JP4628532B2 - 図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置に関し、更に詳細には、固定支持手段に固定された駆動モータで回転制御される駆動回転体と、この駆動回転体から所要距離離間した位置で前記固定支持手段に回転自在に配設される従動回転体と、前記両回転体の外周間に掛装された無端状の図柄ベルトと、この図柄ベルトの図柄を内側から照明する照明手段とを有する図柄表示ユニットを備え、前記両回転体間に展張した前記図柄ベルトの前側帯部分で図柄表示を行なう図柄組み合わせ遊技機用の図柄可変表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機やスロットマシンに代表されるこの種の遊技機においては、図柄組合わせゲーム用の実体表示部として、一般には回転ドラム式の図柄可変表示装置、回転ベルト式の図柄可変表示装置、液晶式の図柄可変表示装置等が採用されている。このうち、回転ドラム式の図柄可変表示装置では、図柄の多数化や大型化に対応するべく図柄ドラムの大型化(大径化)を図る場合、大型のモータが必要になってコスト高になると共に、装置自体の前後サイズが大きくなって遊技機に設置した際に裏側へ大きく突出してしまう不都合を生じ、図柄組合わせゲームにおける表示内容の多様化に充分に応え得ない問題を内在していた。そこで、前記回転ドラム式の図柄可変表示装置に内在する問題を解決し得るものとして、前述した回転ベルト式の図柄可変表示装置が採用されるに至った。
【0003】
例えば図9は、パチンコ機における回転ベルト式の図柄可変表示装置Mの実体表示部とされて、収容ケース部材20内に並列状態で収容設置される3基の図柄表示ユニットUのうちの1基を概略的に示す側断面図である。この図柄表示ユニットUは、当該ユニットUの支持板ともされて前記収容ケース部材20内に位置決め保持される駆動基板兼用の1枚のセット板(固定支持手段)30と、このセット板30に固定された駆動モータ32および張力調整用を含む3個のプーリ33,34,35を有する回転駆動制御機構31と、この回転駆動制御機構31における各プーリ33,34,35の外周間に無端状態で掛装されたフィルム製でマーク式の図柄ベルト37と、図柄ベルト37の移動過程で図柄の位置検出を行なう光学的な検出手段38と、図柄ベルト37の前側帯部分37aにおける表示領域に到来した図柄を内側から照明する照明手段39とから基本的に構成され、前記セット板30単位にユニット化されて取扱い得るようになっている。
【0004】
前記図柄表示ユニットUを内蔵した回転ベルト式の図柄可変表示装置Mでは、パチンコ機の遊技盤H裏側に対して収容ケース部材20単位で容易に位置決めセットされ、この状態においては、各図柄表示ユニットUにおける図柄ベルト37の前記前側帯部分37aが、遊技盤Hに設けた大型装飾部品13の透視表示窓14へ臨み、該前側帯部分37aへ到来した図柄が透視表示窓14を介して視認され得るようになる。そして、遊技機でのゲーム開始に伴って遊技盤H内の始動入賞用スイッチによる検出信号(始動信号)が図示しない制御基板に入力されると、該制御基板によって設定された所要の変動パターンに基づいて前記駆動モータ32が駆動することで図柄ベルト37が回転変動し、当該変動パターン終了後に予め設定された所定図柄を前記前側帯部分37aの停止表示位置に停止させることで、当該図柄が透視表示窓14に形成した表示ライン上に整合するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような回転ベルト式の図柄可変表示装置Mでは、前述した回転ドラム式の図柄可変表示装置に比べて、前後方向のサイズを大きくすることなく表示領域をある程度大きくすることが可能となり、図柄の大型化や図柄コマ数の増加を図って図柄組合わせゲームにおける表示内容の多様化にある程度は対応し得る。しかしながら、図9から明らかなように、前記透視表示窓14に臨んで表示領域を形成する前記前側帯部分37aは、駆動プーリ33および従動プーリ34との間で略垂直の直線的に展張されている部分であるから、前記透視表示窓14を介して視認される図柄は、遊技盤Hの前面からかなり奥まって位置すると共に平面的に表示されるようになり、遊技者から見難くなってしまうと共に迫力ある図柄表示を行ない得ない欠点を内在していた。また前側帯部分37aは、前記駆動プーリ33および従動プーリ34の間で何等支持されていないから、図柄ベルト37が回転移動する過程で前後や左右に振れてしまい、振動が発生して円滑的かつ安定的な回転移動がなされない不都合も指摘されていた。