WO2023166586A1 - 部品状態推定装置、部品状態推定システム、部品状態推定方法、及び記録媒体 - Google Patents

部品状態推定装置、部品状態推定システム、部品状態推定方法、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

部品状態推定装置(10)は、取得部(110)及び推定部(120)を備えている。取得部(110)は、状態情報及び稼働予測データを取得する。状態情報は、製品に含まれる部品の状態を示す。稼働予測データは、所定時間経過するまでの製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する。推定部(120)は、状態情報及び稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の部品の劣化状態を推定する。推定部(120)は、さらに、製品の稼働状態の実績データを用いて劣化状態を推定してもよい。

Description

部品状態推定装置、部品状態推定システム、部品状態推定方法、及び記録媒体
 本発明は、部品状態推定装置、部品状態推定システム、部品状態推定方法、及び記録媒体に関する。
 複数の部品からなる製品を管理するためには、各部品の状態を把握することが重要である。特許文献1には、ユーザ機器を管理するサーバが開示されている。このサーバは、ユーザ機器に装着されたセンサの検出情報の時系列データを取得し、この時系列データを解析する。そしてこのサーバは、ユーザ機器の長寿命化や、故障発生可能性を低減させるための利用改善ポイントを説明するメッセージを生成し、生成したメッセージをユーザ機器に送信する。
特開2021-110998号公報
 製品を管理する上で、その製品に含まれる部品の将来の劣化状態を推定することは重要である。しかし、上述した特許文献1においては、部品の将来の劣化状態を推定することについては、開示はない。
 本発明の目的の一例は、上述した課題を鑑み、製品に含まれる部品の将来の劣化状態を推定することができる部品状態推定装置、部品状態推定システム、部品状態推定方法、及び記録媒体を提供することにある。
 本発明の一態様によれば、製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を取得するとともに、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する取得手段と、
 前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する推定手段と、
を備える、部品状態推定装置が提供される。
 本発明の一態様によれば、製品に搭載された通信装置と、
 部品状態推定装置と、
を備え、
 前記通信装置は、前記製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を前記部品状態推定装置に送信し、
 前記部品状態推定装置は、
  前記状態情報、及び、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する取得手段と、
  前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する推定手段と、
を備える、部品状態推定システムが提供される。
 本発明の一態様によれば、コンピュータが、
  製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を取得するとともに、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得し、
  前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する、部品状態推定方法が提供される。
 本発明の一態様によれば、コンピュータに、
  製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を取得するとともに、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する取得処理と、
  前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する推定処理と、
を行わせるプログラムを記憶する、コンピュータ読取可能な記録媒体が提供される。
 本発明の一態様によれば、製品に含まれる部品の将来の劣化状態を推定することができる部品状態推定装置、部品状態推定システム、部品状態推定方法、及び記録媒体を提供できる。
実施形態に係る部品状態推定装置の概要を示す図である。 図1に示した部品状態推定装置の使用環境の一例を示す図である。 部品状態推定装置の使用環境の詳細例を示す図である。 推定情報の一例を模式的に示す図である。 出力部が出力する情報の第1例を示す図である。 出力部が出力する情報の第2例を示す図である。 出力部が出力する情報の第3例を示す図である。 部品状態推定装置のハードウェア構成例を示す図である。 部品状態推定装置が行う処理の一例を示すフローチャートである。
