JPH07204318A - 遊技機の表示装置 - Google Patents

遊技機の表示装置

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JPH07204318A
JPH07204318A JP648194A JP648194A JPH07204318A JP H07204318 A JPH07204318 A JP H07204318A JP 648194 A JP648194 A JP 648194A JP 648194 A JP648194 A JP 648194A JP H07204318 A JPH07204318 A JP H07204318A
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JP
Japan
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display device
display
rotating bodies
patterns
roller
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Application number
JP648194A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Otsuka
良宏 大塚
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体に占める表示面積が大きいルーレッ
トタイプの遊技機の表示装置を提供する。 【構成】 第1ないし第3の回転体6,7,8の端面に
数種類の絵柄6c,7c,8cを円環状に配列した表示
面6a,7a,8aをそれぞれ形成し、これら表示面6
a,7a,8aを同心円状に配置すると共に、各回転体
6,7,8に互いに半径を異にする円筒部6b,7b,
8bを形成し、これら円筒部6b,7b,8bの周縁を
複数のローラ24でそれぞれ回転自在に支持した。ま
た、各回転体6,7,8の表示面6a,7a,8aを背
面側から照明する場合は、円環状のプリント基板30上
に複数のLED31を実装し、このプリント基板30を
表示面6a,7a,8aとローラ24との間に画成され
る空間に配置した。 【効果】 各回転体の表示面はそれぞれルーレットの如
く互いに独立して回転し、遊技者は各回転体の全ての絵
柄を目視することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機やスロット
ル機等の遊技機に具備される表示装置に係り、特に、絵
柄が配列された複数個の回転体が停止したときに、それ
ぞれの回転体の絵柄同士を組合せるようにした遊技機の
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ機においては、遊技上で
の興趣を高めるために、遊技盤の中央に役物と呼ばれる
表示装置を配置したものが主流となっている。この表示
装置は、同一軸線上に並設された例えば3個のドラムを
具備し、これらドラムは、ステッピングモータや制御回
路等からなる駆動装置によって、互いに独立して回転制
御されるようになっている。また、各ドラムの周面には
数種類の絵柄が回転方向に沿ってそれぞれ配列されてお
り、これら絵柄の一部が表示窓に現れるようになってい
る。
【0003】このような表示装置を備えたパチンコ機に
おいて、特定のセーフ穴に入賞球が入ると、各ドラムは
ステッピングモータによって一斉に回転した後、遊技者
によるストップボタンの操作あるいはオートストップ信
号により停止する。その際、表示窓に現れる各ドラムの
絵柄が所定の組合せになると、その組合せに応じて特定
の入賞口が開放し、入賞球が入りやすい状況となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の如く
構成された従来の表示装置にあっては、複数個のドラム
を同一軸線上に並設し、各ドラムの周面に配列された数
種類の絵柄の一部を表示窓内に露出させてこれを表示面
としているため、表示装置全体に占める表示面の大きさ
が制限され、遊技機としての面白みに欠けるという難点
があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その第1の目的は、表示面が大き
い新規な遊技機の表示装置を提供することにあり、その
第2の目的は、表示面が大きいバックライト付きの遊技
機の表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の第1の
目的は、数種類の絵柄を有する複数個の回転体と、これ
ら回転体を互いに独立して回転制御する駆動手段とを備
え、前記回転体が停止したときに、それぞれの回転体の
絵柄同士を組合せるようにした遊技機の表示装置におい
て、前記各回転体の端面に前記絵柄を配列した円環状の
表示面をそれぞれ形成し、これら表示面を同心円状に配
置することによって達成される。
【0007】また、上記した本発明の第2の目的は、前
記各回転体に互いに半径を異にする円筒部をそれぞれ設
け、これら円筒部の周縁を複数のローラでそれぞれ回転
