JPH11272754A - 顧客サービスシステムと、顧客サービスシステムに使用するための会員用記録媒体カードと、顧客サービスシステムプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

顧客サービスシステムと、顧客サービスシステムに使用するための会員用記録媒体カードと、顧客サービスシステムプログラムを記録した記録媒体

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JPH11272754A
JPH11272754A JP9687298A JP9687298A JPH11272754A JP H11272754 A JPH11272754 A JP H11272754A JP 9687298 A JP9687298 A JP 9687298A JP 9687298 A JP9687298 A JP 9687298A JP H11272754 A JPH11272754 A JP H11272754A
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customer service
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JP9687298A
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English (en)
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Makoto Watanabe
誠 渡▲なべ▼
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GS JOHO SYSTEM KK
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GS JOHO SYSTEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ポイント方式による従来の顧客サービスシステ
ムは、常連客の維持には効を奏しても顧客の拡大は期待
できない。客の紹介実績に応じて特典を付与するシステ
ムは顧客拡大を期待できるが膨大なデータを処理し切れ
ない。 【解決手段】選定したVIP会員に、当該会員が紹介し
た連れ客の一定期間内における来店実績に応じたキャッ
シュバックを当該VIP会員本人にするサービスシステ
ムであって、コンピューター17、21、31と、デー
タ入力用キーボード25やCRTモニター23、カード
発行機29等を備え、VIP会員とその連れ客について
のデータや連れ客の期間来店実績データを随時入力して
データファイルに記録させ、このデータに基づくキャッ
シュバック金額の演算やVIP会員としての資格の判定
や売上げ予測の演算等はプログラムに記録された手順に
従って自動的に行われるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の店舗、とり
わけ居酒屋とか娯楽施設店舗等比較的常連客の多い店舗
における顧客拡大を促進するための顧客サービスシステ
ム、特に、特別会員に与える特典等をコンピュータを使
用して演算等する顧客サービスシステムと、このシステ
ムに使用する会員用記録媒体カードと、このシステムに
使用するプログラムを記録した記録媒体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】今日、商品の小売店舗や飲食店やゲーム
場等において、常連客にその売上げ実績に応じた特典を
与えることで顧客の維持及び獲得を図る顧客サービスシ
ステムが知られている。例えば、来店の度に売上げ金額
に応じたポイントを付与し、このポイントの点数に応じ
た景品や割引特典あるいは催事への無料招待といった特
典を与えるというシステムがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のサービスシス
テムにおける具体的な特典の与え方には様々あるが、従
来のそれらは当該常連客本人の売上げ実績に対する特典
であることが多かった。このため、当該常連客の維持に
は効を奏することはあっても、それ以上の効用、特に、
顧客の拡大という点について効を奏することは殆ど無い
というのが実情である。
【0004】そこで、本発明者は、常連客が知り合いの
者をできるだけ多く紹介してくれたならば顧客の拡大を
確実に図ることができる点に注目し、客の紹介実績に応
じた特典を与えるサービスシステムを考えてみた。具体
的には、常連客の中から特別に選定した者を特別会員と
して登録し、この特別会員によって紹介された客、即ち
連れ客の一定期間における来店実績データを記録し、こ
の来店実績データに所定の特典料率を乗じた特典を当該
特別会員本人に与えるというシステムである。
【0005】ところが、このようなシステムを実行する
には、特別会員本人のデータと個々の特別会員に付属す
る連れ客についてのデータ等膨大なデータを随時記録
し、一定期間経過の時点でそれらデータを集計して特典
値を計算したりする非常に煩雑な管理が必要になる。し
かも、特別会員による連れ客紹介量が期待以上に上がら
なかった場合は、その特別会員としての資格を取り消す
処理も必要であるから、管理のために要する作業は極め
て面倒なものになってしまい、ややもすると、計算ミス
等が生じて特別会員の期待を裏切ってしまうことも起こ
りかねない。