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、図柄表示を行なう前側帯部分を、照明手段のカバー部材に配設した支持回転体で前方へ湾曲した疑似円弧状に延在させることで、この前側帯部分に到来した各図柄の表示効果向上を図ると共に、図柄ベルトの円滑的かつ安定的な回転移動を図り得るよう構成した図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため本発明は、固定支持手段(30)に固定された駆動モータ(32)で回転制御される駆動回転体(33)と、この駆動回転体(33)から所要距離離間した位置で前記固定支持手段(30)に回転自在に配設される従動回転体(34)と、前記両回転体(33,34)の外周間に掛装された無端状の図柄ベルト(37)と、この図柄ベルト(37)の図柄(71)を内側から照明する照明手段(39)とを有する図柄表示ユニット(U)を備え、前記両回転体(33,34)間に展張した前記図柄ベルト(37)の前側帯部分(37a)で図柄表示を行なう図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置において、
前記図柄表示ユニット(U)は、
前記照明手段(39)のカバー部材(80)が、ランプ(82)が収容される開口部を図柄ベルト(37))に向けて開口する姿勢で、前記固定支持手段(30)における前記駆動回転体(33)と従動回転体(34)との間に設置され、
前記カバー部材(80)における前記開口部を挟んで図柄ベルト(37)の移動方向に延在する側縁部の一方に、複数の支持回転体(36)が該図柄ベルト(37)の移動方向に離して回転自在に配列設置されると共に、該カバー部材(80)における側縁部の他方に、前記一方の側縁部に配置した前記複数の支持回転体(36)と別に、複数の支持回転体(36)が該図柄ベルト(37)の移動方向に離して回転自在に配列設置され、
前記各支持回転体(36)は、前記前側帯部分(37a)に接する外周面(66)の前縁が、前記駆動回転体(33)および従動回転体(34)の各外周面(51a,57a)の前縁を結ぶ接線(S)より所要量だけ前方に位置するよう配設されて、前記前側帯部分(37a)における幅方向の一側縁または他側縁だけを支持し、
前記前側帯部分(37a)が、前記駆動回転体(33)と従動回転体(34)および各支持回転体(36)の各外周面(51a,57a,66)で裏側から支持されて前方へ湾曲して延在するよう構成したことを特徴とする。
【0008】
【作用】
各図柄表示ユニットでは、駆動回転体と従動回転体との間に配設された照明手段におけるカバー部材の側縁部の夫々に、図柄ベルトの前側帯部分における幅方向の一側縁または他側縁を裏側から支持する複数の支持回転体を回転自在に配列設置し、各支持回転体の外周面前縁を駆動回転体および従動回転体の各外周面前縁を結ぶ接線より前側へ位置させるように配設することで、図柄ベルトの前記前側帯部分が前方へ湾曲して延在するようになり、各図柄の視認性が高まって図柄表示効果が好適に向上する。しかも、前側帯部分が前方へ湾曲して延在しているので該前側帯部分の延在長さが長くなり、これに伴って表示領域が拡大するので図柄表示効果が向上する。
また、各支持回転体が前側帯部分を所要間隔毎に回転支持するので、この前側帯部分の前後・左右への振れが防止され、図柄ベルトの円滑的かつ安定的な回転移動を図り得る。
なお、各支持回転体は、カバー部材における前側壁部の左および右側縁部に沿って所要間隔毎に配設したり、前記カバー部材における左および右側壁部へ所要間隔毎に配設することで、前側帯部分の左側縁および右側縁を好適に支持し得る。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。ここで本実施例では、図柄組み合わせ遊技機としてパチンコ球を遊技媒体として使用するパチンコ機を例示すると共に、図柄可変表示装置として該パチンコ機に実施される回転ベルト形式の図柄可変表示装置を例示する。なお、本発明が対象とする遊技機は、パチンコ機に限らずアレンジボール機やスロットマシン等も対象とされる。
【0010】
(パチンコ機)
そこで、先ず本実施例に係るパチンコ機につき、図6を参照しながら要約説明する。このパチンコ機Pは、その基本的な構成として、固定用の外郭枠とされる外枠Aの開口前面側に、開閉用の搭載枠とされる前枠Bが、連結支持手段および施錠手段等を利用して着脱および開閉可能に組付けられている。そして、この前枠Bの前面側には、遊技機共通用の構成部材である横開き式のガラス扉Dを組付けた窓枠Cと、このガラス扉Dの下部において前枠Bに対して着脱および開閉可能に組付けられる開閉セット盤の前側にセットされた上球皿Eと、下段に位置する下球皿Fおよび打球発射装置G等が組付けられ、また後面側に機構セット盤(図示せず)が装備されている。また、前枠B裏側における収容枠体の正面内部に、所要の遊技領域を構成した遊技盤Hが着脱交換可能にセットされている。一方、貸し球の払出し制御に必要とされる球貸しシステム(カード式)Kが、パチンコ機Pの側方(外枠Aの隣接部位)に設置されて各電子制御部と接続されている。
