JP2003028259A - ピンラックの連結・取付用の治具及び連結工法 - Google Patents

ピンラックの連結・取付用の治具及び連結工法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】所要の連結精度を確保しながら、構造と使用方
法を単純化させ、製作コストや取付工費を大幅に低減さ
せ得る、ピンラックの連結・取付用の治具及び連結工法
を提供する。 【解決手段】 治具は、隣接するコッグピン22間に跨
がって当接させ得る長さのブロック状の本体1と、隣接
するコッグピンの間に挿嵌させる為の、本体とは別体、
又は一体に作られた溶接歪み防止ブロック2と、前記挿
嵌状態を係脱自在に固定させる為の固定手段とを備え
る。固定手段は、1組のピンラックバー21の間に位置
された本体の、ピンラックバーと対向する夫々の側面に
設けた複数の螺孔5と、この螺孔に螺合されてピンラッ
クバーの側面に接離動させ得る突張用ボルト6とを備え
る構成にするとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ボイラ用
ユングストローム式空気予熱器のローターの外周面に、
ラック歯の役割を果たす所定長さのピンラックの複数個
を、縦列連結状態で溶接する際の、熱歪による取付精度
の低下を防ぐ為の、ピンラックの連結・取付用の治具及
び連結工法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1及び図2は、上記の空気予熱器のロ
ーターの外周面(取付ベース)Bに、ピンラックA群
を、縦列連結状に溶接した有様を示す部分側面図、及び
図1のX−X線に沿う縦断面図である。そして、図3及
び図4は、このピンラックAに、ロータの回転駆動用の
ピニオンギヤCを噛合させた有様の模式的説明図、及び
噛合個所の縦断面図である。ローターの外周面Bの全周
を取り巻くピンラックは、所定長さのピンラックAの複
数個の連なりから成るので、説明の混乱を招かない様
に、以後は、1個のピンラックAを、ピンラックセグメ
ントAと呼ぶことにする。
【0003】ピンラックセグメントAは、図1,図2に
示した様に、対置した所定長さの1組のピンラックバー
21,21間に、ラック歯の役割を果たすコッグピン2
2を所定のピッチで架設した構成を備えている。
【0004】外周壁Bの全周を取り巻く様にして、縦列
連結状態で取付けられる複数個のピンラックセグメント
Aは、図1,図2に示した様に、夫々の両端部を、予
め、外周面Bの各連結個所に溶接して置いた、1組の矩
形板片状のホールディングブロック31の間に挟み付け
られた状態で、このブロックに溶接により固定される
(図8参照)。aは溶接個所である。
【0005】この様にして、ピンラックセグメントA群
を、外周面Bに取付ける際には、それ等の各連結個所に
於いて、隣り合う1組のコッグピン22,22の間隔
が、所定の正確なピッチに保たれる様に気を配らなけれ
ばならない。ところが、このピッチは、溶接時の熱歪み
現象によって狂わされ勝ちである。
【0006】そこで、従来は、この熱歪対策として、図
11,図12に示した、ピンラック組立用の治具200
を使って来た。この治具200は、図12示の様に、上
半側の挟持ブロック51Aと、その前後方向に更に2分
割された2つの下半側の挟持ブロック51B,51Cと
の夫々の当接面に、コッグピン22を共同して上下から
挟み込む為の、半円筒形をした挟持溝bを、コッグピン
22のピッチに等しい間隔を距てて凹設している。52
は、3分割された挟持ブロック51A〜51Cを係脱自
在に合体させる為の締結ボルト、53はその螺孔であ
る。
【0007】治具200の使い方は、上下に分割された
挟持ブロック51A〜51Cを、図11に示した様に重
ね合わせる際に、ピンラックセグメントA同士の連結個
所で隣り合う1組のコッグピン52の夫々を、上下1組