【0006】本発明は上記した従来の問題点に鑑みて為
されたものであり、常連客本人の維持に限らず、当該常
連客による顧客の拡大作用を十分期待できるシステムで
あって、このシステムを実行する上で必要な膨大なデー
タ処理を容易に行うことができる顧客サービスシステム
を提供することを目的とする。また、本発明は、上記し
た顧客サービスシステムに使用して効果的な会員用記録
媒体カードを提供することを目的とする。更に、本発明
は、上記した顧客サービスシステムに使用するプログラ
ムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明顧客サービスシステムは、任意に選定した特
別会員に対し、当該特別会員によって紹介された連れ客
の一定の測定期間における期間来店実績データに応じた
特典を与えるための顧客サービスシステムであって、特
別会員を識別できる特別会員識別データや当該特別会員
に付属する連れ客の識別データ及びその期間来店実績デ
ータを含む各種データと所要の実行命令を入力する入力
手段と、少なくとも上記データの入力に必要な入力画面
や後記する演算及び判定の結果を表示する表示手段と、
記憶手段と、演算手段とを備えており、記憶手段には、
少なくとも前記各種データと特別会員資格条件を記録す
るデータファイルと前記期間来店実績データに基づいて
所定の特典を演算する演算式及び特別会員資格条件の有
無を判定する判定式を含むシステムファイルとを記憶さ
せておき、演算手段には特典値演算実行命令に従って上
記演算式と期間来店実績データを読み出して特典値を求
める演算と判定実行命令に従って上記判定式と期間来店
実績データを読み出して特別会員資格条件の有無の判定
を行わせるようにしたものである。
【0008】即ち、本発明顧客サービスシステムにあっ
ては、特別会員自身は必ずしも足繁く店舗に通うことを
要さず、知り合いの者にその店舗を利用するように紹介
するだけで済み、そのようにして紹介された連れ客の実
績に応じた特典を特別会員本人が手にすることができ
る。従って、従来のシステムのように常連客本人が必ず
しも直接客になる必要がないために、本人に無理な経済
的負担を強いることは無い。そして店舗側においては、
常連客の維持が期待できる上に、顧客の拡大も十分期待
できる。そして、このシステムを管理する者が行うべき
主たる作業は、特別会員やその連れ客についてのデータ
と、連れ客が来店した度に行う売上げの入力だけであっ
て、増大して行く膨大なデータの処理、特に、特典の計
算や特別会員の資格の判定といった作業は簡単な実行命
令だけで遂行されるので、特別な手間がかかる虞れは無
く、計算ミスが生じることも無い。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載した顧
客サービスシステムに、売上げ予測機能を持たせたもの
であり、このようにすることで、経営戦略の立案を助け
ることができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2に記載
した顧客サービスシステムにおいて、特別会員資格条件
を測定期間内における連れ客の所定の来店回数とし、特
別会員に与えられる特典には連れ客の測定期間内売上金
額に応じたキャッシュバックを含むようにしたものであ
る。特別会員資格条件とその特典をこのように規定すれ
ば、特別会員による連れ客紹介を一層促すことになるの
で、顧客拡大の効果を更に期待できる。
【0011】請求項4の発明は、請求項1から3に記載
した顧客サービスシステムのいずれかにおいて、特別会
員資格条件の具体的な値と、特典を演算する演算式に用
いる特典の料率は、任意に変更できるようにしたもので
あって、このようにすることで、このシステムの汎用性
を広げることができる上に、季節変動その他の変動要素
を勘案した顧客サービスを行うことができる。
【0012】請求項5の発明は、請求項1から4に記載
した顧客サービスシステムのいずれかにおいて、特別会
員向けの会員用記録媒体カードを発行するためのカード
発行手段を備えたものである。また、請求項6の発明
は、請求項5に記載した顧客サービスシステムに使用す
るための会員用記録媒体カードであって、少なくとも特
別会員本人を識別できる特別会員識別データと当該特別
会員に付属する連れ客の期間来店実績データと現在の特
典を含む各種データを磁気信号により記録する記録部
と、この記録部に記録されたデータのうち少なくとも上
記各データを表示する表示部とを備えたことを特徴とす
る。従って、特別会員に連れ客紹介の意識付けを行うこ
とができる。
【0013】請求項7の発明は、上記した顧客サービス
システムに使用するプログラムを記録した記録媒体であ
る。具体的には、任意に選定した特別会員によって紹介
された連れ客の一定の測定期間における期間来店実績デ
ータの記録やこの記録された期間来店実績データに応じ
た特別会員に対する特典の演算等をコンピューターによ
って処理するための顧客サービスシステムプログラムを
記録した記録媒体であって、少なくとも、特別会員を識
別できる特別会員識別データと当該特別会員に付属する
連れ客の識別データ及びその期間来店実績データと特別
会員資格条件を記録するデータファイルと、少なくとも
所定の特典を演算する演算式及び特別会員資格条件の有
無を判定する判定式を含み演算実行命令に従い上記演算
式と期間来店実績データを読み出して特典値の演算を行
う手順と判定実行命令に従い上記判定式と期間来店実績
データを読み出して特別会員資格条件の有無を判定する
判定手順を記録したシステムファイルとを備えたことを
