JPH05324953A - 保守システム - Google Patents

保守システム

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JPH05324953A
JPH05324953A JP13466192A JP13466192A JPH05324953A JP H05324953 A JPH05324953 A JP H05324953A JP 13466192 A JP13466192 A JP 13466192A JP 13466192 A JP13466192 A JP 13466192A JP H05324953 A JPH05324953 A JP H05324953A
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JP
Japan
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hopper
gate
maintenance system
maintenance
hoppers
Prior art date
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Pending
Application number
JP13466192A
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English (en)
Inventor
Tetsuji Shimojo
哲司 下條
Koji Tanaka
耕二 田中
Yasushi Sakamoto
靖 坂本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守員が点検対象となる装置内の有寿命部品
について、次の定期点検時期までに寿命に到達するか否
かを容易に判定可能とした保守システムを提供するこ
と。 【構成】 機械的,電気的等の寿命を有する部品(有寿
命部品)を使用する装置類の保守システムであって、前
記寿命を有する部品に対して、現時点までの使用回数を
累積するとともに、これに、今後、所定期間内に使用さ
れると推定される回数を加算する手段と、この加算結果
を前記部品について予め設定されている寿命回数と比較
する手段とを有し、前記所定期間内に前記寿命回数に到
達するか否かを判定することを特徴とする保守システ
ム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機械的,電気的等の寿命
を有する部品(以下、「有寿命部品」という)を使用する装
置類の保守システムに関し、特に部品交換の時期を事前
に察知するに好適な保守システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシステムに関連する技術
としては、例えば、電子写真方式の印字装置のトナーの
如き消耗品について、残量が100枚分位になった時点
で、アラームを出して、オペレータに対して交換の必要
を警告するようにした技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、オペレータによる操作を前提として
いるので、トナー残量が100枚分位になった時点でア
ラームを出すという方式が採用できるが、装置の部品の
如く、専門の保守員が作業を行う必要のあるもの場合に
は、保守員のスケジュール作成等の観点からも、相当の
予裕を持って部品交換を察知することが必要である。ま
た、装置の場合にも、顧客の使用量(使用頻度)は様々で
あり、これらを一様に予測することは極めて難かしい問
題であった。本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、従来の技術における上述
の如き問題を解消し、保守員が装置の定期点検に行った
際等に、当該装置内の有寿命部品について、次の定期点
検時期までに寿命に到達するか否かを判定可能とした保
守システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、有
寿命部品を使用する装置類の保守システムであって、前
記寿命を有する部品に対して、現時点までの使用回数を
累積するとともに、これに、今後、所定期間内に使用さ
れると推定される回数を加算する手段と、この加算結果
を前記部品について予め設定されている寿命回数と比較
する手段とを有し、前記所定期間内に前記寿命回数に到
達するか否かを判定することを特徴とする保守システム
によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る保守システムにおいては、例え