【0011】
(遊技盤)
前記遊技盤Hは、図7に示すように、略円形状に湾曲形成したレール10により囲まれた遊技領域11の前側において、縦央やや下部に配設されてセーフ球をスイッチで検出し得る始動入賞具12と、この始動入賞具12の直上方に配置されて後述する本実施例の図柄可変表示装置Mの表示領域が整合する透視表示窓14を形成した大型装飾部品13と、風車とも称されて遊技球用の流下方向を任意に変向する案内車15と、始動入賞具12の直下方に設置された電動式の大型入賞装置Nと、遊技状態に応じて照射パターンが変更制御される電飾装置16等を備えている。なお、図7中の符号17はアウト口、符号Lは表示ラインを示している。
【0012】
(図柄可変表示装置)
次に、前記遊技盤Hの裏側に設置される本実施例に係る図柄可変表示装置Mについて説明する。本実施例の図柄可変表示装置Mは、前記始動入賞具12からの始動入力条件により、当該パチンコ機Pの背面所要位置に設置された制御基板(図示せず)から出力される制御信号に基づいて、3基の図柄表示ユニットUにおける各図柄ベルト37を、設定された変動パターンに基づいて所要時間に亘って回転させた後に停止する形式のものである。すなわち、この図柄可変表示装置Mは、図1および図2に示すように、前記遊技盤Hの裏側に整合して組付けられる収容ケース部材20内に横並びの並列状態で収容セットされる3基の図柄表示ユニットU,U,U等から構成されている。
【0013】
(収容ケース部材)
前記収容ケース部材20は、図1に示す如く、方形枠状に成形されて前記遊技盤H裏側に整合する前枠体21と、この前枠体21の後側開口部に整合して内部に収容した各図柄表示ユニットUの後側を被覆する後箱体22とから構成されている。そして、前枠体21と後箱体22とを前後に整合させることで、3基の図柄表示ユニットU,U,Uを並列状態に収容セットするための収容室23が内部に画成される。また後箱体22の背面下部には、各図柄表示ユニットUのセット板30にビス固定した回路基板40の中継コネクタ44に整合する通口24が開口形成されている一方、図示しない制御基板からの信号コード46が連結される中継基板45用の基板設置部25が設けられている。
【0014】
(図柄表示ユニット)
収容ケース部材20の収容室23内に並列状態に収容される3基の図柄表示ユニットUは、基本的には構成が全く同一で、同ユニットUの支持板ともされて前記収容室23内に位置決め保持される1枚の固定支持手段としてのセット板30単位でユニット化され、簡単に構成されて容易に取扱い得るようになっている。すなわち各図柄表示ユニットUは、図5に示すように、前記セット板30に配置された駆動モータ32および張力調整用を含む複数のプーリ(回転体)33,34,35,36を有する回転駆動制御機構31と、この回転駆動制御機構31の各プーリ外周間に無端状態で展張掛装されたフィルム製でマーク式の図柄ベルト37と、この図柄ベルト37の移動過程で図柄の位置検出をなす光学的な検出手段38と、前記図柄ベルト37の前側帯部分37aに到来した図柄を内側から適宜照明する照明手段39等から構成されている。
【0015】
(セット板)
前記セット板30は、例えばガラス繊維入りの合成樹脂板材より前記収容ケース部材20の収容室23の内側サイズに整合する略長方形に成形され、各部分に各種部材用の取付孔や放熱孔等が成形されている。そして、セット板30の裏面略中央には、駆動モータ用回路41、検出手段用回路42、照明用回路43をプリント形成すると共に中継コネクタ44を配設した前記回路基板40が固定されており、夫々の回路41,42,43に駆動モータ32、検出手段38、照明手段39が電気的に接続されて、前記中継コネクタ44に集約されるようになっている。また、各図柄表示ユニットUにおける夫々の回路基板40は、中継コネクタ44を介して前記1枚の中継基板45に電気的に接続され、この中継基板45および信号コード46を介して図示しない制御基板の入出力制御部に電気的に接続されるようになっている。
【0016】
(回転駆動制御機構)