特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態に係
る顧客サービスシステムと、この顧客サービスシステム
に使用する会員カード及び顧客サービスシステムプログ
ラムを図面に従って説明する。
【0015】先ず、この実施の形態に示す顧客サービス
システムの概要を説明する。このシステムは、飲食店、
特に、居酒屋等比較的固定客の多い店舗における顧客拡
大を促進するのに適したものである。店舗管理者は、最
初、従来の顧客又は何らかの関係によって知り得ている
者の中から任意の数のVIP会員(特別会員)を選定す
る。このVIP会員の数や選定の基準についてはシステ
ム上特に制約は無いが、システムがより高い効果を上げ
るためには交際範囲の広い者を優先させるのが望まし
い。また、VIP会員の選定は、一つところに片寄らな
いように広く分散するよう配慮する。
【0016】選定したVIP会員には、一定の条件に従
って2つの特典が与えられる。この条件とは、週単位で
設定される一定の測定期間(例えば8週)内に当該VI
P会員が1週平均規定人数以上(例えば3人以上)の客
を紹介するか又は紹介済みの客(以下「連れ客」と言
う。)が、延べ、1週平均規定回数以上来店することで
ある。従って、同一の連れ客が1週間に規定回数来店し
た場合でもこの条件を満たすことになる。このようにし
てVIP会員が直接的又は間接的に当該店舗の顧客拡大
に貢献した代償として2つの特典が付与される。その一
つは、VIP会員自身の飲食代が1,000円とか2,
000円といった少額で一定のポッキリ金額で済むこと
であり、もう一つは、そのVIP会員の連れ客について
の売上げ金額の一部を所定の料率でVIP会員にキャッ
シュバックするというものである。
【0017】このシステムにおいては、上記した条件及
び特典等は店舗管理者が任意に設定できるようにしてあ
る。即ち、測定期間は12週以内で設定し、設定された
測定期間内に必要な連れ客の規定回数、ポッキリ金額、
キャッシュバックの料率は店舗管理者が任意に設定す
る。そして、VIP会員には読み書き可能な会員カード
1(図2参照)を発行して、随時、現在の連れ客の来店
回数やキャッシュバック金額等を知らせ、あるいは、現
状のままでは会員資格の更新が困難であることを認識さ
せることで、更なる顧客の紹介を促す。
【0018】また、このシステムにおいては、当期のV
IP会員や連れ客の来店実績から次期の売上げ予測を演
算できるように構成されていて、経営戦略の立案にも役
立つようにしてある。
【0019】以下、このようなシステムの詳細を図面に
従って説明する。便宜上、システム構成の説明に先立っ
て、個々のVIP会員ごとに作成する会員ファイル3に
ついて説明する(図3、図4参照)。この会員ファイル
3には、そのVIP会員自身のデータの他に、当該VI
P会員によって紹介された「連れ客」の売上げデータも
記録する。各種のデータが記録済みの会員ファイル3の
一例を図4に示す。
【0020】VIP会員自身のデータとしては、会員番
号、カード発行、登録日、有効/無効、測定期間、次回
更新、氏名、生年月日、住所、電話番号、勤務先、振込
み口座、当期本人の売上げであり、勤務先については、
名称、所在地、電話番号が付属する。これら項目のう
ち、対応する表示欄を太い実線で示したものは入力項目
であり、細い実線で示したものは他の項目が入力される
ことで自動的に演算された結果が表示される項目であ
る。
【0021】「会員番号」には「ダイヤモンド」、「ゴ
ールド」、「シルバー」の3種類のランクを選択的に冠
記する。この選択は入力欄5の右端にあるアイコンを操
作することで行う。「測定期間」とは週単位で設定され
る期間(図4には、この測定期間を8週に設定した場合
のものを示してある)であって、VIP会員に付属する
連れ客の来店実績を計測する期間のことである。この測
定期間の始期はVIP会員全員について同じであり、測
定期間についても一律に適用される。測定期間の始期は
入力項目であり、終期は始期と測定期間から演算されて
自動的に表示される。
【0022】「有効/無効」とは、一旦VIP会員にな
った者の資格が現在有効であるか無効であるかを表示す
るもので、後述する資格更新の可否が「可」とされれば
有効と表示され、「否」とされれば無効と表示される。
「次回更新日」とは、当期を資格有効のまま終えた会員
について、次回の測定期間当初において会員資格を更新
すべき日のことであり、会員カードにも印字されて会員
の注意を喚起する。「振込み口座」は、キャッシュバッ
ク金額を振り込む口座を記録するためのものである。
【0023】「当期本人の売上げ」欄とは、当該VIP
会員自身の来店時における売上げ金額を入力する項目で
あって、VIP会員資格が有効の場合は表示欄7にポッ
キリ金額が自動的に表示され(図4はこの場合の例を示
してある)、無効の場合は実際の売上金額を入力する。
【0024】会員ファイル3のうち、連れ客に関するデ
ータとしては、当期連れ客の売上げ入力欄9、週別デー
タ表示欄11、当期連れ客述べ人数表示欄13、当期連
れ客売上げ合計表示欄15であり、当期連れ客の売上げ
入力欄9だけが入力項目で、そのほかの項目は、当期連
れ客の売上げ入力欄9に随時入力されて行くデータが自
動的に演算された結果の数値が表示される自動表示項目
になっている。当期連れ客の売上入力欄9のうち、会員
番号入力欄には、連れ客に付与されている会員番号又は
※印を入力する。※印は当該連れ客に会員番号(VIP
会員としての番号では無い)が付与されていない場合に