自在に支持し、このローラと前記回転体の表示面との間
に画成される空間に、該表示面を照明するバックライト
用の光源を配置することによって達成される。
【0008】
【作用】回転体の端面に数種類の絵柄を円環状に配列し
てこれを表示面とし、このような回転体をその表示面が
同心円状に配置されるよう複数個組み合わすと、各回転
体の表示面はそれぞれルーレットの如く互いに独立して
回転し、遊技者は各回転体の全ての絵柄を目視すること
ができる。
【0009】また、各回転体の支持構造として、回転体
に設けた円筒部の周縁を複数のローラで支持する構造を
採用すると、表示面を照明するバックライト用光源の配
置スペースが確保され、表示面の視認性を高めることが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明の一実施例に係る表示装置の正面図、
図2は該表示装置の内部機構を示す縦断面図、図3は図
2の表示装置に備えられるハウジングの平面図、図4は
該表示装置の底面図、図5は該表示装置の一部を省略し
て示す平面図、図6は図2の表示装置に備えられる回転
体の支持構造を示す要部断面図、図7は図2の表示装置
に備えられる取付体の平面図、図8は図7のA−A線断
面図、図9は図2の表示装置に備えられる第2の回転体
の平面図、図10は図9のB−B線断面図、図11は図
1の表示装置が装着されたパチンコ機の外観を示す正面
図である。
【0011】まず、図11を用いてパチンコ機の概略構
成を説明すると、このパチンコ機は遊技盤1と受皿2お
よびハンドル3等を具備し、ハンドル3の操作によって
受皿2に貯えられた入賞球が遊技盤1に発射されるよう
になっている。前記遊技盤1には、セーフ穴や入賞口、
チューリップ、障害釘等が設けられると共に、ほぼ中央
に役物と呼ばれる表示装置4が配置されており、この表
示装置4は特定のセーフ穴に入賞球が入ると動作するよ
うになっている。
【0012】図1に示すように、前記表示装置4は、円
形の表示窓5aを有する前面パネル5と、この前面パネ
ル5の内部に同心円状に配置された第1ないし第3の回
転体6,7,8とを具備しており、前面パネル5の天面
には入賞球が入る図示せぬセーフ穴が設けられている。
前記回転体6,7,8の詳細な構成については後述する
が、各回転体6,7,8は前記表示窓5a内に位置する
円環状の表示面6a,7a,8aをそれぞれ有し、これ
ら表示面6a,7a,8aは透明なカバー9によって被
われている。このカバー9は円錐形状の受面9aを有
し、前面パネル5のセーフ穴に入った入賞球が受面9a
に沿って回転しながら通過できるようになっている。ま
た、カバー9の中央には円筒状の収納部9bが形成され
ており、この収納部9b内に7セグメント表示素子とし
てのLED10がプリント基板11に実装された状態で
配置されている。
【0013】図2に示すように、前記各回転体6,7,
8はハウジング12の内部に収納されており、後述する
ローラ群によってハウジング12に回転自在に支持され
ている。図3に示すように、前記ハウジング12は内部
に仕切壁13を有し、この仕切壁13の上面には中心か
ら外側に放射状に配列された第1ないし第3のボス12
a,12b,12c群が立設されている。これらのボス
12a,12b,12c群は、中心が同じで半径を異に
する仮想円a,b,c上に約120度の等間隔を保って
3本ずつ配置されているが、その高さ寸法は、内側に位
置する第1のボス12a群が最も短く、外側に位置する
第3のボス12c群が最も長く設定されている。また、
前記仕切壁13の上面には、第3のボス12c群の外側
に位置する複数のリブ12d群が立設されており、これ
らのリブ12d群を繋ぐ仮想円dも前述した仮想円a〜
cと中心を同じにしている。さらに、前記仕切壁13の
上面には、3個の軸挿入筒12eと複数のリード孔12
fとが形成されており、中央部とその下方に位置するリ
ード孔12fの近傍には複数の支柱12gが立設されて
いる。
【0014】一方、図4に示すように、前記仕切壁13
の下面には、第1ないし第3のステッピングモータ1
4,15,16が取付けられており、これらステッピン
グモータ14,15,16の動力軸はそれぞれギア列を
介して対応する回転軸17,18,19に接続されてい
る。そして、図5から明らかなように、各回転軸17,
18,19は前記軸挿入筒12eを挿通して前記仕切壁
13の上方に達しており、その先端にアイドラギア2
0,21,22がそれぞれ取付けられている。
【0015】図2と図6に示すように、前記第1ないし
第3のボス12a,12b,12c群には段付きピン2
3が圧入されており、各段付きピン23にはローラ24
が軸支されている。このローラ24は周面に溝部24a
を有し、ベアリング25を介して段付きピン23に軸支
されている。このように、前述した仮想円a〜c上に
は、約120度の等間隔を保って3個ずつのローラ24
が配置されている(以下、説明の都合上、内周のローラ
群に符号24Aを、中央のローラ群に符号24Bを、外
周のローラ群に符号24Cを付す場合がある)。一方、
前記各支柱12g上には第1ないし第3のフォトインタ
ラプタ26,27,28が取付けられており、これらフ
