JP2006134050A - 浄水販売管理システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の店舗に水処理装置を設置して、効率良く質の高い浄水を販売することができる浄水販売管理システム及び方法を提供する。
【解決手段】 本発明の浄水販売管理システム(1)は、水処理装置(8)が置かれた複数の店舗(6)に設置された端末(2)と、この端末に接続された中央処理装置(4)と、を有し、中央処理装置が、販売された浄水の量を受信する中央処理装置受信部(10)と、販売された浄水の量を、店舗ごとに積算する積算演算部(12)と、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する交換時期判断部(14)と、交換部品の交換時期が到来したと判断すると、交換部品の交換時期が到来した旨の情報を、端末に表示させるための信号を送信し、又は、交換部品の調達情報を送信する中央処理装置送信部(16)と、を有することを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は販売管理システム及び方法に係わり、特に、店舗に置かれた水処理装置を使用して販売される浄水の販売管理システム及び方法に関する。
特開2002−109296号公報(特許文献1)には、水処理器及び水処理器消耗品交換処理システムが記載されている。この水処理器は、消耗品又は寿命交換品の適正な寿命判定をする機能を内蔵しており、消耗品が寿命に達すると、その購入手配のメールを、インターネットを介して送信する。
一方、水処理器は、スーパーマーケット等の店頭にも設置され、水処理器で処理した浄水の販売にも使用されている。浄水を購入する消費者は、店頭に置かれた水処理器にコインを投入し、水処理器から吐水される所定量の浄水を、持参した容器等に汲み取って持ち帰る。
特開2002−109296号公報
しかしながら、水処理装置は、水を浄化するためのフィルター等を含む浄化部の交換等、そのメンテナンスに手数を要する。このため、コンビニエンスストア等のフランチャイズ方式で経営されている多数の店舗に水処理装置を設置して浄水を販売する場合、各店舗で均質な浄水を提供することができるように、水処理装置のメンテナンスを行うことが要求される。
また、特開2002−109296号公報に記載の水処理器消耗品交換処理システムでは、個々の水処理器によって個別に消耗品の寿命が判定され、消耗品が寿命に達すると個別にその購入が手配される。しかしながら、この水処理器消耗品交換処理システムを、全国的にフランチャイズ展開されている多数の店舗で利用したとすれば、一時に大量の消耗品の購入手配がなされて消耗品の調達が困難になったり、同一地域にある店舗への消耗品の配送がばらばらになされ、効率が悪くなる等の問題が発生する。
従って、本発明は、複数の店舗に水処理装置を設置して、効率良く質の高い浄水を販売することができる浄水販売管理システム及び方法を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するために、本発明の第1の発明の浄水販売管理システムは、浄水販売用の水処理装置が店頭に置かれた複数の店舗に設置された端末と、この端末に接続された中央処理装置と、を有し、中央処理装置が、販売された浄水の量を、各端末から受信する中央処理装置受信部と、この中央処理装置受信部が受信した販売された浄水の量を、店舗ごとに積算する積算演算部と、この積算演算部によって計算された、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する交換時期判断部と、この交換時期判断部が交換部品の交換時期が到来したと判断すると、交換部品の交換時期が到来した旨の情報を、その店舗に設置された端末に表示させるための信号を送信し、又は、交換部品の調達情報を送信する中央処理装置送信部と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、消費者は、店頭に置かれた水処理装置から浄水を採水し、店舗に設置された端末で会計処理をする。端末に接続された中央処理装置は、その中央処理装置受信部で販売された浄水の量を受信し、積算演算部によって、販売された浄水の量を店舗ごとに積算する。中央処理装置の交換時期判断部は、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する。交換部品の交換時期が到来したと判断された場合、中央処理装置送信部は、その旨の情報を、その店舗に設置された端末に表示させるための信号を送信し、又は、交換部品の調達情報を送信する。
このように構成された本発明の浄水販売管理システムによれば、各店舗の水処理装置が販売した浄水量を、中央処理装置で逐次把握することができるので、複数の店舗において、効率良く質の高い浄水を販売することができる。
また、本発明の第2の発明の浄水販売管理システムは、浄水を販売した際、販売した浄水の量を記録した情報記録媒体を顧客に頒布する浄水販売用の水処理装置と、この水処理装置が置かれた店舗に設置され、情報記録媒体に記録された浄水の量を読み取り、会計処理をする端末と、この端末に接続された中央処理装置と、を有し、中央処理装置が、端末が読み取った浄水の量を、端末から受信する中央処理装置受信部と、この中央処理装置受信部が受信した販売された浄水の量を、店舗ごとに積算する積算演算部と、この積算演算部によって計算された、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する交換時期判断部と、この交換時期判断部が交換部品の交換時期が到来したと判断すると、交換部品の交換時期が到来した旨の情報を、その店舗に設置された端末に表示させるための信号を送信し、又は、交換部品の調達情報を送信する中央処理装置送信部と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、消費者は、店頭に置かれた水処理装置から浄水を採水し、水処理装置から頒布される浄水の量を記録した情報記録媒体を店舗のレジ等に持参する。レジでは、情報記録媒体に記録された浄水の量を端末によって読み取り、会計処理をする。端末に接続された中央処理装置は、その中央処理装置受信部で販売された浄水の量を受信し、積算演算部によって、販売された浄水の量を店舗ごとに積算する。中央処理装置の交換時期判断部は、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する。交換部品の交換時期が到来したと判断された場合、中央処理装置送信部は、その旨の情報を、その店舗に設置された端末に表示させるための信号を送信し、又は、交換部品の調達情報を送信する。
