JP4628941B2 - 電動機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機の制御装置に関する。
従来、例えば電動機をパルス幅変調(PWM)により制御するインバータと、電動機の各相電流を検出する電流センサの代わりにインバータの直流側電流を検出する電流センサとを備え、電流センサにより検出した直流側電流から電動機の各相電流を推定する制御装置が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平8−19263号公報 特許第2712470号公報
ところで、上記従来技術に係る制御装置において、インバータの直流側電流に各相電流が断続的に発生する期間はインバータに入力されるゲート信号のデューティに応じて変化し、例えば電動機の運転状態等に応じて、各相出力電圧の振幅(あるいは実効値)が極端に減少した場合やキャリア周波数が増大した場合には、直流側電流に各相電流が発生する持続時間が短くなり、電流センサによる検出が困難となる虞がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電動機の各相電流を直接検出する電流センサを省略した状態で装置構成が複雑化することを抑制しつつ適切に電動機を制御することが可能な電動機の制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電動機の制御装置は、パルス幅変調信号(例えば、実施の形態でのPWM信号)により複数相の電動機への通電を順次転流させるインバータ(例えば、実施の形態でのPWMインバータ14A)と、該インバータの直流側電流(例えば、実施の形態でのDCリンク電流IDC)を検出する第1電流検出手段(例えば、実施の形態での直流側電流センサ14b)と、前記インバータのスイッチング素子に具備されるマルチエミッタ端子のマルチエミッタ電流を検出する第2電流検出手段(例えば、実施の形態での素子電流換算部14B)と、前記第1電流検出手段により検出された前記直流側電流に基づいて前記電動機の相電流を推定する第1相電流推定手段(例えば、実施の形態でのステップS17)と、前記第2電流検出手段により検出された前記マルチエミッタ電流に基づいて前記電動機の相電流を推定する第2相電流推定手段(例えば、実施の形態でのステップS14)と、前記電動機の運転状態に応じて、前記第1相電流推定手段および前記第2相電流推定手段の何れか一方を選択し、該選択した何れか一方により推定された前記相電流に基づき前記インバータの前記スイッチング素子のオン/オフ状態を制御するスイッチング制御を実行する制御手段(例えば、実施の形態での制御部15)とを備え、前記制御手段は、前記電動機の回転数に応じて、前記第1相電流推定手段および前記第2相電流推定手段の何れか一方を選択し、該選択した何れか一方により推定された前記相電流に基づき前記スイッチング制御を実行し、前記制御手段によって、前記電動機の回転数に応じて、前記第1相電流推定手段および前記第2相電流推定手段の何れか一方が選択される際の選択結果が変更されるタイミングを、少なくとも前記電動機に対するトルク指令および前記スイッチング制御のスイッチング周波数の何れか一方により補正する回転数補正手段(例えば、実施の形態でのステップS11)を備えることを特徴としている。
上記構成の電動機の制御装置によれば、電動機の運転状態に応じて、第1相電流推定手段および第2相電流推定手段の何れか一方を選択して相電流を推定することから、例えばインバータの直流側電流から所望精度の相電流を検出することが困難となった場合であっても、マルチエミッタ電流に基づいて相電流を推定することにより、適切に電動機を制御することができる。
さらに、例えば電動機の回転数が低下することに伴って、各相出力電圧の振幅(あるいは実効値)が過剰に減少することで、インバータの直流側電流から所望精度の相電流を検出することが困難となった場合であっても、マルチエミッタ電流に基づいて相電流を推定することにより、適切に電動機を制御することができる。
さらに、電動機の運転状態に応じて、第1相電流推定手段および第2相電流推定手段の何れか一方を適切に選択することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明の電動機の制御装置では、前記第2電流検出手段は、前記インバータにおいて前記スイッチング素子を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路(例えば、実施の形態でのブリッジ回路14a)の負極側端子に接続された前記スイッチング素子からなるローサイドアームに設けられていることを特徴としている。