 以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
 図1は、実施形態に係る部品状態推定装置10の概要を示す図である。部品状態推定装置10は、取得部110及び推定部120を備えている。
 取得部110は、状態情報及び稼働予測データを取得する。状態情報は、製品に含まれる部品の状態を示す。稼働予測データは、所定時間経過するまでの製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する。
 推定部120は、状態情報及び稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の部品の劣化状態を推定する。
 この部品状態推定装置10を用いると、状態情報及び稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の部品の劣化状態を推定することができる。
 図2は、図1に示した部品状態推定装置10の使用環境の一例を示す図である。本図に示す例において、部品状態推定装置10は、製品20に搭載された送信装置22から状態情報を取得する。そして、部品状態推定装置10及び送信装置22は、部品状態推定システムの少なくとも一部となっている。
 以下、部品状態推定装置10の詳細例について説明する。
 図3は、部品状態推定装置10の使用環境の詳細例を示す図である。部品状態推定装置10は、例えば製品20の利用者、所有者、及び管理者の少なくとも一人によって所持されている。部品状態推定装置10は、例えばスマートフォンやタブレット型端末などの携帯型の通信端末であってもよいし、固定型の装置であってもよい。
 製品20は、複数の部品を有している。製品20の一例は、自動車などの車両、電車の車両、飛行機、及び携帯通信端末である。ただし、製品20はこれらに限定されない。製品20が自動車の場合、部品は、バッテリ、エンジンオイル、ワイパー、ヘッドライト、ベルト、タイヤ、及びブレーキパッドの少なくとも一つである。また、部品もこれらに限定されない。
 製品20は送信装置22を有している。送信装置22は、状態情報を送信する。状態情報は、製品20に含まれる部品の状態を示す。状態情報は、例えば部品に取り付けられたセンサの検出値及びこの検出値を用いて算出された値である。
 このセンサは、例えば、電圧センサ、電流センサ、電力センサ、温度センサ、及び濃度センサの少なくとも一つであるが、これらに限定されない。例えば部品がバッテリの場合、状態情報は、このバッテリの出力電圧、出力電流、出力電力、及びSOCの少なくとも一つである。
 また、センサの検出値を用いて状態情報が算出される場合、状態情報は、例えば、このセンサの検出値の過去の値を用いて算出される。一例として、状態情報は、部品が新品の状態におけるセンサの検出値に対する、現在のセンサの検出値の比である。また状態情報は、このセンサの検出値の履歴を用いて算出されてもよい。
 ここで、送信装置22が状態情報を送信するタイミングは様々である。例えば送信装置22は、部品状態推定装置10から状態情報を要求することを示す情報を取得すると、状態情報を送信してもよい。また送信装置22は、予め決められたタイミングに状態情報を送信してもよい。また送信装置22は、定期的に状態情報を送信してもよい。なお、製品20が車両の場合、このタイミングの一例は、車検又は定期点検を行うタイミングである。
 また製品20が車両の場合、送信装置22は、車両が停車すると状態情報を送信してもよい。ここで、「車両が停車している」とは、車両がエンジンを有している場合はこのエンジンが停止していることを意味しており、車両が電動車両の場合はモータへの電力供給が行われていない場合、又はこの電力供給を制御する制御部がオフになっていることを意味している。
 また部品状態推定装置10は、送信装置22の他に、モデル生成装置30と共に使用される。部品状態推定装置10の推定部120は、所定時間が経過した後の部品の劣化状態を推定する際に、機械学習又は統計処理により生成されたモデルを用いる。モデル生成装置30は、このモデルを生成して部品状態推定装置10に記憶させる。モデル生成装置30が行う機械学習の一例は、異種混合学習である。モデル生成装置30が行う統計処理の一例は、重回帰分析である。
 そして、部品状態推定装置10は、上記したように、取得部110及び推定部120を備えている。また部品状態推定装置10は、さらに、出力部130及びモデル記憶部140を備えている。
 モデル記憶部140は、モデル生成装置30が生成したモデルを記憶している。
 取得部110は、推定部120が用いるモデルの説明変数となる情報を取得する。この情報は、少なくとも状態情報、及び稼働予測データを含んでいる。なお、取得部110は、稼働予測データの代わりに、稼働予測データを生成するために必要な情報を取得してもよい。
 稼働予測データは、例えば、製品20の稼働予定を示すスケジュール情報である。