このように構成された本発明によれば、消費者が購入した浄水の量が情報記録媒体に記録され、それを端末によって読み取るので、販売された浄水の量を正確に把握することができる。
本発明の第2の発明において、好ましくは、水処理装置が、端末で会計処理をせずに水処理装置単独でも顧客に浄水を販売できるように構成されており、端末で会計処理をするように浄水を販売した際、顧客に頒布される情報記録媒体には、その顧客が購入した浄水の量、及び水処理装置が単独で販売した浄水の量に関する情報が記録される。
このように構成された本発明においては、消費者は、水処理装置にコインを直接投入すること等によって浄水を購入することができ、また、端末で浄水の会計処理をすることもできる。端末で浄水の会計処理をする場合に消費者に頒布される情報記録媒体には、その消費者が購入した浄水の量、及び水処理装置が他の消費者に単独で販売した浄水の量に関する情報が記録される。これらの情報は、端末によって読み取られ、中央処理装置に送信される。
このように構成された本発明によれば、その消費者が購入した浄水の量、及び水処理装置が他の消費者に単独で販売した浄水の量が情報記録媒体に記録されるので、水処理装置が単独で販売した浄水の量も、端末を介して中央処理装置に送信することができる。
また、本発明の第3の発明の浄水販売管理システムは、浄水販売用の水処理装置と、この水処理装置が置かれた店舗に設置され、水処理装置によって販売された浄水の量を水処理装置から受信する端末と、この端末に接続された中央処理装置と、を有し、中央処理装置が、販売された浄水の量を、各端末から受信する中央処理装置受信部と、この中央処理装置受信部が受信した販売された浄水の量を、店舗ごとに積算する積算演算部と、この積算演算部によって計算された、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する交換時期判断部と、この交換時期判断部が交換部品の交換時期が到来したと判断すると、交換部品の交換時期が到来した旨の情報を、その店舗に設置された端末に表示させるための信号を送信し、又は、交換部品の調達情報を送信する中央処理装置送信部と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、消費者が店頭に置かれた水処理装置から採水した浄水の量は、水処理装置から端末に送信される。水処理装置から浄水の量を受信した端末は、浄水の量を中央処理装置に送信する。中央処理装置の中央処理装置受信部は、販売された浄水の量を受信し、積算演算部によって、販売された浄水の量を店舗ごとに積算する。中央処理装置の交換時期判断部は、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する。交換部品の交換時期が到来したと判断された場合、中央処理装置送信部は、その旨の情報を、その店舗に設置された端末に表示させるための信号を送信し、又は、交換部品の調達情報を送信する。
このように構成された本発明によれば、販売された浄水の量が水処理装置から端末に送信されるので、水処理装置で販売された浄水の量を、端末を介して中央処理装置で確実に把握することができる。
本発明において、好ましくは、中央処理装置受信部が、端末から交換部品を交換した旨の部品交換情報を受信するように構成され、中央処理装置受信部が部品交換情報を受信すると、積算演算部は、積算しているその店舗で販売された浄水の量をリセットする。
このように構成された本発明においては、中央処理装置が、端末から交換部品を交換した旨の情報を受信するので、交換部品の交換状況を確実に把握することができる。
本発明において、好ましくは、中央処理装置が、さらに、所定期間当たりの平均浄水販売量を、各店舗ごとに計算する平均演算部を有し、交換時期判断部が、積算された浄水の販売量、及び平均演算部によって計算された所定期間当たりの平均浄水販売量に基づいて、交換部品の交換時期を判断する。
このように構成された本発明においては、交換時期判断部は、例えば、浄水の販売量が多い店舗については、交換部品の交換時期の到来を早い時期に判断する。
このように構成された本発明によれば、各店舗の所定期間当たりの平均浄水販売量に基づいて、交換部品の交換時期が判断されるので、各店舗の状況に合った適切な時期に交換部品を交換することができる。
本発明において、好ましくは、中央処理装置が、さらに、現在の季節を特定する季節判断部を有し、交換時期判断部が、積算された浄水の販売量、及び季節判断部によって特定された季節に基づいて、交換部品の交換時期を判断する。
このように構成された本発明においては、交換時期判断部は、例えば、浄水の販売量が多い夏季には、交換部品の交換時期の到来を早い時期に判断する。
このように構成された本発明によれば、現在の季節に基づいて、交換部品の交換時期が判断されるので、各店舗の状況に合った適切な時期に交換部品を交換することができる。
本発明において、好ましくは、中央処理装置受信部が、端末から浄水と同時に購入された商品の情報を受信するように構成され、中央処理装置が、さらに、浄水と同時に購入された商品の情報を集計し、且つ浄水と同時購入される頻度の高い商品を抽出する商品抽出部を有し、中央処理装置送信部が、商品抽出部が抽出した商品の情報を端末に表示させるための信号を送信する。
このように構成された本発明によれば、浄水と同時購入される頻度の高い商品を把握することができるので、例えば、同時購入される頻度の高い商品を水処理装置の近くに陳列する等、商品の販売戦略に役立てることができる。
