JP6972864B2 - 駆動力伝達体 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する駆動力伝達体は、スプロケットと噛合した状態で駆動力を伝達する駆動力伝達体であって、互いに対向して一方向に延びる一対の平板状の第1部材と、一対の前記第1部材間に前記一方向へ間隔を置いて並ぶように配置されて一対の前記第1部材同士を連結する複数の連結部材と、一対の前記第1部材のうちの少なくとも一方の少なくとも一部に取着された状態で固定される平板状の第2部材と、を備える。
この構成によれば、第2部材を凹部に圧入することで、第2部材を第1部材に対して安定して取着することができる。
この構成によれば、調整部材の大きさを調整することで、第2部材の凹部に対するがたつきをほぼゼロにすることができる。
この構成によれば、一対の第1部材が連結部材だけでなく第2部材によっても連結されるので、全体としての強度を向上することができる。
この構成によれば、複数の第2部材同士の間に隙間が形成されるため、複数の第2部材同士の間に隙間が形成されない場合に比べて軽量化を図ることができる。
図1及び図2に示すように、駆動力伝達体11は、例えば鋼材によって構成され、ピンラック部12と、ピンラック部12を固定対象物Kに固定する矩形平板状の複数の第2部材13とを備えている。ピンラック部12は、幅方向Yで互いに対向して幅方向Yと直交する一方向Xに平行に延びる一対の矩形平板状の第1部材14と、一対の第1部材14を連結する複数の連結部材の一例としての円筒状のブシュ15と、複数のブシュ15にそれぞれ回転可能に支持されてスプロケット16と噛合する複数の円筒状のローラ17とを備えている。
図4に示すように、駆動力伝達体11を製造する場合には、一対の第1部材14の対向するブシュ挿入孔18の全てに、ローラ17に挿入した状態のブシュ15の両端部をそれぞれ回転不能に嵌合させる。続いて、一対の第1部材14における対向する一対の凹部19に第2部材13を跨るように載せる。続いて、対向する一対の凹部19の4つの第1ねじ穴21と第2部材13の4つの第1貫通孔24との位置が合うように、第2部材13の位置を調整する。
図2及び図5に示すように、例えば、駆動力伝達体11は、一方向Xに往復直線移動可能な固定対象物Kに第2部材13を孔25においてボルト(図示略)で固定し、一方向Xに延びるピンラック部12のローラ17を幅方向Yに延びる回転軸線を中心に正逆両方向に回転可能なスプロケット16と噛合させた状態で使用される。
(1)駆動力伝達体11は、互いに対向して一方向Xに延びる一対の平板状の第1部材14と、一対の第1部材14に取着された状態で固定対象物Kに固定される平板状の第2部材13とを備えている。このため、第1部材14及び第2部材13が共に平板状をなしており且つ第2部材13がブシュ15を介することなく第1部材14に直接取着されるので、特殊な専用の治具や大型の装置などを必要とすることなく駆動力伝達体11を容易に製造する(組み立てる)ことができる。
上記実施形態は次のように変更してもよい。なお、以下の変更例は、適宜組み合わせてもよい。
・図8に示すように、図6の駆動力伝達体11において、一対の第1部材14のうちの一方と他方とに分割して取着される第2部材13を交互に配置するようにしてもよい。
・凹部19は、省略してもよい。
・凹部19の深さは、適宜変更してもよい。
・ローラ17は、省略してもよい。
・一対の第1部材14に取着する第2部材13の数や位置は、適宜変更してもよい。
・第1部材14及び第2部材13は、それらの平面的な形状、厚さ、大きさ、材質などをそれぞれ適宜変更してもよい。この場合、第1部材14及び第2部材13は、平板状であるため、例えばL字状などの立体的な形状にする場合に比べて材料の入手性が格段に良くなる。したがって、第1部材14及び第2部材13は、特に厚さや大きさの変更を容易に行うことができる。
Claims (3)
- スプロケットと噛合した状態で駆動力を伝達する駆動力伝達体であって、
前記スプロケットの軸方向に沿う幅方向で互いに対向して前記幅方向と直交する一方向に平行に延びる一対の平板状の第1部材と、
一対の前記第1部材間に前記一方向へ間隔を置いて並ぶように配置されて一対の前記第1部材同士を連結する複数の連結部材と、
一対の前記第1部材に対して跨るように取着された状態で固定される平板状の第2部材と、を備え、
一対の前記第1部材は、前記スプロケットが位置する側とは反対側の端面に、前記第2部材が一対の前記第1部材に対して跨った状態で圧入される凹部を有していることを特徴とする駆動力伝達体。 - 前記第2部材と一緒に前記凹部に圧入されて前記第2部材の前記凹部に対する圧入状態を調整可能な調整部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の駆動力伝達体。
- 前記第2部材は、前記一方向へ間隔を置いて並ぶように複数配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の駆動力伝達体。
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JP2017191519A JP6972864B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 駆動力伝達体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017191519A JP6972864B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 駆動力伝達体 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019065954A JP2019065954A (ja) | 2019-04-25 |
JP6972864B2 true JP6972864B2 (ja) | 2021-11-24 |
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Family Applications (1)
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JP2017191519A Active JP6972864B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 駆動力伝達体 |
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