 また稼働予測データを生成するために必要な情報の一例は、現在の月日である。この場合、取得部110は、さらに、製品20の稼働状態の過去の実績データを用いて稼働予測データを生成する。例えば取得部110は、実績データのうち、現在の月日と条件が近い月日の実績データを取得し、この実績データ、又はこの実績データを統計処理した結果を、稼働予測データとする。ここで、「現在の月日と条件が近い月日」とは、例えば月の上旬、中旬、及び下旬という単位で同じ場合であったり、季節が同じ場合であったり、月日が全く同じ(例えば1年前)である場合を指す。
 そして、製品20が車両であり、かつ対象となる部品がバッテリの場合、稼働予測データは、例えば、走行距離、走行時間、速度の平均値及び上限値の少なくとも一方、ワイパーの稼働時間、ヘッドライトの稼働時間、冷暖房装置の稼働時間及び設定温度、並びにエンジンを起動した回数(エンジンのアイドリングストップの回数を含む)の少なくとも一つを含んでいる。
 なお、取得部110は、稼働状態の実績データを、この稼働履歴を記憶している記憶部から取得する。この記憶部は、さらに過去の状態情報を記憶していてもよい。この記憶部は、部品状態推定装置10の中にあってもよいし、製品20の中にあってもよいし、部品状態推定装置10及び製品20の外部にあってもよい。
 なお、推定部120が用いるモデルの説明変数は、さらに、製品20の稼働状態の実績データを含んでいてもよい。この場合、実績データは、例えば、製品20が稼働した日時及び長さを含んでいる。実績データは、さらに、その稼働において製品20に加わった負荷を示す情報を含んでいてもよい。製品20が車両の場合、実績データは、例えば、走行距離、走行時間、速度の平均値及び上限値の少なくとも一方、ワイパーの稼働実績、ヘッドライトの稼働実績、冷暖房装置の稼働時間及び設定温度、並びにエンジンを起動した回数(エンジンのアイドリングストップの回数を含む)の少なくとも一つを含んでいるのが好ましい。
 また推定部120が用いるモデルの説明変数は、さらに、製品20の過去の状態情報、及び製品20の使用環境(例えば気温、湿度)の少なくとも一方を含んでいてもよい。
 推定部120は、取得部110が取得した情報、及びモデル記憶部140が記憶しているモデルを用いて、部品の劣化状態を推定する。以下、この推定結果を示す情報を推定情報と記載する。
 推定情報は、所定時間が経過した後の部品の劣化状態を示している。所定時間は、例えば1日、1週間、2週間、1か月、3か月、又は6か月であるが、これらに限定されない。推定情報は、例えば、部品の劣化状態を示す値によって示される。以下、この値を劣化度と記載する。劣化度は、例えば、初期能力に対するその時点での能力の割合、例えばバッテリにおけるSOH、又はタイミングベルトの強度の低下度であるが、これらに限定されない。
 推定情報は、部品の劣化状態の推移の推定結果を示していてもよい。この場合、推定情報の一例は、横軸が現在からの経過時間(例えば経過月日)であり、縦軸が部品の劣化度である。
 出力部130は、推定部120が生成した推定情報を出力する。例えば出力部130は、部品状態推定装置10が有するディスプレイ、又は外部の印刷装置に、推定情報を出力する。
 また出力部130は、推定情報が基準を満たしたときに、所定の出力を行う。ここで用いられる基準は、部品が劣化してその部品を交換したほうが良いことを示している。例えば製品20が車両であり、かつ部品がバッテリである場合、所定の出力を行うための基準の一例は、推定情報に含まれるSOC及び電圧の少なくとも一方が、基準値を下回ることである。この場合、出力部150が行う所定の出力は、バッテリの残容量が不足することによって車両が起動しない可能性があることを示している。
 基準値は、例えば部品状態推定装置10の使用者によって設定される。また、複数の基準値が設定されていてもよい。この場合、第1の基準値は、例えば劣化の傾向がみられることを示しており、第1の基準値の次の基準値、すなわち第2の基準値は、劣化が進んでいる可能性があることを示している。また、第2の基準値の次の基準値、すなわち第3の基準値は、部品をすぐに交換したほうが良いことを示している。
 なお、所定の情報の出力条件の詳細例は、例えば以下の少なくとも一つである。いずれの例においても、推定部120の推定情報は、部品の状態を示すパラメータの推定値、例えばバッテリのSOC及び出力電圧の少なくとも一方の推定値を含んでいる。
a)現在の日時に対応する推定値が基準値を下回った場合。この場合、所定の出力は、基準値の設定内容によっては、すでに部品を交換したほうが良いことを示している。
b)「現在の日時から所定時間後」に対応する推定値が基準値を下回った場合。これは、現在は部品を交換しなくてよいが、所定時間後、例えば1か月後には部品を交換したほうが良い場合である。
 出力部130が出力する所定の情報は、部品を交換すべきタイミングを示す情報を含んでいるのが好ましい。このタイミングは、例えば部品の状態を示すパラメータの推定値が基準値を下回るタイミングである。
 また、出力部130が出力する所定の情報は、部品の劣化を抑制するために参照すべき参照情報を含んでいてもよい。参照情報は、例えば、製品20の使用方法や稼働タイミングに関する情報、例えば稼働タイミングや稼働時間のガイダンスを含んでいる。このガイダンスは、例えば、製品20の稼働スケジュールを含んでいてもよい。