入力する。この会員番号又は※印を入力すると、来店日
が自動表示される。そして、当該連れ客の当日の売上金
額を入力する。
【0025】このような会員ファイル3はCRTモニタ
ーの画面に表示され、入力を行うときは、当該入力項目
の文字を上から軽く押す(実際にはタッチパネルを押
す。以下、同じ。)ことで選択し、それによって当該入
力欄にカーソルが点滅し、その状態でキーボードを操作
して入力を行う。
【0026】新規の会員ファイル3にデータを入力した
場合、又は、入力済みのファイルにデータを追記した場
合は「データ更新登録」を押すことでデータが記録され
る。また、この会員ファイル3の表示を終わらせるとき
は「閉じる」を押す。会員カード1を発行するときは、
後述するカード読み書き手段に会員カード1をセットし
た後「カード発行」を押すと会員カード1に所要の事項
が印刷される。
【0027】店舗においては、VIP会員やその連れ客
が来店した度に、該当する会員ファイル3を呼び出して
売上を入力し、測定期間が終わった時点で、キャッシュ
バックを行う。例えば、図4に示す会員ファイル3の場
合、キャッシュバックの料率は8パーセントに設定され
ており、従って、このままで今の測定期間を終了した場
合は、当期連れ客売上げ合計112,500円の8パー
セントである9,000円がVIP会員にキャッシュバ
ックされる。尚、このVIP会員は、1週平均3名以上
の連れ客来店という条件を満たしているので、当期終了
時点での資格更新は「可」になる。この「可」は、条件
を満たしているか否か自動的に演算されて表示される。
【0028】図1は本スシステムのシステム構成を示す
ものである。同図において、17はROM(リードオン
リーメモリ)を示し、ROM17にはシステムの全体を
制御するための基本プログラム(略称BIOS)が記憶
されている。19はハードディスク等から成る外部記憶
装置を示し、外部記憶装置19には、オペレイティング
・システム・プログラム(略称OS)の他に、顧客サー
ビスシステムプログラムがインストールされる。この顧
客サービスシステムプログラムは、前記した各種の入力
項目や設定条件等のデータを随時書き込むための記録テ
ーブルを備えたデータファイルや、そのデータファイル
中のデータや随時入力されたデータ等を処理して必要な
演算等を行うためのシステムファイル等が含まれる。
【0029】21はCPU(中央演算処理装置)を示
し、システム全体についての制御命令や、システムファ
イルの中の演算式を使用した各種の演算等を行う。23
は出力手段を示し、CPU21に接続されたCRTモニ
ターやプリンタ等から成り、会員ファイル3や後述する
各種の画面はこのCRTモニターに表示される。25は
CPU5に接続された入力手段を示し、CRTモニター
の画面に装着されたタッチパネルや、CPUに接続され
たキーボード等によって構成される。27は指紋照合手
段を示す。この指紋照合手段27は、来店した客がVI
P会員であるか否かを識別するためのもので、CPU2
1に接続されている。
【0030】29はCPU21に接続されたカード読み
書き手段を示す。このカード読み書き手段29は会員カ
ード1に所要のデータを記録したり、会員カード1に記
録されているデータを読み取ったりするものである。3
1はRAM(ランダムアクセスメモリ)を示し、RAM
31には、システムファイルのプログラム及びデータフ
ァイルのデータと、入力手段25や指紋照合手段27、
カード読み書き手段29から入力されたデータ等の他、
CPU21が演算した演算結果等が一時的に記録され
る。前記ROM17とCPU21とRAM31とにより
マイクロコンピュータが構成される。
【0031】以上のシステム構成を装置化するには、汎
用の所謂パーソナルコンピューターに指紋照合手段やカ
ード読み書き手段等を接続した形にするか、又は、これ
ら指紋照合手段やカード読み書き手段等をコンピュータ
ーと一体的に組み込んだ形にする。
【0032】前記したように、VIP会員に対しては会
員カード1が発行される。この会員カード1は、液晶表
示窓1aと、受光窓1bと、図示しない光起電素子及び
電子回路を備え、裏面には図示しない磁気記録面が設け
られている。会員カード1の表面には「会員番号」と「氏
名」及び「入会日」が印刷表示され、上記液晶表示窓1a
には「次回更新日」の日付と「当期ご紹介客」の人数
と、キャッシュバック金額としての「当期還元額」が表
示される。
【0033】データファィルは、入力画面としての会員
ファイルや各種の条件設定画面等における入力データや
集計データ、演算結果等を書き込むための記録テーブル
と、会員カードを発行する際の出力書式等を備えてい
る。
【0034】図13は、以上のような内容の顧客サービ
スシステムにおける各種のデータ記録作業や演算作業
を、図1に示すシステム構成を用いて実行するためのプ
ログラムのフローチャート図であり、その処理の概要は
次の通りである。
【0035】オペレイティング・システムとシステムフ
ァイルのシステムを立ち上げると、図5に示す「作業メ
ニュー」画面がCRTモニターに表示される(ステップ
101)。(以下、表示とはCRTモニターへの表示を
意味する)。この作業メニューには「新規入力」、「呼
出し」、「条件の設定」、「売上げ予測」、「終了」の
5種類あり、オペレーターはこれらのうちの所望のもの
を選択する。この選択は所望の作業メニューの文字を押
すことで行う。
【0036】作業メニューの中の「新規入力」を選択す
ると(ステップ102)、システムファイルの「新規入
