JP6010732B2 - プレス装置用歯車の調整構造 - Google Patents
プレス装置用歯車の調整構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6010732B2 JP6010732B2 JP2012231667A JP2012231667A JP6010732B2 JP 6010732 B2 JP6010732 B2 JP 6010732B2 JP 2012231667 A JP2012231667 A JP 2012231667A JP 2012231667 A JP2012231667 A JP 2012231667A JP 6010732 B2 JP6010732 B2 JP 6010732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- gear
- adjustment
- insertion portion
- rotation direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
あくまで、図17は、キー結合部において歯車の回転方向における位置調整を説明する参考図として使用したものである。
即ち、本願発明は、歯車を回転軸に取付けるときの回転方向における取付位置を微調整可能にしたプレス装置用歯車の調整構造であって、前記回転軸を遊嵌する軸孔が形成された前記歯車と、前記回転軸と一体回転可能に固定され、前記歯車の外周径よりも小径に形成されて、前記回転軸からの回転を前記歯車に伝達する固定円板と、
前記固定円板と前記歯車との間で、回転方向における相対的な位置決めを行う少なくとも1本のキーと、前記歯車の歯元円側における前記歯車の周方向に沿った少なくとも1つの部位に形成され、前記歯車の板厚方向に突出させる前記キーを嵌入する調整嵌入部と、
前記調整嵌入部に対応した前記固定円板の周方向の部位に形成され、前記調整嵌入部から突出した前記キーを嵌入するキー嵌入部と、
前記歯車を前記固定円板に固定するための固定手段と、を備え、
前記キーの幅方向における少なくとも一方の側面に当接する前記調整嵌入部の回転方向における端面と、前記キーの幅方向における少なくとも他方の側面に当接する前記キー嵌入部の回転方向における端面との間隔を前記キーの幅方向における形状によって調整し、前記固定円板に対する前記歯車の回転方向での位置を微調整することを最も主要な特徴としている。
更に、本願発明では、前記回転軸の軸方向に沿って突出したフランジ軸部が、前記固定円板に形成され、前記歯車の軸孔が、前記フランジ軸部に挿嵌されていることを主要な特徴としている。
また、本願発明では、前記キー嵌入部が、前記固定円板の外周端面に形成した嵌入凹部又は前記固定円板の外周端面側に形成した嵌入孔であることを主要な特徴としている。
前記回転軸の軸線に直交する平面における前記キーの幅方向における形状として、前記調整嵌入部に嵌入する部位と前記キー嵌入部に嵌入する部位との配置形状が、前記回転方向にずれた配置形状に形成されていることを主要な特徴としている。
前記回転軸の軸線を含む平面における前記キーの縦断面形状が、前記キー嵌入部側又は前記調整嵌入部側に突出した凸形状に形成されていることを主要な特徴としている。
前記キーは、異なる横幅を有する少なくとも二種類のキーの組合せとして構成され、前記キーの組合せのうちで一つの同じ横幅を有するキーは、前記歯車の正回転方向における前記調整嵌入部の後方側の端面と前記固定円板の正回転方向における前記キー嵌入部の先方側の端面との間に挟持されて、前記固定円板に対する前記歯車の正回転方向における位置規制を行うキーとして用いられ、前記キーの組合せのうちで他の同じ横幅を有するキーは、前記歯車の正回転方向における前記調整嵌入部の先方側の端面と前記固定円板の正回
転方向における前記キー嵌入部の後方側の端面との間に挟持されて、前記固定円板に対する前記歯車の逆回転方向における位置規制を行うキーとして用いられていることを主要な特徴としている。
軸と同芯状に配することができ、回転軸を中心とした回転を歯車に与えることができる。
調整孔を袋穴の形状に形成したときには、キーを固定円板側から調整孔内に嵌入させて、固定円板側にキーの一部が突出した状態にすることができる。
した構成、複数の主歯車を千鳥状に配列して主歯車間で回転が伝達される構成、複数の主歯車をランダムに配列するとともに、主歯車間で回転が伝達される構成にしておくことができる。変換手段を駆動する構成として、クランク軸5a,5bを用いた構成で説明を行うが、クランク軸5a,5bを用いずにカム機構を用いた構成にすることもできる。
尚、本願発明に係わるキーとしては、位置決めピンのように用いられている構成のものも本願発明におけるキーとして包含させている。
形成したキー溝との間に図示せぬキーを嵌入させることで、固定円板20を図示せぬ回転軸に固定することができる。
尚、図示例では、キー嵌入部として嵌入凹部22を形成した構成を示しているが、キー嵌入部としては、孔形状の嵌入孔として固定円板20に形成しておくこともできる。キー嵌入部を孔形状の嵌入孔として形成した場合には、嵌入孔の構成としては、固定円板20の板厚方向に貫通した貫通孔形状に構成しておくことも、奥側が行き止まり形状の袋穴の形状に構成しておくこともできる。そのため、本願発明における嵌入孔の構成としては、貫通孔形状も袋穴の形状も両方包含している。
図6(a)、(b)に示すように、異なるズレ量f1またはズレ量f2を有する複数種類のキー15を備えておき、複数種類の中から最適のズレ量を備えたキー15を選択することができる。ズレ量としては、f1,f2の二つの構成例を示しているが、これは例示であって、微調整できるズレ量を多数備えた複数種類のキー15を用意しておくことができる。
における面は、回転方向に沿った調整嵌入部12の面及び嵌入凹部22の面に密接することができる形状に構成しておくことができる。
