JPH0626518A - 案内レールの横ずれ防止機構 - Google Patents
案内レールの横ずれ防止機構Info
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- JPH0626518A JPH0626518A JP4181063A JP18106392A JPH0626518A JP H0626518 A JPH0626518 A JP H0626518A JP 4181063 A JP4181063 A JP 4181063A JP 18106392 A JP18106392 A JP 18106392A JP H0626518 A JPH0626518 A JP H0626518A
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- JP
- Japan
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- guide rail
- lateral deviation
- machine bed
- lateral
- deviation preventing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/0633—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
- F16C29/0635—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
- F16C29/0638—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls
- F16C29/0642—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with balls with four rows of balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/004—Fixing of a carriage or rail, e.g. rigid mounting to a support structure or a movable part
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/005—Guide rails or tracks for a linear bearing, i.e. adapted for movement of a carriage or bearing body there along
-
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/12—Arrangements for adjusting play
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】リニアガイド装置を取り付けるに当たり、機械
ベッドにわざわざ段差を設けたり、横押し部材を製作す
る必要がなく、しかも極めて大きな横ずれ防止能力が得
られる案内レールの横ずれ防止機構を提供する。 【構成】案内レール自身の取付け面１ｃと相手側取付け
面３との両面に相対する凹部１４，１５を設け、その凹
部に硬化性充填物質２０を充填し固化させる。固化した
硬化性充填物質が、案内レールの取付け面１ｃと機械ベ
ッド等の被取付け面３との間に密に充填固化され、両者
の間の相対移動を防止するキー材を打ち込んだのと同様
に機能して横ずれが防止される。
ベッドにわざわざ段差を設けたり、横押し部材を製作す
る必要がなく、しかも極めて大きな横ずれ防止能力が得
られる案内レールの横ずれ防止機構を提供する。 【構成】案内レール自身の取付け面１ｃと相手側取付け
面３との両面に相対する凹部１４，１５を設け、その凹
部に硬化性充填物質２０を充填し固化させる。固化した
硬化性充填物質が、案内レールの取付け面１ｃと機械ベ
ッド等の被取付け面３との間に密に充填固化され、両者
の間の相対移動を防止するキー材を打ち込んだのと同様
に機能して横ずれが防止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアガイド装置が衝
撃を受けても案内レールが横方向に移動することがない
ようにしたリニアガイド装置における案内レールの横ず
れ防止機構に関する。
撃を受けても案内レールが横方向に移動することがない
ようにしたリニアガイド装置における案内レールの横ず
れ防止機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、リニアガイド装置は、両外側面
に軸方向のボール転動溝が形成されて軸方向に延びる案
内レールに、多数のボールの転動を介して相対移動可能
にスライダが嵌合されている。このように構成されたリ
ニアガイド装置は，各種工作機械や産業機械の平らな取
付け面に固定して取り付け使用される。例えば、案内レ
ールは、ボルトにより機械ベッドの上面に取り付けられ
る。またスライダは機械テーブルの下面にボルトで固定
