JP4627898B2 - 洗浄液供給装置の保守管理システム及び記録媒体 - Google Patents

洗浄液供給装置の保守管理システム及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トイレ室に設置される洗浄液供給装置の保守管理システム及び該装置の保守管理のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、公共施設等に設置されたトイレには、洗浄水を供給する洗浄水供給管と組み合わせて使用され、トイレに洗浄水が流れる度に、該トイレに消毒、消臭、洗浄等を目的とした洗浄液を自動的に供給する洗浄液供給装置が設けられている。この洗浄液供給装置にあっては、本体ケース内に収容された洗浄液容器中の洗浄液がトイレに洗浄水が流れる度に供給され減少するため、洗浄液供給装置の保守管理の一つとして、定期的に洗浄液容器への洗浄液の補充あるいは洗浄液容器の交換が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、かかる洗浄液の補充・交換は、洗浄液供給装置が設置された場所から通常は離れた場所に駐在している保守管理者によって、洗浄液容器中の洗浄液の実際の残存量に関わりなく、予め設定された一定期間毎に実施されているのが一般である。一方、洗浄液の補充・交換のタイミングは、洗浄液容器中の洗浄液が無くなる直前の所定の残存量に達した時点で行われることが望ましい。
【0004】
しかしながら、保守管理者が多数の施設に設置された洗浄液供給装置を一括して管理する場合、各施設によってトイレの使用頻度には差があり、洗浄液が消費される量も異なる。このため、適切なタイミングで洗浄液を補充・交換するには、保守管理者が各施設に頻繁に赴き、洗浄液供給装置を巡回視察して、洗浄液容器中の洗浄液の残存量をチェックする必要がある。しかし、それには多大な手間と時間を要し、保守管理者の負担となると共に、保守管理に要するコストも高くなる。そのため、そのような事情を考慮してなされている従来の予め定められた一定期間毎に実施する保守管理方法では、例えば、トイレの使用頻度が通常よりも多い場合には、洗浄液が不足してトイレに供給されない事態が生じるなど、洗浄液の残存量に合わせた適切なタイミングでの補充・交換を行うことが困難であった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、保守管理者の負担や保守管理に要するコストを低減させることができ、かつ適切なタイミングで洗浄液を補充・交換し得る洗浄液供給装置の保守管理システム及び該装置の保守管理のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、請求項1に記載の本発明では、 通信手段を介して伝送される、トイレ毎に設置される利用者を検出する検出装置から出力される検出信号をカウントするカウンタ装置の一定時間における累積カウント数に、洗浄液供給装置から供給される1回あたりの洗浄液の量をかけることにより、トイレ室に設置される洗浄液供給装置からの前記一定時間における洗浄液の供給量を算出する洗浄液供給量算出手段と、
前記洗浄液供給量算出手段により算出された供給量に基づき、前回、洗浄液を補充・交換した時から現時点に至るまでの供給量をその経過時間で割り、単位期間あたりの消費量を算出すると共に、前回の洗浄液の補充・交換時において洗浄液容器に充填されている洗浄液の総量から前記供給量を差し引き、洗浄液の残存量を算出し、この残存量を前記単位期間あたりの消費量で割って残存洗浄液の供給可能期間を求め、この供給可能期間から洗浄液を補充・交換すべき時期を予測する洗浄液補充・交換時期予測手段と
を具備することを特徴とする洗浄液供給装置の保守管理システムを提供する。
請求項2に記載の本発明では、前記洗浄液供給量算出手段により算出された供給量に基づき、予め設定された限界供給量に達したか否かにより、洗浄液を補充・交換すべき時期に至ったことを報知する洗浄液補充・交換時期報知手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の洗浄液供給装置の保守管理システムを提供する。
請求項3に記載の本発明では、前記洗浄液供給量算出手段により算出された供給量に基づき、単位期間当たりの洗浄液供給装置の利用料金を算出する利用料金算出手段を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の洗浄液供給装置の保守管理システムを提供する。
請求項4に記載の本発明では、トイレ室内に表示される広告の表示料金を、前記カウンタ装置によるカウント数に基づき算出する広告表示料金算出手段を具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の洗浄液供給装置の保守管理システムを提供する。
請求項5に記載の本発明では、前記広告がデータ化された情報であり、当該データ化された広告情報を記憶する広告情報記憶部と、該広告情報記憶部に記憶された広告情報を、トイレ室内の任意位置に設置された表示装置に出力する広告情報出力手段とを具備することを特徴とする請求項4記載の洗浄液供給装置の保守管理システムを提供する。
請求項6に記載の本発明では、前記広告がデータ化された情報であり、当該データ化された広告情報を記憶する広告情報記憶部と、該広告情報記憶部に記憶された広告情報を、前記カウンタ装置によるカウント数が既定値に至るまで、トイレ室内の任意位置に設置された表示装置に出力する広告情報出力手段とを具備することを特徴とする請求項4記載の洗浄液供給装置の保守管理システムを提供する。
請求項7に記載の本発明では、前記表示装置が、前記洗浄液供給装置の任意位置に設けられていることを特徴とする請求項5又は6記載の洗浄液供給装置の保守管理システムを提供する。
請求項8に記載の本発明では、通信手段を介して伝送される、トイレ毎に設置される利用者を検出する検出装置から出力される検出信号をカウントするカウンタ装置の一定時間における累積カウント数に、洗浄液供給装置から供給される1回あたりの洗浄液の量をかけることにより、トイレ室に設置される洗浄液供給装置からの前記一定時間における洗浄液の供給量を算出するステップと、
前記ステップにより算出された供給量に基づき、前回、洗浄液を補充・交換した時から現時点に至るまでの供給量をその経過時間で割り、単位期間あたりの消費量を算出すると共に、前回の洗浄液の補充・交換時において洗浄液容器に充填されている洗浄液の総量から前記供給量を差し引き、洗浄液の残存量を算出し、この残存量を前記単位期間あたりの消費量で割って残存洗浄液の供給可能期間を求め、この供給可能期間から洗浄液を補充・交換すべき時期を予測するとを含む、洗浄液供給装置の保守管理のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項9に記載の本発明では、前記洗浄液の供給量を算出するステップにより算出された供給量に基づき、予め設定された限界供給量に達したか否かにより、洗浄液を補充・交換すべき時期に至ったことを報知するステップを含むプログラムを記録した請求項8記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項10に記載の本発明では、前記洗浄液の供給量を算出するステップにおいて算出された供給量に基づき、単位期間当たりの洗浄液供給装置の利用料金を算出するステップを含むプログラムを記録した請求項8又は9記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項11に記載の本発明では、トイレ室内に表示される広告の表示料金を、前記カウンタ装置によるカウント数に基づき算出するステップを含むプログラムを記録した請求項8〜10のいずれか1に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項12に記載の本発明では、前記広告がデータ化された情報であり、当該データ化された広告情報を記憶する広告情報記憶部から当該広告情報を読み出し、トイレ室内の任意位置に設置された表示装置に出力するステップを含むプログラムを記録した請求項11記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
請求項13に記載の本発明では、前記広告がデータ化された情報であり、当該データ化された広告情報を記憶する広告情報記憶部から読み出した当該広告情報を、前記カウンタ装置によるカウント数が既定値に至るまで、トイレ室内の任意位置に設置された表示装置に出力するステップを含むプログラムを記録した請求項12記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて更に詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る洗浄液供給装置の保守管理方法(以下、「保守管理方法」という。)を実現するための全体構成を示す図である。図において、10はホストコンピュータとして機能する洗浄液供給装置の保守管理システム(以下、「保守管理システム」という。)であり、20は検出装置、30はカウンタ装置、40は通信手段である。
【0008】
検出装置20は、トイレ前に人が立つとそれを感知して検出信号を出力するセンサ等を用いることができ、各トイレ毎に設置される。カウンタ装置30は、検出装置20から出力された検出信号をカウントし、予め設定された一定時間毎にカウント数を出力する。それにより、トイレの利用者数を検出することができる。このカウンタ装置30から出力されるカウント数は、通信手段40を介して保守管理システム10に伝送される。なお、通信手段40としては、有線又は無線のいずれの通信回線も適宜利用することができる。
【0009】
本実施形態における保守管理システム10は、図2に示したように、コンピュータとして機能する主制御部であるCPU11と、メモリやハードディスクドライブなどの記憶手段12と、モニタ13とを有して構成される。なお、記憶手段12には、保守管理システム10に設けられる対応する形式のドライブに装填される、例えば、フレキシブルディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM、DVDなどの光ディスク、MO、MDなどの光磁気ディスク、ICカードなどの半導体カード等の記録媒体も含まれる。
【0010】
記憶手段12には、各施設に設置された洗浄液供給装置を管理するため、当該洗浄液供給装置に関する各種情報(設置場所、洗浄液容器の容量、洗浄液の補充・交換履歴など)が記録されたデータベース15と、保守管理システム10の制御部14として機能するプログラムが記憶されている。
【0011】
制御部14を構成する本実施形態のプログラムは、洗浄液供給量算出手段14aと、洗浄液補充・交換時期報知手段14bと、洗浄液補充・交換時期予測手段14cと、利用料金算出手段14dとを有して構成される。洗浄液供給量算出手段14aは、カウンタ装置30のカウント数に基づき、洗浄液供給装置からの洗浄液の供給量を算出する機能を有する。洗浄液補充・交換時期報知手段14bは、該洗浄液供給量算出手段14aにより算出された供給量に基づき、洗浄液を補充・交換すべき時期に至ったことを報知する機能を有する。洗浄液補充・交換時期予測手段14cは、洗浄液供給量算出手段14aにより算出された洗浄液の供給量に基づき、洗浄液を補充・交換すべき時期を予測する機能を有する。利用料金算出手段14dは、洗浄液供給量算出手段14aにより算出された供給量に基づき、単位期間当たりの洗浄液供給装置の利用料金を算出する機能を有する。
【0012】
かかるプログラムによって制御される本実施形態における保守管理システム10は、カウンタ装置30によるカウント数が一定時間毎に通信手段40を介して保守管理システム10に伝送されると、そのカウント数に基づいて、制御部14を構成するプログラムに従ってCPU11による所定の処理を実行する。すなわち、図3に示したように、まず、洗浄液供給量算出手段14aにより、洗浄液供給装置からの洗浄液の供給量を算出する(ステップ(S)1)。具体的には、通常、利用者がトイレを1回利用する毎に洗浄液供給装置から供給される洗浄液の量はほぼ一定量に設定されているため、一定時間毎に伝送されるカウンタ装置30の累積カウント数に、利用者がトイレを1回利用する毎に洗浄液供給装置から供給される洗浄液の量を掛けることにより、洗浄液の供給量を求める。算出された洗浄液の供給量は、算出される度に洗浄液供給装置の管理用データベース15に記録更新される。
【0013】
洗浄液補充・交換時期報知手段14bは、洗浄液供給量算出手段14aにより洗浄液の供給量が算出されると、その都度、算出された供給量が予め設定された限界供給量に達したかどうかをチェックし(S2)、限界供給量に達した場合には、例えば、モニタ13の画面上に、当該洗浄液供給装置の洗浄液を補充・交換すべき時期に至った旨の表示をし、モニタ13を通じて監視している保守管理者に対し、洗浄液を補充・交換すべき時期に至ったことを報知する(S3)。それにより、保守管理者は、各施設に赴き、洗浄液供給装置を巡回視察して、洗浄液容器中の洗浄液の残存量をチェックしなくても、洗浄液供給装置とは離れた場所において、洗浄液を補充・交換すべき時期に至ったことを知ることができる。なお、保守管理者に報知する手段としては、図示しないスピーカやランプ等を設置して、音や光によって報知することもできる。
【0014】
その一方、洗浄液補充・交換時期予測手段14cは、まず、洗浄液供給量算出手段14aにより算出された洗浄液の供給量を、前回、洗浄液を補充・交換した時から現時点に至るまでの経過時間で割ることにより、単位期間当たりの洗浄液の消費量を算出すると共に、前回の洗浄液の補充・交換時において洗浄液容器に充填された洗浄液の総量から洗浄液供給量算出手段14aにより算出された洗浄液の供給量を差し引くことにより、洗浄液容器中の洗浄液の残存量を算出する(S4)。次に、算出された洗浄液の残存量を単位期間当たりの洗浄液の消費量で割ることにより、残存する洗浄液の供給可能期間を算出する(S5)。そして、算出された残存洗浄液の供給可能期間をもとに、洗浄液を補充・交換すべき時期を予測し(S6)、予測した洗浄液の補充・交換時期をモニタ13の画面上に表示したり、洗浄液供給装置の管理用データベース15に記録する。それにより、保守管理者は、モニタ13の画面上で事前に洗浄液の補充・交換時期を把握し、また、保守管理システム10を操作することにより、洗浄液供給装置の管理用データベース15にアクセスして、所定の時期に洗浄液の補充・交換時期が到来する洗浄液供給装置を検索し抽出することができるため、保守管理業務を効率よく行うことが可能となる。
【0015】
なお、上記した洗浄液補充・交換時期報知手段14bと洗浄液補充・交換時期予測手段14cは、いずれか一方を任意に選択して実行させることもできるし、双方を共に実行させることもできる。また、洗浄液補充・交換時期予測手段14cにより洗浄液の補充・交換時期を予測するにあたって、各トイレ毎に、その使用頻度の変化に対応させて求められた補正値を上記した予測計算式に含めることにより、洗浄液の補充・交換時期の予測精度を向上させることもできる。すなわち、上記S5において、洗浄液の残存量を単位期間当たりの洗浄液の消費量で除した値に補正値を乗ずることにより、残存洗浄液の供給可能期間を算出し、算出された残存洗浄液の供給可能期間をもとに、洗浄液を補充・交換すべき時期を予測する。ここで、補正値は、例えば、トイレの使用頻度が増減する時期や時間帯によって可変し、単位期間当たりのカウント数に対し、気温などの諸条件を考慮して統計的、経験的に処理し、求められた値を採用することができる。それにより、例えば、トイレの使用頻度が少ない時期から多くなる時期に移行する際にも、適切なタイミングで洗浄液の補充・交換が可能となる。
【0016】
他方、利用料金算出手段14dは、洗浄液供給量算出手段14aにより算出された洗浄液の供給量に、洗浄液の単価を掛けることにより、単位期間(例えば、1ヶ月)当たりの洗浄液供給装置の利用料金を算出し(S7)、算出結果をモニタ13の画面上に表示したり、洗浄液供給装置の管理用データベース15に記録する(S8)。ここにいう「洗浄液供給装置の利用料金」とは、洗浄液供給装置の保守管理費用を指す。それにより、従来は、洗浄液供給装置の定期的な点検回数等に基づいて洗浄液供給装置の利用料金が設定されているため、トイレの利用者数が通常よりも少ない期間であっても、通常通りの利用料金が課金されたり、あるいは、当初設定した利用料金によっては、トイレの利用者数が少ないにも拘わらず、高い利用料金を負担しなければならない事態も生じていたが、保守管理システム10によれば、洗浄液の供給量に対応した利用料金を課金することができるため、洗浄液供給装置の利用料金として、トイレの利用者数に応じた利用料金を負担すれば済む。
【0017】
このように本実施形態に係る保守管理方法によれば、検出装置20及びカウンタ装置30によりトイレの利用者数を検出し、保守管理システム10を用いることで、検出されたトイレの利用者数に基づき、洗浄液の供給量を算出して、洗浄液を補充・交換すべき時期に至ったことを報知したり、洗浄液を補充・交換すべき時期を予測したりすることができる。また、算出した洗浄液の供給量に基づいて、単位期間当たりの洗浄液供給装置の利用料金を算出することができる。従って、従来と比較して、保守管理者の負担が軽減されると共に、保守管理に要するコストを低減させることが可能であり、かつ適切なタイミングで洗浄液の補充・交換を行うことが可能である。
【0018】
図4は、本発明の第2の実施形態に係る保守管理方法を実現するための全体構成を示す図である。この図に示したように、本実施形態においては、さらに、広告表示物50が追加されると共に、図5に示したように、保守管理システム10の制御部14として機能するプログラムが広告表示料金算出手段14eを含んで構成されている点で第1の実施形態と異なる。
【0019】
広告表示物50とは、トイレ室内において広告を表示する物をいい、例えば、宣伝広告が掲載された印刷物(ポスター、ちらし、シール、ステッカー等)や看板などを含む。かかる広告表示物50は、トイレ室内の任意位置に掲示される。なお、広告表示物50がトイレの利用者に確実に視認されるようにするため、例えば、図6に示したように、トイレ110の上方に設置された洗浄液供給装置100の、利用者の見易い任意位置に掲示されることが好ましい。
【0020】
保守管理システム10の制御部14を構成するプログラムに組み込まれた広告表示料金算出手段14eは、上記の広告表示物50を通じてトイレ室内に表示される広告の表示料金を、カウンタ装置30のカウント数に基づき算出する機能を有する。すなわち、かかるプログラムによって制御される本実施形態における保守管理システム10は、図7に示したように、広告表示物50が掲示された後、第1の実施形態と同様にカウンタ装置30のカウント数が伝送されると、広告表示料金算出手段14eにより、予め定めた所定の期間内において、そのカウント数を所定の計算式に当てはめて、例えば、1カウント当たりの単価に当該カウント数を乗ずることにより、広告の表示料金を算出し(S9)、算出結果をモニタ13の画面上に表示したり、洗浄液供給装置の管理用データベース15に記録する(S10)。
【0021】
このように本実施形態に係る保守管理方法によれば、広告表示物50をトイレ利用者が視認可能なトイレ室内に掲示し、保守管理システム10により、検出装置20及びカウンタ装置30により検出されたトイレの利用者数、すなわち、その利用者数から推測される広告を見た者の人数に基づき、広告の表示料金を課金することが可能である。
【0022】
図8は、本発明の第3の実施形態に係る保守管理方法を実現するための全体構成を示す図である。この図に示したように、本実施形態においては、さらに、表示装置60が追加されると共に、図9に示したように、保守管理システム10の記憶手段12に広告表示記憶部16が格納され、また、制御部14として機能するプログラムが広告情報出力手段14fを含んで構成されている点で第1の実施形態と異なる。
【0023】
表示装置60は、液晶ディスプレイ等から構成され、トイレ室内の任意位置に設置されるが、第2の実施形態における広告表示物50と同様に、トイレの利用者に確実に視認されるようにするため、洗浄液供給装置の、利用者の見易い任意位置に設置されることが好ましい。この表示装置60は、通信手段40を介して保守管理システム10に接続され、保守管理システム10から出力される広告情報を表示する。
【0024】
広告情報記憶部16には、表示装置60を通じてトイレの利用者に対し表示される広告情報(広告メッセージ、図柄などをコンピュータ読み取り可能にデータ化したもの)が記憶されている。
【0025】
保守管理システム10の制御部14を構成するプログラムに組み込まれた広告情報出力手段14fは、広告情報記憶部16に記憶された広告情報を表示装置60に出力する機能を有する。
【0026】
かかるプログラムによって制御される本実施形態における保守管理システム10は、図10に示したように、まず、広告情報出力手段14fにより、広告情報記憶部16から広告情報を読み出し、通信手段40を介して表示装置60に出力する(S11)。そして、広告情報出力手段14fによる表示装置60への広告情報の出力が開始された後、第1の実施形態と同様にカウンタ装置30のカウント数が伝送されると、上記第2の実施形態のように、広告表示料金算出手段14eにより、予め定めた所定の期間内において、そのカウント数を所定の計算式に当てはめて広告の表示料金を算出し(S12)、その算出結果をモニタ13の画面上に表示したり、洗浄液供給装置の管理用データベース15に記録する(S13)。
【0027】
このように本実施形態に係る保守管理方法によれば、表示装置60をトイレ利用者が視認可能なトイレ室内に設置し、該表示装置60を通じてトイレ利用者に広告情報を提供することができると共に、検出装置20及びカウンタ装置30により検出されたトイレの利用者数、すなわち、その利用者数から推測される広告情報を見た者の人数に基づき、その広告の表示料金を課金することが可能である。
【0028】