本発明において、好ましくは、中央処理装置が、さらに、水処理装置の交換部品の交換時期が近接している店舗を抽出し、且つ交換時期集計情報を生成する交換時期集計部を有し、中央処理装置送信部が、交換時期集計部によって生成された交換時期集計情報に基づいて、一括して交換部品の調達情報を送信する。
このように構成された本発明によれば、水処理装置の交換部品の交換時期が近接している店舗を把握することができるので、交換部品の調達、配送を一括して行うことができ、交換部品の調達、配送等を効率良く行うことができる。
また、本発明の第4の発明の浄水販売管理方法は、浄水販売用の水処理装置が店頭に置かれた複数の店舗に夫々設置された端末から、販売された浄水の量を中央処理装置に送信する段階と、中央処理装置が、店舗で販売された浄水の量を受信し、販売された浄水の量を店舗ごとに積算する段階と、中央処理装置が、店舗ごとに積算された浄水の量に基づいて、その店舗に置かれた水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する段階と、交換部品の交換時期が到来したと判断されると、中央処理装置が、交換部品の交換時期が到来した旨の情報を送信して端末に表示させ、又は、交換部品の調達情報を送信する段階と、を含むことを特徴としている。
本発明の浄水販売管理システム及び方法によれば、複数の店舗に設置された水処理装置を使用して、効率良く質の高い浄水を販売することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
まず、図1乃至図3を参照して、本発明の第1実施形態による浄水販売管理システムを説明する。図1は、本発明の第1実施形態による浄水販売管理システムのブロック図である。図1に示すように、本実施形態の浄水販売管理システム1は、端末2と、この端末に接続された中央処理装置4と、を有する。
端末2は、コンビニエンスストア等の複数の店舗6に夫々設置され、中央処理装置4と双方向に情報伝達可能に接続されている。また、各店舗6の店頭には、浄水販売用の水処理装置8が置かれている。本発明の第1実施形態による浄水販売管理システムは、端末2及び中央処理装置4によって、浄水販売用の水処理装置8のメンテナンス等の浄水販売管理を行うものである。
端末2は、各店舗6に設置され、店舗6で販売された商品の会計処理を行うレジスターとしての機能を備えており、販売された商品の情報を中央処理装置4に送信するように構成されている。本実施形態の浄水販売管理システム1においては、端末2は、少なくとも店舗6で販売された浄水の量、及び消費者が浄水と共に購入した商品の種類の情報を、中央処理装置4に送信することができるように構成されている。具体的には、端末2は、POSシステム(Point-of-Sale System)の端末機、POSシステム又はPOSシステムの端末機に接続されたコンピュータ、又は、通信機能を有するレジスター又はコンピュータ等によって構成することができる。
次に、図2及び図3を参照して、水処理装置8を説明する。図2は水処理装置8の斜視図であり、図3は水処理装置8の構成を示すブロック図である。図2に示すように、水処理装置8は、ボトル受け部8aと、吐水量選択ボタン8b、8cと、表示部8dとを有する。消費者が店頭で浄水を購入する際には、持参したボトルBをボトル受け部8aにセットし、吐水量選択ボタン8b、8cで吐水量を選択すると、選択した量の浄水がボトルBの中に吐水される。表示部8dには、「吐水中」、「準備中」等の消費者に対するメッセージが表示されるように構成されている。
また、図3に示すように、水処理装置8には、水道管に接続される給水管接続部32と、排水管に接続される配水管接続部34と、開閉弁36と、流量調整弁38と、三方弁40と、浄化部42と、流量センサ44と、電解槽46と、制御基板48aと、制御部48bと、電源部48cと、吐水口49と、を有する。水道管は、給水管接続部32を介して開閉弁32に接続されており、開閉弁32は浄水を販売するとき開放される。開閉弁32を通過した水道水は、流量調整弁38を通って三方弁40に流入する。水処理装置8の起動時等、水道管内に溜まっていた水を排水すべきときは、三方弁40は排水管側に切替えられ、流入した水道水は排水される。通常使用時は、三方弁40は浄化部42側に切替えられ、水道水は、浄化部42に流入する。浄化部42に流入した水道水は、浄化部42内のフィルター等によって、水道水に含まれる塩素等の不純物が取り除かれる。浄化部42を通過した水は、流量センサ44を介して電解槽46内に流入する。浄化部42は、水処理装置8によって浄水の所定販売量ごとに交換される交換部品である。
電解槽46内に流入した水は、電解槽46によって、アルカリイオン水と酸性水に分けられ、酸性水は排水管を通って排水される。電解槽46内に流入した水は、その約3/4がアルカリイオン水として分離され、吐水口49から吐水される。流量センサ44が所定量吐水されたことを検知すると、開閉弁36が閉鎖され、吐水が終了する。制御基板48a及び制御部48bは、これら開閉弁36、三方弁40、流量センサ44、電解槽46、及び表示部8dを制御する。電源部48cは、制御基板48a及び制御部48bに電力を供給する。
次に、中央処理装置4は、フランチャイズ展開されている各店舗6の本部等に設置されている。図1に示すように、中央処理装置4は、端末2からの情報を受信する中央処理装置受信部10と、中央処理装置受信部10が受信した浄水の販売量を店舗6ごとに積算する積算演算部12と、積算演算部12によって積算された浄水の販売量に基づいて、水処理装置8の交換部品の交換時期を判断する交換時期判断部14と、交換時期判断部14によって交換部品の交換時期が到来したと判断されたとき、その旨を端末2に通知する中央処理装置送信部16と、を有する。さらに、中央処理装置4は、中央処理装置受信部10が受信した浄水の販売量を、各店舗6ごとに集計し、各店舗6の一日当たりの浄水の平均販売量を計算する平均演算部18と、現在の季節を判断する季節判断部20と、浄水と同時に購入される頻度の高い商品を抽出する商品抽出部22と、交換部品の交換時期を所定期間ごと、及び所定地域ごとに集計し、交換時期集計情報を生成する交換時期集計部24と、を有する。