上記構成の電動機の制御装置によれば、装置構成が複雑化することを抑制しつつ適切に電動機を制御することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明の電動機の制御装置は、前記第2電流検出手段により検出された前記マルチエミッタ電流を、前記スイッチング素子あるいは前記スイッチング素子周辺の温度により補正する第1補正手段(例えば、実施の形態での温度補正部31)と、前記第2電流検出手段により検出された前記マルチエミッタ電流を、前記複数の前記スイッチング素子の状態に係る所定補正値により補正する第2補正手段(例えば、実施の形態での特性補正部32)とを備えることを特徴としている。
上記構成の電動機の制御装置によれば、第2電流検出手段により検出されたマルチエミッタ電流を、スイッチング素子あるいは前記スイッチング素子周辺の温度により補正すると共に、例えば複数のスイッチング素子の個体差等に係る所定補正値により補正することにより、マルチエミッタ電流に基づく相電流の推定精度および推定処理の信頼度を向上させることができる。
さらに、請求項に記載の本発明の電動機の制御装置は、前記直流側電流において前記電動機の相電流を所定時間以上に亘って検出可能か否かを判定する判定手段を備え、前記制御手段は、前記判定手段により検出不可能であると判定された場合に、前記第2相電流推定手段により推定された前記相電流に基づき前記スイッチング制御を実行することを特徴としている。
上記構成の電動機の制御装置によれば、直流側電流において電動機の相電流を所定時間以上に亘って検出可能か否かを判定することにより、第1相電流推定手段および第2相電流推定手段の何れか一方を適切に選択することができる。
さらに、請求項に記載の本発明の電動機の制御装置は、前記所定時間を、前記電流検出手段による検出状態が所定の安定状態に到達するのに要する検出安定時間に基づき設定する所定値設定手段(例えば、実施の形態でのステップS01、ステップS04)を備えることを特徴としている。
上記構成の電動機の制御装置によれば、第1相電流推定手段および第2相電流推定手段の何れか一方を、より一層、適切に選択することができる。
請求項1に記載の本発明の電動機の制御装置によれば、電動機の運転状態に応じて、第1相電流推定手段および第2相電流推定手段の何れか一方を選択して相電流を推定することから、例えばインバータの直流側電流から所望精度の相電流を検出することが困難となった場合であっても、マルチエミッタ電流に基づいて相電流を推定することにより、適切に電動機を制御することができる。
さらに、例えば電動機の回転数が低下することに伴って、各相出力電圧の振幅(あるいは実効値)が過剰に減少することで、インバータの直流側電流から所望精度の相電流を検出することが困難となった場合であっても、マルチエミッタ電流に基づいて相電流を推定することにより、適切に電動機を制御することができる。
さらに、電動機の運転状態に応じて、第1相電流推定手段および第2相電流推定手段の何れか一方を適切に選択することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明の電動機の制御装置によれば、装置構成が複雑化することを抑制しつつ適切に電動機を制御することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明の電動機の制御装置によれば、マルチエミッタ電流に基づく相電流の推定精度および推定処理の信頼度を向上させることができる
さらに、請求項に記載の本発明の電動機の制御装置によれば、直流側電流において電動機の相電流を所定時間以上に亘って検出可能か否かを判定することにより、第1相電流推定手段および第2相電流推定手段の何れか一方を適切に選択することができる。
さらに、請求項に記載の本発明の電動機の制御装置によれば、第1相電流推定手段および第2相電流推定手段の何れか一方を、より一層、適切に選択することができる。
以下、本発明の電動機の制御装置の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
この実施形態による電動機の制御装置10(以下、単に、モータ制御装置10と呼ぶ)は、例えばハイブリッド車両に内燃機関11と共に駆動源として搭載されるブラシレスDCモータ12(以下、単に、モータ12と呼ぶ)を駆動制御するものであって、このモータ12は、内燃機関11と直列に直結され、界磁に利用する永久磁石を有する回転子(図示略)と、この回転子を回転させる回転磁界を発生する固定子(図示略)とを備えて構成されている。
そして、モータ制御装置10は、例えば図1に示すように、バッテリ13を直流電源とするパワードライブユニット(PDU)14と、制御部15とを備えて構成されている。
このモータ制御装置10において、複数相(例えば、U相、V相、W相の3相)のモータ12の駆動および回生作動は制御部15から出力される制御指令を受けてパワードライブユニット(PDU)14により行われる。