また、上記した広告情報出力手段14fに、広告情報記憶部16に記憶された所定の広告情報を、カウンタ装置30によるカウント数が既定値に至るまで表示装置60に出力する機能を付加することにより、トイレの利用者数、すなわち、その利用者数から推測される広告情報を見た者の人数が予め定めた所定の人数に到達するまで、表示装置60を通じてトイレ利用者に当該所定の広告情報を提供することができる。それにより、一定の広告表示料金で、広告情報を見た者が所定の人数に到達するまで広告情報を提供するという新規な広告手法を展開可能となる。
【0029】
なお、本発明において、「洗浄液供給装置」とは、上記したトイレの洗浄に使用される装置に限定されるものではなく、トイレ室内の洗面台等に設置され、手洗い用の洗浄液を自動的に供給する装置を含む意味である。かかる手洗い用洗浄液供給装置にあっては、当該装置毎に検出装置を設置し、該検出装置により利用者を検出し、該検出装置から出力される検出信号をカウンタ装置によりカウントし、該カウンタ装置のカウント数に基づき、上記したトイレ用洗浄液供給装置と同様に、保守管理システムが所定の処理を実行することにより、洗浄液の補充・交換時期を報知したり予測したりすることが可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、保守管理者の負担や保守管理に要するコストを低減させることができ、かつ適切なタイミングで洗浄液を補充・交換することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態に係る洗浄液供給装置の保守管理方法を実現するための全体構成を示す図である。
【図2】図2は、第1の実施形態における洗浄液供給装置の保守管理システムの構成を示す図である。
【図3】図3は、第1の実施形態における洗浄液供給装置の保守管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図4は、本発明の第2の実施形態に係る洗浄液供給装置の保守管理方法を実現するための全体構成を示す図である。
【図5】図5は、第2の実施形態における洗浄液供給装置の保守管理システムの構成を示す図である。
【図6】図6は、第2の実施形態における広告表示物の掲示態様を説明するための図である。
【図7】図7は、第2の実施形態における洗浄液供給装置の保守管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図8は、本発明の第3の実施形態に係る洗浄液供給装置の保守管理方法を実現するための全体構成を示す図である。
【図9】図9は、第3の実施形態における洗浄液供給装置の保守管理システムの構成を示す図である。
【図10】図10は、第3の実施形態における洗浄液供給装置の保守管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 洗浄液供給装置の保守管理システム
11 CPU
12 記憶手段
13 モニタ
14 制御部
14a 洗浄液供給量算出手段
14b 洗浄液補充・交換時期報知手段
14c 洗浄液補充・交換時期予測手段
14d 利用料金算出手段
14e 広告表示料金算出手段
14f 広告情報出力手段
15 洗浄液供給装置の管理用データベース
16 広告情報記憶部
20 検出装置
30 カウンタ装置
40 通信手段
50 広告表示物
60 表示装置
100 洗浄液供給装置
110 トイレ

Claims (13)

  1. 通信手段を介して伝送される、トイレ毎に設置される利用者を検出する検出装置から出力される検出信号をカウントするカウンタ装置の一定時間における累積カウント数に、洗浄液供給装置から供給される1回あたりの洗浄液の量をかけることにより、トイレ室に設置される洗浄液供給装置からの前記一定時間における洗浄液の供給量を算出する洗浄液供給量算出手段と、
    前記洗浄液供給量算出手段により算出された供給量に基づき、前回、洗浄液を補充・交換した時から現時点に至るまでの供給量をその経過時間で割り、単位期間あたりの消費量を算出すると共に、前回の洗浄液の補充・交換時において洗浄液容器に充填されている洗浄液の総量から前記供給量を差し引き、洗浄液の残存量を算出し、この残存量を前記単位期間あたりの消費量で割って残存洗浄液の供給可能期間を求め、この供給可能期間から洗浄液を補充・交換すべき時期を予測する洗浄液補充・交換時期予測手段と
    を具備することを特徴とする洗浄液供給装置の保守管理システム。
  2. 前記洗浄液供給量算出手段により算出された供給量に基づき、予め設定された限界供給量に達したか否かにより、洗浄液を補充・交換すべき時期に至ったことを報知する洗浄液補充・交換時期報知手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の洗浄液供給装置の保守管理システム。
  3. 前記洗浄液供給量算出手段により算出された供給量に基づき、単位期間当たりの洗浄液供給装置の利用料金を算出する利用料金算出手段を具備することを特徴とする請求項1又は2記載の洗浄液供給装置の保守管理システム。
  4. トイレ室内に表示される広告の表示料金を、前記カウンタ装置によるカウント数に基づき算出する広告表示料金算出手段を具備することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の洗浄液供給装置の保守管理システム。
  5. 前記広告がデータ化された情報であり、当該データ化された広告情報を記憶する広告情報記憶部と、該広告情報記憶部に記憶された広告情報を、トイレ室内の任意位置に設置された表示装置に出力する広告情報出力手段とを具備することを特徴とする請求項4記載の洗浄液供給装置の保守管理システム。
  6. 前記広告がデータ化された情報であり、当該データ化された広告情報を記憶する広告情報記憶部と、該広告情報記憶部に記憶された広告情報を、前記カウンタ装置によるカウント数が既定値に至るまで、トイレ室内の任意位置に設置された表示装置に出力する広告情報出力手段とを具備することを特徴とする請求項4記載の洗浄液供給装置の保守管理システム。
  7. 前記表示装置が、前記洗浄液供給装置の任意位置に設けられていることを特徴とする請求項5又は6記載の洗浄液供給装置の保守管理システム。
  8. 通信手段を介して伝送される、トイレ毎に設置される利用者を検出する検出装置から出力される検出信号をカウントするカウンタ装置の一定時間における累積カウント数に、洗浄液供給装置から供給される1回あたりの洗浄液の量をかけることにより、トイレ室に設置される洗浄液供給装置からの前記一定時間における洗浄液の供給量を算出するステップと、
    前記ステップにより算出された供給量に基づき、前回、洗浄液を補充・交換した時から現時点に至るまでの供給量をその経過時間で割り、単位期間あたりの消費量を算出すると共に、前回の洗浄液の補充・交換時において洗浄液容器に充填されている洗浄液の総量から前記供給量を差し引き、洗浄液の残存量を算出し、この残存量を前記単位期間あたりの消費量で割って残存洗浄液の供給可能期間を求め、この供給可能期間から洗浄液を補充・交換すべき時期を予測するとを含む、洗浄液供給装置の保守管理のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 前記洗浄液の供給量を算出するステップにより算出された供給量に基づき、予め設定された限界供給量に達したか否かにより、洗浄液を補充・交換すべき時期に至ったことを報知するステップを含むプログラムを記録した請求項8記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 前記洗浄液の供給量を算出するステップにおいて算出された供給量に基づき、単位期間当たりの洗浄液供給装置の利用料金を算出するステップを含むプログラムを記録した請求項8又は9記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  11. トイレ室内に表示される広告の表示料金を、前記カウンタ装置によるカウント数に基づき算出するステップを含むプログラムを記録した請求項8〜10のいずれか1に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  12. 前記広告がデータ化された情報であり、当該データ化された広告情報を記憶する広告情報記憶部から当該広告情報を読み出し、トイレ室内の任意位置に設置された表示装置に出力するステップを含むプログラムを記録した請求項11記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
  13. 前記広告がデータ化された情報であり、当該データ化された広告情報を記憶する広告情報記憶部から読み出した当該広告情報を、前記カウンタ装置によるカウント数が既定値に至るまで、トイレ室内の任意位置に設置された表示装置に出力するステップを含むプログラムを記録した請求項12記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体
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