中央処理装置受信部10は、POSシステムの通信回線を介して端末2から送信される、販売された浄水の量の情報、及びその浄水を購入した消費者が浄水と共に購入した商品の情報を受信するように構成されている。
積算演算部12は、中央処理装置受信部10が受信した、販売された浄水の量の情報を、店舗6ごとに積算し、積算された浄水の量をメモリ(図示せず)に記憶するように構成されている。
平均演算部18は、所定期間当たりの平均浄水販売量を計算し、記憶するように構成されている。本実施形態においては、平均演算部18は、1日に販売された浄水の量を店舗6ごとに積算し、各店舗6で1日に販売される浄水の量の過去1年間の平均を計算し、その量をメモリ(図示せず)に記憶する。或いは、店舗6で1週間に販売されるの浄水の量の平均を計算するように構成しても良い。
季節判断部20は、中央処理装置4に内蔵されている時計及びカレンダーにより、現在の季節を判断するように構成されている。
交換時期判断部14は、積算演算部12及び平均演算部18のメモリに記憶されている浄水の販売量、及び季節判断部20の判断に基づいて、交換部品である浄化部42の交換時期を判断するように構成されている。即ち、交換時期判断部14は、積算演算部12で計算され、記憶されている浄水の販売量が、所定の閾値Xを超えると、交換部品の寿命の到来が近く、交換部品の交換時期が到来したと判断する。この閾値Xは、平均演算部18で計算され、記憶されている1日の平均販売量に基づいて、平均販売量が多い店舗6については低く設定され、平均販売量が少ない店舗6については高く設定される。また、季節判断部20で判断された現在の季節が、浄水の販売量が多くなる夏(7月、8月)である場合には、閾値Xはさらに所定量低く設定される。また、販売量が少なくなる冬(12月〜2月)である場合には、閾値Xがさらに所定量高く設定されるように構成しても良い。
中央処理装置送信部16は、交換時期判断部14によって交換部品の寿命の到来が近いと判断されると、その店舗6の端末2に信号を送り、端末2の表示部(図示せず)に交換部品の交換時期が近いことを表示させるように構成されている。
交換時期集計部24は、交換時期判断部14が、ある店舗6の交換部品の交換時期が到来したと判断すると、積算演算部12に記憶されている他の店舗6の浄水の販売量を検索するように構成されている。さらに、交換時期集計部24は、検索された他の店舗6のうち、浄水の販売量が、各店舗6ごとに設定されている閾値Xに近い店舗6を抽出し、集計するように構成されている。中央処理装置送信部16は、集計された交換時期が近い交換部品の数、及び店舗のリストを、本部の調達部門26に送信し、交換部品の調達及び配送を手配するように構成されている。或いは、中央処理装置送信部16が、交換部品のメーカーに交換部品を直接発注するように構成することもできる。また、交換時期集計部24を、浄水の販売量が閾値Xに近い店舗6を所定の地域ごとに抽出し、集計するように構成することもできる。
商品抽出部22は、各店舗6から浄水の販売量と共に送信される、消費者が浄水と共に購入した商品の情報を1ヶ月ごとに集計し、浄水と共に購入される頻度の高い商品を、頻度の高い順に所定の数抽出するように構成されている。中央処理装置送信部16は、商品抽出部22によって抽出された商品を、店舗6内の水処理装置8の近くに陳列することを推奨する商品として、各店舗6に送信するように構成されている。
次に、図4を参照して、本発明の第1実施形態による浄水販売管理システム1の作用を説明する。まず、浄水を購入する消費者は、店舗6に浄水を入れる容器を持参する。次に、消費者は、店舗6に設置されている水処理装置8のボトル受け部8aに持参した容器をセットし、吐水量選択ボタン8b又は8cを押すことによって購入する浄水の量を選択する。吐水量選択ボタンが押されると、表示部8dの表示が「吐水中」となり、浄水が容器の中に吐水される。所定量の吐水が終了すると、表示部8dの表示が「吐水完了」に変化し、吐水が終了する。消費者は、浄水を入れた容器、及び他の購入する商品を、店舗6のレジへ持参する。レジでは、消費者が購入した浄水及び他の商品が端末2のキー(図示せず)によって入力され、会計処理が行われる。この店舗6で購入された浄水の量の情報、及び浄水と同時に購入された商品の情報は、端末2から中央処理装置4の中央処理装置受信部10に送信される。
変形例として、消費者が水処理装置8で浄水を購入すると、購入した浄水の量を表すバーコードが印刷されたレシートが水処理装置8から頒布されるように、水処理装置8を構成することもできる。消費者がこのレシートをレジに持参すると、端末2に接続されたバーコードリーダー(図示せず)が、販売された浄水の量を読み取り、会計処理及び中央処理装置4への送信が行われる。また、水処理装置8から頒布されるレシートには、テトラコード等、端末で読み取り可能な他の図形又は文字が印刷されるように構成することもできる。或いは、紙のレシートの代わりに、浄水の量の情報を記憶させることができる磁気記録カード、ICカード等、任意の情報記録媒体を使用することもできる。また、レシート又は情報記録媒体は、水処理装置8から別に頒布されるのではなく、消費者が持参した容器に貼り付けられるように水処理装置8を構成しても良いし、バーコード、テトラコード等が容器に直接印刷されるように構成しても良い。また、別の変形例として、浄水購入専用の容器を有料又は無料で、店舗6で頒布し、この容器に予めバーコード、テトラコード等を印刷しておき、或いは印刷したシールを貼り付けておいても良い。
図4は、中央処理装置で実行される処理のフローチャートである。図4に示すように、ステップS1において、端末2から送信された浄水の量Vの情報、及び浄水と同時に購入された商品の情報は、中央処理装置受信部10によって受信される。次に、ステップS2において、積算演算部12は、浄水の量の情報が送られてきた店舗6においてこれまでに販売された浄水の積算販売量Sn-1に、浄水の量Vを加えて、現在までの積算販売量Snを計算する。ステップS3では、交換時期判断部14によって、販売量フラグが判断される。初期状態においては、販売量フラグは0であるので、ステップS4に進む。