PDU14は、例えば図2に示すように、マルチエミッタ端子を具備するトランジスタのスイッチング素子(例えば、マルチエミッタ型IGBT:Insulated Gate Bipolar mode Transistor)を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路14aと平滑コンデンサCとを具備するパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータ14Aと、素子電流換算部14Bを備え、モータ12と電気エネルギーの授受を行う高圧系のバッテリ13が接続されている。
PDU14に具備されるPWMインバータ14Aは、各相毎に対をなすハイ側,ロー側U相トランジスタUH,ULおよびハイ側,ロー側V相トランジスタVH,VLおよびハイ側,ロー側W相トランジスタWH,WLをブリッジ接続してなるブリッジ回路14aと、平滑コンデンサCとを備えて構成され、各トランジスタUH,VH,WHはバッテリ13の正極側端子に接続されてハイサイドアームを構成し、各トランジスタUL,VL,WLはバッテリ13の負極側端子に接続されローサイドアームを構成しており、各相毎に対をなす各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLはバッテリ13に対して直列に接続され、各トランジスタUH,UL,VH,VL,WH,WLのコレクタ−エミッタ間には、エミッタからコレクタに向けて順方向となるようにして、各ダイオードDUH,DUL,DVH,DVL,DWH,DWLが接続されている。
また、各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLは、各エミッタに比べて接合面積が小さく設定された各マルチエミッタ端子を具備し、各マルチエミッタ端子は、シャント抵抗を介して各エミッタに接続されている。
さらに、ローサイドアームを構成する各トランジスタUL,VL,WLのエミッタ−マルチエミッタ端子間には、エミッタ−マルチエミッタ端子間の電圧差を増幅し、マルチエミッタ電流として素子電流換算部14Bに出力する各アンプUA,VA,WAが接続されている。
また、ローサイドアームを構成する各トランジスタUL,VL,WLには、各トランジスタUL,VL,WLの温度または各トランジスタUL,VL,WL周辺の温度(スイッチング素子温度)を検出する各温度センサUT,VT,WTが備えられ、各温度センサUT,VT,WTの検出結果は素子電流換算部14Bに出力されている。
そして、ブリッジ回路14aと、バッテリ13の負極側端子との間には、PWMインバータ14Aの直流側電流(DCリンク電流)IDCを検出する直流側電流センサ14bが備えられている。
素子電流換算部14Bは、例えば図3に示すように、ローサイドアームを構成する各トランジスタUL,VL,WL毎に温度補正部31および特性補正部32およびミラー比増幅部33を備えて構成されている。
温度補正部31は、各トランジスタUL,VL,WLのスイッチング素子温度に応じて各トランジスタUL,VL,WLの各マルチエミッタ電流を補正する。
特性補正部32は、温度補正部31により補正された各マルチエミッタ電流を、後述する相電流推定部25から入力される所定の電流補正値に応じて補正する。
ミラー比増幅部33は、特性補正部32により補正された各マルチエミッタ電流を、所定のミラー比、つまり各トランジスタUL,VL,WL毎のエミッタに流れる電流とマルチエミッタ端子に流れる電流との比率により増幅し、各相毎のスイッチング素子電流として出力する。
そして、PDU14は、例えばモータ12の駆動時等において制御部15から入力されるスイッチング指令であるゲート信号(つまり、PWM(パルス幅変調)信号)に基づき、PWMインバータ14Aにおいて各相毎に対をなす各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLのオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替えることによって、バッテリ13から供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のモータ12の固定子巻線への通電を順次転流させることで、各相の固定子巻線に交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。
制御部15からPDU14に入力されるゲート信号は、各相毎に対をなす各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLのオン/オフ状態の組み合わせに応じて、例えば下記表1および図4(a)〜(h)に示すように、8通りの各スイッチング状態S1〜S8に応じたPWM(パルス幅変調)信号となる。
そして、PWMインバータ14Aの直流側には各スイッチング状態S1〜S8に応じて断続的に各相電流Iu,Iv,Iwが発生し、直流側電流センサ14bにより検出される直流側電流(DCリンク電流)IDCは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつ、あるいは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつの符号が反転したもの、あるいは、ゼロとなる。