力フロー」が立ち上がって(ステップ103)、図3に
示す状態の会員ファイル3(データが入力されていない
ファイル)が表示される。新規の会員ファイルの作成
(前記したVIP会員自身のデータ等の入力)はこの状
態で行う。
【0037】作業メニューが表示されている状態から、
カード読み書き手段に会員カード1が挿入されると(ス
テップ104)、その会員カード1に記録されている会
員番号や氏名等会員を特定するためのデータ信号が読み
取られてCPU21に入力され、その会員番号等に対応
した会員ファイル3が表示される(ステップ105)。
この会員ファイル3は、当然、図4に示すように所要の
データが記録済みの形で出力される。また、作業メニュ
ーの中の「呼出し」を選択すると(ステップ106)、
図6の「呼出し」画面が表示され(ステップ107)、
ここで、会員番号又は氏名を入力して(ステップ10
8)から「呼出」を押すと、当該会員番号又は氏名に対
応した会員ファイル3が表示される(ステップ10
5)。
【0038】このステップ105から、いずれかの売上
げデータ入力欄7又は9が選択されると、「売上げデー
タ入力フロー」が立ち上がって(ステップ109)、入
力されるデータを処理する。この「売上げデータ入力フ
ロー」は、新規入力が行われている状態から売上げデー
タ入力欄7又は9が選択された場合(ステップ110)
も同様に立ち上がる。この売上げデータ入力フローにつ
いては後述する。尚、一旦選択した「呼出し」作業を中
止するときは「キャンセル」を押し、そうすると、ステ
ップ101に戻って作業メニューが表示される。
【0039】作業メニューの中の「条件の設定」を選択
すると(ステップ111)、「設定フロー」が立上り
(ステップ112)、図7の「条件の設定」画面が表示
される。この画面には前記した4つの設定「キャッシュ
バック率の設定」、「測定期間の設定」、「必要連れ客
数の設定」、「ポッキリ金額の設定」の4つの設定項目
が用意されていて、オペレーターはこの中から所望の項
目を選択する。これら項目の意味は前記した通りであ
る。
【0040】ここで「キャッシュバック率の設定」を選
択すると、図8に示す設定画面が表示され、「測定期間
の設定」を選択すると図9に示す設定画面が、「必要連
れ客数の設定」を選択すると図10に示す設定画面が、
「ポッキリ金額の設定」を選択すると図11に示す設定
画面がそれぞれ表示されるので、該当する入力欄に数値
を入力してから「OK」を押すことで設定が完了する。
尚、ポッキリ金額の設定については、会員のランクごと
に設定するようになっている。
【0041】作業メニューの中の「売上げ予測」を選択
すると(ステップ113)、システムファイルの「売上
げ予測演算フロー」が立ち上がって(ステップ11
4)、図12に示す「売上げ予測」画面が表示される。
この売上げ予測画面には、当期実績を示すデータとして
の「期間当初のVIP会員数A」、「ノルマを達成した
会員数C」即ち、前記設定条件を満たしたVIP会員の
数、「連れ客達成率B」即ち、期間当初のVIP会員の
うち設定条件を満たした会員の割合、「連れ客延べ人数
D」即ち、VIP会員に付属する連れ客の延べ来店総
数、「連れ客売上げ総合計K」、「連れ客一人当り平均
売上げG」が自動的に演算されて表示される。
【0042】売上げ予測画面の中の「予測反復率E」は
入力項目であって、当期終了時において有効なVIP会
員に付属する連れ客の反復率を予測して入力する。この
画面の中の測定期間表示欄には当期であるところの測定
期間が自動表示される。また、この画面の中の「反復期
待連れ客数F」即ち、次の測定期間における連れ客の延
べ総来店数と、「予測売上げ金額H」即ち、次の測定期
間におけるVIP会員付帯の総売上げ金額は、上記「予
測反復率E」の入力に従って自動的に演算されて表示さ
れる。この画面が表示されている状態から「閉じる」を
押すと作業メニューの表示に戻る。
【0043】次に、「売上げデータ入力フロー」を説明
する(図14参照)。 ステップ201…「選択された入力欄は会員本人の欄か
?」即ち、いま売上げ金額を入力しようとして選択した
売上げ入力欄が「当期本人の売上げ」か「当期連れ客の
売上げ」かを判断する。「当期本人の売上げ」であれば
ステップ202へ進み、「当期連れ客の売上げ」であれ
ばステップ207へ進む。
【0044】ステップ202…「資格は有効か?」即
ち、そのVIP会員の資格が現在有効か否か確認する。
有効であればステップ203へ進み、無効であればステ
ップ205へ進む。 ステップ203…「本人のポッキリ金額を読み出して本
人の売上げ記録テーブルに書き加え、表示欄に表示す
る」この会員のランクに応じたポッキリ金額をデータフ
ァイルから読み出して、それをデータファイルの所定の
欄に記録し、且つ、画面に表示し、ステップ204へ進
む。
【0045】ステップ204…「本人売上げ記録テーブ
ルの全ての売上げデータを加算して合計金額欄に書き込
み、表示欄に表示する」つまり、ステップ203で書き
加えられた売上げを含む全ての売上げ金額を加算した合
計金額を当該記録テーブルの所定の欄に記録し、画面の
表示欄7aに表示する。
【0046】ステップ205…「売上げ金額を入力」V
IP会員の資格が無効であるためにポッキリ金額での自
動入力はされないので、実際の売上げ金額の入力を受け
付け、ステップ206へ進む。 ステップ206…「その金額を本人売上げ記録テーブル
に書き足し、表示欄7aに表示する」そして、ステップ
204へ進む。
【0047】ステップ207…「売上げ金額を入力」ス