 例えば製品20がエンジンを有する車両であり、部品がバッテリの場合、バッテリの劣化を抑制するためには、車両を定期的に稼働させつつ、車両を長時間稼働させないのが好ましい。そこで出力部130は、参照情報として、車両を定期的に稼働させつつ、車両を長時間稼働させないような稼働スケジュールを生成してもよい。例えばこの車両が物流のための車両である場合、出力部130が生成する稼働スケジュールは、この車両による物品の配送計画情報になる。なお、この配送計画情報は、月日別に、出発地点、目的地点、及び経由地点を少なくとも含んでいる。また配送警戒区情報は、さらに、出発地点から目的地点に至るまでのルート情報、経由地点への到着時刻、及び目的地点への到着時刻の少なくとも一つを含んでいてもよい。
 なお、部品状態推定装置10は、クラウドサーバであってもよい。この場合、出力部130は、製品20の利用者、所有者、及び管理者の少なくとも一人によって所持されている端末に、推定情報を出力するとともに、上記した所定の出力を行う。そしてこの端末は、推定情報を表示するとともに、所定の出力も表示する。
 図4は、推定情報の一例を模式的に示す図である。本図に示す例において、推定情報は、部品の状態を示すパラメータの推移の推定結果、例えばバッテリのSOCや出力電圧の推移の推定結果を示している。この情報を示すグラフの原点は、例えば現在である。そしてこのパラメータが基準値を下回るタイミングは、部品を交換したほうが良いと推定されるタイミングを示している。
 図5は、出力部130が出力する情報の第1例を示す図である。本図が示す例において、出力部130は、所定の情報として、部品を交換したほうが良いと推定されるタイミングを示す情報を出力する。
 また図5において、出力部130が出力する情報は、ディスプレイに表示される。この表示は、マーク200を有している。出力部130は、所定期間が経過した後の部品の劣化状態の推定結果に応じて、マーク200の表示態様、例えば色、大きさ、模様、及び形状の少なくとも一つを変化させる。例えば出力部130は、所定時間が経過した後の部品の劣化度の推定値が第1の基準値以下の場合、部品に問題がないという態様、例えば青色でマーク200を表示させる。また出力部130は、この推定値が第1の基準値以上第2の基準値以下の場合、部品に問題が生じる可能性があるという態様、例えば黄色でマーク200を表示させる。さらに出力部130は、この推定値が第2の基準値以上の場合、部品に問題が生じる可能性が高いという態様、例えば赤色でマーク200を表示させる。
 図6は、出力部130が出力する情報の第2例を示す図である。図6において、縦軸は劣化度の推定値を示している。本図に示す例において、推定部120は、複数の稼働予測データ、例えば繁忙状態を示す稼働予測データ、通常状態の稼働予測データ、及び閑散状態を示す稼働予測データのそれぞれを用いて、推定情報を生成している。そして出力部130は、所定の情報に、これら複数の推定情報を含んでいる。本図に示す例において、複数の推定情報は、同一のグラフ内に重ねて表示されている。
 図7は、出力部130が出力する情報の第3例を示す図である。本図が示す例において、出力部130は、所定の情報に、参照情報、すなわち部品の劣化を抑制するために参照すべき情報を含めている。本図に示す例において、参照情報は、単位時間(例えばひと月)における製品20の稼働時間の上限値、及び製品20の稼働スケジュールを含んでいる。
 なお出力部130は、図6に示した情報と図7に示した情報を同時に出力してもよい。
 図8は、部品状態推定装置10のハードウェア構成例を示す図である。部品状態推定装置10は、バス1010、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、及びネットワークインタフェース1060を有する。
 バス1010は、プロセッサ1020、メモリ1030、ストレージデバイス1040、入出力インタフェース1050、及びネットワークインタフェース1060が、相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。ただし、プロセッサ1020などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
 プロセッサ1020は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などで実現されるプロセッサである。
 メモリ1030は、RAM(Random Access Memory)などで実現される主記憶装置である。
 ストレージデバイス1040は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカードなどのリムーバブルメディア、又はROM(Read Only Memory)などで実現される補助記憶装置である。ストレージデバイス1040は部品状態推定装置10の各機能(例えば取得部110、推定部120、及び出力部130)を実現するプログラムモジュールを記憶している。プロセッサ1020がこれら各プログラムモジュールをメモリ1030上に読み込んで実行することで、そのプログラムモジュールに対応する各機能が実現される。また、ストレージデバイス1040はモデル記憶部140としても機能する。