の挟持溝b,b間に挟み込ませる。そして、この状態で
締結ボルト52を螺じ込めば、1組のコッグピン22,
22の間隔を、所定のピッチに固定させることが出来
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の治具
200は、以下に列挙した如き、改善すべき幾つかの難
点を抱えている。 (イ)その全周を1組の挟持溝間で挟み付けられるコッ
グピンは、その製作コストとの兼ね合いからして、外径
寸法に幾分かのバラツキがある。 (ハ)その為、太過ぎるコッグピンも嵌め込る様に挟持
溝のサイズを設定すると、細すぎるコッグピンは、嵌込
状態でガタが生じてしまう。 (ニ)挟持ブロックは3分割構造であり、然も、使用の
都度、分解・組立する面倒な手間が掛かる。 (ホ)分解時に、部品を見失しなわない様に気を配るの
も煩わしい。 (ヘ)形状が比較的複雑なうえに、高い寸法精度を要す
る挟持溝を6個所も設けるので製作費が著しく嵩む。 (ト)挟持溝が経時摩滅しても、簡単には補修出来な
い。
【0009】そこで、本発明の目的は、ピンラック同士
の連結精度の確保、構造の単純化による製作コストの大
幅低減、及び連結作業能率の向上等を達成し得る、ピン
ラックの連結・取付用の治具及び連結工法を提供するに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明によるピンラックの連結・取付用の治具は、
対置した所定長さの1組のピンラックバー間に、ラック
歯の役割を果たすコッグピンを所定のピッチで架設した
構成を備えるピンラックの複数個を、その取付ベースに
縦列連結状態で溶接する際に、連結個所でのピッチを正
確に保つ為に用いるものであって、隣接するコッグピン
間に跨座状に当接させ得る長さを有するブロック状の本
体と、ピンラックのピッチに等しい幅寸法を有して、隣
接するコッグピンの間に挿嵌させる為の、本体とは別体
に、又は一体に作られた溶接歪み防止ブロックと、前記
挿嵌状態を係脱自在に固定させる為の固定手段とを備え
ることを特徴とする。固定手段は、1組のピンラックバ
ーの間に位置された本体の、ピンラックバーとの対向面
の夫々に設けた複数の螺孔と、この螺孔に螺合されてピ
ンラックバーの側面に接離動させ得る突張用ボルトとを
備える構成にするとよい。又、本体と溶接歪み防止ブロ
ックとは、締結ボルトを用いて着脱自在に合体させると
よい。
【0011】そして、本発明によるピンラックの連結工
法は、対置した所定長さの1組のピンラックバー間に、
ラック歯の役割を果たすコッグピンを所定のピッチで架
設した構成を備えるピンラックの複数個を、各連結個所
でのピッチが正確に保たれる様にして、その取付ベース
に縦列連結状態で溶接する為の工法であって、連結個所
で対向する1組のコッグピンの間に、前記ピッチに等し
い幅寸法を有する溶接歪み防止ブロックを挟み込ませる
作業工程と、この挟込状態の溶接歪み防止ブロックを、
前記ピンラックバーに着脱自在に固定させる作業工程と
を含むことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体的な構成及
び作用に就いて、ボイラ用ユングストローム式空気予熱
器のローターの外周面に、その回動用のピンラックセグ
メントA群を取付ける工事に例を採って、図1〜図10
を参照しながら説明する。
【0013】先ず、ピンラックセグメント(ピンラッ
ク)Aの形態とその取付情況に就いては、既に説明済み
であるが、念の為、図1〜図4、及び図8を参照しなが
ら、ここで再説明して置く。図1は、所定長さに作られ
たピンラックセグメントAの複数個を、ローターの外周
壁Bの全周にわたって縦列連結状態で取付けた有様を示
す部分側面図であり、図2は、図1のX−X線に沿う拡
大縦断面図である。
【0014】ピンラックセグメントAは、図1,図2に