テップ201において当期連れ客の売上げ欄が選択され
たときはこのステップ207に進み、ここで、連れ客の
売上げ金額が入力され、この後はステップ216まで順
次続く。
【0048】ステップ208…「その金額を連れ客売上
げ記録テーブルに書き足し、表示欄に表示する」つま
り、ステップ207で書き加えられた売上げを含む全て
の売上げ金額を加算した合計金額を当該記録テーブルの
所定の欄に記録し、且つ、画面の表示欄9に表示する。
【0049】ステップ209…「連れ客の売上げ記録テ
ーブル全ての金額を加算した売上げ合計kを当期連れ客
売上げ合計欄に書き込み、延べ人数mを当期連れ客延べ
人数欄に書き込み、表示欄に表示する」即ち、当該VI
P会員に付属する全ての連れ客によるこれまでの全ての
売上げの合計金額kを演算して記録と画面表示(会員フ
ァイル3の中の当期連れ客売上げ合計欄15への表示)
を行うと共に、当該VIP会員に付属する全ての連れ客
の延べ来店回数を演算して記録と画面表示(会員ファイ
ル3の中の当期連れ客延べ人数欄13への表示)を行
う。
【0050】ステップ210…「本日が含まれる測定週
を読み出し、この週における連れ客の人数と売上げ金額
を週単位記録テーブルの該当週欄に書き込み、表示欄
(週別データ表示欄11)に表示する」これは連れ客の
実績を週単位で記録するための処理である。
【0051】ステップ211…「本人のキャッシュバッ
ク率zを読み出し、当期連れ客売上げ合計kを読み出
し、次式によりキャッシュバック金額bを演算し、この
金額bを当期キャッシュバック金額欄に書き込み、表示
欄に表示する。 b=k×z」即ち、ここではキャッシ
ュバック金額の演算が行われる。尚、このキャッシュバ
ック金額は当該VIP会員の会員カードにも更新記録さ
れる。
【0052】ステップ212…「期末処理命令が入力さ
れたか?」現在の測定期間の末日が本日であるときは、
キーボードの操作により期末処理命令を入力することで
資格更新の可否を自動演算するステップ213以降へ進
む。この命令が入力されないときは「RET」ステップ
へ進む。
【0053】ステップ213…「連れ客売上げ記録テー
ブルから延べ人数mと経過週数wを読み出し次式の演算
を行い平均紹介数s´を求める。 m÷w=s´」これ
により、いま現在における設定条件の達成状況が演算さ
れる。 ステップ214…「必要連れ客数sを読み出す」現在設
定されている必要連れ客数sをデータファイルから読み
だす。
【0054】ステップ215…「s´≧sか?」ステッ
プ213で演算した現在の平均紹介数s´が必要連れ客
数s以上であるかを判断し、s´≧sで無いときは条件
を達成できなかったので資格更新は不可とされ「RE
T」へ進む。s´≧sであるときはステップ216へ進
む。 ステップ216…「資格更新の可否欄に「可」と記録
し、画面の資格更新の可否欄に「可」と表示する」この
資格更新が「可」になった場合は、当該会員ファイルの
次回更新日に日付が表示されると共に、会員カード1に
もその次回更新日が書き込まれる。 以上の処理が終了すると、「RET」ステップへ進む。
【0055】次に、「売上げ予測演算フロー」の詳細を
説明する(図15参照)。このフローが立ち上がると、
図12に示す売上げ予測画面が表示されると共に、ステ
ップ306までの処理が自動的に実行される。 ステップ301…期間当初において有効なVIP会員数
Aを検索して売上げ予測画面の「期間当初のVIP会員
数」の表示欄に表示する。
【0056】ステップ302…現在においてVIP会員
資格更新「可」の会員数Cを検索してワーキングエリア
に書き出すと共に、画面の中の「ノルマを達成した会員
数」の表示欄に表示する。
【0057】ステップ303…上記値AとCを読み出し
て次式により得た連れ客達成率B(%)を、画面の中の
「連れ客達成率」の表示欄に表示する。 B=C÷A
【0058】ステップ304…現在においてVIP会員
資格更新「可」の全会員に対応する全連れ客の延べ人数
を読み出して合計した「連れ客延べ人数D」を演算し、
それをワーキングエリアに書き込むと共に、画面の中の
「連れ客延べ人数」の表示欄に表示する。
【0059】ステップ305…現在においてVIP会員
資格更新「可」の会員に対応する連れ客の売上げ合計金
額を読み出して「連れ客売上げ総合計K」を演算し、そ
れをワーキングエリアに書き込むと共に、画面の中の
「連れ客売上げ総合計」の表示欄に表示する。
【0060】ステップ306…次式により「連れ客一人
当り平均売上げG」を演算してワーキングエリアに書き
込むと共に「連れ客一人当り平均売上げ」の表示欄に表
示する。 G=K÷D
【0061】ステップ307…予測反復率Eを入力す
る。この予測値は、忘新年会シーズン等の季節変動と
か、顧客の転勤状況等を考慮して入力する。
【0062】ステップ308…次式により「反復期待連
れ客数F」を演算してワーキングエリアに書き込むと共
に「反復期待連れ客数」の表示欄に表示する。F=D×
E。
【0063】ステップ309…次式により「予測売上げ
金額H」を演算してワーキングエリアに書き込むと共に
「予測売上げ金額」の表示欄に表示する。H=C×F×
【0064】ステップ310…予測反復率が変更された
か? 予測反復率が変更されたときはステップ308に
戻って「反復期待連れ客数」を演算し直し、ステップ3
09で「予測売上げ金額」を演算し直す。
【0065】ステップ311…閉じるか? この画面の
「閉じる」が選択されたときは「RET」ステップへ進
んでこのフローを閉じる。尚、この画面中の「測定期間
(週数)」と「4週当り金額」は自動表示項目である。