Figure 0004628941
例えば、図5に示す各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwに対する単一の三角波からなるキャリア信号の1周期(キャリア周期fc)での各時刻t1〜時刻t8において、このキャリア周期fcの開始タイミングである時刻t1から時刻t2の期間、および、時刻t7からキャリア周期fcの終了タイミングである時刻t8までの期間では、ブリッジ回路14aのハイサイドアームがオン状態かつローサイドアームがオフ状態となる第1スイッチング状態S1となり、DCリンク電流IDCはゼロとなる。
そして、ハイ側U相およびV相トランジスタUH,VHとロー側W相トランジスタWLとがオン状態となる第2スイッチング状態S2である時刻t2から時刻t3の期間および時刻t6から時刻t7の期間では、DCリンク電流IDCはW相電流Iwの符号が反転した電流(−Iw)となる。
そして、ハイ側U相トランジスタUHとロー側V相およびW相トランジスタUL,WLとがオン状態となる第7スイッチング状態S7である時刻t3から時刻t4の期間および時刻t5から時刻t6の期間では、DCリンク電流IDCはU相電流Iuとなる。
そして、ハイサイドアームがオフ状態かつローサイドアームがオン状態となる第8スイッチング状態S8である時刻t4から時刻t5の期間では、DCリンク電流IDCはゼロとなる。
制御部15は、回転直交座標をなすdq座標上で電流のフィードバック制御を行うものであり、例えば運転者のアクセル操作に係るアクセル開度等に応じて設定されるトルク指令TrからId指令*Id及びIq指令*Iqを演算し、Id指令*Id及びIq指令*Iqに基づいて各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwを算出し、各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwに応じてPDU14へゲート信号であるPWM信号を入力すると共に、実際にPDU14からモータ12に供給される各相電流Iu,Iv,Iwに対する各推定値である各相推定電流Ius,Ivs,IwsをDCリンク電流IDCから推定し、各相推定電流Ius,Ivs,Iwsをdq座標上に変換して得たd軸電流Ids及びq軸電流Iqsと、Id指令*Id及びIq指令*Iqとの各偏差がゼロとなるように制御を行う。
この制御部15は、例えば、電流指令演算部21と、電流制御部22と、dq−3相変換部23と、PWM信号生成部24と、相電流推定部25と、3相−dq変換部26と、回転数演算部27と、スイッチング周波数演算部28とを備えて構成されている。
そして、この制御部15には、直流側電流センサ14bにより検出される直流側電流(DCリンク電流)IDCと、バッテリ13の端子電圧(電源電圧)VBを検出する電圧センサ13aから出力される検出値と、モータ12の回転子の回転角(つまり、所定の基準回転位置からのロータの磁極の回転角度)θを検出する回転センサ12aから出力される検出信号と、外部の制御装置(図示略)から出力されるトルク指令Trとが入力されている。
電流指令演算部21は、例えば外部の制御装置(図示略)から入力されるトルク指令Tr(例えば、運転者によるアクセルペダルの踏み込み操作量およびモータ12の回転数ω等に応じて必要とされるトルクをモータ12に発生させるための指令値)と、回転数演算部27から入力されるモータ12の回転数ωとに基づき、PDU14からモータ12に供給される各相電流Iu,Iv,Iwを指定するための電流指令を演算しており、この電流指令は、回転する直交座標上でのId指令*Id及び*Iq指令*Iqとして電流制御部22へ出力されている。
この回転直交座標をなすdq座標は、例えば回転子の永久磁石による界磁極の磁束方向をd軸(界磁軸)とし、このd軸と直交する方向をq軸(トルク軸)としており、モータ12の回転子の回転位相に同期して回転している。これにより、PDU14からモータ12の各相に供給される交流信号に対する電流指令として、直流的な信号であるId指令*IdおよびIq指令*Iqを与えるようになっている。
電流制御部22は、Id指令*Idとd軸電流Idsとの偏差ΔId、および、Iq指令*Iqとq軸電流Iqsとの偏差ΔIqを算出し、例えば回転数演算部27から入力されるモータ回転数ωに応じたPI(比例積分)動作により、偏差ΔIdを制御増幅してd軸電圧指令値*Vdを算出し、偏差ΔIqを制御増幅してq軸電圧指令値*Vqを算出する。
dq−3相変換部23は、回転センサ12aから入力される回転子の回転角θを用いて、dq座標上でのd軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqを、静止座標である3相交流座標上での電圧指令値であるU相出力電圧*VuおよびV相出力電圧*VvおよびW相出力電圧*Vwに変換する。