ば、有寿命部品が何回使用された(または、動作した)か
を、プログラムでカウント(この値をYとする)するよう
にし、また、予め定めた、当該有寿命部品の寿命値X
(使用回数または動作回数)、および、装置の点検周期等
の所定期間内に当該有寿命部品が使用されるか動作する
と予測される回数Zをプログラム上に登録するエリアを
設けて、プログラム上に登録されるX,Zおよび装置自
身がカウントするYの三つの値を基にして、顧客の使用
量(使用頻度)の実績に基づく今後の使用頻度推定値を基
にして、当該有寿命部品の寿命回数到達時期を推定する
ようにしたものである。具体的には、下記の如き動作を
行う。 (1)X−Y≦Zの場合には、次の所定期間内に当該有寿
命部品が寿命に到達することを表わすので、部品交換要
の表示(出力)を行う。 (2)X−Y>Zの場合には、次の所定期間内に当該有寿
命部品が寿命に到達しないことを表わすので、何も表示
(出力)を行わない。 なお、上の方式で求めた寿命到達時期は、装置自身の出
力機能を使用して出力させ、オペレータに通知される。
これにより、保守員の点検スケジュールの立案等に有効
な、確かさの高い寿命回数到達時期を推定することが可
能になり、保守の効率を向上させることが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図2は、本発明の一実施例に係る保守シス
テムの適用対象としての、機構系装置1の側面図であ
り、本装置は、媒体4A1〜4A3等を収納するホッパ
A1〜D3を12個有する媒体収納部1A,媒体を発行
する媒体発行部1C,プリンタ部1Bから構成されてい
る。上述の各ホッパA1〜D3は、すべて同一の構造を
有しており、例えば、ホッパA3は、媒体4A3を下方
から1枚ずつ繰り出すピックアップローラ3A3,繰り
出し力を生ずるための錘6A3,複数枚の媒体4A3が
繰り出されようとしたときにこれらを1枚ずつに分離す
るためのゲート2A3およびこれに圧接される圧接ロー
ラ5A3等から構成されている。
【0007】上述の如く構成される装置の一般的な動作
は、以下の通りである。ピックアップローラ3A3によ
ってホッパA3から繰り出された媒体は、ゲート2A
3,圧接ローラ5A3を通って、隣接するホッパA2と
の間に設けられているローラ7A3により、ホッパA2
内の媒体4A2の下部まて搬送され、今度は、ピックア
ップローラ3A2によってゲート2A2,圧接ローラ5
A2まで搬送される。以下、同様に、ローラ7A2,ピ
ックアップローラ3A1,ゲート2A1,圧接ローラ5
A1によって、ホッパA1を通過し、媒体発行部1Cへ
送られるというものである。図3は、ゲート2A1〜2
A3,圧接ローラ5A1〜5A3を拡大して示すもので
あり、上述の如く、媒体4A1〜4A3が繰り出される
毎に、これらの両部品間を通過し、その際、ゲート2A
1〜2A3の先端ゴム部2A1'〜2A3'が摩耗すると
いう状況にある。上述のゴム部2A1'〜2A3'が摩耗
すると、複数枚の媒体が繰り出されようとしたときに、
これを1枚ずつに分離することができなくなり、装置障
害につながることになる。従って、このゲートゴム部2
A1'〜2A3'が摩耗する前に、ゲート2A1〜2A3
を、予防交換する必要がある。
【0008】以下、上述の如く構成された装置における
ゲート2A1〜2A3の予防交換の動作を、図1に示す
動作フロー図および図4に示す使用回数データ図をも用
いて説明する。図4は、本実施例に係るゲート予防交換
のためのプログラム出力例である。上の説明からも明ら
かな如く、ホッパA3から繰り出された媒体は、ホッパ
A3のゲート2A3,ホッパA2のゲート2A2,ホッ
パA1のゲート2A1を、各々1回通過する。従って、
各ホッパのゲートの媒体通過枚数は、各ホッパからの媒
体発行枚数を基に、以下の計算によって求められる。す
なわち、 ホッパA1のゲート通過枚数=ホッパA1の媒体発行枚
数+ホッパA2の媒体発行枚数+ホッパA3の媒体発行
枚数 ホッパA2のゲート通過枚数=ホッパA2の媒体発行枚
数+ホッパA3の媒体発行枚数 ホッパA3のゲート通過枚数=ホッパA3の媒体発行枚
数 となる。
【0009】図4において、エリア(ア)は、前述の各ホ
ッパA1〜D3のゲート交換寿命値を千枚単位で登録し
た状況を示すものである。通常は、12個すべてが同じ
値になるが、ここでは、説明の都合上、ホッパA1,B
1,B2の値を変えてある。なお、以下、この寿命値を
Xと記す。また、エリア(イ)は、各ホッパA1〜D3の
半年毎の定期点検期間内での、媒体のゲート通過枚数予
測値を、同じく千枚単位で登録した状況を示している。
以下、この値をZと記す。また、その下方の項番17〜28
は、上述の各ホッパA1〜D3の媒体発行枚数を1枚単
位で装置自身がプログラムでカウントして行く状況を示
しており、項番41〜52は、これを基に各ホッパA1〜D
3における媒体のゲート通過枚数を装置自身が、前述の
式を用いて計算した結果を示している。以下、これをY
と記す。
【0010】図1に示した動作フロー図では、これらの
結果を基に、上述の各ホッパA1〜D3についてX−Y
を計算し、その結果をZと比較して、X−Y≦Zとなっ
たものについて、例えば、「ゲートコウカンヨウ」の如き
出力を行う(ステップ11)。ここでは、ホッパB1,B
2,B3がこれに該当する。ホッパB2を例にとると、
X=3000枚,Y=2000枚,Z=1004枚(項番45)からX−
Y=1000(枚)<Zとなり、ホッパB2は「ゲートコウカ
ンヨウ」となるというものである。これにより、定期点
検の際、保守員が上述の出力を見れば、交換が必要なゲ
ートが容易にわかるという効果が得られる。なお、図4
におけるエリア(ア)および(イ)は、予め、本装置を製造
する過程で所定の値を設定しておいても良いが、上述の
定期点検の際等に、ユーザの使用状況に応じて適切な値
に変更可能にしておいても良い。この場合、エリア(イ)
の、各ホッパA1〜D3における媒体のゲート通過枚数
予測値は、項番17〜28の数値に基づいて、それに応じた
値を設定すると良い。
【0011】また、図1のステップ12以降に示す如く、
ゲート交換要のアラームが出力された場合に、該当する
ホッパのゲートの交換を実施した後、当該ホッパの、図
4のエリア(ア)に設定する値(寿命値)を、n回目の交換
の場合に当初の値の(n+1)とする如く設定し直すこと
により、前述の動作を継続的に繰り返すことが可能にな
る。このようにした場合には、全体を通しての発行枚数
のデータが累積された形で使用できるので、総使用量の
データをそのまま用いることが可能になるわけである。
上述の寿命値の設定変更とともに、図4のエリア(イ)に
設定する各ホッパA1〜D3における媒体のゲート通過
枚数予測値を、使用実績に基づいて修正する必要がある
場合には、ステップ15および16により修正を行う。上記
実施例によれば、保守員が装置の定期点検に行った際等
に、当該装置内の有寿命部品について、次の定期点検時
期までに寿命に到達するか否かを容易に判定可能とした
保守システムを実現することができる。
【0012】図5は、本発明の他の実施例を示すシステ
ムの構成図である。図中、30で例示される磁気ディス
ク装置は、上述の如き保守システムを内蔵している装置
であってもよい。また、図では、磁気ディスク装置30
とこれを制御する磁気ディスク制御装置23を各1台だ
け示しているが、磁気ディスク制御装置23,磁気ディ
スク装置30とも、複数台あっても構わない。本実施例
に係る保守システムにおいては、電話回線を介して保守
センタ31に接続された磁気ディスクサブシステムが時
計機構を内蔵していて、バッテリの如き、使用経時によ
り寿命が来る有寿命部品について、寿命に関する情報
を、磁気ディスクサブシステム側から保守センタ31に
通知するようにして、保守員が現場(装置の設置場所)に
行かなくてもこの種の情報を得られるように構成したも
のである。以下、本実施例を詳細に説明する。
【0013】図5に示す磁気ディスクサブシステムにお
いては、磁気ディスク制御装置23は、内部にマイクロ
プロセッサ24,サービスプロセッサ25,データ入力
および表示装置としてのパネル28,時計26,記憶装
置としてのハードディスク27,通信制御装置としての
モデム29を備えており、また、上位にホストコンピュ
ータ21とチャネル装置22、下位に磁気ディスク装置
30がそれぞれ接続されて構成されている。図5に示す
磁気ディスクサブシステム側のオペレータが、パネル2
8から、磁気ディスク制御装置23および磁気ディスク
装置30の定期交換保守部品名,寿命日数を入力する
と、サービスプロセッサ25は、自装置内の図示されて
いないメモリおよびハードディスク27に、これらを一
覧表の形で格納する。時計26は、日付け更新時に、サ
ービスプロセッサ25のメモリおよびハードディスク2
7内の、上記一覧表中の経過日数,残日数を計算し、該
一覧表の内容の更新を行う。
【0014】上述の計算の結果、残日が0に近づいたと
き、サービスプロセッサ25は、モデム29および電話
回線網を経由して、保守センタ31に、当該装置の設置
先顧客名,装置名,定期交換部品名,寿命日数,経過日
数等の情報を自動通報する。また、一方、保守センタ3
1からは、磁気ディスク制御装置23の動作中いつで
も、ハードディスク27に格納してある上記情報を、電
話回線網,モデム29を介して読み取ることが可能であ
る。なお、磁気ディスク装置30が、前述の実施例に示
した如き保守システムを内蔵している場合には、使用経
時により交換が必要となる部品以外の部品、すなわち、
使用回数(頻度)に応じて交換を考慮する必要がある部品
についても、磁気ディスクサブシステム側から、その情
報を保守センタ31に送ることが可能になるという効果
が得られる。
【0015】上記実施例によれば、定期保守が必要な部
品の寿命切れを、保守センタにいる保守員が知ることが
可能になり、保守の効率化に有効な保守システムを実現
することができる。なお、上述の各実施例はいずれも本
発明の一例を示したものであり、本発明はこれらに限定
されるべきものではないことは言うまでもないことであ
る。
【0016】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、保守員が点検対象装置内の有寿命部品について、
次の定期点検時期までに寿命に到達するか否かを容易に
判定可能とした保守システムを実現できるという顕著な
効果を奏するものである。
【0017】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る保守システムの動作の
概要を示す動作フローチャートである。
【図2】実施例に係る保守システムの適用対象としての
機構系装置の側面図である。
【図3】図2に示した装置のゲート2A1〜2A3,圧
接ローラ5A1〜5A3を拡大して示す図である。
【図4】実施例に係るゲート予防交換のためのプログラ
ム出力例である。
【図5】本発明の他の実施例を示すシステムの構成図で
ある。
【符号の説明】
1A:媒体収納部、1B:プリンタ部、1C:媒体発行
部、A1〜D3:ホッパ、2A1〜2A3:ゲート、3
A1〜3A3:ピックアップローラ、4A1〜4A3:
媒体、5A1〜5A3:圧接ローラ、23:磁気ディス
ク制御装置、25:サービスプロセッサ、26:時計、
27:ハードディスク、28:パネル、29:モデム、
30:磁気ディスク装置、31:保守センタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的,電気的等の寿命を有する部品を
    使用する装置類の保守システムであって、前記寿命を有
    する部品に対して、現時点までの使用回数を累積すると
    ともに、これに、今後、所定期間内に使用されると推定
    される回数を加算する手段と、この加算結果を前記部品
    について予め設定されている寿命回数と比較する手段と
    を有し、前記所定期間内に前記寿命回数に到達するか否
    かを判定することを特徴とする保守システム。
  2. 【請求項2】 前記所定期間および該所定期間内に使用
    されると推定される前記部品の回数を、ともに、任意に
    変更可能とすることを特徴とする請求項1記載の保守シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記部品を新品に交換する毎に、前記使
    用回数の累積値を引き継ぎ、新品になった部品の寿命回
    数を、前記寿命回数のn(n:交換回数+1)倍の値に設
    定することを特徴とする請求項1または2記載の保守シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の保守システムを備
    えた装置を、回線網を介して保守センタに接続し、部品
    交換の必要時期を装置側から前記保守センタに通知する
    如く構成したことを特徴とする保守システム。
JP13466192A 1992-05-27 1992-05-27 保守システム Pending JPH05324953A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002157359A (ja) * 2000-11-20 2002-05-31 Takenaka Komuten Co Ltd 建築設備予防保全管理システム
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WO2023166586A1 (ja) * 2022-03-02 2023-09-07 日本電気株式会社 部品状態推定装置、部品状態推定システム、部品状態推定方法、及び記録媒体

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