 入出力インタフェース1050は、部品状態推定装置10と各種入出力機器とを接続するためのインタフェースである。
 ネットワークインタフェース1060は、部品状態推定装置10をネットワークに接続するためのインタフェースである。このネットワークは、例えばLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)である。ネットワークインタフェース1060がネットワークに接続する方法は、無線接続であってもよいし、有線接続であってもよい。部品状態推定装置10は、ネットワークインタフェース1060を介して送信装置22及びモデル生成装置30と通信する。
 図9は、部品状態推定装置10が行う処理の一例を示すフローチャートである。製品20の送信装置22は、所定のタイミングで状態情報を部品状態推定装置10に送信する。このタイミングの一例は、例えば製品20が稼働状態から停止状態に変わったタイミングであるが、これに限定されず、例えば製品20が定期検査されるタイミングであってもよい。部品状態推定装置10の取得部110は、この状態情報を取得する。また取得部110は、推定情報の生成に必要な他の情報も取得する。この情報の一例は、稼働予測データ、又は稼働予測データを生成するために必要な情報である(ステップS10)。
 次いで、部品状態推定装置10の推定部120は、推定情報を生成する。推定情報は、上記したように、所定時間が経過した後の部品の劣化状態を示している(ステップS20)。推定部120が行う処理の詳細は、図3を用いて説明した通りである。
 次いで、部品状態推定装置10の出力部130は、推定情報を出力する(ステップS40)。出力部130が行う処理の詳細は、図3~図6を用いて説明した通りである。
 以上、本実施形態によれば、部品状態推定装置10の取得部110は、状態情報及び稼働予測データを取得する。そして部品状態推定装置10の推定部120は、モデルを用いて、所定時間が経過した後の部品の劣化状態を推定する。そして、このモデルの説明変数は、少なくとも、状態情報及び稼働予測データを含んでいる。このため、部品状態推定装置10を用いると、製品20に含まれる部品の将来の劣化状態を推定することができる。
 以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
 また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
 上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
 1.製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を取得するとともに、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する取得手段と、
 前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する推定手段と、
を備える、部品状態推定装置。
2.上記1に記載の部品状態推定装置において、
 前記推定手段は、さらに、前記製品の稼働状態の実績データを用いて前記劣化状態を推定する、部品状態推定装置。
3.上記1又は2に記載の部品状態推定装置において、
 前記取得手段は、前記製品の稼働予定を示すスケジュール情報、及び現在の月日の少なくとも一方を用いて前記稼働予測データを生成する、部品状態推定装置。
4.上記1~3のいずれか一項に記載の部品状態推定装置において、
 前記推定手段による推定結果が基準を満たしたときに、所定の出力を行う出力手段をさらに備える、部品状態推定装置。
5.上記4に記載の部品状態推定装置において、
 前記所定の出力は、前記部品を交換すべきタイミングを示す情報を含んでいる、部品状態推定装置。
6.上記4又は5に記載の部品状態推定装置において、
 前記所定の出力は、前記部品の劣化を抑制するために参照すべき参照情報を含む、部品状態推定装置。
7.上記6に記載の部品状態推定装置において、
 前記参照情報は、前記製品の稼働タイミングに関している、部品状態推定装置。
8.上記7に記載の部品状態推定装置において、
 前記製品は物流のための車両であり、
 前記参照情報を用いて、前記車両による配送計画情報を生成する配送計画生成手段を備える、部品状態推定装置。
9.上記1~8のいずれか一項に記載の部品状態推定装置において、
 前記製品は車両であり、
 前記部品は、バッテリ、エンジンオイル、ワイパー、ヘッドライト、ベルト、タイヤ、及びブレーキパッドの少なくとも一つである、部品状態推定装置。
10.上記9に記載の部品状態推定装置において、
 前記部品はバッテリであり、