前記回転駆動制御機構31は、前記セット板30の表面において、該セット板30の下部所定位置にビス48等で固定された前記駆動モータ32と、前記モータ32の駆動軸32aに連結セットされた駆動プーリ(駆動回転体)33と、該セット板30の上部所定位置に回転自在に支持された小径の従動プーリ(従動回転体)34と、この従動プーリ34の後方側に配設された張力調整用のテンションプーリ35と、前記駆動プーリ33および従動プーリ34の間に配設された前記照明手段39のカバー部材80に回転自在に配設された複数の小径のアイドルプーリ(支持回転体)36とから構成されている。そして、これら駆動プーリ33、従動プーリ34、テンションプーリ35および各アイドルプーリ36の外周間に、前記図柄ベルト37が展張状態で掛装されるようになっている。すなわち、実施例の図柄可変表示装置Mにおける各図柄表示ユニットUでは、図9に示した従来の図柄表示ユニットUと比較すると、照明手段39におけるカバー部材80の所要位置に、図柄ベルト37の前記前側帯部分37aを裏側から支持する複数のアイドルプーリ36を追加設置したものである。
【0017】
(駆動プーリ)
駆動プーリ33は、リム部51およびスポーク部52からなる合成樹脂製の第1駆動プーリ(第1半体)49および第2駆動プーリ(第2半体)50を相互に対向接合した籠車形を呈して全体の大幅な軽量化が図られ、夫々のプーリ49,50を前記駆動モータ32の駆動軸32aにビス48で組付けた際には、第1駆動プーリ49の内側に該駆動モータ32が収容されるようになっている。そして、夫々のプーリ49,50におけるリム部51,51の外周面51a,51aで、前記図柄ベルト37の幅方向の左側縁(一側縁)および右側縁(他側縁)を支持するようになっている一方、第1駆動プーリ49の外周面51aには所要間隔毎に突起53が形成されてスプロケット状を呈している。すなわち駆動プーリ33は、両端部位に設けた幅狭の各リム部51,51の外周面51a,51aだけで図柄ベルト37裏面の両側縁部に接しており、該ベルト37の両側縁部を除く裏面の大部分は駆動プーリ33と非接触状態で回転移動するようになっている。
【0018】
(従動プーリ)
前記従動プーリ34は、セット板30表側の上部前方部位に水平に固定された回転支軸55に回転自在に配設され、該回転支軸55に外嵌される支持筒部56と、この支持筒部56の両側に複数のスポーク59を介して形成されたリム部57,57とから構成される合成樹脂成形部材であって、両リム部57,57の外周面57a,57aで前記図柄ベルト37の左側縁(一側縁)および右側縁(他側縁)を支持するようになっている。また、両リム部57,57の外側面には、図柄ベルト37の外れ防止を図るためのフランジ58が一体成形されている。このように、前記リム部57,57が両端部位にのみ形成された実施例の従動プーリ34は、全幅に亘ってリム部が形成された筒体形状のものと比較すると、かなりの軽量化が図られている。
【0019】
(テンションプーリ)
前記テンションプーリ35は、セット板30表側の後方において水平に固定された揺動支軸60に揺動可能に支持されたアーム61の上端部位に、回転支軸63を介して回転自在に配設されている。このアーム61は、捻りスプリング62により常には図1の反時計方向へ揺動付勢されており、前記テンションプーリ35は該スプリング62の付勢下に図柄ベルト37の裏面へ圧接され、該図柄ベルト37を常に適正な伸張状態に保持しながら案内し得るようになっている。なおテンションプーリ35は、図柄ベルト37の裏面全面に接触するように細長円筒状を呈していると共に、中間部位の外径が若干大きくに設定されて所謂樽形状に形成されており、図柄ベルト37の好適な展張支持および外れ防止が図られるようになっている。
【0020】
(アイドルプーリ)
本実施例におけるアイドルプーリ36は、前記セット板30における前記駆動プーリ33と従動プーリ34との間に設置された前記照明手段39における光反射用のカバー部材80に、回転自在に配列設置されている。具体的には、前記カバー部材80において、図柄ベルト37の前記前側帯部分37aに臨む前端縁部83の左側縁に対して上下方向へ所要間隔毎に5個配設されると共に、前端縁部83の右側縁に対して同じく上下方向へ所要間隔毎に5個配設され、合計10個のアイドルプーリ36が配設されている。各アイドルプーリ36は、幅狭かつ小径の合成樹脂成形部材であって、カバー部材80に一体的に対向的に突出形成された支持片85,85間に架設された回転支軸65に回転自在に配設されており、左側縁に上下直列状に配列された5個のアイドルプーリ36は、夫々の外周面66で図柄ベルト37の幅方向の左側縁(一側縁)を支持すると共に、右側縁に上下直列状に配列された5個のアイドルプーリ36は、夫々の外周面66で図柄ベルト37の幅方向の右側縁(他側縁)を支持するようになっている。なお各アイドルプーリ36は、幅狭かつ小径であるから極めて軽量に形成されている。