ォトインタラプタ26,27,28はそれぞれ前記回転
体6,7,8の回転状態を検出する。
【0016】前記ローラ群24Bとローラ群24Cの上
方には取付体29がそれぞれ配置されており、これら取
付体29は前記各段付きピン23の上部にEリング等に
よって固定されている。図7と図8から明らかなよう
に、この取付体29は円環状の平板部29aを有し、該
平板部29aの上面には周方向に所定の間隔を保って複
数のリブ29bが立設されており、また、平板部29a
には複数のリード孔29cが形成されている。図2と図
6に戻り、前記取付体29の各リブ29b上にはプリン
ト基板30がねじ止めされており、これらプリント基板
30上にはバックライト光源となる複数のLED31が
周方向に所定の間隔を保ってはんだ付けされている。同
様にして、前記ハウジング12の各リブ12d上にも複
数のLED31を実装したプリント基板30がねじ止め
されている。これらプリント基板30は円環状に一体形
成しても良いが、本実施例の場合は、引き回しパターン
の配置スペースに余裕がないため、複数に分割したもの
を用いている。なお、各プリント基板30に接続された
リード線、および前記プリント基板11に接続されたリ
ード線(いずれも図示せず)は、前記リード孔12f,
29cと各ローラ24間を通って前記仕切壁13の下方
まで導かれ、図示省略した駆動回路に接続されている。
このように、前述した仮想円b〜d上には、円環状のプ
リント基板30が同心円状に配列され、各プリント基板
30上には複数のLED31がはんだ付けされている。
その際、取付体29の平板部29aとプリント基板30
との間にリブ29bによって所定のスペースが形成され
るため、前記各ローラ24群の真上にLED31を配置
したとしても、プリント基板30の下面から突出するL
ED31の端子がローラ24にぶつからないようになっ
ている。
【0017】前記各回転体6,7,8は、大きさは異な
るが基本的に同様な構成であるため、これらを代表して
第2の回転体7について詳細に説明すと、図9と図10
に示すように、第2の回転体7は中空の円筒部7bと該
円筒部7bの一端から斜め上方に延びる円錐状の表示面
7aとを有する。この第2の回転体7は透明な合成樹脂
からなり、前記表示面7aには数種類の絵柄7cが周方
向に沿って配列されている。また、前記円筒部7bの他
端外周面にはギア部7dが、他端内周面にはフランジ部
7eがそれぞれ形成されており、円筒部7bの他端面の
一部には遮光部7fが突出形成されている。先の図6か
ら明らかなように、第2の回転体7は中央の前記ローラ
群24Bの外側に配置されており、フランジ部7eの内
周縁がローラ群24Bの溝部24aに入って3点支持さ
れることにより、前記ハウジング12に回転自在に支持
されている。また、ギア部7dには前記アイドラギア2
1が噛合しており、前記第2のステッピングモータ15
の回転が前述したギア列と回転軸18およびアイドラギ
ア21を介して第2の回転体7に伝達されるようになっ
ている。その際、第2の回転体7を支持するローラ群2
4Bと、第2の回転体7に動力を伝達するアイドラギア
21とが同一平面内に配置されているため、アイドラギ
ア21からの回転によって捩じりモーメントは発生せ
ず、第2の回転体7はスムーズに回転される。
【0018】同様に、前記第1の回転体6は内側のロー
ラ群24Aに回転自在に支持され、前記第1のステッピ
ングモータ14から動力伝達されるアイドラギア20よ
って回転駆動される。さらに、前記第3の回転体8は外
側のローラ群24Cに回転自在に支持され、前記第3の
ステッピングモータ16から動力伝達されるアイドラギ
ア22よって回転駆動される。そして、各回転体6,
7,8の表示面6a,7a,8aは前記LED10を中
心としてその外側に同心円状に配置され、各回転体6,
7,8がステッピングモータ14,15,16によって
互いに独立して回転すると、各表示面6a,7a,8a
に形成された絵柄6c,7c,8cが3列のルーレット
の如く回転するようになっている。ただし、図1から明
らかなように、各絵柄6c,7c,8cの数は同じでは
なく、内周列の絵柄6cが最も少なく、外周列の絵柄8
cが最も多くなるように形成されている。また、前記各
LED31は、各回転体6,7,8の停止位置において
各絵柄6c,7c,8cをそけぞれ照光できるよう、そ
の数と位置が設定されている。
【0019】次に、上記一実施例の動作を説明すると、
プリント基板11上のLED10とプリント基板30上
の各LED31とには図示省略した駆動回路からリード
線を介して電源がそれぞれ供給され、第1ないし第3の
回転体6,7,8の表示面6a,7a,8aは、これら
LED31から発せられる光によって背面側より照光さ
れる。今、特定のセーフ穴に入賞球が入ると、図示省略
した乱数発生回路は、スタート信号によって特定の乱数
値をサンプリングし、この乱数値を確率テーブル内のデ
ータと照合することにより、大ヒット、小ヒット、ハズ
レのいずれのグループに属するのか判定し、その判定結
果に基づいて各絵柄6c,7c,8cの組合せを決定す
る。一方、前記スタート信号よって各ステッピングモー