PWM信号生成部24は、例えば、正弦波状の各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwと、単一の三角波からなるキャリア信号と、後述するスイッチング周波数演算部28により演算されたスイッチング周波数とに基づくパルス幅変調により、PDU14のPWMインバータ14Aの各スイッチング素子をオン/オフ駆動させる各パルスからなるスイッチング指令であるゲート信号(つまり、PWM(パルス幅変調)信号)を生成する。
そして、PWM信号生成部24は、生成したゲート信号のデューティDUTYつまり各スイッチング素子をオン/オフ駆動させる各パルスのオン/オフ状態の比率を算出する。
相電流推定部25は、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCと、PWM信号生成部24から入力されるデューティDUTYと、PDU14の素子電流換算部14Bから出力される各相毎のスイッチング素子電流と、トルク指令Trと、回転数演算部27により演算されるモータ12の回転数ωと、スイッチング周波数とに基づき、モータ12の各相の固定子巻線に供給される各相電流Iu,Iv,Iwに対する推定値である各相推定電流Ius,Ivs,Iwsを推定する。
この相電流推定部25は、例えば図6に示すように、相電流検出可否判定部41と、推定処理選択部42と、相電流抽出部43と、電流補正値記憶部44とを備えて構成されている。
相電流検出可否判定部41は、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCと、PWM信号生成部24から入力されるデューティDUTYとに基づき、DCリンク電流IDCから各相電流Iu,Iv,Iwを検出可能であるか否かを判定する。
つまり、DCリンク電流IDCは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつ、あるいは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつの符号が反転したもの、あるいは、ゼロとなることから、相電流検出可否判定部41は、例えば、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCが、少なくとも上記表1に示すPWMインバータ14Aの各スイッチング状態S2〜S7に対応した値であるか否かを判定する。
推定処理選択部42は、相電流検出可否判定部41による判定結果と、トルク指令Trと、モータ12の回転数ωと、スイッチング周波数とに基づき、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCから各相推定電流Ius,Ivs,Iwsを推定する第1推定処理、または、PWMインバータ14Aのローサイドアームのマルチエミッタ電流から各相推定電流Ius,Ivs,Iwsを推定する第2推定処理の何れか一方の推定処理を選択する。
例えばモータ12の回転数ωが低下あるいはトルク指令Trが増大することに伴って、図7に示すように、各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwの振幅(あるいは実効値)が減少すると、各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vw同士間の電圧差が低下傾向に変化する。これに伴い、単一のキャリア周期fcにおけるDCリンク電流IDCでの各相電流Iu,Iv,Iwの持続時間である電流持続時間、つまり各相毎にオンデューティとなる持続時間は短縮傾向に変化することから、各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vw同士間の電圧差が所定値以下となる状態では、直流側電流センサ14bによる各相電流Iu,Iv,Iwの所望精度での検出が困難となる虞がある。
また、例えば図8に示すように、スイッチング周波数に係るキャリア周波数が増大すると、キャリア周期が減少傾向に変化(例えば、図8に示すキャリア周期fc1からキャリア周期fc2(<fc1)およびキャリア周期fc2からキャリア周期fc3(<fc2)へと変化)することから、各キャリア周期におけるDCリンク電流IDCでの各相電流Iu,Iv,Iwの電流持続時間の絶対値が低下傾向に変化し、キャリア周波数が所定値以下となる状態では、直流側電流センサ14bによる各相電流Iu,Iv,Iwの所望精度での検出が困難となる虞がある。
このため、推定処理選択部42は、例えば図9に示すように、モータ12の回転数ωに対して、ロー側判定閾値Aと、このロー側判定閾値Aに所定値αを加算して得たハイ側判定閾値(A+α)とを設定し、例えば回転数ωが増大傾向に変化してハイ側判定閾値(A+α)よりも大きくなった場合には、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCから各相推定電流Ius,Ivs,Iwsを推定する第1推定処理を選択することを示す相電流推定選択フラグのフラグ値に「1」を設定する。一方、回転数ωが減少傾向に変化してロー側判定閾値Aよりも小さくなった場合には、マルチエミッタ電流から各相推定電流Ius,Ivs,Iwsを推定する第2推定処理を選択するようにして、電流推定選択フラグのフラグ値にゼロを設定する。