ステップS4では、現在までの積算販売量Snと、所定の閾値X1が比較され、閾値X1よりも積算販売量Snが小さい場合には、処理はステップS1に戻る。また、閾値X1よりも積算販売量Snが大きい場合には、ステップS5に進み、販売量フラグが1にされる。
次に、ステップS6では、平均演算部18によって予め計算され、記憶されていた、その店舗6における1日当たりの浄水の平均販売量Vaと、所定の閾値Yが比較される。浄水の平均販売量Vaが閾値Yよりも大きい場合、即ち、平均販売量Vaが多い店舗の場合には、ステップS7以下に進み、交換部品の調達処理等が行われる。一方、浄水の平均販売量Vaが閾値Yよりも大きい場合、即ち、平均販売量Vaが少ない店舗の場合には、処理はステップS1に戻る。
一方、ステップS3において、販売量フラグが1の場合には、処理はステップS11に進む。ステップS11において、積算販売量Snが所定の閾値Xよりも大きい場合には、処理は、ステップS7以下に進み、交換部品の調達処理等が行われる。逆に、積算販売量Snが所定の閾値Xよりも小さい場合には、処理は、ステップS1に戻る。なお、本実施形態において、閾値Xは、閾値X1よりも大きい、その店舗6での平均販売量Vaに係わりなく、交換部品の交換が必要とされる販売量に設定されている。また、これらの閾値X、X1は、季節判断部20によって、季節に応じて設定される。即ち、季節判断部20は、中央処理装置4に内蔵されている時計及びカレンダー(図示せず)によって現在の季節を特定し、一般に浄水の販売量が増加する7、8月である場合には閾値X、X1をより小さな値に設定し、それ以外の場合には通常の閾値を設定する。これにより、浄水の販売量が増加する季節には、早い時期に交換部品を調達し、適切な時期に交換部品を交換することができる。
ステップS7では、交換部品の調達処理等が行われる。詳細については後述する。次に、ステップS8では、中央処理装置送信部16によって、交換部品の交換時期が到来した店舗6の端末2に、その旨の情報が送信される。この情報を受信した店舗6の端末2のディスプレイ(図示せず)には、水処理装置8の交換部品の交換時期が到来したことを表す警告が表示される。或いは、端末2に接続されたプリンタ(図示せず)に、警告が印字されるように構成することもできる。
一方、交換部品の交換時期が到来した店舗6には、ステップS7における交換部品の調達処理によって、本部又は交換部品のメーカーから、交換部品が配送される。交換部品が配送された店舗6では、水処理装置8の交換部品を交換し、端末2のキー(図示せず)操作によって、交換部品の交換が終了したことを示す部品交換情報が送信される。
ステップS9では、端末2からの部品交換情報が、中央処理装置受信部10によって受信されたか否かが判断される。部品交換情報が受信された場合には、ステップS10に進み、積算演算部12は、その店舗6の積算販売量Snを0にリセットすると共に、販売量フラグを0に戻す。一方、端末2からの部品交換情報が受信されていない場合には、ステップS8に戻り、定期的に店舗6の端末2に信号を送り、警告を表示させる。
次に、図5を参照して、ステップS7における交換部品の調達処理を説明する。ある店舗6において、交換部品が交換時期に達すると、図5に示す交換部品調達処理フローが実行される。まず、ステップS71において、交換時期集計部24は、積算演算部12に記憶されている交換部品が交換時期に到達した店舗6以外の各店舗の積算販売量Snをメモリに読み込む。次いで、ステップS72において、各店舗の積算販売量Snと所定の閾値Xの差が計算され、この差が所定量Zよりも小さい店舗が抽出される。即ち、交換部品の交換時期が互いに近接した店舗を抽出した情報である交換時期集計情報が生成される。さらに、ステップS73において、交換時期集計情報に基づく、必要な交換部品の数及び抽出された店舗のリストを含む調達情報が、中央処理装置送信部16によって、一括して本部内の調達部門に送られる。調達部門では、交換部品が近々交換時期に到達する各店舗について、一括して交換部品を調達し、これを各店舗に配送する。また、交換時期集計部24を、交換部品が交換時期に到達した店舗と同一地域にある店舗の積算販売量Snのみをメモリに読み込み、この中から交換部品が近々交換時期に到達する店舗を抽出するように構成しても良い。さらに、中央処理装置送信部16が、本部内の調達部門ではなく、交換部品のメーカーに調達情報を直接送信し、交換部品の発注を行うように、中央処理装置送信部16を構成することもできる。
一方、商品抽出部22は、浄水の販売量の情報と共に、中央処理装置受信部10が各店舗6の端末2から受信する浄水と同時に購入された商品の情報を1ヶ月ごとに集計する。さらに、商品抽出部22は、集計された商品を、浄水と共に購入される頻度の高い順に所定の数抽出する。抽出された商品の情報は、中央処理装置送信部16によって、店舗6内の水処理装置8の近くに陳列することを推奨する商品として各店舗6に送信され、端末2に表示される。或いは、商品の抽出は、浄水が購入された場合に、その商品が購入される頻度と、浄水が購入されない場合に購入される頻度の差に基づいて行っても良い。
本発明の第1実施形態の浄水販売管理システムによれば、複数の店舗に水処理装置を設置して、効率良く質の高い浄水を販売することができる。即ち、各店舗における浄水の販売量が、本部の中央処理装置によって一括して把握されるので、本部は、交換部品の購入、発注等を計画的に行うことが可能になる。また、交換部品の交換時期が到来すると、各店舗の端末にその旨の警告が表示されるので、交換部品の交換忘れを防止することができる。また、中央処理装置が、部品交換情報を受信するように構成されているので、交換部品交換の有無を本部で一括して把握することができる。
さらに、平均演算部が各店舗における1日の平均浄水販売量を計算し、交換時期判断部が、これを加味して交換時期を判断しているので、交換部品の寿命を予測して適切な時期に交換部品を交換することができる。また、季節判断部が季節を判断し、交換時期判断部が、これを加味して交換時期を判断しているので、浄水販売量の季節変動に応じた適切な時期に交換部品を交換することができる。さらに、交換時期集計部が、ほぼ同時期に交換時期が到来する複数の店舗を抽出して、交換部品の調達処理を行うので、交換部品を効率的に調達し、配送することができる。