【0066】以上、本発明の実施の形態について詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設
計の変更などがあっても本発明に含まれる。特に、本発
明は、居酒屋等に限らず、カラオケボックスやラーメン
屋等比較的常連客の多い様々な店舗における顧客サービ
スシステムに適用することができる。
【0067】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載した顧客
サービスシステムによれば、特別会員は必ずしも足繁く
店舗に通うことを要さず、知り合いの者にその店舗を利
用するように紹介するだけで済み、そのようにして紹介
された連れ客の実績に応じた特典を手にすることができ
る。従って、従来のシステムのように常連客本人が直接
客になる必要がないために、本人に無理な経済的負担を
強いることは無い。そして店舗側においては、常連客の
維持が期待できる上に、顧客の拡大も十分期待できる。
そして、このシステムを管理する者が行うべき主たる作
業は、特別会員やその連れ客についてのデータと、少な
くとも連れ客が来店した度に行う売上げの入力等簡単な
処理だけであって、増大して行く膨大なデータの処理、
特に、特典の計算や特別会員の資格の判定といった作業
は簡単な実行命令だけで遂行されるので、特別な手間が
かかる虞れは無く、計算ミスが生じることも無い。
【0068】請求項2の発明によれば、次の測定期間に
おける売上げの予測を行うことができるので、経営戦略
の立案に大いに役立つ。
【0069】請求項3の発明は、特別会員資格条件を測
定期間内における連れ客の所定の来店回数とし、特別会
員に与えられる特典には連れ客の測定期間内売上金額に
応じたキャッシュバックを含むようにしたものであるか
ら、特別会員による連れ客紹介を一層促すことになるの
で、顧客拡大の効果を更に期待できる。
【0070】請求項4の発明によれば、特別会員資格条
件の具体的な値と、特典を演算する演算式に用いる特典
の料率は、任意に変更できるようにしたものであるか
ら、このシステムの汎用性を広げることができる上に、
季節変動その他の変動要素を勘案した顧客サービスを行
うことができる。
【0071】請求項5の発明又は請求項6の発明によれ
ば、特別会員に連れ客紹介の意識付けを強く行うことが
できる。
【0072】請求項7の発明によれば、簡単な管理だけ
で顧客の拡大効果を期待できる顧客サービスシステム
を、大量に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る顧客サービスシステ
ムのシステム構成図である。
【図2】図1のシステム構成に用いる会員カードの一例
を示す平面図である。
【図3】図1のシステム構成によって表示される会員フ
ァイルの画面を示す図である。
【図4】図3に示す会員ファイルに所要のデータが入力
された状態を示す図である。
【図5】図1のシステム構成によって表示される作業メ
ニュー画面を示す図である。
【図6】図1のシステム構成によって選択された呼出し
作業に従って表示される呼出し画面を示す図である。
【図7】図1のシステム構成によって選択された条件の
設定作業に従って表示される条件選択画面を示す図であ
る。
【図8】図1のシステム構成によって表示されるキャッ
シュバック率の設定画面を示す図である。
【図9】図1のシステム構成によって表示される測定期
間の設定画面を示す図である。
【図10】図1のシステム構成によって表示される必要
連れ客数の設定画面を示す図である。
【図11】図1のシステム構成によって表示されるポッ
キリ金額の設定画面を示す図である。
【図12】図1のシステム構成によって表示される売上
げ予測画面を示す図である。
【図13】図1のシステム構成によって実行される処理
フローの概要を示す図である。
【図14】図1のシステム構成によって実行される売上
げデータ入力フローを示す図である。
【図15】図1のシステム構成によって実行される売上
げ予測演算フローを示す図である。
【符号の説明】 1 会員用記録媒体カード 19 記憶手段 21、31 演算手段 23 表示手段 25 入力手段 29 カード発行手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意に選定した特別会員に対し、当該特別
    会員によって紹介された連れ客の一定の測定期間におけ
    る期間来店実績データに応じた特典を与えるための顧客
    サービスシステムであって、少なくとも特別会員を識別
    できる特別会員識別データと当該特別会員に付属する連
    れ客の識別データ及びその期間来店実績データを含む各
    種データと所要の実行命令を入力する入力手段と、少な
    くとも上記データの入力に必要な入力画面と後記演算及
    び判定の結果を表示する表示手段と、少なくとも前記各
    種データと特別会員資格条件を記録するデータファイル
    と前記期間来店実績データに基づいて所定の特典を演算
    する演算式及び特別会員資格条件の有無を判定する判定
    式を含むシステムファイルとを記憶した記憶手段と、特
    典値演算実行命令に従って上記演算式と期間来店実績デ
    ータを読み出して特典値を求める演算と判定実行命令に
    従って上記判定式と期間来店実績データを読み出して特
    別会員資格条件の有無の判定を行う演算手段とを備えた
    ことを特徴とする顧客サービスシステム。
  2. 【請求項2】任意に選定した特別会員に対し、当該特別
    会員によって紹介された連れ客の一定の測定期間におけ
    る期間来店実績データに応じた特典を与えるための顧客
    サービスシステムであって、少なくとも特別会員を識別
    できる特別会員識別データと当該特別会員に付属する連
    れ客の識別データ及びその期間来店実績データを含む各
    種データと所要の実行命令を入力する入力手段と、少な
    くとも上記データの入力に必要な入力画面と後記演算及
    び判定の結果を表示する表示手段と、少なくとも前記各
    種データと特別会員資格条件を記録するデータファイル
    と前記期間来店実績データに基づいて所定の特典及び売
    上げ予測を演算する演算式及び特別会員資格条件の有無
    を判定する判定式を含むシステムファイルとを記憶した
    記憶手段と、特典値演算実行命令に従って上記演算式と
    期間来店実績データを読み出して特典値を求める演算及
    び売上げ予測演算実行命令に従って上記演算式と期間来
    店実績データを読み出して売上げ予測を求める演算と判
    定実行命令に従って上記判定式と期間来店実績データを
    読み出して特別会員資格条件の有無の判定を行う演算手
    段とを備えたことを特徴とする顧客サービスシステム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載した顧客サービスシ
    ステムにおいて、特別会員資格条件は測定期間内におけ
    る連れ客の来店回数であり、特別会員に与えられる特典
    には連れ客の測定期間内売上金額に応じたキャッシュバ
    ックを含むことを特徴とする顧客サービスシステム。
  4. 【請求項4】請求項1から3に記載した顧客サービスシ
    ステムのいずれかにおいて、特別会員資格条件の具体的
    な値と、特典を演算する演算式に用いる特典の料率は、
    任意に変更できるようにしたことを特徴とする顧客サー
    ビスシステム。
  5. 【請求項5】請求項1から4に記載した顧客サービスシ
    ステムのいずれかにおいて、特別会員向けの会員用記録
    媒体カードを発行するためのカード発行手段を備えたこ
    とを特徴とする顧客サービスシステム。
  6. 【請求項6】請求項5に記載した顧客サービスシステム
    に使用するための会員用記録媒体カードであって、少な
    くとも特別会員本人を識別できる特別会員識別データと
    当該特別会員に付属する連れ客の期間来店実績データと
    現在の特典を含む各種データを磁気信号により記録する
    記録部と、この記録部に記録されたデータのうち少なく
    とも上記各データを表示する表示部とを備えたことを特
    徴とする顧客サービスシステムに使用するための会員用
    記録媒体カード。
  7. 【請求項7】任意に選定した特別会員によって紹介され
    た連れ客の一定の測定期間における期間来店実績データ
    の記録やこの記録された期間来店実績データに応じた特
    別会員に対する特典の演算等をコンピューターによって
    処理するための顧客サービスシステムプログラムを記録
    した記録媒体であって、少なくとも、特別会員を識別で
    きる特別会員識別データと当該特別会員に付属する連れ
    客の識別データ及びその期間来店実績データと特別会員
    資格条件を記録するデータファイルと、少なくとも所定
    の特典を演算する演算式及び特別会員資格条件の有無を
    判定する判定式を含み演算実行命令に従い上記演算式と
    期間来店実績データを読み出して特典値の演算を行う手
    順と判定実行命令に従い上記判定式と期間来店実績デー
    タを読み出して特別会員資格条件の有無を判定する判定
    手順を記録したシステムファイルとを備えたことを特徴
    とする顧客サービスシステムプログラムを記録した記録
    媒体。
JP9687298A 1998-03-25 1998-03-25 顧客サービスシステムと、顧客サービスシステムに使用するための会員用記録媒体カードと、顧客サービスシステムプログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11272754A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010100436A (ko) * 2000-05-02 2001-11-14 이원용 전자상거래에서 평생 회원에 대한 현금 지급 서비스 방법
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US6881148B2 (en) 2000-11-09 2005-04-19 Konami Computer Entertainment Studios, Inc. Net game system, processing method for playing net game, and computer-readable storage medium for storing program for playing net game
JP2021149065A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 株式会社第一興商 カラオケ装置

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