なお、ロー側判定閾値Aは、例えばスイッチング周波数に応じた変数K1と、トルク指令Trに応じた変数K2と、所定値A0との積(A=K1×K2×A0)として設定されている。
そして、変数K1は、所定の第1スイッチング周波数f1以下で所定値#K1(<1)とされ、かつ、所定の第2スイッチング周波数f2以上で1とされ、スイッチング周波数が第1スイッチング周波数f1から第2スイッチング周波数f2まで増大することに伴い、増大傾向に変化するように設定されている。
また、変数K2は、所定の第1トルク指令Tr1以下で1とされ、かつ、所定の第2トルク指令Tr2以上で所定値#K2(<1)とされ、トルク指令Trが第1トルク指令Tr1から第2トルク指令Tr2まで増大することに伴い、減少傾向に変化するように設定されている。
相電流抽出部43は、推定処理選択部42により設定された相電流推定選択フラグのフラグ値に応じて第1推定処理または第2推定処理の何れか一方を選択し、各相推定電流Ius,Ivs,Iwsを推定する。
この第1推定処理では、相電流抽出部43は、上記表1に基づき、PWMインバータ14Aの各スイッチング状態S2〜S7において直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを各相推定電流Ius,Ivs,Iwsとして設定する。
例えば、相電流抽出部43は、図5に示す各時刻t1〜時刻t8に対し、第2スイッチング状態S2となる時刻t2から時刻t3の期間および時刻t6から時刻t7の期間で直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを、負号のW相推定電流Iws(つまり、−Iws)として設定する。また、第7スイッチング状態S7である時刻t3から時刻t4の期間および時刻t5から時刻t6の期間で直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを、正号のU相推定電流Iusとして設定する。
また、第2推定処理では、相電流抽出部43は、PDU14の素子電流換算部14Bから出力される各相毎のスイッチング素子電流を各相推定電流Ius,Ivs,Iwsとして設定する。
また、電流補正値記憶部44は、PWMインバータ14Aのローサイドアームを構成する各トランジスタUL,VL,WLの個体差に応じたマルチエミッタ電流の検出誤差を補正するための所定の電流補正値を記憶している。
3相−dq変換部26は、回転センサ12aから入力される回転子の回転角θを用いて、相電流推定部25により推定された静止座標上における電流である各相推定電流Ius,Ivs,Iwsを、モータ12の回転位相による回転座標すなわちdq座標上でのd軸電流Idsおよびq軸電流Iqsに変換する。
回転数演算部27は、回転センサ12aから出力される検出信号、つまりモータ12の回転子の回転角度に基づきモータ12の回転数ωを算出する。
本実施形態によるモータ制御装置10は上記構成を備えており、次に、このモータ制御装置10の動作、特に、PDU14に具備されるPWMインバータ14Aのローサイドアームを構成する各トランジスタUL,VL,WL毎の各マルチエミッタ電流または直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCから各相電流Iu,Iv,Iwを推定する処理について添付図面を参照しながら説明する。
以下に、DCリンク電流IDCから各相電流Iu,Iv,Iwを検出可能であるか否かを判定する処理について説明する。
先ず、例えば図10に示すステップS01においては、各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwのうちの最大値に対応する相である最大電圧相、つまりPWMインバータ14Aのハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHがオン状態となる比率であるオンデューティが最大となる相(例えば、図11でのU相)と、この最大電圧相および各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwのうちの最小値に対応する相である最小電圧相、つまりPWMインバータ14Aのハイサイドアームの各トランジスタUH,VH,WHがオン状態となる比率であるオンデューティが最小となる相(例えば、図11でのW相)以外の相である中間電圧相(例えば、図11でのV相)とのオンデューティの差が所定時間以上であるか否かを判定する。