される。しかし、スライダに横方向から過大衝撃力が加
えられると、案内レールが横ずれしてしまう。そこで、
案内レールの横ずれ防止のため、図５に示すように機械
ベッド３に段差面Ｄを設け、この段差面Ｄに案内レール
１の一側面を当て、反対側面側から横押し板５を押し付
けて横ずれを防止するものが用いられている。
に軸方向のボール転動溝が形成されて軸方向に延びる案
内レールに、多数のボールの転動を介して相対移動可能
にスライダが嵌合されている。このように構成されたリ
ニアガイド装置は，各種工作機械や産業機械の平らな取
付け面に固定して取り付け使用される。例えば、案内レ
ールは、ボルトにより機械ベッドの上面に取り付けられ
る。またスライダは機械テーブルの下面にボルトで固定
される。しかし、スライダに横方向から過大衝撃力が加
えられると、案内レールが横ずれしてしまう。そこで、
案内レールの横ずれ防止のため、図５に示すように機械
ベッド３に段差面Ｄを設け、この段差面Ｄに案内レール
１の一側面を当て、反対側面側から横押し板５を押し付
けて横ずれを防止するものが用いられている。
【０００３】しかしながらこのような手段では、スライ
ダ２を介して案内レール１で直線案内される機械テーブ
ル４の移動精度を確保する必要から、その段差面Ｄの高
い真直度が要求され、段差面Ｄの加工が困難である。一
般に機械テーブルは２本の案内レールに案内されるもの
であるから、レール相互の平行度を確保する必要があ
り、段差面Ｄを２ヵ所にわたって設けることは加工のコ
ストアップの要因となっていた。また、横押し板５を製
作したり、その取付けのために多数のボルト用のタップ
穴加工を機械ベッド３に施す必要があるなど、案内レー
ルの設置に大きな手間がかかっていた。
ダ２を介して案内レール１で直線案内される機械テーブ
ル４の移動精度を確保する必要から、その段差面Ｄの高
い真直度が要求され、段差面Ｄの加工が困難である。一
般に機械テーブルは２本の案内レールに案内されるもの
であるから、レール相互の平行度を確保する必要があ
り、段差面Ｄを２ヵ所にわたって設けることは加工のコ
ストアップの要因となっていた。また、横押し板５を製
作したり、その取付けのために多数のボルト用のタップ
穴加工を機械ベッド３に施す必要があるなど、案内レー
ルの設置に大きな手間がかかっていた。
【０００４】そこで、こうした手間を省くために、例え
ば実開昭６３−１４７９２７号公報とか特開昭６３−１
５６６３３号公報に横ずれ防止構造が提案されている。
前者は、案内レールの取付け面（下面）に長手方向に延
びる複数条の凹凸条を形成して、横ずれに対する抵抗力
を与えるようにしているものである。また後者は、ベー
ス面に蟻溝を設けて案内レールをボルトにより固定し、
案内レールと蟻溝との間隙に注型物を充填し硬化させた
というものである。
ば実開昭６３−１４７９２７号公報とか特開昭６３−１
５６６３３号公報に横ずれ防止構造が提案されている。
前者は、案内レールの取付け面（下面）に長手方向に延
びる複数条の凹凸条を形成して、横ずれに対する抵抗力
を与えるようにしているものである。また後者は、ベー
ス面に蟻溝を設けて案内レールをボルトにより固定し、
案内レールと蟻溝との間隙に注型物を充填し硬化させた
というものである。
【０００５】いずれも、機械ベッドに高精度の段差面を
設けることなく、簡単な加工で横ずれ防止を図ってい
る。
設けることなく、簡単な加工で横ずれ防止を図ってい
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単に案
内レールの取付け面に凹凸を設けた従来の横ずれ防止構
造は、十分な強度をもった固定が確実に行えるものでは
ないという問題があった。また、ベース面に蟻溝を設け
たものにあっては、転がり案内の減衰効果を高めること
を目的とするものであって、蟻溝の加工とかレールの加
工が困難でありコストも高いという問題がある。そし
て、レールの丈が高いものであるから案内レールに熱処
理による曲がりが生じやすいという問題がある。
内レールの取付け面に凹凸を設けた従来の横ずれ防止構
造は、十分な強度をもった固定が確実に行えるものでは
ないという問題があった。また、ベース面に蟻溝を設け
たものにあっては、転がり案内の減衰効果を高めること
を目的とするものであって、蟻溝の加工とかレールの加
工が困難でありコストも高いという問題がある。そし
て、レールの丈が高いものであるから案内レールに熱処
理による曲がりが生じやすいという問題がある。
【０００７】そこで本発明は、硬化性充填物質の固化に
よるキー効果を利用することで、ベッドやテーブルにわ
ざわざ段差を設けたり、横押し部材を製作する必要がな
く、簡単にしてしかも極めて大きな横ずれ防止能力が得
られる案内レールの横ずれ防止機構を提供して、上記従
来の問題点を解決することを目的とする。
よるキー効果を利用することで、ベッドやテーブルにわ
ざわざ段差を設けたり、横押し部材を製作する必要がな
く、簡単にしてしかも極めて大きな横ずれ防止能力が得
られる案内レールの横ずれ防止機構を提供して、上記従
来の問題点を解決することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、横ずれ防止機
構として、案内レール自身の取付け面と該面に当接する