【0021】
そして前記カバー部材80は、図1に示すようにその前端縁部83が、前記駆動プーリ33における外周面51aの前縁および前記従動プーリ34における外周面57aの前縁を結ぶ接線Sより前側へオフセットした位置に設置されていることにより、何れのアイドルプーリ36もこの接線Sよりも前側に位置している。しかもカバー部材80の前端縁部83は、上下方向の中間部位が最も前方へ突出していると共に、この中間部位から上方部分は前記従動プーリ34側(後方側)へ適宜傾斜していると共に、中間部位から下方部分は前記駆動プーリ33側(後方側)へ同じく適宜傾斜しており、全体的には疑似円弧状に湾曲形成されている。すなわち、カバー部材80の前側縁部83の左端縁および右端縁に直列状に配列された夫々のアイドルプーリ36は、該前側縁部83の湾曲形状に沿って配設されることになる。これにより前側帯部分37aは、図面から明らかなように、前記駆動プーリ33と従動プーリ34および各アイドルプーリ36の各支持面51a,57a,66に接する比較的大径の疑似円の一部をなす疑似円弧状に延在するようになる。従って、当該図柄表示ユニットUを収容した図柄可変表示装置Mを遊技盤Hの裏側へ装着した際には、図柄ベルト37の疑似円弧状に延在する前記前側帯部分37aが、透視表示窓14の側へ湾曲しながら臨むように設定されている。
【0022】
(図柄ベルト)
前記図柄ベルト37は、所要長に形成された図柄表示体における長手方向の両端部同士を溶着接合して、極めて抗張力が高く伸縮変化の小さい無端ベルトに構成されて、前記回転駆動制御機構31における各プーリ33,34,35,36の外周間に亘り、図1および図5に示すように掛装セットされている。すなわち図柄ベルト37は、前記テンションプーリ35に作用する付勢力により常には全体的に適正な展張状態に保持されているもとで、前記駆動プーリ33の各外周面51a,51aの略半周分に亘り常に掛け受けされる一方、駆動プーリ33と従動プーリ34との間に亘る前側帯部分37aは、前記各アイドルプーリ36により前方側へ湾曲した疑似円弧状に展張され、駆動プーリ33とテンションプーリ35との間に亘る後側帯部分37bは略垂直の直線状態に展張される。また図柄ベルト37の一方の側縁部(右側縁)には、前記駆動プーリ33に設けた各突起53が係合可能な係止孔70が所要間隔毎に穿設されており、駆動プーリ33の回転下に各突起53が夫々の係止孔70と順次係合・分離することにより図柄ベルト37の滑りが好適に回避され、図柄ベルト37の安定かつ確実な回転移動を実現し得るようになっている。なお図柄ベルト37は、前記テンションプーリ35を支持するアーム61の姿勢変位を利用して(図1の時計方向へ強制的に揺動させる)、手早く着脱交換可能となっている。
【0023】
前述した図柄ベルト37の母体である図柄表示体は、具体的には抗張力が高く伸縮変化の小さい2枚の透明な極薄フィルム状材(例えばポリエステル、肉厚25〜40μm)をラミネートしたものを使用し、所定の印刷裁断加工技術に基づいて所定の長さおよび幅寸法に成形されたものである。そして、図5に示すように、当り用および外れ用を含む複種類の図柄(便宜上アルファベット文字で略字する)71が、所定順序および間隔毎に形成配置されている一方、適宜選定した1個の基準となる図柄71(便宜上Aと表示した図柄)と残りの各図柄71に対する所要位置に、前記検出手段38で検出される1個の基準マーク72および複数個の図柄マーク73が形成されている。
【0024】
(検出手段)
前記検出手段38は、図柄ベルト37の連続移動過程で基準マーク72の検出時に該ベルト37の1回転毎の位置決め基準検出をなし、この検出時を基準にして各位置の図柄マーク73を1つずつ検出するものであって、発光部と受光部とを有する光センサ75が利用される。そして、図柄ベルト37の前側帯部分37aに対する下方部に並列状態で設置されて、前記回路基板40における検出手段用回路42に電気的に接続されている。なお検出手段38は、光透過形式の両センサ75,75が基準マーク72および図柄マーク73に対して、非光透過状態(光遮蔽状態)を呈した時点で有検出(コード信号「1」)に変換されるように設定されている。
【0025】
(照明手段)