ステップS01の判定結果が「YES」の場合には、ステップS02に進み、このステップS02においては、例えば上記表1を参照して、最大電圧相のスイッチング素子がオン状態、かつ、中間電圧相および最小電圧相の各スイッチング素子がオフ状態となるスイッチング状態(例えば、図11での第7スイッチング状態S7)においてDCリンク電流IDCとなる第1相電流I1(例えば、図11でのU相電流Iu)の検出が可能であると判定する。
一方、ステップS01の判定結果が「NO」の場合には、ステップS03に進み、このステップS03においては、第1相電流I1(例えば、図11でのU相電流Iu)の検出が不可能であると判定する。
なお、ステップS01において、最大電圧相と中間電圧相とのオンデューティの差に対する判定閾値である所定時間は、例えば直流側電流センサ14bの出力応答の時間特性および直流側電流センサ14bの検出動作のサンプリング時間等に応じた値であって、例えば図11に示す時刻t3から時刻t3aの期間および時刻t5から時刻t5aの期間のように直流側電流センサ14bによる実際の検出状態が所定の安定状態に到達するのに要する検出安定時間に対し、少なくとも検出安定時間よりも長い時間とされている。
そして、ステップS04においては、最小電圧相と、中間電圧相とのオンデューティの差が所定時間以上であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、ステップS05に進み、このステップS05においては、例えば上記表1を参照して、最大電圧相および中間電圧相の各スイッチング素子がオン状態、かつ、最小電圧相のスイッチング素子がオフ状態となるスイッチング状態(例えば、図11での第2スイッチング状態S2)においてDCリンク電流IDCとなる第2相電流I2(例えば、図11での−W相電流Iw)の検出が可能であると判定し、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS06に進み、このステップS06においては、第2相電流I2(例えば、図11での−W相電流Iw)の検出が不可能であると判定し、一連の処理を終了する。
以下に、各相電流Iu,Iv,Iwを推定する処理について説明する。
先ず、例えば図12に示すステップS11においては、トルク指令Trと、モータ12の回転数ωと、スイッチング周波数とに基づき、相電流推定選択フラグのフラグ値を設定する。
次に、ステップS12においては、相電流推定選択フラグのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS15に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS13に進む。
そして、ステップS13においては、PWMインバータ14Aのローサイドアームを構成する各トランジスタUL,VL,WLのマルチエミッタ電流を検出する。
そして、ステップS14においては、各トランジスタUL,VL,WLのマルチエミッタ電流から各相のスイッチング素子電流を算出し、各相推定電流Ius,Ivs,Iwsとして設定して、一連の処理を終了する。
また、ステップS16においては、DCリンク電流IDCを検出する。
そして、ステップS17においては、検出されたDCリンク電流IDCを、PDU14のPWMインバータ14Aのスイッチング状態に応じて各相推定電流Ius,Ivs,Iwsとして設定し、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施形態による電動機の制御装置10によれば、モータ12の運転状態に応じて、DCリンク電流IDCおよびマルチエミッタ電流の何れか一方を選択して各相電流Iu,Iv,Iwを推定することから、例えばDCリンク電流IDCから所望精度の各相電流Iu,Iv,Iwを検出することが困難となった場合であっても、マルチエミッタ電流に基づいて各相電流Iu,Iv,Iwを推定することにより、装置構成が複雑化することを抑制しつつ適切にモータ12を制御することができる。
なお、上述した実施の形態においては、PWM信号生成部24においてゲート信号に基づきデューティDUTYが算出されるとしたが、これに限定されず、デューティDUTYは、例えばゲート信号に応じてタイマ等により計測されてもよいし、例えば各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwおよび電圧センサ13aにより検出される電源電圧VBおよびPWM周期に基づき算出されてもよい。