相手側取付け面との両面には相対向させて凹部が形成さ
れ、その凹部に硬化性充填物質が充填されるようにした
ものである。
構として、案内レール自身の取付け面と該面に当接する
相手側取付け面との両面には相対向させて凹部が形成さ
れ、その凹部に硬化性充填物質が充填されるようにした
ものである。
【０００９】
【作用】案内レールの取付け面に形成された凹部と機械
ベッド等の被取付け面に形成された凹部との間に充填さ
れた硬化性充填物質は、その状態で固化する。これによ
り、案内レールと機械ベッドの間にキー材を配したと同
様に機能して横ずれが防止される。しかも、金属キーを
用いる場合のように高精度のキー溝加工は不要で、凹溝
同士が多少ずれていても、キーとしての機能は変わらな
い。
ベッド等の被取付け面に形成された凹部との間に充填さ
れた硬化性充填物質は、その状態で固化する。これによ
り、案内レールと機械ベッドの間にキー材を配したと同
様に機能して横ずれが防止される。しかも、金属キーを
用いる場合のように高精度のキー溝加工は不要で、凹溝
同士が多少ずれていても、キーとしての機能は変わらな
い。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。なお、従来と同一または相当部分には同一の符号
を付してある。図１ないし図３は、この発明の一実施例
で、図１は案内レール１にスライダ２が装着された正面
図、図２は案内レール１の側面図、図３は機械ベッド３
に案内レール１を取付けた正面図である。両側面１ｂに
ボール転動溝１１を有する案内レール１には、レール取
付けボルトＢ１の挿通孔１３が、上面１ａから下面１ｃ
に抜ける貫通孔として、軸方向に間隔を隔てて複数個設
けられている。この案内レール１の取付け面（下面）１
ｃに、前記ボルト挿通孔１３を避けて、横ずれ防止機構
である硬化性充填物質充填用の凹部１４が設けられ、こ
の凹部１４は断面角形で、案内レールの全長にわたって
形成されている。この凹部１４に相対して、機械ベッド
３の取付け面にも、同様な凹部１５が形成され、両凹部
１４，１５で空所１６が構成される。
する。なお、従来と同一または相当部分には同一の符号
を付してある。図１ないし図３は、この発明の一実施例
で、図１は案内レール１にスライダ２が装着された正面
図、図２は案内レール１の側面図、図３は機械ベッド３
に案内レール１を取付けた正面図である。両側面１ｂに
ボール転動溝１１を有する案内レール１には、レール取
付けボルトＢ１の挿通孔１３が、上面１ａから下面１ｃ
に抜ける貫通孔として、軸方向に間隔を隔てて複数個設
けられている。この案内レール１の取付け面（下面）１
ｃに、前記ボルト挿通孔１３を避けて、横ずれ防止機構
である硬化性充填物質充填用の凹部１４が設けられ、こ
の凹部１４は断面角形で、案内レールの全長にわたって
形成されている。この凹部１４に相対して、機械ベッド
３の取付け面にも、同様な凹部１５が形成され、両凹部
１４，１５で空所１６が構成される。
【００１１】案内レール１を両凹部１４，１５を対向さ
せた状態で精度出しをして、レール取付けボルトＢ１で
ベッドに固定し、前記空所１６に硬化性充填物質２０を
充填し固化させる。硬化性充填物質としては、粘度があ
る程度高くて空所１６からレールの当接面より洩れてレ
ール取付けボルトＢ１の方へ流出することなくせず、ま
た固化したとき体積が縮小しないタイプ（例えばエポキ
シ系硬化樹脂）のものが好ましい。
せた状態で精度出しをして、レール取付けボルトＢ１で
ベッドに固定し、前記空所１６に硬化性充填物質２０を
充填し固化させる。硬化性充填物質としては、粘度があ
る程度高くて空所１６からレールの当接面より洩れてレ
ール取付けボルトＢ１の方へ流出することなくせず、ま
た固化したとき体積が縮小しないタイプ（例えばエポキ
シ系硬化樹脂）のものが好ましい。
【００１２】この硬化性充填物質２０が固化することに
より、案内レール１と機械ベッド３との間に両部材に密
着したキー材に相当する部材が形成されたことになるの
で、案内レールに加えられる横荷重は固化した硬化性充
填物質により直接ベッドの方へ伝達され、この部分にガ
タが無いので案内レールの横ずれが防止される。この場
合、キー溝に相当する前記空所１６は、通常の金属のキ
ー材を用いる場合のように高精度の加工は必要ではな
い。
より、案内レール１と機械ベッド３との間に両部材に密
着したキー材に相当する部材が形成されたことになるの
で、案内レールに加えられる横荷重は固化した硬化性充
填物質により直接ベッドの方へ伝達され、この部分にガ
タが無いので案内レールの横ずれが防止される。この場
合、キー溝に相当する前記空所１６は、通常の金属のキ
ー材を用いる場合のように高精度の加工は必要ではな
い。
【００１３】案内レール１は、ボルトＢ１の締付けによ
りレール下面１ｃに作用する摩擦力に加えて、固化した
硬化性充填物質のキー効果でベッドＢ上に固定されるか
ら、大きな衝撃力が加えられても横ずれすることはな
い。かくして、本実施例によれば、横ずれ防止のため機
械ベッド３に段差面Ｄを設ける必要もなく、また、横押
し部材５を製作したり、その取付けボルト用の多数のタ
ップ穴をベッド３に加工する必要もない。単に、精度を
必要としない凹部１４，１５を案内レール１と機械ベッ
ド３との両面に相対して形成し、そこへ硬化性充填物質
２０を充填して固化させればよく、非常に簡単で大した
手間を掛けずに、しかも極めて大きな横ずれ防止効果が
得られる。
りレール下面１ｃに作用する摩擦力に加えて、固化した
硬化性充填物質のキー効果でベッドＢ上に固定されるか
ら、大きな衝撃力が加えられても横ずれすることはな
い。かくして、本実施例によれば、横ずれ防止のため機
械ベッド３に段差面Ｄを設ける必要もなく、また、横押
し部材５を製作したり、その取付けボルト用の多数のタ
ップ穴をベッド３に加工する必要もない。単に、精度を
必要としない凹部１４，１５を案内レール１と機械ベッ
ド３との両面に相対して形成し、そこへ硬化性充填物質
２０を充填して固化させればよく、非常に簡単で大した
手間を掛けずに、しかも極めて大きな横ずれ防止効果が
得られる。
【００１４】なお、上記実施例では、凹部１４，１５の
断面を角形としたが、これに限定されるものでなく、断
面が台形状又はその他の任意の形状であって良い。また
図４に示すように、両凹部１４，１５が互いに多少ずれ
て形成されても構わない。また凹部１４，１５の長さに
ついても、案内レール１の一端から他端まで必ずしも連
続させる必要はなく、いずれか一方又は両方を断続的に
形成してもよい。その場合、中間部の凹部で形成される
空所に硬化性充填物質を注入するため、必要により案内
レール１の下面１ｃに側面１ｂから凹部１４に達する注
入路を形成する。
断面を角形としたが、これに限定されるものでなく、断
面が台形状又はその他の任意の形状であって良い。また
図４に示すように、両凹部１４，１５が互いに多少ずれ
て形成されても構わない。また凹部１４，１５の長さに
ついても、案内レール１の一端から他端まで必ずしも連
続させる必要はなく、いずれか一方又は両方を断続的に
形成してもよい。その場合、中間部の凹部で形成される
空所に硬化性充填物質を注入するため、必要により案内
レール１の下面１ｃに側面１ｂから凹部１４に達する注
入路を形成する。
【００１５】また、リニアガイド装置は、図示のものに
限らない。例えば、案内レール上にスライダが跨架され
たタイプではなく、凹型の案内レール内をスライダが移
動するタイプのものであっても良い。
限らない。例えば、案内レール上にスライダが跨架され
たタイプではなく、凹型の案内レール内をスライダが移
動するタイプのものであっても良い。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の案内レー
ルの横ずれ防止機構は、案内レールの下面と機械ベッド
面とに、相対して凹部を形成し、この凹部同士の組合せ
でできる溝内に硬化性充填物質を充填して固化させるも
のとした。そのため、従来のように機械ベッドにわざわ
ざ案内レール固定用の段差面を設けたり、別に横押し部
材を製作したり、その取付けボルト用の多数のタップ穴
をベッドやテーブルに加工したりする手間を必要とせず
に、簡単な構造で大きな横荷重に対しても案内レールが
ずれることがなく、また、案内レールとベッドとの間に
設けた空所を断続的としたものにあっては、横方向のみ
ならず縦方向の荷重に対してのずれも防止することがで
きる案内レールの横ずれ防止機構が得られるという効果
を奏する。
ルの横ずれ防止機構は、案内レールの下面と機械ベッド
面とに、相対して凹部を形成し、この凹部同士の組合せ
でできる溝内に硬化性充填物質を充填して固化させるも
のとした。そのため、従来のように機械ベッドにわざわ
ざ案内レール固定用の段差面を設けたり、別に横押し部
材を製作したり、その取付けボルト用の多数のタップ穴
をベッドやテーブルに加工したりする手間を必要とせず
に、簡単な構造で大きな横荷重に対しても案内レールが
ずれることがなく、また、案内レールとベッドとの間に
設けた空所を断続的としたものにあっては、横方向のみ
ならず縦方向の荷重に対してのずれも防止することがで
きる案内レールの横ずれ防止機構が得られるという効果
を奏する。
【図１】本発明の一実施例に係る案内レールにスライダ
を装着したリニアガイド装置の正面図である。
を装着したリニアガイド装置の正面図である。
【図２】図１の案内レールの側面図である。
【図３】機械ベッドに図１のリニアガイド装置の案内レ
ールを固定した正面図である。
ールを固定した正面図である。
【図４】図３の横ずれ防止機構の変形例の拡大正面図で
ある。
ある。
【図５】従来の案内レールの横ずれ防止機構の断面図で
ある。
ある。
１ 案内レール １ｃ 取付け面 ２ スライダ １４ 凹部 １５ 凹部 １６ 溝 ２０ 硬化性充填物質
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年７月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図２
【補正方法】変更
【補正内容】
【図２】
【手続補正２】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図３
【補正方法】変更
【補正内容】
【図３】
【手続補正３】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図４