このように、2種類の横幅寸法を有するキー31、31’を用いることにより、固定円板20に固定する主歯車11の回転方向の取付位置を微調整することが、効率的に行える。
キー31、31’の横幅として、d1,d2の二つの構成例を示しているが、これは例示であって、微調整できる多数の異なる横幅を備えた複数種類のキー31、31’を用意しておくことができる。
における複数の部位に形成する代わりに、1ヶ所だけに形成しておくこともできる。また、固定円板20には、実施例1の嵌入凹部22と同様に嵌入凹部37が形成されている。
このように形成したときには、キー36は固定円板20側から嵌入することになる。
尚、ズレ量としては、g1,g2の二つの構成例を示しているが、これは例示であって、微調整できるズレ量を備えた複数種類のキー36を多数用意しておくことができる。
Claims (8)
- 歯車を回転軸に取付けるときの回転方向における取付位置を微調整可能にしたプレス装置用歯車の調整構造であって、
前記回転軸を遊嵌する軸孔が形成された前記歯車と、
前記回転軸と一体回転可能に固定され、前記歯車の外周径よりも小径に形成されて、前記回転軸からの回転を前記歯車に伝達する固定円板と、
前記固定円板と前記歯車との間で、回転方向における相対的な位置決めを行う少なくとも1本のキーと、
前記歯車の歯元円側における前記歯車の周方向に沿った少なくとも1つの部位に形成され、前記歯車の板厚方向に突出させる前記キーを嵌入する調整嵌入部と、
前記調整嵌入部に対応した前記固定円板の周方向の部位に形成され、前記調整嵌入部から突出した前記キーを嵌入するキー嵌入部と、
前記歯車を前記固定円板に固定するための固定手段と、
を備え、
前記キーの幅方向における少なくとも一方の側面に当接する前記調整嵌入部の回転方向における端面と、前記キーの幅方向における少なくとも他方の側面に当接する前記キー嵌入部の回転方向における端面との間隔を前記キーの幅方向における形状によって調整し、前記固定円板に対する前記歯車の回転方向での位置を微調整することを特徴とするプレス装置用歯車の調整構造。 - 前記歯車の前記固定円板側に面する側面に、前記固定円板の板厚方向における少なくとも一部を収納する凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のプレス装置用歯車の調整構造。
- 前記回転軸の軸方向に沿って突出したフランジ軸部が、前記固定円板に形成され、
前記歯車の軸孔が、前記フランジ軸部に挿嵌されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のプレス装置用歯車の調整構造。 - 前記調整嵌入部が、前記歯車の板厚方向に形成した調整孔であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプレス装置用歯車の調整構造。
- 前記キー嵌入部が、前記固定円板の外周端面に形成した嵌入凹部又は前記固定円板の外周端面側に形成した嵌入孔であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のプレス装置用歯車の調整構造。
- 前記回転方向における横幅形状として、前記キー嵌入部に対向する前記調整嵌入部の部位における横幅が、前記キーを嵌入させる前記キー嵌入部の横幅よりも幅広に形成され、
前記回転軸の軸線に直交する平面における前記キーの幅方向における形状として、前記調整嵌入部に嵌入する部位と前記キー嵌入部に嵌入する部位との配置形状が、前記回転方向にずれた配置形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のプレス装置用歯車の調整構造。 - 前記回転方向における横幅形状として、前記キー嵌入部に対向する前記調整嵌入部の部位における前記キーを嵌入させる横幅と、前記キーを嵌入させる前記キー嵌入部の横幅と、が異なる横幅に形成され、
前記回転軸の軸線を含む平面における前記キーの縦断面形状が、前記キー嵌入部側又は前記調整嵌入部側に突出した凸形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のプレス装置用歯車の調整構造。 - 前記回転方向における前記調整嵌入部の横幅及び前記キー嵌入部の横幅が、四角柱形状に形成された前記キーの前記回転方向における横幅よりも広く形成され、
前記キーは、異なる横幅を有する少なくとも二種類のキーの組合せとして構成され、
前記キーの組合せのうちで一つの同じ横幅を有するキーは、前記歯車の正回転方向における前記調整嵌入部の後方側の端面と前記固定円板の正回転方向における前記キー嵌入部の先方側の端面との間に挟持されて、前記固定円板に対する前記歯車の正回転方向における位置規制を行うキーとして用いられ、前記キーの組合せのうちで他の同じ横幅を有するキーは、前記歯車の正回転方向における前記調整嵌入部の先方側の端面と前記固定円板の正回転方向における前記キー嵌入部の後方側の端面との間に挟持されて、前記固定円板に対する前記歯車の逆回転方向における位置規制を行うキーとして用いられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のプレス装置用歯車の調整構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012231667A JP6010732B2 (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | プレス装置用歯車の調整構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012231667A JP6010732B2 (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | プレス装置用歯車の調整構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014084892A JP2014084892A (ja) | 2014-05-12 |