タ14,15,16は一斉に回転し、これらステッピン
グモータ14,15,16の駆動力がギア列と回転軸1
7,18,19およびアイドラギア20,21,22を
介して対応する各回転体6,7,8に伝達される。各回
転体6,7,8は、アイドラギア20,21,22から
の回転力を受け、ローラ群24A,24B,24Cに支
持されて回転し、各表示面6a,7a,8aはそれぞれ
ルーレットの如く互いに独立して回転する。その際、前
記プリント基板11と前記プリント基板30に接続され
た各リード線は、ローラ24A間および各ローラ24
B,C間に形成される周方向の隙間を通って導出される
ため、各回転体6,7,8が回転してもこれらリード線
が邪魔になることはない。
【0020】このようにして各回転体6,7,8が回転
すると、その1回転中に、各回転体6,7,8に設けら
れた遮光部6f,7f,8fが第1ないし第3のフォト
インタラプタ26,27,28を横切るため、これらフ
ォトインタラプタ26,27,28によって各回転体
6,7,8の基準位置からの回転量が検出される。同時
に、駆動回路から各ステッピングモータ14,15,1
6に供給されるパルス数をカウントすることによって、
各ステッピングモータ14,15,16の回転量が検出
される。そして、各回転体6,7,8が所定量回転する
と、今回の入賞が属するグループに応じて、駆動回路か
ら各ステッピングモータ14,15,16にストップ信
号が発せられ、各回転体6,7,8は停止する。その結
果、表示窓5aの上部または下部中央で一致する各絵柄
6c,7c,8cが所定の組合せになり、例えば今回の
入賞が大ヒットに属する場合は、図1に示すように、表
示窓5aの上部中央で一致する各絵柄6c,7c,8c
の組合せが「7−7−7」となり、表示装置4の下方に
位置するアタッカと呼ばれる入賞口が所定時間だけ開放
し、入賞球が入りやすい状況となる。また、このように
アタッカが開放している間に、特定の入賞口に入賞球が
入ると、アタッカは所定時間経過後も再度開放し、その
開放回数が表示装置4の中央に配置されたLED10に
表示される。
【0021】上記一実施例にあっては、各回転体6,
7,8の端面に数種類の絵柄6c,7c,8cを円環状
に配列してこれを表示面6a,7a,8aとし、このよ
うな回転体6,7,8をその表示面6a,7a,8aが
同心円状に配置されるよう組み合わせたため、各回転体
6,7,8の表示面6a,7a,8aはそれぞれルーレ
ットの如く互いに独立して回転し、遊技者は各回転体
6,7,8の全ての絵柄6c,7c,8cを目視するこ
とができる。このため、表示装置4全体に占める表示面
6a,7a,8aの割合が大きくなり、従来にない新規
な遊技機の表示装置を提供することができる。
【0022】また、各回転体6,7,8の支持構造とし
て、各回転体6,7,8に設けた円筒部7bの周縁を複
数のローラ群24で支持する構造を採用したため、各ロ
ーラ24間にリード線を導出するスペースが確保され、
各表示面6a,7a,8aの照明用LED31を表示面
6a,7a,8aの背面側に近接して配置することがで
きる。このため、LED31から発せられる光が障害物
に遮光されることなく各表示面6a,7a,8aに照射
され、各表示面6a,7a,8aの視認性を高めること
ができる。
【0023】また、前記LED31がはんだ付けされた
プリント基板30と前記ローラ24との間に取付体29
を介在させたため、該取付体29のリブ29bによって
プリント基板30とローラ24間に所定のスペースが形
成され、各ローラ24群の真上にもLED31を配置す
ることができる。このため、各LED31を配置する自
由度が大きくなり、各表示面6a,7a,8aの視認性
を一層高めることができる。
【0024】さらに、各回転体6,7,8を支持するロ
ーラ群24と、これら回転体6,7,8に動力を伝達す
るアイドラギア20,21,22とを、円筒部7bを介
して同一平面内に配置したため、各回転体6,7,8に
対応するアイドラギア20,21,22からの回転によ
って捩じりモーメントは発生せず、各回転体6,7,8
をスムーズに回転することができる。
【0025】なお、上記一実施例では、各回転体6,
7,8の支持構造として、前述の如く各回転体6,7,
8の円筒部6b,7b,8bの周縁を複数のローラ群2
4で支持するローラタイプについて説明したが、各回転
体6,7,8に設けた回転軸を平軸受やころがり軸受等
で支持する軸受構造を採用することも可能である。この
場合、最外周の第3の回転体8を除く第1および第2の
回転体6,7については、バックライト光源用の各LE
D31を表示面6a,7aの背面側に配置すると、給電
用のリード線を軸受を通して導出することが困難となる
ため、全ての各LED31を第3の回転体8の外側に配
置する必要がある。このため、LED31から発せられ
る光は、第2の回転体7の表示面7aについては第3の
回転体8を透過して照射され、第1の回転体6の表示面
6aについては第3の回転体8と第2の回転体7を透過
して照射されることになり、各表示面6a,7a,8a
の視認性という点では上記一実施例に比べて劣るもの
の、表示装置4全体に占める表示面6a,7a,8aの