上述した第1実施形態においては、各店舗6の端末2は、POSシステムの回線により接続されていたが、インターネット回線等を含む、任意の有線、無線の回線を利用して、端末と中央処理装置を接続することができる。また、上述した第1実施形態では、水処理装置は、アルカリイオン水を生成する装置であるが、本発明は、メンテナンスを必要とする任意の水処理装置に適用することができる。さらに、上述した第1実施形態では、交換部品は水処理装置の浄化部であったが、本明細書において、交換部品には、水処理装置の使用により交換又は補充が必要になる任意の部品、薬品等が含まれるものとする。
次に、図6及び7を参照して、本発明の第2実施形態による浄水販売管理システムを説明する。本発明の第2実施形態の浄水販売管理システムは、各店舗に設置されている水処理装置が、レジで会計処理を行うことなく、単独で浄水を直接販売することもできる点が、第1実施形態とは異なる。従って、ここでは、第2実施形態の第1実施形態とは異なる点のみを説明し、同様の構成要素には、同様の符号を付して説明を省略する。
図6は、本発明の第2実施形態による浄水販売管理システムのブロック図である。図6に示すように、本実施形態の浄水販売管理システム100は、水処理装置108と、端末2と、この端末に接続された中央処理装置4と、を有する。また、中央処理装置4は、第1実施形態と同様に、中央処理装置受信部10と、積算演算部12と、交換時期判断部14と、中央処理装置送信部16と、平均演算部18と、季節判断部20と、商品抽出部22と、交換時期集計部24と、を有する。
水処理装置108は、各店舗6に設置されており、コインの投入により浄水を単独で販売することも、レジで他の商品と共に会計処理することもできるように構成されている。また、水処理装置108は、レジで会計する場合には、吐水終了後、消費者にバーコードが印刷されたレシート110を頒布するように構成されている。この情報記録媒体であるレシート110には、その消費者が購入した浄水の量の情報を表すバーコードと、他の消費者が、コインで直接購入した浄水の積算量の情報を表すバーコードが印刷される。また、水処理装置108を、レジ会計専用、単独販売及びレジ会計両用、又は単独販売専用に、店舗6の経営者が切替えて使用できるように構成することもできる。これにより、来店する消費者が少ない時間帯にはレジ会計専用に、消費者が多い時間帯には単独販売及びレジ会計の両用にする等の切替えが可能になる。水処理装置108の水処理機能については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態による浄水販売管理システムの作用を説明する。
まず、浄水を購入しようとする消費者は、店舗6に設置されている水処理装置108のボトル受け部に、持参した容器をセットする。本実施形態では、消費者は、水処理装置108に直接コインを投入して浄水を購入することができる。消費者が、浄水のみを店舗6で購入する場合には、レジで会計処理をするよりも、水処理装置108に直接コインを投入して浄水を購入する方が利便性が高い。
まず、図7のステップS101において、消費者が、浄水をコインで購入するか、レジで会計するかが判断される。水処理装置108にコインが投入されると、ステップS102に進み、投入されたコインに応じ、消費者がセットした容器に浄水が吐水される。次に、ステップS103において、前回までにコインによって直接販売された浄水の量である積算直接販売量Sm-1に、今回消費者がコインによって購入した浄水の量V2が加算され、今回までの積算直接販売量Smが計算される。ステップS104において、この積算直接販売量Smが水処理装置108のメモリ(図示せず)に記憶され、処理を終了する。次に浄水を購入する消費者も、コインで直接浄水を購入した場合には、その購入量がさらに加算され、積算量が水処理装置108のメモリ(図示せず)に記憶される。
消費者が、水処理装置108にコインを投入することなく、水処理装置108の吐水量選択ボタンを押した場合には、ステップS105に進み、消費者がセットした容器に浄水が吐水される。この消費者が購入した浄水の量V1は、ステップS106において、レシート110にバーコードとして印刷される。次いで、ステップS107においては、ステップS104においてメモリに記憶された、積算直接販売量Smが、レシート110にバーコードとして印刷される。さらに、ステップS108において、積算直接販売量Smが0にリセットされ、ステップS109において、消費者が購入した浄水の量V1及び積算直接販売量Smを表す2つのバーコードが印刷されたレシート110が消費者に頒布される。
浄水を購入した消費者は、他の購入商品と共にレシート110を店舗6のレジに持参する。ステップS110では、レジにおいて、レシート110に印刷された2つのバーコードが端末2によって読み取られる。これにより、消費者は、自身が購入した浄水の会計処理をすることができ、また、同時に購入する他の商品の会計処理をする。ステップS111において、2つのバーコードを読み取った端末2は、積算直接販売量Smに、消費者が購入した浄水の量V1を加算して、積算販売量Vを計算する。さらに、端末2は、積算販売量V及び消費者が同時に購入した商品の情報を、中央処理装置4に送信する。これにより、消費者がコインで直接浄水を購入した場合にも、その販売量は端末2から中央処理装置4に送信される。
また、次の消費者が、コインで直接浄水を購入した場合には、積算直接販売量Smは再び0から積算される。
浄水の販売量及び消費者が同時に購入した商品の情報を受信した中央処理装置4の作用は、上述した第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本発明の第2実施形態の浄水販売管理システムによれば、消費者は、希望に応じて、浄水を水処理装置で直接購入し、又は、レジで会計することができる。また、本実施形態の浄水販売管理システムによれば、有線又は無線の通信手段を用いることなく、消費者がコインで直接購入した浄水の量を、水処理装置から端末に伝達することができる。