JP6010732B2 true JP6010732B2 (ja) | 2016-10-19 |
Family
ID=50788162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012231667A Active JP6010732B2 (ja) | 2012-10-19 | 2012-10-19 | プレス装置用歯車の調整構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6010732B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106838246A (zh) * | 2015-12-07 | 2017-06-13 | 綦江长风齿轮(集团)有限公司 | 一种输出齿轮结构 |
CN106838247A (zh) * | 2015-12-07 | 2017-06-13 | 綦江长风齿轮(集团)有限公司 | 一种新型传动齿轮构造 |
JP7139228B2 (ja) * | 2018-11-22 | 2022-09-20 | 株式会社ユーシン | ギア装置の製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6317847Y2 (ja) * | 1981-03-12 | 1988-05-20 | ||
JPS61506U (ja) * | 1984-06-06 | 1986-01-06 | 三菱電機株式会社 | 段付キ− |
JPS6119159U (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-04 | 株式会社東芝 | 歯車装置 |
JP2007154930A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Seisa Gear Ltd | 二軸出力歯車装置 |
CN102959247A (zh) * | 2011-04-05 | 2013-03-06 | 三菱重工业株式会社 | 再生能源发电装置及液压泵的安装方法 |
-
2012
- 2012-10-19 JP JP2012231667A patent/JP6010732B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014084892A (ja) | 2014-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4669102B2 (ja) | アンチバックラッシ歯車 | |
JP6010732B2 (ja) | プレス装置用歯車の調整構造 | |
JP4918052B2 (ja) | 偏心揺動型歯車装置 | |
EP2068038B1 (en) | Reduction gear | |
JP6415735B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
US11149827B2 (en) | Linear drive device | |
JP2016191371A (ja) | ロータ及びポンプ装置 | |
JP2016048098A (ja) | 偏心揺動型歯車装置及びそのトルク調整方法 | |
WO2015151842A1 (ja) | ヒューマノイドロボットの関節機構 | |
JP2014084999A (ja) | オイルシールキャップ及び偏心揺動型歯車装置 | |
JP2010203608A5 (ja) | ||
JP2011185318A (ja) | 歯車装置 | |
US20060231152A1 (en) | Cam motion machine, method of assembly of such a machine and weaving loom in which such a machine is installed | |
WO2013132748A1 (ja) | 偏心揺動型歯車装置 | |
JP2017187159A (ja) | シャフトカップリングアセンブリ並びにシャフトカップリングアセンブリによって二つのシャフトを連結する方法及び保守方法 | |
JP3208355U (ja) | ネジ整列機の割出し盤を回転させる円盤構造 | |
JP2016048099A (ja) | 偏心揺動型歯車装置及びそのトルク調整方法 | |
JP5009232B2 (ja) | 偏心揺動型歯車装置 | |
JP2015017646A (ja) | 偏心揺動型歯車装置 | |
JP5330361B2 (ja) | 取り外し可能な連動接続軸を用いたバイブロハンマ連動装置及び杭又は壁体の打設方法 | |
JP2006272542A (ja) | 糊付機用スリッター | |
JP4051397B1 (ja) | 歯車装置 | |
JP5799072B2 (ja) | ロボット | |
JP2020133694A (ja) | 差動減速機 | |
KR101072989B1 (ko) | 스핀들 분리형 공구홀더 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151014 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160802 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160805 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6010732 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |