JP4922681B2 - 画像形成装置、残管理プログラム、残管理方法 - Google Patents

画像形成装置、残管理プログラム、残管理方法 Download PDF

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Description

消耗品を補充する必要のある装置における、消耗数または消耗量を検知して消耗品の管理を行う画像形成装置、残管理プログラム、残管理方法に関するものである。
画像形成装置は、トナーが切れるとエラー表示で管理者にトナー交換を指示する。しかし、思わぬ時期にトナーが切れてしまうと、在庫が無いというトラブルを起こしかねない。また、その際に使用中止などという警告を管理者に指示することになってしまい、新しいトナーが納品されてくるまでユーザが使用できなくなり、コピーサービスにとっては信用問題となりかねない。
そこで、画像形成装置のカートリッジの在庫管理を容易にするために、記録材を収容したカートリッジを利用して記録媒体に画像を記録する画像形成装置であって、カートリッジに収容された記録材の消耗の度合を検知部により検知し、検知結果に基づいて、ネットワークを介して管理用の情報処理装置等にカートリッジの発注要求を出力し、発注済みを示す管理情報を当該カートリッジの不揮発性メモリに記録する方法があった(特許文献1参照)。
また、顧客の情報通信機器が、消耗品の消費状況から自動的に消耗品の発注時期及び発注量を判断し、自らインターネット経由で発注を行うと共に、消耗品業者の物流部が一日24時間常時注文を受付ける方法があった。この方法では、自身で消費する消耗品の現在の保有在庫量を適宜計算する消費量計算部と、前記消費量計算部が出力した前記現在の保有在庫量に応答して、前記現在の保有在庫量が基準値を下回った場合、前記消耗品の要求を出力する制御部と、インターネットに接続し前記制御部から出力された前記消耗品の前記要求の送受信を行う通信部とを具備する発信情報通信機器と、前記注文に応答して前記消耗品を発注元へ配送する消耗品業者に属する物流部とを具備し、前記情報通信機器とは、情報処理関連機器あるいは通信関連機器である、システムを実行する(特許文献2参照)。
また、不定期且つ間欠的に需要が発生する商品について、定期発注する際の発注量を適正に推定する方法として、需要間隔頻度分布演算部で入力した需要実績のうち利用する期間を表す予測期間長の需要実績に基づいて需要間隔頻度分布K(τ)を演算し、演算した需要頻度分布K(τ)に基づいて需要間隔発生確率演算部で需要間隔発生確率R(τ)を演算し、演算した需要間隔発生確率R(τ)と、入力した予測期間長と、需要実績とに基づいて積算需要量予測演算部で現在から未来の各時点までの積算需要量の分布をモンテカルロシミュレーションにより演算し、演算した積算需要量分布と、サービスレベルと、リードタイム及び定期発注間隔とに基づいて適正発注量推定部でサービスレベルを満たす適正な発注量を推定する方法があった(特許文献3参照)。
特許文献1の方法では、発注数量は、常に一定とは限らず、その時期の利用者の人数によっても数は前後してくる。過去の発注履歴を記憶するだけでは、正確な発注は出来ないという問題がある。
特許文献2の方法では、消耗品の消費時期及び発注量を判断し、発注が行えても、これではその時限りの判断をするだけである。例えばコピーサービスにおいていうと、トナーは在庫として無造作において置けるものではない。在庫の数で発注を変えていくのではなく、過去の経験で集客時期はトナーの使用量が多くなるという事実を把握し、それを踏まえて予想しなくては、本当に管理者の負担が軽減したとは言えない。
特許文献3の方法では、トナーなどの消耗品においては、需要間隔頻度や需要実績だけで発注数を推定するだけは、基準となる閾値が変わっていないので、納品されるまでにトナー切れになってしまうトラブルが起こる可能性は否定できない。このようなトラブルは営業を行う店舗にとっては致命的であり、最小限に抑える必要がある。
特開2001−228760号公報 特開2002−175445号公報 特開2003−316938号公報
解決しようとする問題点は、消耗品を補充する必要のある装置、例えばトナー材を補充する必要のある画像形成装置に搭載される、消耗数を検知して消耗品の管理を行う画像形成装置において、消耗品の消耗を的確に予測して、消耗品を発注する残閾値を消費量の増減に応じて的確な値に決定することができない点である。
消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置において、本発明では所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記所定の単位時間が第1の回数分連続する期間中に前記繁栄時間が所定の割合より多い場合に、その第1の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断手段と前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定手段とを有することを主要な特徴とする。
また、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置において、本発明では所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断手段と前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定手段とを有することを主要な特徴とする。