上述した本発明の第2実施形態では、レシートにバーコードを印刷することにより、販売された浄水の量を伝達していたが、バーコードの代わりに、端末で読み取ることができるテトラコード等、任意の文字又は図形を使用することができる。また、レシートの代わりに、情報を記録することができる磁気カード、ICカード等、任意の情報記録媒体を使用することもできる。
次に、図8を参照して、本発明の第3実施形態による浄水販売管理システムを説明する。本発明の第3実施形態の浄水販売管理システムは、各店舗に設置されている水処理装置が、その店舗の端末に接続されている点が、第1実施形態とは異なる。従って、ここでは、第3実施形態の第1実施形態とは異なる点のみを説明し、同様の構成要素には、同様の符号を付して説明を省略する。
図8は、本発明の第3実施形態による浄水販売管理システムのブロック図である。図8に示すように、本実施形態の浄水販売管理システム200は、水処理装置208と、端末202と、この端末に接続された中央処理装置4と、を有する。また、中央処理装置4は、第1実施形態と同様に、中央処理装置受信部10と、積算演算部12と、交換時期判断部14と、中央処理装置送信部16と、平均演算部18と、季節判断部20と、商品抽出部22と、交換時期集計部24と、を有する。
水処理装置208は、水処理装置送信部208aを有し、この水処理装置送信部208aは、その店舗6に設置された端末202とケーブルで接続できるように構成されている。水処理装置送信部208aは、浄水を販売すると、その販売量の情報を、端末202に送信するように構成されている。また、水処理装置208を、第2実施形態と同様に、浄水をコインで直接販売できるように構成しても良い。この場合には、直接販売された浄水の量の情報も、水処理装置送信部208aから端末202に送信されるように構成するのが良い。
端末202は端末受信部202aを有し、この端末受信部202aは、水処理装置208によって販売された浄水の量の情報を、端末202から受信するように構成されている。さらに、端末202は、第1実施形態と同様に、受信した浄水の量の情報を、中央処理装置4に送信するように構成されている。本実施形態においては、水処理装置208と端末202は、ケーブルによって接続されているが、水処理装置208と端末202は、有線、無線、赤外線等、任意の手段によって接続することができる。
次に、本発明の第3実施形態による浄水販売管理システムの作用を説明する。
まず、浄水を購入しようとする消費者は、店舗6に設置されている水処理装置208のボトル受け部に、持参した容器をセットする。次いで、消費者が吐水量選択ボタンを押すと、選択した量の浄水が容器内に吐水されると共に、浄水の量の情報が、水処理装置送信部208aから端末202の端末受信部202aに送信される。端末受信部202aが受信した浄水の量の情報は、第1実施形態と同様に、中央処理装置4に送信される。浄水を購入した消費者は、端末202が置かれたレジで代金を支払う。浄水と同時に購入された商品の情報は、会計時に、端末202から中央処理装置4に送信される。販売された浄水の量の情報、及び浄水と同時に購入された商品の情報が送信された後の中央処理装置4の作用は、第1実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本発明の第3実施形態の浄水販売管理システムによれば、販売された浄水の量の情報が、水処理装置から端末を介して中央処理装置に直接伝達されるので、本部は、浄水の販売量を確実に把握することができる。
本実施形態の浄水販売管理システムにおいては、水処理装置が端末を介して中央処理装置に直接接続されているので、交換部品の交換時期が到来したとき、又は、交換部品の交換時期が経過して交換部品が寿命に達したとき、中央処理装置から水処理装置に信号を送って、水処理装置に警告を表示させ、又は水処理装置の使用を禁止するように構成することもできる。また、水処理装置の交換部品を交換したとき、部品交換情報を水処理装置から中央処理装置に送信する用に構成することもできる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、上述した実施形態に種々の変更を加えることができる。
本発明の第1実施形態による浄水販売管理システムのブロック図である。 本発明の第1実施形態による浄水販売管理システムと共に使用される水処理装置の斜視図である。 水処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態による浄水販売管理システムにおいて、中央処理装置で実行される処理のフローチャートである。 水処理装置の交換部品の調達処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態による浄水販売管理システムのブロック図である。 本発明の第2実施形態による浄水販売管理システムの作用を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態による浄水販売管理システムのブロック図である。
符号の説明
1 本発明の第1実施形態の浄水販売管理システム
2 端末
4 中央処理装置
6 店舗
8 水処理装置
8a ボトル受け部
8b、8c 吐水量選択ボタン
8d 表示部
10 中央処理装置受信部
12 積算演算部
14 交換時期判断部
16 中央処理装置送信部
18 平均演算部
20 季節判断部
22 商品抽出部
24 交換時期集計部
32 給水管接続部
34 配水管接続部
36 開閉弁
38 流量調整弁
40 三方弁
42 浄化部
44 流量センサ
46 電解槽
48a 制御基板
48b 制御部
48c 電源部
49 吐水口
100 本発明の第2実施形態の浄水販売管理システム
108 水処理装置
110 レシート
200 本発明の第2実施形態の浄水販売管理システム
202 端末
202a 端末受信部
208 水処理装置
208a 水処理装置送信部

Claims (10)

  1. 浄水販売用の水処理装置が店頭に置かれた複数の店舗に設置された端末と、
    この端末に接続された中央処理装置と、を有し、
    上記中央処理装置が、
    販売された浄水の量を、上記各端末から受信する中央処理装置受信部と、
