ベース)
C ピニオンギヤ
D トルクレンチ
100 治具
1 本体
1a 挿嵌溝
2 溶接歪み防止ブロック
3 螺孔
4 締結ボルト
5 螺孔
6 突張用ボルト
21 ピンラックバー
22 コッグピン
31 ホールディングブロック
32 サポートバー
200 従来の治具
51A〜51C 挟持ブロック
52 締結ボルト
53 螺孔
a 溶接個所
b 挟持溝

Claims (3)

  1. 対置した所定長さの1組のピンラックバー間に、ラック歯の役割を果たすコッグピンを所定のピッチで架設した構成を備えるピンラックの複数個を、その取付ベースに縦列連結状態で溶接する際に、連結個所でのピッチを正確に保つ為に用いるものであって、
    隣接するコッグピン間に跨座状に当接させ得る長さを有するブロック状の本体と、
    ピンラックに所定のピッチで架設されたコッグピンの対向間隔に等しい幅寸法を有して、隣接するコッグピンの間に挿嵌させる為の、本体とは別体に、又は一体に作られた溶接歪み防止ブロックと、
    前記挿嵌状態を係脱自在に固定させる為の固定手段とを備え、
    該固定手段は、1組のピンラックバーの間に位置された本体の、ピンラックバーとの対向面の夫々に設けた複数の螺孔と、この螺孔に螺合されてピンラックバーの側面に接離動させ得る突張用ボルトとを備えることを特徴とするピンラックの連結・取付用の治具。
  2. 本体と溶接歪み防止ブロックとは、締結ボルトを用いて着脱自在に合体させたことを特徴とする請求項1記載のピンラックの連結・取付用の治具。
  3. 対置した所定長さの1組のピンラックバー間に、ラック歯の役割を果たすコッグピンを所定のピッチで架設した構成を備えるピンラックの複数個を、各連結個所でのピッチが正確に保たれる様にして、その取付ベースに縦列連結状態で溶接する為の工法であって、
    連結個所で対向する1組のコッグピンの間に、前記ピンラックに所定のピッチで架設されたコッグピンの対向間隔に等しい幅寸法を有する溶接歪み防止ブロックを挟み込ませる作業工程と、
    この挟込状態の溶接歪み防止ブロックを、前記ピンラックバーの側面に接離動させ得る突張用ボルトを用いる固定手段により、ピンラックバーに着脱自在に固定させる作業工程とを含むことを特徴とするピンラックの連結工法。
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