示した様に、所定間隔を隔てて対置した、所定長さの帯
板状の1組のピンラックバー21,21間に、ラック歯
の役割を果たすコッグピン22群を、所定のピッチを保
たせて架設した構成を備えている。
【0015】外周壁Bへの、ピンラックセグメントA群
の取付けは、図1,図2に示した様に、矩形板片状のホ
ールディングブロック31を介して行う。このホールデ
ィングブロック31は、外周壁Bの、ピンラックセグメ
ントA群の各連結個所に於いて、その1組づつを、図1
に示した様に、隣接するピンラックセグメントA,A間
に跨がり、且つ、図2に示した様に、ピンラックセグメ
ントAを幅方向から挟み付ける配置を以て、溶接手段に
より突設する。aは溶接個所である。
【0016】図3,図4に示したCはピニオンギヤで、
ピンラックセグメントA群に噛合されて、ロータ(図示
略)を回転駆動する。
【0017】既に説明した様に、ピンラックセグメント
A群を、縦列状に連結させつつ外周面Bに取り付ける際
には、各連結個所に於いて、隣り合う1組のコッグピン
22,22の間隔が、所定の正確なピッチに保たれる様
に、作業に気を配る必要がある。ところが、このピッチ
は、溶接時の熱歪み現象によって狂わされ勝ちである。
【0018】そこで、この熱歪対策とし使用するのが、
本発明によるピンラックの連結・取付用の治具である。
図5〜図7に、本発明の一実施例としての治具100の
形態を示し、図8に、その使用状態を示した。図8中に
符号Dを付したのはトルクレンチであり、その他の符号
は、既述の符号と共通している。
【0019】治具100は金属製で、図5に示した様
に、所定の大きさと厚みを備えた矩形板を、その本体1
としている、本体1の長さは、図8に示した様に、ピン
ラックセグメントA同士の連結個所に於いて、隣接する
コッグピン22,22間に跨座状態で当接し得る寸法に
設定している。又、本体1の横幅は、1組のピンラック
バー21,21の対向間隔よりも所定寸法だけ狭くして
いる。
【0020】本体1の片面には、図5に示した様に、そ
の横幅方向を貫く様にして、断面が矩形状の挿嵌溝1a
を設けている。そして、この挿嵌溝1aには、図6に示
した様に、直方体状の溶接歪み防止ブロック2を、挿嵌
溝1aの深さ分だけ緊密に嵌め込ませている。溶接歪み
防止ブロック2には、高周波焼入処理を施して、耐摩耗
性を向上させている。
【0021】上記の嵌込状態を係脱自在に固定させる為
に、本体1及び溶接歪み防止ブロック2には、この両者
を貫通するボルト孔及び螺孔3を、複数個所、例えば3
個所に設けている。図7に示した4は、本体1と溶接歪
み防止ブロック2との合体用の、締結ボルトで、螺孔3
に螺じ込まれる。
【0022】更に、本体1の長手方向の両側端面(図
5,図7では上下面)には、夫々の両端近くの計4個所
に螺孔5を設けている。各螺孔5には、丸頭の突張用ボ
ルト6が螺じ込まれる。
【0023】次に、治具100を使って、ロータの外周
面Bの全周にわたって、複数個のピンラックセグメント
Aを、縦列連結状態で正確に取付ける作業の手順に就い
て、その一例を、図8〜図10も参照しながら説明す
る。
【0024】先ず、外周面Bには、ピンラックセグメン
トA群を取付けるべき、サークル状の取付ラインに沿っ
て点在する、ピンラックセグメントA同士の連結個所の
夫々に、1組のホールディングブロック31,31の取
付位置を示す為の目印マークを、ケガキ等によって印
す。
【0025】然る後、1個目と2個目のピンラックセグ
メントAを外周面Bに取付ける為の、取付用脚部材とな
る計3組のホールディングブロック31を、外周面Bに
夫々仮溶接する。その際には、図9に示した様に、本溶
接時の熱歪を防ぐ為のサポートバー32を、溶接してホ
ールディングブロック31に沿わせる。この対策を講じ
た後、各ホールディングブロック31の本溶接を終えた
ら、図10に示した様に、サポートバー32は取り外
す。