    この中央処理装置受信部が受信した販売された浄水の量を、店舗ごとに積算する積算演算部と、
    この積算演算部によって計算された、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた上記水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する交換時期判断部と、
    この交換時期判断部が上記交換部品の交換時期が到来したと判断すると、上記交換部品の交換時期が到来した旨の情報を、その店舗に設置された端末に表示させるための信号を送信し、又は、上記交換部品の調達情報を送信する中央処理装置送信部と、
    を有することを特徴とする浄水販売管理システム。
  2. 浄水を販売した際、販売した浄水の量を記録した情報記録媒体を顧客に頒布する浄水販売用の水処理装置と、
    この水処理装置が置かれた店舗に設置され、上記情報記録媒体に記録された浄水の量を読み取り、会計処理をする端末と、
    この端末に接続された中央処理装置と、を有し、
    上記中央処理装置が、
    上記端末が読み取った浄水の量を、上記端末から受信する中央処理装置受信部と、
    この中央処理装置受信部が受信した販売された浄水の量を、店舗ごとに積算する積算演算部と、
    この積算演算部によって計算された、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた上記水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する交換時期判断部と、
    この交換時期判断部が上記交換部品の交換時期が到来したと判断すると、上記交換部品の交換時期が到来した旨の情報を、その店舗に設置された端末に表示させるための信号を送信し、又は、上記交換部品の調達情報を送信する中央処理装置送信部と、
    を有することを特徴とする浄水販売管理システム。
  3. 上記水処理装置が、上記端末で会計処理をせずに水処理装置単独でも顧客に浄水を販売できるように構成されており、上記端末で会計処理をするように浄水を販売した際、顧客に頒布される情報記録媒体には、その顧客が購入した浄水の量、及び上記水処理装置が単独で販売した浄水の量に関する情報が記録される請求項2記載の浄水販売管理システム。
  4. 浄水販売用の水処理装置と、
    この水処理装置が置かれた店舗に設置され、上記水処理装置によって販売された浄水の量を上記水処理装置から受信する端末と、
    この端末に接続された中央処理装置と、を有し、
    上記中央処理装置が、
    販売された浄水の量を、上記各端末から受信する中央処理装置受信部と、
    この中央処理装置受信部が受信した販売された浄水の量を、店舗ごとに積算する積算演算部と、
    この積算演算部によって計算された、店舗ごとに積算された浄水の販売量に基づいて、その店舗に置かれた上記水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する交換時期判断部と、
    この交換時期判断部が上記交換部品の交換時期が到来したと判断すると、上記交換部品の交換時期が到来した旨の情報を、その店舗に設置された端末に表示させるための信号を送信し、又は、上記交換部品の調達情報を送信する中央処理装置送信部と、
    を有することを特徴とする浄水販売管理システム。
  5. 上記中央処理装置受信部が、上記端末から上記交換部品を交換した旨の部品交換情報を受信するように構成され、上記中央処理装置受信部が部品交換情報を受信すると、上記積算演算部は、積算しているその店舗で販売された浄水の量をリセットする請求項1乃至4の何れか1項に記載の浄水販売管理システム。
  6. 上記中央処理装置が、さらに、所定期間当たりの平均浄水販売量を、各店舗ごとに計算する平均演算部を有し、上記交換時期判断部が、積算された浄水の販売量、及び上記平均演算部によって計算された所定期間当たりの平均浄水販売量に基づいて、上記交換部品の交換時期を判断する請求項1乃至5の何れか1項に記載の浄水販売管理システム。
  7. 上記中央処理装置が、さらに、現在の季節を特定する季節判断部を有し、上記交換時期判断部が、積算された浄水の販売量、及び上記季節判断部によって特定された季節に基づいて、上記交換部品の交換時期を判断する請求項1乃至6の何れか1項に記載の浄水販売管理システム。
  8. 上記中央処理装置受信部が、上記端末から浄水と同時に購入された商品の情報を受信するように構成され、上記中央処理装置が、さらに、浄水と同時に購入された商品の情報を集計し、且つ浄水と同時購入される頻度の高い商品を抽出する商品抽出部を有し、上記中央処理装置送信部が、上記商品抽出部が抽出した商品の情報を上記端末に表示させるための信号を送信する請求項1乃至7の何れか1項に記載の浄水販売管理システム。
  9. 上記中央処理装置が、さらに、上記水処理装置の上記交換部品の交換時期が近接している店舗を抽出し、且つ交換時期集計情報を生成する交換時期集計部を有し、上記中央処理装置送信部が、上記交換時期集計部によって生成された交換時期集計情報に基づいて、一括して上記交換部品の調達情報を送信する請求項1乃至8の何れか1項に記載の浄水販売管理システム。
  10. 浄水販売用の水処理装置が店頭に置かれた複数の店舗に夫々設置された端末から、販売された浄水の量を中央処理装置に送信する段階と、
    上記中央処理装置が、上記店舗で販売された浄水の量を受信し、販売された浄水の量を店舗ごとに積算する段階と、
    上記中央処理装置が、店舗ごとに積算された浄水の量に基づいて、その店舗に置かれた上記水処理装置に使用されている交換部品の交換時期を判断する段階と、
    上記交換部品の交換時期が到来したと判断されると、上記中央処理装置が、上記交換部品の交換時期が到来した旨の情報を送信して上記端末に表示させ、又は、上記交換部品の調達情報を送信する段階と、
    を含むことを特徴とする浄水の販売管理方法。
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