前記照明手段39は、図1〜図4に示すと共に前述したように、前記セット板30における前記駆動プーリ33および従動プーリ34の間に設置された前記カバー部材80に、前記照明手段用回路43に電気的に接続される基板81に配設された3個のランプ82,82,82を組付けて構成されている。前記カバー部材80は、前側帯部分37aに到来した3コマ分の図柄71の好適な照明を図るために、前記カバー部材80を縦長に形成してその上部および下部はアイドルプーリ36の上下から突出するサイズに設定すると共に、その前端縁部83は前述したように図柄ベルト37の前記前側帯部分37aに沿った疑似円弧状に形成し、かつ各ランプ82,82,82の間に仕切壁80aが形成してある。これにより実施例の照明手段39では、疑似円弧状に延在する前側帯部分37aに沿ってケース部材80および3個の各ランプ82,82,82が適切な間隔および距離を以て配設されるので、所定の発光照射条件に基づいて対応の図柄71を内側から直接照射し得ると共に、上,中,下の夫々の図柄71の明確な区分照明を図り得るようになっている。なお各ランプ82,82,82は、所要の発光色をもつLEDランプや丸形蛍光ランプ等が好適に使用可能である。
【0026】
前述のように、1枚のセット板30単位で構成された3基の図柄表示ユニットUは、図2に示すように、前記収容ケース部材20の収容室23内に並列状態で収容セットすることで、当該図柄可変表示装置Mにおける左列,中列,右列からなる1組の実体表示部とされる。そして、各図柄表示ユニットUにおける夫々の回路基板40を、中継コネクタ44を介して前記中継基板45に連結したもとで、該中継基板45を図示しない制御基板に接続することで、該制御基板により夫々の図柄表示ユニットU,U,Uの駆動制御が可能とされる。
【0027】
【実施例の作用】
次に、前述のように構成された本実施例に係る図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置の作用につき説明する。
【0028】
(図柄可変表示装置のセット)
前述のように構成された3基の図柄表示ユニットU,U,Uを、収容ケース部材20の収容室23内へ並列的に収容して組み立てられた実施例の図柄可変表示装置Mは、透視表示窓14を有する前記遊技盤Hの裏側の所定位置へ、ビスや適宜固定手段等を用いて組付装着する。これにより各図柄表示ユニットUでは、図1に示すように、図柄ベルト37における疑似円弧状の前記前側帯部分37aが、遊技盤Hに設置した大型装飾部品13における透視表示窓14の後側に整合するようになる。
【0029】
そして、当該パチンコ機Pでのゲーム開始に伴い、前記始動入賞具12への入球による始動入賞スイッチの検出信号(始動信号)が前記制御基板へ入力されると、該制御基板での処理結果として設定された変動パターンに対応した図柄変動制御が実行される。すなわち各図柄表示ユニットUでは、回転駆動制御機構31における前記駆動モータ32が駆動制御されることにより、駆動プーリ33、従動プーリ34、テンションプーリ35およびアイドルプーリ36に展張掛装された図柄ベルト37が回転移動し、また前記検出手段38による基準マーク72および図柄マーク73の検出に基づいて各図柄71の位置検出を行なう一方、更に前記照明手段39により前側帯部分37aに到来する図柄71を裏側から照明する。そして、制御基板で設定された変動パターンに基づいた変動制御の完了後に、各図柄表示ユニットUの回転駆動制御機構31の停止制御に基づいて図柄ベルト37が移動停止し、前記前側帯部分37aに到来した所要の図柄71を前記透視表示窓14の表示ラインL上に表示させる。
【0030】
ここで実施例の図柄可変表示装置Mでは、前記各図柄表示ユニットUにおける図柄ベルト37の前側帯部分37aが前側へ湾曲した疑似円弧状に延在しているため、この前側帯部分37aに到来する各図柄71は、前記透視表示窓14の側へ近接するようになる。従って、透視表示窓14を介して透視される各図柄71の視認性が高められ、当該パチンコ機Pの前面に着座して遊技をしている遊技者に対する図柄表示効果が好適に向上する。しかも、前側帯部分37aが直線状に延在している従来の可変図柄表示装置M(図9)と比較すると、疑似円弧状に延在している本実施例の前側帯部分37aの方が延在長さが長くなっているから、これに伴って表示領域が拡大して図柄表示効果が向上している。
【0031】
更に、疑似円弧状に延在している前側帯部分37aの裏側に沿って前記照明手段39が臨んでいるので、この前側帯部分37aに到来した図柄71が各ランプ82で直接的に照明され、拡大した表示領域全体を確実かつ均一的に照明可能となり、照明効果が高まることにより更に図柄表示効果の向上が図られる。
【0032】
また、駆動プーリ33と従動プーリ34との間に延在する前記前側帯部分37aは、前記各アイドルプーリ36により所要間隔毎に回転支持されるので、この前側帯部分36の前後または左右への振れやバタ付きが好適に防止され、図柄ベルト37の円滑的かつ安定的な回転移動が図られる。