 前記稼働予測データは、走行距離、走行時間、速度の平均値及び上限値の少なくとも一方、ワイパーの稼働時間、ヘッドライトの稼働時間、冷暖房装置の稼働時間及び設定温度、並びにエンジンを起動した回数(エンジンのアイドリングストップの回数を含む)の少なくとも一つを含む、部品状態推定装置。
11.製品に搭載された通信装置と、
 部品状態推定装置と、
を備え、
 前記通信装置は、前記製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を前記部品状態推定装置に送信し、
 前記部品状態推定装置は、上記1~10のいずれかに記載の部品状態推定装置である、部品状態推定システム。
12.コンピュータが、
  製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を取得するとともに、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得し、
  前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する、部品状態推定方法。
13.上記12に記載の部品状態推定方法において、
 前記コンピュータは、さらに、前記製品の稼働状態の実績データを用いて前記劣化状態を推定する、部品状態推定方法。
14.上記12又は13に記載の部品状態推定方法において、
 前記コンピュータは、前記製品の稼働予定を示すスケジュール情報、及び現在の月日の少なくとも一方を用いて前記稼働予測データを生成する、部品状態推定方法。
15.上記12~14のいずれか一項に記載の部品状態推定方法において、
 前記コンピュータは、前記推定結果が基準を満たしたときに、所定の出力を行う、部品状態推定方法。
16.上記15に記載の部品状態推定方法において、
 前記所定の出力は、前記部品を交換すべきタイミングを示す情報を含んでいる、部品状態推定方法。
17.上記15又は16に記載の部品状態推定方法において、
 前記所定の出力は、前記部品の劣化を抑制するために参照すべき参照情報を含む、部品状態推定方法。
18.上記17に記載の部品状態推定方法において、
 前記参照情報は、前記製品の稼働タイミングに関している、部品状態推定方法。
19.上記18に記載の部品状態推定方法において、
 前記製品は物流のための車両であり、
 前記コンピュータは、前記参照情報を用いて、前記車両による配送計画情報を生成する、部品状態推定方法。
20.上記12~19のいずれか一項に記載の部品状態推定方法において、
 前記製品は車両であり、
 前記部品は、バッテリ、エンジンオイル、ワイパー、ヘッドライト、ベルト、タイヤ、及びブレーキパッドの少なくとも一つである、部品状態推定方法。
21.上記20に記載の部品状態推定方法において、
 前記部品はバッテリであり、
 前記稼働予測データは、走行距離、走行時間、速度の平均値及び上限値の少なくとも一方、ワイパーの稼働時間、ヘッドライトの稼働時間、冷暖房装置の稼働時間及び設定温度、並びにエンジンを起動した回数(エンジンのアイドリングストップの回数を含む)の少なくとも一つを含む、部品状態推定方法。
22.コンピュータに、
  製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を取得するとともに、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する取得処理と、
  前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する推定処理と、
を行わせるプログラムを記憶する、コンピュータ読取可能な記録媒体。
23.上記22に記載の記録媒体において、
 前記推定処理は、さらに、前記製品の稼働状態の実績データを用いて前記劣化状態を推定する、記録媒体。
24.上記22又は23に記載の記録媒体において、
 前記取得処理は、前記製品の稼働予定を示すスケジュール情報、及び現在の月日の少なくとも一方を用いて前記稼働予測データを生成する、記録媒体。
25.上記22~24のいずれか一項に記載の記録媒体において、
 前記プログラムは、前記コンピュータに、前記推定処理による推定結果が基準を満たしたときに、所定の出力を行う出力処理を行わせる、記録媒体。
26.上記25に記載の記録媒体において、
 前記所定の出力は、前記部品を交換すべきタイミングを示す情報を含んでいる、記録媒体。
27.上記25又は26に記載の記録媒体において、
 前記所定の出力は、前記部品の劣化を抑制するために参照すべき参照情報を含む、記録媒体。
28.上記27に記載の記録媒体において、
 前記参照情報は、前記製品の稼働タイミングに関している、記録媒体。
29.上記28に記載の記録媒体において、
 前記製品は物流のための車両であり、
 前記プログラムは、前記コンピュータに、前記参照情報を用いて、前記車両による配送計画情報を生成する配送計画生成処理を行わせる、記録媒体。
30.上記22~29のいずれか一項に記載の記録媒体において、
 前記製品は車両であり、
 前記部品は、バッテリ、エンジンオイル、ワイパー、ヘッドライト、ベルト、タイヤ、及びブレーキパッドの少なくとも一つである、記録媒体。
31.上記30に記載の記録媒体において、
 前記部品はバッテリであり、
 前記稼働予測データは、走行距離、走行時間、速度の平均値及び上限値の少なくとも一方、ワイパーの稼働時間、ヘッドライトの稼働時間、冷暖房装置の稼働時間及び設定温度、並びにエンジンを起動した回数(エンジンのアイドリングストップの回数を含む)の少なくとも一つを含む、記録媒体。
32.上記22~31に記載のプログラム。
10 部品状態推定装置
20 製品
22 送信装置
30 モデル生成装置
110 取得部
120 推定部
130 出力部
140 モデル記憶部

Claims (13)

  1.  製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を取得するとともに、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する取得手段と、
     前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する推定手段と、
    を備える、部品状態推定装置。
  2.  請求項1に記載の部品状態推定装置において、
     前記推定手段は、さらに、前記製品の稼働状態の実績データを用いて前記劣化状態を推定する、部品状態推定装置。
  3.  請求項1又は2に記載の部品状態推定装置において、
     前記取得手段は、前記製品の稼働予定を示すスケジュール情報、及び現在の月日の少なくとも一方を用いて前記稼働予測データを生成する、部品状態推定装置。
  4.  請求項1~3のいずれか一項に記載の部品状態推定装置において、
     前記推定手段による推定結果が基準を満たしたときに、所定の出力を行う出力手段をさらに備える、部品状態推定装置。
  5.  請求項4に記載の部品状態推定装置において、
     前記所定の出力は、前記部品を交換すべきタイミングを示す情報を含んでいる、部品状態推定装置。
  6.  請求項4又は5に記載の部品状態推定装置において、
     前記所定の出力は、前記部品の劣化を抑制するために参照すべき参照情報を含む、部品状態推定装置。
  7.  請求項6に記載の部品状態推定装置において、
     前記参照情報は、前記製品の稼働タイミングに関している、部品状態推定装置。
  8.  請求項7に記載の部品状態推定装置において、
     前記製品は物流のための車両であり、
     前記参照情報を用いて、前記車両による配送計画情報を生成する配送計画生成手段を備える、部品状態推定装置。
  9.  請求項1~8のいずれか一項に記載の部品状態推定装置において、
     前記製品は車両であり、
     前記部品は、バッテリ、エンジンオイル、ワイパー、ヘッドライト、ベルト、タイヤ、及びブレーキパッドの少なくとも一つである、部品状態推定装置。
  10.  請求項9に記載の部品状態推定装置において、
     前記部品はバッテリであり、
     前記稼働予測データは、走行距離、走行時間、速度の平均値及び上限値の少なくとも一方、ワイパーの稼働時間、ヘッドライトの稼働時間、冷暖房装置の稼働時間及び設定温度、並びにエンジンを起動した回数(エンジンのアイドリングストップの回数を含む)の少なくとも一つを含む、部品状態推定装置。
  11.  製品に搭載された通信装置と、
     部品状態推定装置と、
    を備え、
     前記通信装置は、前記製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を前記部品状態推定装置に送信し、
     前記部品状態推定装置は、
      前記状態情報、及び、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する取得手段と、
      前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する推定手段と、
    を備える、部品状態推定システム。
  12.  コンピュータが、
      製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を取得するとともに、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得し、
      前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する、部品状態推定方法。
  13.  コンピュータに、
      製品に含まれる部品の状態を示す状態情報を取得するとともに、所定時間経過するまでの前記製品の稼働状態の予想結果を示す稼働予測データを取得する取得処理と、
      前記状態情報及び前記稼働予測データを用いて、所定時間が経過した後の前記部品の劣化状態を推定する推定処理と、
    を行わせるプログラムを記憶する、コンピュータ読取可能な記録媒体。
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