【補正方法】変更
【補正内容】
【図４】
Claims (1)
- 【請求項１】 軸方向に延びスライダが相対移動可能に
嵌合されるリニアガイド装置の案内レールを相手側の取
付け面にボルト止めすると共に横ずれ不能に固定する案
内レールの横ずれ防止機構であって、 前記案内レールの取付け面と該面に当接する前記相手側
の取付け面との両面には相対向させて凹部が形成され、
該凹部に硬化性充填物質が充填固化されていることを特
徴とする案内レールの横ずれ防止機構。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4181063A JPH0626518A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 案内レールの横ずれ防止機構 |
| US08/086,855 US5308168A (en) | 1992-07-08 | 1993-07-07 | Guide rail sideward displacement preventing mechanism |
| DE4322821A DE4322821C5 (de) | 1992-07-08 | 1993-07-08 | Linearführungsvorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4181063A JPH0626518A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 案内レールの横ずれ防止機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626518A true JPH0626518A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=16094145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4181063A Pending JPH0626518A (ja) | 1992-07-08 | 1992-07-08 | 案内レールの横ずれ防止機構 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5308168A (ja) |
| JP (1) | JPH0626518A (ja) |
| DE (1) | DE4322821C5 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07190056A (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-28 | Nippon Thompson Co Ltd | 直動ユニットにおけるトラックレール取付構造 |
| GB2316132B (en) * | 1996-08-13 | 1999-02-17 | Smc Kk | Linear actuator |
| US5868499A (en) * | 1996-09-06 | 1999-02-09 | Deutsche Star Gmbh | Linear guiding unit |
| JP2000120674A (ja) * | 1998-10-12 | 2000-04-25 | Nsk Ltd | 直線運動案内装置 |
| DE102004005884B4 (de) | 2004-02-05 | 2012-03-29 | Newfrey Llc | Fügeeinrichtung mit einem Stempelwerkzeug und einem Gegenwerkzeug und einem Halter |
| US20090060645A1 (en) * | 2005-03-31 | 2009-03-05 | Thk Co., Ltd. | Fixing structure of track rail in guiding apparatus |
| DE102007015152A1 (de) * | 2007-03-22 | 2008-09-25 | Carl Zeiss Industrielle Messtechnik Gmbh | Maschine zum Vermessen oder Bearbeiten von Werkstücken, insbesondere Koordinatenmessgerät |
| DE102013013273B4 (de) * | 2013-08-09 | 2015-08-20 | Festo Ag & Co. Kg | Lineareinheit und Verfahren zu ihrer Herstellung |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE649793C (de) * | 1937-09-03 | Rheinmetall Borsig Akt Ges | Kardangelenk | |
| DE273384C (ja) * | ||||
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