【0033】
また、各図柄表示ユニットUにおける前記回転駆動制御機構31では、駆動プーリ33および従動プーリ34の大幅な軽量化を図る一方、追加設置された各アイドルプーリ36も軽量に形成されているから、各プーリ33,34,36は慣性の大きな軽減化が図られている。これにより、駆動モータ32の起動加速時の立上げおよび減速停止時の立下げが極めて軽快かつスムーズとなり、該駆動モータ32に対する負担が軽減される一方、誤動作発生および図柄ベルト37裏面の摩耗や擦傷の発生等も好適に軽減される。
【0034】
更に、駆動プーリ33、従動プーリ34および各アイドルプーリ36は、幅広のリム部における外周面全面で図柄ベルト37の裏面に接するのではなく、幅狭のリム部51,57,67における外周面51a,57a,66で、該図柄ベルト37裏面の左側縁部および右側縁部だけに接して支持するようになっている。従って、図柄ベルト37裏面の摩擦防止や擦傷形成防止に加えて、塵埃やタバコのヤニ等による汚れ付着、等の発生も好適に軽減される。
【0035】
なお実施例の図柄可変表示装置Mでは、前記照明手段39におけるカバー部材80の前端縁部に対する前記アイドルプーリ36の配設位置を前後に変更することで、前記駆動プーリ33と従動プーリ34の各外周面51a,57aおよびアイドルプーリ36の各支持面66に接する疑似円の外径が変化するから、これに伴って前側帯部分37aの疑似円弧の曲率を変更することが可能である。例えば、前記各アイドルプーリ36を更に前側方向へオフセットさせて設置すれば、前側帯部分37aの疑似円弧の曲率が更に小さくなって、透視表示窓14の側へ近接させ得るようになる。
【0036】
すなわち図柄可変表示装置Mでは、同装置Mの前後サイズを大きくすることなく、図柄ベルト37の前側帯部分37aを曲率の大きな疑似円弧とすることが可能である。
【0037】
【変更例】
図8は、照明手段39のカバー部材80に対する各アイドルプーリ36の配設形態の変更例を示す斜視図である。この変更例では、前記カバー部材80における左側壁部84および右側壁部84の前縁部位に、各支持回転体36を所要間隔毎に回転自在に配設した形態であって、左側壁部84に回転支軸67を利用して回転自在に配設した5個の各アイドルプーリ36で前側帯部分37aの左側縁を支持すると共に、右側壁部84に回転支軸67を利用して回転自在に配設した5個の各アイドルプーリ36で該前側帯部分37aの右側縁を支持するようになっている。この形態例においても、カバー部材80の左側壁部84および右側壁部84に配設した夫々5個ずつの各アイドルプーリ36が疑似円弧状に配列されているので、前記前側帯部分37aは、前記駆動プーリ33と従動プーリ34および各アイドルプーリ36の各支持面51a,57a,66に接する比較的大径の疑似円の一部をなす疑似円弧状に延在するようになる。また夫々のアイドルプーリ36は、幅狭かつ小径に形成されて慣性が軽減されているから、該アイドルプーリ36の追加設置に伴う駆動モータ32の負担は最小限に抑えられる。
【0038】
そして、前記図柄可変表示装置Mをスロットマシンに採用する場合には、前記駆動モータ32や各プーリ33,34,35,36を含む回転駆動制御機構31の大型化および重量化に伴い、前記セット板30よりも剛性が高い適宜の固定支持手段、例えば金属製のセット板等が採用される。更にスロットマシンでは、前記パチンコ機Pの構成部材である前記遊技盤Hが装備されていないから、図柄可変表示装置Mは当該スロットマシンの筐体内部に収納された状態で設置され、また各図柄表示ユニットUにおける図柄ベルト37の前側帯部分37aは、前記筐体の前面化粧扉に設けた透視表示窓へ整合して臨むようになる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置によれば、各図柄表示ユニットでは、駆動回転体と従動回転体との間に配設された照明手段におけるカバー部材の側縁部の夫々に、図柄ベルトの前側帯部分における幅方向の一側縁または他側縁を裏側から支持する複数の支持回転体を回転自在に設置し、各支持回転体の外周面前縁を駆動回転体および従動回転体の各外周面前縁を結ぶ接線より前側へ位置させるように配設したことで、図柄ベルトの前記前側帯部分が前方へ湾曲して延在し、この前側帯部分に到来する各図柄は透視表示窓の側へ近接するようになる。従って、透視表示窓を介して透視される各図柄の視認性が高まって図柄表示効果が好適に向上する有益な効果を奏する。しかも、前側帯部分が前方へ湾曲して延在しているので該前側帯部分の延在長さが長くなり、これに伴って表示領域が拡大するので図柄表示効果が向上する利点がある。