本発明の実施形態に係る電動機の制御装置の構成図である。 図1に示すPDUのPWMインバータの構成図である。 図2に示すPDUの素子電流換算部の構成図である。 図2に示すPWMインバータの各スイッチング状態S1〜S8を示す図である。 各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwに対する単一の三角波からなるキャリア信号の1周期(キャリア周期fc)でのPWM信号および各相電流Iu,Iv,IwおよびDCリンク電流IDCの変化の一例を示すグラフ図である。 図1に示す相電流推定部の構成図である。 各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwの振幅に応じて変化する単一のキャリア周期fcにおけるDCリンク電流IDCでの各相電流Iu,Iv,Iwの電流持続時間の例を示す図である。 キャリア周波数に応じて変化する単一のキャリア周期fcにおけるDCリンク電流IDCでの各相電流Iu,Iv,Iwの電流持続時間の例を示す図である。 回転数ωと、スイッチング周波数と、トルク指令Trとに応じて変化する相電流推定選択フラグのフラグ値を示すグラフ図である。 DCリンク電流IDCから各相電流Iu,Iv,Iwを検出可能であるか否かを判定する処理を示すフローチャートである。 各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwに対する単一の三角波からなるキャリア信号の1周期(キャリア周期fc)でのPWM信号およびDCリンク電流IDC(理論値および実際値)の変化の一例を示すグラフ図である。 各相電流Iu,Iv,Iwを推定する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 電動機の制御装置
12 モータ
14A PWMインバータ(インバータ)
14a ブリッジ回路(ブリッジ回路)
14b 直流側電流センサ(第1電流検出手段)
14B 素子電流換算部(第2電流検出手段)
15 制御部(制御手段)
31 温度補正部(第1補正手段)
32 特性補正部(第2補正手段)
ステップS01、ステップS04 所定値設定手段
ステップS11 回転数補正手段
ステップS14 第2相電流推定手段
ステップS17 第1相電流推定手段

Claims (5)

  1. パルス幅変調信号により複数相の電動機への通電を順次転流させるインバータと、該インバータの直流側電流を検出する第1電流検出手段と、前記インバータのスイッチング素子に具備されるマルチエミッタ端子のマルチエミッタ電流を検出する第2電流検出手段と、前記第1電流検出手段により検出された前記直流側電流に基づいて前記電動機の相電流を推定する第1相電流推定手段と、前記第2電流検出手段により検出された前記マルチエミッタ電流に基づいて前記電動機の相電流を推定する第2相電流推定手段と、前記電動機の運転状態に応じて、前記第1相電流推定手段および前記第2相電流推定手段の何れか一方を選択し、該選択した何れか一方により推定された前記相電流に基づき前記インバータの前記スイッチング素子のオン/オフ状態を制御するスイッチング制御を実行する制御手段とを備え
    前記制御手段は、前記電動機の回転数に応じて、前記第1相電流推定手段および前記第2相電流推定手段の何れか一方を選択し、該選択した何れか一方により推定された前記相電流に基づき前記スイッチング制御を実行し、
    前記制御手段によって、前記電動機の回転数に応じて、前記第1相電流推定手段および前記第2相電流推定手段の何れか一方が選択される際の選択結果が変更されるタイミングを、少なくとも前記電動機に対するトルク指令および前記スイッチング制御のスイッチング周波数の何れか一方により補正する回転数補正手段を備えることを特徴とする電動機の制御装置。
  2. 前記第2電流検出手段は、前記インバータにおいて前記スイッチング素子を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路の負極側端子に接続された前記スイッチング素子からなるローサイドアームに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動機の制御装置。
  3. 前記第2電流検出手段により検出された前記マルチエミッタ電流を、前記スイッチング素子あるいは前記スイッチング素子周辺の温度により補正する第1補正手段と、
    前記第2電流検出手段により検出された前記マルチエミッタ電流を、前記複数の前記スイッチング素子の状態に係る所定補正値により補正する第2補正手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載の電動機の制御装置。
  4. 前記直流側電流において前記電動機の相電流を所定時間以上に亘って検出可能か否かを判定する判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記判定手段により検出不可能であると判定された場合に、前記第2相電流推定手段により推定された前記相電流に基づき前記スイッチング制御を実行することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかひとつに記載の電動機の制御装置。
  5. 前記所定時間を、前記電流検出手段による検出状態が所定の安定状態に到達するのに要する検出安定時間に基づき設定する所定値設定手段を備えることを特徴
    ことを特徴とする請求項4に記載の電動機の制御装置。
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