割合を大きくできるという点では上記一実施例と同様の
効果を奏する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数個の回転体を互いに独立して回転すると、同心円状
に配置された各回転体の表示面はそれぞれルーレットの
如く回転するため、遊技者は各回転体の全ての絵柄を目
視することができ、表示面が大きい新規な遊技機の表示
装置を提供することができる。
【0027】また、各回転体の支持構造として、回転体
に設けた円筒部の周縁を複数のローラで回転自在に支持
する構造を採用した場合、表示面を照明するバックライ
ト用光源の配置スペースが確保されるため、表示面の視
認性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る表示装置の正面図であ
る。
【図2】該表示装置の内部機構を示す縦断面図である。
【図3】図2の表示装置に備えられるハウジングの平面
図である。
【図4】該表示装置の底面図である。
【図5】該表示装置の一部を省略して示す平面図であ
る。
【図6】図2の表示装置に備えられる回転体の支持構造
を示す要部断面図である。
【図7】図2の表示装置に備えられる取付体の平面図で
ある。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】図2の表示装置に備えられる第2の回転体の平
面図である。
【図10】図9のB−B線断面図である。
【図11】図1の表示装置が装着されたパチンコ機の外
観を示す正面図である。
【符号の説明】
5 前面パネル 5a 表示窓 6 第1の回転体 7 第2の回転体 8 第3の回転体 6a,7a,8a 表示面 6b,7b,8b 円筒部 6c,7c,8c 絵柄 6d,7d,8d ギア部 6e,7e,8e フランジ部 12 ハウジング 12a,12b,12c ボス 12f リード孔 13 仕切壁 14 第1のステッピングモータ 15 第2のステッピングモータ 16 第3のステッピングモータ 20,21,22 アイドラギア 23 段付きピン 24 ローラ 29 取付体 29b リブ 29c リード孔 30 プリント基板 31 LED

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数種類の絵柄を有する複数個の回転体
    と、これら回転体を互いに独立して回転制御する駆動手
    段とを備え、前記回転体が停止したときに、それぞれの
    回転体の絵柄同士を組合せるようにした遊技機の表示装
    置において、前記各回転体の端面に前記絵柄を配列した
    円環状の表示面をそれぞれ形成すると共に、これら表示
    面を同心円状に配置したことを特徴とする遊技機の表示
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記各回転体
    に互いに半径を異にする円筒部をそれぞれ設け、これら
    円筒部の周縁を複数のローラでそれぞれ回転自在に支持
    したことを特徴とする遊技機の表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の記載において、前記回転体に
    前記駆動手段からの動力伝達を行うギア部を設け、この
    ギア部を前記円筒部を介して前記ローラと対向する位置
    に配置したことを特徴とする遊技機の表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2の記載において、前記表示面と
    前記ローラとの間に画成される空間に、該表示面を照明
    する光源を配置したことを特徴とする遊技機の表示装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4の記載において、前記光源をプ
    リント基板上にはんだ付けし、該プリント基板と前記ロ
    ーラとの間に取付体を介在したことを特徴とする遊技機
    の表示装置。
JP648194A 1994-01-25 1994-01-25 遊技機の表示装置 Pending JPH07204318A (ja)

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JP648194A JPH07204318A (ja) 1994-01-25 1994-01-25 遊技機の表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10201902A (ja) * 1997-01-21 1998-08-04 Okumura Yuki Kk 遊技機用風車
JP2008259920A (ja) * 2008-08-08 2008-10-30 Newgin Corp 遊技機用可動体
WO2015092870A1 (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 セガサミークリエイション株式会社 ゲーム装置用の発光機器付き回転装置

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