【0026】次に、1個目のピンラックセグメントA
を、ゲーシを使って所定の高さ位置を保たせながら、そ
のピンラックバー21の両端部の夫々を、ホールディン
グブロック31に仮溶接する。
【0027】次いで、1個目のピンラックセグメントA
の隣に、2個目のピンラックセグメントAを、上記と同
様にして、ホールディングブロック31に仮溶接する。
その際には、ゲージとノギスを使って、ピンラックセグ
メントA同士の連結個所で隣り合う2本のコッグピン2
2,22の対向間隔、つまり、ピンラックのピッチを正
確に調整する。
【0028】然る後、連結個所に治具100を取付け
る。その際に、治具100の4本の突張用ボルト6は、
予め、各螺孔5の中に引っ込めて置く。そして、図8に
示した様に、この治具100を、溶接歪み防止ブロック
2の側を下向きにした状態で、その本体1を、連結個所
で対向する1組のコッグピン22,22間に跨座状に当
接させる。
【0029】この時、溶接歪み防止ブロック2を、1組
のコッグピン22,22の間に緊密に嵌め込ませる。然
る後、引っ込めてあった4本の突張用ボルト6を、トル
クレンチDを使ってほぼ均等に螺孔5から螺脱させて行
き、夫々のボルト頭を、ピンラックバー21の対向する
側面に圧接させる。これによって、治具100は、上記
の状態を保ったまま、ピンラックセグメントA同士の連
結個所にしっかり固定される。
【0030】以後は、残りの総てのピンラックセグメン
トAを、各連結個所に治具100を挟み込みながら、上
記と同様にして順次、本溶接済みのホールディングブロ
ック31に仮溶接して行く。
【0031】ピンラックセグメントA群の、この仮溶接
取付を終えたら、次に、夫々のピンラック21バーを、
対応したホールディングブロック31に本溶接する。そ
の際に、溶接熱による歪み応力(収縮力)が発生して
も、治具100の溶接歪み防止ブロック2がこの力を受
け止めてくれる。そして、これによって、連結個所で対
向する1組のコッグピン22,22間のピッチに狂いが
生ずる恐れが無くなる。
【0032】上記の本溶接を完了したら、各治具100
の突張ボルト6を、トルクレンチDを使って螺孔5内に
引っ込ませたうえ、1組のコッグピン22,22間 に
挟み付けられている溶接歪み防止ブロック2を引き抜
く。それには、本体1の背面側の螺孔3を利用して、治
具100の抜取用のジャッキ(図示略)を連結させる等
すればよい。
【0033】尚、治具100を使い続けて、溶接歪み防
止ブロック2の両側面のコッグピン22と接触する部分
が摩滅して来たら、溶接歪み防止ブロック2を表裏反転
させたうえ、本体1に取付ければ、摩滅していない部分
をコッグピン22に接触させることが出来て、治具10
0の耐用期間が倍増する。
【0034】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明によるピンラックの連結・取付用の治具を用いれば、
図11,図12に示した如き従来の治具を使うのと比べ
て、以下に列挙した如き多くの優れた効果が得られる。 (a)ピンラック同士のの連結個所で対向する1組のコ
ッグピンを固定させるのに、ピンを全周にわたって挟み
付けるのに比べて、1組のピンの間に溶接歪み防止ブロ
ックを挟み込ませる方が、治具の着脱操作を遙かに簡便
に行える。 (b)コッグピンの外径が、製作コストとの兼ね合いか
らして有る程度のバラ付いていても、治具によるピッチ
設定の精度が変動することは無い。 (c)高い寸法精度を必要とする部分が少ないので、構
造が単純なことと併せて、治具の製作コストを顕著に下
げられる。 (d)治具の分解時に、部品を紛失しない様に気を配ら
なくても済む。 (e)経時的に摩滅して来た部分だけを、表裏反転させ
れば、この治具を継続して使える。又は、摩滅部分を簡
単に交換出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を、ボイラ用ユングストローム式空気予