また、各支持回転体が前側帯部分を所要間隔毎に回転支持するので、この前側帯部分の前後・左右への振れが防止され、図柄ベルトの円滑的かつ安定的な回転移動を図り得る利点もある。
なお各支持回転体は、カバー部材における側壁部に沿って所要間隔毎の直列に配設したり、前記カバー部材における側壁部の前縁に所要間隔毎の直列に配設すれば、前側帯部分の左側縁および右側縁を好適に支持し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適実施例に係る図柄可変表示装置を、遊技盤の後側に装着した状態で示す側断面図である。
【図2】実施例の図柄可変表示装置を、内部構成を表示するために一部破断して示す正面図である。
【図3】図柄表示ユニットを、照明手段のカバー部材の中間部位で破断した平断面図である。
【図4】複数のアイドルプーリを前端縁部に配設した照明手段のカバー部材に、ランプを配設したランプ基板を後方からセットする状態で示す斜視図である。
【図5】図1に示す図柄表示ユニットの分解斜視図である。
【図6】実施例に係る図柄可変表示装置を装着したパチンコ機の正面図である。
【図7】図6に示したパチンコ機に実施され、後側に図柄可変表示装置を装着した遊技盤の正面図である。
【図8】照明手段のカバー部材に対する各アイドルプーリの配設形態の変更例を示す斜視図である。
【図9】従来の図柄可変表示装置を、遊技盤の後側に装着した状態で示す側断面図である。
【符号の説明】
30 セット板(固定支持手段)
32 駆動モータ
33 駆動プーリ(駆動回転体)
34 従動プーリ(従動回転体)
36 アイドルプーリ(支持回転体)
37 図柄ベルト
37a 前側帯部分
39 照明手段
51a 外周面
57a 外周面
66 外周面
67 回転支軸
71 図柄
80 カバー部材
82 ランプ
83 前端縁部
84 側壁部
85 支持片
S 接線
U 図柄表示ユニット
Claims (3)
- 固定支持手段に固定された駆動モータで回転制御される駆動回転体と、この駆動回転体から所要距離離間した位置で前記固定支持手段に回転自在に配設される従動回転体と、前記両回転体の外周間に掛装された無端状の図柄ベルトと、この図柄ベルトの図柄を内側から照明する照明手段とを有する図柄表示ユニットを備え、前記両回転体間に展張した前記図柄ベルトの前側帯部分で図柄表示を行なう図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置において、
前記図柄表示ユニットは、
前記照明手段のカバー部材が、ランプが収容される開口部を図柄ベルトに向けて開口する姿勢で、前記固定支持手段における前記駆動回転体と従動回転体との間に設置され、
前記カバー部材における前記開口部を挟んで図柄ベルトの移動方向に延在する側縁部の一方に、複数の支持回転体が該図柄ベルトの移動方向に離して回転自在に配列設置されると共に、該カバー部材における側縁部の他方に、前記一方の側縁部に配置した前記複数の支持回転体と別に、複数の支持回転体が該図柄ベルトの移動方向に離して回転自在に配列設置され、
前記各支持回転体は、前記前側帯部分に接する外周面の前縁が、前記駆動回転体および従動回転体の各外周面の前縁を結ぶ接線より所要量だけ前方に位置するよう配設されて、前記前側帯部分における幅方向の一側縁または他側縁だけを支持し、
前記前側帯部分が、前記駆動回転体と従動回転体および各支持回転体の各外周面で裏側から支持されて前方へ湾曲して延在するよう構成した
ことを特徴とする図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置。 - 前記カバー部材における前記一方の側縁部の前面および前記他方の側縁部の前面の夫々に、前側帯部分に向け突出すると共に該前側帯部分の幅方向で対向する一対の支持片が、前記図柄ベルトの移動方向へ所要間隔毎の直列に配設され、
前記支持回転体が、前記支持片間に回転自在に支持されている請求項1記載の図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置。 - 前記カバー部材における前記一方の側縁部の外側面および前記他方の側縁部の外側面の夫々に、側方へ延出する回転支軸が、前記図柄ベルトの移動方向へ所要間隔毎に配設され、
前記支持回転体が、前記各回転支軸に回転自在に支持されている請求項1記載の図柄組合わせ遊技機用の図柄可変表示装置。
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