残管理プログラムは、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置のコンピュータに、所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記所定の単位時間が第1の回数分連続する期間中に前記繁栄時間が所定の割合より多い場合に、その第1の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定ステップとを実行させることを特徴とする。
また、残管理プログラムは、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置のコンピュータに、所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定ステップとを実行させることを特徴とする。
残管理方法は、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる方法において、所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記所定の単位時間が第1の回数分連続する期間中に前記繁栄時間が所定の割合より多い場合に、その第1の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を増減する残閾値決定ステップとを有することを特徴とする。
また、残管理方法は、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる方法において、所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を増減する残閾値決定ステップとを有することを特徴とする。
消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置において、本発明では所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記所定の単位時間が第1の回数分連続する期間中に前記繁栄時間が所定の割合より多い場合に、その第1の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断手段と前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を増減する残閾値決定手段とを有することを主要な特徴とするため、消耗品の消耗をより的確に予測し、消耗品を発注する残閾値を消費量の決定に応じて的確な値に決定することが可能となった。
また、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置において、本発明では所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断手段と前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定手段とを有することを主要な特徴とするため、消耗品の消耗をより的確に予測し、消耗品を発注する残閾値を消費量の増減に応じて的確な値に決定することが可能となった。
残管理プログラムは、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置のコンピュータに、所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記所定の単位時間が第1の回数分連続する期間中に前記繁栄時間が所定の割合より多い場合に、その第1の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定ステップとを実行させることを特徴とするため、消耗品の消耗をより的確に予測し、消耗品を発注する残閾値を消費量の増減に応じて的確な値に決定することが可能となった。
また、残管理プログラムは、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置のコンピュータに、所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定ステップとを実行させることを特徴とするため、消耗品の消耗をより的確に予測し、消耗品を発注する残閾値を消費量の増減に応じて的確な値に決定することが可能となった。
残管理方法は、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる方法において、所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記所定の単位時間が第1の回数分連続する期間中に前記繁栄時間が所定の割合より多い場合に、その第1の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を増減する残閾値決定ステップとを有することを特徴とするため、消耗品の消耗をより的確に予測し、消耗品を発注する残閾値を消費量の増減に応じて的確な値に決定することが可能となった。
また、残管理方法は、消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる方法において、所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を増減する残閾値決定ステップとを有することを特徴とするため、消耗品の消耗をより的確に予測し、消耗品を発注する残閾値を消費量の増減に応じて的確な値に決定することが可能となった。
消耗品を補充する必要のある装置、例えばトナー材を補充する必要のある画像形成装置に搭載される、消耗数を検知して消耗品の管理を行う画像形成装置において、消耗品の消耗をより的確に予測し、消耗品を発注する残閾値を消費量の増減に応じて的確な値に決定することを実現するために、同機器に強化学習法を用いた人工知能を搭載し、エージェント(実施例では画像形成装置)が試行錯誤しながら最適な行動(適切な時期の消耗品発注指示)を行えるようなシステムを構築することにより実現した。
本発明の実施例としての画像形成装置に関して以下に説明する。
[TD学習法]
本方法では、ターゲットとなる画像形成装置を1つのエージェントとして考え、最適な制御を学習させる強化学習法を採用する。
強化学習法とは、ある環境内におけるエージェントが、現在の状態を観測し、試行錯誤を行うことによって環境に適応した制御法を学習していく手法である。エージェントは行動を選択することで環境から報酬を得る。強化学習は一連の行動を通じて報酬が最も多く得られるような方策(policy)を学習する。
本実施例では、画像形成装置が1日動かす毎にトナーの使用量に応じて報酬を与え、その報酬が高い日や時期を学習し、消耗品としてのトナーの残量管理における最適化問題として扱う。
ここにおける報酬とは離散時間の状態や行動に対する総合的な評価を意味する。
具体的には、TD学習(Temporal Difference Learning)を利用する。これは、自分自身の評価を行い、それを更新するための手法を提案するものである。TD学習ではTD誤差と呼ばれるものを用いて、この誤差を0に近づけていくという方法で学習を進める。TD誤差とは、現在の状態の評価値と実際に行動してみて、その状態の評価が正しかったかどうかという誤差である。
最初はそれぞれの状態が評価値を決めることができないのでデフォルトで与えられている値になっている。最初の試行で報酬が与えられるまで遷移すると、報酬が与えられる状態へ遷移する状態の評価値が上がり、次の試行でその一つ前の状態の評価値が上がる。このようにTD学習では、状態の評価値は報酬が伝搬することによって更新される。
報酬の高い時期、低い時期が算出されれば、画像形成装置が自分で最適な数量を割り出し、発注の指示を送る。
[画像形成装置の構成]
図1に画像形成装置の機能ブロック図を示す。機能ブロックに関しては、残管理機能部分に係わる部分のみを示し、印刷やFAX機能などの通常の画像形成装置に備わっていて本実施例の残管理機能に関係の無い部分に関しては省略した。
本実施例の画像形成装置では、1日ごとに利用回数を集計し、繁栄日(所定の単位時間が24時間である繁栄時間)であるかどうかを判断する。
画像形成装置101は、データ入力部111、利用回数実績データベース113、利用回数分布演算部121、コントローラ123、制御装置125、消耗品残量検知部127、メモリ131、適正発注推定部133、データ出力部141からなる。
画像形成装置101は、ネットワークにより小売店端末201と接続されており、画像形成装置101が発注時期と判断すると、小売店端末201に対して、発注数を提示して発注指示を管理者に促す。
次に画像形成装置の各機能ブロックに関して個別に説明する。
データ入力部111は、過去の繁栄時間、繁栄期のデータを入力するための機能を持つ。
利用回数実績データベース113は、測定した消耗品の利用回数のデータを記録するデータベースであり、搭載される装置で実際に測定したデータを記録することと過去に他装置で測定または測定データを基に消費量を予測するのに最適化されたデータベースを記録することが可能である。
利用回数分布演算部121(繁栄時期判断手段)は、一日毎の消耗品の消費量が日ごとにどのように分布するかを演算する。
コントローラ123は周辺機器制御回路からなり、後述の制御装置125と連携して画像形成装置の各部を制御する。
制御装置125は、CPU(Central Processing Unit)からなり装置の各機能部と連携して、画像形成装置全体を制御する。
消耗品残量検知部127は、消耗品の消耗量を検知する。
メモリ131は、半導体メモリ及び磁気ディスクメモリからなり、データベースのデータや残管理のプログラムなどを記録する。
適正発注推定部133(残閾値決定手段、消耗品発注判断手段)は、利用回数分布演算部121で求められた繁栄日及び繁栄期を基に、残数閾値を決定する。また、消耗品の残量(または残数)が残数閾値に達したときに、消耗品の発注を行う。
データ出力部141は、ネットワークインターフェースであり、消耗品の発注時期であると判断した場合に、データ出力部141を経由して小売店端末201に発注指示データを送信する。
[動作のフローチャート]
図2に画像形成装置の動作の流れをフローチャートにより示す。
まず、S11でトナー残量(平均的印刷可能枚数で表す)の残数初期閾値を3000枚、報酬を決めるための基準とする日毎基準使用枚数を100枚、トナーの標準発注数を1本などを初期設定する。
S13は、S41とループの対を成し、1日ごとにループを繰り返す。
S15で、一日の終わりに当日の使用枚数及びトナー残数を集計する。
S17で、報酬を計算する。報酬は、初期設定の日毎基準使用枚数より+か−で報酬の大きさは変わってくる。
+は、1枚に付き報酬1。
−は、1枚に付き報酬−1。
として、報酬が大きいほど、利用客は多いということになる。
S19で、当日の報酬が50以上であったかどうかを判断する。報酬が50以上の場合は動作をS21に移行する。報酬が50未満の場合は、動作をS27に移行する。
S21で、報酬が50以上である当日を繁栄日として記録する。
S23で、当日まで3日以上連続で繁栄日が続いているかどうかを判断する。判断がYESの場合は動作をS25に移行する。NOの場合は動作をS27に移行する。
S25で、繁栄日が3日以上連続している当日を繁栄期として記録する。
S27で、前年のデータがあってかつ前年の同日の5日後(例えば当日が6月1日であれば昨年の6月6日)が繁栄期であったかどうかを判断する。判断がYESであれば動作をS29に移行する。判断がNOであれば動作をS31に移行する。
S29で、前年の5日後が繁栄期であれば、残数閾値をS11で設定した残数初期閾値より1000上げる。繁栄期が5日後に来ることが予測されるので、その分消費が多くなると予測されるため、残数閾値をあげて早めに発注を行う。また、発注数も同理由で増やしておく。S33(後述)で提示する発注数をS11で指定した標準発注数に1加算する。
S31で、トナー残数が、残数閾値を下回っているかどうかを判断する。判断がYESの場合は動作をS33に移行する。判断がNOの場合は動作をS41に移行してその日の動作を終了する。
S33では、トナー残数が残数閾値を下回ったため、小売端末に提示発注数を提示して、管理者に実際の発注数を入力させる。
S35で、管理者が入力した実際の発注数でトナーを発注。
S37で、提示した発注数と管理者が実際に発注した発注数が同じであったかどうかを判断する。同じであった場合は、動作をS41に移行しその日の動作を終了する。提示発注数と実際の発注数が異なる場合には、動作をS39に移行する。
S39では、管理者が発注した本数をエージェントが学習するために、まず、実際の発注数から提示発注数を引いたものを発注数差として計算して、次に標準発注数にその発注数差を加えて、標準発注数を補正する。
S41でループの下端に到達したのでS13に戻り次の日の動作を行う。
装置の停止またはリセットによりループは終了する。
初期設定値や繁栄期を判断する連続する繁栄日の日数や前年のデータで繁栄期を判断する際のリードタイム(実施例では5日)は、店舗によって変えることが出来るようにする。
初期設定は管理者が自ら行うのではなく、販売店の営業、もしくはサービスの者が行うこととする。その際、参考となる資料は、画像形成装置を設置する店舗における過去の売り上げや利用者数、印刷のカウントを参考にすることが望ましい。過去何年かの売り上げ・利用者数・印刷枚数カウントの実績については、一般の店舗なら残っていることが普通である。これらの過去のデータをデータベースに登録することにより、一年目から前年のデータを参照して動作が可能である。
[実施例の効果]
本実施例により以下の効果が得られる。
画像形成装置の消耗品であるトナーの最適な交換時期を知らせる。
コピーサービス(小売店)において、その管理者がトナーの交換時期や発注数を考える手間を省くことが可能となったので、作業の効率化、管理者の利便性が図られた。
トナー残量については、閾値を定めておき、その閾値を下回った時点で発注指示を送る。その際、利用客の多い時期は発注数を多めにするなど、画像形成装置自身が考え、分析し、発注数を割り出すことが可能となった。
思いがけない時期のトナー交換を防ぐので、トラブルを防ぐことができる。
人的にトナーの発注をかけることなく、自動的に必要な数量を割り出し発注の指示をかけるので、人件費の削減となる。
年間を通しての印刷枚数が履歴として残り、利用客の変動も一目瞭然なので、管理者の負担を削減し、快適性が向上する。
[その他]
本実施例では、繁栄日が連続した場合に繁栄期と判断したが、例えば1週間の間に例えば4日以上の繁栄日があった場合などの、単位日数内での繁栄日の割合に応じて、繁栄期を判断してもよい。その場合に、その週全部を繁栄期としてみなしてもよいし、繁栄日の日を繁栄期としてみなしてもよいし、また所定の日数ないしは、所定の数の週前から繁栄期としてみなしてもよい。
上記の場合に限らず、繁栄期を週単位や月単位などの所定の日数単位で記録および判断を行っても良い。
本実施例では、繁栄期の場合にのみ残数閾値をあげてかつ提示発注数を増やしたが、繁栄期のみならず、繁栄日にも同様に残数閾値をあげたり、提示発注数を増やしたりしても良い。また、繁栄日が無い場合に残数閾値を下げるような補正を行っても良い。
本実施例では、画像形成装置における消耗品がトナーである場合について述べたが、消耗品はトナー以外の用紙や感光体などや駆動ベルトなどであってもよい。
画像形成装置の機能構成図である(実施例1)。 画像形成装置の動作のフローチャートである(実施例1)。
符号の説明
101 画像形成装置
121 利用回数分布演算部(繁栄時期判断手段)
133 適正発注推定部(残閾値決定手段、消耗品発注判断手段)

Claims (15)

  1. 消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置において、
    所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記所定の単位時間が第1の回数分連続する期間中に前記繁栄時間が所定の割合より多い場合に、その第1の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断手段と
    前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置
  2. 請求項1の画像形成装置であって、
    前記繁栄時期判断手段は、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する
    ことを特徴とする画像形成装置
  3. 消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置において、
    所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断手段と
    前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定手段とを有する
    ことを特徴とする画像形成装置
  4. 請求項1から3のいずれかの画像形成装置であって、
    前記繁栄時期判断手段は、前記単位時間を24時間単位とする
    ことを特徴とする画像形成装置
  5. 請求項1から4のいずれかの画像形成装置であって、
    前記繁栄時期判断手段は、前記繁栄期のデータを一年分記録し、
    前記残閾値決定手段は、一年前の前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する
    ことを特徴とする画像形成装置
  6. 請求項1から5のいずれかの画像形成装置であって、
    前記残閾値決定手段は、前記繁栄期には残閾値を所定の値増やす
    ことを特徴とする画像形成装置
  7. 請求項1から6のいずれかの画像形成装置であって、
    前記残閾値決定手段は、前記繁栄期の所定の日数分前に残閾値を所定の値増やす
    ことを特徴とする画像形成装置
  8. 請求項1から7のいずれかの画像形成装置であって、
    前記残閾値決定手段は、前記繁栄時間に応じて残閾値を決定する
    ことを特徴とする画像形成装置
  9. 請求項1から8のいずれかの画像形成装置であって、
    前記消耗品の残が前記残閾値を下回った際に、発注する消耗品の発注数を判断する消耗品発注判断手段を有する
    ことを特徴とする画像形成装置
  10. 請求項9の画像形成装置であって、
    前記消耗品発注判断手段は、前記発注数を前記繁栄時間及び前記繁栄期に応じて決定する
    ことを特徴とする画像形成装置
  11. 請求項9または10の画像形成装置であって、
    前記消耗品発注判断手段は、判断した発注数を管理者に提示すると共に、管理者が指定する発注数を記録し、前記管理者の指定した発注数に基づき、次回以降の管理者に提示する発注数を増減する
    ことを特徴とする画像形成装置
  12. 消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置のコンピュータに、
    所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記所定の単位時間が第1の回数分連続する期間中に前記繁栄時間が所定の割合より多い場合に、その第1の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと
    前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定ステップとを実行させる
    ことを特徴とする残管理プログラム。
  13. 消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置のコンピュータに、
    所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと
    前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定ステップとを実行させる
    ことを特徴とする残管理プログラム。
  14. 消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置の残管理方法において、
    所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記所定の単位時間が第1の回数分連続する期間中に前記繁栄時間が所定の割合より多い場合に、その第1の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと
    前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定ステップとを有する
    ことを特徴とする残管理方法。
  15. 消耗品の消耗数または消耗量を検知して、消耗品の残が所定の残閾値を下回ったことを知らせる画像形成装置の残管理方法において、
    所定の単位時間ごとの消耗数が所定の消耗基準値より多い場合は、その所定単位時間を繁栄時間と判断し、前記繁栄時間が第2の回数分連続するときには、その第2の回数分連続する期間を繁栄期と判断する繁栄時期判断ステップと
    前記繁栄期に応じて前記所定の残閾値を決定する残閾値決定ステップとを有する
    ことを特徴とする残管理方法。
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