熱器のローターの外周面に、ピンラックを取付ける場合
に適用した一実施例を示すもので、この取付状態を示し
た部分側面図である。
【図2】同上、図1のX−X線に沿う拡大縦断面図であ
る。
【図3】同上、ピンラックとその駆動用のピニオンギヤ
との噛合状態を模式的に示した平面図である。
【図4】同上、ピンラックとピニオンギヤとの噛合状態
を示した縦断面図である。
【図5】同上、本発明による治具の斜視図である。
【図6】同上、治具の構成部材である溶接歪み防止ブロ
ックの斜視図である。
【図7】同上、治具の部分破断背面図である。
【図8】同上、治具の使用状態を示す部分斜視図であ
る。
【図9】同上、ピンラックの取付用部材であるホールデ
ィングブロックを、ロータの外周面に仮溶接した状態を
示す部分斜視図である。
【図10】同上、ホールディングブロックを本溶接し終
えた状態を示す部分斜視図である。
【図11】従来例を示すもので、治具の斜視図である。
【図12】同上、治具の構成部品を示す為の分解斜視図
である。
【符号の説明】
A ピンラックセグメント(ピンラック) B ロータの外周面(取付ベース) C ピニオンギヤ D トルクレンチ 100 治具 1 本体 1a 挿嵌溝 2 溶接歪み防止ブロック 3 螺孔 4 締結ボルト 5 螺孔 6 突張用ボルト 21 ピンラックバー 22 コッグピン 31 ホールディングブロック 32 サポートバー 200 従来の治具 51A〜51C 挟持ブロック 52 締結ボルト 53 螺孔 a 溶接個所 b 挟持溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対置した所定長さの1組のピンラックバ
    ー間に、ラック歯の役割を果たすコッグピンを所定のピ
    ッチで架設した構成を備えるピンラックの複数個を、そ
    の取付ベースに縦列連結状態で溶接する際に、連結個所
    でのピッチを正確に保つ為に用いるものであって、 隣接するコッグピン間に跨座状に当接させ得る長さを有
    するブロック状の本体と、 ピンラックのピッチに等しい幅寸法を有して、隣接する
    コッグピンの間に挿嵌させる為の、本体とは別体に、又
    は一体に作られた溶接歪み防止ブロックと、 前記挿嵌状態を係脱自在に固定させる為の固定手段とを
    備えることを特徴とするピンラックの連結・取付用の治
    具。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、1組のピンラックバー
    の間に位置された本体の、ピンラックバーとの対向面の
    夫々に設けた複数の螺孔と、この螺孔に螺合されてピン
    ラックバーの側面に接離動させ得る突張用ボルトとを備
    えることを特徴とする請求項1記載のピンラックの連結
    ・取付用の治具。
  3. 【請求項3】 本体と溶接歪み防止ブロックとは、締結
    ボルトを用いて着脱自在に合体させたことを特徴とする
    請求項1記載のピンラックの連結・取付用の治具。
  4. 【請求項4】 対置した所定長さの1組のピンラックバ
    ー間に、ラック歯の役割を果たすコッグピンを所定のピ
    ッチで架設した構成を備えるピンラックの複数個を、各
    連結個所でのピッチが正確に保たれる様にして、その取
    付ベースに縦列連結状態で溶接する為の工法であって、 連結個所で対向する1組のコッグピンの間に、前記ピッ
    チに等しい幅寸法を有する溶接歪み防止ブロックを挟み
    込ませる作業工程と、 この挟込状態の溶接歪み防止ブロックを、前記ピンラッ
    クバーに着脱自在に固定させる作業工程とを含むことを
    特徴とするピンラックの連結工法。
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